JP7343886B2 - 研磨ヘッド及び研磨装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の研磨ヘッド2および研磨ヘッド2を備える研磨装置1の概略を示す図である。研磨装置1は、主として、ウェハWの裏面を保持する研磨ヘッド2と、ウェハWを研磨するための研磨パッド3を貼り付けた回転可能な定盤4と、研磨パッド3上にスラリ(研磨粒子を含んだ研磨液)を供給するためのスラリ供給部5と、を備える。
本発明の第1の実施の形態は、中心線axを含む面で切断したときの断面形状が略矩形形状である略円環形状のクッション材28及び枠部29を有するウェハ保持部27を有したが、ウェハ保持部の形態はこれに限られない。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態に対してクッション材及び枠部の形状が異なる形態である。第1の実施の形態と第3の実施の形態との差異はウェハ保持部のみであるため、以下第3の実施の形態にかかるウェハ保持部27Bを有する研磨ヘッド2Bについて説明し、その他の部分については説明を省略する。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態に対してクッション材及び枠部の形状が異なる形態である。第1の実施の形態と第4の実施の形態との差異はウェハ保持部のみであるため、以下第4の実施の形態にかかるウェハ保持部27Cを有する研磨ヘッド2Cについて説明し、その他の部分については説明を省略する。
本発明の第5の実施の形態は、第1の実施の形態に対してクッション材及び枠部の形状が異なる形態である。第1の実施の形態と第5の実施の形態との差異はウェハ保持部のみであるため、以下第5の実施の形態にかかるウェハ保持部27Dを有する研磨ヘッド2Dについて説明し、その他の部分については説明を省略する。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態に対してクッション材及び枠部の形状が異なる形態である。第1の実施の形態と第6の実施の形態との差異はウェハ保持部のみであるため、以下第6の実施の形態にかかるウェハ保持部27Eを有する研磨ヘッド2Eについて説明し、その他の部分については説明を省略する。
本発明の第7の実施の形態は、第1の実施の形態に対してクッション材及び枠部の形状が異なる形態である。第1の実施の形態と第7の実施の形態との差異はウェハ保持部のみであるため、以下第7の実施の形態にかかるウェハ保持部27Fを有する研磨ヘッド2Fについて説明し、その他の部分については説明を省略する。
上記第1~第7の実施の形態では、バッキング材とウェハ保持部とがテンプレートを構成し、テンプレートがヘッド本体部21に設けられたが、バッキング材及びウェハ保持部をヘッド本体部21に設ける形態はこれに限られない。
本発明の第9の実施の形態は、第8の実施の形態と同様、バッキング材とウェハ保持部とがテンプレートを構成せず、バッキング材とウェハ保持部が別々にヘッド本体部21に設けられた形態である。
また、上記第1~第7の実施の形態では、実施の形態では、テンプレートをチャックプレート24に設けることで、テンプレートをヘッド本体部21に設けたが、テンプレートをヘッド本体部に設ける形態はこれに限られない。
2、2A、2B、2C、2D、2E、2F、2G、2H、2I:研磨ヘッド
3:研磨パッド
4:定盤
5:スラリ供給部
21、21A:ヘッド本体部
22:ドライブシャフト
22a:空気流路
23:ケース
23a、23c:エア室
23b:空気流路
24:チャックプレート
25:テンプレート
26:バッキング材
27、27’、27A、27A’、27B、27C、27D、27E、27F、27G:ウェハ保持部
27a:中空部
28、28A、28A’、28B、28C、28D、28E、28F、32:クッション材
28a:内周面
28b:外周面
28c:内周面
28d:下面
29、29’、29A、29A’、29B、29C、29D、29E、29F:枠部
29a:内周面
29b:外周面
29c:底面
29d、29e、29f、29g:溝
29h:下面
29i:上面
29j:凹部
29k、29m:第1枠部
29l、29n:第2枠部
31 :両面テープ
33 :基材
34 :弾性基材
100:研磨装置
101:研磨ヘッド
102:バッキング材
103:テンプレート
104:研磨パッド
Claims (12)
- ウェハの裏面を保持しながら、定盤上に設けられた研磨パッドに前記ウェハの表面を押圧して前記ウェハを研磨する研磨ヘッドであって、
前記ウェハの裏面が当接する弾性変形が可能な略円板形状のバッキング材と、前記バッキング材の前記ウェハが当接する面に設けられた略円環形状のウェハ保持部と、を有するテンプレートと、
前記バッキング材の前記ウェハが当接しない面が当接するヘッド本体部と、
を備え、
前記バッキング材の前記ウェハが当接する面と前記ウェハ保持部の略円環形状の内側の中空部とにより形成された空間に前記ウェハが収容可能であり、
前記ウェハ保持部は、弾性変形しない材料で形成されており、厚さが前記ウェハの厚さより薄い略円環形状の枠部と、弾性変形が可能な材料で形成された略円環形状のクッション材と、を有し、
前記クッション材は前記バッキング材に接着又は貼付されており、前記枠部は前記クッション材に接着又は貼付されており、
前記枠部の外表面のうちの前記バッキング材の前記ウェハが当接する面と平行な外表面である底面と、前記ウェハとが当接せず、
前記クッション材が弾性変形することで前記ウェハ保持部の厚さが前記ウェハの厚さと略一致する
ことを特徴とする研磨ヘッド。 - ウェハの裏面を保持しながら、定盤上に設けられた研磨パッドに前記ウェハの表面を押圧して前記ウェハを研磨する研磨ヘッドであって、
前記ウェハの裏面が当接する弾性変形が可能な略円板形状のバッキング材と、
略円環形状のウェハ保持部と、
前記バッキング材の前記ウェハが当接しない面及び前記ウェハ保持部が当接するヘッド本体部と、
を備え、
前記ヘッド本体部の前記ウェハ保持部が当接する面と前記ウェハ保持部の略円環形状の内側の中空部とにより形成された空間に前記バッキング材及び前記ウェハが収容可能であり、
前記ウェハ保持部は、弾性変形しない材料で形成されており、厚さが前記ウェハの厚さより薄い略円環形状の枠部と、弾性変形が可能な材料で形成された略円環形状のクッション材と、を有し、
前記クッション材は前記ヘッド本体部に接着又は貼付されており、前記枠部は前記クッション材に接着又は貼付されており、
前記枠部の外表面のうちの前記バッキング材の前記ウェハが当接する面と平行な外表面である底面と、前記ウェハとが当接せず、
前記クッション材が弾性変形することで前記ウェハ保持部の厚さが前記ウェハの厚さと略一致する
ことを特徴とする研磨ヘッド。 - 前記クッション材及び前記枠部は、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略矩形形状である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨ヘッド。 - 前記ウェハ保持部の厚さは、径方向の位置によらず略一定であり、
前記クッション材及び前記枠部の厚さは、それぞれ内周側と外周側とで異なる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨ヘッド。 - 前記クッション材は、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略矩形形状であり、
前記枠部の上面には、前記クッション材が挿入される凹部が形成されており、
前記凹部の深さは、前記クッション材の厚さより薄い
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨ヘッド。 - 前記枠部は、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略矩形形状の第1枠部と、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略L字形状の第2枠部と、を有し、
前記第2枠部は、前記略L字形状の長辺が前記第1枠部の下側に位置し、前記略L字形状の短辺が前記第1枠部の外周側又は内周側に位置するように設けられ、
前記クッション材は、前記第1枠部と前記第2枠部との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨ヘッド。 - 前記枠部は、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略矩形形状の第1枠部と、前記ウェハ保持部の中心線を含む面で切断したときの断面形状が略L字形状の第2枠部と、を有し、
前記第2枠部は、前記略L字形状の長辺が前記第1枠部の下側に位置し、前記略L字形状の短辺が前記第1枠部の外周側又は内周側に位置するように設けられ、
前記第1枠部と前記第2枠部とは当接しておらず、
前記クッション材は、前記第2枠部の前記短辺の先端に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨ヘッド。 - 前記底面には、前記枠部の外周面と内周面とを連結する第1溝部であって、スラリが流れる第1溝部が設けられている
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の研磨ヘッド。 - 前記底面には、略円環形状の第2溝部であって、スラリが流れる第2溝部が設けられている
ことを特徴とする請求項8に記載の研磨ヘッド。 - 前記底面は、内周面側が外周面側より下方に突出するような勾配を有する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の研磨ヘッド。 - 前記クッション材は、内部に微小な空洞が多数存在するとともに、表面に気泡を含まない層が残っている発泡プラスチック製である
ことを特徴とする請求項2に記載の研磨ヘッド。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の研磨ヘッドと、
定盤に設けられた研磨パッドと、を備え、
前記ウェハを前記研磨パッドに押圧して前記ウェハを研磨することを特徴とする研磨装置。
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