JP7343693B2 - モータ構造 - Google Patents

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由幸 小林
佳寛 野村
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Description

本発明は、コントローラとインバータとを配置するモータ構造に関する。
特許文献1は、ロータの半径方向内側にCPU(中央演算装置)などのコントローラとインバータとからなるPCU(パワーコントロールユニット)を配置するアウタロータ式モータを開示している。
特開2004-88961号公報
上記の従来技術においては、コントローラとインバータとを単一の基板に配置しており、この単一の基板に大量に放熱するインバータが配置されることにより、放熱へ対処するためにPCUのレイアウトに制限があるという課題があった。
上記従来技術の課題に鑑み、本発明は、コントローラとインバータとを配置するモータ構造においてレイアウトの自由度を高めることができるモータ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
モータケース(35)と、
前記モータケース(35)に固定支持され巻線コイルとして構成されるステータ(52)と、
前記モータケース(35)に回転可能に支持され、前記ステータ(52)に対向する磁石(51)が配置されるロータ(50)と、
前記モータケース(35)内に配置される、前記ステータ(52)及び前記ロータ(50)で構成されるモータ部(23)を駆動するインバータ(22)並びに当該インバータ(22)を制御するコントローラ(21)と、を備えるモータ構造(M)において、
前記コントローラ(21)はコントローラ基板(42)に配置され、
前記インバータ(22)はインバータ基板(41)に配置され、
前記インバータ基板(41)は、前記モータケース(35)の内面である内部面に密着して取り付けられ、
前記コントローラ基板(42)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置されること
を第1の特徴とする。
また、本発明は、
前記ロータ(50)の角度を検知する角度センサ(44)をさらに備え、
前記角度センサ(44)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置されること
を第2の特徴とする。
また、本発明は、
前記角度センサ(44)と前記インバータ基板(41)とは、前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において重複しない位置に配置されること
を第3の特徴とする。
また、本発明は、
前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において、前記コントローラ基板(42)は、前記モータ部(23)の軸(60)を中心とする略扇型の形状を有し、当該略扇型の形状の切欠き部に前記角度センサ(44)が配置されること
を第4の特徴とする。
また、本発明は、
前記モータケース(35)の内部面であって、前記インバータ基板(41)が前記モータケース(35)内に密着される内部面に対向する、前記モータケース(35)の外部面には、放熱構造としての車両前後方向に沿った直線状のフィン(65)が立設して形成されていること
を第5の特徴とする。
さらに、本発明は、
前記モータ部(23)の軸(60)は、前記モータケース(35)の外部においては車輪(WR)に固定されることにより、モータ軸及び車軸を兼ねること
を第6の特徴とする。
本発明の
モータケース(35)と、
前記モータケース(35)に固定支持され巻線コイルとして構成されるステータ(52)と、
前記モータケース(35)に回転可能に支持され、前記ステータ(52)に対向する磁石(51)が配置されるロータ(50)と、
前記モータケース(35)内に配置される、前記ステータ(52)及び前記ロータ(50)で構成されるモータ部(23)を駆動するインバータ(22)並びに当該インバータ(22)を制御するコントローラ(21)と、を備えるモータ構造(M)において、
前記コントローラ(21)はコントローラ基板(42)に配置され、
前記インバータ(22)はインバータ基板(41)に配置され、
前記インバータ基板(41)は、前記モータケース(35)の内面である内部面に密着して取り付けられ、
前記コントローラ基板(42)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置されること
という第1の特徴によれば、
インバータとコントローラを軸方向に離間して配置したため、大量の熱を発するインバータのモータケースへの配置の自由度を向上させることができる。
本発明の
前記ロータ(50)の角度を検知する角度センサ(44)をさらに備え、
前記角度センサ(44)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置されること
という第2の特徴によれば、
角度センサも離間して配置することにより、さらにインバータの配置の自由度を向上させることができる。
本発明の
前記角度センサ(44)と前記インバータ基板(41)とは、前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において重複しない位置に配置されること
という第3の特徴によれば、
組付性やメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の
前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において、前記コントローラ基板(42)は、前記モータ部(23)の軸(60)を中心とする略扇型の形状を有し、当該略扇型の形状の切欠き部に前記角度センサ(44)が配置されること
という第4の特徴によれば、
組付性やメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の
前記モータケース(35)の内部面であって、前記インバータ基板(41)が前記モータケース(35)内に密着される内部面に対向する、前記モータケース(35)の外部面には、放熱構造としての車両前後方向に沿った直線状のフィン(65)が立設して形成されていること
という第5の特徴によれば、
インバータによる大量の熱を効率的に冷却することができる。
本発明の
前記モータ部(23)の軸(60)は、前記モータケース(35)の外部においては車輪(WR)に固定されることにより、モータ軸及び車軸を兼ねること
という第6の特徴によれば、
様々な車輪に適用できることから、機種を問わない汎用的なモータ構造として利用することができる。
本発明の一実施形態に係る電動二輪車の左側面図である。 一実施形態に係るモータ構造の回路構成及び基板配置構成を概略的に示す図である。 図1のモータ構造の付近の拡大図としての、モータ構造の左側面図である。 図3のA-A断面図を後輪と共に示す図である。 図3のA-A断面図の斜視図である。 モータ構造の右側面図である。 図6の状態のモータ構造からモータケースの有底円筒部を外した状態の右側面図である。 図7の斜視図である。 図7の状態のモータ構造からさらにアウタロータを外した状態の右側面図である。 図9の状態のモータ構造Mからさらにコントローラ基板42を外した状態の右側面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動二輪車1の左側面図である。電動二輪車1は、操向ハンドル2とシート7との間に低床フロア6が設けられたスクータ型の鞍乗型電動車両である。電動二輪車1の車体フレームFは、ステアリングステム3を回動自在に軸支するヘッドパイプF1と、該ヘッドパイプF1から後下方に伸びるメインフレームF2と、該メインフレームF2の下端部で湾曲して後方に延びるアンダフレームF3と、アンダフレームF3から後上方に延びるリヤフレームF4とを有する。ステアリングステム3の上部には操向ハンドル2が取り付けられており、ステアリングステム3の下部には、左右一対のフロントフォーク5を支持するボトムブリッジ4が固定されている。フロントフォーク5の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。
アンダフレームF3の下部には、前後2つのバッテリBが吊り下げられている。アンダフレームF3とリヤフレームF4との間の位置から下方に伸びるピボットフレーム9には、スイングアーム10を揺動可能に軸支するピボット8が設けられる。スイングアーム10の後端はリヤクッション11によってリヤフレームF4に吊り下げられている。操向ハンドル2の車幅方向中央はハンドルカバー14で覆われており、ヘッドパイプF1の前方はフロントカウル13で覆われている。また、シート7の下方は、シート下カウル15で支持されている。
本実施形態では、駆動輪としての後輪WRにシャフトドライブ式のモータ構造Mを適用しており、バッテリBの電力は、ハーネスを介して後輪WRの回転軸としての車軸60の近傍にある配線孔64からモータ構造Mの内部に供給される。
図2は、一実施形態に係るモータ構造M構造の回路構成及び基板配置構成を概略的に示す図である。
モータ構造Mは、バッテリBによって電力供給され駆動されるコントローラ21、インバータ部22及びモータ部23を備える。コントローラ21は、CPU等のプロセッサ及びこのプロセッサが実行するプログラムを格納するメモリを備えたECU(電子制御ユニット)として構成され、モータ部23の回転角度を検出する角度センサ44の出力に従ってインバータ部22のFET(電界効果トランジスタ)の通電を切り換えることで、インバータ部22がモータ部23を駆動するように制御する。コントローラ21はさらに、専用回路を備えることによりバッテリBの電源回路の機能を有していてもよく、バッテリBの電圧を安定化させたうえでコントローラ21(ECU)自身並びにインバータ部22及びモータ部23に電力供給するようにしてもよい。
インバータ部22は、FETと転流ダイオードの対をブリッジ接続することによって構成され、コントローラ21によってオンオフ制御されることでモータ部23を駆動する。モータ部23は、後述するステータ52及びロータ50(磁石51)を備える永久磁石式ブラシレスモータとして構成され、インバータ部22によって駆動される。
電動車両としての電動二輪車1が惰性で走行する時や下り坂を走行する時などは、モータ部23は発電機として動作し、いわゆる回生動作が行われるようにしてよい。この回生動作時、モータ部23により発電された電力は、インバータ部22の転流ダイオードを整流ダイオードとして整流されてバッテリBに供給され、これを充電するようにしてよい。
図2ではモータ構造Mに関して回路構成と共に基板配置構成が示されている。本実施形態では、コントローラ21が配置されるコントローラ基板42とインバータ部22が配置されるインバータ基板41とが別の基板として構成されている。すなわち、発熱の多いインバータ部22のインバータ基板41がコントローラ基板42とは別の基板として設けられ、且つ、詳細を後述するようにこれらの基板42,41は互いに離間して設けられることにより、本実施形態ではインバータ部22やコントローラ21のレイアウトの自由度を向上させることが可能となる。
モータ構造Mにおいてはさらに、角度センサ44が配置されるセンサ基板43も別の基板として構成され、後述するようにインバータ基板41から離間して設けられることにより、レイアウトの自由度を向上できる。
図3は、図1のモータ構造Mの付近の拡大図としての、モータ構造Mの左側面図である。図4は、図3のA-A断面図を後輪WRと共に示す図であり、図5は図3のA-A断面図の斜視図である。これらの図3~5に示されるように、モータ構造Mの主要な構成は以下の通りである。
モータ構造Mは、モータケース35、アウタロータ50及び車軸60を備える。車軸60はモータ軸を兼ねるものであるが、以下では車軸60と呼ぶ。モータケース35は、有底円筒部30と、この有底円筒部30の円形の開口頂部を塞ぐ頂部40と、を備える。有底円筒部30と頂部40とはボルト等による締結部62によって締結される。有底円筒部30はボルト等による締結部63によってスイングアーム10に対して固定されることにより、モータケース35がスイングアーム10に対して固定される。スイングアーム10は直線部分及び半円部分(図3)で構成され、半円部分において締結部63によってモータケース35の頂部40が固定され、半円部分の後端においてリヤクッション11によってリヤフレームF4に吊り下げられている。
図4,5に示されるように、モータケース35の内部には、有底円筒部30の内面部に間隙を有して沿う有底円筒形状のアウタロータ50が、車軸60と共に回転可能に配置されている。アウタロータ50の円筒部分の内周面の円周上には、モータ構造Mのロータ側磁極を構成するネオジウム磁石等の複数の磁石51が配置されている。アウタロータ50の中心には車軸60が焼き嵌めによって固定されることにより、アウタロータ50は車軸60と共に回転可能に構成されている。車軸60はまた、モータケース35の外部において、タイヤ部及びホイール部を備える後輪WRのホイール部に対して固定されることにより、後輪WR,車軸60及びアウタロータ50が一体で回転可能に構成されている。この構成により車軸60はモータ軸を兼ねる。車軸60はさらに、モータケース35の有底円筒部30及び頂部40において、軸受61によりモータケース35に対して軸支されている。
頂部40は有底円筒形状とされ、その底部のうちモータケース35の内部側の面にはインバータ基板41が接着等により密着されており、その底部のうちモータケースの外部に露出する面には、インバータ基板41における放熱を外気により冷却するための複数のフィン65が立設している。図3に示されるように、複数の直線状のフィン65の頂部は、車両前後方向(水平方向)に沿って設けられることにより、外気による冷却作用が促進される。図3に示されるように、頂部40にはバッテリBからの配線をモータ構造M内に導くための配線孔64が設けられている。
有底円筒形状とされる頂部40のうち、底部の円にはフランジ状の縁部が形成されており、この縁部に締結部62が形成されることにより、この縁部において頂部40と有底円筒部30とが係合する。(なお、後述する図7,8は、頂部40におけるこのフランジ状の縁部が露出した状態の図である。)
図5や後述する図7に示されるように、インバータ基板41上には、インバータ部22を構成する種々の回路素子が配置される。図中では示していないが、インバータ基板41上に配置した回路素子は樹脂封入することで保護するようにしてもよい。
図4,5に示されるように、有底円筒形状とされる頂部40の円筒の外周面の円周上には、モータ構造Mのステータ側磁極を構成する複数のステータ52が配置される。ステータ52は、電磁石を構成する巻線コイルとして構成され、間隙を有してアウタロータ50の磁石51と対向している。
有底円筒形状とされる頂部40の円筒の開口頂部には、コントローラ基板42が配置される。図5や後述する図9に示されるように、コントローラ基板42上には、コントローラ21が配置される。
図4,5に示されるように、モータケース35の内部において、有底円筒形状とされる頂部40の底部にインバータ基板41が配置され、この頂部40の円筒の開口頂部の付近にコントローラ基板42が配置されることにより、インバータ基板41とコントローラ基板42とは、車幅方向(車軸60の方向)に互いに離間して平行に配置されている。このように、インバータ基板41とコントローラ基板42とを別の基板として設け、且つ、互いに離間して配置することにより、インバータ部22の放熱に対処したうえで、インバータ部22及びコントローラ21をそれぞれの基板41,42に配置する際のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
有底円筒形状とされる頂部40の円筒の内周から立設する棚部(不図示)において螺合することにより、コントローラ基板42を頂部40が形成する円筒の内部に固定して配置することができる。
図4,5に示されるように、モータケース35の内部において、有底円筒形状とされる頂部40の円筒の縁部に、センサ基板43が固定され配置される。センサ基板43上には、ホール素子等の磁気センサで構成される角度センサ44が配置され、角度センサ44はアウタロータ50の磁石51の磁気を検出することにより、モータ構造Mにおけるモータ部23の回転角度を検出する。
センサ基板43も、インバータ基板41及びコントローラ基板42とは別の基板として設けられ、且つ、インバータ基板41に対して車幅方向(車軸60の方向)に互いに離間して平行に配置されることにより、インバータ部22の放熱に対処したうえでレイアウトの自由度を高めることに寄与している。
図6は、モータ構造Mの右側面図である。すなわち、図6は、車幅方向(車軸60の方向)でモータ構造Mを図3とは反対側から見た状態に該当する。図6及び図5に示されるように、モータケース35の有底円筒部30において、モータケース35の外部に露出する円状の面に車軸60を中心とする複数の同心円状及び放射状の凸部を設けることにより、モータケース35の強度を補強することが可能である。
図7は、図6の状態のモータ構造Mからモータケース35の有底円筒部30を外した状態の右側面図であり、図8は図7の斜視図である。図7,8や図4,5に示されるように、アウタロータ50はその外面においてモータケース35の有底円筒部30の内面に沿うように、且つ、その内部にモータケース35の頂部40が配置されるように、車軸60を中心軸とする有底円筒形状として形成することができる。
図9は、図7の状態のモータ構造Mからさらにアウタロータ50を外した状態の右側面図である。図10は、図9の状態のモータ構造Mからさらにコントローラ基板42を外した状態の右側面図である。
図9,10に示されるように、車幅方向(車軸60の方向)視において、コントローラ基板42は概ね、モータ構造Mの車軸60を中心とした、中心角270°の扇型の形状として構成され、この扇型の切欠き部に相当する中心角90°の扇型部分において、紙面奥側にインバータ基板41がコントローラ基板42によって遮蔽されることなく見える状態にある。一方、インバータ基板41は概ね円形であり、コントローラ基板42とは異なり切欠き部を有しない。
また、図9,10に示されるように、車幅方向(車軸60の方向)視において、角度センサ44が配置されるセンサ基板43は、コントローラ基板42の扇型の切欠き部に配置されている。さらに、車幅方向視において、センサ基板43がインバータ基板41のなす円形の外部に位置することにより、センサ基板43及びインバータ基板41は重複しない、すなわち、紙面手前側に位置するセンサ基板43が紙面奥側に位置するインバータ基板41を遮蔽しないという位置関係がある。
以上のように、センサ基板43は、車幅方向(車軸60の方向)視においてコントローラ基板42の扇型の切欠き部に配置され、且つ、インバータ基板41と重複しない配置にあることにより、センサ基板43の組付け性やメンテナンス性を向上することができる。
図9にて、コントローラ基板42には、長円状の2つの配線孔66が設けられている。コントローラ基板42上のコントローラ21とインバータ基板41上のインバータ部22との間の配線は、この2つの配線孔66と、コントローラ基板42の扇型の切欠き部と、に設けるようにしてよい。図9,10にて、インバータ基板41には、配線孔67が設けられている。この配線孔67は、モータケース35の有底円筒部30に設けられた配線孔64(図1,3)からの配線を、モータケース35内部にさらにガイドするのに利用することができる。
M…モータ構造、35…モータケース、52…ステータ、51…磁石、50…ロータ、23…モータ部、22…インバータ、21…コントローラ、42…コントローラ基板、41…インバータ基板、60…軸、44…角度センサ、65…フィン、WR…車輪

Claims (12)

  1. (削除)
  2. (削除)
  3. (削除)
  4. (削除)
  5. (削除)
  6. (削除)
  7. モータケース(35)と、
    前記モータケース(35)に固定支持され巻線コイルとして構成されるステータ(52)と、
    前記モータケース(35)に回転可能に支持され、前記ステータ(52)に対向する磁石(51)が配置されるロータ(50)と、
    前記モータケース(35)内に配置される、前記ステータ(52)及び前記ロータ(50)で構成されるモータ部(23)を駆動するインバータ(22)並びに当該インバータ(22)を制御するコントローラ(21)と、を備えるモータ構造(M)において、
    前記コントローラ(21)はコントローラ基板(42)に配置され、
    前記インバータ(22)はインバータ基板(41)に配置され、
    前記インバータ基板(41)は、前記モータケース(35)の内面である内部面に密着して取り付けられ、
    前記コントローラ基板(42)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置され、
    前記ロータ(50)の角度を検知する角度センサ(44)をさらに備え、
    前記角度センサ(44)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置され、
    前記角度センサ(44)と前記インバータ基板(41)とは、前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において重複しない位置に配置されることを特徴とするモータ構造。
  8. モータケース(35)と、
    前記モータケース(35)に固定支持され巻線コイルとして構成されるステータ(52)と、
    前記モータケース(35)に回転可能に支持され、前記ステータ(52)に対向する磁石(51)が配置されるロータ(50)と、
    前記モータケース(35)内に配置される、前記ステータ(52)及び前記ロータ(50)で構成されるモータ部(23)を駆動するインバータ(22)並びに当該インバータ(22)を制御するコントローラ(21)と、を備えるモータ構造(M)において、
    前記コントローラ(21)はコントローラ基板(42)に配置され、
    前記インバータ(22)はインバータ基板(41)に配置され、
    前記インバータ基板(41)は、前記モータケース(35)の内面である内部面に密着して取り付けられ、
    前記コントローラ基板(42)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置され、
    前記ロータ(50)の角度を検知する角度センサ(44)をさらに備え、
    前記角度センサ(44)は前記インバータ基板(41)から前記モータ部(23)の軸(60)の方向に離間して配置され、
    前記モータ部(23)の軸(60)の方向視において、前記コントローラ基板(42)は、前記モータ部(23)の軸(60)を中心とする略扇型の形状を有し、当該略扇型の形状の切欠き部に前記角度センサ(44)が配置されることを特徴とするモータ構造。
  9. 前記角度センサ(44)が配置される基板(43)は、前記インバータ基板(41)と平行であることを特徴とする請求項7または8に記載のモータ構造。
  10. 前記角度センサ(44)は、前記ロータ(50)の最外周に、前記ロータ(50)の内側から面して配置されることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載のモータ構造。
  11. 前記モータケース(35)の内部面であって、前記インバータ基板(41)が前記モータケース(35)内に密着される内部面に対向する、前記モータケース(35)の外部面には、放熱構造としての車両前後方向に沿った直線状のフィン(65)が立設して形成されていることを特徴とする請求項7ないし10のいずれかに記載のモータ構造。
  12. 前記モータ部(23)の軸(60)は、前記モータケース(35)の外部においては車輪(WR)に固定されることにより、モータ軸及び車軸を兼ねることを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のモータ構造。
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