JP7341547B1 - 化粧料組成物 - Google Patents

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JP7341547B1 JP2022046374A JP2022046374A JP7341547B1 JP 7341547 B1 JP7341547 B1 JP 7341547B1 JP 2022046374 A JP2022046374 A JP 2022046374A JP 2022046374 A JP2022046374 A JP 2022046374A JP 7341547 B1 JP7341547 B1 JP 7341547B1
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Abstract

【課題】高温安定性、及び使用性に優れた化粧料組成物を提供する。【解決手段】実質的に高分子化合物を含まない化粧料組成物であって、以下の成分(A)~(D):(A)水膨潤性粘土鉱物、(B)アニオン性界面活性剤、(C)20℃で固体の高級アルコール、(D)水、を含有し、成分(A)は、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物、緑泥石系粘土鉱物、及びケイ酸塩鉱物からなる群から選択される少なくとも一つである。【選択図】なし

Description

本発明は、クリーム、乳液、美容液等の化粧料の原材料となる化粧料組成物に関する。
化粧料の原材料として、従来、水中油型乳化粒子を含む化粧料組成物が多く用いられている。
この種の化粧料組成物として、例えば、水膨潤性粘土鉱物と、20℃で液状の極性油と、4~6価の多価アルコールと、水溶性高分子とを含む水中油型乳化組成物が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、水膨潤性粘土鉱物と、天然高分子と、油性成分と、界面活性剤とを含む水中油型化粧料組成物が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
さらに、水溶性有機酸と、粘土鉱物と、高級アルコール等の油性成分とを含む乳化型外用組成物が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2017-8009号公報 特開2015-168627号公報 国際公開第2014/157265号
特許文献1~3の化粧料組成物は、高温環境下での乳化粒子の分散安定性である高温安定性が十分であるとはいい難い。加えて、特許文献2の化粧料組成物は、曵糸性やヌルツキがある虞があり、使用性に優れているとはいい難い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、高温安定性、及び使用性に優れた化粧料組成物を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る化粧料組成物の特徴構成は、
実質的に高分子化合物を含まない化粧料組成物であって、
以下の成分(A)~(D):
(A)水膨潤性粘土鉱物
(B)アニオン性界面活性剤
(C)20℃で固体の高級アルコール
(D)水
を含有することにある。
本構成の化粧料組成物によれば、上記の成分(A)、成分(B)、及び成分(C)を含むことにより、水中油型の乳化粒子が形成され、また、成分(A)に起因する粘性の発現と、成分(B)及び成分(C)に起因する水和結晶のゲル(以下、「αゲル」ともいう)性能の発現とが相俟って、乳化粒子が成分(D)中に良好に分散されたものとなり(高分散性)、しかも、高温環境下での粘性の低下が抑制され、乳化粒子の分散安定性が高められたものとなる。これにより、当該化粧料組成物は、増粘剤としての高分子化合物を実質的に含まなくても、高温環境下での水性成分と油性成分との分離(クリーミング)が抑制され、高温安定性(すなわち、高温環境下での分散安定性)に優れたものとなる。また、当該化粧料組成物は、多糖類といった天然高分子化合物を含まないため、曵糸性やヌルツキが抑制され、使用性に優れたものとなる。また、合成高分子化合物も含まないため、この点で、近年のSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)に適うものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(A)は、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物、緑泥石系粘土鉱物、及びケイ酸塩鉱物からなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(A)として適切な種類の鉱物が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(A)は、ヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(A)として特定の鉱物が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(A)の含有量が0.5~5質量%であることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(A)の含有量を上記の範囲とすることにより、当該化粧料組成物は、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を発揮させるのにより適した粘性を有するものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(B)は、アシルグルタミン酸又はその塩、アシルメチルタウリン又はその塩、アルキルリン酸又はその塩、及びジアルキルグルタミン酸リシン又はその塩からなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(B)として適切な種類の界面活性剤が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(B)は、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、リン酸セチル、及びステアロイルメチルタウリンナトリウムからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(B)として特定の界面活性剤が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(C)は、炭素数が12~22の直鎖状アルコールから選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(C)として適切な種類の高級アルコールが選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(C)は、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、及びセチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(C)として特定の高級アルコールが選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
前記成分(B)と前記成分(C)との合計含有量が0.5~8質量%であることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、成分(B)と成分(C)との合計含有量を上記の範囲とすることにより、成分(B)と成分(C)とが上記高温安定性を発揮するのにより適した量で含まれることとなり、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
本発明に係る化粧料組成物において、
ISO 16128に準拠して算出される自然由来指数(水を含まない)が85%以上であることが好ましい。
本構成の化粧料組成物によれば、ISO 16128に準拠して算出される自然由来指数(水を含まない)が85%以上であることにより、SDGsにより適うものとなる。
本発明の化粧料組成物の実施形態について、以下に説明する。
<化粧料組成物>
本実施形態の化粧料組成物は、実質的に高分子化合物を含まない化粧料組成物であって、
以下の成分(A)~(D):
(A)水膨潤性粘土鉱物
(B)アニオン性界面活性剤
(C)20℃で固体の高級アルコール
(D)水
を含有する。
ここで、「実質的に高分子化合物を含まない」とは、当該化粧料組成物の高温安定性、及び使用性に悪影響を及ぼさないような量の高分子化合物を含まないことを意味し、どのような場合においても高分子化合物の含有量が厳密に0%であることを意図するものではない。例えば、意図せずして極微量の高分子化合物が含まれることになった場合や、意図的に極微量の高分子化合物を含有させたとしても当該高分子化合物としての作用を奏しない場合は、実質的に高分子化合物を含有しない化粧料組成物と見なす。意図せずして極微量の高分子化合物が含まれることとなった場合の例としては、化粧料組成物の製造設備において、以前に高分子化合物を含有する別の製品を製造していた場合、容器や配管に付着していた極微量の高分子化合物がコンタミとして化粧料組成物に混入するケースや、製造室内の空気中に浮遊又は揮散していた高分子化合物の微粒子が製造中の化粧料組成物に付着するケース等が挙げられる。このような場合は、高分子化合物を極微量含むものであっても、実質的に高分子化合物を含有しない化粧料組成物として取り扱う。
<成分(A)>
成分(A)の水膨潤性粘土鉱物は、水と混合することにより膨潤してゲルを形成し、当該化粧料組成物に粘性を付与するためのものである。成分(A)としては、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物、緑泥石系粘土鉱物、及びケイ酸塩鉱物等が挙げられる。これらの鉱物は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。スメクタイト系粘土鉱物としては、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチーブンサイト等が挙げられる。成分(A)は、天然由来のものであっても、合成されたものであってもよい。
成分(A)が、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物、緑泥石系粘土鉱物、及びケイ酸塩鉱物群から選択される少なくとも一つであることにより、成分(A)として適切な種類の鉱物が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
上記化合物のうち、成分(A)は、ヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
成分(A)が、ヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムからなる群から選択される少なくとも一つであることにより、成分(A)として特定の鉱物が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
当該化粧料組成物における成分(A)の含有量は、0.5~5質量%であることが好ましく、1~3質量%がより好ましい。成分(A)の含有量を上記範囲とすることにより、当該化粧料組成物は、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を発揮させるのにより適した粘性を有するものとなる。具体的には、成分(A)の含有量が0.5質量%以上であることにより、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を高めるのに十分に当該化粧料組成物の粘性を高めることができる。成分(A)の含有量が5質量%以下であることにより、粘性が過度に高められることを抑制することができ、これにより、当該化粧料組成物は、塗布時に伸び易いものとなり、伸びの観点での使用性が高められたものとなる。
<成分(B)>
成分(B)のアニオン性界面活性剤は、化粧料組成物を乳化させるためのものであり、また、成分(C)の高級アルコールとの組み合わせでαゲルを形成するためのものである。当該化粧料組成物の高温安定性を高めるうえで、界面活性剤の中でもアニオン性界面活性剤を用いることが必要である。成分(B)としては、アシルグルタミン酸又はその塩、アシルメチルタウリン又はその塩、アルキルリン酸又はその塩、及びジアルキルグルタミン酸リシン又はその塩等が挙げられる。これらの化合物は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
成分(B)が、アシルグルタミン酸又はその塩、アシルメチルタウリン又はその塩、アルキルリン酸又はその塩、及びジアルキルグルタミン酸リシン又はその塩からなる群から選択される少なくとも一つであることにより、成分(B)として適切な種類の界面活性剤が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
上記化合物のうち、成分(B)は、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、リン酸セチル、及びステアロイルメチルタウリンナトリウムからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
成分(B)が、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、リン酸セチル、及びステアロイルメチルタウリンナトリウムからなる群から選択される少なくとも一つであることにより、成分(B)として特定の界面活性剤が選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
当該化粧料組成物における成分(B)の含有量は、0.01~2質量%であることが好ましく、0.05%~1質量%がより好ましく、0.1~0.5質量%がさらに好ましい。成分(B)の含有量を上記の範囲とすることにより、当該化粧料組成物は、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を発揮させるのにより適した粘性を有するものとなる。具体的には、上記成分(B)の含有量が0.01質量%以上であることにより、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を高めるのに十分に当該化粧料組成物の粘性を高めることができる。上記成分(B)の含有量が2質量%以下であることにより、粘性が過度に高められることを抑制することができ、これにより、当該化粧料組成物は、塗布時に伸び易いものとなり、伸びの観点での使用性が高められたものとなる。
<成分(C)>
成分(C)の20℃で固体の高級アルコールは、乳化粒子を構成するための油性成分に相当する。また、成分(C)は、成分(B)のアニオン性界面活性剤との組み合わせでαゲルを形成するためのものである。当該化粧料組成物の高温安定性を高めるうえで、20℃で液体ではなく、固体の高級アルコールを用いることが必要である。「20℃で固体」とは、20℃において、流動性がないことを意味し、例えば、45度で傾けても直ちには流れないことを意味する。
成分(C)は、炭素数が12~22の直鎖状アルコールから選択される少なくとも一つであることが好ましい。
成分(C)が、炭素数が12~22の直鎖状アルコールから選択される少なくとも一つであることにより、成分(C)として適切な種類の高級アルコールが選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性が高められたものとなる。
上記のうち、成分(C)は、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、及びセチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
成分(C)が、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、及びセチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つであることにより、成分(C)として特定の高級アルコールが選択されるため、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
当該化粧料組成物における成分(C)の含有量は、0.5~7質量%であることが好ましく、1~6質量%がより好ましく、2~5質量%がさらに好ましい。上記成分(C)の含有量が0.5質量%以上であることにより、乳化粒子の分散性、及び高温安定性を高めるのにより十分に当該化粧料組成物の粘性を高めることができる。上記成分(C)の含有量が7質量%以下であることにより、粘性が過度に高められることを抑制することができ、これにより、当該化粧料組成物は、塗布時に伸び易いものとなるため、伸びの観点での使用性が高められたものとなる。
当該化粧料組成物における成分(B)と成分(C)との合計含有量は、0.5~8質量%であることが好ましく、1.5~5.6質量%がより好ましい。成分(B)と成分(C)との合計含有量が0.5~8質量%であることにより、成分(B)と成分(C)とが上記高温安定性を発揮するのにより適した量で含まれることとなり、当該化粧料組成物は、高温安定性がより高められたものとなる。
<成分(D)>
成分(D)の水は、乳化粒子を構成するための水性成分に相当する。当該化粧料組成物における成分(D)の含有量は、成分(D)以外の成分を除いた残部とすることができ、50~90質量%程度とすることができる。
<その他の成分>
本実施形態の化粧料組成物には、成分(A)~(D)、及び高分子化合物以外に、本発明の効果に悪影響を及ぼさない範囲で、一般に化粧料組成物に使用される油剤、ゲル化剤、成分(C)以外のアルコール類、成分(B)以外の界面活性剤、粉体、紫外線吸収剤・散乱剤、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、薬効成分、香料等を適宜配合することができる。
油剤としては、固体、半固体、及び液状の油剤のいずれも使用することができ、例えばアボガド油、アマニ油、アーモンド油、オリーブ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、小麦胚芽油、米胚芽油、コメヌカ油、シアバター、ホホバ油、パーム油、パーム核油、ツバキ油、月見草油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ヒマワリ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ等の他、炭化水素油として、スクワラン、スクワレン、パラフィン、流動パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等、高級脂肪酸として、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、イソステアリン酸等、高級アルコールとして、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール等、エステル油として、アジピン酸イソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸-2-エチルヘキシル、パルミチン酸-2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸エチル、リンゴ酸ジイソステアリル等、グリセライド油として、アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等、シリコーン油として、ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーンといった高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、シリコーンレジン等が挙げられる。これらの油剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
ゲル化剤としては、N-ラウロイル-L-グルタミン酸、α,γ-ジ-n-ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、アルミニウムステアレート等の金属石鹸、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖、パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体等が挙げられる。これらのゲル化剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
成分(C)以外のアルコール類としては、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、ソルビトール、マルトース、キシリトール等の糖アルコール、コレステロール、フィトステロール、ラノステロール等のステロール類が挙げられる。これらのアルコール類は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
成分(B)以外の界面活性剤としては、親油型グリセリンモノステアレート、自己乳化型グリセリンモノステアレート、ポリグリセリンモノステアレート、ソルビタンモノオレート、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート等のエステル型界面活性剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のエーテル・エステル型界面活性剤、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン化ステロール等のエーテル型界面活性剤等が挙げられる。これらの界面活性剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
粉体としては、球状、針状、板状等の形状、粒子径、多孔質か無孔質かといった粒子構造に関係なく用いることができる。粉体としては、酸化チタン、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリカ、スチレン・アクリル酸共重合体、ビニル樹脂等が挙げられる。これらの粉体は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
紫外線吸収剤・散乱剤としては、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ケイ皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、3-(4´-メチルベンジリデン)-d-カンファー、3-ベンジリデン-d、l-カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール、2、2´-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール、2-(2´-ヒドロキシ-5´-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2´-ヒドロキシ-5´-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4-メトキシ-4´-t-ブチルジベンゾイルメタン、5-(3,3-ジメチル-2-ノルボルニリデン)-3-ペンタン-2-オン、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。これらの紫外線吸収剤・散乱剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、トリメチルグリシン等のアミノ酸誘導体、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アミノ酸等の天然保湿因子(NMF)成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子等が挙げられる。これらの保湿剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
防腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、2,4,4´-トリクロロ-2´-ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4´-トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、レゾルシン、エタノール、フェノキシエタノール等が挙げられる。これらの防腐剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、アスコルビン酸塩等が挙げられる。これらの酸化防止剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸塩、エデト酸、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等が挙げられる。これらのキレート剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
pH調整剤としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等が挙げられる。これらのpH調整剤は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
薬効成分としては、ニキビ用薬剤、ビタミン類、消炎剤、美白用薬剤、アミノ酸類、収斂剤、清涼化剤、角質剥離剤、殺菌剤、皮脂抑制剤、各種抽出物等が挙げられる。ニキビ用薬剤としては、イオウ、サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。ビタミン類としては、アスコルビン酸ナトリウム、酢酸トコフェロール、パンテノール、塩酸チアミン、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、ビオチン等が挙げられる。消炎剤としては、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸ステアリル、アズレン、アラントイン等が挙げられる。美白用薬剤としては、ハイドロキノン、アルブチン、トラネキサム酸、アスコルビン酸グルコシド、コウジ酸、グルタチオン、ウワウルシエキス等が挙げられる。アミノ酸類としては、グリシン、アルギニン、グルタミン酸、タウリン、L-システイン、γ-アミノ酪酸等が挙げられる。収斂剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、塩化ナトリウム、ハマメリスエキス、マロニエエキス、メリッサエキス等が挙げられる。清涼化剤としては、L-メントール、DL-カンフル、ユーカリエキス、ティーツリー油等が挙げられる。角質剥離剤としては、サリチル酸、グリコール酸、尿素、パパイン、トリメチルグリシン等が挙げられる。殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、ハロカルバン等が挙げられる。皮脂抑制剤としては、酸化亜鉛、塩酸ピリドキシン等が挙げられる。植物の抽出物としては、クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソウ、ゼニアオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ、ホワイトリリー等が挙げられる。これらの薬効成分は、単独で使用することができるが、二種以上の混合物として使用することもできる。
<化粧料組成物の特性>
当該化粧料組成物は、化粧品の自然及びオーガニック指数表示に関するガイドラインで定められているISO 16128に準拠して算出される自然由来指数(水を含まない)が85%以上であることが好ましく、95%以上がより好ましい。当該化粧料組成物は、ISO 16128に準拠して算出される自然由来指数(水を含まない)が85%以上であることにより、SDGsにより適うものとなる。
<化粧料組成物の製造方法>
当該化粧料組成物は、油性成分と水性成分とを、夫々、成分(B)を含む固形油分の融点以上に加熱溶解させ、加熱溶融させた状態で水性成分に油性成分を添加し、機械的な剪断力によって乳化させて乳化粒子を形成した後、35℃まで徐々に冷却し、その後、放冷することによって得ることができる。
以下、実施例を示しつつ本発明を更に詳細に説明するが、本発明は実施例によって限定されるものではない。
本発明の特徴構成を有する化粧料組成物(実施例1~7)を作製し、各種測定及び評価を行った。また、比較のため、本発明の特徴構成を有しない化粧料組成物(比較例1~13)を作製し、同様の測定及び評価を行った。結果を表1~5に示す。
[実施例1~7、比較例1~13]
表1~5に記載の配合量に従い、油性成分と水性成分とを、夫々、成分(B)を含む固形油分の融点以上に加熱溶解させ、水性成分に油性成分を添加し、機械的な剪断力で乳化させて乳化粒子を形成した後、35℃まで徐々に冷却し、その後、放冷することによって、実施例1~7、及び比較例1~13の化粧料組成物を得た。なお、水膨潤性粘土鉱物は、通常、比較的高いアルカリ性を示すため、表1~5において、pHを中性付近に調整すべく、水膨潤性粘土鉱物を配合した場合には乳酸を配合し、一方、水膨潤性粘土鉱物を配合しない場合には乳酸を配合しなかった。なお、表1~5において、「-」は、配合しなかったことを示す。
実施例1~7、及び比較例1~13の化粧料組成物における測定及び評価項目は、pH、粘度、高温安定性、及び使用性である。各項目について、以下、説明する。
[pH]
pHメータを用い、得られた化粧料組成物のpHを25℃で測定した。
[粘度]
ブルックフィールド型回転粘度計を用い、ローターとしてNo.4を用い、粘度が10000mPa・s未満の場合、回転数を60rpm、測定時間を30秒に設定し、粘度が10000mPa・s以上の場合、回転数を6rpm、測定時間を60秒に設定し、得られた化粧料組成物の粘度を25℃で測定した。
[高温安定性]
得られた化粧料組成物をガラスビンに入れ、50℃で1週間放置後、以下の判定基準で高温安定性を評価した。
A:2層に分離せず、クリーミング、及び固形の析出物が観察されなかった(良好)。
B:2層に分離せず、クリーミングは観察されなかったが、固形の析出物が観察された(不良)。
C:2層に分離し、下層が上層より透明性が高くなり、クリーミングが観察された(使用不可)。
[使用性]
得られた化粧料組成物を適量、一方の手の指に取り、他方の手の甲に塗布し、伸ばしたときの感触を、以下の判定基準で評価した。
A:ヌルツキを感じず、滑らかに伸びた(良好)。
B:ヌルツキを感じなかったが、滑らかに伸びなかった(普通)。
C:ヌルツキを感じ、しかも滑らかに伸びなかった(不良)。
Figure 0007341547000001
Figure 0007341547000002
Figure 0007341547000003
Figure 0007341547000004
Figure 0007341547000005
成分(A)としてのヘクトライト、成分(B)としてのステアロイルグルタミン酸ナトリウム、及び成分(C)としてのベヘニルアルコールと、成分(D)としての水とを含む実施例1~4の化粧料組成物は、高温安定性がA評価、使用性がA評価であり、高温安定性、及び使用性に優れるものであることが示された。
成分(A)としてのヘクトライトを含まない比較例1の化粧料組成物は、高温安定性がC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、クリーミングが観察され、高温安定性に劣るものであることが示された。
成分(A)としてのヘクトライトの含有量が実施例1~4の化粧料組成物と夫々同じものどうしで比較して、成分(B)及び成分(C)を含まない比較例2~5の化粧料組成物は、夫々実施例1~4の化粧料組成物よりも粘度が小さく、化粧料組成物の特性自体に劣るものであり、加えて、高温安定性がB又はC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、高温安定性に劣るものであることが示された。
成分(A)としてのヘクトライトに代えてキサンタンガムを用いた比較例6の化粧料組成物は、高温安定性がA評価、使用性がC評価であり、高温安定性に優れるものの、ヌルツキを感じ、しかも滑らかに伸びず、使用性に劣るものであることが示された。比較例6よりもキサンタンガムの配合量が少ない比較例8の化粧料組成物は、高温安定性がC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、高温安定性に劣るものであることが示された。
成分(A)~(C)を全て含まず、その代わりにキサンタンガムを含む比較例7の化粧料組成物は、高温安定性がB評価、使用性がC評価であり、高温安定性にも、使用性にも劣るものであることが示された。比較例7よりもキサンタンガムの配合量が少ない比較例9の化粧料組成物は、高温安定性がC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、高温安定性に劣るものであることが示された。
成分(A)としての夫々ヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウム、成分(B)としてのジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、及び成分(C)としてのミリスチルアルコールと、成分(D)としての水とを含む実施例5~7の化粧料組成物は、実施例1~4と同様に、高温安定性がA評価、使用性がA評価であり、高温安定性、及び使用性に優れるものであることが示された。
成分(A)としてのヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムを含まない比較例10の化粧料組成物は、高温安定性がC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、クリーミングが観察され、高温安定性に劣るものであることが示された。
成分(A)としてのヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムの含有量が実施例5~7の化粧料組成物と夫々同じものどうしで比較して、成分(B)及び成分(C)を含まない比較例11~13の化粧料組成物は、夫々実施例5~7の化粧料組成物よりも粘度が小さく、化粧料組成物の特性自体に劣るものであり、加えて、高温安定性がB又はC評価、使用性がA評価であり、使用性に優れるものの、高温安定性に劣るものであることが示された。
以下、実施例8~10に、本発明の化粧料組成物の製剤処方例を示す。これら実施例8~10の化粧料は、成分(A)~(D)を含んでおり、ここでは詳述しないが、高温安定性、及び使用性に優れるものであることが確認されている。
[実施例8]
(乳液)
<配合成分名> <配合量(質量%)>
ヘクトライト 1.0
ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.2
ベヘニルアルコール 1.3
シア脂 0.9
ミリスチン酸オクチルドデシル 1.0
スクワラン 2.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
ラベンダー油 0.01
キサンタンガム 0.01
ニコチン酸アミド 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ツボクサエキス 0.1
ユキノシタエキス 0.1
グリセリン 7.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
プロパンジオール 8.0
ジプロピレングリコール 2.0
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.09
乳酸 0.04
フェノキシエタノール 0.3
水 残余
[実施例9]
(クリーム)
<配合成分名> <配合量(質量%)>
ベントナイト 3.0
リン酸セチル 0.7
セチルアルコール 1.8
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 1.0
ホホバ種子油 2.0
スクワラン 10.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
ローズマリー葉油 0.01
トラネキサム酸 1.0
グリチルリチン酸二カリウム 0.05
トウキ根エキス 0.1
セージ葉エキス 0.1
セイヨウノコギリソウエキス 0.1
グリセリン 10.0
1,3-ブチレングリコール 3.0
プロパンジオール 5.0
ペンチレングリコール 1.0
アルギニン 0.35
乳酸 0.04
エチルヘキシルグリセリン 0.1
フェノキシエタノール 0.3
水 残余
[実施例10]
(美容液)
<配合成分名> <配合量(質量%)>
ケイ酸アルミニウムマグネシウム 1.5
ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5
ベヘニルアルコール 4.0
イソステアリン酸水添ヒマシ油 1.0
オリーブ果実油 2.0
スクワラン 4.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
ベルガモット果実油 0.01
酢酸トコフェロール 0.05
アラントイン 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.05
スフィンゴモナス培養エキス 0.3
シャクヤク根エキス 0.1
アロエベラ葉エキス 0.1
オタネニンジン根エキス 0.1
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
(PCA-Na)
グリセリン 8.0
キシリトール 1.0
トレハロース 1.5
1,3-ブチレングリコール 3.0
プロパンジオール 5.0
ジプロピレングリコール 2.0
ペンチレングリコール 1.0
エチルヘキシルグリセリン 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.09
乳酸 0.06
塩化ナトリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
水 残余
本発明の化粧料組成物は、クリーム、乳液、美容液等の化粧料の原材料として利用可能であるが、医薬品、医薬部外品などの原材料としても利用可能である。

Claims (3)

  1. 高分子化合物を含まない化粧料組成物であって、
    以下の成分(A)~(D):
    (A)水膨潤性粘土鉱物
    (B)アニオン性界面活性剤
    (C)20℃で固体の高級アルコール
    (D)水
    を含有し、
    前記成分(A)は、ヘクトライト、ベントナイト、及びケイ酸アルミニウムマグネシウムからなる群から選択される少なくとも一つであり、
    前記成分(B)は、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、リン酸セチル、及びステアロイルメチルタウリンナトリウムからなる群から選択される少なくとも一つであり、
    前記成分(C)は、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、及びセチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つであり、
    前記成分(A)の含有量が0.5~5質量%であり、
    前記成分(B)の含有量が0.01~2質量%であり、
    前記成分(C)の含有量が0.5~7質量%であり、
    前記成分(D)の含有量が50~90質量%である化粧料組成物(但し、ベントナイトと、ステアロイルグルタミン酸ナトリウムと、セチルアルコールとを含有する化粧料組成物を除く)
  2. 前記成分(B)と前記成分(C)との合計含有量が0.5~8質量%である請求項1に記載の化粧料組成物。
  3. ISO 16128に準拠して算出される自然由来指数(水を含まない)が85%以上である請求項1又は2に記載の化粧料組成物。
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