JP7341420B2 - アンカーボルトの施工治具および基礎型枠構造物 - Google Patents
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Description
図1、図2に示すように、コンクリート基礎1は、幅広で高さの小さいベース部1aと、ベース部1aの上に形成される幅狭で高さの大きい立上げ部1bとを有している。コンクリート基礎1には、アンカーボルト2が埋設固定されている。アンカーボルト2の上端部は、立上げ部1bの上端面から上方に突出している。
本実施形態では、基礎型枠構造物30は、コンクリートが打設される型枠5と、アンカーボルト2の施工治具10と、アンカーボルト2とを備えている。施工治具10は、型枠5の一対の側壁部に水平状態に固定された一対の受け具11、11と、一対の受け具11、11に水平状態に固定されたアンカープレート15とを少なくとも備えている。アンカーボルト2は、コンクリート基礎1の上部に建物の躯体を連結固定するためボルトであり、アンカープレート15に吊下げられた状態でアンカープレート15に保持される。
本実施形態では、アンカーボルトの施工治具10は、型枠5内に生コンクリートを打設して成形されたコンクリート基礎1にアンカーボルト2を埋設固定するための治具である。施工治具10は、コンクリート基礎1の上面から、上方に(より好ましくは鉛直方向に)アンカーボルト2の上端部を突出させた状態で固定するものである。なお、本実施形態では、コンクリート基礎1が打設された後に、施工治具10は、コンクリート基礎1には埋設されないため、コンクリート基礎1から取り除かれる。
前記の如く構成された本実施形態のアンカーボルト2の施工治具10を用いた施工方法について、図2、図7を参照して説明する。図7は、図1~6で示すアンカーボルトの施工治具10の施工方法を示す工程図である。
つぎに、第2実施形態に係る施工治具10Aを、図9、図10に基づき詳細に説明する。なお、この実施形態は、第1実施形態に対し、施工治具がアンカープレート15に着脱自在に取付けられるアタッチメント25を備える点が、先の実施形態とは異なる。したがって、他の実質的に同等の機能を有する構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。なお、図9(a)では、アタッチメント25の有無を説明するために、第1プレート部15aのみにアタッチメント25を取り付けているが、第1プレート部15bにもアタッチメント25が取り付けられていてもよい。
つぎに、本発明に係るアンカーボルトの施工治具のさらに他の実施形態について、図11~図15を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態のアンカーボルト2の施工治具10に対して、受け具11とアンカープレート15の形状が異なる。さらに、本実施形態では、施工治具10Bは、一対の幅止め具をさらに備えている。したがって、他の実質的に同等の機能を有する構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
Claims (7)
- 型枠内にコンクリートを打設して成形されたコンクリート基礎の上面から上方にアンカーボルトの上端部が突出するように、前記コンクリート基礎に前記アンカーボルトを埋設固定するためのアンカーボルトの施工治具であって、
前記型枠の対向する一対の側壁部の内壁面に取付けられる内壁取付部と、前記内壁取付部が前記内壁面に取付けられた状態で、前記型枠の内方に突出した受け部と、を備えた一対の受け具と、
前記アンカーボルトを吊下げた状態で保持し、前記受け具の各受け部に固定具で支持固定されるアンカープレートと、を備え、
前記内壁取付部と前記受け部とは連続しており、前記内壁取付部が前記内壁面に取付けられた状態で、前記内壁取付部は、前記受け部の下方に位置するものであり、
前記各受け具の受け部には、前記固定具が挿通される第1貫通孔が形成されており、
前記アンカープレートには、前記アンカープレートが前記受け具に支持された状態で、前記第1貫通孔とともに前記固定具が挿通される第2貫通孔が形成されており、前記アンカープレートと前記受け具とは、前記固定具を介して固定されるものであり、
前記第1および第2貫通孔のうち一方の貫通孔は、前記一対の側壁部が対向する方向である型枠幅方向に延在する、他方の貫通孔との位置合わせ用の長孔であることを特徴とするアンカーボルトの施工治具。 - 前記内壁取付部は、前記受け部に対して、前記一対の側壁部が対向する方向と直交する方向である型枠長手方向に延在した延在部分を、前記内壁取付部の両側に有しており、
前記延在部分には、前記受け具を前記側壁部に取り付ける止め具が挿入される貫通孔またはスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルトの施工治具。 - 前記第1および第2貫通孔のうち他方の貫通孔は、前記一対の側壁部が対向する方向と直交する方向である型枠長手方向に延在し、前記型枠長手方向に沿った前記アンカープレートの位置を調整する調整用の長孔であることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルトの施工治具。
- 前記アンカープレートの縁部のうち、少なくとも一方の前記側壁部の前記内壁面に対向する縁部には、前記内壁面に沿って上方に立ち上がる腰壁筋を逃がすための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のアンカーボルトの施工治具。
- 前記アンカープレートは、前記アンカープレートが所定の基準位置に配置されたことを確認するための基準線と、前記基準線上に貫通して設けられた基準孔と、を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のアンカーボルトの施工治具。
- 前記アンカープレートには、前記アンカーボルトを前記アンカープレートに吊下げるべく、前記アンカーボルトを挿通する挿通孔が形成されており、
前記施工治具は、前記アンカープレートに着脱自在に取付けられるアタッチメントを備え、
前記アタッチメントには、前記挿通孔よりも小さい小径挿通孔が形成されており、
前記アンカープレートと前記アタッチメントは、前記アンカープレートの前記挿通孔が形成された位置に、前記小径挿通孔が配置されるように、相互に着脱自在となっていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のアンカーボルトの施工治具。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載のアンカーボルトの施工治具を備えた基礎型枠構造物であって、
前記一対の側壁部を備えた前記型枠と、
前記型枠の前記一対の側壁部に水平状態に固定された一対の受け具と、
前記一対の受け具に水平状態に固定されたアンカープレートと、
前記アンカープレートに吊下げられた状態で支持されるアンカーボルトと、を備えることを特徴とする基礎型枠構造物。
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