JP3809638B2 - 木造住宅の基礎に埋め込む柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの支持固定方法、及び同支持固定方法に用いるアンカー芯出しポール - Google Patents

木造住宅の基礎に埋め込む柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの支持固定方法、及び同支持固定方法に用いるアンカー芯出しポール Download PDF

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Description

本発明は木造建築の軸組における柱の引き抜き耐力に伴う柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの埋め込みに関し、土台上における柱に緊結されるホールダウン接合金物と直結し、締め付け固定とする基礎よりのアンカーボルトが柱に近接する筋交いと干渉することなく、また無理なく確実に接合金物と緊結できるよう、さらに、多数のホールダウンアンカーボルトの正確な位置への埋め込み作業能率を大幅に向上させることのできる、アンカーボルト芯出し部材と同時に付属して用いるアンカーボルト支持金具に関するものである。
木造住宅の柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトは同じ基礎埋め込みにおいて、他の土台緊結用アンカーボルトに比べ、径も太く長さも長い場合が多くまた、より正確な据付と丁寧なコンクリート打設が必要となり木製型枠上でアンカーボルトの正確な位置固定の方法として木片の位置出し材を釘で固定し、水糸を張り通りを正確に出し、型枠づたいに寸法を正確に測り出し、ドリルで穴をあけて据え付け固定し、コンクリートを打設するのが現状で、非常にやっかいで手間がかかり特に、位置固定する木片が薄い場合、締め付け固定が不安定でコンクリート打設時に垂直に埋設されにくく、失敗する場合が多く、土台上の柱に近接する筋交い等の切り欠きもやむを得ない等、重大な欠陥を招く原因にもなっている。
こうした問題を解決する方策の一つとして木製型枠または鋼製型枠用のアンカーボルト支持金具として立上がり基礎の基礎巾に応じて基礎巾の中心としてアンカーボルトを蝶ネジボルト等で垂直固定支持するものが多く市販されるようになってきたものの、相変わらずアンカーボルトの埋め込みの正確な位置固定において水糸を張り通りを正確に出し、型枠づたいに寸法を正確に測り固定することに変わりなく、また、土台上の柱に近接する筋交いの位置の変更あるいは干渉する断熱材及び耐力壁の補強とする構造用合板張り等を伴う場合、ホールダウン接合金物と接合する基礎よりのアンカーボルトの位置が必ずしも基礎巾の中心とは限らない場合もあり、未だに解決策がとれていないことも現状である。
本発明は従来のアンカーボルト支持金具に上記の如き問題があったことに鑑みて為されたものであり、柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの埋め込み位置が基礎巾の中心以外であっても所定の埋め込み位置に正確に支持固定ができることはもちろんのこと、合理的でアンカーボルトの埋め込み作業能率も大幅に向上させることができるアンカーボルト支持金具を提供することを技術的課題とするものである。
本発明は上記の課題を解決するため以下のような技術的手段を採用した。
柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの正確な埋め込み位置の固定をする上で従来の基礎ベース上に立上がり布基礎の型枠組み込み終了後、水糸を張り、型枠づたいに寸法を測り、アンカーボルト支持金具で固定するのではなく、逆に立上がり布基礎の型枠を組む前に基礎ベース上にホールダウン用アンカーボルトの所定の埋め込み位置を正確に測り出し、その確定する位置にポイントを施し、ポイント材の例としてPCプラグを用い、そのプラグの中心通孔部分にコンクリート釘を打ち込み直立固定とし、立上がり布基礎の型枠の組み込みが終了した後で板状のアンカーボルト支持金具の両端を両型枠の上に固定しないまま置き、その支持金具中央に一体形成された円筒状のアンカーボルト締め付け固定部材の内部通孔を介して上部に一体構成として用いる、附属装備されている垂直建て入り専用のキャッチ型水準器付きのアンカー芯出しポール1の本体の棒状丸鋼部材を上より直立して挿入し、同部材の下部円筒型の内部空洞部を基礎ベース上のポイントとする直立固定状態のPCプラグに直立して差し込み同部材上部の水準器の気泡を目安としアンカー芯出しポールの垂直の確認をしてアンカーボルト支持金具の両端に設けられた釘穴または皿ビス穴を介して両木製型枠上に釘止め又はビス止め固定とするアンカーボルト支持金具の固定後、使用するアンカーボルト径と同径であるアンカー芯出しポール本体を引き抜き、次に同支持金具の中央の締め付け固定部の円筒状でアンカーボルトの径よりやや大きい内径の通孔を介し、下方よりアンカーボルトの頭部のネジ部より挿入し、同締め付け固定部の中心のネジボルトにて埋め込み深さを調整してアンカーボルトの締め付け固定を行うという合理的で、かつ正確なアンカーボルトの埋め込み位置固定ができるという手段を講じた。
本発明の柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトを立上がり布基礎に正確な位置に埋め込むことを目的とするアンカーボルト芯出し部材のアンカー芯出しポール1を用いアンカーボルト支持金具2及び鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3による埋め込みアンカーボルトの支持固定をすることにより、従来の型枠上に水糸を張り、通りを正確に出し、かつ型枠づたいに寸法を測り出す必要がない等、大幅な作業能率の向上につながり、またアンカーボルトの支持固定をする場合の鉄筋の干渉による修正も事前に可能であり、埋め込む位置の精度の向上にもつながる。
また本発明のアンカーボルト芯出し部材であるアンカー芯出しポール1及びアンカーボルト支持金具2を用いた柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの支持固定方法は1種類にて共通性をもつ特徴から立上がり基礎工事に使用する木製型枠、鋼製型枠にとらわれず両用可能であり、作業能率と効率の高い結果は勿論のこと又、組み合わせて用いるアンカーボルト支持金具2が基礎型枠上の元の位置に確実にスライドして脱着できるという特徴から埋め込むアンカーボルトの長さの長短にとらわれることもない。
以下、本発明を添付図面に示す実施例1、及び第2実施例並びに第3実施例に基づいて詳しく説明する。
図1は本発明の実施例1たるアンカー芯出しポール1の全体斜視図(a)で(a−1)(a−2)は組み合わせて構成される部材の断面図及び上面図で、(b)(c)は一体構成されて使用する附属部材の全体斜視図で図2は組み合わせて施工するアンカーボルト支持金具2の全体斜視図(a)で(b)及び(b−1)はアンカーボルトを支持する概略全体斜視図及び使用するアンカーボルトの断面図である。図3の(a)〜(d)は実施例1、第2実施例及び第3実施例の範囲で使用する備品の全体斜視図で、図4はその備品を用い実施例1、第2実施例及び第3実施例の範囲で最初に行う施工の順位の工程を説明する概略工程斜視図であり、図5、図6は実施例1のアンカー芯出しポール1と組み合わせて使用するアンカーボルト支持金具2との一体構成で施工する状態を示す概略工程斜視図で、図6(b)は本発明の特徴とする重要なアンカー芯出しポール1の垂直確認の目安とする同本体の上部に附属装備された状態の垂直建て入り専用の水準器14の気泡14−Aの状態を表す上面図である。図7(a)及び(b)は実施例1のアンカー芯出しポール1と組み合わせて施工するアンカーボルト支持金具2によるアンカーボルトの支持の工程を示す工程斜視図及び同アンカーボルトが同支持金具にて木製型枠に支持固定された状態を表す全体斜視図である。図8(a)及び図9(a)(b)は実施例1の施工要領をもとに使用するアンカーボルトが、両側の立上がり基礎用型枠の背よりも高く長い場合の実施例2たるアンカー芯出しポール1と組み合わせて使用するアンカーボルト支持金具2の特徴と施工の要領を示す工程斜視図で、図10(a)(b)は同アンカーボルトをアンカーボルト支持金具2に取付ける施工要領を示す工程斜視図及び型枠への支持固定の状態を表す全体斜視図である。図11は実施例1のアンカー芯出しポール1と組み合わせて使用するアンカー支持金具2と鋼製型枠専用ホルダー3Aと一体構成とする状態をしめす全体斜視図(a)で、同組み合わせ一体構成とする実施例3の鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3の全体斜視図(c)。図12はアンカー芯出しポール1と組み合わせて使用する鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3による実施例3の施工概略工程斜視図で、図13(a)は実施例3のアンカー芯出しポール1と鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3の組み合わせ一体構成とする施工の状態を示す全体斜視図で、図14(a)(b)は使用するアンカーボルトが両側立上がり布基礎用鋼製型枠の背よりも高く長い場合の鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3に組み合わせて装着したアンカー支持金具2と鋼製型枠専用ホルダー3Aの実施例3の最も特徴を示す工程斜視図であり、図15(a)はアンカーボルト支持金具2の鋼製型枠専用ホルダー3Aへの長いアンカーボルトの支持固定に伴うアンカーボルトの取り付け要領を示す工程斜視図であり、(b)は実施例3の同アンカーボルトの鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3による型枠への固定支持状態を示す全体斜視図である。
図1(a)に示すように本実施例のアンカー芯出しポール1は一定の長さHの棒状の丸鋼で、下部に一定の深さの円筒型の内部空洞部11を有し、上部に一定の長さのネジ部12を有する部材10とその部材10の上部ネジ部12に円筒状で内部通孔メネジ13´の長さ調整用補助部材13を取り付け構成し、さらにその円筒状補助部材13に気泡14−Aで確認する垂直建て入り専用のキャッチ型水準器14が取付けられ組み合わせ一体構成されている。(図1(a−1)(a−2)(b)(c)参照)
図3(a)に示すように、ポイント施工におけるポイント材の例として使用するPCプラグPの形状は一般に市販のもので、円筒状で内部通孔P0はコンクリート釘N1を挿入することができ、直立固定のPCプラグPと嵌合いするアンカー芯出しポール1の本体の棒状丸鋼10の下部の円筒型の内部空洞部11の内径Zと深さYは同嵌め合い可能なポイント材の例として使用するPCプラグPの外径Z1よりやや大きく、高さY1よりやや深い形状としたもので、又棒状丸鋼部材10の径d1は基礎に埋め込む柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトA1、A2の径d2と等しく同径で、通常使用される立上がり布基礎の木製型枠Kの背hよりも多少長くした一定の長さHで上部の附属の補助部材13は使用する木製の型枠の背hの変化に応じて伸縮調整の機能をもつ。(図1(a)(a−1)(c)図2(b)(b−1)図6参照)
アンカー芯出しポール1を用いアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2の本体20の形状が板状で中央にホールダウン接合金物用アンカーボルトA1、A2を挿入して締め付け固定する円筒状部材21が一体形成されており、その円筒状締め付け固定部材21の通孔21´の内径Dは同アンカーボルトA1、A2の径d2よりもやや大きく、部材21の外側中心に同アンカーボルトA1、A2を支持固定する螺合締め付け用ボルト22が附属され、また本体20の板状の両端部には木製型枠Kに取付け固定用の釘穴20−Aと皿モミ付きビス穴20−Bおよび皿モミ付きビス穴20−Bと連通するビスのスライド用長溝20−Cがあり、端部まで切れている。(図2(a)(b)(b−1)参照)
第1実施例の上部立上がり布基礎用木製型枠Kを組む前の通常の作業として、布基礎フーチング基礎のベースB、または一体土間的スラブ状のベタ基礎のベースBの上に、上部立上がり布基礎の位置及び基礎巾Wの墨出し作業を行うが、同時墨出し作業としてホールダウン接合金物用アンカーボルトの埋め込み位置を測定し確定位置に同アンカーボルトA1、A2の芯とする十字型の芯墨C1を施し、その交わりの芯C0上にポイント材として使用する例のPCプラグPを用いそのPCプラグPの中心通孔部P0を介しコンクリート釘N1を打ち込み直立固定させた上で、上部アンカーボルトA1、A2の埋め込み位置の確定ポイントとする。(図4(a)(b)(c)参照)
立上がり布基礎用木製型枠Kの組み込み終了後、同両側の木製型枠上に本体板状のアンカーボルト支持金具2の両端を置き、固定しないままの状態で同支持金具2の中央の円筒状のアンカーボルト締め付け固定部材21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を直立して上から挿入し、下方基礎ベースB上のアンカーボルトA1の埋め込み位置確定のポイントである直立固定されたPCプラグPにアンカー芯出しポール1の本体棒状丸鋼部材10の下部円筒型の内部空洞部11を差し込み嵌合いし、同部材10の上部補助部材13に附属装着された垂直建て入り専用のキャッチ型水準器14の気泡14−Aを目安とし、アンカー芯出しポール1の垂直を維持したままアンカーボルト支持金具2の両端の釘穴20−A、また皿ビス穴20−Bを介して両側の木製型枠K上に釘止めまたはビス止めにてアンカーボルト支持金具2を固定する。(図5(a)(b)図6(a)(b)参照)
立上がり布基礎用木製型枠K上に固定されたアンカーボルト支持金具2の中央の円筒状の締め付け固定部材21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を直立状態にて抜き取り、再び同締め付け固定部材21の下方より通孔21´を介し、短い場合のホールダウン接合金物用アンカーボルトA1の頭部ネジ部A10より挿入し、同固定部材21の中心に設けられた締め付け固定ボルト22にて埋め込み深さを調整してアンカーボルトA1の締め付け固定を行う。(図7(a)(b)参照)
図7(a)(b)に示す実施例1の柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトA1の長さL1が立上がり布基礎用木製型枠の背hより低く短い場合は両側の同型枠Kの上にアンカーボルト支持金具2の両端に設けられた釘穴20−Aまたは皿ビス穴20−Bを介して釘止めまたはビス止めにて同支持金具2を固定したまま、同支持金具中央の締め付け固定部材21の下方より通孔21´を介して同アンカーボルトA1の頭部ネジ部A10より挿入し同固定部材21の締め付け固定ボルト22にて支持固定が可能であるのに対し、使用する長いアンカーボルトA2の長さL2が立上がり布基礎用木製型枠Kの背hより高く長い場合はアンカーボルト支持金物2を同型枠上に固定したまま同支持金物の中央締め付け固定部材21の下方より通孔21´を介してアンカーボルトA2の頭部ネジ部A20より挿入することは不可能である。
実施例2の柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトA2の長さL2が立上がり布基礎用木製型枠Kの背hより高く長い場合のアンカーボルト支持金具2によるアンカーボルトの締め付け固定として実施例1同様、基礎のベースB上に直立固定するPCプラグPを埋め込みアンカーボルトの位置の確定とするポイントとし、同木製型枠Kの組み込み終了後、アンカーボルト支持金具2の両端を両側の同木製型枠Kの上に置き、固定しない状態で同時に同支持金具2の中央の円筒状のアンカーボルト締め付け固定部材21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を直立して上から挿入し下方ベースB上の直立固定状態のPCプラグPにアンカー芯出しポール1の本体棒状丸鋼部材10の下部円筒型の空洞部11を差し込み嵌合いし、同部材上部補助部材13に附属装着された垂直建て入り専用のキャッチ型水準器14の気泡14−Aを目安としアンカー芯出しポール1の垂直を維持したまま両側型枠K上のアンカーボルト支持金具2の両端の皿ビス穴20−Bを選択し皿ビスSにてビス止めにて同支持金具2を一旦締め付け固定し、固定後、アンカー芯出しポール1を同支持金具2の締め付け固定部材21より直立状態にて引き抜き、次に同支持金具2を締め付け固定した皿ビスSを本体板状部分20の厚さtより少し高めに戻し直立した状態とする。(図5(a)(b)、図8(a)(b)、図9(a)(b)参照)
アンカーボルト支持金具2の皿ビス穴20−Bと連通するビスのスライド用長溝20−Cより同支持金具2をスライドして引き抜き、フリーの状態にて使用する木製型枠Kの背hより高く長いアンカーボルトA2の頭部ネジ部A20より同支持金具2の同締め付け固定部材21の下方より通孔21´を介し挿入し、突出した状態のまま再び同支持金具2の長溝20−Cを介して皿ビス穴20−Bの中心を両側の木製型枠Kの上に直立状態の皿ビスSの中心の位置まで戻し同皿ビスSにて再度締め付け固定を行い、アンカーボルト支持金具2の締め付け固定部材21の締め付け固定ボルト22にて同アンカーボルトA2の埋め込み深さの調整をして締め付け固定とする。(図9(b)、図10(a)(b)参照)
立上り布基礎用型枠に鋼製型枠Fを使用する場合の鋼製型枠専用ホルダー3Aと前記実施例2のアンカーボルト支持金具2を組み合わせて一体構成として使用する鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3による実施例3の、使用する鋼製型枠専用ホルダー3Aの両側の鋼製型枠への固定は、同専用ホルダー両側の長蝶ネジ締め付け固定ボルト31にて行い、立上がり布基礎の基礎巾に対応可能とする範囲は両側の同長蝶ネジ締め付け固定ボルト31の長さJの範囲で調整が可能でまた同専用ホルダー本体3Aの板状部30の中央は組み合わせて使用するアンカーボルト支持金具2の円筒状の締め付け固定部材21が干渉されないよう、同固定部材21の外径D´よりやや大きい開口の凹部34となっており、さらに同板状部30の上面両側にアンカーボルト支持金具2の皿ビス穴20−Bの径よりやや小径の固定ボルト32が皿ビス穴間の間隔Vと同間隔で両側に一体形成として固定され蝶ネジナット33で締め付け固定することができるもので、アンカーボルト支持金具2を同専用ホルダー3Aの小径ボルト32に同支持金具2の長溝20−Cを介してスライドして皿ビス穴20−Bを合致させた上で同蝶ネジナット33で締め付け固定し一体構成して使用する。(図11(a)(b)参照)
前記実施例2同様、柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトが鋼製型枠Fの背h´よりも長い、長さL2の埋め込みアンカーボルトA2を例に正確な埋め込み位置でのアンカーボルトの支持固定は、鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3の両端を図12(a)に示すように固定しないまま置き、同時に一体となったアンカーボルト支持金具2の締め付け固定部材21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を上から直立して挿入し、下方ベース上のアンカーボルトの埋め込み位置確定のポイントとするPCプラグPにアンカー芯出しポール1の下部円筒型の内部空洞部11を直立して差し込み嵌め合い、本体上部の垂直建て入り専用水準器14の気泡14−Aを目安に同アンカー芯出しポール1の垂直確認と垂直を維持し同支持金具3の両側の長蝶ネジ締め付け固定ボルト31にて両側の鋼製型枠と同支持金具3の本体を固定する。(図12(a)(b)、図13(a)(b)参照)
固定後、一体構成された支持金具2の締め付け固定部分21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を引き抜き(図14(a))、鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3の本体の同専用ホルダー3Aの蝶ネジナット33を少しゆるめて同支持金具2のスライドの長溝20−Cより引き出し、同支持金具2をフリーの状態にて長さL2の埋め込みアンカーボルトA2の頭部のネジ部A20より同支持金具2の締め付け固定部分21の通孔21´を介し挿入し突出した状態で再び同支持金具2の長溝20−Cを介し同専用ホルダー3Aの小径ボルト32の中心に同支持金具2の皿ビス穴20−Bの中心を合致させた上で同専用ホルダー3Aの蝶ネジナット33にて締め付け固定を行いアンカーボルトA2の埋め込み深さの調整をアンカーボルト支持金具2の中央の同締め付け固定部分21の締め付け固定ボルト22にて締め付け固定する。(図14(a)(b)、図15(a)(b)参照)
本発明の第1実施例たる附属部材を組み合わせて一体構成としたアンカー芯出しポール1の全体斜視図(a)で、(a−1)は本体の棒状形状部の断面図で、(a−2)は本体上部の附属部材と一体構成の状態の上面図であり、図(b)図(c)は本体上部に装備され一体構成となる附属部材の全体斜視図である。 前記第1実施例たるアンカー芯出しポール1を用いてアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2の全体斜視図(a)で、(b)はアンカーボルトを支持する状態の概略全体斜視図、(b−1)は使用する同アンカーボルトの断面図である。 前記第1実施例の施工時に使用するポイント材と使用する例とした(a)および(b)で、(c)、(d)は木製型枠上に用いる備品の全体斜視図である。 前記第1実施例の最初に行う施工の順位の工程を説明する概略工程斜視図(a)(b)(c)である。 本発明の第1実施例たるアンカー芯出しポール1を用いアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2の施工要領を説明する概略工程斜視図(a)で、(b)は同時施工要領とする下部の近視工程斜視図である。 本発明の第1実施例たるアンカー芯出しポール1とアンカーボルト支持金具2と一体構成で施工する状態を示す全体斜視図(a)で、(b)は同施工で最も重要なアンカー芯出しポール1の垂直確認をする同本体の上部に附属装備された状態の器具の上面図である。 前記第1実施例のアンカー芯出しポール1を用いアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2によるアンカーボルトの支持の工程を示す工程斜視図(a)で、(b)は同アンカーボルトの支持固定の状態を表す全体斜視図である。 (a)は前記第1実施例の図4の施工順位の工程を経て本発明のアンカー芯出しポール1を用いアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2との一体構成にて施工する第2実施例たる使用するアンカーボルトが両側の立上がり基礎用型枠の背よりも高く長い場合の施工の状態を示す全体斜視図で(b)は同施工で最も重要なアンカー芯出しポール1の本体の垂直確認をする同本体の上部に附属装備された状態の器具の上面図である。 前記第2実施例のアンカー芯出しポール1を用いてアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2の特徴と施工の要領を示す工程斜視図(a)および(b)である。 前記第2実施例のアンカーボルト支持金具2による長いアンカーボルトの支持固定に伴うアンカーボルトの取り付け要領を示す工程斜視図(a)で(b)は同アンカーボルトの型枠への支持固定の状態を表す全体斜視図である。 (a)は立上がり基礎型枠に鋼製型枠を使用する場合の第3実施例たるアンカー芯出しポール1を用いてアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2に、さらに組み合わせて使用する鋼製型枠専用ホルダー3Aのアンカーボルト支持金具2と一体構成とする状態を示す全体斜視図で、(b)は同専用ホルダー3Aに附属する鋼製型枠締め付け固定用部材の全体斜視図で、(c)は鋼製型枠専用ホルダー3Aと第1、第2実施例同様組み合わせて使用する支持金具2が一体構成され鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具となる状態を示す全体斜視図。 (a)は第3実施例たる前記第1実施例および第2実施例の図4の施工順位の工程を経て本発明のアンカー芯出しポール1を用いてアンカーボルトを支持固定する鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3による施工要領を説明する概略工程斜視図で、(b)は同時施工要領とする下部の近視工程斜視図である。 前記第3実施例たるアンカー芯出しポール1を用い鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3と一体構成で施工する状態を示す全体斜視図(a)で、(b)は第1実施例、第2実施例同様、同施工で最も重要なアンカー芯出しポール1の本体の垂直確認をする、同本体の上部に附属装備された状態の器具の上面図である。 前記第3実施例たる前記第2実施例同様、使用するアンカーボルトが両側立上がり基礎用鋼製型枠の背よりも高く長い場合の鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3に組み合わせて附属装着としたアンカーボルト支持金具2と鋼製型枠専用ホルダー3Aの特徴を示す工程斜視図(a)及び(b)である。 前記第3実施例たるアンカーボルト支持金具2と鋼製型枠専用ホルダー3Aによる長いアンカーボルトの支持固定に伴うボルトの取り付け要領を示す工程斜視図(a)で、(b)は同アンカーボルトの鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3とする型枠への支持固定の状態を表す全体斜視図である。
符号の説明
1 アンカー芯出しポール
10 棒状丸鋼または棒状の丸鋼
11 下部円筒型の内部空洞部
12 上部長ネジ部
13 円筒状の長さ調整用補助部材
13´円筒状の長さ調整用補助部材の通孔メネジ部
14 垂直建て入り専用のキャッチ型水準器
14−A 垂直建て入り専用のキャッチ型水準器の気泡または水準器の気泡
d1 棒状の丸鋼の径または外径
H 棒状の丸鋼の一定の長さ
Z 下部円筒型の内部空洞部の内径
Y 下部円筒型の内部空洞部の深さ
2 アンカーボルト支持金具
20 板状部
21 円筒状の締め付け固定部材
21´円筒状の締め付け固定部材の通孔
22 締め付け固定ボルトまたはネジボルト
20−A 丸釘穴
20−B 皿ビス穴(皿モミ付ビス穴)
20−C ビスのスライド用長溝または長溝
D 円筒状の同締め付け固定部の通孔の内径
D´ 円筒状の締め付け固定部材の外径
t 板厚
A1 ホールダウン接合金物用の短いアンカーボルト
A10 ホールダウン接合金物用の短いアンカーボルトの頭部のネジ部
L1 ホールダウン接合金物用の短いアンカーボルトの長さ
A2 ホールダウン接合金物用の長いアンカーボルト
A20 ホールダウン接合金物用の長いアンカーボルトの頭部のネジ部
L2 ホールダウン接合金物用の長いアンカーボルトの長さ
d2 ホールダウン接合金物用の長短アンカーボルトの径または外径(長短アンカーボルト共、同径)
P 基礎ベース上に直立固定するポイント材としての例
P0 PCプラグの中心通孔部
Z1 PCプラグの径または外径
Y1 PCプラグの背または長さ
N1 コンクリート釘
N2 丸釘
S 皿ビス
K 立上がり布基礎の木製型枠または木製型枠
F 立上がり布基礎の鋼製型枠または鋼製型枠
h 木製型枠の背
h´ 鋼製型枠の背
B 布基礎フーチング基礎のベースまたはベタ基礎のベース
W 立上がり布基礎の基礎巾墨または巾墨
C1 ホールダウン接合金物用アンカーボルトの十字型の芯墨またはアンカーボルトの十字型の芯墨
C0 ホールダウン接合金物用アンカーボルトの芯またはアンカーボルトの芯
3 鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具
3A 鋼製型枠専用ホルダー
30 板状部
31 長蝶ネジ締め付け固定ボルト
32 小径の固定ボルト
33 蝶ネジナット
34 板状部中央の凹部
J 長蝶ネジ締め付け固定ボルトの長さ
V 小径の固定ボルト間の間隔および皿ビス穴間の間隔



Claims (3)

  1. 木造建築の基礎に埋め込む柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの径と等しい径で通常使用される立上がり布基礎の木製型枠の背よりも多少長くした一定の長さの棒状の丸鋼で、下部を一定の深さの円筒型の内部空洞部11とし、上部に一定の長さのネジ部12を有することを特徴とする部材10と、その部材10の上部ネジ部12に、使用する木製型枠の背の変化に応じて長さ不足を解消すべく円筒状で内部通孔メネジとした長さ調整用補助部材13を取り付け、さらにその円筒状の補助部材13に垂直建て入り専用のキャッチ型水準器14を装着し、組合わせて一体構成として使用することを特徴とするアンカー芯出しポール1。
  2. アンカー芯出しポール1とアンカーボルト支持金具2を用い基礎に埋め込む柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトを所定の位置に支持固定するにあたり、アンカー芯出しポール1の特徴として、同本体10の下部円筒型で内径Zの内部空洞部11と嵌合い可能な形状のポイント材を用いて、基礎ベース上に直立固定とするポイントを施し、同アンカー芯出しポール1の下部の内部空洞部11と嵌合し、支点とする位置固定を行い、かつ上部の垂直建て入りキャッチ型水準器14にて基礎上部での位置を定めるという仕様用途から、基礎工事で先行する布基礎用フーチング基礎のベース、または最近の一体土間的スラブ状のベタ基礎のベース上に立上がり布基礎用木製型枠を組む前の作業として、あらかじめ立上がり布基礎の位置及び同基礎巾の墨出し作業と同時に上記アンカーボルトの埋め込み位置を示す十字型の芯墨を施し、その中心の芯上に同アンカー芯出しポール1の下部の内部空洞部11と嵌合可能な直立固定されるべくポイントの施工において、使用するポイント材の例として、安価で調達の容易な、円筒状で内部通孔をもつPCプラグと、同プラグを固定すべくコンクリート釘を用い、同PCプラグの中心通孔部P0にコンクリート釘を打ち込み、直立固定のアンカーボルトの埋め込み位置の確定とするポイントとし、
    一方、立上がり布基礎用木製型枠の組み込み終了後、同型枠上にアンカーボルトを支持固定する、アンカーボルト支持金具2の特徴として、本体20が板状で中央にアンカーボルトを挿入し締め付け固定する機能を持つ内部通孔の円筒状の直立部材21が一体形成され、その通孔21´の内径Dは上記アンカー芯出しポール1の本体の棒状丸鋼10の外径d1よりやや大きく同円筒状の締め付け固定部材21の中央に直交してアンカーボルトを締め付け固定する締め付け固定ボルト22を有し、本体板状部20の両端には木製型枠上の固定すべく釘穴20−Aと皿モミ付ビス穴20−B及び同ビス穴20−Bと連通する長溝20−Cがあり、その長溝20−Cは端部まで切れているのが特徴で、同アンカーボルト支持金具2の使用用途として型枠の背より低く短いアンカーボルトの支持固定の場合、両立する木製型枠K上に、同支持金具2の両端を直交して固定しない状態のまま置き、同支持金具2の直立してアンカーボルトの締め付け固定をする中央の円筒状固定部材21の使用するアンカーボルトの径よりやや大きい内径Dの通孔21´を介してアンカー芯出しポール1を上から直立して挿入し、あらかじめ基礎ベース上にアンカーボルトの埋め込み位置のポイントとする直立固定のPCプラグに同アンカー芯出しポール1の下部の内部空洞部11を差込み嵌合わせしめ、支点の位置固定とし上部の垂直建て入りキャッチ型水準器14の気泡14−Aを目安に同本体10の垂直確認をし、同時にアンカーボルト支持金具2の両端の釘穴20−Aまたは皿ビス穴20−Bを介して両立する木製型枠上に釘止め、またはビス止め固定し、然る後、同アンカー芯出しポール1を同支持金具2の中央の円筒状締め付け固定部材21の通孔21´より引き抜き、次に同固定部材21の下方より通孔21´を介して木製型枠Kの背hより短いアンカーボルトA1の頭部A10より挿入し、埋め込み深さを調整して同固定部材21の中心に直交して設けられた締め付け固定ボルト22にて同アンカーボルトの締め付け固定とするアンカー芯出しポール1とアンカーボルト支持金具2を用いた柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの支持固定方法。
  3. 立上がり布基礎用の木製型枠上にアンカーボルトを支持固定するアンカーボルト支持金具2は板状で、中央にアンカーボルトを直立挿入して締め付け固定する内部通孔の円筒部材21が一体形成され、同部材21の長さはアンカーボルトが垂直に支持固定される程度の長さで、その内部通孔21´の内径Dは使用するアンカーボルトの径と等しい前記アンカー芯出しポール1の棒状丸鋼10の径d1よりやや大きく、かつ同円筒部材21と直交して中心にアンカーボルトの締め付け固定ボルト22を有し、さらに本体板状部20の両端には、両立する木製型枠上に固定する釘穴20−Aと皿モミ付ビス穴20−B及び同ビス穴20−Bと連通する長溝20−Cがあり、端部まで切れていて、使用するアンカーボルトの長さが両立する木製型枠Kの背より高く長い場合に、同支持金具本体を水平にスライドして引き抜き可能とする機能が特徴で、同型枠K上に同アンカーボルト支持金具2を固定するにあたり、使用するアンカーボルトの長さが同型枠Kの背hより低く短い場合は、釘止めまたはビス止め固定とする前記の施工手順の通りであるが、同アンカーボルトが同型枠Kの背hより高く長い場合の同支持金具2の同型枠K上への取付固定後に、同支持金具2の中央の円筒状の締め付け固定部材21の通孔21´を介して、下方よりアンカーボルトA2の頭部ネジ部A20からの挿入が不可能となり、この場合、同アンカーボルトA2を支持固定するする方法として、一度、同支持金具2の両端を直交する両立の木製型枠K上に固定しないまま置き、アンカー芯出しポール1を用い同支持金具2の中央の締め付け固定部材21の通孔21´を介し、上から直立して挿入し、基礎ベース上のアンカーボルトの埋め込み位置のポイントとする直立固定のPCプラグに同アンカー芯出しポール1の下部円筒型の内部空洞部11を直立して差込み、嵌合し位置固定した後、上部の垂直建て入り専用水準器14の気泡14−Aを目安に、同本体10の垂直確認をして、同時に同支持金具2の板状部20の両端の皿ビス穴20−Bを選択して皿ビスSにて同支持金具2を一旦締付け固定した後、同アンカー芯出しポール1を同支持金具2の締付け固定部材21の通孔21´より引き抜き然る後、両端を締付け固定した皿ビスSを同支持金具2の本体板状部20の厚さtより少し高めくらいにゆるめて戻した状態のままとし、同支持金具2の両端の皿ビス穴20−Bと連通する長溝20−Cを介して同支持金具2本体を水平にスライドして引抜き、フリーの状態にて、木製型枠Kの背hよりも長いアンカーボルトA2の頭部A20より同支持金具2の締付け固定部材21の通孔21´を介して下方より挿入し、突出した状態で、再び同支持金具2の板上部20の両端の長溝20−Cをガイドとし、同型枠K上に浮いた状態の両側の皿ビスSを軸として水平にスライドして戻し、同皿ビスSの軸の中心と皿ビス穴20−Bの中心が合致したことを確認して再度、同皿ビスSにて締付け固定を行い然る後、同支持金具2の円筒状の固定部材21の通孔21´に直交して設けられた締付け固定ボルト22にて埋め込み深さを調整してアンカーボルトの締付け固定とする、立上がり布基礎用木製型枠Kの背hよりも高く長いアンカーボルトA2であっても同アンカーボルト支持金具2の本体形状20の特徴である皿ビス用皿モミ付ビス穴20−B及びスライドして脱着を可能とし、ガイド的役割をもつ連通する長溝20−Cにより正確に容易にアンカーボルトの支持固定ができるアンカーボルト支持金具2であって、又、立上がり布基礎用型枠に鋼製型枠Fを使用する場合において同アンカーボルト支持金具2の本体形状の特徴を生かし、同支持金具2と組み合わせて一体構成して使用する鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3の本体である鋼製型枠専用ホルダー3Aの両立する鋼製型枠F上への固定は同鋼製型枠Fとの締め付け固定機能を持つ同ホルダー3Aの本体板状部30と直交する両端部側面の所定位置に一体形成して設けられた長蝶ネジ締付け固定ボルト31にて行い、立上がり布基礎巾に対応可能とする範囲は両側の同長蝶ネジ締付け固定ボルト31の締め付け範囲である長さjの範囲で調整が可能で同ホルダー3Aの本体板状部30の上面に上記アンカーボルト支持金具2の両端の皿ビス穴20−Bよりやや小径の固定ボルト32が同支持金具2の皿ビス穴間の間隔Vと同間隔で両側に一対として直立固定され、同固定ボルト32に装着された蝶ネジナット33にて一体となる同支持金具2を脱着せしめるもので、直立する同固定ボルト32の軸に同支持金具2の両端の長溝20−Cをガイドとして水平にスライドして同支持金具2の皿ビス穴20−Bの中心を合致させた上で同蝶ネジナット33にて締付け固定し一体構成とする、同アンカーボルト支持金具2と同鋼製型枠専用ホルダー3Aを組み合わせて使用する鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3であり、使用する鋼製型枠Fの背h´より長い場合のアンカーボルトA2の支持固定は直交する両立の鋼製型枠Fの上に同アンカーボルト支持金具3の本体板状部30を固定しないまま置き、一体構成された中央の締付け固定部材21の通孔21´を介してアンカー芯出しポール1の本体10を直立して上から挿入し、下方基礎ベース上のアンカーボルトの埋め込み位置のポイントとする直立固定のPCプラグPに同アンカー芯出しポール1の下部空洞部11を差込み嵌合し、位置固定した後、上部の垂直建て入り専用水準器14の気泡14−Aを目安に、同アンカー芯出しポール本体10の垂直確認をして同時に、両立する鋼製型枠Fと同支持金具3の両端部側面に設けられた両側の長蝶ネジ締め付け固定ボルト31にて同本体支持金具3を締め付け固定し然る後、同支持金具3の中央の締付け固定部材21の通孔21´よりアンカー芯出しポール1を直立したまま引抜き、さらに、同支持金具3の両端の締付け蝶ネジナット33を少しゆるめ、直立する小径の固定ボルト32を軸とし、ガイドとする長溝20−Cを介して水平にスライドして引き出し、一体構成されたアンカーボルト支持金具2をフリーの状態にして上記アンカーボルトA2の頭部A20を同支持金具2の中央の締付け固定部材21の通孔21´の下方より挿入し、突出した状態で両立する鋼製型枠F上に締付け固定されている鋼製型枠専用ホルダー3Aの、直立する両端の小径の固定ボルト32を軸に、同支持金具2の両端の長溝20−Cをガイドとして水平にスライドし、同支持金具2の皿ビス穴20−Bの中心と同専用ホルダー3Aの小径の固定ボルト32の中心を合致させた上で、同固定ボルト32の蝶ネジナット33にて再び同支持金具2の締付け固定を行い、然る後、埋め込み深さの調整をして中央の締付け固定部材21の締付け固定ボルト22にてアンカーボルトA2の締付け固定とする、上記鋼製型枠専用ホルダー3Aとアンカーボルト支持金具2を組み合わせて一体構成し、使用することを特徴とする鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3であってアンカー芯出しポール1と鋼製型枠専用アンカーボルト支持金具3を用いた柱のホールダウン接合金物用アンカーボルトの支持固定方法。
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