JP7340243B2 - フェンス用パネル及びフェンス - Google Patents

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Description

本発明は、縦格子模様が施されたフェンス用パネル及びフェンスに関する。
土地などの境界線の近くには、それを示すものとして縦、横、縦横、又は斜めなどの格子模様が施されたフェンスが設置される場合が少なくない。中でも、縦格子材により縦格子模様が施されたフェンスは多く使用されている。
従来より、縦格子模様が施されたフェンスは様々な工夫がなされてきた。例えば、特許文献1及び2は、縦格子模様が施されたフェンスとして、複数本の縦格子材と上下の胴縁(横方向の部材)により構成されたパネルを支柱に取り付けた構造である。特許文献1(特に図2などで示されるもの)では、既設フェンスの既設支柱を残して新設フェンスを取り付けることで、改装工事を短時間にできるようにしたものが開示されている。特許文献2では、支柱に取付けた胴縁に腐食や錆が生じにくく、パネル同士の継ぎ目が目視されず外観が改善されるようにした構造が開示されている。
特開2011-163095号公報 特開2015-161100号公報
しかし、特許文献1及び2のような従来のフェンスの構造では、地中にその一部を埋設した支柱に胴縁、縦格子材を順に接合したフェンス全体の厚さは、支柱の厚さと胴縁の厚さと縦格子材の厚さの合計となり、フェンス全体の厚みが増している。そのために、特に狭小地にフェンスを設置する場合に困難が生じる。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、施工し易く、かつ、フェンス全体の厚さが薄くできるフェンス用パネル及びフェンスを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のフェンス用パネルは、少なくとも2本設けられ、横方向に延びる突起部及びフランジ部を有するバー部材と、切欠きが形成され、該切欠きに前記バー部材の前記突起部が挿入され、かつ、前記バー部材の前記フランジ部に固定されている複数本の中空の縦格子材と、を備え、前記バー部材の前記フランジ部には、ビス孔が形成され、前記縦格子材は、断面略三角形の溝部が縦方向に形成されており、前記バー部材の前記ビス孔を通過したビスにより前記溝部が穿孔されて、前記バー部材の前記フランジ部に固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載のフェンス用パネルは、請求項1に記載のフェンス用パネルにおいて、前記バー部材の前記突起部は1個であって、前記バー部材は断面T字形をしていることを特徴とする。
請求項に記載のフェンスは、請求項1又は2に記載のフェンス用パネルと、該フェンス用パネルの前記バー部材の両端が固定される2本の支柱と、を備えることを特徴とする。
本発明のフェンス用パネル及びフェンスによれば、施工し易く、かつ、フェンス全体の厚さが薄くできる。
本発明の実施形態に係るフェンスの正面図である。 同上のフェンスの裏面図である。 同上のフェンスの左側面図と左側面視断面図であって、(a)が左側面図、(b)が図1のA-Aで示す線で切断した左側面視断面図である。 同上のフェンスの平面図と平面視断面図であって、(a)が平面図、(b)が図3(a)のB-Bで示す線で切断した平面視断面図である。 同上のフェンスにおけるバー部材と縦格子材の固定部近傍(例えば、図2のSで示す部分)を拡大して示す裏面図である。 同上のフェンスにおけるバー部材と縦格子材の固定部近傍を拡大して示す左側面視断面図であって、(a)が図5のC-Cで示す線で切断したもの、(b)が図5のD-Dで示す線で切断したものである。 同上のフェンスにおけるバー部材と縦格子材の固定部近傍を拡大して示す平面視断面図であって、(a)が図5のE-Eで示す線で切断したもの、(b)が図5のF-Fで示す線で切断したものである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態に係るフェンス1は、図1、図2、図3、図4に示すように、フェンス用パネル2と2本の支柱3と、を備えるものである。2本の支柱3には、フェンス用パネル2の後述するバー部材21の両端が固定されている。フェンス用パネル2(つまり、後述するバー部材21と縦格子材22)と支柱3の材質としては、一般的な剛性材料(例えば、アルミ材やステンレス材など)を用いることができる。
フェンス用パネル2は、上下2本のバー部材21と複数本の縦格子材22を備える。
バー部材21は、横方向に延びる突起部21a及びフランジ部21fを有する。突起部21aは、フランジ部21fから突起している(図6参照)。突起部21a及びフランジ部21fは、薄板状とすることができる。
突起部21aは1個とし、バー部材21は断面T字形をしていることが好ましい。これは、後述するように縦格子材22が挿入しやすく、そのとき安定でもあるので、作業効率が良いからである。
バー部材21は、断面T字形をもの以外に、変形することも可能である。例えば、突起部21aは2個以上とすることも可能である。また、突起部21aは1個とし、バー部材21は断面L字形にすることも可能である。また、突起部21aは、後述するように縦格子材22の切欠き22aに挿入するところ以外をなくすことも可能である。
バー部材21は、通常は、ビス21Aにより後述する縦格子材22が固定される。その場合、フランジ部21fには、縦格子材22ごとにビス孔21faが形成される。ビス孔21faは、縦格子材22ごとに1個であることも可能であるが、2個だと強固に縦格子材22を固定することができる。
縦格子材22は、中空のものであり、側面に切欠き22aが形成されている。この切欠き22aには、バー部材21の突起部21aが挿入される。よって、切欠き22aの幅は、突起部21aの厚みに比べて、少し大きめの略同一である。
縦格子材22は、上記のようにバー部材21の突起部21aが挿入されるとともに、バー部材21のフランジ部21fに固定されている。固定手段は、通常は、上述したように、ビス21Aによる。
縦格子材22は、ビス21Aの位置合わせのための断面略三角形の溝部22bが縦方向に形成されているのが好ましい(図5及び図7参照)。そうすると、フランジ部21fのビス孔21faの位置に縦格子材22の溝部22bを目視で配置することができる。そして、フランジ部21fのビス孔21faの中心が縦格子材22の溝部22bの中心から僅かにずれていたとしても、ビス21Aが溝部22bの幅の内側に当たりさえすれば、縦格子材22は、溝部22bが穿孔されるときに、フランジ部21fのビス孔21faの中心が縦格子材22の溝部22bの中心に一致するように自動的に移動することができる。こうして、縦格子材22は、適正にバー部材21のフランジ部21fに固定されることが容易にできる。
支柱3は、地面Gの下にその一部が埋設される(図1、図2、図3の破線部分を参照)。支柱3は、バー部材21が固定できるものであれば、特にその形状及び構造が限定されるものではない。また、支柱3は、縦格子材22と同様にビス21Aによりバー部材21を固定することができる。
以上説明したフェンス1の構成により、フェンス1全体の厚さが薄くできる。例えば、支柱3が70mm角、バー部材21のフランジ部21fの厚さが3mm、縦格子材22の奥行(フェンス1の厚さ方向の長さ)が70mmとすると、フェンス1全体の厚さは73mmとなる。
また、フェンス1では、バー部材21の突起部21aを縦格子材22の切欠き22aに挿入させることで上下の(縦方向の)位置合わせが容易にできる。また、縦格子材22の溝部22bにより横方向の位置合わせが容易にできる。また、各バー部材21と各縦格子材22の固定は、2個程度のビス21Aを用いて容易にできる。従って、施工し易く(言い換えれば、施工効率が良く)、また、施工精度も向上する。
以上、本発明の実施形態に係るフェンスについて説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、バー部材21は、上下少なくとも2本設けられていれば、3本以上にしても構わない。また、支柱3を3本以上にして、フェンス1を横に連続して設置することができるのは勿論である。
1 フェンス
2 フェンス用パネル
21 バー部材
21a バー部材の突起部
21f バー部材のフランジ部
21fa バー部材のビス孔
21A ビス
22 縦格子材
22a 縦格子材の切欠き
22b 縦格子材の溝部
3 支柱
G 地面

Claims (3)

  1. 少なくとも2本設けられ、横方向に延びる突起部及びフランジ部を有するバー部材と、
    切欠きが形成され、該切欠きに前記バー部材の前記突起部が挿入され、かつ、前記バー部材の前記フランジ部に固定されている複数本の中空の縦格子材と、
    を備え、
    前記バー部材の前記フランジ部には、ビス孔が形成され、
    前記縦格子材は、断面略三角形の溝部が縦方向に形成されており、前記バー部材の前記ビス孔を通過したビスにより前記溝部が穿孔されて、前記バー部材の前記フランジ部に固定されていることを特徴とするフェンス用パネル。
  2. 請求項1に記載のフェンス用パネルにおいて、
    前記バー部材の前記突起部は1個であって、前記バー部材は断面T字形をしていることを特徴とするフェンス用パネル。
  3. 請求項1又は2に記載のフェンス用パネルと、
    該フェンス用パネルの前記バー部材の両端が固定される2本の支柱と、
    を備えることを特徴とするフェンス。
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