JP7340236B2 - パネルの取付構造 - Google Patents
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Description
また、前記取付部は、クランプとしてもよい。
また、前記支柱には、前記第1レール支持装置及び前記第2レール支持装置を一組としたとき、高さが異なって配置される複数組の第1レール支持装置及び第2レール支持装置を有していてもよい。
また、本発明のレール支持装置は、自身の延出方向と直交する一方向が開口する開口部を備えた嵌合溝が形成されたレール支持部材と、上下方向に立てた状態の支柱に対して前記レール支持部材を取り付ける取付部であって、前記嵌合溝の延出方向が水平方向に合致するように、かつ前記水平方向とは直交する上方向又は下方向に前記開口部が臨むように前記支柱に対して着脱自在に取付ける取付部とを備え、前記レール支持部材には、パネルの上下両端のいずれか一方をスライド自在とするレール部材を取り外し可能に取付ける締結部材を有するものである。
以下、本発明を具体化した第1実施形態のパネルの取付構造及びレール支持装置を図1~図6を参照して説明する。
次に上記のように構成されたパネルの取付構造及びレール支持装置の作用を説明する。なお、説明の便宜上、複数の同じ高さの支柱20が予め立設されているとともに、各支柱20の上部には、パネル取付調整用のパイプ24が外嵌されて相互に同じ高さとなるように固定されているものとする。また、レール支持装置50A、50Bを支柱20に取付ける場合、レール部材30A、30B、蝶ボルト57、及びパネル押さえバー58は、レール支持装置50A、50Bから外した状態で行われる。なお、蝶ボルト57は、後に取り付けるレール部材30A、30Bに干渉しない状態であれば、ナット56に螺合した状態であってもよい。
(1)本実施形態のパネルの取付構造では、並設された複数の支柱20において、高さが高い第1部位としての上部及び上部よりも高さが低い第2部位としての下部に対して第1レール支持装置としてのレール支持装置50A及び第2レール支持装置としてのレール支持装置50Bがそれぞれ着脱自在に取り付けられている。レール支持装置50A、50Bのうち、相互に隣接するレール支持装置50A間及びレール支持装置50B間には、レール支持装置50A及びレール支持装置50Bにそれぞれ支持された第1レール部材としてのレール部材30A及び第2レール部材としてのレール部材30Bが架設されている。また、レール部材30A及びレール部材30B間に、複数のパネル10の上端及び下端がそれぞれスライド自在に配置されている。
次に第2実施形態のパネルの取付構造を図7、図8(a)、図8(b)、図9(a)及び図9(b)を参照して説明する。
上部嵌合溝65a、及び上部開口部64aは、支柱20Aの上下方向である立設方向に対して直交する水平方向、すなわち、長手方向である延出方向に沿って延出されている。また、上部開口部64aは、その延出方向とは直交する上方に開口する。そして、上部嵌合溝65aは、第1実施形態のレール支持装置50Bの嵌合溝55と同機能を有している。また、中央壁61a、側壁61b下部、及び側壁61c下部は、レール支持部材であって、第1レール支持部材に相当する。下部嵌合溝65bは、第1嵌合溝に相当する。
(1)本実施形態のパネルの取付構造では、支柱20Aには、高さが異なって配置される第1レール支持装置としてのレール支持装置50Aと第2レール支持装置としてのレール支持装置50Cの組、及び第1レール支持装置としてのレール支持装置50Cと第2レール支持装置としてのレール支持装置50Bの組を有する。この結果、各組において、同一の大きさのパネル10A、10が上下端部のそれぞれの配置の高さが統一されて規制されるため、各組における各パネルの配置の高さが異なることもなく、パネルの取付け及び取り外し作業を簡便に行うことができる効果がある。
次に第3実施形態のパネルの取付構造を図10、図11(a)、及び図11(b)を参照して説明する。
図1、図4に示す第1実施形態のレール支持装置50Aは、支柱20のパイプ24に対してクランプ53を介して取付けられていた。本実施形態では、レール支持装置50Aは、図11(a)及び図11(b)に示すように、前記クランプ53の代わりに取付部としての円筒状の取付管70を備えているところが異なっている。
本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図9(a)、図9(b)に示すように第2実施形態では、側壁61b上部及び下部を含めた側壁61b全体、並びに側壁61c上部及び下部を含めた側壁61c全体は平板状に形成されている。この代わりに、側壁61b上部、及び側壁61c上部を、中央壁61aを境に側壁61b下部及び側壁61c下部に対して、支柱側、或いは反支柱側へ偏位させた段違い形状にしてもよい。
25…係止段部、26…接続部、27…透孔、28…フランジ、
30A…レール部材(第1レール部材)、
30B…レール部材(第2レール部材)、
31…中央壁、32、33…側壁、34…開口、
35…スライド溝(第1スライド溝、第2スライド溝)、
36、37…折曲片、50A…レール支持装置(第1レール支持装置)、
50B…レール支持装置(第2レール支持装置)、
50C…レール支持装置(第2レール支持装置、第1レール支持装置)
51…レール支持部材(第1レール支持部材、第2レール支持部材)、
51a…中央壁、51b、51c…側壁、
51d、51e…折曲片、52…アーム、52a…支持部、
52b…張り出し部、52c…連結部、53…クランプ、
53a…固定挟着部材、53b…可動挟着部材、53c…揺動ボルト、
53d…ナット、53e…係合溝、54…開口部、
55…嵌合溝(第1嵌合溝、第2嵌合溝)、56…ナット、
57…蝶ボルト(締結部材)、58…パネル押さえバー、
61…レール支持部材、61a…中央壁、61b…側壁、61c…側壁、
62…アーム、62a…支持部、62b…連結側壁、
64a、64b…開口部、65a…上部嵌合溝、65b…下部嵌合溝、
66…ナット、67…蝶ボルト、70…取付管、72…透孔、74…アーム。
Claims (7)
- 並設された複数の支柱において、高さが高い第1部位及び前記第1部位よりも高さが低い第2部位に対して第1レール支持装置及び第2レール支持装置がそれぞれ着脱自在に取り付けられ、
前記第1レール支持装置は、下方へ開口する第1嵌合溝を有し、
前記第2レール支持装置は、上方へ開口する第2嵌合溝を有し、
前記第1レール支持装置及び第2レール支持装置のうち、相互に隣接する第1レール支持装置との間及び第2レール支持装置との間には、前記第1レール支持装置の前記第1嵌合溝及び前記第2レール支持装置の前記第2嵌合溝にそれぞれ嵌合された第1レール部材及び第2レール部材が架設され、
前記第1レール部材は、下方へ開口する第1スライド溝を有し、
前記第2レール部材は、上方へ開口する第2スライド溝を有し、
前記第1レール部材の前記第1スライド溝内及び前記第2レール部材の前記第2スライド溝内に、複数のパネルの上端及び下端がそれぞれスライド自在に配置され、
前記第1スライド溝内及び前記第2スライド溝内に、それぞれパネル押さえバーを有し、
前記複数のパネルのうち、前記第1レール支持装置及び第2レール支持装置に相対するパネルは、該第1レール支持装置及び第2レール支持装置にそれぞれ取り付けられた締結部材にて前記各パネル押さえバーを介して締結解除可能に締結されており、
前記各パネル押さえバーは、その両端部が相互に隣接する第1レール支持装置及び第2レール支持装置にそれぞれ取り付けられた前記締結部材により前記パネルを押圧及びその解除が可能となっているパネルの取付構造。 - 前記締結部材は蝶ボルトである請求項1に記載のパネルの取付構造。
- 前記第1レール支持装置及び前記第2レール支持装置は、前記支柱に対して着脱自在の取付部を含む請求項1又は請求項2に記載のパネルの取付構造。
- 前記取付部は、クランプである請求項3に記載のパネルの取付構造。
- 前記第1レール支持装置の前記取付部は、前記支柱の上端に対して嵌合離脱自在の取付管である請求項3に記載のパネルの取付構造。
- 前記支柱には、前記第1レール支持装置及び前記第2レール支持装置を一組としたとき、高さが異なって配置される複数組の第1レール支持装置及び第2レール支持装置を有している請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のパネルの取付構造。
- 前記複数組において、相互に隣接する一方の組の第2レール支持装置と、他方の組の第1レール支持装置とは、一体に連結されている請求項6に記載のパネルの取付構造。
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