JP7339452B2 - ガスタービンのクリアランス制御システム - Google Patents

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Description

本開示は、ガスタービンのクリアランス制御システムに関する。
本願は、2020年9月8日に日本国特許庁に出願された特願2020-150225号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1には、定格運転時に翼環を冷却することにより、タービンの静止側部品と回転側部品との間のクリアランスを減少させるようにしたガスタービンが記載されている。
特開2014-58979号公報
しかしながら、定格運転時に翼環を冷却したままでは、ガスタービンの負荷が急変することによる過度的なクリアランスの減少に対応できないといった問題点があった。
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも1つの実施形態は、ガスタービンの負荷が変動した場合に対応可能なガスタービンのクリアランス制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、圧縮空気を生成する圧縮機と、前記圧縮空気で燃料を燃焼させる燃焼器と、前記燃焼器における前記燃料の燃焼により生じた燃焼ガスで駆動されるタービンとを備えるガスタービンにおいて、前記タービンの静止側部品と回転側部品との間のクリアランスを制御するガスタービンのクリアランス制御システムであって、前記静止側部品に形成され、前記静止側部品を冷却する冷却媒体が流通する冷却通路と、前記冷却媒体の流通方向において前記冷却通路よりも下流側で前記冷却通路に連通し、前記燃焼器内に形成された燃焼器内流路と、前記冷却通路又は前記燃焼器内流路の少なくとも一方に前記冷却媒体を供給する供給装置と、前記冷却通路を流通する前記冷却媒体の流量である第1流量と、前記冷却通路をバイパスして前記燃焼器内流路を流通する前記冷却媒体の流量である第2流量とを調節する調節装置と、前記ガスタービンの負荷を検出し、該負荷に基づいて前記調節装置を作動させる制御装置とを備え、前記制御装置は、前記負荷の変動幅が予め設定された範囲内で推移する負荷安定状態となった場合に、前記第1流量が前記第2流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させ、前記負荷が前記範囲外となる負荷変動状態となった場合に、前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させる。
本開示のガスタービンのクリアランス制御システムによれば、ガスタービンの負荷が変動した場合に過度的なクリアランスの減少が生じる可能性があるが、このような場合にタービンの静止側部品の冷却量を低減するので、ガスタービンの負荷が変動した場合に対応することが可能となる。
本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの構成模式図である。 本開示の一実施形態に係るガスタービンのタービン内の構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの動作を説明するためのグラフ群である。 本開示の一実施形態に係るガスタービンにおいて負荷安定状態を説明するためのグラフである。 本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの動作の変形例を説明するためのグラフである。 本開示の一実施形態に係るガスタービンにおいて負荷安定状態を説明するための別の形態のグラフである。
以下、本開示の実施の形態によるガスタービンのクリアランス制御システムについて、図面に基づいて説明する。かかる実施の形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
<本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの構成>
図1に示されるように、ガスタービン1は、燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器4と、燃焼器4に燃焼用空気としての圧縮空気を供給する圧縮機2と、この圧縮機2と共通の回転軸5を有し、燃焼器4によって生成された燃焼ガスによって駆動されるように構成されたタービン6とを備えている。回転軸5には発電機7が連結されており、発電機7は、タービン6の出力によって駆動されるように構成されている。
図2に示されるように、タービン6において、静止側部品としての翼環11と回転部材としての動翼12との間に隙間、すなわちクリアランス13が形成されている。翼環11には、後述する冷却媒体が流通する冷却通路21が形成されている。冷却通路21に冷却媒体が流通することにより、翼環11が冷却される。翼環11の冷却通路21を流通する冷却媒体の流量を変えることで、翼環11の冷却量が変化し、クリアランス13の大きさが制御される。一般に、ガスタービン1の稼働中に翼環11の冷却量を増大すると、クリアランス13は小さくなり、冷却量を低下すると、クリアランス13は大きくなる。
図1に示されるように、クリアランス制御システム20は、翼環11の冷却量を調整することによってクリアランス13(図2参照)の大きさを制御するためのものであり、冷却通路21と、燃焼器4内に形成された燃焼器内流路22と、ガスタービン1の車室3内の空気を冷却媒体として抽気して昇圧する外部圧縮機23と、一端側が外部圧縮機23に接続されるとともに他端側が冷却通路21及び燃焼器内流路22のそれぞれに接続する第1通路24a及び第2通路24bに分岐する供給通路24と、第1通路24a及び第2通路24bのそれぞれに設けられる流量調整弁25a及び25bと、制御装置26とを備えている。供給通路24を流通する冷却媒体の流通方向において、燃焼器内流路22が冷却通路21の下流側に位置するようにして冷却通路21と燃焼器内流路22とが連通している。制御装置26は、発電機7と、流量調整弁25a及び25bのそれぞれと電気的に接続されている。後述するように流量調整弁25a及び25bはそれぞれ、冷却通路21を流通する冷却媒体の流量である第1流量と、冷却通路21をバイパスして燃焼器内流路22を流通する冷却媒体の流量である第2流量とを調節するため、これらは調節装置25を構成する。
<本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの動作>
次に、本開示の一実施形態に係るクリアランス制御システム20の動作について説明する。図1に示されるように、ガスタービン1を起動すると、圧縮機2で発生した圧縮空気は、燃焼器4に供給されて燃料を燃焼し、燃焼ガスが発生する。燃焼ガスはタービン6に供給されてタービン6を駆動する。タービン6の回転による回転軸5の回転によって発電機7が駆動される。
図3のグラフ(a)に示されるように、ガスタービン1を起動後、ガスタービン1の回転数が上昇し、時間tにおいて無負荷定格速度運転の状態となったら、発電機7が、図示しない電力系統に併入される(負荷併入)。負荷併入後、ガスタービン1の負荷が上昇し、時間tにおいて負荷が安定する。尚、ガスタービン1の負荷は、発電機7の発電量に基づいて、制御装置26によって検出される。図3のグラフ(a)では、時間t以降に負荷が安定した状態として、負荷変動のない水平な直線で簡略的に描かれているが、実際は時間t以降の負荷一定の状態であっても、ある範囲で負荷は変動する。例えば、図4に示されるように、負荷は、負荷の第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1とで定義される範囲内で変動する。このように変動する負荷の移動平均線が負荷の推移として図3のグラフ(a)に示されている。
この実施形態では、負荷が第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1との範囲内で変動する状態が規定時間Δtだけ継続したら、制御装置26は、ガスタービン1の負荷が安定した状態(負荷安定状態)と判断する。この実施形態では、規定時間Δtは、制御装置26に予め設定された一定時間であるとして説明する。
図3のグラフ(b)に示されるように、時間tから規定時間Δtが経過するまでの間に負荷が第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1との範囲内で変動する状態が継続したら、すなわち時間tにおいてガスタービン1が負荷安定状態となったら、制御装置26は、翼環11の冷却を開始する。
次に、翼環11の冷却動作について説明する。図1に示されるように、ガスタービン1が負荷安定状態となるまで(図3において時間tまで)は、制御装置26は、流量調整弁25aを全閉とし、流量調整弁25bを全開とする。冷却媒体として抽気されたガスタービン1の車室3内の空気は、外部圧縮機23によって昇圧されて供給通路24を流通するが、第2通路24bのみを流通し、燃焼器内流路22を流通する。この場合、冷却媒体は冷却通路21をバイパスして流通しないので、翼環11(図2参照)は冷却されない。
翼環11の冷却を開始するときは、制御装置26は、流量調整弁25aを全開とし、流量調整弁25bを全閉とする。そうすると、供給通路24を流通する冷却媒体は、第1通路24aを流通した後、冷却通路21を流通する。これにより翼環11が冷却される。冷却通路21を流通して翼環11を冷却した冷却媒体は、燃焼器内流路22を流通する。尚、流量調整弁25aを全開とするとともに流量調整弁25bを全閉とすることに限定するものではない。それぞれの開度を調整して、上述した第1流量と第2流量との比を調節すれば、翼環11の冷却量を調整することができる。
図3のグラフ(b)に示されるように、時間tにおいて翼環11の冷却が開始されると、ガスタービン1が負荷安定状態である限り、翼環11の冷却が継続される。ガスタービン1の稼働中、ガスタービン1は、負荷安定状態から、規定時間Δtの間に負荷の第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1とで定義される範囲外となる負荷変動状態になる場合がある。図3のグラフ(b)には、その一例として、時間tにおいて負荷が大きく低下する現象が示されている。ガスタービン1が負荷変動状態となったら、制御装置26は、翼環11の冷却を停止する。
時間tにおいて負荷の低下が止まり、この状態で時間tから規定時間Δtが経過するまでの間に上述した範囲内で負荷が変動する状態が継続したら、すなわち時間tにおいてガスタービン1が負荷安定状態となったら、制御装置26は再び翼環11の冷却を開始する。その後、同様にして、時間tにおいてガスタービン1が負荷変動状態となったら、制御装置26は翼環11の冷却を停止し、時間tにおいて負荷の上昇が止まり、この状態で時間tにおいてガスタービン1が負荷安定状態となったら、制御装置26は再び翼環11の冷却を開始する。図3のグラフ(b)には示されていないが、これ以降、ガスタービン1の稼働中はこのような動作を継続する。
時間t10においてガスタービン1を停止するために負荷の低下を開始したら、制御装置26は翼環11の冷却を停止する。時間t11において負荷がゼロとなり、発電機7を電力系統から切り離したら、ガスタービン1を停止する。
<本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの作用効果>
図3のグラフ(c)に示されるように、翼環11を冷却するとクリアランス13(図2参照)が小さくなり、翼環11の冷却を停止するとクリアランス13が大きくなる。すなわち、クリアランス制御システム20の上述の動作によれば、ガスタービン1が負荷安定状態のときに翼環11を冷却してクリアランス13を小さくし、ガスタービン1が負荷変動状態のときに翼環11の冷却を停止してクリアランス13を大きくしている。
クリアランス13は、タービン6の周方向に沿って形成されている。したがって、図3のグラフ(c)に示されているのは、クリアランス13の周方向に沿った平均値である。翼環11を含むタービン6の静止側部品は、必ずしもタービン6の周方向に一様な構成となっているわけではない。このため、温度変化が生じると、クリアランス13が温度変化に伴って周方向に一様には変化しないで、周方向に異なる変化が生じる。クリアランス13の変化前にタービン6の静止側部品の形状が円形であったとすると、温度変化に伴って楕円形状に変形するようになる(このような変形をオーバル変形という)。
このようなオーバル変形が生じる場合、ガスタービン1の負荷に基づくとクリアランス13の平均値としては問題がなくても、周方向に局所的にクリアランス13が非常に小さくなる部分が生じる可能性がある。このようなオーバル変形は、ガスタービン1が負荷変動状態のときに生じ、ガスタービン1が負荷安定状態になると収まる傾向がある。このため、ガスタービン1が負荷変動状態の場合には、翼環11の冷却を停止してクリアランス13の裕度を大きくし、ガスタービン1が負荷安定状態の場合には、翼環11を冷却してクリアランス13の裕度を小さくすることで、ガスタービン1の負荷が変動した場合に対応することが可能となる。
また、ガスタービン1の負荷下げ時及び負荷上げ時にもオーバル変形が生じるが、負荷下げ時には平均クリアランスが大きくなる一方、負荷上げ時には平均クリアランスが小さくなるので、負荷上げ時には、オーバル変形だけではなく平均クリアランスの観点からも過度的なクリアランスの減少が生じる。このような場合でも、ガスタービン1が負荷変動状態であると判断し、翼環11の冷却を停止してクリアランス13の裕度を大きくすることで、過度的なクリアランスの減少に対応可能である。
このように、ガスタービン1の負荷が変動した場合に過度的なクリアランス13の減少が生じる可能性があるが、このような場合にタービン6の翼環11の冷却量を停止又は低減するので、ガスタービン1の負荷が変動した場合に対応することが可能となる。
この実施形態では、上述したように、ガスタービン1の運転を停止するときに、負荷が低下すなわち変動するが、負荷の下降開始から翼環11の冷却量を低減するので、ガスタービン1の運転を停止するときに生じる過度的なクリアランス13の減少にも対応することが可能となる。
<本開示の一実施形態に係るガスタービンのクリアランス制御システムの変形例>
上述の実施形態では、規定時間Δtは、制御装置26に予め設定された一定時間であったが、この形態に限定するものではない。負荷の第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1とで定義される範囲内で推移する負荷の値又は負荷変動状態時の負荷の値からの負荷の変化量に基づいて制御装置26が規定時間Δtを決定してもよい。これによれば、ガスタービン1が負荷安定状態となったか否かをより適切に判断することができるので、ガスタービン1の負荷が変動した場合にさらに適切に対応することが可能となる。
上述の実施形態では、負荷の値に関わらず、規定時間Δtの間に負荷の第1の上限値Lmax-1と第1の下限値Lmin-1とで定義される範囲内で負荷が変動する場合に負荷安定状態であるとし、規定時間Δtの間にこの範囲から負荷が外れるように変動する場合に負荷変動状態であるとしていたが、この形態に限定するものではない。例えば、図6に示されるように、負荷の第2の上限値Lmax-2(例えば95%)及び第2の下限値Lmin-2(例えば80%)を予め設定しておき、制御装置26は、負荷が第2の上限値Lmax-2以上の場合(時間tから時間tの間)は負荷安定状態と判断し、負荷が第2の下限値Lmin-2以下の場合(時間tから時間t12の間又は時間t13以降)は負荷変動状態として判断して、負荷の変動幅にかかわらずに流量調整弁25a及び25bを作動させてもよい。これによれば、ガスタービン1の負荷の値に基づいて翼環11を冷却する必要性が高い場合には冷却を行い、翼環11を冷却する必要性が低い場合には冷却を行わないことにより、翼環11の冷却の制御を簡素化することができる。
上述の実施形態では、負荷安定状態の場合には、翼環11の冷却を停止している。この場合、冷却通路21を冷却媒体が流通していない状態となる。この状態が継続すると、冷却通路21内にドレンがたまり、その後に再び冷却通路21に冷却媒体を流通させると、ドレンが燃焼器内流路22へ持ち込まれてしまう。冷却通路21内にドレンがたまることを抑制するために、図5に示されるように、翼環11の冷却をしないときでも、翼環11の冷却が最小限となる程度の最小限の流量で冷却媒体が冷却通路21を流通させるようにしてもよい。すなわち、流量調整弁25aを全閉にするのではなく、わずかに流量調整弁25aを開くようにしてもよい。
また、冷却通路21内にドレンがたまることを抑制する目的とは別に、負荷安定状態及び負荷変動状態に応じて翼環11の冷却をオンオフする形態に限定するものではない。負荷安定状態から負荷変動状態への移行時及び負荷変動状態から負荷安定状態への移行時における負荷の変動幅に応じて翼環11の冷却量を調節してもよい。すなわち、制御装置26は、負荷の変動幅に応じて、冷却通路21を流通する冷却媒体の流量である第1流量と、冷却通路21をバイパスして燃焼器内流路22を流通する冷却媒体の流量である第2流量との比を決定し、この比に基づく第1流量及び第2流量となるように流量調整弁25a及び25bを作動させてもよい。これにより、ガスタービンの負荷が変動した場合にさらに適切に対応することが可能となる。
上述の実施形態では、ガスタービン1の負荷を発電機7の発電量に基づいて、すなわち直接的に検出しているが、負荷を推定できる他の指標から間接的に検出するようにしてもよい。このような指標として、例えば、圧縮機2の吸気量を調整するための入口案内翼(IGV)の開度を利用することができる。
上述の実施形態では、ガスタービン1の車室3から抽気された空気を冷却媒体としているが、この形態に限定するものではない。圧縮機2で圧縮された圧縮空気の一部や、ガスタービン1の外部から供給された任意の流体を冷却媒体とすることができる。このため、冷却通路21又は燃焼器内流路22の少なくとも一方に冷却媒体を供給する供給装置も、外部圧縮機23に限定するものではなく、使用される冷却媒体に応じて、任意の装置を使用することができる。さらに、調節装置25も流量調整弁25a及び25bに限定するものではなく、例えば三方弁のように、冷却流体を二方向に振り分けることのできる任意の装置を使用することができる。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
[1]一の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、
圧縮空気を生成する圧縮機(2)と、前記圧縮空気で燃料を燃焼させる燃焼器(4)と、前記燃焼器(4)における前記燃料の燃焼により生じた燃焼ガスで駆動されるタービン(6)とを備えるガスタービン(1)において、前記タービン(6)の静止側部品(翼環11)と回転側部品(動翼12)との間のクリアランス(13)を制御するガスタービン(1)のクリアランス制御システム(20)であって、
前記静止側部品(11)に形成され、前記静止側部品(11)を冷却する冷却媒体が流通する冷却通路(21)と、
前記冷却媒体の流通方向において前記冷却通路(21)よりも下流側で前記冷却通路(21)に連通し、前記燃焼器(4)内に形成された燃焼器内流路(22)と、
前記冷却通路(21)又は前記燃焼器内流路(22)の少なくとも一方に前記冷却媒体を供給する供給装置(外部圧縮機23)と、
前記冷却通路(21)を流通する前記冷却媒体の流量である第1流量と、前記冷却通路(21)をバイパスして前記燃焼器内流路(22)を流通する前記冷却媒体の流量である第2流量とを調節する調節装置(25)と、
前記ガスタービン(1)の負荷を検出し、該負荷に基づいて前記調節装置(25)を作動させる制御装置(26)と
を備え、
前記制御装置(26)は、前記負荷の変動幅が予め設定された範囲内で推移する負荷安定状態となった場合に、前記第1流量が前記第2流量よりも大きくなるように前記調節装置(25)を作動させ、前記負荷が前記範囲外となる負荷変動状態となった場合に、前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置(25)を作動させる。
本開示のガスタービンのクリアランス制御システムによれば、ガスタービンの負荷が変動した場合に過度的なクリアランスの減少が生じる可能性があるが、このような場合にタービンの静止側部品の冷却量を低減するので、ガスタービンの負荷が変動した場合に対応することが可能となる。
[2]別の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、[1]のガスタービンのクリアランス制御システムであって、
前記ガスタービン(1)の運転を停止するときに、前記制御装置(26)は、前記負荷の下降開始から前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置(25)を作動させる。
このような構成によれば、ガスタービンの運転を停止するときに負荷が低下、すなわち変動するが、負荷の下降開始からタービンの静止側部品の冷却量を低減するので、ガスタービンの運転を停止するときに生じるクリアランスの減少に対応することが可能となる。
[3]さらに別の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、[1]または[2]のガスタービンのクリアランス制御システムであって、
前記制御装置(26)は、前記負荷安定状態から前記負荷変動状態への移行時及び前記負荷変動状態から前記負荷安定状態への移行時のそれぞれの負荷変化量に基づいて、前記第1流量と前記第2流量との比を決定し、該比に基づく前記第1流量及び前記第2流量となるように前記調節装置(25)を作動させる。
このような構成によれば、負荷変化量に基づいてタービンの静止側部品の冷却量を調整するので、ガスタービンの負荷が変動した場合にさらに適切に対応することが可能となる。
[4]さらに別の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、[1]または[2]のガスタービンのクリアランス制御システムであって、
前記負荷の上限値(第2の上限値Lmax-2)及び下限値(第2の下限値Lmin-2)を予め設定しておき、前記制御装置(26)は、前記負荷が前記上限値(Lmax-2)以上の場合は前記負荷安定状態として前記調節装置(25)を作動させ、前記負荷が前記下限値(Lmin-2)以下の場合は前記負荷変動状態として前記調節装置(25)を作動させる。
このような構成によれば、ガスタービンの負荷の値に基づいてタービンの静止側部品を冷却する必要性が高い場合には冷却を行い、タービンの静止側部品を冷却する必要性が低い場合には冷却を行わないか又は冷却量を低下することにより、タービンの静止側部品の冷却の制御を簡素化することができる。
[5]さらに別の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、[1]または[2]のガスタービンのクリアランス制御システムであって、
前記制御装置(26)は、前記負荷の変動幅が前記範囲内で規定時間推移した場合に前記負荷安定状態と判断し、前記規定時間は前記制御装置(26)によって、前記範囲内で推移する負荷の値又は前記負荷変動状態時の負荷の値からの負荷の変化量に基づいて決定される。
このような構成によれば、ガスタービンが負荷安定状態となったか否かをより適切に判断することができるので、ガスタービンの負荷が変動した場合にさらに適切に対応することが可能となる。
[6]さらに別の態様に係るガスタービンのクリアランス制御システムは、[1]または[2]のガスタービンのクリアランス制御システムであって、
前記制御装置(26)は、前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置(25)を作動させる場合に、前記第1流量がゼロとなるように前記調節装置(25)を作動させる。
このような構成によれば、タービンの静止側部品の冷却をオンオフ制御することになるので、タービンの静止側部品の冷却の制御を簡素化することができる。
1 ガスタービン
2 圧縮機
4 燃焼器
6 タービン
11 翼環(静止側部品)
12 動翼(回転側部品)
13 クリアランス
20 クリアランス制御システム
21 冷却通路
22 燃焼器内流路
23 外部圧縮機(供給装置)
25 調節装置
26 制御装置

Claims (6)

  1. 圧縮空気を生成する圧縮機と、前記圧縮空気で燃料を燃焼させる燃焼器と、前記燃焼器における前記燃料の燃焼により生じた燃焼ガスで駆動されるタービンとを備えるガスタービンにおいて、前記タービンの静止側部品と回転側部品との間のクリアランスを制御するガスタービンのクリアランス制御システムであって、
    前記静止側部品に形成され、前記静止側部品を冷却する冷却媒体が流通する冷却通路と、
    前記冷却媒体の流通方向において前記冷却通路よりも下流側で前記冷却通路に連通し、前記燃焼器内に形成された燃焼器内流路と、
    前記冷却通路又は前記燃焼器内流路の少なくとも一方に前記冷却媒体を供給する供給装置と、
    前記冷却通路を流通する前記冷却媒体の流量である第1流量と、前記冷却通路をバイパスして前記燃焼器内流路を流通する前記冷却媒体の流量である第2流量とを調節する調節装置と、
    前記ガスタービンの負荷を検出し、該負荷に基づいて前記調節装置を作動させる制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、前記負荷の変動幅が予め設定された範囲内で推移する負荷安定状態となった場合に、前記第1流量が前記第2流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させ、前記負荷が前記範囲外となる負荷変動状態となった場合に、前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させる、ガスタービンのクリアランス制御システム。
  2. 前記ガスタービンの運転を停止するときに、前記制御装置は、前記負荷の下降開始から前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させる、請求項1に記載のガスタービンのクリアランス制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記負荷安定状態から前記負荷変動状態への移行時及び前記負荷変動状態から前記負荷安定状態への移行時のそれぞれの負荷変化量に基づいて、前記第1流量と前記第2流量との比を決定し、該比に基づく前記第1流量及び前記第2流量となるように前記調節装置を作動させる、請求項1または2に記載のガスタービンのクリアランス制御システム。
  4. 前記負荷の上限値及び下限値を予め設定しておき、前記制御装置は、前記負荷が前記上限値以上の場合は前記負荷安定状態として前記調節装置を作動させ、前記負荷が前記下限値以下の場合は前記負荷変動状態として前記調節装置を作動させる、請求項1または2に記載のガスタービンのクリアランス制御システム。
  5. 前記制御装置は、前記負荷の変動幅が前記範囲内で規定時間推移した場合に前記負荷安定状態と判断し、前記規定時間は前記制御装置によって、前記範囲内で推移する負荷の値又は前記負荷変動状態時の負荷の値からの負荷の変化量に基づいて決定される、請求項1または2に記載のガスタービンのクリアランス制御システム。
  6. 前記制御装置は、前記第2流量が前記第1流量よりも大きくなるように前記調節装置を作動させる場合に、前記第1流量がゼロとなるように前記調節装置を作動させる、請求項1または2に記載のガスタービンのクリアランス制御システム。
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