JP7339118B2 - 射出成形機の制御盤 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機の制御盤に関する。
特許文献1には、制御盤を機台に収納した構成を有する射出成形機に係り、当該制御盤の箱状部材に伝わる振動を減衰させるための技術が開示されている。開示によると、制御盤は、弾性を有する複数の振動吸収装置と、複数の振動吸収装置に支持される箱状部材と、を備える。
特開2014-51047号公報
開示の制御盤のうち、箱状部材には、その外表面に複数の電子部品が実装される。以下、箱状部材とその箱状部材に実装された複数の電子部品とを、一纏めに「モジュール」と称する。振動吸収装置は、モジュールを支持する支持装置としての機能も兼ねる。
ここで、モジュールを支持する複数の振動吸収装置の各々にかかる荷重が異なると、各々の圧縮量も異なる。その場合、モジュールが設置面に対して傾いてしまう。また、その場合、複数の振動吸収装置は、期待される振動減衰効果を奏することが難しくなってしまう。
そこで、本発明は、設置面からモジュールに伝わる振動を好適に低減し、且つモジュールが設置面に対して傾くことを好適に抑制する射出成形機の制御盤を提供することを目的とする。
発明の一つの態様は、射出成形機の制御盤であって、複数の電子部品を有するモジュールと、前記モジュールを支持し、前記モジュールの短手方向で前記モジュールよりも広い幅を有する取り付け部材と、前記取り付け部材を前記取り付け部材と設置面との間で支持し、前記設置面から前記モジュールに伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置と、を備え、複数の前記振動吸収装置は、前記モジュールの長手方向に平行な直線であって、前記モジュールの重心を通る重心線を挟んで対称に設けられる。
発明のもう一つの態様は、射出成形機の制御盤であって、複数の電子部品を有するモジュールと、前記モジュールを支持し、前記モジュールの短手方向で前記モジュールよりも広い幅を有する取り付け部材と、前記取り付け部材を前記取り付け部材と設置面との間で支持し、前記設置面から前記モジュールに伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置と、を備え、複数の前記振動吸収装置は、前記モジュールの長手方向に平行な直線であって前記モジュールの重心を通る重心線を挟んで設けられ、且つ、各々の弾性率は前記重心線からの距離に応じて異なる。
本発明によれば、設置面からモジュールに伝わる振動を好適に低減し、且つモジュールが設置面に対して傾くことを好適に抑制する射出成形機の制御盤が提供される。
実施の形態の射出成形機の概略断面図である。 実施の形態の制御盤の側面図である。 実施の形態の制御盤の上面図である。 実施の形態の平板の上面図である。 図3の一部拡大図である。 図6Aは、実施の形態の振動吸収装置の上面図である。図6Bは、振動吸収装置の側面図である。 変形例1を説明するための図である。 変形例2の制御盤の上面図である。
以下、本発明に係る射出成形機の制御盤について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に記載する各方向は、各図面に示された矢印に従うものとする。
[実施の形態]
図1は、実施の形態の射出成形機10の概略断面図である。
射出成形機10は、射出装置12と、型締装置14と、機台16と、制御盤(射出成形機10の制御盤)18と、を備える。射出装置12と型締装置14とは機台16により支持され、前後方向で互いに対向する。機台16は、射出装置12と型締装置14とを支持するほか、図1のように収納スペース20を有する。制御盤18は、当該収納スペース20に収納される。
上記のうち、射出装置12と型締装置14とは、本実施の形態においては既知の技術に基づいて構成されて構わない。したがって、以下ではこれらについての説明を最低限に留める。
射出装置12は、シリンダ22と、ノズル24と、を備える。シリンダ22は筒状の部材である。シリンダ22の内部にはスクリュが設けられる。また、シリンダ22の内部には、成形材料が導入される。成形材料は、例えば樹脂や金属である。導入された成形材料は、加熱されつつスクリュの回転により撹拌されることで、可塑化する。ノズル24はシリンダ22の前方向(型締装置14)側の端部に設けられる部材であって、射出口を有する。可塑化した成形材料は、ノズル24を介して外に押し出される。この動作は射出とも称される。成形材料を可塑化しているときや射出を行っているとき、射出装置12は振動している。なお、1つのシリンダ22にノズル24とスクリュとが設けられる射出装置12の構成方式はインライン式とも称されるが、振動を生じる射出装置12はインライン式に限定されるものではない。
型締装置14は、開閉可能な金型26と、金型26を開閉させる開閉機構28と、を備える。閉じた金型26には、ノズル24から成形材料が射出される。射出された成形材料は、金型26内で固化して成形品になる。成形品は、金型26を開くことで取り出される。金型26が開閉するとき、開閉機構28(型締装置14)は振動している。なお、図1には例としてトグル式とも称される型締装置14を示したが、振動を生じる型締装置14はトグル式に限定されるものではない。
機台16は、上枠30と、複数の支柱32と、下枠34と、床板(設置面)36と、を備える。上枠30は前後方向に延在する部材であって、射出装置12と型締装置14との少なくとも一方を下方から支持する。支柱32は上下方向に延在する部材であって、上枠30を下方から支持する。支柱32は必要に応じて複数設けられる。下枠34は前後方向に延在する部材であって、支柱32を下方から支持する。床板36は下枠34に取り付けられる板状の部材であって、上枠30の下方に位置する。制御盤18が収納される収納スペース20は、床板36上に形成される。
図2は、実施の形態の制御盤18の側面図である。図3は、実施の形態の制御盤18の上面図である。なお、図2は図3に示した左方向側からの視点である。
制御盤18は、モジュール38を備える。モジュール38は、ダクト40と、ダクト40に実装される複数の電子部品42と、を有する電子部品群である。ダクト40は箱状部材とも称され、その名称の通り箱状の形状を有する。本実施の形態では、図3のように、上方からの視点(設置面36の平面視)でのモジュール38の長手方向はダクト40の長手方向(前後方向)に一致する。同様に、モジュール38の短手方向はダクト40の短手方向(左右方向)に一致する。
複数の電子部品42は、本実施の形態では、ダクト40の外側表面のうちの左側面44と右側面46とに実装される。なお、複数の電子部品42の数、種類および配置は、特に限定されない。例えば、左側面44に実装される電子部品42の数と右側面46に実装される電子部品42の数とは、異なってもよい。
制御盤18は、取り付け部材50と、平板(調節部材)52と、振動吸収装置54と、をさらに備える。以下で説明するように、これらを備える本実施の形態の制御盤18は、モジュール38に伝わる振動を好適に低減し得る。また、モジュール38が床板(設置面)36に対して傾くことを好適に抑制し得る。
取り付け部材50は、モジュール38を下方から支持する部材である。取り付け部材50は概矩形の形状を有し、上方からの視点での長手方向は左右方向である。取り付け部材50の材料は、モジュール38を支持したときに撓まない程度の強度を提供できるものであれば特に限定されない。本実施の形態では、取り付け部材50の材料に金属が含まれているものとする。
取り付け部材50の数は、特に限定されないが、本実施の形態では「2」である。2つの取り付け部材50は、ダクト40の下部のうちの前後方向での両端側のそれぞれに固定される。これにより、モジュール38の荷重が2つの取り付け部材50に好適に分散される。ダクト40に取り付け部材50を固定する手段は、特に限定されないが、本実施の形態では不図示のボルトによる締結とする。
取り付け部材50は、モジュール38の左方向側に位置する左端部50Lと、ダクト40の右方向側に位置する右端部50Rと、を有する。取り付け部材50の左端部50Lと右端部50Rとのそれぞれには、第1切欠部56が設けられる。第1切欠部56の延在方向は、モジュール38の短手方向(左右方向)に平行とする。
図4は、実施の形態の平板52の上面図である。図5は、図3の一部拡大図である。なお、図5には本実施の形態において2つある取り付け部材50のうちの一方のみが示されているが、他方の取り付け部材50についても以下の説明が同様に適用される。
平板52は、取り付け部材50の下方に配設される板状の部材である。平板52は、本実施の形態では取り付け部材50と同様に板金とする。ただし、平板52の材料は金属に限定されず、取り付け部材50の材料とは異なる材料であってもよい。平板52は、床板36に固定される。この状態で、平板52の平面と床板36の平面とは、互いに平行である。床板36に平板52を固定する手段は、特に限定されないが、本実施の形態ではボルトによる締結とする。
平板52のうち、左端部50L側の第1切欠部56の下方と、右端部50R側の第1切欠部56の下方と、のそれぞれには、第2切欠部58が設けられる。第2切欠部58は、上方に位置する第1切欠部56の延在方向と同じ方向(左右方向)に延在する。なお、第2切欠部58は、第1切欠部56の延在方向と同じ方向に延在する長穴でもよい。
図6Aは、実施の形態の振動吸収装置54の上面図である。図6Bは、振動吸収装置54の側面図である。
振動吸収装置54は、取り付け部材50を、当該取り付け部材50と平板52との間で支持するものである。振動吸収装置54により支持される取り付け部材50は、モジュール38が取り外された状態では、床板36および平板52に平行に延在する。振動吸収装置54は、上板金60と、弾性部材48と、下板金62と、を備える。
上板金60は、下板金62とともに弾性部材48を挟む略円盤状の板金である。上板金60のうちの弾性部材48と反対側には、第1締結部材64が固定される。この第1締結部材64は、例えばネジ胴体部分が上方に延在するボルトである。第1締結部材(ボルト)64を第1切欠部56に挿入することにより、振動吸収装置54が取り付け部材50に固定される。このとき、振動吸収装置54を取り付け部材50に好適に固定するために、ナットを用いてもよい。この構成は、上板金60と取り付け部材50との締結を解除すれば振動吸収装置54の取り付け部材50に対する相対位置を第1切欠部56の延在方向に沿って調整することが容易であるため、好ましい。
弾性部材48は、本実施の形態ではゴムである。弾性部材48は、上板金60の下方と下板金62の上方とのそれぞれに接着される。本実施の形態では制御盤18に4つの振動吸収装置54が備わるが、4つの振動吸収装置54の各々の弾性部材48は、いずれも同一の弾性率を有する。なお、弾性を有する部材であれば、弾性部材48はゴムに限定されない。例えば、弾性部材48はバネでもよい。
下板金62は、上板金60および弾性部材48よりも幅広の略菱形の形状を有する板金である。下板金62の幅広方向の両端部側のそれぞれには、図6Aのように孔66が設けられる。孔66には第2締結部材68が挿入される。第2締結部材68は、例えばボルトである。第2締結部材(ボルト)68は、孔66を介して第2切欠部58に挿入される。これにより、振動吸収装置54が平板52に固定される。この構成は、下板金62と平板52との締結を解除すれば振動吸収装置54の平板52に対する相対位置を第2切欠部58の延在方向に沿って調整することが容易であるため、好ましい。なお、下板金62の形状は、幅広の両端部に孔66が設けられ得る形状であれば特に限定されず、例えば矩形状であってもよい。
上記の振動吸収装置54は、機台16からモジュール38に伝わる振動を弾性部材48の弾性により吸収する。また、上記の振動吸収装置54は、1つの取り付け部材50について、左端部50L側と右端部50R側とのそれぞれに1つずつ固定される。これにより、モジュール38と取り付け部材50との荷重が、4つの振動吸収装置54に好適に分散される。
また、1つの取り付け部材50を支持する2つの振動吸収装置54は、モジュール38の長手方向(前後方向)に平行な直線であって、モジュール38の重心Gを通る重心線70を挟んで対称に設けられる(図3)。
すなわち、1つの取り付け部材50を支持する2つの振動吸収装置54の各々(各々の中心)を互いに結ぶ仮想の直線72は、重心線70と直交する。また、当該2つの振動吸収装置54について、一方の振動吸収装置54および重心線70の距離と、他方の振動吸収装置54および重心線70の距離とは、等しい(図3:pg)。これにより、複数の振動吸収装置54の各々の圧縮量が均一化され、モジュール38が設置面36に対して傾くことが好適に抑制される。
なお、「モジュール38の重心G」は、より厳密には「モジュール38と取り付け部材50との重心G」のことである。また、上記の「距離」とは「最短距離」のことを指す。
以上の通り、本実施の形態によれば、設置面36からモジュール38に伝わる振動を好適に低減し、且つモジュール38が設置面36に対して傾くことを好適に抑制する射出成形機10の制御盤18が提供される。
また、本実施の形態によれば、振動吸収装置54の取り付け部材50に対する相対位置および平板52に対する相対位置を調整することが容易になる。したがって、重心線70を挟む2つの振動吸収装置54を対称に設けることが容易になる。
[変形例]
以上、本発明の一例として実施の形態が説明されたが、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(変形例1)
図7は、変形例1を説明するための図である。なお、図7に示した範囲は、図5に示した範囲が対応する。また、本変形例では、下板金62に設けられる孔66を、便宜的に第1の孔66と記載する。
第2切欠部58は、省略されてもよい。その場合、平板52には、第2締結部材68が挿入される第2の孔74が設けられてもよい。本変形例においては、振動吸収装置54の第1の孔66を介して第2の孔74に第2締結部材68(ボルト)を挿入する。これにより、振動吸収装置54が平板52に固定される。なお、第2の孔74は、平板52を貫通しない深さの溝であってもよい。
平板52は、実施の形態のときと同様に、振動吸収装置54の支持部材として機能する。すなわち、振動吸収装置54の平板52に対する相対位置の調整が難しくなる代わりに、当該相対位置について意図しないずれが生じることを好適に防止し得る。
第2の孔74の内側表面に、第2締結部材(ボルト)68と螺合するネジ溝を形成してもよい。当該ネジ溝と第2締結部材68とを螺合させることで、振動吸収装置54が平板52により好適に固定される。
(変形例2)
図8は、変形例2の制御盤18の上面図である。
実施の形態では、複数の取り付け部材50によりモジュール38を支持した。これに限定されず、モジュール38は、図8のように、1つの取り付け部材50により支持されてもよい。
(変形例3)
複数の振動吸収装置54は、重心線70から異なる距離に配設されてもよい。この場合、複数の振動吸収装置54の各々の弾性率を、お互いの重心Gからの距離に応じて異ならせる。なお、実施の形態と同様に、「距離」とは「最短距離」のことを指す。
本変形例では、複数の振動吸収装置54の各々には異なった荷重がかかると考えられる。その場合、複数の振動吸収装置54の各々が備える弾性部材48の弾性率が同じであれば、各々の備える弾性部材48の圧縮量も異なる。
本変形例では、複数の弾性部材48の各々の弾性率を、各々の圧縮量が揃うように予め実験的に求めておく。これにより、モジュール38が設置面36に対して傾くことが防止される。
(変形例4)
実施の形態では、機台16の床板36を設置面としたが、設置面は床板36に限定されない。例えば、射出成形機10が設置される工場の床面も、設置面になり得る。この場合、振動吸収装置54は、取り付け部材50と工場の床面との間に設けられてもよい。この場合でも、モジュール38には機台16および工場の床面を介して振動が伝わってくる。本変形例によれば、その振動を好適に低減することができる。
(変形例5)
上記した実施の形態および各変形例は、矛盾の生じない範囲内で適宜組み合わされてもよい。
[実施の形態から得られる発明]
上記実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
<第1の発明>
射出成形機(10)の制御盤(18)であって、複数の電子部品(42)を有するモジュール(38)と、前記モジュール(38)を支持し、前記モジュール(38)の短手方向で前記モジュール(38)よりも広い幅を有する取り付け部材(50)と、前記取り付け部材(50)を前記取り付け部材(50)と設置面(36)との間で支持し、前記設置面(36)から前記モジュール(38)に伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置(54)と、を備え、複数の前記振動吸収装置(54)は、前記モジュール(38)の長手方向に平行な直線であって、前記モジュール(38)の重心(G)を通る重心線(70)を挟んで対称に設けられる。
これにより、設置面(36)からモジュール(38)に伝わる振動を好適に低減し、且つモジュール(38)が設置面(36)に対して傾くことを好適に抑制する射出成形機(10)の制御盤(18)が提供される。
前記取り付け部材(50)の数は2であり、2つの前記取り付け部材(50)は、前記モジュール(38)の前記長手方向での両端側のそれぞれにおいて前記モジュール(38)を支持してもよい。これにより、モジュール(38)から2つの取り付け部材(50)にかかる荷重が好適に分散される。
前記振動吸収装置(54)の数は4であり、4つの前記振動吸収装置(54)は、2つの前記取り付け部材(50)の各々について、前記取り付け部材(50)の前記短手方向での両端(50L、50R)側のそれぞれにおいて前記取り付け部材(50)を支持してもよい。これにより、1つの取り付け部材(50)を支持する2つの振動吸収装置(54)にかかる荷重が好適に分散される。
前記振動吸収装置(54)の前記短手方向での位置を調節する調節部材(52)をさらに備えてもよい。これにより、重心線(70)を挟む2つの振動吸収装置(54)を対称に設けることが容易である。
前記振動吸収装置(54)には、孔が形成され、前記調節部材(52)は、前記孔を介して締結部材が挿入される長穴(58)が形成された部材であり、前記設置面(36)と前記振動吸収装置(54)との間に設けられてもよい。これにより、振動吸収装置(54)の調節部材(52)に対する相対位置が容易に調整可能である。
<第2の発明>
複数の電子部品(42)を有するモジュール(38)と、前記モジュール(38)を支持し、前記モジュール(38)の短手方向で前記モジュール(38)よりも広い幅を有する取り付け部材(50)と、前記取り付け部材(50)を前記取り付け部材(50)と設置面(36)との間で支持し、前記設置面(36)から前記モジュール(38)に伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置(54)と、を備え、複数の前記振動吸収装置(54)は、前記モジュール(38)の長手方向に平行な直線であって前記モジュール(38)の重心(G)を通る重心線(70)を挟んで設けられ、且つ、各々の弾性率は前記重心線(70)からの距離に応じて異なる。
これにより、設置面(36)からモジュール(38)に伝わる振動を好適に低減し、且つモジュール(38)が設置面(36)に対して傾くことを好適に抑制する射出成形機(10)の制御盤(18)が提供される。
10…射出成形機 18…制御盤
36…床板(設置面) 38…モジュール
42…電子部品 50…取り付け部材
52…平板(調節部材) 54…振動吸収装置
66…孔 70…重心線
74…第2の孔 G…重心

Claims (4)

  1. 射出成形機の制御盤であって、
    複数の電子部品を有するモジュールと、
    前記モジュールを支持し、前記モジュールの短手方向で前記モジュールよりも広い幅を有する取り付け部材と、
    前記取り付け部材を前記取り付け部材と設置面との間で支持し、前記設置面から前記モジュールに伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置と、
    前記振動吸収装置の前記短手方向での位置を調節する調節部材と、
    を備え、
    複数の前記振動吸収装置は、前記モジュールの長手方向に平行な直線であって、前記モジュールの重心を通る重心線を挟んで対称に設けられ
    前記振動吸収装置には、孔が形成され、
    前記調節部材は、前記孔を介して締結部材が挿入される長穴が形成された部材であり、前記設置面と前記振動吸収装置との間に設けられる、射出成形機の制御盤。
  2. 請求項1に記載の射出成形機の制御盤であって、
    前記取り付け部材の数は2であり、2つの前記取り付け部材は、前記モジュールの前記長手方向での両端側のそれぞれにおいて前記モジュールを支持する、射出成形機の制御盤。
  3. 請求項2に記載の射出成形機の制御盤であって、
    前記振動吸収装置の数は4であり、4つの前記振動吸収装置は、2つの前記取り付け部材の各々について、前記取り付け部材の前記短手方向での両端側のそれぞれにおいて前記取り付け部材を支持する、射出成形機の制御盤。
  4. 射出成形機の制御盤であって、
    複数の電子部品を有するモジュールと、
    前記モジュールを支持し、前記モジュールの短手方向で前記モジュールよりも広い幅を有する取り付け部材と、
    前記取り付け部材を前記取り付け部材と設置面との間で支持し、前記設置面から前記モジュールに伝わる振動を弾性により吸収する複数の振動吸収装置と、
    前記振動吸収装置の前記短手方向での位置を調節する調節部材と、
    を備え、
    複数の前記振動吸収装置は、前記モジュールの長手方向に平行な直線であって前記モジュールの重心を通る重心線を挟んで設けられ、且つ、各々の弾性率は前記重心線からの距離に応じて異なり、
    前記振動吸収装置には、孔が形成され、
    前記調節部材は、前記孔を介して締結部材が挿入される長穴が形成された部材であり、前記設置面と前記振動吸収装置との間に設けられる、射出成形機の制御盤。
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