JP7338357B2 - 車両用光源アセンブリ、車両用灯具 - Google Patents

車両用光源アセンブリ、車両用灯具 Download PDF

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Description

この発明は、フレキシブルプリント配線基板を備える車両用光源アセンブリに関する。また、この発明は、車両用光源アセンブリを備える車両用灯具に関する。
フレキシブルプリント配線基板を備える車両用灯具として、たとえば、特許文献1に示すものがある。以下、特許文献1の車両用灯具について説明する。
特許文献1の車両用灯具は、表面に複数の発光素子を搭載したフレキシブルプリント配線基板と、フレキシブルプリント配線基板の裏面に取り付けられている複数の放熱部材と、複数の放熱部材を支持するベース部材と、ベース部材と放熱部材の延出部とを係合する第1係合機構と、ベース部材と放熱部材の接触部とを係合する第2係合機構と、を備えるものである。放熱部材は、金属板を接触部と延出部とに折り曲げて構成されている。
かかる車両用灯具において、フレキシブルプリント配線基板に実装されている複数個の光源の位置精度が重要である。すなわち、かかる車両用灯具において、光源の高位置精度が必要である。
特許第5894494号公報
しかしながら、特許文献1の車両用灯具は、金属板を接触部と延出部とに折り曲げて放熱部材を構成するものであるから、金属板の折り曲げ加工による放熱部材の接触部および延出部の精度が金属板の打ち抜き加工(切り抜き加工)の平板の精度に比較して劣る。この結果、特許文献1の車両用灯具は、放熱部材の接触部をフレキシブルプリント配線基板の裏面に取り付けた場合、フレキシブルプリント配線基板の表面に搭載されている複数の発光素子の高位置精度が得られない場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、フレキシブルプリント配線基板の一面に実装されている複数個の光源の高位置精度が得られる車両用光源アセンブリ、車両用灯具を提供することにある。
この発明の車両用光源アセンブリは、一面に複数個の光源が実装されているフレキシブルプリント配線基板と、フレキシブルプリント配線基板の他面に、複数個の光源にそれぞれ対応して固定されている複数枚の補強板と、複数枚の補強板に対向して配置されていて、複数枚の補強板を保持する保持部材と、複数枚の補強板を保持部材に位置決めさせる位置決め部と、複数枚の補強板を保持部材に係合させる係合部と、を備え、複数枚の補強板が、放熱機能を有する平板から構成されている、ことを特徴とする。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、位置決め部が、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられている第1透孔と、補強板または保持部材のいずれか他方に設けられていて、第1透孔中に挿入されている位置決めピンと、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられている第2透孔と、補強板または保持部材のいずれか他方に設けられていて、第2透孔中に圧入されている回転防止ピンと、を有する、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、第1透孔および位置決めピンと、第2透孔および回転防止ピンとが、光源を挟んで補強板の対角線上に配置されている、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、係合部が、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられていて、補強板または保持部材のいずれか他方のうち、補強板と保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する2個の係合爪から構成されている、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、2個の係合爪が、光源を挟んで補強板の対角線上に配置されている、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、位置決め部が、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられている第1透孔と、補強板または保持部材のいずれか他方に設けられていて、第1透孔中に挿入されている位置決めピンと、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられている第2透孔と、補強板または保持部材のいずれか他方に設けられていて、第2透孔中に圧入されている回転防止ピンと、を有し、第1透孔および位置決めピンと、第2透孔および回転防止ピンとが、光源を挟んで補強板の対角線上に配置されていて、係合部が、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられていて、補強板または保持部材のいずれか他方のうち、補強板と保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する2個の係合爪から構成されていて、2個の係合爪が、光源を挟んで補強板の対角線であって、第1透孔および位置決めピンと第2透孔および回転防止ピンとの対角線に交差する対角線上に配置されている、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、係合部が、補強板または保持部材のいずれか一方に設けられている弾性部と、弾性部に設けられていて、補強板または保持部材のいずれか他方のうち、補強板と保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する爪部と、から構成されていて、弾性部が設けられている補強板または保持部材のうち、爪部に対応する箇所には、貫通孔が設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、補強板と保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか一方には、リブが設けられていて、リブが、補強板と保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか他方に当接して、補強板と保持部材との相互に対向する面の間に隙間を形成する、ことが好ましい。
この発明の車両用光源アセンブリにおいて、保持部材が、複数枚の補強板を1個ずつ保持する複数個の保持部と、複数個の保持部の間に設けられている連結部と、を有し、複数個の保持部と連結部とが、階段状に配置されていて、補強板および複数個の保持部が、それぞれ、四角形形状をなし、リブが、補強板または保持部の4辺のうち、立ち上がり側の連結部に対向する1辺、および、1辺にそれぞれ交差する2辺に沿った縁に、それぞれ、設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用灯具は、灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、灯室内に配置されているこの発明の車両用光源アセンブリおよびその他の部材と、その他の部材をランプハウジングに取り付ける取付部材と、ランプハウジングとその他の部材とにそれぞれ設けられていて、車両用光源アセンブリを固定する固定部と、を備える、ことを特徴とする。
この発明の車両用光源アセンブリ、車両用灯具は、フレキシブルプリント配線基板の一面に実装されている複数個の光源の高位置精度が得られる。
図1は、この発明にかかる車両用光源アセンブリ、車両用灯具の実施形態を示す横断面図(水平断面図)である。 図2は、光源アセンブリを示す斜視図である。 図3は、光源アセンブリの一部を示す拡大正面図である。 図4は、光源アセンブリの一部を示す拡大縦断面図(拡大垂直断面図)である。図4(A)は、図3におけるIVA-IVA線断面図である。図4(B)は、図3におけるIVB-IVB線断面図である。 図5は、光源アセンブリの一部を示す分解拡大縦断面図(分解拡大垂直断面図)である。 図6は、光源アセンブリの一部を示す正面図である。図6(A)は、フレキシブルプリント配線基板の一部を示す正面図(図5におけるVIA矢視図)である。図6(B)は、補強板の一部を示す正面図(図5におけるVIB矢視図)である。図6(C)は、保持部材の一部を示す正面図(図5におけるVIC矢視図)である。
以下、この発明にかかる車両用光源アセンブリ、車両用灯具の実施形態(実施例)の1例を図面に基づいて詳細に説明する。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。
なお、図面においては、概略図であるため、主な構成部品を図示し、主な構成部品以外の構成部品の図示を省略する。また、図1において、車両用光源アセンブリのハッチングを省略する。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ、車両用灯具の構成について説明する。なお、この実施形態において、正面は、車両の後側の面であり、背面は、車両の前側の面である。
図1中、符号1は、この実施形態にかかる車両用灯具である。また、図1から図5中、符号2は、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリである。
(車両用灯具1の説明)
車両用灯具1は、この例では、リヤコンビネーションランプのターンシグナルランプである。車両用灯具1は、車両(図示せず)の後部の左右両側にそれぞれ装備される。なお、この例の車両用灯具1は、車両の左側に装備される。
車両用灯具1は、図1および図4(A)に示すように、ランプハウジング10と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターカバー、アウターレンズなど)11と、車両用光源アセンブリ2(テールランプのランプユニット)と、その他の部材としてのインナーレンズ12およびカバー部材13と、取付部材14と、固定部15、16と、を備えるものである。
ランプハウジング10は、たとえば、光不透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプハウジング10の断面形状は、図1に示すように、背面側が閉塞され、かつ、正面側が開口された形状をなす。
ランプレンズ11は、たとえば、光透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプレンズ11の断面形状は、図1に示すように、正面側が閉塞され、かつ、背面側が開口された形状をなす。ランプレンズ11の閉塞部分の面は、意匠面を形成する。ランプレンズ11の意匠面は、車両の後部の意匠面に沿う。
ランプハウジング10の開口縁とランプレンズ11の開口縁とは、固定されている。これにより、灯室17が区画されている。灯室17内には、車両用光源アセンブリ2、インナーレンズ12およびカバー部材13がそれぞれ配置されている。
インナーレンズ12は、光透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。インナーレンズ12は、図1に示すように、灯室17内のうち、ランプレンズ11と車両用光源アセンブリ2との間に配置されている。インナーレンズ12は、階段状形状をなす。すなわち、インナーレンズ12は、水平部120と、垂直部121と、が階段状に配置されている。水平部120は、この例では5段である。なお、正面側(ランプレンズ11側)から背面側(ランプハウジング10側)にかけて、1段、2段、3段、4段、5段、とする。
カバー部材13は、たとえば、光不透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。カバー部材13は、図1に示すように、灯室17内のうち、ランプレンズ11とインナーレンズ12との間に配置されている。カバー部材13は、インナーレンズ12およびカバー部材13の背面側を覆うものである。
カバー部材13のうち、インナーレンズ12の水平部120に対応する部分には、開口部130が設けられている。開口部130は、車両用光源アセンブリ2からの光(図示せず)であって、インナーレンズ12の水平部120を透過した光を、ランプレンズ11側に通す。
取付部材14は、図1に示すように、スクリュー140と、第1取付ボス部141と、第2取付ボス部142と、第3取付ボス部53と、を有する。第1取付ボス部141は、ランプハウジング10に一体に設けられている。第2取付ボス部142は、インナーレンズ12の5段目の水平部120に一体に設けられている。第3取付ボス部53は、車両用光源アセンブリ2に一体に設けられている。
スクリュー140を第1取付ボス部141、第2取付ボス部142および第3取付ボス部53にねじ込むことにより、取付部材14は、その他の部材としてのインナーレンズ12を、車両用光源アセンブリ2と共に、ランプハウジング10に取り付ける。
固定部15、16は、図4(A)に示すように、ランプハウジング10に一体に設けられているランプハウジング10側の固定部15と、その他の部材としてのインナーレンズ12に一体に設けられているインナーレンズ12側の固定部16と、からなる。ランプハウジング10側の固定部15とインナーレンズ12側の固定部16とは、車両用光源アセンブリ2を挟み込んで固定する。
なお、灯室17内には、車両用光源アセンブリ2以外のその他のランプユニット(図示せず)、および、インナーレンズ12およびカバー部材13以外のその他の部材(図示せず)がそれぞれ配置されている場合がある。
その他のランプユニットとしては、テールランプ以外のランプユニットであって、たとえば、テール・ストップランプ、ストップランプ、バックアップランプ、ターンシグナルランプ、または、リヤフォグランプなどのランプユニットである。また、その他の部材としては、インナーレンズ12およびカバー部材13以外の部材であって、たとえば、インナーパネル、インナーハウジング、エクステンションなどである。
(車両用光源アセンブリ2の説明)
車両用光源アセンブリ2は、図1から図5に示すように、フレキシブルプリント配線基板3と、複数個(複数枚)の補強板4と、保持部材5と、位置決め部6と、係合部7と、リブ8と、を備えるものである。
(フレキシブルプリント配線基板3の説明)
フレキシブルプリント配線基板3は、図1から図5、および、図6(A)に示すように、複数個、この例では、4個の光源30と、フレキシブル基材33と、を有する。
光源30は、基板と、基板の実装面に実装されている発光素子と、を有する光源ユニットまたは発光素子ユニットである。発光素子は、この例では、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型発光素子(半導体発光素子)である。発光素子は、微小な発光面を有する。発光素子の発光面は、光を放射する。
4個の光源30は、フレキシブル基材33の一面に実装されている。すなわち、光源30は、フレキシブルプリント配線基板3の一面に実装されている。
フレキシブル基材33は、帯形状をなす。また、フレキシブル基材33は、階段状形状をなすインナーレンズ12に倣って、階段状形状をなす。すなわち、フレキシブル基材33は、水平部の実装部34と、垂直部の接続部35と、が階段状に配置されている。水平部の実装部34は、この例では4段である。
なお、1段目の実装部34の下縁には、補助部37が一体に設けられている。補助部37は、1段目の実装部34の下縁から下側に設けられている垂直部分と、この垂直部分から背面側に設けられている水平部分と、のL形状をなす。
実装部34の正面視形状は、四角形形状をなす。実装部34の正面の中央部には、光源30が実装されている。実装部34の上側の部分には、円形の第1透孔31が設けられている。実装部34の下側の部分には、円形の第2透孔32が設けられている。第1透孔31の直径は、第2透孔32の直径よりも小さい。第1透孔31と第2透孔32とは、光源30を挟んで実装部34の対角線上に配置されている。
実装部34の上縁と下縁とには、凹部36がそれぞれ設けられている。上縁の凹部36と下縁の凹部36とは、光源30を挟んで実装部34の対角線であって、第1透孔31と第2透孔32との対角線に交差する対角線上に配置されている。
(補強板4の説明)
補強板4は、図1から図5、および、図6(B)に示すように、フレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の他面に、4個の光源30にそれぞれ対応して固定されている。補強板4の枚数は、4個の光源30の個数に合わせて4枚である。
補強板4は、放熱機能を有する平板、この例では、アルミニウムの平板から構成されている。補強板4の正面視形状は、左右幅が実装部34の左右幅より狭く、かつ、上下幅が実装部34の上下幅とほぼ同等である四角形形状をなす。
補強板4の上側の部分には、位置決め部6の円形の第1透孔61が、実装部34の第1透孔31に対応させて、設けられている。補強板4の下側の部分には、位置決め部6の円形の第2透孔62が、実装部34の第2透孔32に対応させて、設けられている。第1透孔61の直径は、第2透孔62の直径よりも小さい。第1透孔61と第2透孔62とは、光源30を挟んで補強板4の対角線上に配置されている。
なお、1段目の補強板4の下側には、補助補強板40が配置されている。補助補強板40は、補助部37の水平部分の上面に配置されている。
(保持部材5の説明)
保持部材5は、図1から図5、および、図6(C)に示すように、4枚の補強板4に対向して配置されていて、4枚の補強板4を保持する。保持部材5は、弾性部材から構成されている。
保持部材5は、階段状形状をなすインナーレンズ12およびフレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)に倣って、階段状形状をなす。すなわち、保持部材5は、水平部の保持部50と、垂直部の連結部51と、が階段状に配置されている。水平部の保持部50は、この例では4段である。
なお、2段目の保持部50の上下両縁には、取付片52および取付ボス部53が、それぞれ、一体に設けられている。また、4段目の保持部50の上下両縁にも、取付片52および取付ボス部53が、それぞれ、一体に設けられている。さらに、4段目の保持部50の下縁の取付片52は、左側(車両の外側)に延長されている。この取付片52の取付ボス部53は、前記の第3取付ボス部である。
さらにまた、1段目の保持部50の下縁には、補助部54が一体に設けられている。補助部54は、フレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の補助部37に倣って、1段目の保持部50の下縁から下側に設けられている垂直部分と、この垂直部分から背面側に設けられている水平部分と、のL形状をなす。
保持部材5の補助部54の垂直部分とフレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の補助部37の垂直部分とは、相互に対向する。保持部材5の補助部54の水平部分とフレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の補助部37の水平部分との間は、補助補強板40が配置されている。
保持部50の正面視形状は、左右幅が実装部34の左右幅とほぼ同等であり、かつ、上下幅が実装部34の上下幅および補強板4の上下幅よりも広い四角形形状をなす。保持部50には、位置決め部6、係合部7およびリブ8が、それぞれ、設けられている。
(位置決め部6の説明)
位置決め部6は、図1から図3、図4(B)、図5、および、図6(C)に示すように、4枚の補強板4を保持部材5に位置決めさせるものである。位置決め部6は、補強板4に設けられている前記の第1透孔61および第2透孔62と、保持部50に設けられている位置決めピン60および回転防止ピン63と、を有する。
位置決め部6の位置決めピン60は、保持部50の上側の部分に、補強板4の位置決め部6の第1透孔61に対応させて、設けられている。位置決めピン60は、外径が第1透孔61の内径とほぼ同等もしくは第1透孔61の内径よりも若干小さい円柱形形状をなす。
位置決め部6の回転防止ピン63は、保持部50の下側の部分に、補強板4の位置決め部6の第2透孔62に対応させて、設けられている。回転防止ピン63は、外径が第2透孔62の内径よりも小さい円錐形形状をなし、かつ、根本部分に4枚の突片64が十字状に一体に設けられている形状をなす。
保持部50の位置決め部6の位置決めピン60と回転防止ピン63(4枚の突片64を含む)とは、実装部34の位置決め部6の第1透孔61および第2透孔62と同様に、光源30を挟んで補強板4(保持部50)の対角線上に配置されている。すなわち、位置決め部6の第1透孔61および位置決めピン60と、位置決め部6の第2透孔62および回転防止ピン63とは、光源30を挟んで補強板4(保持部50)の対角線上に配置されている。
(係合部7の説明)
係合部7は、図1から図3、図4(A)、図5、および、図6(C)に示すように、4枚の補強板4を保持部材5に係合させるものである。係合部7は、保持部50の上側の部分と下側の部分とに、実装部34の上下両縁の凹部36に対応させて、それぞれ設けられている。
係合部7は、4枚の補強板4のうち、補強板4と保持部材5の保持部50とが相互に対向する面に対して反対側の面(正面)に、係合する2個の係合爪から構成されている。
上側の部分の係合爪である係合部7と下側の部分の係合爪である係合部7とは、実装部34の上縁の凹部36および下縁の凹部36と同様に、光源30を挟んで実装部34(保持部50、補強板4)の対角線であって、位置決め部6の位置決めピン60と回転防止ピン63との対角線に交差する対角線上に配置されている。すなわち、上側の部分の係合部7および上縁の凹部36と下側の部分の係合部7および下縁の凹部36とは、光源30を挟んで実装部34(保持部50、補強板4)の対角線であって、位置決め部6の第1透孔61および位置決めピン60と第2透孔62および回転防止ピン63との対角線に交差する対角線上に配置されている。
係合部7は、弾性部70と、爪部71と、から構成されている。弾性部70は、保持部50の上側の部分と下側の部分とにそれぞれ設けられている。爪部71は、弾性部70に設けられていて、4枚の補強板4のうち、補強板4と保持部材5の保持部50とが相互に対向する面に対して反対側の面(正面)に、係合する。
弾性部70が設けられている保持部材5の保持部50のうち、爪部71に対応する箇所には、貫通孔72が設けられている。貫通孔72は、保持部材5の成型時において、食い切り構造の金型を用いることにより、保持部材5に形成される。
(リブ8の説明)
リブ8は、図1、図4、図5、および、図6(C)に示すように、保持部材5の保持部50のうち、4枚の補強板4に対向する面(正面)に、一体に設けられている。リブ8は、4枚の補強板4のうち、保持部材5の保持部50に対向する面(背面)に当接して、4枚の補強板4の背面と保持部材5の保持部50の正面(相互に対向する面)の間に隙間80を形成する。
リブ8は、保持部50の4辺のうち、立ち上がり側の連結部51に対向する1辺(右側の1辺)、および、その1辺にそれぞれ交差する2辺(上下両側の2辺)に沿った縁に、それぞれ、設けられている。したがって、保持部50の4辺のうち、立ち下がり側の連結部51に対向する1辺(左側の1辺)には、リブ8が設けられていない。
(車両用光源アセンブリ2の組み付け工程の説明)
以下、車両用光源アセンブリ2の組み付け工程について説明する。まず、フレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の他面(背面)に、4枚の補強板4を、4個の光源30にそれぞれ対応して固定する。同時に、補助部37の水平部分に補助補強板40を固定する。
つぎに、保持部材5の位置決めピン60を4枚の補強板4の第1透孔61中に挿入して、4枚の補強板4を保持部材5に位置決めさせる。同時に、保持部材5の回転防止ピン63を4枚の補強板4の第2透孔62中に圧入して、4枚の補強板4を保持部材5に回転しないように位置させる。
それから、保持部材5の2個の係合爪である係合部7の爪部71を、実装部34の凹部36を経て、4枚の補強板4の正面に弾性係合させる。これにより、フレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)と、4枚の補強板4と、保持部材5とは、位置決め部6および係合部7により、仮固定されて、車両用光源アセンブリ2の組み付けが完了する。
なお、フレキシブルプリント配線基板3(フレキシブル基材33)の補助部37と、補助補強板40と、保持部材5の補助部54とは、同様に、仮固定手段(たとえば、位置決め部6および係合部7など)により、仮固定されている。
組み付けが完了した車両用光源アセンブリ2は、車両用灯具1の灯室17内において、固定部15、16により、ランプハウジング10とインナーレンズ12との間に挟み込まれて本固定される。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
4個の光源30に電力(電流)を供給して4個の光源30を点灯発光させる。すると、4個の光源30から光(図示せず)が発する。この光は、インナーレンズ12の水平部120およびランプレンズ11を透過して外部に出射する。これにより、ターンシグナルランプの配光パターン(図示せず)が外部、すなわち、車両の後方から側方にかけて点滅しながら照射される。
なお、この例の車両用灯具1は、ターンシグナルランプであるから、配光パターンは、アンバー色光(橙色光または黄色光)から形成されている。このため、4個の光源30からの光がアンバー色光、あるいは、インナーレンズ12またはランプレンズ11がアンバー色であってインナーレンズ12またはランプレンズ11からの出射光がアンバー色光、であれば良い。
車両用灯具1の灯室17内において、空気(図示せず)は、図3、図4(A)および図6(C)中の実線矢印に示すように、流れている。これにより、光源30において発生した熱を、光源30からフレキシブル基材33、補強板4および保持部材5を介して外気に逃がすことができる。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、4枚の補強板4が平板から構成されているものであるから、光源30の高位置精度が得られる。すなわち、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、金属板の打ち抜き加工(切り抜き加工)の補強板4の(平板)の精度が、金属板の折り曲げ加工による放熱部材の接触部および延出部の精度に比較して高い。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、特許文献1の車両用灯具と比較して、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、4枚の補強板4が放熱機能を有する平板から構成されているものであるから、光源30において発生した熱を効率良く光源30から外部に伝達することができ、放熱効果が良い。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、位置決め部6により、4枚の補強板4を保持部材5に位置決めさせるものであるから、フレキシブルプリント配線基板3に実装されている光源30を、補強板4を介して保持部材5に位置決めさせることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、係合部7により、4枚の補強板4を保持部材5に係合させるものであるから、フレキシブルプリント配線基板3に実装されている光源30を、補強板4を介して保持部材5に係合させて仮固定させることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、4枚の補強板4に第1透孔61と第2透孔62とを設け、保持部材5に位置決めピン60と回転防止ピン63とを設けたものである。これにより、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、保持部材5の位置決めピン60を補強板4の第1透孔61中に挿入して、補強板4を保持部材5に位置決めさせ、同時に、保持部材5の回転防止ピン63を補強板4の第2透孔62中に圧入して、補強板4を保持部材5に回転しないように位置させることができるものである。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30を保持部材5に高精度に位置決めさせることができるので、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、第1透孔61および位置決めピン60と、第2透孔62および回転防止ピン63とを、光源30を挟んで補強板4の対角線上に配置させたものであるから、光源30を保持部材5にさらに高精度にかつ確実に位置決めさせることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、保持部材5に2個の係合爪である係合部7を設けたものである。これにより、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、保持部材5の2個の係合部7を、補強板4のうち保持部材5に対向する面(背面)に対して反対側の面(正面)に、係合させることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30を保持部材5に高精度に確実に仮固定させることができるので、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、2個の係合部7を、光源30を挟んで補強板4の対角線上に配置させたものであるから、光源30を保持部材5にさらに高精度にかつ確実に位置決めさせることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30の高位置精度が得られる。
しかも、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、2個の係合部7を、光源30を挟んで補強板4の対角線上であって、第1透孔61および位置決めピン60と第2透孔62および回転防止ピン63との対角線に交差する対角線上に配置させたものであるから、光源30を保持部材5にさらに高精度にかつ確実に位置決めさせることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、係合部7が弾性部70と爪部71とから構成されているものであるから、保持部材5の係合部7を補強板4に弾性係合させることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、光源30を補強板4を介して保持部材5に確実に仮固定させることができるので、光源30の高位置精度が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、弾性部70が設けられている保持部材5のうち、爪部71に対応する箇所には貫通孔72が設けられているものである。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、貫通孔72の空気の流れ作用により、光源30の放熱効果が得られる。
この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、保持部材5の補強板4に対向する面(正面)にリブ8を設けたものであるから、リブ8を補強板4の保持部材5に対向する面(背面)に当接させることにより、補強板4と保持部材5との相互に対向する面の間に隙間80を形成することができる。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、隙間80の空気の流れ作用により、光源30の放熱効果が得られる。
しかも、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、リブ8を、保持部50の4辺のうち、立ち上がり側の連結部51に対向する1辺、および、1辺にそれぞれ交差する2辺に沿った縁に、それぞれ、設けたものであるから、立ち下がり側の連結部51に対向する1辺が開口されているものである。この結果、この実施形態にかかる車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1は、3辺のリブ8に囲まれた隙間80の空気を、スムーズに開口辺側に流すことができるので、隙間80の空気のスムーズな流れ作用により、光源30の放熱効果が得られる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、前記の実施形態においては、車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1がリヤコンビネーションランプのターンシグナルランプについて説明するものである。しかしながら、この発明においては、車両用光源アセンブリ2、車両用灯具1として、リヤコンビネーションランプのターンシグナルランプ以外のランプユニット、たとえば、テール・ストップランプ、テールランプ、ストップランプ、バックアップランプ、または、リヤフォグランプなどのランプユニットであっても良い。しかも、リヤコンビネーションランプ以外に、フロントコンビネーションランプ、室内ランプなどであっても良い。
また、前記の実施形態においては、補強板4に第1透孔61と第2透孔62とを設け、保持部材5に位置決めピン60と回転防止ピン63とを設けたものである。しかしながら、この発明においては、補強板4に位置決めピン60と回転防止ピン63とを設け、保持部材5に第1透孔61と第2透孔62とを設けたものであっても良いし、または、補強板4に第1透孔61と回転防止ピン63とを設け、保持部材5に第2透孔62と位置決めピン60とを設けたものであっても良いし、または、補強板4に第2透孔62と位置決めピン60とを設け、保持部材5に第1透孔61と回転防止ピン63とを設けたものであっても良い。
さらに、前記の実施形態においては、保持部材5に2個の係合部7を設けたものである。しかしながら、この発明においては、補強板4に2個の係合部7を設けたものであっても良いし、または、補強板4に1個の係合部7を設け、かつ、保持部材5に1個の係合部7を設けたものであっても良い。
さらにまた、前記の実施形態においては、保持部材5にリブ8を設けたものである。しかしながら、この発明においては、補強板4にリブ8を設けたものであっても良いし、または、補強板4と保持部材5とにそれぞれリブ8を設けたものであっても良い。
なお、この発明は、前記の実施形態により限定されるものではない。特に、階段状形状のインナーレンズ12、フレキシブルプリント配線基板3および保持部材5の段数、あるいは、補強板4の枚数などは、限定しない。
1 車両用灯具
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 インナーレンズ(その他の部材)
120 水平部
121 垂直部
13 カバー部材(その他の部材)
130 開口部
14 取付部材
140 スクリュー
141 第1取付ボス部
142 第2取付ボス部
15、16 固定部
17 灯室
2 車両用光源アセンブリ
3 フレキシブルプリント配線基板
30 光源
31 第1透孔
32 第2透孔
33 フレキシブル基材
34 実装部
35 接続部
36 凹部
37 補助部
4 補強板
40 補助補強板
5 保持部材
50 保持部
51 連結部
52 取付片
53 取付ボス部(第3取付ボス部)
54 補助部
6 位置決め部
60 位置決めピン
61 第1透孔
62 第2透孔
63 回転防止ピン
64 突片
7 係合部(係合爪)
70 弾性部
71 爪部
72 貫通孔
8 リブ
80 隙間

Claims (11)

  1. 一面に複数個の光源が実装されているフレキシブルプリント配線基板と、
    前記フレキシブルプリント配線基板の他面に、複数個の前記光源にそれぞれ対応して固定されている複数枚の補強板と、
    複数枚の前記補強板に対向して配置されていて、複数枚の前記補強板を保持する保持部材と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に位置決めさせる位置決め部と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に係合させる係合部と、
    を備え、
    複数枚の前記補強板は、放熱機能を有する平板から構成されていて、
    前記位置決め部は、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられている第1透孔と、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか他方に設けられていて、前記第1透孔中に挿入されている位置決めピンと、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられている第2透孔と、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか他方に設けられていて、前記第2透孔中に圧入されている回転防止ピンと、
    を有し、
    前記回転防止ピンは、外径が前記第2透孔の内径よりも小さく、かつ、突片を設けた形状をなし、
    前記突片を含む前記回転防止ピンは、前記第2透孔中に圧入されている、
    ことを特徴とする車両用光源アセンブリ。
  2. 前記第1透孔および前記位置決めピンと、前記第2透孔および前記回転防止ピンとは、前記光源を挟んで前記補強板の対角線上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用光源アセンブリ。
  3. 前記係合部は、前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられていて、前記補強板または前記保持部材のいずれか他方のうち、前記補強板と前記保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する2個の係合爪から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用光源アセンブリ。
  4. 2個の前記係合爪は、前記光源を挟んで前記補強板の対角線上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用光源アセンブリ。
  5. 記第1透孔および前記位置決めピンと、前記第2透孔および前記回転防止ピンとは、前記光源を挟んで前記補強板の対角線上に配置されていて、
    前記係合部は、前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられていて、前記補強板または前記保持部材のいずれか他方のうち、前記補強板と前記保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する2個の係合爪から構成されていて、
    2個の前記係合爪は、前記光源を挟んで前記補強板の対角線であって、前記第1透孔および前記位置決めピンと前記第2透孔および前記回転防止ピンとの対角線に交差する対角線上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用光源アセンブリ。
  6. 前記係合部は、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられている弾性部と、
    前記弾性部に設けられていて、前記補強板または前記保持部材のいずれか他方のうち、前記補強板と前記保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する爪部と、
    から構成されていて、
    前記弾性部が設けられている前記補強板または前記保持部材のうち、前記爪部に対応する箇所には、貫通孔が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車両用光源アセンブリ。
  7. 前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか一方には、リブが設けられていて、
    前記リブは、前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか他方に当接して、前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の間に隙間を形成する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車両用光源アセンブリ。
  8. 前記保持部材は、複数枚の前記補強板を1個ずつ保持する複数個の保持部と、複数個の前記保持部の間に設けられている連結部と、を有し、
    複数個の前記保持部と前記連結部とは、階段状に配置されていて、
    前記補強板および複数個の前記保持部は、それぞれ、四角形形状をなし、
    前記リブは、前記補強板または前記保持部の4辺のうち、立ち上がり側の前記連結部に対向する1辺、および、前記1辺にそれぞれ交差する2辺に沿った縁に、それぞれ、設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用光源アセンブリ。
  9. 一面に複数個の光源が実装されているフレキシブルプリント配線基板と、
    前記フレキシブルプリント配線基板の他面に、複数個の前記光源にそれぞれ対応して固定されている複数枚の補強板と、
    複数枚の前記補強板に対向して配置されていて、複数枚の前記補強板を保持する保持部材と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に位置決めさせる位置決め部と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に係合させる係合部と、
    を備え、
    複数枚の前記補強板は、放熱機能を有する平板から構成されていて、
    前記係合部は、
    前記補強板または前記保持部材のいずれか一方に設けられている弾性部と、
    前記弾性部に設けられていて、前記補強板または前記保持部材のいずれか他方のうち、前記補強板と前記保持部材とが相互に対向する面に対して反対側の面に、係合する爪部と、
    から構成されていて、
    前記弾性部が設けられている前記補強板または前記保持部材のうち、前記爪部に対応する箇所には、貫通孔が設けられている、
    ことを特徴とする車両用光源アセンブリ。
  10. 一面に複数個の光源が実装されているフレキシブルプリント配線基板と、
    前記フレキシブルプリント配線基板の他面に、複数個の前記光源にそれぞれ対応して固定されている複数枚の補強板と、
    複数枚の前記補強板に対向して配置されていて、複数枚の前記補強板を保持する保持部材と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に位置決めさせる位置決め部と、
    複数枚の前記補強板を前記保持部材に係合させる係合部と、
    を備え、
    複数枚の前記補強板は、放熱機能を有する平板から構成されていて、
    前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか一方には、リブが設けられていて、
    前記リブは、前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の少なくともいずれか他方に当接して、前記補強板と前記保持部材との相互に対向する面の間に隙間を形成し、
    前記保持部材は、複数枚の前記補強板を1個ずつ保持する複数個の保持部と、複数個の前記保持部の間に設けられている連結部と、を有し、
    複数個の前記保持部と前記連結部とは、階段状に配置されていて、
    前記補強板および複数個の前記保持部は、それぞれ、四角形形状をなし、
    前記リブは、前記補強板または前記保持部の4辺のうち、立ち上がり側の前記連結部に対向する1辺、および、前記1辺にそれぞれ交差する2辺に沿った縁に、それぞれ、設けられている、
    ことを特徴とする車両用光源アセンブリ。
  11. 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
    前記灯室内に配置されている前記の請求項1から10のいずれか1項に記載の車両用光源アセンブリおよびその他の部材と、
    前記その他の部材を前記ランプハウジングに取り付ける取付部材と、
    前記ランプハウジングと前記その他の部材とにそれぞれ設けられていて、前記車両用光源アセンブリを固定する固定部と、
    を備える、
    ことを特徴とする車両用灯具。
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