JP7338314B2 - 情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7338314B2 JP7338314B2 JP2019146978A JP2019146978A JP7338314B2 JP 7338314 B2 JP7338314 B2 JP 7338314B2 JP 2019146978 A JP2019146978 A JP 2019146978A JP 2019146978 A JP2019146978 A JP 2019146978A JP 7338314 B2 JP7338314 B2 JP 7338314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- price
- condition
- provision
- information
- offer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段を備え、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含み、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定し、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、所定の優先条件要素を除いた条件要素の少なくとも一部の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とする。
図1は、本発明の情報処理装置及び売上データ処理装置の実施形態としての売上データ処理装置100の外観を示す図である。
図2は、売上データ処理装置100の主要な機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の売上データ処理装置100は、例えばレストランやカフェといった飲食店に設置されて用いられる。売上データ処理装置100は、顧客に提供(販売)する商品又は役務(以下、単に商品と記す)の種別や、その提供数などの情報を特定する入力操作を受け付け、この入力操作等により登録された情報に基づいて提供価格を特定し、商品の売上データを算出して登録するECRである。また、本実施形態の売上データ処理装置100は、顧客から領収した代金を格納し、レシートなどを印刷する機能を有する。
記憶部13には、設定データとして、時刻条件要素設定データ132、場所条件要素設定データ133、価格設定データ134(価格設定情報)、条件要素項目名データ135(項目名情報)、優先条件要素設定データ136、付け合わせ設定データ137、売上データ138などが記憶されている。これらのデータの内容については、後述する。
なお、売上データ処理装置100の記憶部13に記憶されているプログラム131及び各種設定データの一部又は全部を外部のサーバ等に記憶させておき、売上データ処理装置100がサーバ等から通信部19を介して必要な情報を取得して動作するようにしてもよい。
次に、売上データ処理装置100の基本動作について説明する。
売上データ処理装置100は、商品の提供に際して、操作表示部14に対するユーザの入力操作等に基づいて、顧客に提供する商品の種別、個数、販売価格等を特定し、これらの情報を含む商品の売上データ138を生成して記憶部13に記憶する。蓄積された売上データ138は、店舗の売上や在庫などの管理に用いることができる。
店舗における商品の提供では、同一種別の商品であっても、商品のサイズや付け合わせの有無などによって提供価格を変える場合がある。また、商品の提供時刻(例えば、ランチタイムであるか否か)によって提供価格を変える場合もある。さらには、商品の提供場所によって提供価格を変える場合もある。例えば、店舗内にレストラン、バー、ガーデンといった複数の異なるエリアが設けられていたり、VIPルームが設けられていたりする場合において、顧客が着席しているテーブルのエリアやVIPルームであるか否かに応じて商品の提供価格を変える場合がある。
これらの例における商品のサイズ、付け合わせの有無、商品の提供時刻、及び商品の提供場所が、提供条件を定める条件要素に相当する。本実施形態では、これらの条件要素が複数組み合わされて提供条件が定められる。
なお、売上データ処理装置100は、複数の提供条件のうち一部の提供条件に対してのみ価格が設定されている場合であっても、適切に提供価格を特定することができる。この場合の動作については後述する。
図3に示すように、複数の条件要素の各々は、それぞれ所定の複数の要素項目(水準)のいずれかを表す。また、各要素項目には、要素項目に対応する条件値が定められている。
図3の例では、時刻条件要素は、「通常時間」及び「ランチタイム」の2つの要素項目のいずれかを表す。すなわち、時刻条件要素は、商品の提供時間がランチタイムであるか、又はランチタイムを除いた通常時間であるか、を表す。「通常時間」の条件値は「0」であり、「ランチタイム」の条件値は「1」である。
また、場所条件要素は、「通常テーブル」及び「VIPルーム」の2つの要素項目のいずれかを表す。すなわち、場所条件要素は、商品の提供場所(ここでは、顧客が着席しているテーブル)がVIPルームのテーブルであるか、又はVIPルーム以外の通常テーブルであるか、を表す。「通常テーブル」の条件値は「0」であり、「VIPルーム」の条件値は「1」である。
また、付け合わせ条件要素は、「単品」及び「ミックス」の2つの要素項目のいずれかを表す。すなわち、付け合わせ条件要素は、商品を単品で提供するか、他の商品とミックスして(例えば、酒に割り材をミックスして)提供するか、を表す。「単品」の条件値は「0」であり、「ミックス」の条件値は「1」である。なお、「ミックス」には、割り材をミックスする場合のほか、付け合わせ(つまみ等)を添付する場合も含まれ得る。
また、サイズ条件要素は、「Mサイズ」、「Sサイズ」及び「Lサイズ」の3つの要素項目のいずれかを表す。すなわち、サイズ条件要素は、商品をどのようなサイズで提供するかを表す。「Mサイズ」の条件値は「1」であり、「Sサイズ」の条件値は「2」であり、「Lサイズ」の条件値は「3」である。
価格番号は、条件要素の数と同一の桁数、すなわち4桁である。また、4つの条件要素の各々は、価格番号における互いに異なるいずれかの桁に対応している。具体的には、時刻条件要素は価格番号の左端の桁(千の位)に対応し、場所条件要素は価格番号の左から2番目の桁(百の位)に対応し、付け合わせ条件要素は価格番号の左から3番目の桁(十の位)に対応し、サイズ条件要素は価格番号の右端の桁(一の位)に対応している。また、価格番号における各条件要素に対応する桁の値は、条件要素が表す要素項目の条件値となっている。例えば、時刻条件要素が「1:ランチタイム」、場所条件要素が「0:通常テーブル」、付け合わせ条件要素が「1:ミックス」、サイズ条件要素が「3:Lサイズ」である提供条件に対応する価格番号は、各条件要素の条件値を左から順に並べた「1013」となっている。
このように、1つの価格番号は、複数の条件要素における要素項目の1つの組み合わせ、すなわち1つの提供条件を表す。
価格設定データ134は、「商品コード」、「価格番号」及び「価格」のデータ列を有するテーブルデータである。
「商品コード」は、商品ごとに予め定められている、商品を特定するための符号である。商品コードは、ここでは5桁の数字とされているが、文字や記号などを含むものであってもよい。
「価格番号」は、図3の右端の列に示されている価格番号と同一である。
「価格」は、価格番号が表す提供条件に対して設定されている商品の価格である。
図4では、商品コードが「00123」である商品に対応する部分のみが示されているが、価格設定データ134には、他の商品についての価格番号及び価格設定値の組み合わせに係るデータ行がさらに含まれている。
次に、商品提供時に商品やその売上を登録するために実行される商品登録処理のCPU11による制御手順について説明する。商品登録処理には、上述した提供価格の特定のための処理が含まれる。
商品登録処理が開始されると、CPU11は、計時部15が計時している現在時刻を取得し(ステップS101)、提供状況データ121に記憶させる。
売上登録画面30は、時刻表示領域301と、テンキー302と、商品選択ボタン303と、付け合わせ選択ボタン304と、売上表示領域305と、を含む。
時刻表示領域301には、ステップS101で取得された現在時刻が表示されている。
テンキー302には、テーブル番号指定ボタン3021が含まれており、テーブル番号指定ボタン3021を選択する入力操作(タッチパネル142のうちテーブル番号指定ボタン3021の両域内に指などを接触させる操作。以下では、単に「(ボタンを)選択する」とも記す)を行った後にテンキーを選択してテーブル番号を入力することで、顧客が着席しているテーブル番号を選択して登録することができる。
商品選択ボタンは、「ウイスキー」、「ウォッカ」、「ジン」及び「ビール」の4種類の商品名が表示された4つのボタンと、「Mサイズ」、「Sサイズ」及び「Lサイズ」のサイズが表示された3つのボタンとを含む。4つの商品名のボタンのうち1つを選択し、3つのサイズのボタンのうち1つを選択することで、提供する商品の種類及びサイズを選択して登録することができる。
付け合わせ選択ボタン304は、ここでは割り材をミックスするか否か、またミックスする割り材の種類を選択するために用いられる。付け合わせ選択ボタン304は、「割る」、「割らない」とそれぞれ表記された2つのボタンと、「ソーダ」、「水」、「オレンジ」及び「コーラ」の4種類の割り材が表示された4つのボタンとを含む。「割る」又は「割らない」のいずれかのボタンを選択した上で、「割る」のボタンを選択した場合にさらに4つの割り材のボタンのうち1つを選択することで、割り材をミックスするか否か、及びミックスする割り材の種類を選択して登録することができる。
売上表示領域305には、商品の提供条件に応じた提供価格が表示される。
売上登録画面30は、複数の条件要素のうち所定の条件要素(ここでは、場所条件要素、付け合わせ条件要素及びサイズ条件要素)に係る複数の要素項目のいずれかをユーザに選択させるための条件選択画面に相当する。
時刻条件要素設定データ132は、「開始時刻」、「終了時刻」、「時刻条件要素の条件値」、「要素項目」の列データを含むテーブルデータである。時刻条件要素設定データ132では、各行データの「開始時刻」及び「終了時刻」により特定される時間帯について、ランチタイムに該当する場合には「時刻条件要素の条件値」が「1」とされており、ランチタイム以外の通常時間に該当する場合には「時刻条件要素の条件値」が「0」とされている。
CPU11は、提供状況データ121に記憶されている商品の提供時刻が、時刻条件要素設定データ132のどの行データの時間帯に該当するかを判別し、該当する行データの「時刻条件要素の条件値」を取得する。
なお、これに代えて、ステップS103の実行時において計時部15が計時している時刻を用いて「時刻条件要素の条件値」を取得してもよい。この場合には、計時部15が計時している現在時刻のデータが「提供状況情報」に相当する。
場所条件要素設定データ133は、「先頭テーブル番号」、「末尾テーブル番号」、「場所条件要素の条件値」、「要素項目」の列データを含むテーブルデータである。場所条件要素設定データ133では、各行データの「先頭テーブル番号」から「末尾テーブル番号」までのテーブル群について、VIPルームのテーブルである場合には「場所条件要素の条件値」が「1」とされており、VIPルーム以外の通常テーブルに該当する場合には「場所条件要素の条件値」が「0」とされている。
CPU11は、ステップS104で取得したテーブル番号が、場所条件要素設定データ133のどの行データのテーブル群に該当するかを判別し、該当する行データの「場所条件要素の条件値」を取得する。
ステップS110の処理が終了すると、CPU11は、商品登録処理を終了させる。
価格番号算出処理が呼び出されると、CPU11は、価格番号データ122における価格番号に0を代入する(ステップS201)。
このように、価格番号算出処理は、複数の条件要素の各々の条件値に、価格番号において各条件要素に対応する桁の単位数を乗じて得られた数を、複数の条件要素について加算し、提供条件情報としての価格番号を算出して取得する処置である。
提供価格特定処理が呼び出されると、CPU11は、価格番号データ122に記憶されている価格番号を取得する(ステップS301)。
ステップS302の処理が終了すると、CPU11は、価格特定処理を終了させる。
次に、価格設定データ134における価格を設定するための動作について説明する。
売上データ処理装置100では、ユーザの入力操作(第2の入力操作)に基づいて、各価格番号に対応する商品の価格を設定することができる。この価格の設定は、所定の価格設定画面31を表示部141に表示させた状態で行われる。価格設定画面31は、複数の提供条件における、ユーザの入力操作に基づく価格の設定状況を示す画面であり、CPU11の第2の表示制御部115による制御下で表示される。
価格設定画面31では、各提供条件に対応する価格を設定するための設定テーブル311と、設定テーブル311の表示基準を選択するためのドロップダウンリスト312と、設定テーブル311における設定内容を価格設定データ134に反映させるための決定ボタン313と、画面を1つ前の状態に遷移させるためのキャンセルボタン314とが表示されている。また、価格設定画像31内の右上には、価格の設定対象の商品の「商品コード」及び「商品名」を示すテーブル315が表示されている。図11では、商品「ウイスキー」についての価格設定画面31が示されている。
他方で、図11(b)の設定テーブル311は、時刻条件要素の要素項目が「ランチタイム」である各提供条件についての価格を設定するためのテーブルである。図11(b)の設定テーブル311は、ドロップダウンリスト312において表示基準として「ランチタイム」を選択することにより表示させることができる。図11(b)の設定テーブル311では、場所条件要素の2つの要素項目が縦軸とされ、また付け合わせ条件要素及びサイズ条件要素の6通りの組み合わせが横軸とされている。
そして、セルに価格が設定された状態で決定ボタン313を選択すると、CPU11(価格設定情報生成部116)は、価格の設定状態を価格設定データ134に反映させて記憶させる(価格設定データ134を生成する)。図11(a)及び図11(b)では、参考のために各セルに価格とともに価格番号が付記されているが、実際のセルには価格のみが表示される。
図12(a)の設定テーブル311は、場所条件要素の要素項目が「通常テーブル」である各提供条件についての価格を設定するためのテーブルである。図12(a)の設定テーブル311は、ドロップダウンリスト312において表示基準として「通常テーブル」を選択することにより表示させることができる。図12(a)の設定テーブル311では、時間条件要素の2つの要素項目が縦軸とされ、付け合わせ条件要素及びサイズ条件要素の6通りの組み合わせが横軸とされている。
他方で、図12(b)の設定テーブル311は、場所条件要素の要素項目が「VIPルーム」である各提供条件についての価格を設定するためのテーブルである。図12(b)の設定テーブル311は、ドロップダウンリスト312において表示基準として「VIPルーム」を選択することにより表示させることができる。図12(b)の設定テーブル311では、時間条件要素の2つの要素項目が縦軸とされ、また付け合わせ条件要素及びサイズ条件要素の6通りの組み合わせが横軸とされている。
図12(a)及び図12(b)においても、セルに価格が設定された状態で決定ボタン313を選択することで、価格の設定状態を価格設定データ134に反映させることができる。
ユーザは、価格を設定する観点に応じて、表示させる価格設定画面31を図11(a)、図11(b)、図12(a)及び図12(b)の中から適宜選択することができる。
次に、価格設定データ134において、複数の提供条件のうち一部の特定の提供条件に対してのみ価格が設定されている場合の、売上データ処理装置100による提供価格の特定動作について説明する。
以下では、提供条件に対して価格が設定されていない場合に、代替提供条件を特定し、この代替特定条件に設定されている価格を代替の価格として取得する動作及び機能を「価格シフト」と記す。
以下、この価格シフトの機能を用いた提供価格の特定動作について説明する。
図13の価格設定データ134では、時刻条件要素の条件値が「1(ランチタイム)」であり、かつ場所条件要素の条件値が「1(VIPルーム)」である6つの提供条件について、価格が設定されていない。なお、図13では、説明の便宜上、価格が未設定の6つの行データ(レコード)が存在しているように描かれているが、実際の価格設定データ134では、これら6つの行データそのものが含まれていない(レコードが存在しない)。ただし、図13のように、行データを設けて価格のデータを未入力状態としてもよい。
他方で、算出された価格番号が表す提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合、すなわち、算出された価格番号が「1101」~「1113」のいずれかである場合には、当該価格番号に対応する4つの条件要素のうち所定の優先条件要素を除いた条件要素の要素項目を変更して、代替提供条件を特定する。そして、この代替提供条件に対して設定されている価格を提供価格として特定する。
図14は、優先条件要素設定データ136の内容例を示す図である。
優先条件要素設定データ136では、「時刻条件要素」及び「場所条件要素」に対してそれぞれ「優先フラグ」が対応付けられている。「時刻条件要素」及び「場所条件要素」のうち一方の優先フラグが「1」となり、他方の優先フラグが「0」となるように設定される。優先フラグが「1」となっている条件要素が、上記の優先条件要素に相当する。優先フラグは、図示略の設定画面におけるユーザからの入力操作(第1の入力操作)に基づいて、CPU11(優先条件要素設定部113)が設定する。図14の例では、「時刻条件要素」の優先フラグが「1」となっており、時刻条件要素が優先条件要素となっている。時刻条件要素が優先条件要素となっている状態を、以下では「時刻優先」とも記す。また、場所条件要素が優先条件要素となっている状態を、以下では「場所優先」とも記す。
図15の例における価格番号の変更は、「ランチタイム」かつ「VIPルーム」の提供条件に対して価格が設定されていない場合に、時刻条件要素「ランチタイム」を優先(固定)しつつ、場所条件要素の「VIPルーム」を「通常テーブル」に変更し、「ランチタイム」かつ「通常テーブル」の提供条件の価格を代用する、というものである。
図16の例における価格番号の変更は、「ランチタイム」かつ「VIPルーム」の提供条件に対して価格が設定されていない場合に、場所条件要素「VIPルーム」を優先(固定)しつつ、時間条件要素の「ランチタイム」を「通常時間」に変更し、「通常時間」かつ「VIPルーム」の提供条件の価格を代用する、というものである。
すなわち、この場合のCPU11(提供価格特定部111)は、複数の条件要素のうち、優先順位に応じた一の条件要素の要素項目を変更する要素項目変更処理と、当該要素項目変更処理において要素項目が変更された複数の条件要素の組み合わせに対応する提供条件を代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、代替提供条件を所定の規則に従って特定し、価格シフトを行う。その際、CPU11は、要素項目変更処理において要素項目が変更された複数の条件要素の組み合わせに対応する提供条件が、価格設定データ134において価格が設定されている提供条件となるまで要素項目変更処理を繰り返し実行する。
なお、上記に代えて、いずれかの段階で、商品に予め定められている基準価格を提供価格として特定するようにしてもよい。例えば、「時間優先」又は「場所優先」のアルゴリズムに基づいて代替提供条件が特定できない場合に、基準価格を提供価格として用いることとしてもよい。
図17のフローチャートは、図10の提供価格特定処理におけるステップS302をステップS302aに変更し、ステップS303~S310を追加したものに相当する。
ステップS309の処理は、ステップS308の処理において、変更後の価格番号に価格が設定されていると判別されるまで繰り返し実行される。
ステップS310の処理が終了すると、CPU11は、提供価格特定処理を終了する。
次に、価格シフトの機能を用いて、価格設定データ134における価格を設定する場合の動作について説明する。
図18は、価格シフトの機能を用いる場合の価格設定画面31を示す図である。
図18(a)及び図18(b)の価格設定画面31では、優先条件要素が表示されている(ここでは「時刻優先」とされている)。ただし、これに限られず、優先条件要素は内部的な処理にのみ用いて価格設定画面31には表示しないようにしてもよい。図18(a)は、表示基準として「通常時間」が選択されている価格設定画面31であり、優先条件要素が表示されている点を除いて図11(a)の価格設定画面31と同一である。
価格設定画面における価格シフトの動作は、CPU11の提供価格特定部111により行われる。
この場合には、図19(b)の設定テーブル311の下段における各未設定セルには、「場所優先」のアルゴリズムの価格シフトで特定された価格が表示される。すなわち、未設定セルに対応する価格番号における、時間条件要素に対応する桁(千の位)を変更した価格番号に対応する仮代替提供条件が特定され、この仮代替提供条件に対して設定されている価格が、未設定セルに表示される。この価格シフトは、上述した提供価格の特定時の価格シフトと同一のアルゴリズムで行われるため、図19(b)の下段の各セルにおいて価格シフトの機能を用いて表示されている価格は、図16において価格シフトにより特定される提供価格と同一となる。
図20(a)は、いずれのセルにも価格が設定されていない状態を示す。ここでは、全てのセルの価格が「0」と表示されており、また未設定セルであるため背景が着色されている。なお、これに代えて、全てのセルの価格が未設定である場合に所定の基準価格を各セルに表示させるようにしてもよい。
次に、売上登録画面の他の例について説明する。上述した提供価格の特定を伴う商品登録動作を行うための売上登録画面は、図6に示したものに限られず、例えば以下に説明する売上登録画面40が用いられてもよい。売上登録画面40、及び当該売上登録画面40に付随して表示されるテーブル選択画面41、サイズ選択画面42、付け合わせ選択画面43、割り材サイズ選択画面44は、「条件選択画面」の一態様である。
以下では、価格設定データ134の内容が図13に示す状態となっており、優先条件要素の設定が「場所優先」となっている場合を例に挙げて説明する。
図21の売上登録画面40には、時刻条件要素表示領域401と、時刻表示領域403と、テーブル番号表示領域404と、商品選択ボタン405と、が含まれている。売上登録画面40は、図5の商品登録処理のステップS102において表示部141に表示される。
時刻条件要素表示領域401には、時刻表示領域403に表示されている現在時刻と、時刻条件要素設定データ132と、に基づいて特定された時刻条件要素の要素項目(ここでは「ランチタイム」)が表示されている。したがって、売上登録画面40を表示させる処理は、図5の商品登録処理のステップS101~S103の処理を含む。
テーブル番号表示領域404には、顧客が着席しているテーブル番号が表示される。図21では、テーブル番号が未選択の状態となっている。
商品選択ボタン405は、提供する商品の選択に用いられる。複数の商品選択ボタン405の各々は、1種類の商品に対応する。図21では、時刻条件要素以外の条件要素が未確定の状態であるため、商品選択ボタン405には価格が表示されていない。あるいは、確定している時刻条件要素のみに基づいて代表価格を商品選択ボタン405に表示してもよい。
図21の売上登録画面40において、テーブル番号を特定するための所定の入力操作(例えば、テーブル番号表示領域404内を選択する入力操作)がなされると、テーブル選択画面41が表示される。
テーブル選択画面41には、エリア選択タブ411と、テーブルボタン412と、が含まれている。
エリア選択タブ411は、店舗が有する複数のエリア(ここでは、「レストラン」、「バー」及び「ガーデン」)に対応しており、いずれかのエリア選択タブ411を選択することで、対応するエリアの画面に切り替えることができる。図22では、「レストラン」のエリアが表示されている。
各テーブルボタン412は、1つのテーブルを表し、そのテーブルに対応するテーブル番号が付記されている。図22では、テーブル番号「1」~「12」、「100」~「110」のテーブルが表示されている。図8の場所条件要素設定データに示すように、このうちテーブル番号「100」~「110」は「VIPルーム」のテーブルである。
いずれかのテーブルボタン412を選択することで、顧客が着席しているテーブルのテーブル番号を取得し、場所条件要素の要素項目を確定させることができる。テーブル選択画面41に対する入力操作に基づいてテーブル番号を取得し、場所条件要素の要素項目を確定させる処理は、図5の商品登録処理のステップS104、S105に対応する。
テーブル選択画面41においていずれかのテーブルボタン412が選択されると、図23に示す売上登録画面40が表示される。
図23の売上登録画面40では、時刻条件要素表示領域401に隣接する場所条件要素表示領域402において、登録されたテーブル番号に応じた場所条件要素の要素項目(ここでは「VIPルーム」)が表示されている。
また、商品選択ボタン405には、時刻条件要素表示領域401及び場所条件要素表示領域402に表示されている時刻条件要素及び場所条件要素に対応する代表価格が表示されている。ここでは、時刻条件要素が「ランチタイム」、場所条件要素が「VIPルーム」である提供条件のうち、付け合わせ条件要素が「単品」、サイズ条件要素が「Mサイズ」である提供条件の価格が代表価格として表示されている。どの提供条件の価格を代表価格として用いるかは、予め設定されて記憶部13に記憶されている。
図24は、サイズ選択画面42を示す図である。
サイズ選択画面42には、サイズ選択ボタン421と、キャンセルボタン422と、が含まれている。
サイズ選択ボタン421は、サイズ条件要素の各要素項目に対応し、商品のサイズの選択に用いられる。サイズ選択ボタン421には、要素項目の項目名421aと、各要素項目に対応して設定されている価格とが表示されている。この段階では、付け合わせの有無は指定されていないため、サイズ選択ボタン421に表示される価格は、付け合わせ条件要素が「単品」である提供条件の価格とされる。
キャンセルボタン422が選択されると、図23の売上登録画面40に戻る。
図25は、条件要素項目名データ135の内容例を示す図である。
条件要素項目名データ135は、「商品コード」、「商品名」、「条件要素」、「条件要素の項目名」の列データを有するテーブルデータである。条件要素項目名データ135は、商品ごとに、特定の条件要素の各要素項目の項目名が設定されたデータである。図25の条件要素項目名データ135では、商品名「ウイスキー」の「サイズ条件要素」について、要素項目1~3の項目名がそれぞれ「Mサイズ」、「Sサイズ」、「Lサイズ」とされている。図24のサイズ選択ボタン421の項目名421aには、条件要素項目名データ135におけるこれらの設定内容が反映されている。
すなわち、CPU11(第1の表示制御部114)は、サイズ選択ボタン421を表示させる処理では、複数の要素項目を表す複数の項目名が商品又は役務ごとに予め定められて記憶されている条件要素項目名データ135に基づいて、サイズ選択画面42において、提供する商品に対応する複数の項目名421aを表示させる。
図26は、商品選択ボタン405により「ビール」が選択された場合のサイズ選択画面42を示す。このサイズ選択画面42のサイズ選択ボタン421には、条件要素項目名データ135において商品名「ビール」の要素項目1~4に設定されている項目名である「グラス」、「中ジョッキ」、「大ジョッキ」及び「ピッチャー」が表示されている。
図27は、商品選択ボタン405により「ワイン」が選択された場合のサイズ選択画面42を示す。このサイズ選択画面42のサイズ選択ボタン421には、条件要素項目名データ135において商品名「ワイン」の要素項目1~3に設定されている項目名である「グラス」、「デカンタ」及び「ボトル」が表示されている。
付け合わせ設定データ137は、「商品コード」、「商品名」、「付け合わせ設定」、及び複数の「割り材」のデータ列を有するテーブルデータであり、商品ごとに「付け合わせ設定」及び「割り材」のデータが対応付けられている。
「付け合わせ設定」は、値が「1」である場合には、対応する商品に付け合わせの設定があることを示し、値が「0」である場合には、対応する商品に付け合わせの設定がないことを示す。付け合わせの設定がない商品については、付け合わせ条件要素が常に「単品」に設定されることとなる。
「割り材」は、「付け合わせ設定」が「1」である商品に設定されている割り材の種類を示す。
一方、選択中の商品について付け合わせの設定がない場合には、付け合わせ選択画面43は表示されず、サイズ選択ボタン421が選択されるとサイズ選択画面42から直接売上登録画面40(図32)に戻る。
ここでは、図24のサイズ選択画面42において「Mサイズ」のサイズ選択ボタン421が選択された場合の付け合わせ選択画面43が示されている。付け合わせ選択画面43には、付け合わせ選択ボタン431と、キャンセルボタン432と、が含まれている。
付け合わせ選択ボタン431には、付け合わせ設定データ137において、選択中の商品に設定されている割り材の種類と、その価格が表示されている。いずれかの付け合わせ選択ボタン431を選択することで、付け合わせ条件要素が「ミックス」に確定し、ミックスする割り材が登録される。
一方、キャンセルボタン432が選択されると、付け合わせ条件要素が「単品」に確定する。
付け合わせ選択画面43に対する入力操作により付け合わせ条件要素の要素項目を確定させる処理は、図5の商品登録処理のステップS107に対応する。
また、いずれかの付け合わせ選択ボタン431又はキャンセルボタン432が選択された段階で、全ての条件要素の要素項目が確定し、提供条件が特定される。提供条件が特定されると、価格番号算出処理(図5のステップS108)により価格番号が算出され、提供価格特定処理(図5のステップS109)により提供価格が特定される。
図31の売上登録画面40では、ウイスキーの提供価格「550円」と、割り材であるオレンジの提供価格「200円」とが売り上げとして計上され、売上データ138が生成されて記憶部13に記憶される。この処理は、図5の商品登録処理のステップS110に対応する。
図32の売上登録画面40では、ウイスキーの提供価格「600円」が売り上げとして計上され、売上データ138が生成されて記憶部13に記憶される。
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。
上記実施形態では、付け合わせ条件要素の要素項目は、付け合わせのない「単品」(条件値「0」)、及び付け合わせのある「ミックス」(条件値「1」)のいずれかとされていたが、これに代えて、図34に示すように、付け合わせのない「単品」(条件値「0」)、他の商品を付け合わせる「ミックス(親)」(条件値「1」)、及び他の商品に付け合わされる「ミックス(子)」(条件値「2」)の3水準とすることもできる。これによれば、例えば商品「オレンジジュース」について、単品で提供する場合(条件値「0」)、オレンジジュースを菓子等の付け合わせとともに提供する場合(条件値「1」)、及び他の酒の割り材としてオレンジジュースを提供する場合(条件値「2」)のそれぞれの提供価格を別個の値に設定することができる。
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。
上記実施形態では、価格設定データ134に設定された価格、又は所定のアルゴリズムの価格シフトにより特定された価格が提供価格とされたが、これに加えて、ユーザがこれらの提供価格に関わらず個別に価格を設定できるようにしてもよい。
本変形例の売上登録画面40では、個別価格設定用のテンキー406が表示されており、テンキー406を用いてユーザが所望の価格を入力することで、個別価格407を設定することができる。
図36は、個別価格407を設定した状態で商品選択ボタン405を選択した場合のサイズ選択画面42を示す図である。図36に示されるように、このサイズ選択画面42では、価格設定データ134で設定されている価格は参照されず、全てのサイズのサイズ選択ボタン421において個別価格407が表示される。所望のサイズ選択ボタン421を選択し、必要に応じて付け合わせを選択することで、ユーザがテンキー406により設定した個別価格407で売上を計上することができる。
次に、上記実施形態の変形例3について説明する。
上記実施形態では、売上登録画面40、テーブル選択画面41、サイズ選択画面42及び付け合わせ選択画面43を売上データ処理装置100の表示部141に表示させて、これらの画面においてユーザの入力操作を受け付けた。これに対し、本変形例では、売上データ処理装置100、及び店員等のユーザが使用するハンディターミナル等の携帯型の端末装置200により売上データ処理システム300が構成され、このうち端末装置200に設けられた表示部に各種画面が表示され、当該画面においてユーザの入力操作が受け付けられる。
売上データ処理システム300は、売上データ処理装置100と、売上データ処理装置100の通信部19との間で無線データ通信が可能な端末装置200と、を備える。端末装置200は、表示部及びタッチパネルを有する図示略の操作表示部を備え、表示部に売上登録画面40、テーブル選択画面41、サイズ選択画面42及び付け合わせ選択画面43が表示される。
図38(a)の売上登録画面40は、時刻条件要素表示領域401、場所条件要素表示領域402、時刻表示領域403、テーブル番号表示領域404、及び商品選択ボタン405などを含み、図23の売上登録画面40と同等の入力操作を受け付けることができる。
図38(b)のサイズ選択画面42は、サイズ選択ボタン421及びキャンセルボタン422等を含み、図24のサイズ選択画面42と同等の入力操作を受け付けることができる。
図38(c)の付け合わせ選択画面43は、付け合わせ選択ボタン431及びキャンセルボタン432等を含み、図29の付け合わせ選択画面43と同等の入力操作を受け付けることができる。
次に、上記実施形態の変形例4について説明する。
上記実施形態では、飲食店の店舗における商品登録に売上データ処理装置100を用いたが、本変形例では、クリーニング店におけるサービスの登録に売上データ処理装置100を用いる。
図39の例では、提供条件を定める条件要素として、サービスを提供する曜日に係る「曜日条件要素」、顧客の種別に係る「顧客種別条件要素」、染み抜きオプションの有無に係る「染み抜き条件要素」、サービスの対象となる衣服の色に係る「色条件要素」の4つが用いられる。
曜日条件要素の要素項目は、「平日(条件値「0」)」及び「土日(条件値「1」)」である。曜日条件要素は、価格番号の千の位に対応する。
顧客種別条件要素の要素項目は、「一般客(条件値「0」)」及び「ゴールド客(条件値「1」)」である。顧客種別条件要素は、価格番号の百の位に対応する。
染み抜き条件要素の要素項目は、「染み抜き無し(条件値「0」)」及び「染み抜き有り(条件値「1」)」である。染み抜き条件要素は、価格番号の十の位に対応する。
色条件要素の要素項目は、「白(条件値「1」)」、「黒(条件値「2」)」及び「その他(条件値「3」)」である。色条件要素は、価格番号の一の位に対応する。
このような条件要素の組み合わせにより定められる提供条件についても、上記実施形態と同様に価格番号を対応付けてそれぞれ価格を設定することにより、提供条件に応じた柔軟な提供価格でサービスを提供することができる。
これによれば、複数の条件要素の組み合わせに対応する全ての提供条件に対して価格を設定しなくても、価格が設定されていない提供条件を含む全ての提供条件について適切な提供価格を特定することができる。よって、提供条件が多数に上る場合に提供条件に対して価格を設定する手間を軽減することができる。また、提供条件の数が多いほど、ユーザが不適切な価格を設定してしまう問題が生じやすいが、上記構成によれば、一部の提供条件に対してのみ価格を設定すれば、他の提供条件については価格シフトにより適切な提供価格が特定されるため、提供価格が不適切となる不具合の発生を抑制することができる。また、価格が設定されている提供条件の中から所定の規則に従って代替提供条件を特定し、価格シフトが行われて提供価格が特定されるため、価格が設定されていない場合に単に固定の基準価格を用いる従来技術と比較して、より適切な提供価格を特定することができる。
このように、上記構成によれば、ユーザは、簡易な設定で、複数の条件要素の組み合わせにより定まる提供条件に応じた適切な提供価格で商品又は役務を提供することができる。
このようなプログラムにより情報処理装置1を動作させることで、ユーザは、簡易な設定で、複数の条件要素の組み合わせにより定まる提供条件に応じた適切な提供価格で商品又は役務を提供することができる。
例えば、価格番号の桁数を条件要素の数より多くし、条件要素に対応しない桁の数値により他の情報を表してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段を備え、
前記提供条件は、各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まり、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定することを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記提供価格特定手段は、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、所定の優先条件要素を除いた条件要素の少なくとも一部の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、
前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、
を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記複数の条件要素には優先順位が定められており、
前記提供価格特定手段は、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、前記優先順位に応じた一の条件要素の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、
前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、
を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記提供価格特定手段は、前記代替提供条件特定処理を実行する前に、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件が、前記価格設定情報において価格が設定されている提供条件となるまで前記要素項目変更処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
<請求項6>
ユーザの第1の入力操作に基づいて前記優先条件要素を設定する優先条件要素設定手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素に含まれる条件要素の数以上の桁を有する価格番号の情報を含み、
前記複数の条件要素の各々は、前記価格番号における互いに異なるいずれかの桁に対応し、
前記価格番号は、各前記条件要素に対応する桁の値が、前記条件要素が表す前記複数の要素項目のいずれかに対応する条件値となっていることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項8>
商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段を備え、
前記提供条件情報取得手段は、前記複数の条件要素についてそれぞれ前記条件値を取得し、取得した前記条件値に、前記価格番号において各条件要素に対応する桁の単位数を乗じて得られた数を、前記複数の条件要素について加算することで前記価格番号を算出することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
<請求項9>
商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段を備え、
前記提供条件情報取得手段は、商品又は役務の提供状況に係る提供状況情報に基づいて前記複数の条件要素のうち一部の条件要素の前記要素項目を特定することを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項10>
商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段と、
前記複数の条件要素のうち所定の条件要素に係る前記複数の要素項目のいずれかをユーザに選択させるための条件選択画面を表示部に表示させる第1の表示制御手段と、
を備え、
前記提供条件情報取得手段は、前記条件選択画面におけるユーザの選択結果に基づいて、前記所定の条件要素の前記要素項目を特定することを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項11>
前記第1の表示制御手段は、前記複数の要素項目を表す複数の項目名が商品又は役務ごとに予め定められて記憶されている項目名情報に基づいて、前記条件選択画面において、提供する商品又は役務に対応する前記複数の項目名を表示させることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
<請求項12>
前記複数の条件要素の可能な組み合わせに対応する複数の前記提供条件のうち少なくとも一部の前記提供条件に対応する価格を、ユーザの第2の入力操作に基づいて設定し、当該設定した価格に基づいて前記価格設定情報を生成する価格設定情報生成手段を備えることを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項13>
前記価格設定情報生成手段により前記価格設定情報が生成される場合に、前記複数の提供条件における、ユーザの前記第2の入力操作に基づく価格の設定状況を示す価格設定画面を表示部に表示させる第2の表示制御手段を備え、
前記提供価格特定手段は、前記複数の提供条件のうち価格が設定されていない提供条件の各々について、価格が設定されている提供条件のいずれかである仮代替提供条件を前記所定の規則に従って特定し、
前記第2の表示制御手段は、前記価格設定画面において、前記価格が設定されている提供条件については、当該提供条件に対して設定されている価格を表示させ、前記価格が設定されていない提供条件については、前記仮代替提供条件に対して設定されている価格を表示させることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
<請求項14>
前記第2の表示制御手段は、前記価格設定画面において、前記価格が設定されている提供条件に対応する価格と、前記価格が設定されていない提供条件に対応する価格と、を異なる態様で表示させることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
<請求項15>
請求項1~14のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記提供価格特定手段により特定された前記提供価格の情報を含む商品又は役務の売上データを生成する売上データ生成手段と、
を備えることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項16>
情報処理装置に設けられたコンピュータを、
商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段として機能させ、
前記提供条件は、各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まり、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定することを特徴とするプログラム。
11 CPU
111 提供価格特定部
112 提供条件情報取得部
113 優先条件要素設定部
114 第1の表示制御部
115 第2の表示制御部
116 価格設定情報生成部
117 売上データ生成部
12 RAM
121 提供状況データ(提供状況情報)
122 価格番号データ(提供条件情報)
13 記憶部
131 プログラム
132 時刻条件要素設定データ
133 場所条件要素設定データ
134 価格設定データ(価格設定情報)
135 条件要素項目名データ(項目名情報)
136 優先条件要素設定データ
137 付け合わせ設定データ
138 売上データ
14 操作表示部
141 表示部
142 タッチパネル
15 計時部
16 顧客用表示部
17 印刷部
18 ドロア
19 通信部
20 バス
30 売上登録画面
31 価格設定画面
40 売上登録画面
41 テーブル選択画面
42 サイズ選択画面
43 付け合わせ選択画面
44 割り材サイズ選択画面
100 売上データ処理装置
200 端末装置
300 売上データ処理システム
Claims (16)
- 各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段を備え、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含み、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定し、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、所定の優先条件要素を除いた条件要素の少なくとも一部の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とする情報処理装置。 - 各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段を備え、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含み、
前記複数の条件要素のそれぞれには優先順位が定められており、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定し、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、前記優先順位に応じた一の条件要素の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とする情報処理装置。 - 前記提供価格特定手段は、前記代替提供条件特定処理を実行する前に、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件が、前記価格設定情報において価格が設定されている提供条件となるまで前記要素項目変更処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- ユーザの第1の入力操作に基づいて前記優先条件要素を設定する優先条件要素設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段を備え、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素に含まれる条件要素の数以上の桁を有する価格番号の情報を含み、
前記複数の条件要素の各々は、前記価格番号における互いに異なるいずれかの桁に対応し、
前記価格番号は、各前記条件要素に対応する桁の値が、前記条件要素が表す前記複数の要素項目のいずれかに対応する条件値となっており、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定することを特徴とする情報処理装置。 - 商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段を備え、
前記提供条件情報取得手段は、前記複数の条件要素についてそれぞれ前記条件値を取得し、取得した前記条件値に、前記価格番号において各条件要素に対応する桁の単位数を乗じて得られた数を、前記複数の条件要素について加算することで前記価格番号を算出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段を備え、
前記提供条件情報取得手段は、商品又は役務の提供状況に係る提供状況情報に基づいて前記複数の条件要素のうち一部の条件要素の前記要素項目を特定することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 商品又は役務の提供が行われる場合に前記提供条件情報を取得する提供条件情報取得手段と、
前記複数の条件要素のうち所定の条件要素に係る前記複数の要素項目のいずれかをユーザに選択させるための条件選択画面を表示部に表示させる第1の表示制御手段と、
を備え、
前記提供条件情報取得手段は、前記条件選択画面におけるユーザの選択結果に基づいて、前記所定の条件要素の前記要素項目を特定することを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の表示制御手段は、前記複数の要素項目を表す複数の項目名が商品又は役務ごとに予め定められて記憶されている項目名情報に基づいて、前記条件選択画面において、提供する商品又は役務に対応する前記複数の項目名を表示させることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段と、
前記複数の条件要素の可能な組み合わせに対応する複数の前記提供条件のうち少なくとも一部の前記提供条件に対応する価格を、ユーザの第2の入力操作に基づいて設定し、当該設定した価格に基づいて前記価格設定情報を生成する価格設定情報生成手段と、
前記価格設定情報生成手段により前記価格設定情報が生成される場合に、前記複数の提供条件における、ユーザの前記第2の入力操作に基づく価格の設定状況を示す価格設定画面を表示部に表示させる第2の表示制御手段と、
を備え、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、前記複数の提供条件のうち価格が設定されていない提供条件の各々について、価格が設定されている提供条件のいずれかである仮代替提供条件を所定の規則に従って特定し、
前記第2の表示制御手段は、前記価格設定画面において、前記価格が設定されている提供条件については、当該提供条件に対して設定されている価格を表示させ、前記価格が設定されていない提供条件については、前記仮代替提供条件に対して設定されている価格を表示させることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の表示制御手段は、前記価格設定画面において、前記価格が設定されている提供条件に対応する価格と、前記価格が設定されていない提供条件に対応する価格と、を異なる態様で表示させることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
- 請求項1~11のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記提供価格特定手段により特定された前記提供価格の情報を含む商品又は役務の売上データを生成する売上データ生成手段と、
を備えることを特徴とする売上データ処理装置。 - 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段として機能させ、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含み、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定し、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、所定の優先条件要素を除いた条件要素の少なくとも一部の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とするプログラム。 - 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段として機能させ、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素の各々が表す前記要素項目を示す情報を含み、
前記複数の条件要素のそれぞれには優先順位が定められており、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定し、
前記提供条件情報が表す前記提供条件に係る前記複数の条件要素のうち、前記優先順位に応じた一の条件要素の前記要素項目を変更する要素項目変更処理と、前記要素項目変更処理において前記要素項目が変更された前記複数の条件要素の組み合わせに対応する前記提供条件を前記代替提供条件として特定する代替提供条件特定処理と、を実行することで、前記規則に従って前記代替提供条件を特定することを特徴とするプログラム。 - 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段として機能させ、
前記提供条件情報は、前記複数の条件要素に含まれる条件要素の数以上の桁を有する価格番号の情報を含み、
前記複数の条件要素の各々は、前記価格番号における互いに異なるいずれかの桁に対応し、
前記価格番号は、各前記条件要素に対応する桁の値が、前記条件要素が表す前記複数の要素項目のいずれかに対応する条件値となっており、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、当該提供条件を除くいずれかの前記提供条件であって価格が設定されている代替提供条件を所定の規則に従って特定し、当該代替提供条件に対して設定されている価格を前記提供価格として特定することを特徴とするプログラム。 - 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
各々が所定の複数の要素項目のいずれかを表す複数の条件要素の組み合わせにより定まる、商品又は役務の提供条件を表す提供条件情報と、商品又は役務ごとに、一又は二以上の特定の前記提供条件に対してそれぞれ当該商品又は役務の価格が設定されている価格設定情報と、に基づいて商品又は役務の提供価格を特定する提供価格特定手段、
前記複数の条件要素の可能な組み合わせに対応する複数の前記提供条件のうち少なくとも一部の前記提供条件に対応する価格を、ユーザの第2の入力操作に基づいて設定し、当該設定した価格に基づいて前記価格設定情報を生成する価格設定情報生成手段、
前記価格設定情報生成手段により前記価格設定情報が生成される場合に、前記複数の提供条件における、ユーザの前記第2の入力操作に基づく価格の設定状況を示す価格設定画面を表示部に表示させる第2の表示制御手段、
として機能させ、
前記提供価格特定手段は、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できる場合には、当該価格を前記提供価格として特定し、
前記価格設定情報において、前記提供条件情報が表す前記提供条件に対して設定されている価格が特定できない場合には、前記複数の提供条件のうち価格が設定されていない提供条件の各々について、価格が設定されている提供条件のいずれかである仮代替提供条件を所定の規則に従って特定し、
前記第2の表示制御手段は、前記価格設定画面において、前記価格が設定されている提供条件については、当該提供条件に対して設定されている価格を表示させ、前記価格が設定されていない提供条件については、前記仮代替提供条件に対して設定されている価格を表示させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019146978A JP7338314B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | 情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019146978A JP7338314B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | 情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021026735A JP2021026735A (ja) | 2021-02-22 |
JP7338314B2 true JP7338314B2 (ja) | 2023-09-05 |
Family
ID=74665002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019146978A Active JP7338314B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | 情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7338314B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009217597A (ja) | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Ishida Co Ltd | 商品情報処理システムおよび情報収集装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01185792A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-25 | Tokyo Electric Co Ltd | 商品販売データ処理装置 |
JP2549754B2 (ja) * | 1990-08-22 | 1996-10-30 | 株式会社テック | 商品単価管理装置 |
-
2019
- 2019-08-09 JP JP2019146978A patent/JP7338314B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009217597A (ja) | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Ishida Co Ltd | 商品情報処理システムおよび情報収集装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021026735A (ja) | 2021-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4546316B2 (ja) | Pos端末 | |
JP5211021B2 (ja) | 商品情報入力装置およびその制御プログラム | |
JP6699474B2 (ja) | 売上データ処理装置、プログラム、及び、表示方法 | |
JP5228007B2 (ja) | 商品データ入力装置および制御プログラム | |
JP2003272047A (ja) | 決済処理装置及びこの装置の決済手段選択支援方法並びに決済手段選択支援プログラム | |
JP5444661B2 (ja) | 精算装置、及び精算システム | |
JP7338314B2 (ja) | 情報処理装置、売上データ処理装置及びプログラム | |
JP6737082B2 (ja) | 売上データ処理装置、プログラム、及び、表示方法 | |
JP4086652B2 (ja) | 操作画面の表示方式と表示プログラム及びそれらを用いたpos装置 | |
JP6737097B2 (ja) | 売上データ処理装置、及び、プログラム | |
JP7140230B2 (ja) | 会計処理装置、プログラム、及び、表示方法 | |
JP6648645B2 (ja) | データ処理装置及びプログラム | |
JP7363264B2 (ja) | 売上データ処理装置およびプログラム | |
JP6736535B2 (ja) | 商品販売データ処理装置及びプログラム | |
CN106558154B (zh) | 选择显示装置和选择显示方法以及存储介质 | |
JP6812864B2 (ja) | メニュー表示制御装置、注文受付システム及びプログラム | |
JP4025771B2 (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JP5703596B2 (ja) | 表示装置 | |
JP7242026B2 (ja) | 販売データ処理装置、及びプログラム | |
JP7321308B2 (ja) | 商品販売データ処理装置及びプログラム | |
JP6648799B2 (ja) | 商品登録装置、精算装置及びプログラム | |
JP6613917B2 (ja) | 売上データ処理装置、プログラム及び売上データ処理システム | |
JP2022019865A (ja) | 商品販売データ処理装置およびプログラム | |
JP2020021515A (ja) | 売上データ処理装置、及びプログラム | |
EP3104319A1 (en) | Sales information processing device and storage medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7338314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |