JP6737082B2 - 売上データ処理装置、プログラム、及び、表示方法 - Google Patents

売上データ処理装置、プログラム、及び、表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、売上データ処理装置プログラム、及び、表示方法に関する。
従来、商品(サービスを含む)を販売する店舗等に設置され、商品の売上登録の指定を受け付ける売上データ処理装置として、電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Register)やPOS(Point Of Sales)端末装置等の電子装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、売上データ処理装置において、課税額が異なる複数の商品を組み合わせたパック商品の各商品の課税額と、1つにまとめた商品の課税額とを出力可能にすることを意図した技術について開示されている。
特開2003−256937号公報
日本では、将来、複数税率の消費税が施行される。複数税率の消費税が施行された場合に、商品(サービスを含む)の種類の違いによって、標準税率が消費税の会計処理に適用されたり、標準税率よりも税率の低い軽減税率が消費税の会計処理に適用されたりする。例えば、酒類は、標準税率が適用される。一方、食料品は、軽減税率が適用される。そのため、商品の種類の違いによって、会計処理が複雑化する可能性が高い。
また、たとえ同じ商品であっても、取引形態の違いによって、標準税率が消費税の会計処理に適用されたり、軽減税率が消費税の会計処理に適用されたりする。例えば、寿司や蕎麦、ラーメン、ピザ等の飲食店では、店内飲食取引や、出前(デリバリ)取引、持ち帰り(テイクアウト)取引等の取引形態がある。また、例えば、コンビニエンスストアやショッピングモール等の流通業の店舗がイートイン用のスペースを顧客に提供している場合や商品の出前サービスを行っている場合に、その店舗では、店内飲食取引や、出前取引、持ち帰り取引等の取引形態がある。店内飲食取引は、標準税率が適用される。一方、出前取引や持ち帰り取引は、軽減税率が適用される。したがって、取引形態の違いによって、標準税率が消費税の会計処理に適用されたり、軽減税率が消費税の会計処理に適用されたりする。そのため、取引形態の違いによっても、会計処理が複雑化する可能性が高い。
例えば、特許文献1では、同一商品であっても、店内飲食取引と、出前(デリバリ)取引、持ち帰り(テイクアウト)取引等との取引形態の違いによる税率の違いにより商品の売上登録処理が異なってしまい、キャッシャーがミスを犯しやすいという不具合点については考慮されていない。
本発明の課題は、取引形態の違いによって税率が異なりうる商品について会計処理を行う場合に税率を間違えることを防止することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の態様の売上データ処理装置は、表示部を備えた売上データ処理装置であって、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段と、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される税率変動商品と変更されない税率固定商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の売上データ処理装置は、表示部を備えた売上データ処理装置であって、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段と、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様のプログラムは、表示部を備えた売上データ処理装置のコンピュータを、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、表示部を備えた売上データ処理装置のコンピュータを、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様の表示方法は、表示部を備えた売上データ処理装置が実行する表示方法であって、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御ステップと、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付ステップと、を有し、前記表示制御ステップは、前記取引形態受付ステップで商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の表示方法は、表示部を備えた売上データ処理装置が実行する表示方法であって、それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御ステップと、商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付ステップと、を有し、前記表示制御ステップは、前記取引形態受付ステップで商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、取引形態の違いによって税率が異なりうる商品について会計処理を行う場合に税率を間違えることを防止することができる。
本発明の一実施形態である売上データ処理装置の外部構成を示す図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の電気的な接続を示すブロック図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置のPLUファイルのデータ構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の売上登録画面の平面図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の売上登録画面の平面図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の商品ボタン表示処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の商品ページについて説明する説明図である。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の商品リスト表示処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である売上データ処理装置の表示リストの表示の説明図である。
本実施形態に係る売上データ処理装置1は、商品(サービスを含む)を販売する店舗等に設置され、商品の売上登録の指定を受け付ける電子装置である。本実施形態では、電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Register)であるものとして説明する。ただし、売上データ処理装置1は、例えば、高性能タイプのPOS(Point Of Sales)端末装置やタブレット端末装置等の電子装置として構成されていてもよい。高性能タイプのPOS端末装置は、バーコードスキャナ等の画像読取手段を搭載し、画像読取手段で読み取られた画像データに基づいて高度な商品管理を行うことができる。
ところで、日本では、将来、複数税率の消費税が施行される。そして、同じ商品であっても、取引形態の違いによって、標準税率が消費税の会計処理に適用されたり、軽減税率が消費税の会計処理に適用されたりする。例えば、寿司や蕎麦、ラーメン、ピザ等の飲食店では、店内飲食取引や、出前(デリバリ)取引、持ち帰り(テイクアウト)取引等の取引形態がある。店内飲食取引は、標準税率が適用される。一方、出前取引や持ち帰り取引は、軽減税率が適用される。売上データ処理装置1は、後述のとおり、こうした消費税の改正に対応している。
以下、図1、図2を参照して、本実施形態に係る売上データ処理装置1のハードウェア構成につき説明する。図1は、売上データ処理装置1の外部構成を示す図である。売上データ処理装置1は、本体2と、顧客に各種情報を報知する客用表示部3と、レシート等を印刷する印刷部4とを備えている。本体2にはタッチパネルディスプレイ5が設けられている。
図2は、売上データ処理装置1の電気的な接続を示すブロック図である。図2に示すように、売上データ処理装置1は、内部に、各種演算を行い、各部を集中的に制御するCPU11と、CPU11の作業エリアとして機能するRAM12と、売上データ処理装置1を電子キャッシュレジスタとして機能させるプログラムが予め格納されているROM13と、各種のプログラムやデータが格納されたHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の記憶部19とを有している。各構成要素は、バス20によって接続されている。
また、表示部14は、タッチパネルディスプレイ5を構成するディスプレイであり、入力部18はタッチパネルディスプレイ5を構成するタッチパネルであり、印刷部4も所定のインターフェイスを介してバス20に接続されている。また、客用表示部3も所定のインターフェイスを介してバス20に接続されている。さらに、ドロア17が所定のインターフェイスを介してバス20に接続されている。
記憶部19には、売上データ処理プログラム6が格納されている。売上データ処理装置1は、主に売上データ処理プログラム6に基づいて、以下に説明するような特徴的な処理を実行する。
また、記憶部19には、PLU(Price Look Up)ファイル7が格納されている。図3は、PLUファイル7のデータ構成の概念図である。
PLUファイル7は、売上データ処理装置1で売上登録する各商品についてPLU番号21、商品名22、単価(円)23、税率切替可否24、計算方法(通常)25、計算方法(取引変更)26が関連付けられて登録されている。
PLU番号21は、各商品を識別する番号である。商品名22は当該商品の具体的な商品名である。単価(円)23は当該商品の単価である。
税率切替可否24は、商品の取引形態の違いに応じて標準税率と軽減税率との使い分け(切替え)を行う商品であるか否かを各商品について示している。税率切替可否24で“可”とある商品は標準税率以外に軽減税率の適用がなされる可能性のある商品であることを示している。税率切替可否24で“不可”とあるのは、持ち帰り取引等に変更する操作がされた場合であっても、消費税の計算方法が変わらない商品であることを示している。

すなわち、本例の売上データ処理装置1は、お持ち帰りもできる飲食店に設置される例である。また、このお店はキャラクターグッズのような食品以外の商品も販売している。そのため、同じ商品が標準税率の適用になる場合や軽減税率の適用になる場合があり、また、標準税率のみが適用される商品も存在する。
計算方法(通常)25は各商品について通常の消費税の計算方法を示している。すなわち、多くの商品は通常、外税の標準税率が適用されるが、PLU番号21が610のガムは、外税の軽減税率に設定されている。また、PLU番号21が620のタバコは内税に設定されている。そこで、外税の標準税率が適用される商品には“外税(標準税率)”と表記している。外税の軽減税率が適用される商品には“外税(軽減税率)”と表記している。内税が適用される商品には“内税”と表記している。
計算方法(取引変更)26は、計算方法(通常)25が適用されないときに適用される税率を示している。計算方法(取引変更)26は、適用される商品とされない商品とがある。計算方法(取引変更)26が適用される商品には外税の軽減税率が適用され、“外税(軽減税率)”と表記している。計算方法(取引変更)26が適用されない商品には“N/A”と表記している。
図4、図5は、タッチパネルディスプレイ5に表示される売上登録画面31の表示例を示している。売上登録画面31において、タッチパネルディスプレイ5の左下領域には、主に、「×」キー32、「9」〜「0」,「00」,「・」などの数字キー33、「小計」キー34、「現/預」キー35が表示されている。また、タッチパネルディスプレイ5の右上領域には、複数の商品キー36が表示されている。また、タッチパネルディスプレイ5の左上領域には商品リスト41が表示されている。さらに、タッチパネルディスプレイ5の右下領域には、「店内飲食」キー42と「お持ち帰り」キー43とが表示されている。

「×」キー32は、乗算登録に用いられる。「9」〜「0」,「00」,「・」などの数字キー33は、数値の入力に用いられる。「小計」キー34は、登録金額の合計(中間合計)を見るときに用いられる。「現/預」キー35は、登録の完了および預り金のときに用いられる。
複数の商品キー36は、それぞれPLUファイル7の各商品に対応している。例えば、一番左上の商品キー36は、図3のチキンサンドに対応していて、チキンサンドという商品名22と、その単価23が表示されている。商品キー36は、購入する商品の指定に用いられる。商品キー36を操作して商品が指定されると、対応するPLU番号21が入力される。商品リスト41には、対応する商品の商品名22と購入した個数と税込価格が表示される。すなわち、商品リスト41には、商品キー36を操作して商品について、商品名22を表示する商品名欄44、購入個数を表示する購入個数欄45、税込価格を表示する価格欄46が表示される。商品の個数は「×」キー32、数字キー33で入力することができる。商品の税込価格については後述する。
ここで、PLUファイル7と売上登録画面31の表示との関係の詳細について説明する。複数の商品キー36のそれぞれは、PLUファイル7の税率切替可否24の「可」か「不可」かによって文字やその背景の表示(色彩など)を変えて両者を区別できるようにしている(表示制御手段)。税率切替可否24の「可」の場合は、計算方法(取引変更)26も適用しうる場合であり、商品キー36の色彩等の表示は税率切替可否24の「不可」の場合と異なる。これら色彩等の異なる商品キー36は混在して売上登録画面31の右上に表示されている。
PLUファイル7(図3)で税率切替可否24の「可」の商品は食品であり、店内で飲食する場合は、計算方法(通常)25が適用され、原則として標準税率の外税が適用される(ガムは例外)。この場合、客が店内で飲食するときは、「店内飲食」キー42を操作することにより、計算方法(通常)25、すなわち原則として標準税率等が適用される。一方、お持ち帰りとするときは、「お持ち帰り」キー43を操作することにより、計算方法(取引変更)26、すなわち、軽減税率が適用される。税率切替可否24の「可」の商品は、商品キー36の色彩等の表示が税率切替可否24の「不可」の商品と異なっているので、税率切替可否24の「可」の商品では「店内飲食」キー42か「お持ち帰り」キー43のどちらかを選ばなければならないことが操作者にわかる(取引形態受付手段)。なお、「店内飲食」キー42を操作しなくてもデフォルトで計算方法(通常)25が選択されるようにしてもよい。
PLUファイル7(図3)で税率切替可否24の「不可」の商品は食品ではない商品が中心であり、計算方法(取引変更)26には軽減税率が設定されていない。よって、これらの商品は常に計算方法(通常)25が適用され、「店内飲食」キー42、「お持ち帰り」キー43を操作する必要はない。このように、税率が一義的に決定する商品であることは、税率切替可否24が「可」である商品と商品リスト41の色彩等が異なることで、操作者にわかる。なお、ここに含まれる商品のうちタバコは内税に設定されている。
商品リスト41に掲載された商品に関しては、商品キー36と同様に税率切替可否24が「可」か「不可」かによって商品名欄44の各商品名の色彩等が互いに異なって表示される。すなわち、色彩の他、輝度、ハッチングの相違、文字フォントの文字装飾(下線やイタリック体を使う等)などを変えることができる。
また、商品リスト41に掲載された商品に関しては、前記したとおり、税率切替可否24、計算方法(通常)25、計算方法(取引変更)26に従った税込価格で価格欄46に各商品の税込価格が表示される。図4の例では、食品等については税率切替可否24が「可」の商品については計算方法(取引変更)26が適用されるお持ち帰りが税込価格として表示される例を示している。なお、標準税率は10%、軽減税率は8%として計算している。
図4は、「店内飲食」キー42を選択した場合の売上登録画面の表示例であり、軽減税率も選択しうる商品においても標準税率で登録されている。例えばチキンサンドは、軽減税率を適用した1080円ではなく、標準税率を適用した1100円で登録されている。店内飲食がデフォルト選択となり、「店内飲食」キー42、「お持ち帰り」キー43の何れも操作されないときは店内飲食が選択される。この状態で「お持ち帰り」キー43を選択すると、商品リスト41の金額欄46が軽減税率も選択しうる商品においては軽減税率を適用して再表示されるが、軽減税率を選択し得ない商品については変化がない。
図5は、「お持ち帰り」キー43を選択した場合の売上登録画面の表示例であり、軽減税率も選択しうる商品においては軽減税率で登録されている。例えばチキンサンドは、標準税率を適用した1100円ではなく、軽減税率を適用した1080円で登録されている。この状態で「店内飲食」キー42を選択すると、商品リスト41の金額欄46が軽減税率も選択しうる商品においては標準税率を適用して再表示されるが、軽減税率を選択し得ない商品については変化がない。
このように店内飲食とお持ち帰りとは、排他的な択一選択になる。また、「店内飲食」キー42、「お持ち帰り」キー43のいずれか選択されたものが太枠表示となり、取引形態が判別できる。
以上の処理を、フローチャート等を用いてより詳細に説明する。図6は、商品ボタン表示処理のフローチャートである。 商品ボタン表示処理では、CPU11は、PLUファイル7に登録されている各商品について以下の処理を繰り返す(S1)。まず、CPU11は、商品ボタン36位置を操作して決定する(S2)。次に、CPU11は、PLUファイル7から商品情報を取得する(S3)。次に、CPU11は、その商品ボタン36位置と、その商品のPLU番号21(図3)とを対応付けて記憶部19(図3)に記憶する(S4)。CPU11は、これにより、該当する商品ボタン36に商品名22、単価23(図3)を表示する(S5)。CPU11は、次に該当する商品が、税率切替可否24(図3)が可の商品か否かを判断する(S6)。税率切替可否24が可の商品であるときは(S6のYes)、CPU11は、例えば該当する商品ボタン36の背景色を通常のものから変更する(S7)。税率切替可否24が不可の商品であるときは(S6のNo)、CPU11は、商品ボタン36の背景色を通常のものに維持する。そして、CPU11は、以上のS2以下の処理を各商品について繰り返して、繰り返し処理を終了する(S8)。
なお、図4、図5に示すように、例えば3×6個の商品ボタン36からなる商品ページ38は、商品ページ切替えボタン37で切り替えることができる。商品ページ38ごとに商品を登録する順番は、図4、図5と、図7との対比に明らかなように、図7に示すカッコ書き数字のように固定の順番にしているが、本発明は、これに限定されない。商品ページ38、商品ボタン36を自由に任意の商品に対応付けて定義できるようにしてもよい。
図8は、商品リスト表示処理を示すフローチャートである。まず、いずれかの商品ボタン36を操作すると(S11のYes)、CPU11は商品リスト41の位置を決定する(S12)。
すなわち、図9に示すように、商品リスト41は、<1>〜<6>の番号を付与したように最大で6件の商品を同時に表示する表示欄を備えている(図4、図5も参照)6件を超えた商品を表示するときはスクロール表示する。
図8に戻り、商品リスト位置の決定(S12)は、空欄で1番上の表示欄を決定する。空欄がないときは、スクロールにより<6>の番号の表示欄を空ける。こうして商品リスト41の位置を決定すると、CPU11は、操作された商品ボタン36の位置に対応付けて記憶されているPLU番号21を取得する。そして、CPU11は、当該PLU番号21に関連付けられている商品情報をPLUファイル7から取得する(S14)。次にCPU11は、商品リスト41の該当表示欄の商品名欄44に商品名22を表示する(S15)。そして、予め該当商品の購入の数量入力がなかったときは(S16のNo)、CPU11は購入個数欄45に数量「1」を表示する(S17)。
一方、予め該当商品の購入の数量入力があったときは(S16のYes)、CPU11は入力済みの数量を購入個数欄45に表示する(S18)。そして、税率変更切替可否24が不可であったときは(S19のNo)、CPU11は計算方法(通常)25で商品の税込金額を導出する(S20)。
一方、税率変更切替可否24が可であったときは(S19のYes)、CPU11は商品ボタン36の商品名の背景色等を変更する(S21)。この場合は、商品の取引形態が店内飲食のときは(S22)(「店内飲食」キー42の操作)、CPU11は、計算方法(通常)25で該当商品の税込金額を導出する(S23)。一方、商品の取引形態がお持ち帰りのときは(S22)(「お持ち帰り」キー43の操作)、CPU11は、計算方法(取引変更)26で該当商品の税込金額を導出する(S24)。
S23,S24の後、CPU11は、導出した税込金額を価格欄46(図4、図5)に表示する(S25)。そして、CPU11は、「計」欄39、「税」欄40(図4、図5)にそれぞれ、売上登録した合計金額、税額を表示する(S26)。
以上説明した本実施形態の売上データ処理装置1によれば、店内飲食とお持ち帰りの異なる取引形態のいずれかで税率が異なる商品については、そうでない商品とは商品キー36の色彩等が異なる。これにより、該当する商品が取引形態がいずれであるかで税率が異なる商品であることを操作者にしっかり認識させ、税率を間違って商品登録してしまうことを防止することができる。
また、店内飲食とお持ち帰りの異なる取引形態のいずれかで税率が異なる商品については、「店内飲食」キー42、「お持ち帰り」キー43により取引形態に応じた税率を選択することができる。
なお、本発明は本実施例に限定されるものではない。例えば、取引形態で税率を異ならせるのは、店内飲食とお持ち帰りに限定されるものではない。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
売上登録する商品を選択するための商品選択ボタンを所定の商品に対して一覧表示させる表示制御手段と、
商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように前記商品選択ボタンを一覧表示させることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率を変更する必要のある商品と必要のない商品とを混在させて一覧表示させることを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
売上登録する商品を選択するための商品選択ボタンを所定の商品に対して一覧表示させる表示制御手段と、
商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率を変更する必要のある商品と変更する必要のない商品とが識別可能なように前記商品選択ボタンを一覧表示させることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項4>
コンピュータを、
売上登録する商品を選択するための商品選択ボタンを所定の商品に対して一覧表示させる表示制御手段、
商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように前記商品選択ボタンを一覧表示させることを特徴とするプログラム。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率を変更する必要のある商品と必要のない商品とを混在させて一覧表示させることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
<請求項6>
コンピュータを、
売上登録する商品を選択するための商品選択ボタンを所定の商品に対して一覧表示させる表示制御手段、
商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率を変更する必要のある商品と変更する必要のない商品とが識別可能なように前記商品選択ボタンを一覧表示させることを特徴とするプログラム。
1 売上データ処理装置
36 商品キー(表示制御手段)
42 「店内飲食」キー(取引形態受付手段)
43 「お持ち帰り」キー(取引形態受付手段)

Claims (7)

  1. 表示部を備えた売上データ処理装置であって、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段と、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される税率変動商品と変更されない税率固定商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とする売上データ処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記商品選択ボタンを介して選択された商品のリストが表示される第1の表示領域に隣接した第2の表示領域に前記税率変動商品が割り当てられている商品選択ボタンと前記税率固定商品が割り当てられている商品選択ボタンとが混在して表示されるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 表示部を備えた売上データ処理装置であって、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段と、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とする売上データ処理装置。
  4. 表示部を備えた売上データ処理装置のコンピュータを、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 表示部を備えた売上データ処理装置のコンピュータを、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御手段、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付手段、
    として機能させ
    前記表示制御手段は、前記取引形態受付手段により商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 表示部を備えた売上データ処理装置が実行する表示方法であって、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御ステップと、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップは、前記取引形態受付ステップで商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品と変更されない商品とが識別可能なように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とする表示方法。
  7. 表示部を備えた売上データ処理装置が実行する表示方法であって、
    それぞれに複数の商品のうちの何れかの商品が割り当てられており売上登録する商品を前記複数の商品のなかから選択するための複数の商品選択ボタンを、前記表示部に一覧表示させる表示制御ステップと、
    商品の取引形態を所定の取引形態とする旨の指定を受け付ける取引形態受付ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップは、前記取引形態受付ステップで商品の取引形態を前記所定の取引形態とする旨の指定を受け付けた場合に商品に適用する税率が変更される商品が割り当てられている商品選択ボタンと商品に適用する税率が変更されない商品が割り当てられている商品選択ボタンとの間で表示態様が異なるように、前記複数の商品選択ボタンを一覧表示させる、
    ことを特徴とする表示方法。
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