JP6881554B2 - 売上データ処理装置 - Google Patents
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Description
<売上データ処理装置の構成>
本実施形態に係る売上データ処理装置1は、商品(サービスを含む)を販売する店舗等に設置され、商品の売上登録の指定を受け付ける電子装置である。本実施形態では、売上データ処理装置1がコンパクトタイプの電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Resister)であるものとして説明する。コンパクトタイプの電子キャッシュレジスタの多くは、コストを抑制するために、バーコードスキャナを搭載していない構造になっている。
取引種別データDtcは、取引種別に応じた会計金額の算出方法を規定するデータである。
金額算出式データDexは、商品の会計金額(小計金額)を算出するための金額算出式を規定するデータである。
税額算出式データDtxは、商品にかかる消費税の税額を算出するための税額算出式を規定するデータである。
PLUファイルデータDpluは、PLU(Price Look Up)番号が登録されているデータである。PLU番号は、商品毎に付与された価格紐付けのある商品番号である。
以下、図4Aを参照して、取引種別データDtcの一例につき説明する。図4Aは、取引種別データDtcの構成を示す図である。
取引種別欄は、取引種別を表す取引種別データが登録される欄である。
算出方法欄は、会計金額の算出方法を規定する算出方法規定データが登録される欄である。
また、「店内飲食」取引に対応するデータとして、「金額算出式1」という算出方法規定データが算出方法欄に登録されている。
また、「出前」取引に対応するデータとして、「金額算出式3」という算出方法規定データが算出方法欄に登録されている。
また、「持ち帰り」取引に対応するとして、「金額算出式3」という算出方法規定データデータが算出方法欄に登録されている。
これらのデータは、運用に応じて適宜変更することができる。なお、「金額算出式1」や「金額算出式3」等の算出方法規定データは、図4Bに示す金額算出式データDexによって規定されている。
以下、図4Bを参照して、金額算出式データDexの一例につき説明する。図4Bは、金額算出式データDexの構成を示す図である。
取引種別キー欄は、取引種別キー182のうち、各金額算出式に対応する操作キーを表す操作キーデータが登録される欄である。
本体価格欄は、商品の本体価格の属性を表す本体価格データが登録される欄である。
適用税率欄は、適用税率を表す適用税率データが登録される欄である。
金額算出式欄は、金額算出式を規定する金額算出式規定データが登録される欄である。
また、金額算出式1に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「外税価格」という本体価格データ、「標準税率」という適用税率データ、及び、「金額=商品の本体価格×(100+標準税率(%))/100」という金額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、金額算出式欄とに登録されている。なお、「外税価格」とは、消費税が含まれていない価格を意味している。
また、金額算出式2に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「内税価格」という本体価格データ、「標準税率」という適用税率データ、及び、「金額=商品の本体価格」という金額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、金額算出式欄とに登録されている。なお、「内税価格」とは、消費税が含まれている価格を意味している。
また、金額算出式3に対応するデータとして、「店内飲食」キー及び「持ち帰り」キーという操作キーデータ、「外税価格」という本体価格データ、「軽減税率」という適用税率データ、及び、「金額=商品の本体価格×(100+軽減税率(%))/100」という金額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、金額算出式欄とに登録されている。
また、金額算出式4に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「内税価格」という本体価格データ、「軽減税率」という適用税率データ、及び、「金額=商品の本体価格」という金額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、金額算出式欄とに登録されている。
これらのデータは、運用に応じて適宜変更することができる。
以下、図4Cを参照して、税額算出式データDtxの一例につき説明する。図4Cは、税額算出式データDtxの構成を示す図である。
取引種別キー欄は、取引種別キー182とのうち、各税額算出式に対応する操作キーを表す操作キーデータが登録される欄である。
本体価格欄は、商品の本体価格の属性を表す本体価格データが登録される欄である。
適用税率欄は、適用税率を表す適用税率データが登録される欄である。
税額算出式欄は、税額算出式を規定する税額算出式規定データが登録される欄である。
また、税額算出式1に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「外税価格」という本体価格データ、「標準税率」という適用税率データ、及び、「税額=商品の本体価格×標準税率(%)/100」という税額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、税額算出式欄とに登録されている。なお、「外税価格」とは、消費税が含まれていない価格を意味している。
また、税額算出式2に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「内税価格」という本体価格データ、「標準税率」という適用税率データ、及び、「税額=商品の本体価格×標準税率(%)/(100+標準税率(%))」という税額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、税額算出式欄とに登録されている。なお、「内税価格」とは、消費税が含まれている価格を意味している。
また、税額算出式3に対応するデータとして、「店内飲食」キー及び「持ち帰り」キーという操作キーデータ、「外税価格」という本体価格データ、「軽減税率」という適用税率データ、及び、「税額=商品の本体価格×軽減税率(%)/100」という税額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、税額算出式欄とに登録されている。
また、税額算出式4に対応するデータとして、空欄(ブランク)の操作キーデータ、「内税価格」という本体価格データ、「軽減税率」という適用税率データ、及び、「税額=商品の本体価格×軽減税率(%)/(100+軽減税率(%))」という税額算出式規定データが、それぞれ、取引種別キー欄と、本体価格欄と、適用税率欄と、税額算出式欄とに登録されている。
これらのデータは、運用に応じて適宜変更することができる。
以下、図4Dを参照して、PLUファイルデータDpluの一例につき説明する。図4Dは、PLUファイルデータDpluの構成を示す図である。
商品名欄は、商品名が登録される欄である。
単価欄は、商品の単価(¥)が登録される欄である。
また、「200」というPLU番号の商品のデータとして、「アップルパイ」という商品名データと、「1000」円という単価データとが、それぞれ、商品名欄と、単価欄とに登録されている。
また、「300」というPLU番号の商品のデータとして、「カルボナーラ」という商品名データと、「1000」円という単価データとが、それぞれ、商品名欄と、単価欄とに登録されている。
また、「400」というPLU番号の商品のデータとして、「ペペロンチーノ」という商品名データと、「2000」円という単価データとが、それぞれ、商品名欄と、単価欄とに登録されている。
これらのデータは、運用に応じて適宜変更することができる。
以下、図5A及び図5Bを参照して、売上データ処理装置1の動作につき説明する。図5A及び図5Bは、それぞれ、売上データ処理装置1の動作を示すフローチャートである。
本実施形態では、商品番号の入力は、数字キー180(図2参照)を操作して各商品に付された商品番号を入力し、その後にPLUキー181(図2参照)を操作することによって行われるものとして説明する。
また、会計処理の実行の指示は、会計キー183(図2参照)を操作することによって行われるものとして説明する。具体的には、操作者が、まず小計キー183aを操作し、次に現/預キー183bを操作するものとして説明する。
この後、処理はステップS20に進む。
以下、図6A〜図11Bを参照して、売上データ処理装置1の表示例につき説明する。図6A〜図9Bは、それぞれ、表示部14と客用表示部15とが複数列分のデータを表示できる構造になっている場合の、売上データ処理装置1の表示例を示している。また、図10A〜図11Bは、それぞれ、表示部14と客用表示部15とが1列分のデータしか表示できない構造になっている場合の、売上データ処理装置1の表示例を示している。各図において、左側に示す要素は操作キーを表しており、右側に示す要素は表示例を示している。
図6Aは、店内飲食取引の場合の外税表示方式の表示例を示している。図6Aは、第1回目〜第4回目の各操作による表示例を示している。本表示例では、売上データ処理装置1は、取引種別キー182(図2参照)が操作されない場合に、取引形態が店内飲食取引であるものとして処理している。
¥100」というデータと「アップルパイ ¥1000」というデータと「外税消費税(標準) ¥100」というデータとが、商品記載欄CL1に記載されている。また、「小計 ¥2200」というデータと「外税消費税合計 ¥200」というデータとが、小計金額・税額記載欄CL2に記載されている。また、「合計 ¥2200」というデータと「お預かり ¥3000」というデータと「お釣り ¥800」というデータとが会計履歴記載欄CL3に記載されている。
図6Bは、店内飲食取引の場合の内税表示方式の表示例を示している。図6Bは、操作者が図6Aの場合と同様の操作を行ったときの表示例を示している。
また、図6Bの第2回目の操作による表示例は、図6Aの第2回目の操作による表示例と比較すると、「アップルパイ」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1100」という金額が表示され、「¥100」という税額の「外税消費税(標準)」の代わりに「¥100」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥200」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥200」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図6Bの第3回目の操作による表示例は、図6Aの第3回目の操作による表示例と比較すると、「¥200」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥200」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
図6Bの第4回目の操作による表示例は、図6Aの第4回目の操作による表示例と同じ内容になっている。
図7Aは、出前取引の場合の外税表示方式の表示例を示している。図7Aは、第1回目〜第6回目の各操作による表示例を示している。本表示例では、売上データ処理装置1は、出前キー182a(図2参照)が操作されない場合に、取引形態が店内飲食取引であるものとして処理し、一方、出前キー182aが操作された場合に、取引形態が出前取引であるものとして処理している。
¥240」というデータとが、小計金額・税額記載欄CL2に記載されている。また、「合計 ¥3240」というデータと「お預かり ¥4000」というデータと「お釣り
¥760」というデータとが会計履歴記載欄CL3に記載されている。
図7Bは、出前取引の場合の内税表示方式の表示例を示している。図7Bは、操作者が図7Aの場合と同様の操作を行ったときの表示例を示している。
また、図7Bの第2回目の操作による表示例は、図7Aの第2回目の操作による表示例と比較すると、「カルボナーラ 出前」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1080」という金額が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税(軽減適用)」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図7Bの第3回目の操作による表示例は、図7Aの第3回目の操作による表示例と比較すると、「ペペロンチーノ」の単価として「¥2000」という金額の代わりに「¥2200」という金額が表示され、「¥200」という税額の「外税消費税(標準)」の代わりに「¥200」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、、「¥280」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥280」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図7Bの第4回目の操作による表示例は、図7Aの第4回目の操作による表示例と比較すると、「ペペロンチーノ 出前」の単価として「¥2000」という金額の代わりに「¥2160」という金額が表示され、「¥160」という税額の「外税消費税(軽減適用)」の代わりに「¥160」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥240」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥240」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図7Bの第5回目の操作による表示例は、図7Aの第5回目の操作による表示例と比較すると、「¥240」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥240」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
図7Bの第6回目の操作による表示例は、図7Aの第6回目の操作による表示例と同じ内容になっている。
¥240」というデータとが、小計金額・税額記載欄CL2に記載されている。また、「合計 ¥3240」というデータと「お預かり ¥4000」というデータと「お釣り
¥760」というデータとが会計履歴記載欄CL3に記載されている。
図8Aは、持ち帰り取引の場合の外税表示方式の表示例を示している。図8Aは、第1回目〜第6回目の各操作による表示例を示している。本表示例では、売上データ処理装置1は、持ち帰りキー182b(図2参照)が操作されない場合に、取引形態が店内飲食取引であるものとして処理し、一方、持ち帰りキー182bが操作された場合に、取引形態が持ち帰り取引であるものとして処理している。
図8Bは、持ち帰り取引の場合の内税表示方式の表示例を示している。図8Bは、操作者が図8Aの場合と同様の操作を行ったときの表示例を示している。
また、図8Bの第2回目の操作による表示例は、図8Aの第2回目の操作による表示例と比較すると、「ハンバーガー 持ち帰り」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1080」という金額が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税(軽減適用)」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図8Bの第3回目の操作による表示例は、図8Aの第3回目の操作による表示例と比較すると、「アップルパイ」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1100」という金額が表示され、「¥100」という税額の「外税消費税(標準)」の代わりに「¥100」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥180」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥180」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図8Bの第4回目の操作による表示例は、図8Aの第4回目の操作による表示例と比較すると、「アップルパイ 持ち帰り」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1080」という金額が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税(軽減適用)」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥160」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥160」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図8Bの第5回目の操作による表示例は、図8Aの第5回目の操作による表示例と比較すると、「¥160」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥160」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
図8Bの第6回目の操作による表示例は、図8Aの第6回目の操作による表示例と同じ内容になっている。
図9Aは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の外税表示方式の表示例を示している。図9Aは、第1回目〜第5回目の各操作による表示例を示している。本表示例では、売上データ処理装置1は、まず、取引形態が店内飲食取引であるものとして処理し、その直後に、持ち帰りキー182b(図2参照)が操作された場合に、取引形態が持ち帰り取引であるものとして処理している。
図9Bは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の内税表示方式の表示例を示している。図9Bは、操作者が図9Aの場合と同様の操作を行ったときの表示例を示している。
また、図9Bの第2回目の操作による表示例は、図9Aの第2回目の操作による表示例と比較すると、「アップルパイ」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1100」という金額が表示され、「¥100」という税額の「外税消費税(標準)」の代わりに「¥100」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥200」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥200」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図9Bの第3回目の操作による表示例は、図9Aの第3回目の操作による表示例と比較すると、「アップルパイ 持ち帰り」の単価として「¥1000」という金額の代わりに「¥1080」という金額が表示され、「¥80」という税額の「外税消費税(軽減適用)」の代わりに「¥80」という税額の「内税消費税(標準)」が表示され、「¥180」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥180」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
また、図9Bの第4回目の操作による表示例は、図9Aの第4回目の操作による表示例と比較すると、「¥180」という税額の「外税消費税合計」の代わりに「¥180」という税額の「内税消費税合計」が表示されている点で相違している。
図9Bの第5回目の操作による表示例は、図9Aの第5回目の操作による表示例と同じ内容になっている。
図10Aは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の外税表示方式の別の表示例を示している。図10Aに示す本表示例は、図9Aに示す表示例と同様のキー操作が行われたときに、表示部14と顧客表示部15との表示される内容の一例を示している。
¥2180」という内容とを、繰り返し表示している。
なお、本表示例の明細データをレシート9に印字した場合の印字例は、図15Aに示すものと同じになる。
図10Bは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の内税表示方式の別の表示例を示している。
なお、本表示例の明細データをレシート9に印字した場合の印字例は、図15Bに示すものと同じになる。
図11Aは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の外税表示方式のさらに別の表示例を示している。
なお、本表示例の明細データをレシート9に印字した場合の印字例は、図15Aに示すものと同じになる。
図11Bは、店内飲食取引と持ち帰り取引とが混在する場合の内税表示方式のさらに別の表示例を示している。
なお、本表示例の明細データをレシート9に印字した場合の印字例は、図15Bに示すものと同じになる。
(1)売上データ処理装置1の制御部(CPU11)は、制御プログラムPr(図3参照)を実行することによって、以下のような表示制御手段として機能する。
このような売上データ処理装置1は、適正な小計金額や税額を顧客に提示することができる。これにより、売上データ処理装置1は、簡単な操作で複数税率の消費税に対応した会計処理を実行することができる。そのため、複数税率の消費税が施行された場合であっても、操作者にかかる負担を軽減することができる。
このような売上データ処理装置1は、簡単な操作で複数税率の消費税に対応した会計処理を実行することができる。そのため、複数税率の消費税が施行された場合であっても、操作者にかかる負担を軽減することができる。
(f−1)具体的には、例えば図7Aに示すように、会計処理手段は、商品の本体価格が標準税率額の消費税を含まない外税価格である場合で、かつ、出前キー182a(図2参照)が操作されたときに、商品の本体価格と軽減税率額の消費税とが加算された金額を出前取引用の会計金額として算出し、その出前取引用の会計金額が含まれている明細データを作成する。したがって、操作者は、出前キー182aを操作するだけで、売上データ処理装置1に、商品の軽減税率適用価格に基づいて、軽減税率が適用された会計価格を自動的に算出させることができる。
(f−2)また、例えば図7Bに示すように、会計処理手段は、商品の本体価格が標準税率額の消費税を含む内税価格である場合で、かつ、出前キー182a(図2参照)が操作されたときに、商品の本体価格から標準税率額の消費税を軽減税率額の消費税に変更した金額を出前取引用の会計金額として算出し、その出前取引用の会計金額が含まれている明細データを作成する。したがって、操作者は、出前キー182aを操作するだけで、売上データ処理装置1に、商品の標準税率適用価格(つまり、標準税率の消費税を内税として含む商品の本体価格)に基づいて、軽減税率が適用された会計価格を自動的に算出させることができる。
サーバは、例えば出前取引時に配達員によって所持される携帯型のPOS端末装置等に明細データを転送する。これにより、配達員は、転送された明細データに基づいて配達先で会計処理を行うことができる。
また、スマートフォンは、例えば明細データを電子レシート(又は、電子レシートの元になるデータ)として受信する。これにより、顧客は、電子レシートを家計簿等に利用することができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
[付記]
<請求項1>
売上登録する商品の指定を受け付ける毎に一取引における小計金額を、商品毎に所定の税率を適用して更新表示させる表示制御手段と、
商品の取引を所定の取引形態として指定するための操作キーと、を備え、
前記表示制御手段は、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けて前記操作キーが操作された場合には当該商品に対しては第1の税率を適用し、且つ、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けた前記操作キーの操作が省かれた商品に対しては前記第1の税率とは異なる第2の税率を適用して、前記小計金額を更新表示させることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記第1の税率は、前記第2の税率よりも低い税率に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
売上登録する商品の指定を受け付ける毎に一取引における税額を、商品毎に所定の税率を適用して更新表示させる表示制御手段と、
商品の取引を所定の取引形態として指定するための操作キーと、
を備え、
前記表示制御手段は、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けて前記操作キーが操作された場合には当該商品に対しては第1の税率を適用し、且つ、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けた前記操作キーの操作が省かれた商品に対しては前記第1の税率とは異なる第2の税率を適用して、前記税額を更新表示させることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項4>
取引の種別を指定する取引種別キーを含む入力手段と、
商品の販売に関する明細データを作成して会計処理を実行する会計処理手段と、
を備え、
前記会計処理手段は、前記取引種別キーの操作時に、前記取引種別キーに対応して予め設定された算出式に基づいて会計金額を算出することを特徴とする売上データ処理装置。<請求項5>
前記入力手段は、複数個の前記取引種別キーを備えており、
前記会計処理手段は、前記取引種別キー毎に異なる算出式に基づいて会計金額を算出することを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
<請求項6>
前記会計処理手段は、商品の本体価格が消費税を含まない外税価格である場合で、かつ、標準税率の適用取引に該当する取引種別キーが操作されたときに、「金額=商品の本体価格×(100+標準税率(%))/100」とする算出式に基づく金額を会計金額として算出することを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
<請求項7>
前記会計処理手段は、商品の本体価格が標準税率額の消費税を含む内税価格である場合で、かつ、標準税率の適用取引に該当する取引種別キーが操作されたときに、「金額=商品の本体価格」とする算出式に基づく金額を会計金額として算出することを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
<請求項8>
前記会計処理手段は、商品の本体価格が消費税を含まない外税価格である場合で、かつ、標準税率よりも税率の低い軽減税率の適用取引に該当する取引種別キーが操作されたときに、「金額=商品の本体価格×(100+軽減税率(%))/100」とする算出式に基づく金額を会計金額として算出することを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
<請求項9>
前記会計処理手段は、商品の本体価格が標準税率額の消費税を含む内税価格である場合で、かつ、標準税率よりも税率の低い軽減税率の適用取引に該当する取引種別キーが操作されたときに、「金額=商品の本体価格」とする算出式に基づく金額を会計金額として算出することを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
<請求項10>
コンピュータを、
売上登録する商品の指定を受け付ける毎に一取引における小計金額を、商品毎に所定の税率を適用して更新表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御手段は、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けて商品の取引を所定の取引形態として指定するための操作キーが操作された場合には当該商品に対しては第1の税率を適用し、且つ、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けた前記操作キーの操作が省かれた商品に対しては前記第1の税率とは異なる第2の税率を適用して、前記小計金額を更新表示させることを特徴とするプログラム。<請求項11>
コンピュータを、
売上登録する商品の指定を受け付ける毎に一取引における税額を、商品毎に所定の税率を適用して更新表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御手段は、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けて商品の取引を所定の取引形態として指定するための操作キーが操作された場合には当該商品に対しては第1の税率を適用し、且つ、売上登録する商品の指定を受け付けた際に当該商品に対応付けた前記操作キーの操作が省かれた商品に対しては前記第1の税率とは異なる第2の税率を適用して、前記税額を更新表示させることを特徴とするプログラム。
11 CPU
14 表示部
15 客用表示部
16 印刷部
18 入力部
19 記憶部
180 数字キー
181 PLUキー
182 取引種別キー
182a 出前キー
182b 持ち帰りキー
183 会計キー
183a 小計キー
183b 現/預キー
Dex 金額算出式データ
Dplu PLUファイルデータ
Dtc 取引種別データ
Dtx 税額算出式データ
D1a,D1b,D2a,D2b,D2c,D3a,D3b,D3c 明細データ
Pr 制御プログラム
Claims (3)
- 取引の種別を店内飲食とは異なる複数の種別の中から選択する複数の第1キーと、販売対象とする商品を選択するための複数の第2キーと、を含む入力手段と、
商品の販売に関する明細データを作成して会計処理を実行する会計処理手段と、
前記第2キーの操作によって選択された商品に対しての会計金額を表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記会計処理手段は、前記複数の第1キーのうちのいずれかの操作時に、当該操作された第1キーに対応して予め設定された算出式に基づいて会計金額を算出し、
前記複数の第1キーのそれぞれに対応して予め設定された算出式のそれぞれは、当該算出式に対応する前記第1キーの操作に先立って前記第2キーの操作によって選択された商品であってこの商品選択の後に引き続いて当該算出式に対応する前記第1キーが操作された商品に対しての会計金額算出に適用され、
前記複数の第1キーは、前記取引の種別に出前が割り当てられた出前キーと、前記取引の種別に持ち帰りが割り当てられた持ち帰りキーと、であり、
前記表示制御手段は、前記第2キーの操作によって選択された商品に対しての会計金額を表示させる際は、前記複数の第1キーの何れかが操作されるまでの間は、前記複数の第1キーの無操作に対応させて予め設定されている算出式が前記取引の種別のうち前記店内飲食に割り当てられた算出式として適用されて前記会計処理手段により算出される会計金額を表示させ、
前記複数の第1キーの無操作に対応させて予め設定されている算出式は、商品に対しての会計金額が、前記出前キーに対応させて予め設定されている算出式よりも高くなるように、且つ、前記持ち帰りキーに対応させて予め設定されている算出式よりも高くなるように設定されている、
ことを特徴とする売上データ処理装置。 - 前記出前キーに対応させて予め設定されている算出式及び前記持ち帰りキーに対応させて予め設定されている算出式は、「金額=商品の本体価格×(100+軽減税率(%))/100」である、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。 - 前記複数の第1キーの無操作に対応させて予め設定されている算出式は、「金額=商品の本体価格×(100+標準税率(%))/100」である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の売上データ処理装置。
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