JP7336610B1 - 座屈拘束ブレース - Google Patents
座屈拘束ブレース Download PDFInfo
- Publication number
- JP7336610B1 JP7336610B1 JP2023019996A JP2023019996A JP7336610B1 JP 7336610 B1 JP7336610 B1 JP 7336610B1 JP 2023019996 A JP2023019996 A JP 2023019996A JP 2023019996 A JP2023019996 A JP 2023019996A JP 7336610 B1 JP7336610 B1 JP 7336610B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- sub
- main
- stress concentration
- main core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims abstract description 456
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 11
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 33
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 12
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
Description
以上より、上記一態様に係る座屈拘束ブレースによれば、塑性化部の端部における応力集中を回避しつつ、塑性化部の長さを確保して、芯材の破断までのエネルギー吸収能力を向上させることができる。
ただし、L3は、以下の長さl1とl2とl3との合計である。
l1:前記主芯材の板厚方向に沿って見て、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の一方側の端と、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における一方側の端とを結ぶ直線の長さ
l2:前記主芯材の板厚方向に沿って見て、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における一方側の端と他方の端とを結ぶ直線の長さ
l3:前記主芯材の板厚方向に沿って見て、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における他方側の端と、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の他方側の端とを結ぶ直線の長さ
以下、図1~3を参照し、本発明の第1実施形態に係る座屈拘束ブレース1を説明する。
座屈拘束ブレース1は、構造物に取り付けられる。座屈拘束ブレース1は、例えば、建物における柱と梁とからなる構造物を補強するために用いられる。
以下、座屈拘束ブレース1における各方向について説明する際、芯材2(主芯材10)の長手方向を、第1方向D1と呼称する。主芯材10の板幅方向を、第2方向D2と呼称する。すなわち、第2方向D2は、副芯材20の板厚方向でもある。主芯材10の板厚方向を、第3方向D3と呼称する。すなわち、第3方向D3は、副芯材20の板幅方向でもある。第1方向D1と、第2方向D2と、第3方向D3とは、互いに直交する。また、第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3について、芯材2に向かう側を内側、芯材2から離れる側を外側と呼称する。
図1に示されるように、主芯材10は、塑性化部11と、一対の主接続部12と、一対の主拡幅部13と、を備えている。
一対の主接続部12は、主芯材10における第1方向D1の両端部にそれぞれ位置している。すなわち、主接続部12は、主芯材10における第1方向D1の端部で構成される。
主芯材10における第1方向D1の中央が塑性化部11であり、第1方向D1の端部が主接続部12であることで、主芯材10における第1方向D1の中央(すなわち、塑性化部11)が塑性化し易い領域となり、塑性化領域が前記中央に限定され、主芯材10における第1方向D1の両端部(すなわち、主接続部12)は、弾性領域を保つ。
主拡幅部13の板幅(主拡幅部13の第2方向D2の長さ)は、第1方向D1に沿って変化する。主拡幅部13の板幅は、塑性化部11側から主接続部12側に向かうに連れ、大きくなる。主拡幅部13は、主芯材10において、第1方向D1に垂直な断面形状が変化する部分である。
副芯材20は、主芯材10における第2方向D2の中央において、主芯材10に直交する姿勢で接合される。副芯材20は、主芯材10に溶接により接合される。
副接続部22は、副芯材20における第1方向D1の外側の端部で構成される。
副拡幅部21は、副芯材20よりも、第1方向D1の内側に位置している。副拡幅部21は、副接続部22に、第1方向D1の内側から連続する。副拡幅部21は、主拡幅部13よりも、第1方向D1の外側に位置する。図2および図3に示されるように、副拡幅部21は、第1方向D1の内側(塑性化部11側)の端部である内側端部21a(端部)を有する。
なお、充填材31と主拡幅部13との間には、地震等で芯材2に長手方向の圧縮力が加わったときに充填材31と主拡幅部13との干渉を防止するための、不図示のクッション材が設けられていてもよい。充填材31とズレ止め用突起16との間には、地震等で芯材2に長手方向の圧縮力が加わったときに充填材31とズレ止め用突起16との干渉を防止するための、不図示のクッション材が設けられていてもよい。充填材31と副拡幅部21との間には、地震等で芯材2に長手方向の圧縮力が加わったときに充填材31と副拡幅部21との干渉を防止するための、不図示のクッション材が設けられていてもよい。これらクッション材は、省略されてもよい。
ここで、主芯材10と副芯材20とを溶接する(すなわち、溶接部34を形成する)とき、主芯材10および副芯材20は熱による影響を受ける。主芯材10および副芯材20において、溶接部34を形成するときに熱の影響を受ける部分を、溶接部34の熱影響部という。回し溶接部34aは、回し溶接部34aの熱影響部が、第1方向D1で塑性化部11から接続部2a側に離間するように、設けられている。
副芯材応力集中位置P2は、主芯材応力集中位置P1と第1方向D1において異なる位置に設定される。副芯材応力集中位置P2は、主芯材応力集中位置P1よりも第1方向D1の外側に位置するよう設定される。これにより、塑性化部11の端部に応力が集中することを防止することができる。
副芯材応力集中位置P2における主芯材10の板幅をL2とする。なお、本実施形態では、板幅L2は、主接続部12の板幅と同等である。
主芯材応力集中位置P1における主芯材10の第2方向D2の両端p11、p12を、副芯材応力集中位置P2を経由して結ぶ屈曲線の長さをL3とする。具体的には、第3方向D3に沿って見て、端p11と端p21との距離をl1とし、端p21と端p22との距離をl2とし、端p22と端p12との距離をl3とする。なお、距離l2は、内側端部21aの板厚(内側端部21aの第2方向D2の長さ)と同等である。上記屈曲線の長さL3は、距離l1と、距離l2と、距離l3との合計である。
主芯材応力集中位置P1と副芯材応力集中位置P2との第1方向D1における離間距離をL4とする。
板幅L2は、板幅L1に1.2を乗じた値よりも大きい(すなわち、L1×1.2<L2)。なお、板幅L1と板幅L2との比率は、芯材2の材料の降伏比に基づき、主芯材10に塑性化部11が塑性化する軸力が作用した場合であっても、主接続部12については弾性領域を保つことができるような値に設定される。
板幅L1に対する、上記屈曲線の長さL3の比は、1.2から1.4の範囲内である(すなわち、1.2≦L3/L1≦1.4)。なお、板幅L1と上記屈曲線の長さL3との比率は、芯材2の材料の降伏比、および塑性化部11の端部への応力集中の防止、の双方の観点から設定される。
また、端p11と端p12とを通る直線と、端p11と端p21とを通る直線とのなす角θは、30°より大きく、45°より小さい(すなわち、30°<θ<45°)。なお、なす角θは、芯材2の材料の降伏比、および塑性化部11の端部への応力集中の防止、の双方の観点から設定される。
また、例えば、主芯材応力集中位置P1と副芯材応力集中位置P2との離間距離L4が長くなると、芯材2に占める塑性化部11の第1方向D1の長さが短くなり、芯材2の破断までのエネルギー吸収能力が低下してしまう。なお、芯材2の破断までのエネルギー吸収能力とは、塑性化部11の全体を塑性化させるときの地震エネルギー吸収能力である。離間距離L4を板幅L1よりも短くすることで、芯材2に占める塑性化部11の第1方向D1の長さを確保することができ、芯材2の破断までのエネルギー吸収能力を向上させることができる。
以上より、本実施形態に係る座屈拘束ブレース1によれば、塑性化部11の端部における応力集中を回避しつつ、塑性化部11の長さを確保して、芯材2の破断までのエネルギー吸収能力を向上させることができる。
これにより、回し溶接部34aを形成するときの熱の影響を、塑性化部11が受けることが防止される。したがって、回し溶接部34aを形成するときの熱の影響による、塑性化部11の強度の低下が防止でき、塑性化部11の端部の破断をより効果的に防止することができる。
主芯材応力集中位置P1における主芯材10の板幅L1と、副芯材応力集中位置P2における主芯材10の板幅L2とを上記を満たすよう設定することで、主芯材10に塑性化部11が塑性化する軸力が作用した場合であっても、主接続部12については弾性領域を保つことができる。
また、主芯材応力集中位置P1における主芯材10の第2方向D2の一方側の端p11と他方側の端p12とを通る直線と、主芯材応力集中位置P1における主芯材10の第2方向D2の一方側の端p11と副芯材応力集中位置P2における副芯材20の、主芯材10の板幅方向における一方側の端p21とのなす角をθとしたとき、30°<θ<45°である。
これにより、主芯材応力集中位置P1と副芯材応力集中位置P2との離間距離L4の確保(すなわち、塑性化部11の端部への応力集中の防止)と、芯材2に占める塑性化部11の第1方向D1の長さの確保との双方を、より確実に両立させることができる。また、主芯材10に塑性化部11が塑性化する軸力が作用した場合であっても、主接続部12については弾性領域を保つことができる。
次に、図4~図6を参照し、本発明の第2実施形態に係る座屈拘束ブレース1Aを説明する。本実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4は、座屈拘束ブレース1Aを、第3方向D3に沿って見た図である。図5は、座屈拘束ブレース1Aを、第2方向D2に沿って見た図である。図6は、図4の部分拡大図である。
芯材2Aは、主芯材10と、副芯材40と、を備える。すなわち、本実施形態では、芯材2Aが、副芯材20の代わりに、副芯材40を備える点において、第1実施形態と異なる。
副芯材40は、主芯材10における第2方向D2の中央において、主芯材10に直交する姿勢で接合される。副芯材40は、主芯材10に溶接により接合される。
一対の副接続部42は、副芯材40における第1方向D1の両端部にそれぞれ位置している。すなわち、副接続部42は、副芯材40における第1方向D1の端部で構成される。
副芯材応力集中位置P3は、主芯材応力集中位置P1と第1方向D1において異なる位置に設定される。副芯材応力集中位置P3は、主芯材応力集中位置P1よりも第1方向D1の外側に位置するよう設定される。これにより、塑性化部11の端部に応力が集中することを防止することができる。
副芯材応力集中位置P3における主芯材10の板幅をL2とする。
主芯材応力集中位置P1における主芯材10の第2方向D2の両端p11、p12を、副芯材応力集中位置P3を経由して結ぶ屈曲線の長さをL3とする。具体的には、第3方向D3に沿って見て、端p11と端p31との距離をl1とし、端p31と端p32との距離をl2とし、端p32と端p12との距離をl3とする。上記屈曲線の長さL3は、距離l1と、距離l2と、距離l3との合計である。
主芯材応力集中位置P1と副芯材応力集中位置P3との第1方向D1における離間距離をL4とする。
板幅L2は、板幅L1に1.2を乗じた値よりも大きい(すなわち、L1×1.2<L2)。
板幅L1に対する、上記屈曲線の長さL3の比は、1.2から1.4の範囲内である(すなわち、1.2≦L3/L1≦1.4)。
また、端p11と端p12とを通る直線と、端p11と端p31とを通る直線とのなす角θは、30°より大きく、45°より小さい(すなわち、30°<θ<45°)。
主芯材応力集中位置P1と、副芯材応力集中位置P3とを、第1方向D1で異なる位置に設定することで、塑性化部11の端部に応力が集中することを防止することができる。この結果、塑性化部11の全体が塑性化する前に、塑性化部11の端部が破断することが防止でき、座屈拘束ブレース1Aによる構造物の耐震・制振性能を十分に確保することができる。また、主芯材応力集中位置P1と副芯材応力集中位置P3との離間距離L4を塑性化部の板幅L1よりも短くすることで、芯材2Aに占める塑性化部11の第1方向D1の長さを確保することができ、芯材2Aの破断までのエネルギー吸収能力を向上させることができる。
以上より、本実施形態に係る座屈拘束ブレース1Aによれば、塑性化部11の端部における応力集中を回避しつつ、塑性化部11の長さを確保して、芯材2Aの破断までのエネルギー吸収能力を向上させることができる。
溶接部50の端部には応力が集中しやすいが、特定部分溶接部52を、主芯材応力集中位置P1の第1方向D1の両側に延在するように配置することで、主芯材応力集中位置P1(すなわち、塑性化部11の端部)への応力集中の発生を防止することができる。また、特定部分溶接部52を、主芯材応力集中位置P1の第1方向D1の両側に延在するように配置することで、主芯材応力集中位置P1における、芯材2Aの断面二次モーメントを向上させることができ、塑性化部11の端部が破断することをより効果的に防止することができる。
第1実施形態および第2実施形態において、副接続部22、42は、板幅が第1方向D1の全域に亘って均一である。しかしながら、副接続部22、42は、外側端部の板幅が内側端部の板幅よりも大きくなる、二段構造を有していてもよい。
2、2A 芯材
2a 接続部
10 主芯材
11 塑性化部
12 主接続部
13 主拡幅部
20、40 副芯材
21、43 副拡幅部
21a、43a 内側端部(端部)
22、42 副接続部
30 管体
31 充填材
32 アンボンド材
34、50 溶接部
34a 回し溶接部
51 部分溶接部
52 特定部分溶接部
P1 主芯材応力集中位置
P2、P3 副芯材応力集中位置
Claims (6)
- 両端に接続部を備えた長尺状の芯材と、
前記接続部の双方が突出した状態で前記芯材が挿通された管体と、
を備え、
前記芯材は、
長手方向の中央部に塑性化部が配置されている板状の主芯材と、
前記主芯材の長手方向の少なくとも両端に配置されかつ前記主芯材の板幅方向の中央において前記主芯材に直交する姿勢で接合される板状の副芯材と、を備え、
前記接続部は、前記主芯材の端部で構成される主接続部と、前記副芯材の端部で構成される副接続部と、を備える座屈拘束ブレースであって、
前記主芯材は、前記塑性化部の両端部に隣接して配置され前記塑性化部の板幅よりも大きな板幅に変化して前記主接続部に連続する一対の主拡幅部を備え、
前記副芯材は、前記副接続部に連続する位置に設けられ、前記副接続部に向かい板幅が大きくなるよう板幅が変化する副拡幅部を備え、
前記主拡幅部と前記塑性化部との境界である主芯材応力集中位置と、前記副拡幅部の前記塑性化部側の端部の長手方向における位置である副芯材応力集中位置とが、長手方向で前記副芯材応力集中位置が前記主芯材応力集中位置よりも外方に位置するように異なる位置に設定され、かつ、前記主芯材応力集中位置と前記副芯材応力集中位置との離間距離が前記塑性化部の板幅よりも短い、座屈拘束ブレース。 - 前記主芯材と前記副芯材とを接合する溶接部、をさらに備え、
前記副芯材は、長手方向で前記塑性化部と重複する部分を有し、
前記溶接部は、長手方向で分散して配置された複数の部分溶接部を有し、
前記複数の部分溶接部のうち長手方向で前記主芯材応力集中位置が位置する特定部分溶接部は、前記主芯材応力集中位置の長手方向の両側に延在するように配置されている、請求項1に記載の座屈拘束ブレース。 - 前記主芯材と前記副芯材とを接合する溶接部、をさらに備え、
前記副芯材は、長手方向で前記塑性化部と重複する部分を有さず、
前記溶接部は、前記副拡幅部の前記塑性化部側の端部を囲うように配置された回し溶接部を有し、
前記回し溶接部の熱影響部は、長手方向で前記塑性化部から前記接続部側に離間している、請求項1に記載の座屈拘束ブレース。 - 前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅をL1とし、前記副芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅をL2としたとき、L1×1.2<L2である、請求項1~3のいずれか一項に記載の座屈拘束ブレース。
- 前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅をL1とし、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の両端を、前記副芯材応力集中位置を経由して結ぶ屈曲線の長さをL3としたとき、1.2≦L3/L1≦1.4である、請求項1~3のいずれか一項に記載の座屈拘束ブレース。
ただし、L3は、以下の長さl1とl2とl3との合計である。
l1:前記主芯材の板厚方向から見て、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の一方側の端と、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における一方側の端とを結ぶ直線の長さ
l2:前記主芯材の板厚方向から見て、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における一方側の端と他方の端とを結ぶ直線の長さ
l3:前記主芯材の板厚方向から見て、前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における他方側の端と、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の他方側の端とを結ぶ直線の長さ - 前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の一方側の端と他方側の端とを通る直線と、前記主芯材応力集中位置における前記主芯材の板幅方向の一方側の端と前記副芯材応力集中位置における前記副芯材の、前記主芯材の板幅方向における一方側の端とのなす角をθとしたとき、30°<θ<45°である、請求項1~3のいずれか一項に記載の座屈拘束ブレース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023019996A JP7336610B1 (ja) | 2023-02-13 | 2023-02-13 | 座屈拘束ブレース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023019996A JP7336610B1 (ja) | 2023-02-13 | 2023-02-13 | 座屈拘束ブレース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7336610B1 true JP7336610B1 (ja) | 2023-08-31 |
Family
ID=87764057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023019996A Active JP7336610B1 (ja) | 2023-02-13 | 2023-02-13 | 座屈拘束ブレース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7336610B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7482309B1 (ja) | 2023-10-26 | 2024-05-13 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 座屈拘束ブレース |
JP7485843B1 (ja) | 2023-09-20 | 2024-05-16 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 座屈拘束ブレース |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000144900A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-26 | Nkk Corp | 座屈拘束ブレース材 |
JP2003343116A (ja) * | 1999-06-30 | 2003-12-03 | Nippon Steel Corp | 軸降伏型弾塑性履歴ブレースと制振鉄骨構造物 |
JP2004019195A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Nippon Steel Corp | 長尺座屈拘束ブレース |
JP2005023774A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-27 | Nippon Steel Corp | 制振用座屈拘束部材およびその製造方法 |
JP2014031654A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 軸降伏型弾塑性履歴ブレース及び制振鉄骨構造物 |
JP2018145676A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | 健 熊谷 | 座屈拘束ブレース |
-
2023
- 2023-02-13 JP JP2023019996A patent/JP7336610B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000144900A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-26 | Nkk Corp | 座屈拘束ブレース材 |
JP2003343116A (ja) * | 1999-06-30 | 2003-12-03 | Nippon Steel Corp | 軸降伏型弾塑性履歴ブレースと制振鉄骨構造物 |
JP2004019195A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Nippon Steel Corp | 長尺座屈拘束ブレース |
JP2005023774A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-27 | Nippon Steel Corp | 制振用座屈拘束部材およびその製造方法 |
JP2014031654A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 軸降伏型弾塑性履歴ブレース及び制振鉄骨構造物 |
JP2018145676A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | 健 熊谷 | 座屈拘束ブレース |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7485843B1 (ja) | 2023-09-20 | 2024-05-16 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 座屈拘束ブレース |
JP7482309B1 (ja) | 2023-10-26 | 2024-05-13 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 座屈拘束ブレース |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7336610B1 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
WO2014020938A1 (ja) | 軸降伏型弾塑性履歴ブレース及び制振鉄骨構造物 | |
KR101733091B1 (ko) | 강재 조립형 이중보강재를 구비한 비좌굴가새 | |
JP6552176B2 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
TWI428494B (zh) | Hysteresis damping construct | |
JP6879442B2 (ja) | 車両骨格部材 | |
JP2010031558A (ja) | 耐震補強構造および耐震補強方法 | |
JP5798359B2 (ja) | 変形制限機能付きダンパー内蔵耐震装置 | |
JP7162475B2 (ja) | 主構造とブレースの接合構造 | |
JP2011208434A (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
TWI818671B (zh) | 挫屈束制支撐、及承載構造物 | |
JP6589922B2 (ja) | 梁の補強構造および梁の補強工法 | |
JP7175694B2 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP2024083923A (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP2024090805A (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP6838877B2 (ja) | 座屈拘束ブレースダンパー | |
JP7364789B2 (ja) | 車両用サイドシル | |
JP3997289B2 (ja) | 履歴型ダンパーを備えた構造部材 | |
JP6545502B2 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP7485843B1 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP7482309B1 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP2024092685A (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP5559073B2 (ja) | せん断変形型弾塑性ダンパー | |
JP2023125557A (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP7492625B1 (ja) | 座屈拘束ブレース及び充填材の強度設計方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230217 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230314 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230620 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7336610 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |