JP7335766B2 - 整流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物体表面に沿って流れる気流を制御する整流装置に関するものである。
自動車等の車両の走行時に、車体の周辺には自車両の走行に起因して、自車両に対して相対的に発生する気流(いわゆる走行風)が形成される。
このような走行風が車体周辺の一部で渦流を伴う乱流を形成すると、空気抵抗や空力騒音(風切音)、空力振動などが悪化する原因となる。
車両周囲の整流に関する従来技術として、例えば特許文献1には、車体のリアウインドウ近傍に発生する空気の流れの剥離現象に起因する空気抵抗を低減するため、ルーフ後端部領域に複数の凸状バンプ(ボーテックスジェネレータ)を配列することが記載されている。
特許文献2には、誘電体を介して配置された複数の電極に高電圧を印加した際に発生するプラズマを利用して気流を発生させるプラズマアクチュエータを車両に取り付けて構成した整流装置が記載されている。
特開2004-345562号公報 国際公開WO2011/024736A1
特許文献1に記載された技術のような突起等からなるボーテックスジェネレータは、その下流側に形成される渦の制御には有効であるものの、それ自体が抵抗を発生する原因となっている。また、限られた気流の条件下でなければ良好な効果を得ることが難しい。
また、特許文献2に記載された技術も、プラズマアクチュエータが発生する気流の風向は一定であって、例えば車両表面に設けた場合に、車両の走行状態に応じて適切な方向に走行風が誘導される方向を変化させることはできない。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、物体の周囲の気流の状態が変化した場合であっても適切な整流効果が得られる整流装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、物体の表面部に沿った第1の方向、及び、前記第1の方向と交差する第2の方向にそれぞれ沿って周期的に配列され、前記表面部に沿って進行する気流を発生する複数の気流発生部と、前記複数の気流発生部の出力を個別に制御する制御部とを備え、前記制御部は、気流発生方向に沿って配置された一群の前記気流発生部の総出力を、隣接する他の群の前記気流発生部の総出力よりも高くすることを特徴とする整流装置である。
これによれば、第1の気流発生列の気流発生部の総出力を、隣接する第2の気流発生列の気流発生部の総出力よりも高くすることにより、第1の気流発生列の気流発生部に沿って流れる気流の流速を、第2の気流発生列の気流発生部に沿って流れる気流の流速よりも高くすることができる。
このとき、粘性を有する空気等の気流は流速が高い側に引き寄せられる性質(ベルヌーイの定理)を有するため、低速側の気流は高速側の気流側へ偏向し、その結果、高速側の気流と低速側の気流とが合成された気流の進行方向も偏向されることになる。
このため、本発明によれば、各気流発生列停止される気流発生部のを適宜切り替えることにより、表面部に沿って流れる気流を異なった状態で偏向することが可能となり、整流対象物の周囲の気流を適切に制御することができる。
請求項2に係る発明は、前記気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータを有することを特徴とする請求項1に記載の整流装置である。
これによれば、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流を発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
請求項3に係る発明は、複数の前記気流発生部の気流発生方向を、前記第1の方向に沿わせて配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の整流装置である。
これによれば、第1の方向に沿って比較的高速で進行する気流を確実に形成することができ、上述した効果を適切に得ることができる。
請求項4に係る発明は、前記気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って格子状に配列されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置である。
請求項5に係る発明は、前記気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これらの各発明によれば、簡単な構成により上述した効果を適切に得ることができる。
請求項6に係る発明は、前記気流発生部は、第1の気流発生部と、前記第1の気流発生部に対して気流発生方向と直交する方向の寸法が大きく形成された第2の気流発生部とを有し、前記第1の気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列され、前記第2の気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列され、前記第1の気流発生部とは互い違いになるように配置されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これによれば、気流の進行方向に沿って第1の気流発生部と第2の気流発生部とが重畳する箇所と重畳しない箇所とを設定することが可能となり、重畳する箇所においては流速を局所的に高めて、周囲の気流を引き寄せる効果を高めることができる。
このため、より強力に気流の偏向を図ることができる。
請求項7に係る発明は、前記気流発生部は、車両の外表面の一部に設けられることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これによれば、車両の走行時に車体に対して相対的に流れる気流である走行風を任意の方向に偏向させることが可能となり、例えば過流を伴う乱流の発生を防止して車両の空気抵抗、空力騒音(風切音)、空力振動や、直進性などの操縦安定性の悪化を抑制することができる。
請求項8に係る発明は、前記車両の外表面は、フロントシールドの前方側に配置されるフードであることを特徴とする請求項7に記載の整流装置である。
これによれば、フード上面に沿って流れる気流を車幅方向外側に偏向させることにより、フロントシールドやその側端部に設けられるピラーに走行風が干渉し、ピラーの後方で過流を伴う乱流を形成することを防止できる。
請求項9に係る発明は、前記制御部は、前記第1の方向へ周期的間隔で配列された複数の前記気流発生部を含む気流発生列であって、前記第2の気流発生列に対して前記第1の気流発生列よりも前記第2の方向と逆方向に離れて配置される第3の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部の数をさらに増やして、前記第1の方向へ発生する気流を前記第2の方向へ偏向させることを特徴とする請求項1に記載の整流装置である。
請求項10に係る発明は、前記制御部は、前記第3の気流発生列に含まれる気流発生部の少なくとも1つは、前記第1の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部よりも前記第1の方向側に位置する前記気流発生部を停止させることを特徴とする請求項9に記載の整流装置である。
請求項11に係る発明は、前記制御部は、前記第1の気流発生列に含まれる前記気流発生部の総出力を、前記第2の気流発生列に含まれる前記気流発生部の総出力よりも高くし、
前記第2の気流発生列に含まれる前記気流発生部は、一部が停止されることにより総出力を低くされ、前記第1の気流発生列に含まれかつ停止される前記気流発生部と前記第2の気流発生列に含まれかつ停止される前記気流発生部とを前記第1の方向にオフセットさせて配置したことを特徴とする請求項1に記載の整流装置である。
以上説明したように、本発明によれば、物体の周囲の気流の状態が変化した場合であっても適切な整流効果が得られる整流装置を提供することである。
本発明を適用した整流装置の第1実施形態が設けられる車両の前部の外観斜視図である。 第1実施形態の気流発生装置におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。 第1実施形態の整流装置に設けられる2極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。 第1実施形態の整流装置におけるプラズマアクチュエータの制御システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の整流装置における気流偏向の原理を示す模式図である。 本発明を適用した整流装置の第2実施形態におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。 本発明を適用した整流装置の第3実施形態におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。 本発明を適用した整流装置の第4実施形態に設けられる3極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用した整流装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態の整流装置は、例えば、乗用車等の自動車に設けられ、車両の走行時に車体の周囲を車体に対して相対的に流れる気流である走行風Wを整流するものである。
第1実施形態の整流装置は、以下説明するプラズマアクチュエータを用いて気流を発生させ、走行風を所望の方向へ誘導し、整流を図っている。
図1は、第1実施形態の整流装置が設けられる車両の前部の外観斜視図である。
車両1は、キャビン10、エンジンコンパートメント20を有する例えば2ボックス型の乗用車である。
キャビン10は、乗員が収容される空間部を有する。
キャビン10は、フロントガラス11、Aピラー12、フロントドア13、フロントドアガラス14、ドアミラー15等を備えている。
フロントガラス(フロントシールド)11は、キャビン10の前部における上半部に設けられている。
フロントガラス11は、上端部が下端部に対して車両後方側となるように傾斜して配置されている。
また、フロントガラス11は、車両前方が凸となるように湾曲して形成されている。
Aピラー12は、フロントガラス11の左右両端部に沿って配置された柱状の部分である。
フロントドア13は、キャビン10の前方側における側部に設けられた扉状体である。
フロントドア13は、前端部に設けられたヒンジ回りに揺動して開閉可能に取り付けられている。
フロントドアガラス14は、フロントドア13の上部に設けられた昇降式のガラスである。
フロントドアガラス14が閉じられた(最も上昇した)状態において、フロントドアガラス14の前端部は、Aピラー12の後部に沿って配置されている。
ドアミラー15は、フロントドア13の前端部近傍かつ上部から、車幅方向外側に突出して設けられたサイドビューミラーである。
エンジンコンパートメント20は、車両の走行用動力源である図示しないエンジン等が収容される部分である。
エンジンコンパートメント20は、キャビン10の前端部における下半部(フロントガラス11の下端部よりも下方の領域・バルクヘッド及びトーボード部)から、車両前方側へ突出して配置されている。
エンジンコンパートメント20は、フード21、フロントフェンダ22、ホイルハウス23、フロントコンビネーションランプ24、フロントグリル25、フロントバンパ26、カウル部27等を有する。
フード21は、エンジンコンパートメント20の上部に開閉可能に設けられた扉状体である。
フード21は、上方が凸となる曲面状に形成されるとともに、前端部近傍において、その曲率が大きくなっている。
フード21の車幅方向における両端部は、稜線21aよりも外側の領域で下方に屈曲し、フロントフェンダ22の表面部と接続されている。
稜線21aは、凸曲面の曲率が局所的に大きくなる箇所であって、フード21の側端部において車両前後方向に延在している。
フロントフェンダ22は、エンジンコンパートメント20の側面部を構成する外装部材である。
フロントフェンダ22の後縁部は、フロントドア13の前縁部に沿って形成されている。
フロントフェンダ22の下部には、車両側面視におけるホイルハウス23の上縁部となる円弧状のホイルアーチ22aが形成されている。
ホイルハウス23は、車両の前輪FWが収容される空間部である。
ホイルハウス23は、エンジンコンパートメント20の側部における下部に設けられ、ホイルアーチ22aの内側において車幅方向外側に開口している。
フロントコンビネーションランプ24は、車両前方を照射するヘッドランプや、ターンシグナルランプ、ポジションランプ、デイライトランニングランプ等の灯火類を共通のハウジング内に収容しユニット化したものである。
フロントコンビネーションランプ24は、車幅方向に離間して一対設けられ、フード21の前端部における左右両端部近傍の下部に配置されている。
フロントグリル25は、図示しないラジエータコア、エアコンディショナ装置のコンデンサ等に空気を導入する開口部に設けられた外装部材である。
フロントグリル25は、左右のフロントコンビネーションランプ24の間に配置されている。
フロントバンパ26は、車体前端部を構成する外装部材であって、フロントコンビネーションランプ24、フロントグリル25の下方に設けられている。
フロントバンパ26の左右側端部は、フロントフェンダ22の前部の下側に回り込んでホイルハウス23の前部に隣接して配置されている。
カウル部27は、フロントガラス11を払拭する図示しないフロントワイパ装置や、歩行者保護エアバッグ装置が設けられる領域である。
カウル部27は、フード21の後縁部とフロントガラス11の下端部(前端部)との間に配置されている。
カウル部27は、フード21の表面に対して下方に凹んだトレイ状に形成されている。
フード21には、以下説明する気流発生装置30が設けられている。
図2は、第1実施形態の気流発生装置におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。
図2は、フード21の法線方向から見た状態を示している。
図2に示すように、気流発生装置30は、車両前後方向(第1の方向)と、これと直交する車幅方向(第2の方向)とに沿って、それぞれ6列(6×6=36個)のプラズマアクチュエータ100を、格子状(マトリクス状)に配列して構成されている。
プラズマアクチュエータ100は、その主な気流発生方向が、車両後方側となるように配置されている。
以下、気流発生装置に用いられる2極式のプラズマアクチュエータの構成について説明する。
図3は、第1実施形態の整流装置に設けられる2極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。
気流発生装置30の外向流発生部31として用いられる2極式のプラズマアクチュエータ100は、誘電体110、上部電極120、下部電極130、絶縁体140等を有して構成されている。
誘電体110は、例えばポリテトラフルオロエチレンなどのフッ化炭素樹脂などからなるシート状の部材である。
上部電極120、下部電極130は、例えば銅などの金属薄膜からなる導電テープにより構成されている。
上部電極120は、誘電体110の表面側(車体等に取り付けた際、外部に露出する側)に貼付されている。
下部電極130は、誘電体110の裏面側に貼付されている。
上部電極120と下部電極130とは、誘電体110の面方向にオフセットして配置されている。
絶縁体140は、プラズマアクチュエータ100の基部となるシート状の部材であって、誘電体110の裏面側に、下部電極130を覆って設けられている。
プラズマアクチュエータ100の上部電極120と下部電極130に、電源PSによって所定の波形を有する交流電圧を印加すると、電極間にプラズマ放電Pが発生する。
印加電圧は絶縁破壊が生じてプラズマ放電Pが発生する程度の高圧とする必要があり、例えば、1乃至10kV程度とすることができる。
また、印加電圧の周波数は、例えば、1乃至10kHz程度とすることができる。
このとき、プラズマアクチュエータ100の表面側の空気がプラズマ放電Pに誘引され、壁面噴流状の気流Fが発生する。
また、プラズマアクチュエータ100は、印加される交流電圧の波形を制御することにより、気流Fの方向を逆転することも可能となっている。
第1実施形態の整流装置は、上述したプラズマアクチュエータ100に駆動電力を供給して気流Fを発生させ、フード21上部の走行風Wの整流(偏向)を行うため、以下説明する制御システムを備えている。
図4は、第1実施形態の整流装置におけるプラズマアクチュエータの制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システム200は、電源ユニット210、整流制御ユニット220等を有して構成されている。
電源ユニット210は、気流発生装置30を構成する複数のプラズマアクチュエータ100の各電極間に独立して電力を供給する電源PSをユニット化したものである。
電源ユニット210は、各プラズマアクチュエータ100を個別に作動、停止させるとともに、作動させる場合の気流の方向、強度を制御する機能を備えている。
整流制御ユニット220は、車両周囲の気流の状態に応じて電源ユニット210に指令を与え、気流発生装置30の各プラズマアクチュエータ100の作動、停止を制御するものである。
上述した各ユニットは、例えばCPU等の情報処理部、RAMやROM等の記憶部、入出力インターフェイス、及び、これらを接続するバス等を有して構成され、相互に通信可能となっている。
整流制御ユニット220は、気流状態推定部221を有する。
気流状態推定部221は、フード21の上部を通過する走行風の状態を推定する気流状体検出部である。
気流状態推定部221には、圧力センサ222が接続されている。
圧力センサ222は、フード21の上面部に、例えば車両前後方向及び車幅方向にそれぞれ分布して格子状に配列され、フード21の表面が受ける圧力(動圧)を検出するものである。
気流状態推定部221は、圧力センサ222が検出するフード21上面の圧力分布に基づいて、フード21上面部の走行風の方向及び強度を推定する。
以下、第1実施形態の整流装置における気流偏向の原理について説明する。
図5は、第1実施形態の整流装置における気流偏向の原理を示す模式図である。
以下、気流発生装置30に設けられるプラズマアクチュエータ100が車両前後方向に沿って6個並んだ列を、車幅方向右側の列から、順に第1列L1、第2列L2、第3列L3、第4列L4、第5列L5、第6列L6と称して説明する。
また、図5において、作動しているプラズマアクチュエータ100を、実線輪郭かつ白色で示し、停止しているプラズマアクチュエータ100を、破線輪郭かつ網掛けで示している。
図5は、車体から見たときに車両前方側から進入する気流である走行風を、車幅方向右側へ偏向させる際の状態を示している。
第1列L1のプラズマアクチュエータ100は、全て作動し、車両後方側へ気流を発生する状態となっている。
これにより、第1列L1の近傍を通過する走行風は加速され、他の領域よりも高速の状態となる。
第2列L2のプラズマアクチュエータ100は、前方から2個目が停止されている。
第3列L3のプラズマアクチュエータ100は、前方から3個目が停止されている。
これにより、第2列L2、第3列L3の近傍を通過する走行風は、気流発生装置30近傍への流入時に対しては加速されるが、第1列L1の近傍に対しては比較的低速となる。
ここで、作動している各プラズマアクチュエータ100の出力が同等である場合、第1列L1において作動するプラズマアクチュエータ100の総出力(走行風に与えるエネルギの総和)は、第2列L2、第3列L3において作動するプラズマアクチュエータ100の総出力よりも高くなっている。
第4列L4のプラズマアクチュエータ100は、前方から2個目、4個目が停止されている。
第5列L5のプラズマアクチュエータ100は、前方から3個目、5個目が停止されている。
第6列L6のプラズマアクチュエータ100は、前方から4個目、6個目が停止されている。
これにより、第4列L4、第5列L5、第6列L6の近傍を通過する走行風は、気流発生装置30近傍への流入時に対しては加速されるが、第2列L2、第3列L3の近傍に対しては比較的低速となるため、第2列L2、第3列L3側へ偏向する。
なお、第2列L2乃至第6列L6において、停止するプラズマアクチュエータ100を車両前後方向にオフセットさせて配置したことにより、気流の偏向及び合流をスムースに行うことができる。
気流発生装置30近傍を通過する走行風に、通過箇所に応じて上述した流速差が存在する場合、ベルヌーイの定理として周知であるように、低速の気流は高速の気流側に引き寄せられる。
これにより、第2列L2乃至第6列L6の近傍を通過する気流は、最も流速が速い第1列L1の近傍を流れる気流に引き寄せられて合流し、合流した気流は、その車幅方向の圧力バランスによって右側へ偏向する。
以上説明したように、気流発生装置30は、近傍を通過する走行風を偏向させる機能を有する。
例えば、図1に示すように、フード21の上方を通過する走行風Wを、車幅方向外側に偏向させ、フロントフェンダ22の側方へ誘導することができる。
これによって、走行風Wがフロントガラス11やAピラー12に干渉し、あるいは、カウル部27の内部を通ってAピラー12の後方側へ巻き込まれ、フロントドアガラス14の側方で過流を伴う乱流を発生、成長させることを抑制できる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)気流発生装置30における格子状に配列されたプラズマアクチュエータ100の一部を停止させることにより、気流発生装置30の近傍の気流の流速に変化を設け、高速の気流側に低速の気流を引き寄せて、走行風Wの偏向を図ることができる。
(2)気流発生装置30がプラズマアクチュエータ100を有することにより、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流を発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
(3)複数のプラズマアクチュエータ100を車両前後方向に沿って配置するとともに、各プラズマアクチュエータ100の気流発生方向を車両後方側に向けたことにより、車両前後方向に沿って比較的高速で進行する気流を確実に形成することができ、上述した効果を適切に得ることができる。
(4)複数のプラズマアクチュエータ100を、車両前後方向及び車幅方向に沿った格子状に配列することにより、簡単な構成により上述した効果を確実に得ることができる。
(5)気流発生装置30をフード21に設けて、フード21の上方を通過する走行風Wを車幅方向外側へ誘導することにより、走行風Wがフロントガラス10、Aピラー12と干渉したり、カウル部27の内部を通ってAピラー12の後方側に吹き出され、フロントドアガラス14の側方で過流を伴う乱流を発生、成長させることを防止できる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用した整流装置の第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態の気流発生装置におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。
第2実施形態においては、車両前方側からみて偶数列となるプラズマアクチュエータ100の配列を、車幅方向に1/2ピッチだけオフセットしている。すなわち、複数列の各プラズマアクチュエータ100は、奇数列のプラズマアクチュエータ100の中間部の後方側に配置されている。
その結果、気流発生装置30全体としてのプラズマアクチュエータ100の配置は、いわゆる千鳥状、食い違い状(staggered)となっている。
以上説明した第2実施形態においても、上述した第1実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明を適用した整流装置の第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態の気流発生装置におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。
第3実施形態における気流発生装置におけるプラズマアクチュエータの配置を示す図である。
第3実施形態においては、プラズマアクチュエータ100として、平面視における気流発生方向と直交する方向(長手方向)の寸法(気流発生幅)が比較的短いプラズマアクチュエータ100Sと、比較的長いプラズマアクチュエータ100Lとを用いている。
プラズマアクチュエータ100Sとプラズマアクチュエータ100Lとは、車幅方向、車両前後方向において、それぞれ交互に配列されている。
すなわち、車幅方向の並びにおいて、プラズマアクチュエータ100Sとプラズマアクチュエータ100Lとは、交互に(互い違いに)配列されている。
上述した構成により、車両前後方向においても、車幅方向においても、プラズマアクチュエータ100Sとプラズマアクチュエータ100Lとは、交互に配列されるようになっている。
また、車両前方側から奇数列と偶数列とは、車幅方向にオフセットされ、前列のプラズマアクチュエータ100Sの直後に後列のプラズマアクチュエータ100Lが配置され、前列のプラズマアクチュエータ100Lの直後に後列のプラズマアクチュエータ100Sが配置されるようになっている。
以上説明した第3実施形態によれば、比較的短尺のプラズマアクチュエータ100Sと長尺のプラズマアクチュエータ100Lとを互い違いに組み合わせて配列することにより、上述した第1実施形態の効果と同様の効果に加えて、より複雑な気流の流速分布を形成し、気流の偏向効果を促進することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明を適用した整流装置の第4実施形態について説明する。
第4実施形態においては、気流発生装置30において、第1実施形態等の2極式のプラズマアクチュエータ100に代えて、以下説明する3極式のプラズマアクチュエータ100Aを用いる。
図8は、第4実施形態の整流装置に設けられる3極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。
図8に示す3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、下部電極130を挟んだ両側に一対の上部電極120(120A,120B)を対称的に配置し、個々の上部電極120A、120Bに独立した電源PSを設けている。
このような3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、例えば、上部電極120Aと下部電極130、上部電極120Bと下部電極130との間にそれぞれ形成されるプラズマPを用いて、相互に対向する気流Fを発生させることができる。
この場合、対向する気流Fは衝突して合流しつつ偏向し、プラズマアクチュエータ100Aの主平面から離間する方向(典型的には法線方向等)に沿って流れる気流を形成(合成)することができる。
また、3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、一方の上部電極120(120A又は120B)のみに通電することによって、上述した2極式のプラズマアクチュエータ100と同様に、その表面に沿って進行する気流を形成することができる。
さらに、上部電極120A、120Bに印加される電圧等を制御することにより、合流した後の気流の進行方向を制御することもできる。
以上説明した第4実施形態によれば、気流発生装置30が発生する気流Fに、フード21の表面から離間する成分を有する速度ベクトルを与えて、フード21から上方へ吹き上げることが可能となる。
これにより、気流Fの進行方向を最適化し、走行風Wをより適切に誘導して整流効果を促進することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)整流装置及び車両の構成は、上述した各実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。
例えば、車両の車形や、整流装置の設置個所は、適宜変更することができる。
例えば、本発明の整流装置は、フードに限らず、例えば、ルーフ、フェンダ、ドアパネル、テールゲート、トランクリッド、フロアアンダーパネル、バンパフェイスなど、他の部分に設けることもできる。
また、視界が確保可能であれば、キャビンの窓部(フロントウインドウ、リアウインドウ、サイドドアウインドウ、リアクォータウインドウ)などに設けてもよい。
(2)気流発生装置を構成するプラズマアクチュエータの個数や配列は上述した実施形態に限定されず、適宜偏向することができる。また、気流の偏向時に停止されるプラズマアクチュエータ100の配置パターンも特に限定されない。
(3)第1実施形態等においては、フード21の上面の圧力分布に基づいて気流発生装置30を制御しているが、これに限らず、例えばドップラレーザ等を用いて気流の挙動を直接検出し、検出された気流の挙動に応じて気流発生装置30を制御してもよい。
また、各車速におけるフード21の上面部の気流を風洞実験や数値解析により事前に把握している場合には、車速に応じて走行風の偏向方向を設定してもよい。
(4)第1実施形態等においては、第1列L1のプラズマアクチュエータ100と第2列L2のプラズマアクチュエータ100との作動する個体の数を異ならせて気流の流速差を生じさせているが、これに限らず、他の手法を用いて気流の流速差を生じさせてもよい。
例えば、ある一群に含まれる気流発生部(プラズマアクチュエータ)の総出力と、隣接する他の群に含まれる気流発生部の総出力とを、個々の気流発生部の出力を抑制することによって異ならせてもよい。
1 車両 10 キャビン
11 フロントガラス 12 Aピラー
13 フロントドア 14 フロンドドアガラス
15 ドアミラー
20 エンジンコンパートメント 21 フード
21a 稜線
22 フロントフェンダ 22a ホイルアーチ
23 ホイルハウス 24 フロントコンビネーションランプ
25 フロントグリル 26 フロントバンパ
27 カウル部 30 気流発生装置
100 プラズマアクチュエータ(2極式)
100S プラズマアクチュエータ(短)
100L プラズマアクチュエータ(長)
100A プラズマアクチュエータ(3極式)
110 誘電体 120(120A,120B) 上部電極
130 下部電極 140 絶縁体
200 整流制御システム 210 電源ユニット
220 整流制御ユニット 221 気流状態推定部
222 圧力センサ
P プラズマ F 気流
FW 前輪 W 走行風

Claims (11)

  1. 物体の表面部に沿って第1の方向へ進行する気流を発生するように前記表面部に配置された気流発生部であって、前記第1の方向、及び、前記第1の方向と交差する第2の方向にそれぞれ沿って周期的間隔で配列され複数の気流発生部と、
    複数の前記気流発生部とそれぞれ接続し、複数の前記気流発生部それぞれに対して独立して電力の供給または停止を行うことができる電源と、
    前記電源を制御して前記複数の気流発生部へ与える電力の供給または停止を個別に切り替える制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の方向へ周期的間隔で配列された複数の前記気流発生部を含む第1の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部の数を、前記第1の方向へ周期的配列で配列された複数の前記気流発生部を含む気流発生列であって前記第1の気流発生列に対して前記第2の方向に隣接する第2の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部の数より少なくして、前記第1の方向へ発生する気流を前記第2の方向へ偏向させること
    を特徴とする整流装置。
  2. 前記気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の整流装置。
  3. 複数の前記気流発生部の気流発生方向を、前記第1の方向に沿わせて配置したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の整流装置。
  4. 前記気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って格子状に配列されたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置。
  5. 前記気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列されたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置。
  6. 前記気流発生部は、第1の気流発生部と、前記第1の気流発生部に対して気流発生方向と直交する方向の寸法が大きく形成された第2の気流発生部とを有し、
    前記第1の気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列され、
    前記第2の気流発生部は、前記第1の方向及び前記第2の方向にそれぞれ沿って千鳥状に配列され、前記第1の気流発生部とは互い違いになるように配置されること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置。
  7. 前記気流発生部は、車両の外表面の一部に設けられること
    を特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の整流装置。
  8. 前記車両の外表面は、フロントシールドの前方側に配置されるフードであること
    を特徴とする請求項7に記載の整流装置。
  9. 前記制御部は、前記第1の方向へ周期的間隔で配列された複数の前記気流発生部を含む気流発生列であって、前記第2の気流発生列に対して前記第1の気流発生列よりも前記第2の方向と逆方向に離れて配置される第3の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部の数をさらに増やして、前記第1の方向へ発生する気流を前記第2の方向へ偏向させること
    を特徴とする請求項1に記載の整流装置。
  10. 前記制御部は、前記第3の気流発生列に含まれる気流発生部の少なくとも1つは、前記第1の気流発生列に含まれる停止した前記気流発生部よりも前記第1の方向側に位置する前記気流発生部を停止させること
    を特徴とする請求項9に記載の整流装置。
  11. 前記制御部は、前記第1の気流発生列に含まれる前記気流発生部の総出力を、前記第2の気流発生列に含まれる前記気流発生部の総出力よりも高くし、
    前記第2の気流発生列に含まれる前記気流発生部は、一部が停止されることにより総出力を低くされ、
    前記第1の気流発生列に含まれかつ停止される前記気流発生部と前記第2の気流発生列に含まれかつ停止される前記気流発生部とを前記第1の方向にオフセットさせて配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の整流装置。
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