JP7324675B2 - 整流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の走行時に車体周辺の整流を行う整流装置に関するものである。
自動車等の車両の走行時に、車体の周辺には自車両の走行に起因して、自車両に対して相対的に発生する気流(いわゆる走行風)が形成される。
このような走行風が車体周辺の一部で渦流を伴う乱流を形成すると、空気抵抗や空力騒音(風切音)が悪化する原因となる。
車両周囲の整流に関する従来技術として、例えば特許文献1には、車体のリアウインドウ近傍に発生する空気の流れの剥離現象に起因する空気抵抗を低減するため、ルーフ後端部領域に複数の凸状バンプ(ボーテックスジェネレータ)を配列することが記載されている。
特許文献2には、誘電体を介して配置された複数の電極に高電圧を印加した際に発生するプラズマを利用して気流を発生させるプラズマアクチュエータを車両に取り付けて構成した整流装置が記載されている。
特開2004-345562号公報 国際公開WO2011/024736A1
特許文献1に記載された技術のような突起等からなるボーテックスジェネレータは、その下流側に形成される渦の制御には有効であるものの、それ自体が抵抗を発生する原因となっている。また、限られた気流の条件下でなければ良好な効果を得ることが難しい。
これに対し、特許文献2に記載されたようなプラズマアクチュエータ等の気流発生手段を用いて、積極的に気流を発生させれば、より広い領域で効果的に車体周囲の整流を図ることができると考えられる。
例えば、車両のフロントフード前端部や、ルーフ前端部のように、他の部分に対して比較的曲率が大きい凸面となる箇所においては、車体表面からの走行風の剥離が発生しやすく、これが渦流を伴う乱流となって、剥離箇所よりも車両後方側で車体に再付着する場合がある。
このように、車体から剥離した走行風が渦流を形成しつつ車体に再付着すると、空気抵抗や空力騒音が悪化する原因となる。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、車体表面から剥離した走行風の車体への再付着を防止した整流装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、前記再付着防止気流発生部は、前記走行風が流れる方向に沿って複数配列され、複数の前記再付着防止気流発生部を、前記再付着点の移動に応じて順次切り替えて作動させる制御部を備えることを特徴とする整流装置である。
これによれば、剥離発生部において剥離した走行風が車体に再付着する再付着点又はその近傍に設けた再付着防止気流発生部が発生する気流により、再付着しようとする走行風を車体から遠ざかる方向に誘導し、再付着及びこれに伴う渦流の形成を防止し、空気抵抗及び空力騒音の抑制を図ることができる。
また、車速や風の影響により再付着点が移動した場合であっても、適切に上述した効果を適用することができる。
請求項2に係る発明は、前記再付着防止気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の整流装置である。
これによれば、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流を発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記制御部は、車両の走行速度の増加に応じて作動する前記再付着防止気流発生部を切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の整流装置である。
これによれば、通常の車両であれば検出している走行速度を利用して、新規なセンサ等を設けることなく上述した効果を適切に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記外表面における圧力分布を検出する圧力分布検出部を有し、前記制御部は、前記圧力分布に応じて作動する前記再付着防止気流発生部を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これによれば、車体表面の圧力分布に応じて再付着点の位置を把握することにより、再付着点が不規則に移動する場合であっても、上述した効果を適切に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記再付着防止気流発生部は、前記再付着点の近傍における前記走行風の方向に応じて、発生する気流の方向を変化させることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これによれば、再付着点に流入する走行風の方向が変化した場合であっても、上述した効果を適切に得ることができる。
請求項に係る発明は、車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、前記外表面における前記剥離発生部と前記再付着防止気流発生部との間の領域に設けられ、前記外表面に沿って前記走行風の下流側へ流れる気流を発生する表面気流発生部を備えることを特徴とする整流装置である。
これによれば、剥離発生部から剥離した走行風を車両後方側へ流れるよう案内することにより、渦を伴った乱流として車体に再付着することを抑制し、空気抵抗及び空力騒音を抑制することができる。
請求項に係る発明は、車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、前記外表面における前記剥離発生部と前記再付着防止気流発生部との間の領域、及び、前記再付着防止気流発生部よりも前記走行風の下流側の領域にそれぞれ設けられ、前記外表面に沿って前記走行風の下流側へ流れる気流を発生する表面気流発生部を備えることを特徴とする整流装置である。
これによれば、前項の効果と同様の効果に加えて、再付着防止気流発生部が発生する気流により再付着を妨げられた走行風を車両後方側へ流れるよう整流し、空気抵抗及び空力騒音をさらに抑制することができる。
請求項に係る発明は、前記表面気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の整流装置である。
これによれば、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流を発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記表面気流発生部は、前記走行風が流れる方向に沿って複数配列されることを特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載の整流装置である。
これによれば、表面気流発生部による整流効果を車両前後方向における広範囲で発生させることにより、上述した効果をより促進できる。
以上説明したように、本発明によれば、車体表面から剥離した走行風の車体への再付着を防止した整流装置を提供することができる。
本発明を適用した整流装置の第1実施形態が設けられる車両の前部の外観斜視図である。 図1のII-II部矢視模式的断面図である。 第1実施形態の整流装置に設けられる2極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。 第1実施形態の整流装置に設けられる3極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。 第1実施形態の整流装置におけるプラズマアクチュエータの制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の比較例である車両のフード前端部付近の気流の状態を模式的に示す図である。 第1実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図であって、走行風の再付着点が前後に移動した状態を示す図である。 第1実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図であって、再付着点近傍における走行風の風向が変化した状態を示す図である。 本発明を適用した整流装置の第2実施形態における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図である。 本発明を適用した整流装置の第3実施形態における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用した整流装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態の整流装置は、例えば、乗用車等の自動車に設けられ、車両の走行時に車体の周囲を車体に対して相対的に流れる気流(走行風)を整流するものである。
第1実施形態の整流装置は、以下説明するプラズマアクチュエータを用いて気流を発生させ、走行風の整流を図っている。
図1は、実施形態1の整流装置が設けられる車両の前部の外観斜視図である。
車両1は、キャビン10、エンジンコンパートメント20を有する例えば2ボックス型の乗用車である。
キャビン10は、乗員が収容される空間部を有する。
キャビン10は、フロントガラス11、Aピラー12、フロントドア13、フロントドアガラス14、ドアミラー15等を備えている。
フロントガラス11は、キャビン10の前部における上半部に設けられている。
フロントガラス11は、上端部が下端部に対して車両後方側となるように傾斜して配置されている。
また、フロントガラス11は、車両前方が凸となるように湾曲して形成されている。
Aピラー12は、フロントガラス11の左右両端部に沿って配置された柱状の部分である。
フロントドア13は、キャビン10の前方側における側部に設けられた扉状体である。
フロントドア13は、前端部に設けられたヒンジ回りに揺動して開閉可能に取り付けられている。
フロントドアガラス14は、フロントドア13の上部に設けられた昇降式のガラスである。
フロントドアガラス14が閉じられた(最も上昇した)状態において、フロントドアガラス14の前端部は、Aピラー12の後部に沿って配置されている。
ドアミラー15は、フロントドア13の前端部近傍かつ上部から、車幅方向外側に突出して設けられたサイドビューミラーである。
エンジンコンパートメント20は、車両の走行用動力源である図示しないエンジン等が収容される部分である。
エンジンコンパートメント20は、キャビン10の前端部における下半部(フロントガラス11の下端部よりも下方の領域・バルクヘッド及びトーボード部)から、車両前方側へ突出して配置されている。
エンジンコンパートメント20は、フード21、フロントフェンダ22、ホイルハウス23、フロントコンビネーションランプ24、フロントグリル25、フロントバンパ26、カウル部27等を有する。
フード21は、エンジンコンパートメント20の上部に開閉可能に設けられた扉状体である。
フード21は、上方が凸となる曲面状に形成されるとともに、前端部近傍において、その曲率が大きくなっている。
フード21の車幅方向における両端部は、稜線21aよりも外側の領域で下方に屈曲し、フロントフェンダ22の表面部と接続されている。
フロントフェンダ22は、エンジンコンパートメント20の側面部を構成する外装部材である。
フロントフェンダ22の後縁部は、フロントドア13の前縁部に沿って形成されている。
フロントフェンダ22の下部には、車両側面視におけるホイルハウス23の上縁部となる円弧状のホイルアーチ22aが形成されている。
ホイルハウス23は、車両の前輪FWが収容される空間部である。
ホイルハウス23は、エンジンコンパートメント20の側部における下部に設けられ、ホイルアーチ22aの内側において車幅方向外側に開口している。
フロントコンビネーションランプ24は、車両前方を照射するヘッドランプや、ターンシグナルランプ、ポジションランプ、デイライトランニングランプ等の灯火類を共通のハウジング内に収容しユニット化したものである。
フロントコンビネーションランプ24は、車幅方向に離間して一対設けられ、フード21の前端部における左右両端部近傍の下部に配置されている。
フロントグリル25は、図示しないラジエータコア、エアコンディショナ装置のコンデンサ等に空気を導入する開口部に設けられた外装部材である。
フロントグリル25は、左右のフロントコンビネーションランプ24の間に配置されている。
フロントバンパ26は、車体前端部を構成する外装部材であって、フロントコンビネーションランプ24、フロントグリル25の下方に設けられている。
フロントバンパ26の左右側端部は、フロントフェンダ22の前部の下側に回り込んでホイルハウス23の前部に隣接して配置されている。
カウル部27は、フロントガラス11を払拭する図示しないフロントワイパ装置や、歩行者保護エアバッグ装置が設けられる領域である。
カウル部27は、フード21の後縁部とフロントガラス11の下端部(前端部)との間に配置されている。
カウル部27は、フード21の表面に対して下方に凹んだトレイ状に形成されている。
図2は、図1のII-II部矢視模式的断面図である。
図2に示すように、フード21の前端部近傍には、上方が凸となる曲面の曲率が局所的に大きくなる変曲点21b(走行風RWが剥離する剥離発生部)が形成されている。
フード21の上面部における変曲点21bよりも後方側には、第1プラズマアクチュエータPA1、第2プラズマアクチュエータPA2、第3プラズマアクチュエータPA3、第4プラズマアクチュエータPA4、第5プラズマアクチュエータPA5が、車両前方側から順次設けられている。
以下、各プラズマアクチュエータの構成について説明する。
図3は、第1実施形態の整流装置に設けられる2極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。
2極式のプラズマアクチュエータ100は、誘電体110、上部電極120、下部電極130、絶縁体140等を有して構成されている。
誘電体110は、例えばポリテトラフルオロエチレンなどのフッ化炭素樹脂などからなるシート状の部材である。
上部電極120、下部電極130は、例えば銅などの金属薄膜からなる導電テープにより構成されている。
上部電極120は、誘電体110の表面側(車体等に取り付けた際、外部に露出する側)に貼付されている。
下部電極130は、誘電体110の裏面側に貼付されている。
上部電極120と下部電極130とは、誘電体110の面方向にオフセットして配置されている。
絶縁体140は、プラズマアクチュエータ100の基部となるシート状の部材であって、誘電体110の裏面側に、下部電極130を覆って設けられている。
プラズマアクチュエータ100の上部電極120と下部電極130に、電源PSによって所定の波形を有する交流電圧を印加すると、電極間にプラズマ放電Pが発生する。
印加電圧は絶縁破壊が生じてプラズマ放電Pが発生する程度の高圧とする必要があり、例えば、1乃至10kV程度とすることができる。
また、印加電圧の周波数は、例えば、1乃至10kHz程度とすることができる。
このとき、プラズマアクチュエータ100の表面側の空気がプラズマ放電Pに誘引され、壁面噴流状の気流Fが発生する。
また、プラズマアクチュエータ100は、印加される交流電圧の波形を制御することにより、気流Fの方向を逆転することも可能となっている。
図4は、第1実施形態の整流装置に設けられる3極式のプラズマアクチュエータの模式的断面図である。
図4に示す3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、下部電極130を挟んだ両側に一対の上部電極120(120A,120B)を対称的に配置し、個々の上部電極120A、120Bに独立した電源PSを設けている。
このような3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、例えば、上部電極120Aと下部電極130、上部電極120Bと下部電極130との間にそれぞれ形成されるプラズマPを用いて、相互に対向する気流Fを発生させることができる。
この場合、対向する気流Fは衝突して合流しつつ偏向し、プラズマアクチュエータ100Aの主平面から離間する方向(典型的には法線方向等)に沿って流れる気流を形成(合成)することができる。
また、3極式のプラズマアクチュエータ100Aは、一方の上部電極120(120A又は120B)のみに通電することによって、上述した2極式のプラズマアクチュエータ100と同様に、その表面に沿って進行する気流を形成することができる。
さらに、上部電極120A、120Bに印加される電圧等を制御することにより、合流した後の気流の進行方向を制御することもできる。
第1実施形態の整流装置においては、例えば、第1プラズマアクチュエータPA1、第2プラズマアクチュエータPA2として、2極式のプラズマアクチュエータ100を用い、第3プラズマアクチュエータPA3、第4プラズマアクチュエータPA4、第5プラズマアクチュエータPA5として、3極式のプラズマアクチュエータ100Aを用いることができる。
第1乃至第5プラズマアクチュエータPA1乃至PA5は、長手方向(図3、図4の紙面に対する法線方向)が、車幅方向に沿うように(平面視において走行風の主流方向(前後方向)と直交するように)フード21に取り付けられている。
第1実施形態の整流装置は、上述した第1プラズマアクチュエータPA1乃至第5プラズマアクチュエータPA5に駆動電力を供給して気流を発生させ、走行風の整流を行うため、以下説明する制御システムを備えている。
図5は、第1実施形態の整流装置におけるプラズマアクチュエータの制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システム200は、電源ユニット210、整流制御ユニット220等を有して構成されている。
電源ユニット210は、第1プラズマアクチュエータPA1乃至第5プラズマアクチュエータPA5の各電極間に独立して電力を供給する電源PSをユニット化したものである。
整流制御ユニット220は、フード21上部の走行風RWなどの気流の状態に応じて電源ユニット210に指令を与え、第1プラズマアクチュエータPA1乃至第5プラズマアクチュエータPA5の作動、停止、及び、作動させる場合の気流Fの方向、強度などを制御するものである。
上述した各ユニットは、例えばCPU等の情報処理部、RAMやROM等の記憶部、入出力インターフェイス、及び、これらを接続するバス等を有して構成され、相互に通信可能となっている。
整流制御ユニット220は、気流状態推定部221を有する。
気流状態推定部221は、車両の走行状態等に応じて、フード21の上部における走行風RWの挙動、及び、フード21の前部の変曲点21b(剥離発生部)において剥離した走行風RWが、その後方のフード21の表面に再付着する再付着点Praの位置(整流装置を作動させない場合に再付着が生じ得る位置)を推定するものである。
気流状態推定部221は、例えば、異なる車速における車両1の風洞実験データに関する情報を予め保持している。風洞実験データは、再付着点Praの位置、及び、その近傍における走行風RWの主流方向(一例として流速が最大となる方向)に関する情報を含む。
気流状態推定部221には、車速センサ222が接続されている。
車速センサ222として、例えば、車輪の回転速度に比例して変動を出力する磁気センサを用いることができる。
気流状態推定部221は、車速センサ222の出力に基づいて車速(車両の走行速度、対気速度)を算出し、当該車速における再付着点Praの位置及び走行風RWの主流方向に関する情報を風洞実験データから読み出す。
整流制御ユニット220は、第3プラズマアクチュエータPA3、第4プラズマアクチュエータPA4、第5プラズマアクチュエータPA5のうち、上述した再付着点Praと位置が一致するもの、又は、もっとも近いものを用いて、フード21から上方へ吹き上げる方向の気流Fuを発生させる。気流Fuは、車両の外表面であるフード21の表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する。
また、整流制御ユニット220は、気流Fuを発生させるもの以外のプラズマアクチュエータを用いて、フード21の表面に沿って、走行風RWの進行方向(すなわち、車両前方側から後方側へ)に沿って流れる気流Fsを発生させる。
以上説明した第1実施形態の整流装置の効果を、以下説明する本発明の比較例と対比して説明する。
図6は、比較例の車両のフード前端部付近の気流の状態を模式的に示す図である。
比較例及び以下説明する各実施形態において、従前の実施形態と同様の箇所には同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
比較例の車両においては、第1実施形態のような第1プラズマアクチュエータPA1乃至第5プラズマアクチュエータPA5、及び、その制御システムは設けられていない。
図6に示すように、比較例においては、走行風RWはフード21の変曲点21bにおいて一旦車体表面から剥離した後、その後方の再付着点Praにおいて、渦を巻きながらフード21に再付着し、その下流側では渦流Tが形成されて乱流となってしまう。
この場合、車両の空気抵抗及び空力騒音が悪化してしまう。
これに対し、第1実施形態によれば、図2に示すように、変曲点21bで剥離した走行風RWのフード21への再付着点Pra(仮に整流装置を作動させなかった場合に再付着が生じ得る箇所(局所的に圧力が高くなる箇所))近傍に設置された第4プラズマアクチュエータPA4から、フード21の表面の法線方向にほぼ沿って上方へ吹き上げる気流Fuを発生させることにより、走行風RWのフード21への再付着を防止している。
このとき、第4プラズマアクチュエータPA4は、再付着防止気流発生部として機能する。
また、このとき、第1プラズマアクチュエータPA1、第2プラズマアクチュエータPA2、第3プラズマアクチュエータPA3、第5プラズマアクチュエータPA5は、フード21の表面に沿って車両後方側へ流れる気流Fsを発生させ、これにより走行風RWは車両後方側へ誘導される。
このとき、第1プラズマアクチュエータPA1、第2プラズマアクチュエータPA2、第3プラズマアクチュエータPA3、第5プラズマアクチュエータPA5は、表面気流発生部として機能する。
また、車両の走行状態(例えば車速等)の変化により、フード21上の再付着点Praの位置や、その付近における走行風RWの主流の方向は変化する。
図7は、第1実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図であって、走行風RWの再付着点Praが前後に移動した状態を示す図である。
図7(a)、図7(b)は、図2に示す状態に対して、再付着点Praが前進、後退した状態をそれぞれ示している。
図7(a)に示す状態においては、再付着点Praが前進した結果、第3プラズマアクチュエータPA3により上方への気流Fuを発生させるとともに、他のプラズマアクチュエータで後方への気流Fsを発生させている。
図7(b)に示す状態においては、再付着点Praが後退した結果、第5プラズマアクチュエータPA5により上方への気流Fuを発生させるとともに、他のプラズマアクチュエータで後方への気流Fsを発生させている。
図8は、第1実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図であって、再付着点近傍における走行風の風向が変化した状態を示す図である。
図8(a)に示す状態では、剥離した走行風RWは、再付着点Praの上方で、図8(a)における時計回り方向に旋回し、斜め後方側からフード21の表面に再付着する挙動を示している。
この場合には、第4プラズマアクチュエータPA4が発生する気流Fuの主流方向を、走行風RWと対向するように、フード21の表面の法線方向に対して、斜め後方側を指向するよう偏角θ1だけ傾斜させている。
図8(b)に示す状態では、剥離した走行風RWは、斜め前方側からフード21の表面に再付着する挙動を示している。
この場合には、第4プラズマアクチュエータPA4が発生する気流Fuの主流方向を、
走行風RWと対向するように、フード21の表面の法線方向に対して、斜め前方側を指向するよう偏角θ2だけ傾斜させている。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)フード21の変曲点21bで剥離した走行風RWがフード21に再付着し得る点である再付着点Pra又はその近傍に設けた第4プラズマアクチュエータPA4等から、上方へ吹き上げる気流Fuを発生させることにより、再付着しようとする走行RWをフード21から遠ざかる方向に誘導し、再付着及びこれに伴う渦流Tの形成を防止し、空気抵抗及び空力騒音の抑制を図ることができる。
(2)フード21から上方へ吹き上げる気流Fuを、3極式のプラズマアクチュエータで発生させることにより、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流Fuを発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
(3)フード21から上方へ吹き上げる気流Fuを、走行風RWが流れる方向に沿って配列された第3プラズマアクチュエータPA3、第4プラズマアクチュエータPA4、第5プラズマアクチュエータPA5を、再付着点Praの移動に応じて順次切り替えて作動させることにより、再付着点Praが移動した場合であっても、適切に上述した効果を適用することができる。
(4)車速に応じて気流Fuを発生するプラズマアクチュエータを切り替えることにより、通常の車両であれば検出している走行速度を利用して、新規なセンサ類を設けることなく上述した効果を適切に得ることができる。
(5)再付着点Praの近傍における走行風RWの方向に応じて、発生する気流Fuの方向を変化させることにより、再付着点に流入する走行風RWの方向が変化した場合であっても、確実に走行風RWを偏向させて上述した効果を適切に得ることができる。
(6)フード21における変曲点21bと、上向きの気流Fuを発生するプラズマアクチュエータとの間の領域に設けられた他のプラズマアクチュエータで、フード21に沿って走行風RWの下流側へ流れる気流Fsを発生させることにより、変曲点21bから剥離した走行風RWを車両後方側へ流れるよう案内することにより、渦を伴った乱流として車体に再付着することを抑制し、空気抵抗及び空力騒音を抑制することができる。
(7)上向きの気流Fuを発生するプラズマアクチュエータの後方側に設けられたプラズマアクチュエータで、フード21に沿って走行風RWの下流側へ流れる気流Fsを発生させることにより、上向きの気流Fuにより再付着を妨げられた走行風RWを車両後方側へ流れるよう整流し、空気抵抗及び空力騒音をさらに抑制することができる。
(8)フード21の表面に沿って後方側へ流れる気流Fsを、2極式又は3極式のプラズマアクチュエータで発生させることにより、可動部分を持たないシンプルな構成により応答性良く気流Fsを発生させることが可能であり、上述した効果を確実に得ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用した整流装置の第2実施形態について説明する。
図9は、第2実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図である。
第2実施形態の整流装置においては、車両の通常走行時に剥離した走行風RWの再付着が生じやすい箇所に、3極式のプラズマアクチュエータPAを設けて、このプラズマアクチュエータPAから上方へ吹き上げる気流Fuを発生させている。
以上説明した第2実施形態によれば、簡単な構成により、剥離した走行風RWのフード21への再付着を防止し、空気抵抗及び空力騒音を抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明を適用した整流装置の第3実施形態について説明する。
図10は、第2実施形態の整流装置における車両のフード前端部近傍の気流の状態を模式的に示す図である。
第3実施形態の整流装置においては、フード21の変曲点21bよりも後方側であって、車両の通常走行時に剥離した走行風RWの再付着が生じやすい箇所よりも前方側に、2極式のプラズマアクチュエータPAを設けて、このプラズマアクチュエータPAからフード21の表面に沿って後方側へ進行する気流Fsを発生させている。
以上説明した第3実施形態によれば、簡単な構成により、剥離した走行風RWのフード21への再付着を防止し、空気抵抗及び空力騒音を抑制することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)整流装置及び車両の構成は、上述した各実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。
例えば、車両の車形や、整流装置の設置個所は、適宜変更することができる。
第1実施形態の車両においては、整流装置は、例えばフードの前部に設けられているが、これに限らず、例えば、ルーフ、フェンダ、バンパ、ピラー、テールゲート、3ボックス車形のトランクリッドなど、異なった部位に設置してもよい。
また、整流装置をプラズマアクチュエータにより構成する場合のプラズマアクチュエータの個数や配置、2極式、3極式の選択なども特に限定されない。
さらに、プラズマアクチュエータ以外の手段により各気流を発生させる構成としてもよい。
(2)第1実施形態においては、再付着点の位置及び再付着点近傍の走行風の風向を、予め保持した風洞実験データに基づいて推定しているが、これらを推定する手法はこれに限定されない。例えば、風洞実験に代えて、数値解析により求めてもよい。
また、例えば車体表面に複数の圧力センサをマトリクス状に配置して圧力分布を検出することにより再付着点の位置を検出してもよい。
また、例えば、ドップラレーダ等によって車体近傍の気流の流速、風向を計測してもよい。
(3)各実施形態において、車体表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流Fuは、例えば3極式のプラズマアクチュエータを用いて発生させているが、他の構成により発生させてもよい。例えば、2極式のプラズマアクチュエータにより発生する気流を、例えばフラップ状の部材などにより変更させてもよい。
1 車両 10 キャビン
11 フロントガラス 12 Aピラー
13 フロントドア 14 フロンドドアガラス
15 ドアミラー
20 エンジンコンパートメント 21 フード
22 フロントフェンダ 22a ホイルアーチ
23 ホイルハウス 24 フロントコンビネーションランプ
25 フロントグリル 26 フロントバンパ
27 カウル部
100 プラズマアクチュエータ(2極式)
100A プラズマアクチュエータ(3極式)
110 誘電体 120(120A,120B) 上部電極
130 下部電極 140 絶縁体
F 気流 Fu (上方へ吹き上げる)気流
Fs (フード表面に沿った)気流 RW 走行風
T 渦流
PA プラズマアクチュエータ PA1 第1プラズマアクチュエータ
PA2 第2プラズマアクチュエータ PA3 第3プラズマアクチュエータ
PA4 第4プラズマアクチュエータ PA5 第5プラズマアクチュエータ
200 制御システム 210 電源ユニット
220 気流制御ユニット 221 気流状態推定部
222 車速センサ

Claims (9)

  1. 車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、
    前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、
    前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、
    前記再付着防止気流発生部は、前記走行風が流れる方向に沿って複数配列され、
    複数の前記再付着防止気流発生部を、前記再付着点の移動に応じて順次切り替えて作動させる制御部を備えること
    を特徴とする整流装置。
  2. 前記再付着防止気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータであること
    を特徴とする請求項1に記載の整流装置。
  3. 前記制御部は、車両の走行速度の増加に応じて作動する前記再付着防止気流発生部を切り替えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の整流装置。
  4. 前記外表面における圧力分布を検出する圧力分布検出部を有し、
    前記制御部は、前記圧力分布に応じて作動する前記再付着防止気流発生部を切り替えること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の整流装置。
  5. 前記再付着防止気流発生部は、前記再付着点の近傍における前記走行風の方向に応じて、発生する気流の方向を変化させること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の整流装置。
  6. 車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、
    前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、
    前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、
    前記外表面における前記剥離発生部と前記再付着防止気流発生部との間の領域に設けられ、前記外表面に沿って前記走行風の下流側へ流れる気流を発生する表面気流発生部を備えること
    を特徴とする整流装置。
  7. 車両の走行時に車体の外表面に沿って流れる走行風を整流する整流装置であって、
    前記外表面は前記走行風の剥離が生じる剥離発生部を有し、
    前記外表面における前記剥離発生部で剥離した前記走行風が再付着する再付着点又はその近傍に設けられ、前記外表面から遠ざかる方向の速度ベクトルを有する気流を発生する再付着防止気流発生部を備え、
    前記外表面における前記剥離発生部と前記再付着防止気流発生部との間の領域、及び、前記再付着防止気流発生部よりも前記走行風の下流側の領域にそれぞれ設けられ、前記外表面に沿って前記走行風の下流側へ流れる気流を発生する表面気流発生部を備えること
    を特徴とする整流装置。
  8. 前記表面気流発生部は、誘電体を挟んで配置された少なくとも一対の電極及び前記電極に交流電圧を印加する電源を有するプラズマアクチュエータであること
    を特徴とする請求項6又は請求項7に記載の整流装置。
  9. 前記表面気流発生部は、前記走行風が流れる方向に沿って複数配列されること
    を特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載の整流装置。
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