JP7333699B2 - 食品用薬剤容器 - Google Patents
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Description
本明細書において「下端」、「下面」、「下部」又は「下方向」等と表現する際の「下」とは、特に指定のない限り、蓋部を本体部に装着した状態で食品用薬剤容器の底部を水平面に接するように正立させて載置した際の鉛直方向における「下」を指す。
本明細書において「底面」又は「底部」等と表現する際の「底」とは、特に指定のない限り、蓋部を本体部に装着した状態において食品用薬剤容器を正立させて水平面に載置した際の「底」、即ち、その少なくとも一部が水平面と接する面を指す。
本明細書において「縦方向」とは、特に指定のない限り、蓋部を本体部に装着した状態において食品用薬剤容器を正立させて水平面に載置した際の鉛直縦方向を指す。
本明細書において「高さ」とは、特に指定のない限り、蓋部を本体部に装着した状態において食品用薬剤容器を正立させて水平面に載置した際の鉛直方向における「高さ」を指す。
本明細書において「水平方向」とは、特に指定のない限り、蓋部を本体部に装着した状態において食品用薬剤容器を正立させて水平面に載置した際の水平方向を指す。
本明細書において「末広がり」とは、特に指定のない限り、上部から下端に向けて徐々に又は段階的に広がる形状を指し、なだらかに広がるものの他、階段状等広がるものも含まれるものとする。また、本明細書において「末広がり」は、全体的に徐々に又は段階的に広がる形状であればよく、その一部に凹凸があることにより、一部に広がりの程度が小さくなる部分、又は広がらずに狭まっている部分が存在するものも含まれるものとする。
本明細書において有底柱状とは、「底」を有する「柱状」のものを指す。「柱状」としては、三角柱、四角柱等の多角柱状、円柱状等が挙げられる。
本明細書において「筋状」という場合の「筋」とは、特に指定のない限り、細長い線状の突起又は溝を指す。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
本発明による食品用薬剤容器1は、粒状又は粉状の食品上に設置して使用する、あるいは少なくとも一部を食品に埋没させて使用するものであり、全体として有底柱状の食品用薬剤容器である。食品用薬剤容器1は、薬剤を収容する本体部10と、薬剤揮散口20を有する蓋部30とを備える。
図2に示すように、蓋部30の水平方向の幅はほぼ一定であるのに対し、本体部10の水平方向の幅は、蓋部30側から本体部10の底部11側に向かって末広がりの形状となっている。また、蓋部30と本体部10とが接触する部分Pにおいて、蓋部30の水平方向の幅と本体部10の水平方向の幅とは略同一であることが好ましいが、これに限られず、異なる幅としてもよい。
蓋部30は、回転摺動することにより本体部10に嵌合される。本体部10の上端13の直径は、好ましくは本体部10の底部11の最大直径よりも小さい。
薬剤は、本体部10の内部に収容され、底部11から所定の高さまで充填される。薬剤が充填される所定の高さとは、好ましくは底部11から本体部10の高さに対して、3割~8割の高さであるが、底部11から本体部10の上端13までの任意の高さであればよい。
図5の例では、複数の薬剤揮散口20が蓋部30の上端に設けられるが、蓋部30の上端と側面に跨る部分に設けてもよく、蓋部30の側面のみに設けてもよい。図5のように、薬剤揮散口20を蓋部30の上端に設けることで、薬剤揮散口20が食品で覆われることにより薬剤揮散口20が塞がれ、薬剤の揮散が妨げられることを防止する効果が得られる。
図6に示すように、本体部10の底面40の外周は正円ではなく、好ましくは不規則な凹凸を有する略円形である。底面40の面積は、蓋部10の上端面の面積よりも大きいことが好ましい。また、本体部10の底面40の外周長が、底面40の外接円よりも大きいことが好ましい。本体部10の底面40の外接円の円周長の長さと底面40の外周長との比率は、外接円の円周長を1とした時、好ましくは0.9~1.4であるが、0.8~2.0の間の任意の比率としてもよい。
図6の例では、本体部10の底面40は、炭の小口面を模した形状となっている。図6の炭の小口面を模した形状は例示であり、本体部10の底面40の外周における不規則な凹凸の形状は任意のものであってよい。
本発明による柱状体の側面を下にして食品の上に設置した場合に、本発明による食品用薬剤容器1が食品に埋没しにくいことを確認するための試験E1を行った。検体として、検体A~Eの5種類の形状の異なる紙粘土製の柱状体を用意した。図7は、試験例1に用いた検体の形状の概略図であり、図7の(a)~(e)はそれぞれ検体A~Eの柱状体の形状を模式的に示している。検体Aは円柱であり、検体Bは正四角柱であり、検体Cは上面が長方形の四角柱(直方体)であり、検体Dは正四角柱の側面の角部と角部の間に長手(縦)方向に4つの筋状の凹部を設け、角部に丸みを帯びさせた変形四角柱で4つの不連続の曲面を有する柱状体であり、検体Eは円柱の側面に長手(縦)方向に8つの筋状の凹部を設けた変形円柱で8つの不連続の曲面を有する柱状体である。検体A~Eの重量は60gに統一し、検体A~Eの長手方向の長さは50mmに統一した。
本発明による食品用薬剤容器1の側面を下にして食品の上に設置した場合に、本発明による食品用薬剤容器1が食品に埋没しにくいことを確認するための試験例2を行った。検体として、検体F~Iの4種類の形状の異なる容器又は紙粘土製の柱状体を用意した。図8は、試験例2に用いた検体の形状の概略図であり、図8の(a)~(c)はそれぞれ検体G~Iの容器の形状を模式的に示している。検体Fは本発明による食品用薬剤容器1と同形状の容器である。検体Gは上面の面積よりも底面の面積の方が小さい底面に向かって全体的に徐々に又は段階的に狭まる形状の柱状体の容器である。検体Hは側面に14個の凹部と14個の凸部を有する多角柱の形状で水平方向の断面に180度より大きい内角を14つ有する柱状体である。検体Iは図7の(d)の検体Dを底面側に向かって末広がりにした柱状体である。
本発明による食品用薬剤容器1が転倒しにくいことを確認するための試験例3を行った。検体として、試験例2の検体F及び検体Gと同じ形状の容器を用意し、検体全体として60gとなるように、本体部の内部にゲル状の防虫剤を充填し、それぞれ検体J及び検体Lとした。さらに、検体Kとして、試験例2の検体F(本発明による食品用薬剤容器1)の本体部10の形状を末広がりとせずに、蓋部30の横幅と本体部10の横幅とがほぼ均一である形状の容器を用意し、検体全体が60gとなるように、本体部10の内部にゲル状の防虫剤を充填した。
本発明による食品用薬剤容器1が食品の中に埋没しにくいことを確認するための試験例4を行った。検体として、試験例3と同じ、検体J、検体K及び検体Lを用意した。
10 本体部
11 底部
12 凹凸
20 薬剤揮散口
30 蓋部
40 底面
Claims (3)
- 粒状又は粉状の食品上に設置して使用する、あるいは少なくとも一部を食品に埋没させて使用する有底柱状の食品用薬剤容器であって、
薬剤を収容する本体部と、
薬剤揮散口を有する蓋部とを備え、
外周面の少なくとも一部に、凹部と凸部との両方を有し、
前記本体部が該本体部の下端に向かって末広がりの形状になっていることを特徴とする、前記食品用薬剤容器。 - 請求項1に記載の食品用薬剤容器であって、
外周面に少なくとも2つ以上の不連続の曲面を有することを特徴とする、前記食品用薬剤容器。 - 請求項1に記載の食品用薬剤容器であって、
前記有底柱状が多角形であって、
水平方向の断面に180度より大きい内角を少なくとも1つ以上有することを特徴とする、前記食品薬剤容器。
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---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
- 2019-02-19 JP JP2019027682A patent/JP7333699B2/ja active Active
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