JPH10262464A - 防虫根切りマットとその使用方法と防虫栽培容器 - Google Patents
防虫根切りマットとその使用方法と防虫栽培容器Info
- Publication number
- JPH10262464A JPH10262464A JP7703197A JP7703197A JPH10262464A JP H10262464 A JPH10262464 A JP H10262464A JP 7703197 A JP7703197 A JP 7703197A JP 7703197 A JP7703197 A JP 7703197A JP H10262464 A JPH10262464 A JP H10262464A
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- JP
- Japan
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- insect
- cultivation container
- mat
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 栽培容器内に不快生物が侵入したり、鉢土内
の不快生物が栽培容器内で繁殖してしまう場合があり、
特に、室内で観葉植物や野菜を栽培する場合に室内を不
快にし、衛生を害する場合がある。 【解決手段】 栽培容器a内へ侵入する不快生物を忌
避、あるいは殺虫する薬剤を含浸させた防虫根切りマッ
トMを栽培容器aの底敷として設けることにより、栽培
容器a内への不快生物の侵入を忌避したり鉢土bに生息
する不快生物を殺虫する。
の不快生物が栽培容器内で繁殖してしまう場合があり、
特に、室内で観葉植物や野菜を栽培する場合に室内を不
快にし、衛生を害する場合がある。 【解決手段】 栽培容器a内へ侵入する不快生物を忌
避、あるいは殺虫する薬剤を含浸させた防虫根切りマッ
トMを栽培容器aの底敷として設けることにより、栽培
容器a内への不快生物の侵入を忌避したり鉢土bに生息
する不快生物を殺虫する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、ゲジ
ゲジやムカデ等の不快生物が鉢土内へ侵入するのを防止
するための防虫根切りマットとその使用方法および防虫
栽培容器に関するものである。
ゲジやムカデ等の不快生物が鉢土内へ侵入するのを防止
するための防虫根切りマットとその使用方法および防虫
栽培容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、植物を栽培するために植木鉢
やプランター(以下、総称して「栽培容器」という)が
多用されており、このような栽培容器によって花や観葉
植物あるいは野菜等が栽培されている。この栽培容器に
は、栽培する植物へ水を供給した場合に過剰水が流れ出
るための水抜き孔が底部に設けられている。
やプランター(以下、総称して「栽培容器」という)が
多用されており、このような栽培容器によって花や観葉
植物あるいは野菜等が栽培されている。この栽培容器に
は、栽培する植物へ水を供給した場合に過剰水が流れ出
るための水抜き孔が底部に設けられている。
【0003】また、この種、栽培容器には、栽培する植
物の根が成長しても栽培容器下部の水抜き孔から地面へ
と伸びないように根切りマットが設けられる場合があ
る。
物の根が成長しても栽培容器下部の水抜き孔から地面へ
と伸びないように根切りマットが設けられる場合があ
る。
【0004】この根切りマットとしては、例えば、不織
布やネット状プラスチック、あるいは素焼きの板が栽培
容器の底敷として設けられており、このような根切りマ
ットによって栽培容器内の植物の根が伸びても地面へ進
行しないようにしている。
布やネット状プラスチック、あるいは素焼きの板が栽培
容器の底敷として設けられており、このような根切りマ
ットによって栽培容器内の植物の根が伸びても地面へ進
行しないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな栽培容器を地面において植物を栽培した場合、地面
から栽培容器の下部に設けられた水抜き孔を介して、蟻
やゲジゲジ,ヤスデ,ムカデ,ナメクジ,ミミズ,ダン
ゴ虫,ゴミ虫,よとう虫等の有害,不快昆虫及び生物
(以下、総称して「不快生物」という)が侵入する場合
があり、このように侵入した不快生物が栽培容器内で繁
殖する場合もある。
うな栽培容器を地面において植物を栽培した場合、地面
から栽培容器の下部に設けられた水抜き孔を介して、蟻
やゲジゲジ,ヤスデ,ムカデ,ナメクジ,ミミズ,ダン
ゴ虫,ゴミ虫,よとう虫等の有害,不快昆虫及び生物
(以下、総称して「不快生物」という)が侵入する場合
があり、このように侵入した不快生物が栽培容器内で繁
殖する場合もある。
【0006】特に、近年、都会では、室内で観葉植物や
野菜を栽培する人が増えているため、このような不快生
物が栽培容器内で繁殖すると室内を不快にし、衛生を害
するおそれもある。
野菜を栽培する人が増えているため、このような不快生
物が栽培容器内で繁殖すると室内を不快にし、衛生を害
するおそれもある。
【0007】そのため、このような不快生物の栽培容器
内への侵入を阻止するための有効な手段が切望されてい
る。
内への侵入を阻止するための有効な手段が切望されてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、栽培容器内へ侵入
する不快生物を忌避、あるいは殺虫する薬剤を含浸又は
塗工して防虫根切りマットを形成し、この防虫根切りマ
ットを栽培容器の下部に設けたり、このような防虫根切
りマットで防虫栽培容器を形成している。これにより栽
培容器への不快生物の侵入を忌避したり鉢土に生息する
不快生物を殺虫する。この出願に係る発明の「防虫・殺
虫」とは、このような不快生物を忌避したり殺すことを
いう。
するために、この出願に係る発明は、栽培容器内へ侵入
する不快生物を忌避、あるいは殺虫する薬剤を含浸又は
塗工して防虫根切りマットを形成し、この防虫根切りマ
ットを栽培容器の下部に設けたり、このような防虫根切
りマットで防虫栽培容器を形成している。これにより栽
培容器への不快生物の侵入を忌避したり鉢土に生息する
不快生物を殺虫する。この出願に係る発明の「防虫・殺
虫」とは、このような不快生物を忌避したり殺すことを
いう。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、植物の根
を進行を阻害する根切りマットに防虫薬剤を含浸又は塗
工している。このように防虫薬剤を含浸させたり塗工し
て防虫根切りマットを形成することにより、根切りマッ
トに不快生物を忌避あるいは殺虫する機能を付加させる
ことができる。この薬剤としては、有機リン系、ピレス
ロイド系の薬剤が薬効の長寿命および取扱の容易性の観
点から好ましく、このような薬剤を含浸や塗工すること
により、所定期間薬剤の効果を持続させることができ
る。
を進行を阻害する根切りマットに防虫薬剤を含浸又は塗
工している。このように防虫薬剤を含浸させたり塗工し
て防虫根切りマットを形成することにより、根切りマッ
トに不快生物を忌避あるいは殺虫する機能を付加させる
ことができる。この薬剤としては、有機リン系、ピレス
ロイド系の薬剤が薬効の長寿命および取扱の容易性の観
点から好ましく、このような薬剤を含浸や塗工すること
により、所定期間薬剤の効果を持続させることができ
る。
【0010】また、このような防虫根切りマットを栽培
容器の水抜き孔を塞ぐ大きさに形成し、この防虫根切り
マットを栽培容器内の下部に敷いて使用すれば、栽培容
器への不快生物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避
したり殺虫できるとともに根切りマット本来の根の進行
を抑止して栽培容器からの根のはみ出しを防止すること
ができる。
容器の水抜き孔を塞ぐ大きさに形成し、この防虫根切り
マットを栽培容器内の下部に敷いて使用すれば、栽培容
器への不快生物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避
したり殺虫できるとともに根切りマット本来の根の進行
を抑止して栽培容器からの根のはみ出しを防止すること
ができる。
【0011】さらに、上記防虫根切りマットを栽培容器
の下面よりも大きく形成し、この防虫根切りマット上に
栽培容器を置いて使用したとしても、栽培容器への不快
生物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫
できるとともに、栽培容器から地面へ進行しようとする
根の進行を抑止して根切りマットの機能も発揮させるこ
とができる。
の下面よりも大きく形成し、この防虫根切りマット上に
栽培容器を置いて使用したとしても、栽培容器への不快
生物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫
できるとともに、栽培容器から地面へ進行しようとする
根の進行を抑止して根切りマットの機能も発揮させるこ
とができる。
【0012】また、上記防虫根切りマットで栽培容器を
形成したとしても、栽培容器への不快生物の侵入を忌避
したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌避,殺虫する
ことができる。
形成したとしても、栽培容器への不快生物の侵入を忌避
したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌避,殺虫する
ことができる。
【0013】さらに、防虫薬剤を含浸又は塗工したマッ
ト材で栽培容器を形成しても、栽培容器への不快生物の
侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌
避,殺虫することができる。
ト材で栽培容器を形成しても、栽培容器への不快生物の
侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌
避,殺虫することができる。
【0014】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の実施
例を示す防虫根切りマットを示す拡大断面図であり、こ
の実施例では根切りマットととして機能する不織布1に
防虫薬剤を含浸させることにより防虫根切りマットMを
形成している。この実施例では不織布1に防虫薬剤を含
浸させた例を示しているが、基材としては根切り可能な
マットであればよく、また、防虫薬剤も基材に含浸又は
塗工してもよく、防虫薬剤の効果を所定期間持続できる
ように薬剤を基材に含ませることができればよい。
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の実施
例を示す防虫根切りマットを示す拡大断面図であり、こ
の実施例では根切りマットととして機能する不織布1に
防虫薬剤を含浸させることにより防虫根切りマットMを
形成している。この実施例では不織布1に防虫薬剤を含
浸させた例を示しているが、基材としては根切り可能な
マットであればよく、また、防虫薬剤も基材に含浸又は
塗工してもよく、防虫薬剤の効果を所定期間持続できる
ように薬剤を基材に含ませることができればよい。
【0015】この防虫薬剤としては、薬効の長寿命およ
び取扱の容易性の観点から、有機リン系、ピレスロイド
系の薬剤が使用可能であり、例えば、有機リン系の、ク
ロルピリホス〔「ダーズバン(商品名)」住友化学工業
(株)製〕、フェニトロチオン〔「スミチオン(商品
名)」住友化学工業(株)製〕、等が好適である。ま
た、ピレスロイド系の、ホキシム〔「メジトール(商品
名)日本農薬(株)製〕、クロマゾン〔「コマンド(商
品名)日本農薬(株)製、「アニンセン」大和化学工業
(株)製〕等が使用可能である。
び取扱の容易性の観点から、有機リン系、ピレスロイド
系の薬剤が使用可能であり、例えば、有機リン系の、ク
ロルピリホス〔「ダーズバン(商品名)」住友化学工業
(株)製〕、フェニトロチオン〔「スミチオン(商品
名)」住友化学工業(株)製〕、等が好適である。ま
た、ピレスロイド系の、ホキシム〔「メジトール(商品
名)日本農薬(株)製〕、クロマゾン〔「コマンド(商
品名)日本農薬(株)製、「アニンセン」大和化学工業
(株)製〕等が使用可能である。
【0016】図2は、図1に示す防虫根切りマットMの
使用方法を示す第1実施例の縦断面図であり、この実施
例では、栽培容器a内の底敷として防虫根切りマットM
を利用したものであり、栽培容器aの水抜き孔cを塞ぐ
大きさで形成された防虫根切りマットMを栽培容器a内
に敷き、この防虫根切りマットM上に鉢土bを入れて植
物dを栽培している。
使用方法を示す第1実施例の縦断面図であり、この実施
例では、栽培容器a内の底敷として防虫根切りマットM
を利用したものであり、栽培容器aの水抜き孔cを塞ぐ
大きさで形成された防虫根切りマットMを栽培容器a内
に敷き、この防虫根切りマットM上に鉢土bを入れて植
物dを栽培している。
【0017】このように栽培容器aの水抜き孔cを塞ぐ
大きさの防虫根切りマットMを底敷として使用すれば、
地面gから水抜き孔cを介して栽培容器a内に侵入しよ
うとする不快生物を忌避することができるとともに鉢土
b内の不快生物の繁殖を抑止することができる。しか
も、この場合には根切りマットとしての機能を発揮する
ことができるので、根eが水抜き孔cから地面gへ進行
することはない。
大きさの防虫根切りマットMを底敷として使用すれば、
地面gから水抜き孔cを介して栽培容器a内に侵入しよ
うとする不快生物を忌避することができるとともに鉢土
b内の不快生物の繁殖を抑止することができる。しか
も、この場合には根切りマットとしての機能を発揮する
ことができるので、根eが水抜き孔cから地面gへ進行
することはない。
【0018】図3は、図1に示す防虫根切りマットMの
使用方法を示す第2実施例の縦断面図であり、この実施
例では、地面gの所定場所に防虫根切りマットMを敷
き、この防虫根切りマットM上に栽培容器aを置いて植
物を栽培している。
使用方法を示す第2実施例の縦断面図であり、この実施
例では、地面gの所定場所に防虫根切りマットMを敷
き、この防虫根切りマットM上に栽培容器aを置いて植
物を栽培している。
【0019】このように防虫根切りマットM上に栽培容
器aを置いて使用したとしても、上記第1実施例と同様
に、栽培容器a内に侵入しようとする不快生物を忌避す
ることができるとともに鉢土内の不快生物の繁殖を抑止
することができる。この場合も、栽培容器a内から地面
gへ進行する根eを抑止する根切りマットとして機能さ
せることができる。
器aを置いて使用したとしても、上記第1実施例と同様
に、栽培容器a内に侵入しようとする不快生物を忌避す
ることができるとともに鉢土内の不快生物の繁殖を抑止
することができる。この場合も、栽培容器a内から地面
gへ進行する根eを抑止する根切りマットとして機能さ
せることができる。
【0020】また、この第2実施例の場合、栽培容器a
を防虫根切りマットM上から他の場所へ移動させれば防
虫根切りマットMを栽培容器aから分離すことができる
ため、例えば、食用に供する野菜や果物の栽培に有効で
あり、苺のような食用の果物を栽培する場合に、果実が
できるまでは栽培容器aを防虫根切りマットM上に置い
て不快生物が栽培容器a内へ侵入するのを忌避したり繁
殖を防止したりするとともに、根eが地面へ進行しない
防虫根切りマットMとして機能させ、果実ができて収穫
期が近づけば栽培容器aを防虫根切りマットM上から他
の場所へ移動させ、2週間程度栽培してから果実を食用
に供するようにすれば残留薬剤の心配も解決できる。つ
まり、栽培する果物等を食する前に防虫根切りマットM
から栽培容器aを所定期間離すことにより、防虫根切り
マットMの防虫薬剤による果実への影響を無くすことが
できる。
を防虫根切りマットM上から他の場所へ移動させれば防
虫根切りマットMを栽培容器aから分離すことができる
ため、例えば、食用に供する野菜や果物の栽培に有効で
あり、苺のような食用の果物を栽培する場合に、果実が
できるまでは栽培容器aを防虫根切りマットM上に置い
て不快生物が栽培容器a内へ侵入するのを忌避したり繁
殖を防止したりするとともに、根eが地面へ進行しない
防虫根切りマットMとして機能させ、果実ができて収穫
期が近づけば栽培容器aを防虫根切りマットM上から他
の場所へ移動させ、2週間程度栽培してから果実を食用
に供するようにすれば残留薬剤の心配も解決できる。つ
まり、栽培する果物等を食する前に防虫根切りマットM
から栽培容器aを所定期間離すことにより、防虫根切り
マットMの防虫薬剤による果実への影響を無くすことが
できる。
【0021】図4は、図1に示す防虫根切りマットMの
使用方法を示す第3実施例の縦断面図であり、この実施
例では、防虫根切りマットMを加工することによって防
虫栽培容器Pを形成している。このように防虫根切りマ
ットMを鉢状に成形して栽培容器を形成すれば、通気性
に優れ、有害・不快昆虫及び生物の侵入,繁殖を防止で
きる防虫栽培容器Pを提供することができる。
使用方法を示す第3実施例の縦断面図であり、この実施
例では、防虫根切りマットMを加工することによって防
虫栽培容器Pを形成している。このように防虫根切りマ
ットMを鉢状に成形して栽培容器を形成すれば、通気性
に優れ、有害・不快昆虫及び生物の侵入,繁殖を防止で
きる防虫栽培容器Pを提供することができる。
【0022】この防虫栽培容器Pは、シート状の防虫根
切りマットMを加圧成形することによって形成されてお
り、下面には水抜き孔cが形成されている。この防虫栽
培容器Pの場合、容器自体に薬剤が含浸又は塗工されて
いるため、この防虫栽培容器Pのみで植物を栽培して
も、防虫栽培容器P内に侵入しようとする不快生物を忌
避することができるとともに鉢土b内の不快生物の繁殖
を抑止することができる。
切りマットMを加圧成形することによって形成されてお
り、下面には水抜き孔cが形成されている。この防虫栽
培容器Pの場合、容器自体に薬剤が含浸又は塗工されて
いるため、この防虫栽培容器Pのみで植物を栽培して
も、防虫栽培容器P内に侵入しようとする不快生物を忌
避することができるとともに鉢土b内の不快生物の繁殖
を抑止することができる。
【0023】このように成形された防虫栽培容器Pは、
例えば、仮植えポットのように所定期間使用される防虫
栽培容器Pの場合には不快生物の侵入を忌避できるとと
もに防虫栽培容器P内の不快生物の繁殖を抑止する効果
を十分に発揮することができる。
例えば、仮植えポットのように所定期間使用される防虫
栽培容器Pの場合には不快生物の侵入を忌避できるとと
もに防虫栽培容器P内の不快生物の繁殖を抑止する効果
を十分に発揮することができる。
【0024】この実施例では、防虫根切りマットMを加
工することによって防虫栽培容器Pを形成しているが、
防虫薬剤を含浸又は塗工したマット材で防虫栽培容器P
を形成しても同様の効果を得ることができ、栽培容器へ
の不快生物の侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不
快生物を忌避,殺虫することができる。
工することによって防虫栽培容器Pを形成しているが、
防虫薬剤を含浸又は塗工したマット材で防虫栽培容器P
を形成しても同様の効果を得ることができ、栽培容器へ
の不快生物の侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不
快生物を忌避,殺虫することができる。
【0025】なお、上記実施例における図面では、栽培
容器a,Pとしてプランターを例に説明しているが、植
木鉢等の栽培容器であっても同様の効果を得ることがで
き、この出願に係る発明は植物を栽培する容器全てにお
いて適用することは可能である。
容器a,Pとしてプランターを例に説明しているが、植
木鉢等の栽培容器であっても同様の効果を得ることがで
き、この出願に係る発明は植物を栽培する容器全てにお
いて適用することは可能である。
【0026】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0027】植物の根を進行を阻害する根切りマットに
防虫薬剤を含浸又は塗工して防虫根切りマットを形成す
ることにより、根切りマットに不快生物を忌避あるいは
殺虫する機能を付加させることができ、栽培容器に侵入
しようとする不快生物を忌避あるいは殺虫することが可
能となる。
防虫薬剤を含浸又は塗工して防虫根切りマットを形成す
ることにより、根切りマットに不快生物を忌避あるいは
殺虫する機能を付加させることができ、栽培容器に侵入
しようとする不快生物を忌避あるいは殺虫することが可
能となる。
【0028】また、この防虫根切りマットを栽培容器内
の下部に敷いて水抜き孔を塞げば、根切りマット本来の
根の進行を抑止する機能とともに、栽培容器への不快生
物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫す
ることができるので、不快生物によって衛生を害するこ
とがない栽培容器での植物の栽培が可能となる。
の下部に敷いて水抜き孔を塞げば、根切りマット本来の
根の進行を抑止する機能とともに、栽培容器への不快生
物の侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫す
ることができるので、不快生物によって衛生を害するこ
とがない栽培容器での植物の栽培が可能となる。
【0029】さらに、この防虫根切りマット上に栽培容
器を置いて使用したとしても、根切りマット本来の根の
進行を抑止する機能とともに、栽培容器への不快生物の
侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫するこ
とができるので、不快生物によって衛生を害することが
ない栽培容器での植物の栽培が可能となる。
器を置いて使用したとしても、根切りマット本来の根の
進行を抑止する機能とともに、栽培容器への不快生物の
侵入や鉢土に生息する不快生物を忌避したり殺虫するこ
とができるので、不快生物によって衛生を害することが
ない栽培容器での植物の栽培が可能となる。
【0030】また、上記防虫根切りマットで栽培容器を
形成したとしても、栽培容器への不快生物の侵入を忌避
したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌避,殺虫する
ことができ、不快生物によって衛生を害することがない
防虫栽培容器を提供することが可能となる。
形成したとしても、栽培容器への不快生物の侵入を忌避
したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌避,殺虫する
ことができ、不快生物によって衛生を害することがない
防虫栽培容器を提供することが可能となる。
【0031】さらに、防虫薬剤を含浸又は塗工したマッ
ト材で栽培容器を形成しても、栽培容器への不快生物の
侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌
避,殺虫することができ、不快生物によって衛生を害す
ることがない防虫栽培容器を提供することが可能とな
る。
ト材で栽培容器を形成しても、栽培容器への不快生物の
侵入を忌避したり、鉢土に生息しがちな不快生物を忌
避,殺虫することができ、不快生物によって衛生を害す
ることがない防虫栽培容器を提供することが可能とな
る。
【図1】この出願に係る発明の防虫根切りマットの一部
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図2】図1に示す防虫根切りマットの使用方法を示す
第1実施例の縦断面図である。
第1実施例の縦断面図である。
【図3】図1に示す防虫根切りマットの使用方法を示す
第2実施例の縦断面図である。
第2実施例の縦断面図である。
【図4】この出願に係る発明の防虫栽培容器を示す縦断
面図である。
面図である。
1…不織布 a…栽培容器 b…鉢土 c…水抜き孔 d…植物 e…根 M…防虫根切りマット P…防虫栽培容器
Claims (5)
- 【請求項1】 植物の根を進行を阻害する根切りマット
に防虫薬剤を含浸又は塗工したことを特徴とする防虫根
切りマット。 - 【請求項2】 請求項1記載の防虫根切りマットを栽培
容器の水抜き孔を塞ぐ大きさに形成し、該防虫根切りマ
ットを栽培容器内の底敷として使用したことを特徴とす
る防虫根切りマットの使用方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の防虫根切りマットを栽培
容器の下面よりも大きく形成し、該防虫根切りマット上
に栽培容器を置いて使用したことを特徴とする防虫根切
りマットの使用方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の防虫根切りマットで栽培
容器を形成したことを特徴とする防虫栽培容器。 - 【請求項5】 防虫薬剤を含浸又は塗工したマット材で
栽培容器を形成したことを特徴とする防虫栽培容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7703197A JPH10262464A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 防虫根切りマットとその使用方法と防虫栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7703197A JPH10262464A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 防虫根切りマットとその使用方法と防虫栽培容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262464A true JPH10262464A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13622394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7703197A Pending JPH10262464A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 防虫根切りマットとその使用方法と防虫栽培容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262464A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068902A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-08 | Fumakilla Ltd | 土壌生活性の不快害虫駆除剤及びそれを用いた駆除方法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7703197A patent/JPH10262464A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068902A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-08 | Fumakilla Ltd | 土壌生活性の不快害虫駆除剤及びそれを用いた駆除方法 |
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