JP2001025349A - 害虫駆除剤の雨避具 - Google Patents

害虫駆除剤の雨避具

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JP2001025349A
JP2001025349A JP11199029A JP19902999A JP2001025349A JP 2001025349 A JP2001025349 A JP 2001025349A JP 11199029 A JP11199029 A JP 11199029A JP 19902999 A JP19902999 A JP 19902999A JP 2001025349 A JP2001025349 A JP 2001025349A
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container
cap
rain
mollusk
noxious
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JP11199029A
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Sadao Wada
貞夫 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、雨天時においても害虫駆除剤の効
力が遺憾なく発揮し、植物へのナメクジ、カタツムリな
どの害虫の寄生を確実に防ぐことが可能な害虫駆除剤の
雨避具を提供することにある。 【解決手段】 上方側に開放口9を有する害虫駆除剤6
を入れる容器1と、該容器1に着脱自在に備えられる笠
体2と、から構成され、該笠体2で容器1の開放口9全
域を上方から覆うと共に、容器1と笠体2との間に害虫
の通行間隙Gを形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物に寄生するナ
メクジやカタツムリなどを駆除する害虫駆除剤の雨避具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】植物を育成栽培する際、特に雨天時にお
いては、植木鉢や花壇に植えられた植物にナメクジやカ
タツムリなどの害虫が寄生し、植物の葉や茎を食べる問
題があった。このことから植物の栽培業者や家庭園芸の
愛好家の間では、植木鉢や花壇の土壌に誘引作用を有す
る粒状あるいは粉末状の害虫駆除剤を散布し、害虫によ
る植物への被害を防ぐ方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような害虫駆除剤は、害虫に対しての殺傷効果は高いも
のの、ナメクジやカタツムリが特に発生しやすい雨天時
においては、土壌に散布した害虫駆除剤が雨水に濡れて
効力が半減し、害虫の効果的な駆除が行えなくなる問題
点があった。
【0004】本発明は、雨天時においても害虫駆除剤の
効力が遺憾なく発揮し、植物へのナメクジ、カタツムリ
などの害虫の寄生を確実に防ぐことが可能な害虫駆除剤
の雨避具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、上方側に開放口を有する害虫駆除剤を入れ
る容器と、該容器に着脱自在に備えられる笠体と、から
構成され、該笠体で容器の開放口全域を上方から覆うと
共に、容器と笠体との間に害虫の通行間隙を形成したこ
とを特徴とする。
【0006】ここで、通行間隙とは、容器に笠体を備え
ても、該容器内へ害虫が侵入できるものであればよく、
具体的な構成としては、容器と笠体との間に支持棒を介
在し、上下に間隔を形成したものや、あるいは、容器の
外周縁に沿って間隔をあけて複数の突出片を設け、各突
出片の上端に笠体を載置したものなどが挙げられる。
【0007】このように形成すると、害虫駆除剤を収容
する容器の上方側が笠体により覆われるから、開放口が
遮られて容器内に雨水が入り込むことがない。さらに、
容器と笠体によって形成された通行間隙により、害虫駆
除剤の誘引作用で引き寄せられた害虫を容器内に入り込
ませることが可能となるから、雨天時においても害虫駆
除剤が濡れずに該害虫駆除剤としての効力を充分に発揮
して、害虫を確実に駆除することが可能となる。
【0008】また、請求項1のように形成しても害虫駆
除剤を入れた容器内への雨水の浸入を防ぐことができる
が、請求項2記載の発明のように、前記通行間隙は、笠
体の外周縁が容器の開放口よりも外側に張出していると
共に、笠体の下端縁を容器の上端縁に対して略一致位置
若しくは下方位置に配置するようにしておけば、例え
ば、笠体の側面側から吹き込むような雨水に対しても、
容器内への浸入を適確に防ぐことができ、害虫駆除剤の
効果を一層確実に発揮することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の害虫駆除剤の雨避具の実
施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。本実施形態
の害虫駆除剤の雨避具は、内部に害虫駆除剤6を収容す
ると共に、底部中央に嵌合穴8を有する筒型の保持部5
を備える容器1と、前記嵌合穴8に差込可能な支持棒4
を下方に向けて突出するツマミ3付きの笠体2と、から
なっている。
【0010】容器1は、円形をなす底部外周縁の全周に
亘り、円筒状の周壁7が立設するものであり、この容器
1の内部には、粉末状または粒状の害虫駆除剤6が収容
される。また、容器1の底部上面の中央には、嵌合穴8
を備える円筒状の保持部5が設けてあり、該嵌合穴8に
は、前記笠体2の下面中央から下方に垂下する支持棒4
が挿入される。尚、前記支持棒4は、容器1側に設ける
ことも可能であり、この場合には、上記実施形態のもの
とは反対に、笠体2側に支持棒4と対応する保持部5を
設けている。
【0011】笠体2は、前記容器1の開放口9よりも外
周縁が外側に張出して形成されるものである。該笠体2
の上面側には、上方側に突出する円柱状のツマミ3が備
えてあり、該ツマミ3により笠体2を容器1から着脱す
ることが容易になっている。一方、笠体2の下面側に
は、該ツマミ3に嵌合保持されると共に下方側に垂下し
ている支持棒4が設けてあり、この支持棒4の下端部を
前記容器1の保持部5の嵌合穴8に挿入することで、笠
体2が容器1の開放口9を遮る状態で保持部5により支
持される。
【0012】通行間隙Gは、図3に示すように、笠体2
の外周縁を容器1の開放口9よりも外側に張出したもの
を前記支持棒4と保持部5を介在して備えることで、容
器1と笠体2との形成幅の違いにより形成されるリング
状をなす間隔である。さらに、容器1の上端縁10と笠
体2の下端縁11は、略一致する高さ位置で配置されて
おり、このように通行間隙Gを形成することにより、容
器1に笠体2を備えた場合にも、害虫駆除剤6によって
誘引された害虫が、前記通行間隙Gを通って容器1内に
入り込むことになり、笠体2を備えても容器1内で確実
に害虫が駆除されることとなる。
【0013】次に、本害虫駆除剤の雨避具の実際の使用
を以下に説明する。 (a)まず、植物を栽培する植木鉢や花壇の土壌上に容
器1を載置する。 (b)次いで、前記容器1の中に害虫駆除剤6を入れ
る。 (c)さらに、容器1の保持部5に笠体2の支持棒4を
挿入し、容器1に笠体2を備える。 このような手順を経ることにより、植物に寄生するナメ
クジやカタツムリなどの害虫が、害虫駆除剤6の有する
誘引作用により容器1内に向けて引き寄せられ、さら
に、通行間隙Gを通って容器1内の害虫駆除剤6を食す
ることになるから、雨天時においても害虫駆除剤6が濡
れることなく、さらに、容器1内で確実に害虫を駆除す
ることが可能となる。
【0014】尚、前記容器1と笠体2の素材は、土壌浸
蝕や水分に対して安定を保つ素材であればよく、具体的
には、合成樹脂やアルミニウム合金で形成することが望
ましい。また、前記支持棒4は、害虫の通行間隙Gを形
成した状態で、笠体2により容器1の開放口9を覆い、
容器1内部への雨水や水の浸入を防ぐものであればよ
く、上述の実施形態に限定されるものではない。このこ
とから、例えば、図6のように、容器1の外周縁に沿っ
て、間隔をあけて複数の突出片4aを設け、当該各突出
片4aの上端部に笠体2を載置したものでもよく、この
場合においても、笠体2と各突出片4aに囲まれた部分
により害虫の通行間隙Gが形成されるから、害虫の容器
1内への侵入を妨げることなく、該容器1内への雨避け
が可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明の害虫駆除剤の雨避具を使用すれ
ば、雨天時においても害虫駆除剤が濡れることがなく、
害虫駆除剤の本来の効能を遺憾なく発揮し、カタツムリ
やナメクジなどの害虫から植物を確実に保護することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の害虫駆除剤の雨避具の一実施形態を示
す側面図である。
【図2】本発明の害虫駆除剤の雨避具の一実施形態を示
す平面図である。
【図3】本発明の害虫駆除剤の雨避具の一実施形態を示
す底面図である。
【図4】本発明の害虫駆除剤の雨避具の一実施形態の使
用を示す説明図である。
【図5】本発明の害虫駆除剤の雨避具の一実施形態を示
す縦断面図である。
【図6】本発明の害虫駆除剤の雨避具の他の実施形態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 笠体 4,4a 支持手段(支持棒、突出片) 6 害虫駆除剤 9 開放口 10 上端縁 11 下端縁 G 通行間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方側に開放口(9)を有する害虫駆除
    剤(6)を入れる容器(1)と、該容器(1)に着脱自
    在に備えられる笠体(2)と、から構成され、該笠体
    (2)で容器(1)の開放口(9)全域を上方から覆う
    と共に、容器(1)と笠体(2)との間に害虫の通行間
    隙(G)を形成したことを特徴とする害虫駆除剤の雨避
    具。
  2. 【請求項2】 前記通行間隙(G)は、笠体(2)の外
    周縁が容器(1)の開放口(9)よりも外側に張出して
    いると共に、笠体(2)の下端縁(11)を容器(1)
    の上端縁(10)に対して略一致位置若しくは下方位置
    に配置してあることを特徴とする請求項1記載の害虫駆
    除剤の雨避具。
JP11199029A 1999-07-13 1999-07-13 害虫駆除剤の雨避具 Pending JP2001025349A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003279383A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Fuji Electric Co Ltd 光学式エンコーダ
US6910300B1 (en) * 2003-06-23 2005-06-28 Marshall H. Warren Yard pest bait station
JP2014113134A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Earth Chemical Co Ltd 屋外用毒餌剤収納容器

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216