JP2003279383A - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JP2003279383A
JP2003279383A JP2002087699A JP2002087699A JP2003279383A JP 2003279383 A JP2003279383 A JP 2003279383A JP 2002087699 A JP2002087699 A JP 2002087699A JP 2002087699 A JP2002087699 A JP 2002087699A JP 2003279383 A JP2003279383 A JP 2003279383A
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light
light emitting
optical encoder
grating
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Yuji Matsuzoe
雄二 松添
Tetsuya Saito
哲哉 斎藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解能に優れ、コンパクトに構成でき、低コ
ストである光学式エンコーダを提供する。 【解決手段】 この光学式エンコーダ90は、反射型の
第1格子目盛81を設けたスケール80と、これに対向
して配置されるセンサ部10からなり、センサ部10
は、1又は複数のスリット状の光線を発する発光部と、
この発光部の周辺に4分割されて配置された受光部とを
有し、これらの発光部及び受光部は共通の基板上に一体
化されて設置されている。この4分割された各受光部上
には、第2格子目盛21a、21b、21c、21dが
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線運動や回転運
動する物体の位置を検出する光学式エンコーダに関し、
特に半導体検査装置や製造装置、あるいは工作機械など
に用いられる高精度な位置決め又は速度制御を可能とす
る光学式エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】光学式エンコーダは、高精度の計測制御
を高速に実行でき、高分解能、非接触という特徴から、
測長等の計測機器用途の他、いわゆる計測制御用途とし
て、例えば、プリント回路基板に電子部品を載せるため
の電子部品実装装置等のような搬送物の高精度の位置決
め制御等に広く用いられている。そして、この光学式エ
ンコーダは、近年の機械加工の進歩や半導体の微細化に
伴い、リニアエンコーダ、ロータリーエンコーダ共に、
高精度、高分解能が要求されている。
【0003】従来の光学式エンコーダの方式としては、
光シャッタ方式が知られている。光シャッタ方式は、一
般に、光源および受光素子の間に移動格子板であるイン
デックススケールおよび固定格子板であるメインスケー
ルを対向して配置し、その背面から光を照射してメイン
スケールの移動に伴う光量変化を検出する構造となって
いる。
【0004】通常の光シャッタ方式においては、上記の
原理より、検出信号が、メインスケールとインデックス
スケールを密着させた場合には三角波となるが、スケー
ルの間隔を開けるにしたがって、光の拡散と回折の影響
によってS/N比が低下してしまうので擬似sin波と
なる。したがって、この擬似sin波を正確に維持する
ためには、格子の対向間隔を正確に維持する必要があ
り、しかも分解能を上げるためには両スケールの対向間
隔を非常に狭める必要がある。また、スケールの格子ピ
ッチを狭めれば分解能が向上するが、格子間の隙間を狭
めることには加工上の限界がある。
【0005】このような問題に対して高分解能を実現す
る方法として、発光部として拡散光源とスリット状の格
子を組み合わせ、この格子間からの複数のスリット状の
光をスケール上に照射し、格子によって生じる回折光の
明暗パターンによって得られる干渉縞を一種の空間フィ
ルタで選択して検出してsin波の信号を取出し、この
干渉縞の移動量から移動位置または角度を検出する光学
式エンコーダが知られている。
【0006】図9〜13には、このような従来の光学式
エンコーダの構成の一例が示されている。図9は従来の
光学式エンコーダの構成を示す概略図、図10は同光学
式エンコーダのスケールを示す図であって、(a)は斜
視図、(b)はA−A'断面の拡大図、図11は同光学
式エンコーダの発光部の分解斜視図、図12は同光学式
エンコーダの受光部の拡大図、図13は同光学式エンコ
ーダの受光部からの信号処理を示すブロック図である。
【0007】図9に示すように、この光学式エンコーダ
100は、矢印の方向に相対移動可能可能なスケール8
0と、このスケール80に対向して配置され、スリット
状の複数の発光領域をもつ発光部120と、同じくスケ
ール80に対向して発光部120と同じ側に配置され、
やはりスリット状の複数の発光領域をもつ受光部110
より構成されている。
【0008】そして、スケール80には第1格子目盛8
1が、受光部110には第2格子目盛114が、発光部
120には第3格子目盛126が設けられており、これ
らは互いに第1格子目盛81と平行になるように配置さ
れ、更に、第2格子目盛114と、第3格子目盛126
は同一面上となるように配置されている。
【0009】スケール80は、図10(a)に示すよう
に表面が平滑なガラス板84からなり、図10(b)に
示すように、その表面には一定の周期pで、垂直方向に
深さdとなるように凹凸が設けられ、反射型の第1格子
目盛81を形成している。ここで、深さdは発光部12
0の光源の波長の1/4となるように設けられている。
そして、第1格子目盛81の凹部82及び凸部83には
表面に薄い反射膜が設けられており、これによって凹部
82及び凸部83が共に反射面となっている。
【0010】発光部120は、図11に示すように、発
光ダイオード等の発光素子121及びガラス基板123
からなり、発光素子121上には直径数百μmの面発光
領域122が形成されている。また、ガラス基板123
上には、スケール80の第1格子目盛81と同じ周期p
で第3格子目盛126が形成されている。この第3格子
目盛126は、ガラス基板123上の薄膜124をエッ
チング等でパターニングして数μm幅のスリット125
を複数設けることによって形成されており、これによっ
て、面発光領域122からの光がスリット125を透過
してスリット状の光線を発するように構成されている。
【0011】受光部110は、図12に示すように、基
板111上に、フォトダイオード等の受光素子115
a、115b、115c、115dが4分割されて独立
に形成されており、更に、各受光素子上には第2格子目
盛114a、114b、114c、114dが形成され
ている。
【0012】各第2格子目盛114は、基板111上の
薄膜112をエッチング等でパターニングして、数μm
幅のスリット113を設けることによって形成されてお
り、各第2格子目盛114の間隔は、スケール80の第
1格子目盛81と同じ周期pで形成されている。これに
よって、受光部110に到達した光がスリット113を
透過して、受光素子115a、115b、115c、1
15dに到達するように構成されている。
【0013】更に、各第2格子目盛114の位相はそれ
ぞれ1/4ずつずれている。すなわち、格子目盛114
bは格子目盛114aから1/4周期ずらして配置さ
れ、格子目盛114cは格子目盛114aから2/4周
期ずらして配置され、格子目盛114dは格子目盛11
4aから3/4周期ずらして配置されている。
【0014】この光学式エンコーダ100によれば、図
9に示すように、例えば発光ダーオード等の発光素子か
ら出た光L1は、発光部120の第3格子目盛126に
よってスリット状の拡散光源となり、スケール80に広
がりながら向う。そして、スケール80上の反射型の第
1格子目盛81で反射された後に、この反射面による±
1次回折光によって周期pの干渉縞L2が発生する。
【0015】そして、スケール80が矢印の方向に移動
すると、スケール80から発生した干渉縞L2は、受光
部110の受光面となる第2格子目盛114上において
スケール80の2倍の速度で移動することになるので、
結果としてスケール80の移動に伴いpの1/2周期の
信号が得られる。
【0016】更に、各第2格子目盛114a、114
b、114c、114dは1/4周期ずつ位相をずらし
て配置されているので、各受光素子115a、115
b、115c、115dからの信号は、それぞれ90度
の位相差での4相の光電流信号として検出される。この
信号は以下のフローによって処理され、最終的に位置検
出される。
【0017】図13に示すように、まず、各受光素子1
15a、115b、115c、115dからの電流信号
は、I/V変換工程S1によって、それぞれ電圧信号に
変換される。次に、差動演算工程S2によって、180
度位相差の関係にある受光素子115a及び115cか
らの電圧信号とを差動演算して信号ACを、受光素子1
15b及び115dからの電圧信号とを差動演算して信
号BDを得る。そして、位置検出工程S3において、こ
の信号ACと信号BDを位置検出回路によって検出し、
最終的な位置検出データを出力する。
【0018】このように、この光学式エンコーダ100
によれば、スケール80の第1格子目盛81での反射後
に、回折光によって発生する周期pの干渉縞L2の強度
分布は格子間の対向距離に依存しないので、スケール8
0の第1格子目盛81と、受光部110の第2格子目盛
114及び第3格子目盛126とを離して配置でき、格
子間の対向距離の位置決め精度が大幅に緩和される。ま
た、受光素子が4分割されており、各受光素子の位相
が、4分割された各第2格子目盛114a、114b、
114c、114dによって1/4周期ずつずれて配置
されているので、分解能が向上するとともに、移動方向
の検出も可能となっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の光学式エンコー
ダ100においては、高い位置検出分解能を得るために
は、各受光素子から出力される電流信号のS/N比が高
いことが必要である。
【0020】しかしながら、図9に示すような構成で
は、発光部120と受光部110が別個に配置されてい
るため、発光部120からのスリット状の光源のうち有
効に使われるのは光L1のみであって、例えば光L3のよ
うに、拡散してスケール80に到達しない光は利用され
ない。また、スケール80で反射されて干渉縞を生じる
光のうち、受光部110に向かう光L2は有効に利用さ
れるが、発光部120と受光部110の間に到達する光
4は受光部110に到達しないので利用できない。こ
のため、受光部110で得られる光強度が不十分となる
ので、各受光素子115a、115b、115c、11
5dから出力される電流信号のS/N比が低下し、結果
として高い分解能が得られないという問題を生じる。
【0021】また、受光部110の各第2格子目盛11
4dと、発光部120の第3格子目盛126は、同一面
上に配置されるように非常に高い精度で調整する必要が
あり、この位置決め精度が低下するとS/N比が低下す
る。しかし、この光学式エンコーダ100においては受
光部110と発光部120が別途配置されているので正
確な位置決めが困難であり、これによってS/N比が低
下しやすい。更に、この位置決め調整作業が別途必要と
なる。
【0022】また、受光部110と発光部120とを別
途配置すると、検出側となるセンサ部の小型化が困難と
なるという問題も生じる。
【0023】本発明は、このような問題点を解決するた
めにされたもので、その目的は、分解能に優れ、しかも
小型でコンパクトに構成できる光学式エンコーダを低コ
ストで提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学式エンコーダは、位置検出すべき一方
の部材に取付けられ、反射型の第1格子目盛が所定間隔
で設けられたスケールと、前記一方の部材に対して相対
移動する他方の部材に取付けられて、前記スケールに対
向して配置されたセンサ部とを備える光学式エンコーダ
であって、前記センサ部は、前記第1格子目盛と平行な
1又は複数のスリット状の光線を発する発光部と、この
発光部の周辺に4分割されて配置された受光部とを有
し、これらの発光部及び受光部は共通の基板上に一体化
されて設置されており、前記4分割された各受光部上に
は、前記第1格子目盛と平行なスリット状の透過部分を
所定間隔で有する第2格子目盛が設けられ、この第2格
子目盛が、前記発光部からのスリット状の光線の出射面
と同一面上に配置されていることを特徴とする。
【0025】本発明の光学式エンコーダによれば、発光
部の周辺に4分割されて配置された受光部を有するの
で、発光部からの光の大部分が受光部に到達し、充分な
光強度を得ることができる。このため、S/N比の低下
を防止することができ、高い分解能を得ることができ
る。また、このような配置にすることで、センサ部全体
をコンパクトに収容できるのでセンサ部の小型化が可能
である。
【0026】更に、発光部及び受光部は共通の基板上に
予め一体化されて設置されているので、受光部の第2格
子目盛と、発光部からのスリット状の光線の出射面とを
簡単に同一面上に配置できる。したがって、位置決め精
度の低下によるS/N比の低下を防止できるとともに、
位置決め調整作業が不用となるので生産性にも優れる。
【0027】本発明の好ましい態様としては、前記発光
部が、発光素子と、この発光素子上に設けられた、前記
第1格子目盛と平行なスリット状の透過部分を所定間隔
で有する第3格子目盛とからなる。
【0028】この態様によれば、発光部に透過型の第3
格子目盛が設けられ、この第3格子目盛が、第2格子目
盛と同一面上に配置されているので、発光部の面光源が
複数のスリット状に分割されて第3格子目盛が回折格子
として作用する。このため、各々のスリット状の光線に
よるフレネル回折光の周期pの成分が同位相で重なり合
って強め合うので、発光面の面積当りの光出力の小さい
発光素子を用いた場合でも、受光部の第2格子目盛上に
充分な光強度を得ることができる。
【0029】本発明の別の好ましい態様としては、前記
第2格子目盛と前記第3格子目盛とが同一の格子板上に
形成されている。この態様によれば、第2格子目盛と第
3格子目盛とが同一面上に配置されるので、S/N比の
低下を防止できるとともに、位置決め調整作業が完全に
不用となる。
【0030】本発明の別の好ましい態様としては、前記
第2格子目盛が前記受光部の受光素子の表面に、前記第
3格子目盛が前記発光部の発光素子の表面に、成膜によ
って設けられている。この態様によれば、直接受光素子
上に第2格子目盛を、発光素子上に第3格子目盛を設け
たので格子板が不用となり、これによって部品点数が削
減でき、より簡単な構成で低コストの光学式エンコーダ
を提供できる。
【0031】本発明の別の好ましい態様としては、前記
第1格子目盛の間隔と、前記第2格子目盛の間隔と、前
記第3格子目盛の間隔とが同一である。この態様によれ
ば、第3格子目盛からの、複数のスリット状の光線によ
るフレネル回折光の周期pの成分が同位相で重なり合っ
て強め合うので、発光面の面積当りの光出力の小さい発
光素子を用いた場合でも、受光部の第2格子目盛上に充
分な光強度を得ることができる。
【0032】本発明の別の好ましい態様としては、前記
発光素子が発光ダイオードである。この態様によれば、
長寿命で低コストである光学式エンコーダを提供でき
る。
【0033】本発明の別の好ましい態様としては、前記
発光部が、1又は平行な複数のスリット状の光線を発す
る面発光レーザである。
【0034】この態様によれば、面発光レーザ自身から
スリット状の光線を発するので、光線をスリット状に分
割するための格子目盛が不用となり、更に部品点数が削
減でき、より簡単な構成で低コストの光学式エンコーダ
を提供できる。また、面発光レーザは単色光で光強度が
強いため、受光部において高いS/N比を得ることがで
き、分解能の高い光学式エンコーダを提供できる。ま
た、光強度が強いので1本のスリットでも充分な光強度
を得ることができる。
【0035】本発明の別の好ましい態様としては、前記
センサ部の基板上に凹部が設けられ、前記発光部がこの
凹部内に収容配置されている。この態様によれば、凹部
の深さを変えることにより発光部の高さを調節できるの
で、第2格子目盛と第3格子目盛とを同一面上に容易に
配置できる。また、発光部を基板内に収容することでセ
ンサ部をコンパクトにすることができる。
【0036】本発明の別の好ましい態様としては、前記
スケールの反射型の第1格子目盛が凹凸面により形成さ
れており、前記凹凸面の深さが前記発光部からの光の波
長の1/4であって、この凹凸面の凹部及び凸部が反射
面をなしている。この態様によれば、凸部に加えて凹部
も反射面とすることで、光強度を向上させることができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定さ
れるものではない。
【0038】図1〜3には、本発明の光学式エンコーダ
の一実施形態が示されている。ここで、図1は本発明の
光学式エンコーダの構成を示す概略図、図2は同光学式
エンコーダの発光部の分解斜視図、図3は同光学式エン
コーダの格子板の拡大図である。なお、上記の図9〜1
3における従来の光学式エンコーダと実質的に同一部分
には同符号を付してその説明を省略することにする。
【0039】この光学式エンコーダ90は、図1に示す
ように、スケール80と、このスケールに対向して配置
されたセンサ部10とによって構成されている。
【0040】スケール80は、図10に示したスケール
80と同一のものである。スケール80には、相対距離
の移動量を検出するための反射型の第1格子目盛81が
周期pで設けられており、このスケール80は、図示し
ない、相対移動する移動部又は固定部の一方に取付けら
れている。スケール80としては、例えばガラス基板の
表面にクロム等の金属によるライン状の反射膜を一定周
期で配置したスリット列を形成したものが例示できる。
また、第1格子目盛81は、移動部又は固定部を構成す
る構造物本体の表面に直接形成されていてもよい。
【0041】センサ部10は、図2に示すように、基板
30と、基板30上に設けられた発光素子40と、同じ
く基板30上に設けられた受光素子31と、基板30の
全面を覆うように配置される格子板20より構成され、
格子板20には第2格子目盛21及び第3格子目盛26
が形成されている。
【0042】発光素子40は、基板30の中央部に配置
されている。また、4分割された受光素子31a、31
b、31c、31dは、同じく基板30上で、上記発光
素子40を囲むように、それぞれ基板30の4つの角部
に近接して設置されている。すなわち、発光素子40と
受光素子31とは共通の基板30上に設置されて一体化
されている。また、格子板20には、発光素子40に対
応する位置に第3格子目盛26が、各受光素子31a、
31b、31c、31dに対応する位置には、4分割さ
れた第2格子目盛21a、21b、21c、21dが形
成されている。そして、基板30上の4隅にはスペーサ
35が設けられ、このスペーサ35を介して格子板20
が基板30を覆うように配置されている。
【0043】ここで、基板30としては、例えばシリコ
ンベアチップ等の半導体基板等が用いられ、発光素子4
0としては特に限定されないが、長寿命で低コストであ
ることから、発光ダイオードを用いることが好ましい。
【0044】第2格子目盛21は、図3に示すように、
ガラス基板27上の薄膜22をエッチング等でパターニ
ングして、数μm幅のスリット23を複数設けることに
よって形成されており、第2格子目盛21の間隔は、ス
ケール80の第1格子目盛81と同じ周期pで形成され
ている。更に、各第2格子目盛21a、21b、21
c、21dの位相はそれぞれ1/4周期ずつずれてい
る。すなわち、格子目盛21bは格子目盛21aから1
/4周期ずらして配置され、格子目盛21cは格子目盛
21aから2/4周期ずらして配置され、格子目盛21
dは格子目盛21aから3/4周期ずらして配置されて
いる。
【0045】また、第3格子目盛26は、同じくガラス
基板27上の薄膜24をエッチング等でパターニングし
て、数μm幅のスリット25を複数設けることによって
形成されており、第3格子目盛26の間隔も、スケール
80の第1格子目盛81と同じ周期pで形成されてい
る。
【0046】なお、本発明においては、第2格子目盛が
発光部からのスリット状の光線の出射面と同一面上とな
るように配置する必要がある。この実施形態において
は、格子板20上に形成された第2格子目盛21及び第
3格子目盛26が同一面上にあればよく、また、後述の
ように、発光素子としてスリット状の出射面をもつ面発
光レーザ等を用いる場合には、面発光レーザの出射面と
第2格子目盛21が同一面上にあればよい。
【0047】薄膜22、24としては、CrやAl等の
金属あるいはその酸化物などからなる薄膜が例示でき、
薄膜形成方法としては、従来公知の蒸着やエッチングな
どが挙げられる。なお、本発明においては、第2格子目
盛21及び第3格子目盛26の間隔は必ずしも周期pに
限られるものでなく、例えば2p、3pのような周期p
の整数倍であってもよい。
【0048】また、基板30と格子板20とは、基板3
0上の四隅に配置されたスペーサ35を介して一体化さ
れる。ここでスペーサ35の高さは発光素子40の高さ
以上であればよく適宜選択可能である。このスペーサ3
5によって、発光素子40の高さに合わせてセンサ部の
高さを調節することができる。
【0049】次にこの光学式エンコーダ90の作用につ
いて説明する。センサ部10の、発光ダイオード等の発
光素子40に対して、図示しない電源によって電流を流
すと、発光素子40から光が面状に放射される。次に、
図2に示すように、発光素子40から出射した光は、周
期pの第3格子目盛26を透過することによって、複数
のスリット25からの光線となり、スケール80に広が
りながら向う。
【0050】ここで、スケール80の第1格子目盛81
と、発光部の第3格子目盛26は同じ周期pで形成され
ているので、周期pで並列された光源は、各々の光源に
よるフレネル回折光の周期pの成分がすべて同位相とな
るため、それらが重なり合って強め合った状態でスケー
ル80上に到達する。そして、スケール80上の反射型
の第1格子目盛81で反射された後に、この反射面によ
る±1次回折光によって、図1に示すような周期pの干
渉縞Lが発生する。
【0051】第2格子目盛21の表面上に現れる干渉縞
Lの強度は周期pで正弦波的に変化する成分を持つの
で、光強度分布の強い部分が第2格子目盛21の透過部
に一致する場合に受光素子31の受光強度は最大とな
り、その遮光部分に一致する場合は受光強度は最小とな
る。
【0052】そして、スケール80が矢印の方向に移動
すると、スケール80から所定の位置に発生していた干
渉縞Lは、受光部の受光面となる第2格子目盛21上に
おいてスケール80の2倍の速度で移動することになる
ので、結果としてスケール80の移動に伴いpの1/2
周期の信号が得られ、この受光強度が4分割されて位相
が1/4ずつずれている各第2格子目盛21a、21
b、21c、21dを透過して、対応する受光素子31
a、31b、31c、31dに達して電流信号となる。
【0053】その後、図13で説明した信号処理回路を
通すことによって、位置検出データが得られるので、ス
ケール80とセンサ部10との相対移動量を測定するこ
とができる。
【0054】このように、この光学式エンコーダ90に
よれば、発光部の周辺に4分割されて受光部が配置さ
れ、更に、発光部及び受光部は共通の基板上に予め一体
化されて設置されているので、発光部からの光の大部分
が受光部に到達して充分な光強度を得ることができる。
このため、受光領域でのS/N比の低下を防止すること
ができ、高い分解能を得ることができる。また、このよ
うな配置にすることで、センサ部全体をコンパクトに収
容できるのでセンサ部の小型化が可能である。また、格
子板20上に第2格子目盛21と第3格子目盛26が一
体形成されているので、第2格子目盛21と第3格子目
盛26を同一面上に配置する位置決め調整作業が不用と
なり生産性にも優れる。
【0055】図4には、本発明の他の実施形態が示され
ている。この実施形態では、基本的な構成は上記の実施
形態と同じであるが、センサ部50の基板30上に凹部
36が設けられ、発光素子40がこの凹部36内に収容
配置されている点が異なっている。
【0056】このセンサ部50によれば、スペーサが不
用となるので部品点数が少なく、より簡単な構成とする
ことができる。また、スペーサの分だけセンサ部50を
薄くすることができるので、センサ部50をコンパクト
にすることができる。
【0057】図5、6には本発明の更に他の実施形態が
示されている。この実施形態では、図5に示すように、
センサ部60は格子板を有さず、受光素子61a、61
b、61c、61d上に第2格子目盛62が直接成膜で
設けられており、図6に示すように、発光部43は発光
素子40上に第3格子目盛42が直接成膜で設けられて
いる。
【0058】このように、本発明においては、第2格子
目盛や第3格子目盛を直接発光素子や受光素子上に形成
してもよい。これにより、格子板が不要となるので部品
点数が更に少なく、より簡単な構成とすることができ
る。また、格子板の分だけセンサ部60を薄くすること
ができるので、センサ部60をコンパクトにすることが
できる。
【0059】図7、8には本発明の更に他の実施形態が
示されている。この実施形態では、基本的な構成は上記
の図5の構成と同じであるが、図8に示すように、セン
サ部70の発光部が、幅wのスリット状の発光面45を
有する面発光レーザ46である点が異なっている。
【0060】これによって、面発光レーザ自身がスリッ
ト状の光線を発するので、光線をスリット状に分割する
ための第3格子目盛が不用となり、更に部品点数が削減
でき、より簡単な構成で低コストの光学式エンコーダを
提供できる。
【0061】また、面発光レーザは単色光で光強度が強
いため、スリットが1本でも充分な光強度を得ることが
できるので、受光部において高いS/N比を得ることが
でき、分解能の高い光学式エンコーダを提供できる。な
お、面発光レーザの発光面45は、図8に示すように1
つでもよく、複数の平行な発光面がアレイ状に配置され
ていてもよい。
【0062】本発明の光学式エンコーダは、リニアエン
コーダのみならず、例えば回転角を検出するロータリー
エンコーダにも適用可能である。この場合、回転角を検
出すべきモータの回転軸、又はそれと共に回転する部材
の周面にスケールを直接加工し、その外側にセンサ部を
配置すれば、移動部にスケールを、固定部にセンサ部を
設けたロータリーエンコーダとすることができる。
【0063】また、上記のスケール及びセンサ部より構
成される本発明の光学式エンコーダは、計測機器、半導
体検査装置や製造装置、あるいは工作機械などの高精度
の位置決め制御が必要な装置等に組み込んで好適に使用
される。この場合、位置検出すべき一方の部材である、
例えば移動部側にスケールを取り付け、この一方の部材
に対して相対移動する他方の部材である、例えば固定部
側にセンサ部を取り付けることにより、移動部が直線運
動や回転運動する際の位置を高精度に検出することが可
能となる。なお、この場合には移動部にスケールを、固
定部にセンサ部を設けてもよく、逆に固定部にスケール
を、移動部にセンサ部を設けてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分解能に優れ、かつ長寿命であり、しかもコンパクトに
構成できる光学式エンコーダを低コストで提供できる。
したがって、この光学式エンコーダは、例えば、計測器
や、高精度の位置決め制御が必要な装置等の他、特に半
導体検査装置、製造装置や工作機械などに好適に使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である光学式エンコーダ
の構成を示す概略図である。
【図2】 同光学式エンコーダのセンサ部の分解斜視図
である。
【図3】 同光学式エンコーダの格子板の拡大図であ
る。
【図4】 本発明の他の実施形態である光学式エンコー
ダにおけるセンサ部の分解斜視図である。
【図5】 本発明の更に他の実施形態である光学式エン
コーダにおけるセンサ部の斜視図である。
【図6】 同光学式エンコーダの発光部の拡大図であ
る。
【図7】 本発明の更に他の実施形態である光学式エン
コーダにおけるセンサ部の斜視図である。
【図8】 同光学式エンコーダの発光部の拡大図であ
る。
【図9】 従来の光学式エンコーダの構成を示す概略図
である。
【図10】 同光学式エンコーダのスケールを示す図で
あって、(a)は斜視図、(b)はA−A'断面の拡大
図である。
【図11】 同光学式エンコーダの発光部の分解斜視図
である。
【図12】 同光学式エンコーダの受光部の拡大図であ
る。
【図13】 同光学式エンコーダの受光部からの信号処
理を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、50、60、70:センサ部 20:格子板 21、21a、21b、21c、21d:第2格子目盛 22、24薄膜 23、25:スリット 26:第3格子目盛 27:ガラス板 30:基板 31、31a、31b、31c、31d:受光素子 35:スペーサ 36:凹部 40:発光素子 42:第3格子目盛 43:発光部 45:発光面 46:面発光レーザ 61a、61b、61c、61d:受光素子 62:第2格子目盛 80:スケール 81:第1格子目盛 82:凹部 83:凸部 84:ガラス板 90:光学式エンコーダ L:干渉縞 p:周期 d:深さ w:幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F103 BA10 BA37 BA43 CA03 CA04 DA01 DA12 DA13 EA12 EA15 EA19 EA20 EB02 EB06 EB07 EB16 EB27 EB32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置検出すべき一方の部材に取付けら
    れ、反射型の第1格子目盛が所定間隔で設けられたスケ
    ールと、前記一方の部材に対して相対移動する他方の部
    材に取付けられて、前記スケールに対向して配置された
    センサ部とを備える光学式エンコーダであって、 前記センサ部は、前記第1格子目盛と平行な1又は複数
    のスリット状の光線を発する発光部と、この発光部の周
    辺に4分割されて配置された受光部とを有し、これらの
    発光部及び受光部は共通の基板上に一体化されて設置さ
    れており、 前記4分割された各受光部上には、前記第1格子目盛と
    平行なスリット状の透過部分を所定間隔で有する第2格
    子目盛が設けられ、この第2格子目盛が、前記発光部か
    らのスリット状の光線の出射面と同一面上に配置されて
    いることを特徴とする光学式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記発光部が、発光素子と、この発光素
    子上に設けられた、前記第1格子目盛と平行なスリット
    状の透過部分を所定間隔で有する第3格子目盛とからな
    る、請求項1に記載の光学式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記第2格子目盛と前記第3格子目盛と
    が同一の格子板上に形成されている、請求項2に記載の
    光学式エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記第2格子目盛が前記受光部の受光素
    子の表面に、前記第3格子目盛が前記発光部の発光素子
    の表面に、成膜によって設けられている、請求項2に記
    載の光学式エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記第1格子目盛の間隔と、前記第2格
    子目盛の間隔と、前記第3格子目盛の間隔とが同一であ
    る、請求項2〜4のいずれか一つに記載の光学式エンコ
    ーダ。
  6. 【請求項6】 前記発光素子が発光ダイオードである、
    請求項2〜5のいずれか一つに記載の光学式エンコー
    ダ。
  7. 【請求項7】 前記発光部が、1又は平行な複数のスリ
    ット状の光線を発する面発光レーザである、請求項1に
    記載の光学式エンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記センサ部の基板上に凹部が設けら
    れ、前記発光部がこの凹部内に収容配置されている、請
    求項1〜7のいずれか一つに記載の光学式エンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記スケールの反射型の第1格子目盛が
    凹凸面により形成されており、前記凹凸面の深さが前記
    発光部からの光の波長の1/4であって、この凹凸面の
    凹部及び凸部が反射面をなしている、請求項1〜8のい
    ずれか一つに記載の光学式エンコーダ。
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