JP7333661B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両による乗客輸送の最適化を支援する技術を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、受付ステップと、決定ステップと、表示制御ステップとを実行するように構成される。受付ステップでは、乗客の現在地情報を含む乗客情報を受け付ける。決定ステップでは、乗客情報に基づき、乗客の現在地が車両乗り場の利用領域の範囲内である場合、現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、乗客を迎車する迎車場所に決定する。表示制御ステップでは、決定された迎車場所を乗客端末または運転手端末に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
乗客が所望の場所に移動したい場合、配車アプリ等を利用してタクシー、ハイヤー等の車両を呼び寄せて移動することがある。特許文献1には、タクシーの配車システムが開示されている。
特開2004-302942号公報
しかし、乗客が迎車困難な場所に位置する場合、円滑に迎車できない場合がある。また、乗客がタクシー乗り場等に位置する場合でも、既に他のタクシーが駐停車している場合、乗客によって呼び出された車両が駐停車できず、乗客を迎車できない問題がある。
本発明では上記事情を鑑み、車両による乗客輸送の最適化を支援する技術を提供することとした。
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、受付ステップと、決定ステップと、表示制御ステップとを実行するように構成される。受付ステップでは、乗客の現在地情報を含む乗客情報を受け付ける。決定ステップでは、乗客情報に基づき、乗客の現在地が車両乗り場の利用領域の範囲内である場合、現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、乗客を迎車する迎車場所に決定する。表示制御ステップでは、決定された迎車場所を乗客端末または運転手端末に表示させる。
本開示によれば、車両による乗客輸送の最適化を支援する技術を提供することができる。
第1の実施形態における情報処理システム1の全体構成を示す図である。 乗客端末2、運転手端末4及び案内表示装置6のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置3及び配車サーバ装置5のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置3及び配車サーバ装置5の機能を示す機能ブロック図である。 情報処理装置3による情報処理の一例を示すアクティビティ図である。 乗客端末2に表示される画面100の一例を示すイメージ図である。 車両乗り場の利用領域を示すイメージ図である。 乗客端末2に表示される画面300の一例を示すイメージ図である。 運転手端末4に表示される配車依頼通知400の一例を示すイメージ図である。 乗客端末2に表示される画面500の一例を示すイメージ図である。 案内表示装置6に表示される画面600の一例を示すイメージ図である。 第2の実施形態に係る情報処理システム1の構成概要を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.ハードウェア構成(第1の実施形態)
本節では、本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成について説明する。図1は、第1の実施形態における情報処理システム1の全体構成を示す図である。
1.1 情報処理システム1
情報処理システム1は、乗客端末2と、情報処理装置3と、複数の運転手端末4(運転手端末4-1~運転手端末4-N)と、配車サーバ装置5と、案内表示装置6とを備え、これらが電気通信回線を通じて通信可能に構成される。これらの構成要素についてさらに説明する。
1.2 乗客端末2
乗客端末2は、タクシー、ハイヤー等の車両411を呼ぶ乗客が操作するものであり、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置3又は配車サーバ装置5にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。なお、車両411は、自動運転車であってもよいし、ドローン等の空中を移動する航空機であってもよい。つまり車両411は、人又は何らかの荷物を輸送する装置を示す。
図2は、乗客端末2、運転手端末4及び案内表示装置6のハードウェア構成を示す図である。乗客端末2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、表示部24と、入力部25と、通信バス20とを備える。これらの構成要素が乗客端末2の内部において通信バス20を介して電気的に接続されている。
通信部21、記憶部22及び制御部23は、性能及び細かな仕様等は異なっていてもよいが、情報処理装置3と略同様のハードウェア構成を備える。次に説明する情報処理装置3における通信部31、記憶部32及び制御部33の記載を参照されたい。
表示部24及び入力部25は、例えば、乗客端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部24は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。入力部25は、表示部24と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。
1.3 情報処理装置3
図3は、情報処理装置3及び配車サーバ装置5のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33を備え、これらの構成要素が情報処理装置3の内部において通信バス30を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
(通信部31)
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。
(記憶部32)
記憶部32は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
(制御部33)
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、ソフトウェア(記憶部32に記憶されている)による情報処理がハードウェア(制御部33)によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部(図4参照)として実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部33は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
1.4 運転手端末4
運転手端末4は、タクシー、ハイヤー等の車両411を運転する運転手が操作するものである。運転手端末4は、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置3又は配車サーバ装置5にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。
図2に示すように、運転手端末4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、表示部44と、入力部45とを有し、これらの構成要素が外部の運転手端末4の内部において通信バス40を介して電気的に接続されている。運転手端末4は、性能及び細かな仕様等は異なっていてもよいが、乗客端末2及び情報処理装置3と略同様のハードウェア構成を備える。
1.5 配車サーバ装置5
配車サーバ装置5は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを備え、これらの構成要素が配車サーバ装置5の内部において通信バス50を介して電気的に接続されている。配車サーバ装置5は、性能及び細かな仕様等は異なっていてもよいが、情報処理装置3と略同様のハードウェア構成を備える。
1.6 案内表示装置6
案内表示装置6は、車両乗り場に設置された装置である。図2に示すように、案内表示装置6は、通信部61と、記憶部62と、制御部63と、表示部64と、入力部65とを有し、これらの構成要素が案内表示装置6の内部において通信バス60を介して電気的に接続されている。なお、案内表示装置6は、性能及び細かな仕様等は異なっていてもよいが、乗客端末2及び運転手端末4と略同様のハードウェア構成を備える。なお、案内表示装置6は、車両乗り場と一体であってもよい。
2.機能構成
本節では、本実施形態の機能構成について説明する。図4は、情報処理装置3及び配車サーバ装置5の機能を示す機能ブロック図である。前述の通り、ソフトウェア(記憶部32に記憶されている)による情報処理がハードウェア(制御部33)によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行されうる。
制御部33は、記憶部32に記憶された各種プログラムを実行することにより、受付部331と、判定部332と、決定部333と、表示制御部334として機能する。すなわち、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行されうる。
受付部331は、受付ステップを実行可能に構成される。具体的には、受付部331は、通信部31又は記憶部32を介して情報を受け付け、これを作業メモリに読出可能に構成される。特に、受付部331は、乗客端末2、運転手端末4、配車サーバ装置5または案内表示装置6からネットワーク及び通信部31を介して種々の情報を受け付けるように構成される。本実施形態では、受付部331が受け付けた種々の情報は、記憶部32に記憶されるものとして説明する。
判定部332は、判定ステップを実行可能に構成される。判定ステップにおいて、判定部332は、判定部332は、受付部331が受け付けた種々の情報どうしを比較して所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部332は、受付部331が受け付けた種々のデータと、記憶部32に予め記憶された条件とを比較して、これを満たすか否かを判定することができる。判定部332の判定結果に基づいて、情報処理装置3が異なる処理を実行することができる。
決定部333は、決定ステップを実行可能に構成される。決定ステップにおいて、決定部333は、受付部331が受け付けた種々のデータと、記憶部32に予め記憶された条件とを比較して、種々のデータの中から少なくとも一つを選択するとともに、特定の情報と紐付けて記憶させる。
表示制御部334は、表示制御ステップを実行可能に構成される。表示制御ステップにおいて、表示制御部334は、記憶部32に記憶された種々の情報またはこれらを含む画面等を、乗客端末2または運転手端末4で視認可能な態様で表示させる。具体的には、表示制御部234は、画面、画像、アイコン、メッセージ等の視覚情報を、乗客端末2または運転手端末4の表示部44に表示させるように制御する。表示制御部334は、視覚情報を乗客端末2または運転手端末4に表示させるためのレンダリング情報だけを生成するものであってもよい。
制御部53は、記憶部52に記憶された各種プログラムを実行することにより、受付部531と、決定部532と、表示制御部533として機能する。すなわち、記憶部52に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部53によって具体的に実現されることで、制御部53に含まれる各機能部として実行されうる。なお、受付部531、決定部532及び表示制御部533は、性能及び細かな仕様等は異なっていてもよいが、情報処理装置3における受付部331、決定部333及び表示制御部334と略同様のハードウェア構成を備える。
3.情報処理の詳細
第3節では、イメージ図を参照しながら、アクティビティ図に沿って情報処理装置3により実行される情報処理方法について説明する。図5は、情報処理装置3による情報処理の一例を示すアクティビティ図である。以下、乗客がタクシーを呼ぶ場合を例に挙げて説明する。また、以下、車両乗り場の一例として、タクシー乗り場を例に挙げて説明する。なお、以下の処理の順番は適宜入れ替えることができ、複数の処理が同時に実行されてもよいし、その全ての処理を実行しなくてもよい。
まず、乗客は、乗客端末2を操作することにより、配車依頼をする。乗客端末2は、入力部25を介した乗客の操作に基づき、ネットワーク及び通信部21を介して乗客情報7を配車サーバ装置5に送信する(A101)。
ここで、乗客情報7には、移動条件と、乗客の現在地情報71とが含まれる。移動条件は、所要時間に関する条件と、移動経路に関する条件と、移動料金に関する条件と、車両乗り場に関する条件と、車両411に関する条件と、車両411の運転手に関する条件とのうち少なくとも一つについての条件である。移動条件とは例えば、目的地、支払方法の他、車両411の種類の指定、車両411の設備の指定、運転手の指定、移動経路の希望、希望到着時間、送迎場所に関する希望等である。
移動経路に関する条件とは、より具体的には、危険な地域を避けたルートを通ること、指定の場所を経由すること等である。車両乗り場に関する条件とは、例えば、車両乗り場を指定すること等である。車両411に関する条件とは、例えば、乗車可能な人数が6人以上であること、ドアが横開きであること等を示す条件である。車両411の運転手に関する条件とは、例えば、運転手の国籍、性別、年代、語学能力等に関する条件である。
図6は、乗客端末2に表示される画面100の一例を示すイメージ図である。画面100は、マップ表示エリア110及び情報入力エリア120を含む。マップ表示エリア110には、乗客の現在地に基づき生成された地図が表示され、乗客の現在位置には、現在地オブジェクト111が表示される。また、周辺に案内表示装置6が位置する場合は、案内表示装置6の設置位置にタクシートーテムオブジェクト611が表示される。
情報入力エリア120には、移動条件を選択または任意入力可能な入力欄121が設けられている。入力欄121において、乗客は、入力部25を介して移動条件を入力することができる。タクシーの配車を決定した場合、乗客は、配車要求ボタン122を押下することで、配車要求をすることができる。乗客端末2は、これらの移動条件及び現在地情報71が含まれる乗客情報7をネットワーク及び通信部21を介して配車サーバ装置5に送信する。
配車サーバ装置5の受付部531は、乗客情報7を受け付ける(A102)。次いで、配車サーバ装置5は、ネットワーク及び通信部51を介して情報処理装置3に現在地情報71または現在地情報71を含む乗客情報7を送信する(A103)。次いで、情報処理装置3の受付部331は、ネットワーク及び通信部31を介して乗客情報7を受け付ける(A104)。
判定部332は、乗客情報7に基づき、乗客の現在地がタクシー乗り場(車両乗り場)の利用領域にあるか否かを判定する(A105)。図7は、車両乗り場の利用領域を示すイメージ図である。車両乗り場の利用領域とは、例えば、案内表示装置6を示すタクシートーテムオブジェクト611の設置位置から徒歩10分圏内(例えば、半径500メートル以内)の範囲を示す。以下、この範囲を利用エリア211と呼ぶ。図7における地図200に示すように、現在地オブジェクト201で示される乗客の現在位置が、タクシートーテムオブジェクト611aに係る利用エリア211の範囲内であるので、判定部332は、乗客の現在地がタクシー乗り場の利用領域内であると判定する。また、車両乗り場の利用領域とは、例えば、車両411を駐停車することができない範囲を示すものであってもよい。以下、この範囲を迎車禁止エリア212と呼ぶ。図7の例では、現在地オブジェクト201で示される乗客の現在位置が、迎車禁止エリア212の範囲内であるので、判定部332は、乗客の現在地がタクシー乗り場の利用領域内であると判定する。一方、乗客が現在地オブジェクト203で示される場所に位置する場合、利用エリア211の範囲内でも、迎車禁止エリア212の範囲内でも、迎車禁止エリア213の範囲内でもない。したがって、判定部332は、乗客の現在位置が利用領域の範囲外であると判定する。なお、利用エリア211と、迎車禁止エリア212とは、一部範囲が重複するものであってもよい。
ここで、本実施形態におけるタクシー乗り場は、乗客から呼び出しを受けたタクシーのみが利用することを前提とし、従来のタクシー乗り場とは異なる形態で利用されるものとする。決定部333は、乗客情報7に基づき、乗客の現在地が車両乗り場の利用領域の範囲内である場合、現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、乗客を迎車する迎車場所10に決定する。例えば、乗客が利用エリア211の範囲内に位置する場合、決定部333は、利用エリア211に紐付けられたタクシートーテムオブジェクト611aを迎車場所10に決定する。このように、決定部333は、乗客の現在地がタクシー乗り場の利用領域の範囲内であると判定された場合、現在地から所定の範囲内のタクシー乗り場(車両乗り場)を、乗客を迎車する迎車場所10に決定する(A106)。所定の範囲内とは、具体的には例えば、100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000メートル以内であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。一方、決定部333は、現在位置が利用領域の範囲外であると判定された場合、乗客の現在位置又は現在位置付近の停車可能場所を迎車場所10に決定する。ただし、この場合でも、決定部333は、現在位置から最も近い車両乗り場を迎車場所10に決定してもよい。
一方、決定部333は、現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、乗客情報7に基づいて、特定された車両乗り場のうち、迎車場所10とするタクシー乗り場を決定してもよい。例えば、乗客が前述した現在地オブジェクト201に位置するものとする(図7参照)。また、現在地から所定の範囲内の車両乗り場として、タクシートーテムオブジェクト611a及び、タクシートーテムオブジェクト611bが特定されたものとする。このとき、決定部333は、乗客の現在地がタクシートーテムオブジェクト611bよりも近いタクシートーテムオブジェクト611aを迎車場所10に決定する。また、決定部333は、現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、乗客の移動条件に合致する車両乗り場を迎車場所10に決定する。例えば、移動条件に、移動料金に関する条件の一例である、移動料金の安さを優先する旨の条件が含まれるものとする。このとき、現在地から所定の範囲内にタクシー乗り場が2箇所特定された場合、決定部333は、タクシー乗り場から目的地までのタクシーの乗車料金が少ないタクシー乗り場を優先して迎車場所10に決定する。また、移動条件に、所要時間に関する条件の一例である、最短で到着することを優先する旨の条件が含まれるものとする。このとき、受付部331は、車両411の現在地情報71を受け付け、最もタクシー乗り場に近い車両411が位置するタクシー乗り場を優先して迎車場所10に決定する。
次いで、表示制御部334は、決定された迎車場所10を乗客端末2または運転手端末4に表示させる。具体的には、表示制御部334は、決定された迎車場所10を、配車サーバ装置5を介して乗客端末2及び運転手端末4に表示させる(A107)。表示制御部334は、決定された迎車場所10を、配車サーバ装置5に送信する。配車サーバ装置5の受付部531は、決定された迎車場所10を受け付け、乗客端末2に送信する。乗客端末2の表示部24は、迎車場所10を表示する(A108)。
図8は、乗客端末2に表示される画面300の一例を示すイメージ図である。図8において、乗客の現在地がタクシー乗り場の利用領域の範囲内であると判定された場合の例が示される。画面300は、マップ表示エリア310及び情報入力エリア320を含む。マップ表示エリア310には、乗客の現在地に基づき生成された地図が表示され、乗客の現在位置を示す現在地オブジェクト311とともに、迎車場所10を示す迎車場所オブジェクト312が表示される。このとき、タクシー乗り場が迎車場所10である場合、表示制御部533は、タクシートーテムオブジェクト611が迎車場所10となることを認識可能な態様で表示させる。例えば、表示制御部533は、タクシートーテムオブジェクト611を強調表示させる。また、このとき、表示制御部533は、タクシートーテムオブジェクト611が迎車場所10であることを示す文字情報を表示させる。
また、情報入力エリア320において、迎車場所10の名称、住所等を示す通知321が表示される。乗客は、乗客端末2に表示された迎車場所オブジェクト312及び通知321を確認しながら、迎車場所10へと移動することができる。なお、このとき、表示制御部334は、乗客の現在地から迎車場所10までのルートを表示させてもよい。この時点で乗客が車両411の呼出を取りやめたい場合、配車キャンセルボタン322を押下することで、配車をキャンセルすることができる。
また、配車サーバ装置5の表示制御部533は、配車依頼通知400を運転手端末4に表示させる(A109)。図9は、運転手端末4に表示される配車依頼通知400の一例を示すイメージ図である。図9に示すように、運転手端末4の表示部44は、客から配車依頼を受けたことを示す配車依頼通知400を表示する。配車依頼通知400を確認した運転手は、配車を承諾する場合、配車承諾ボタン401を押下する。配車の承諾行われた場合、運転手端末4は、乗客を迎車することの承諾を示す承諾情報と、車両情報8とをネットワーク及び通信部41を介して配車サーバ装置5に送信する(A110)。
配車サーバ装置5の受付部531は、ネットワーク及び通信部51を介して承諾情報及び車両情報8を受け付ける(A111)。そして、決定部532は、最も早く配車承諾を受け付けた運転手端末4に対応付けられる車両411を、乗客を迎車する迎車車両412を決定する(A112)。
なお、このとき、決定部532は、配車依頼通知400の通知後、配車承諾を受け付ける受付期間を一定時間設けてもよい。一定時間とは、具体的には例えば、10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120,130,140,150,160,170,180,190,200,210,220,230,240,250,260,270,280,290,300秒であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。決定部532は、受付期間が経過するまでに、複数の運転手端末4から配車承諾を受け付けた場合、最も迎車場所10に近い車両411または最も早く配車承諾を配車サーバ装置5に送信した運転手端末4に係る車両411を、迎車車両412に決定する。
そして、配車サーバ装置5は、迎車車両412の車両情報8を乗客端末2に送信し、乗客端末2に表示させる(A113)。そして、乗客端末2の表示部24は、車両情報8を乗客端末2に表示する(A114)。
ここで、車両情報8は、車両411の車両ナンバーと、車両411の車種と、車両411の色と、車両411の現在地情報71と、迎車場所10への到着予定時間と、車両411の所属組織と、車両411の運転手に関する情報とのうち少なくとも一つを含む。また、車両情報8は、車両411の現在地情報71を含む。図10は、乗客端末2に表示される画面500の一例を示すイメージ図である。図10に示されるように、画面500は、マップ表示エリア510及び情報入力エリア520を含む。マップ表示エリア510には、現在地オブジェクト511、迎車場所オブジェクト512及び迎車車両412の現在置を示す現在地オブジェクト513が表示される。また、情報入力エリア520において、迎車車両412の車両情報8を示す通知521が表示される。このような態様により、乗客は、これから迎えに来る迎車車両412の車両情報8と、迎車車両412が現在どこに位置するのかを確認することができる。なお、目印入力ボタン522が押下された場合、表示制御部533は、運転手が乗客を見つけやすいように乗客の服装、人数などの目印を入力することができる入力欄を表示させる(不図示)。
また、配車サーバ装置5は、迎車車両412の車両情報8を情報処理装置3に送信する。情報処理装置3の受付部331は、乗客を迎車する迎車車両412の車両情報8を受け付ける。(A115)。また、決定部333は、迎車場所10がタクシー乗り場である場合、かかる案内表示装置6を特定する。そして、表示制御部334は、決定された車両乗り場の案内表示装置6に乗客を迎車する車両411の車両情報8を表示させる(A116)。そして、案内表示装置6は、車両情報8を表示させる(A117)。
図11は、案内表示装置6に表示される画面600の一例を示すイメージ図である。画面600は、迎車車両412の車両情報8を含む。例えば、画面600において、サービス名601、タクシー会社602、到着予定時刻603、ナンバー604、無線番号605、遅延の有無等を示す備考606等、迎車車両412に関する車両情報8が表示させる。
このような態様により、情報処理装置3は、迎車場所10の決定に伴い、迎車車両412に関する車両情報8を案内表示装置6に表示させることができる。また、迎車場所10に到着した乗客にとっては、案内表示装置6に表示された車両情報8を確認することができる。これにより、乗客は、自身の乗客端末2に表示された車両情報8と、案内表示装置6に表示された車両情報8とを照らし合わせて、自身が呼んだタクシーとの待ち合わせ場所に間違いがないかを確認することができる。
また、乗客がタクシーの停車ができない場所にいる場合など、タクシー乗り場を利用することが好ましい場所に位置する場合、本実施形態におけるタクシー乗り場を、自身が呼んだタクシーとの待ち合わせ場所として利用することができる。これにより、車両411による乗客輸送の最適化が図られる。
なお、このとき、乗客を迎車した運転手端末4は、運転手の操作に基づき、迎車車両412が乗客を乗せたことを示す情報を配車サーバ装置5を介して情報処理装置3に送信する。そして、表示制御部334は、案内表示装置6に表示された車両情報8のうち、乗客の迎車が完了した迎車車両412についての車両情報8の表示を削除させる。このような態様により、迎車完了後、案内表示装置6に表示された車両情報8が表示されなくなることで、案内表示装置6は、オンデマンドで表示態様を変化させることができる。例えば、案内表示装置6の現在の利用状況が一覧性をもって表示されるため、複数の乗客に同じタイミングでタクシー乗り場が利用される場合、他の乗客が、自身が呼んだタクシーではないタクシーに間違って乗ってしまうといったトラブルを回避することができる。
さらに、本実施形態における情報処理システム1によってタクシー乗り場が利用された場合、乗客からの呼出を受けていない、いわゆる客待ちタクシーによる駐停車の必要がない形で乗客を迎車することができる。また、本実施形態によれば、既存のタクシー乗り場とは別に、配車依頼を受けたタクシーが駐停車可能なタクシー乗り場が確保されることとなる。したがって、既に他の客待ちタクシーが駐停車していることで、乗客によって呼び出された迎車車両412が駐停車できない、といった問題の予防とともに、客待ちタクシーによる渋滞の発生や、他の車両411の通行阻害を防止することができる。
また、タクシー乗り場に本実施形態における案内表示装置6が設置されることで、タクシー乗り場をオンデマンドで利用可能となり、本実施形態におけるタクシー乗り場の駐車可能台数が1台であるなど、従来のタクシー乗り場に比べて駐車可能台数が少ない場合でも、タクシー乗り場として十分な機能を発揮することができる。その結果、タクシー乗り場を設置するハードルが下がり、多くの場所でタクシー乗り場を設置することができる。
4.第2の実施形態
本節では、第2の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。図12は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の構成概要を示す図である。第2の実施形態に係る情報処理システム1は、乗客端末2と、情報処理装置3と、複数の運転手端末4とを備え、これらが電気通信回線を通じて通信可能に構成される。
下記に示すように、配車サーバ装置5の制御部53によって実現される機能の少なくとも一部は、情報処理装置3の制御部33により実施されてもよい。
図13は、第2の実施形態に係る情報処理の一例を示すアクティビティ図である。なお、第2の実施形態に係る情報処理システム1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1と同様の構成や特徴を含むが、これらの構成については、説明を省略する。
まず、乗客端末2は、配車要求及び乗客情報7を情報処理装置3に送信する(A201)。受付部331は、乗客端末2から送信された配車要求及び乗客情報7を受け付ける(A202)。判定部332は、乗客情報7に基づき、乗客の現在地がタクシー乗り場(車両乗り場)の利用領域にあるか否かを判定する(A203)。決定部333は、乗客の現在地がタクシー乗り場の利用領域の範囲内であると判定された場合、現在地から所定の範囲内のタクシー乗り場(車両乗り場)を、乗客を迎車する迎車場所10に決定する(A204)。
続いて、表示制御部334は、ネットワーク及び通信部31を介して決定された迎車場所10を乗客端末2または運転手端末4に表示させる(A205)。乗客端末2は、迎車場所10を表示させる(A206)。また、配車依頼通知400を運転手端末4に表示させる(A207)。運転手端末4から承諾情報及び車両情報8が送信されると(A208)、受付部331は、乗客を迎車することの承諾を示す承諾情報と、車両411の車両情報8とを運転手端末4から受け付ける(A209)。決定部333は、迎車の承諾を受け付けた運転手端末4に係る車両411を、乗客を迎車する迎車車両412に決定する(A210)。そして、表示制御部334は、迎車車両412の車両情報8を乗客端末2に表示させる。また、迎車場所10が案内表示装置6に係るタクシー乗り場である場合、その迎車場所10の案内表示装置6に車両情報8を表示させる(A211)。乗客端末2及び案内表示装置6は、車両情報8を表示する(A212及びA213)。
5.変形例
第5節では、前述した情報処理システム1の情報処理方法の変形例について説明する。情報処理システム1は、以下の構成を含む態様で提供されてもよい。
受付部331は、車両乗り場の利用状況を示す利用情報9を案内表示装置6から受け付けてもよい。このとき、決定部333は、現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、乗客情報7と、利用情報9とに基づいて、特定された車両乗り場のうち、迎車場所10とする車両乗り場を決定する。例えば、現在地から所定の範囲内に車両乗り場が2箇所特定されたものとする。このとき、決定部333は、他のタクシーによる迎車が行われていない車両乗り場を優先して迎車場所10に決定する。このような態様により、乗客は、タクシーを待つ他の乗客が存在することで混雑している車両乗り場の利用を回避し、より空いている車両乗り場を利用することができる。
[その他]
上述の実施形態では、迎車場所10が決定された後、迎車車両412の決定が行われる例を示したが、これに限られない。例えば、受付部331は、乗客の現在地情報71を含む乗客情報7と、乗客を迎車する迎車車両412の車両情報8を受け付けた後、判定部332は、乗客情報7に基づき、乗客の現在地が車両乗り場の利用領域にあるか否かを判定してもよい。このとき、決定部333は、現在地が利用領域の範囲内であると判定された場合、現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、タクシーの迎車場所10に決定する。また、表示制御部334は、決定された迎車場所10を乗客端末2または迎車車両412の運転手端末4に表示させる。
受付部331が承諾情報を受け付けた後、表示制御部334は、迎車場所10を乗客端末2に表示させてもよい。また、表示制御部334は、迎車場所10の表示と、配車依頼の表示とを同時に実行してもよい。
本実施形態の態様は、プログラムであってもよい。プログラムは、コンピュータに、情報処理装置3における各ステップを実行させる。
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記制御部は、判定ステップを実行するように構成され、前記判定ステップでは、前記乗客情報に基づき、前記乗客の現在地が車両乗り場の利用領域にあるか否かを判定し、前記決定ステップでは、前記乗客の現在地が前記利用領域の範囲内であると判定された場合、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、前記乗客を迎車する迎車場所に決定する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記受付ステップでは、前記乗客を迎車する迎車車両の車両情報を受け付け、前記表示制御ステップでは、決定された前記車両乗り場の案内表示装置に前記車両情報を表示させる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記受付ステップでは、前記乗客を迎車することの承諾を示す承諾情報と、車両の車両情報とを運転手端末から受け付け、前記決定ステップでは、迎車の承諾を受け付けた運転手端末に係る車両を、前記乗客を迎車する迎車車両に決定し、前記表示制御ステップでは、決定された前記車両乗り場の案内表示装置に、前記迎車車両の車両情報を表示させる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記車両情報は、車両の車両ナンバーと、前記車両の車種と、前記車両の色と、前記車両の現在地情報と、迎車場所への到着予定時間と、前記車両の所属組織と、前記車両の運転手に関する情報とのうち少なくとも一つを含む、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記乗客情報は、移動条件を含み、前記移動条件は、所要時間に関する条件と、移動経路に関する条件と、移動料金に関する条件と、前記車両乗り場に関する条件と、前記車両に関する条件と、前記車両の運転手に関する条件とのうち少なくとも一つについての条件で、前記決定ステップでは、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、前記乗客情報に基づいて、特定された前記車両乗り場のうち、迎車場所とする車両乗り場を決定する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、受付ステップでは、前記車両乗り場の利用状況を示す利用情報を受け付け、前記決定ステップでは、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、前記乗客情報と、前記利用情報とに基づいて、特定された前記車両乗り場のうち、迎車場所とする車両乗り場を決定する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記決定ステップでは、前記現在位置が前記利用領域の範囲外であると判定された場合、前記現在位置又は前記現在位置付近の停車可能場所を迎車場所に決定する、情報処理装置。
情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部は、受付ステップと、判定ステップと、決定ステップと、表示制御ステップとを実行するように構成され、前記受付ステップでは、乗客の現在地情報を含む乗客情報と、前記乗客を迎車する迎車車両の車両情報を受け付け、前記判定ステップでは、前記乗客情報に基づき、前記乗客の現在地が車両乗り場の利用領域にあるか否かを判定し、前記決定ステップでは、前記現在地が前記利用領域の範囲内であると判定された場合、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、前記迎車車両の迎車場所に決定し、前記表示制御ステップでは、決定された前記迎車場所を乗客端末または前記迎車車両の運転手端末に表示させる、情報処理装置。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、前記情報処理装置における各ステップを備える、情報処理方法。
プログラムであって、コンピュータに、前記情報処理装置における各ステップを実行させる、プログラム。
もちろん、この限りではない。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :情報処理システム
2 :乗客端末
20 :通信バス
21 :通信部
22 :記憶部
23 :制御部
24 :表示部
25 :入力部
3 :情報処理装置
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
4 :運転手端末
40 :通信バス
41 :通信部
42 :記憶部
43 :制御部
44 :表示部
45 :入力部
5 :配車サーバ装置
50 :通信バス
51 :通信部
52 :記憶部
53 :制御部
6 :案内表示装置
60 :通信バス
61 :通信部
62 :記憶部
63 :制御部
64 :表示部
65 :入力部
7 :乗客情報
71 :現在地情報
8 :車両情報
9 :利用情報
10 :迎車場所
100 :画面
110 :マップ表示エリア
111 :現在地オブジェクト
120 :情報入力エリア
121 :入力欄
122 :配車要求ボタン
200 :地図
201 :現在地オブジェクト
203 :現在地オブジェクト
211 :利用エリア
212 :迎車禁止エリア
213 :迎車禁止エリア
234 :表示制御部
300 :画面
310 :マップ表示エリア
311 :現在地オブジェクト
312 :迎車場所オブジェクト
320 :情報入力エリア
321 :通知
322 :配車キャンセルボタン
331 :受付部
332 :判定部
333 :決定部
334 :表示制御部
400 :配車依頼通知
401 :配車承諾ボタン
411 :車両
412 :迎車車両
500 :画面
510 :マップ表示エリア
511 :現在地オブジェクト
512 :迎車場所オブジェクト
513 :現在地オブジェクト
520 :情報入力エリア
521 :通知
522 :目印入力ボタン
531 :受付部
532 :決定部
533 :表示制御部
600 :画面
601 :サービス名
602 :タクシー会社
603 :到着予定時刻
604 :ナンバー
605 :無線番号
606 :備考
611 :タクシートーテムオブジェクト
611a :タクシートーテム
611b :タクシートーテム

Claims (10)

  1. 情報処理装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、受付ステップと、決定ステップと、表示制御ステップとを実行するように構成され、
    前記受付ステップでは、乗客の現在地情報を含む乗客情報を受け付け、
    前記決定ステップでは、前記乗客情報に基づき、前記乗客の現在地が車両乗り場の利用領域の範囲内である場合、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、前記乗客を迎車する迎車場所に決定し、
    前記現在地が前記利用領域の範囲外であると判定された場合、前記現在地又は前記現在地付近の停車可能場所を前記迎車場所に決定し、
    前記表示制御ステップでは、決定された前記迎車場所を乗客端末または運転手端末に表示させる、
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、判定ステップを実行するように構成され、
    前記判定ステップでは、前記乗客情報に基づき、前記乗客の現在地が車両乗り場の利用領域にあるか否かを判定し、
    前記決定ステップでは、前記乗客の現在地が前記利用領域の範囲内であると判定された場合、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、前記乗客を迎車する迎車場所に決定する、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記受付ステップでは、前記乗客を迎車する迎車車両の車両情報を受け付け、
    前記表示制御ステップでは、決定された前記車両乗り場の案内表示装置に前記車両情報を表示させる、
    情報処理装置。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記受付ステップでは、前記乗客を迎車することの承諾を示す承諾情報と、車両の車両情報とを運転手端末から受け付け、
    前記決定ステップでは、迎車の承諾を受け付けた運転手端末に係る車両を、前記乗客を迎車する迎車車両に決定し、
    前記表示制御ステップでは、決定された前記車両乗り場の案内表示装置に、前記迎車車両の車両情報を表示させる、
    情報処理装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記車両情報は、車両の車両ナンバーと、前記車両の車種と、前記車両の色と、前記車両の現在地情報と、迎車場所への到着予定時間と、前記車両の所属組織と、前記車両の運転手に関する情報とのうち少なくとも一つを含む、
    情報処理装置。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記乗客情報は、移動条件を含み、
    前記移動条件は、所要時間に関する条件と、移動経路に関する条件と、移動料金に関する条件と、前記車両乗り場に関する条件と、車両に関する条件と、前記車両の運転手に関する条件とのうち少なくとも一つについての条件で、
    前記決定ステップでは、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、前記乗客情報に基づいて、特定された前記車両乗り場のうち、迎車場所とする車両乗り場を決定する、
    情報処理装置。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    受付ステップでは、前記車両乗り場の利用状況を示す利用情報を受け付け、
    前記決定ステップでは、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場が複数箇所特定された場合、前記乗客情報と、前記利用情報とに基づいて、特定された前記車両乗り場のうち、迎車場所とする車両乗り場を決定する、
    情報処理装置。
  8. 情報処理装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、受付ステップと、判定ステップと、決定ステップと、表示制御ステップとを実行するように構成され、
    前記受付ステップでは、乗客の現在地情報を含む乗客情報と、前記乗客を迎車する迎車車両の車両情報を受け付け、
    前記判定ステップでは、前記乗客情報に基づき、前記乗客の現在地が車両乗り場の利用領域にあるか否かを判定し、
    前記決定ステップでは、前記現在地が前記利用領域の範囲内であると判定された場合、前記現在地から所定の範囲内の車両乗り場を、前記迎車車両の迎車場所に決定し、
    前記現在地が前記利用領域の範囲外であると判定された場合、前記現在地又は前記現在地付近の停車可能場所を前記迎車場所に決定し、
    前記表示制御ステップでは、決定された前記迎車場所を乗客端末または前記迎車車両の運転手端末に表示させる、
    情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    請求項1~請求項の何れか1つに記載の情報処理装置における各ステップを備える、
    情報処理方法。
  10. プログラムであって、
    コンピュータに、請求項1~請求項の何れか1つに記載の情報処理装置における各ステップを実行させる、
    プログラム。
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