JP7332221B2 - プラスチック顆粒物質を取り扱うための重荷重内部渦装置およびそれに関連する方法 - Google Patents

プラスチック顆粒物質を取り扱うための重荷重内部渦装置およびそれに関連する方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラスチック顆粒を処理するための旋回トラフ装置に関する。
ある種のプラスチック顆粒は、実際の造粒後に、顆粒の構造を変化させるために特別な熱後処理に供される。例えば、ポリ乳酸顆粒(PLA顆粒)ポリテトラフルオロエチレン顆粒(PET顆粒)は、造粒プロセスからまずは非晶質状態で得られる。非晶質顆粒は、結晶化とも呼ばれる後処理工程において、少なくとも部分的に結晶状態に変換される。この結果、分子鎖間のアラインメントが増加する。
温度制御は、結晶化に対して重要な役割を果たす。一方において、非晶質顆粒は、対応する反応温度にするか、或いは反応温度に保持しなければならない。しかしながら、他方では、PLA顆粒、PET顆粒、PU顆粒などの一部の顆粒は、移行フェーズにおいてくっつく傾向がある。
PLA顆粒は、通常、80~120℃の範囲の温度で造粒機から出される。個々のPLA顆粒粒子は、最初は非常に粘着性のある表面を有している。結晶化中に顆粒粒子が互いにくっつくのを防ぐ必要があるが、ガラス転移温度が約60~80℃、結晶化温度が約90℃と互いに非常に近いことが、PLAの乾燥と結晶化を困難にしている。
PET顆粒もまた、結晶化に必要な反応温度、すなわち約80°C~170°Cの下で、既に粘着性がある。したがって、顆粒粒子の凝集を避けるためには、結晶化中に動かしておかなければならない。結晶化度が増すにつれて、くっつく傾向は減少する。
このような顆粒を結晶化するための多くの技術的解決策が、従来技術から知られている。
より最近のアプローチは、予備乾燥した温かい造粒からの顆粒を、すぐ下流の結晶化プロセス中に励起振動に供するという考察に基づいている。励起振動により、顆粒粒子の付着が防止される。同時に、顆粒粒子に蓄えられたプロセス熱を結晶化に利用できるため、追加の熱は必要とされなくなる。これとは対照的に、例えばサイロに一時的に貯蔵する顆粒は、付着を防ぐために最初に冷却し、続いて結晶化のために再び加熱しなければならない。
欧州特許第1924414号明細書は、旋回トラフ装置として知られているものを使用した、結晶化のための反応温度範囲における顆粒の後処理を開示している。このような装置は、顆粒を受容する振動トラフと、振動トラフの励起振動のための少なくとも1つの振動励起器と、を備える。励起振動は、振動トラフの長手方向および鉛直方向にまたがる平面に垂直な個別の横断成分を有して生起される。
この特殊なタイプの励起振動は、振動トラフの長手方向への顆粒のらせん運動を引き起こすが、これが旋回トラフ装置の特徴である。横断方向の励起振動により、顆粒粒子は振動トラフの側壁を上方に移動し、鉛直壁部分に到達すると、続いて上昇してくる顆粒粒子の上を滑ってトラフ内に戻る。この結果、顆粒粒子同士の高い相互作用を伴う切れ目のない連続的な顆粒の流れが得られ、プロセス熱を相互に交換できる。このようにして、結晶化段階において顆粒粒子の非常に狭い滞留時間スペクトルが実現されるだけでなく、同時に、非常に均質な温度プロファイルも達成され、製品品質に有利な効果を与える。従来の振動コンベア、スクリーン装置、またはスクリューコンベアを使用しても、顆粒粒子の高い相互作用を伴う顆粒のらせん運動が不可能であるため、そのような効果は実現できない。
本出願の出願人に帰属させることができる欧州特許第1924414号明細書で提案された旋回トラフ装置は、設計上、比較的小さい製品処理能力速度にのみ適している。製品のらせん運動を発生させるために必要な横断成分により、製品量が増加するにつれて、振動トラフの長手方向および鉛直方向を横断する高い質量力が生じる。
本発明の目的は、プラスチック顆粒の結晶化中に旋回トラフ装置を使用して、より高い製品処理能力速度を実現することである。
この目的は、請求項1による重荷重用旋回トラフ装置によって、達成される。前記装置は、プラスチック顆粒を受容するための振動トラフであって、トラフベースと2つの反対側の側壁とを有し、長手方向における振動トラフの長さは、長手方向に垂直なトラフ断面の最大高さおよび幅よりも大きい、振動トラフと、少なくとも2つの振動励起器であって、長手方向および鉛直方向によって形成される平面に垂直な横断成分を有する励起振動を発生させるための、少なくとも2つの振動励起器と、少なくとも2つのトラフ支持体であって、振動トラフの長手方向に互いに離間して配置され、それぞれがトラフベースおよび側壁を外側から支持し、また、トラフベースの反対側で振動トラフを橋渡しする、少なくとも2つのトラフ支持体と、を備え、1つの振動励起器は、それぞれのケースにおいてトラフ支持体の少なくとも2つに固定されている。
このような構成によって初めて、製品品質を損なうことなく質量3~10tの製品量を処理することが可能になる。このケースでは、30~60kgm/sの加速度が実現できる。
トラフ支持体の特別な設計により、横断方向の高質量力をうまく管理できる。
本発明の有利な実施形態は、さらなる請求項の主題を形成する。
よって、特に安定した設計のために、トラフ支持体は、それぞれ振動トラフを径方向に取り囲む閉環を形成できる。
好ましくは、振動トラフの長手方向と、各トラフ支持体の主延長面とが75°~88°の範囲の最小角度を囲むように、振動トラフがトラフ支持体を略垂直に貫通する。したがって、トラフ支持体は、その断面の略平面内で振動トラフを支える。
1つの変形例において、トラフ支持体の主延長面は、振動トラフの長手方向に対して略横断方向に延びる鉛直面である。いくつかのトラフ支持体は、振動トラフの長手方向において互いに平行に配置できる。
さらなる変形例において、トラフ支持体は、一定の壁厚を有する一体型の支持プレートを有し、この支持プレートに振動トラフのための通路開口が形成されている。このような板は、わずかな労力で製造できる。必要であれば、端部をフランジ板によって追加補強できる。
さらに、振動トラフのトラフベースは、長手方向において供給端から出口端まで下方に傾斜させることができる。これにより、振動トラフを通る長手方向への顆粒の輸送が促進される。好ましくは、製品輸送は、供給端での新しい供給によってのみもたらされるが、場合によっては、振動的に補助することもできる。しかしながら、表層励起振動成分は横断方向に揃えたままとする。長手方向における顆粒粒子の高加速は回避される。
好ましい一変形例では、振動トラフのトラフベースは、長手方向において水平面に対して2°~15°の範囲の角度で傾斜している。
さらなる一変形例によれば、振動トラフの供給端と出口端との間のトラフ断面には障壁がない。これにより、製品流における混合が促進され、均質な製品品質のために有利である。
トラフ支持体は、ケージ状のハウジング構造内に含めることができるが、このハウジング構造は、一方では高い剛性を有するが、他方では必要な材料は少量であり、よって比較的軽量である。この目的のために、さらなる一変形例によれば、隣接するトラフ支持体は、振動トラフの長手方向において、少なくとも3つの長手方向部材によって互いに接続される。
振動トラフ内の製品質量が高いケースでは、励起振動の力作用の方向がまさに重要な役割を果たすことも示されている。好ましくは、また、本発明による装置の全体の高さおよび支持体に関して、振動励起器は、振動トラフの上方、および、そこに、好ましくは側壁の1つに隣接する横方向外側もしくは上方の領域において、各振動励起器の励起振動の力作用線が、側壁から振動励起器側の側壁の上縁までの間で、振動トラフの幅の最大20%、好ましくは最大10%の距離で延びるように、配置される。振動励起器の上記の配置はまた、下方からの振動トラフの簡単な断熱を可能にする。
好ましくは、各振動励起器の励起振動の力作用線は、振動トラフの横断方向において、トラフベースの中心の上流で交差するように、振動トラフの幅に合わせて揃えられる。
さらなる一変形例では、横断方向を含む鉛直面において、各振動励起器の励起振動の励起振動の力作用線は、トラフベースと、25°~50°の範囲の角度を囲んでいることが好ましい。角度が平坦すぎたり急すぎたりすると、望まれる側壁での顆粒粒子の上昇や振動トラフ内における顕著ならせん運動もしくは渦の形成が妨げられる。
振動トラフ内における顆粒のらせん運動を促進するために、トラフベースは、トラフ断面の平面内に直線部を有し、この直線部は、トラフ断面の平面内において振動励起器から離れるように水平に対して下方に傾斜し、特に水平に対して2°~15°の角度で傾斜していてもよい。
トラフ幅がより大きいケースでは、直線部は、振動トラフの長手方向に延びる1つまたは複数のビードによって2つ以上の直線セグメントに分割されてもよい。このケースにおいて、全傾斜平均は、前述した2°~15°の枠組み内にとどまっていることが好ましい。
これに関連して、振動トラフの側壁がそれぞれ湾曲部分を介してトラフベースに合流している場合、振動励起器側の湾曲部分の曲率半径は、反対側の湾曲部分の曲率半径よりも大きい。振動励起器から離れる側の曲率半径が小さくなるため、振動トラフの使用可能容量も増加する。
好ましくは、振動励起器側の湾曲部の曲率半径の、反対側の湾曲部の曲率半径に対する比は、2より大きく、より好ましくは5より大きい。
さらに、振動励起器側の湾曲部の曲率半径の、側壁間の振動トラフの幅に対する比は、可能な限り、0.3未満かつ0.1超となるように選択されるべきである。
既に述べたように、振動励起器側の湾曲部分の曲率半径は、反対側の湾曲部分の曲率半径よりも大きく、特に著しく大きくなるべきである。さらなる一変形例では、この大きい方の曲率半径は、振動トラフの最大トラフ深さ、すなわち振動トラフの内側で測定された高さの少なくとも4分の1になるように、選択される。
振動トラフの充填目標は、トラフ断面の50%超である。
上で説明した重荷重用旋回トラフ装置は、互いにくっつく傾向を有するプラスチック顆粒を結晶化するための方法を実施するのに、特に適している。前記方法は、前述した請求項の1つに記載の振動トラフに、結晶化のための反応温度の範囲内でガラス転移温度を超える温度を供給時に有するプラスチック顆粒を装填することと、振動トラフ内のプラスチック顆粒がらせん運動に供されるように、振動励起器によって振動トラフを励起することと、を含み、振動トラフにおけるプラスチック顆粒の滞留時間は20~60分であり、振動トラフは、その断面の少なくとも50%がプラスチック顆粒で充填される。このケースでは、顆粒の供給は連続的に行われることが好ましい。しかしながら、バッチ操作もまた、可能である。
本発明を、図面に示された実施形態を参照しつつ、以下でより詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る重荷重用旋回トラフ装置の3次元図である。 図2は、図1に係る重荷重用旋回トラフ装置のさらなる3次元図である。 図3は、図1に係る重荷重用旋回トラフ装置の断面図である。 図4は、ビード付直線部を有する一変形例のトラフベースの詳細図である。
図1から図3の実施形態は、プラスチック顆粒を結晶化するのに適しするように構成された、重荷重用旋回トラフ装置1の形態の装置を示す。本発明は、欧州特許第1924414号明細書で説明されている旋回トラフの技術的原則に基づくものであり、この点に関する前記特許の内容は本開示に明示的に組み込まれる。
図面および以下の説明では、デカルト座標系xyzを参照するが、xは水平軸を表し、yはxに直交する水平軸を表し、zはxとyに直交する鉛直軸を表す。鉛直軸zは重力の方向と一致する。したがって、x軸およびy軸は、重力の方向に垂直な水平面xyにまたがっている。
重荷重用旋回トラフ装置については、さらなるデカルト位置座標系abcをさらに参照するが、aは装置の長手軸を画定し、bはこれに直交する装置の横断方向を画定し、cはaおよびbに直交する水平を画定する。横断方向bはy軸と一致する。以下で横断方向と言及する場合、上で定義したように理解されたい。長手軸aはx軸と一致する可能性があり、鉛直方向cはz軸と一致する可能性がある。しかしながら、原則として、長手軸aおよび鉛直方向zは、以下でさらに詳細に説明するように、対応する軸xおよびzに対してわずかに傾斜している。
本発明による重荷重用旋回トラフ装置1は、最初に、プラスチック顆粒を受容するための振動トラフ10を備える。振動トラフ10は、略U字形状の断面プロファイルを有する細長いトラフの様式で設計される。したがって、旋回トラフ装置は、トラフベース11と、トラフベース11によって互いに接続されている2つの対向する側壁12aおよび12aと、を有する。
好ましくは、断面プロファイルは、振動トラフ10の長さにわたって一定である。さらに、長手方向aにおいて端部の間には障壁がない。
側壁12a,12bは、互いに略平行に配向し、長手方向に一定の距離を有することができ、この距離は1,000~3,000mmの範囲であることが好ましく、1,500~2,500mmの範囲であることがさらに好ましい。これらの側壁は、振動トラフの長手方向aおよび鉛直方向cに延びる。
側壁12aおよび12bは、それぞれ湾曲部13aまたは13bを介してトラフベース11に合流する。
トラフベース11は、原則的には水平面xyにおける略平面として設計できる。しかしながら、トラフベースは振動トラフ10の長手方向aおよび/または横断方向bにおいて僅かに傾斜していることが好ましい。
例えば、振動トラフ10のトラフベース11は、供給端14から出口端15への顆粒の通過を促進するために、長手方向aにおいて振動トラフ10の供給端14から出口端15まで下方に傾斜させることができる。これは特に、振動トラフ10における顆粒の供給が、振動トラフ10への顆粒の供給によってのみかつ排他的に達成される場合、すなわち、振動支持体を搬送することなく達成されるケースである。しかしながら、その変更例では、長手方向aにおける顆粒の供給は、振動的にも引き起こすことができる。後者はまた、振動トラフ10における顆粒の供給方向を逆転させる可能性を含む。
長手方向aにおける傾斜は、水平面xyに対して2°~15°の範囲の角度αで行われることが好ましい。上記で定義された座標系に関連して、これは、長手軸aがx軸に対して言及された角度αに設定されることを意味する。
トラフベース11の横断方向bにおける傾斜を、図3に示す。トラフベース11は、トラフ断面の平面内において直線部を有する、すなわちトラフ断面の平面bcにおいて水平bに対して第1側壁12aから第2側壁12bに向かって下方に傾斜した平面bcを有する。トラフベース11の直線部は、特に水平bに対して2°~15°の角度βで傾斜していることが好ましい。トラフベース11は、よって、振動トラフ10の横断方向bにおいて傾斜面を示している。
本実施形態の一変更例では、トラフベース11の直線部は、振動トラフ10の長手方向aに延びる1つ以上のビード11aによって、互いに角度が付けられた2つ以上の直線セグメント11b,11cに分割される。図4は、例として、2つの直線セグメント11bおよび11cを有する、ビード付トラフベース11の断面を示す。このケースでは、トラフベース11が湾曲部13a,13bに合流するまでの間で測定される全傾斜平均βが、2°~15°の範囲にとどまることが好ましい。トラフベース11のビードは、補強効果を実現する。
既に述べたように、振動トラフ10の側壁12aおよび12bは、それぞれ湾曲部13aおよび13bを介してトラフベース11に合流する。このケースでは、図3にも示すように、一方の側の湾曲部13aの曲率半径rは、反対側の湾曲部13bの曲率半径rよりも大きい。第1の側の湾曲部13aの領域では、顆粒内で渦形成が生起される。反対側の曲率半径rが小さいと、振動トラフ10の充填容積を大きくする上で有利であり、結果として高い製品処理能力を実現できる。
大きい曲率半径rは、振動トラフ10の最大トラフ深さtの少なくとも4分の1、すなわち振動トラフ10の内側で測定された高さの少なくとも4分の1になるように、選択される。
最初に言及した側の湾曲部13aの曲率半径rの、反対側の湾曲部13bの曲率半径rに対する比は、2より大きいことが好ましく、5より大きいことがより好ましい。
最初に言及した側の湾曲部13aについての特に好都合な曲率半径rは、トラフ幅1,800mmでは180~450mmの範囲にある。
側壁12aと12bとの間の振動トラフ10の内法w、すなわち横断方向bまたはyへの延出長に関して、振動トラフ10の幅に対する最初に言及した側の湾曲部13aの曲率半径rの比は、0.25未満および/または0.1超であることが好ましい。
通常、内法wは、トラフ深さtよりも大きくなるように選択される。
本発明による装置1は、振動トラフ10に励起振動を発生させるための少なくとも2つの振動励起器20をさらに備えており、ここで、励起振動は、横断方向bまたはyの成分を有する。この励起振動の横断成分は、振動トラフ10の断面プロファイルの形成と併せて、振動トラフ10における長手方向aに平行な軸周りの顆粒の渦またはらせん運動の形成の決め手となる。また、励起振動は、鉛直方向zまたは高さ方向cの成分を含むことができる。これに対し、長手方向aまたはx軸方向が占める割合は無視できる。
振動励起器20は、例えば、全ての振動励起器20による励起が同期して行われるように互いに連結される有向励起器として、設計できる。ただし、他のタイプの励起器もまた可能である。
振動励起器20は、振動トラフ10に直接取り付けられるのではなく、むしろ、以下でより詳細に説明される、振動トラフ10を運ぶケージ状のハウジング構造30に、取り付けられる。
ハウジング構造30は、2つ以上のトラフ支持体31を土台としており、トラフ支持体は、好ましくは平行に、すなわち振動トラフ10の長手方向aにおいて連続して、配置されている。このケースでは、トラフ支持体31は、図1および図2にはっきりと見られるように、それぞれ互いに離間している。トラフ支持体31は、最初は別々の構成要素として製造できる。本ケースでは、例として、3つのトラフ支持体31が示されている。しかしながら、その数は、振動トラフ10の長さに応じて、より小さくもまたはより大きくも、選択できる。
ハウジング構造30はまた、長手部材32を有しており、長手部材によって隣接するトラフ支持体31が互いに強固に接続される。本ケースでは、少なくとも2つの隣接するトラフ支持体31を、または任意選択により全てのトラフ支持体31を接続するために、振動トラフ10の横方向、好ましくはx方向に延びる3つの長手部材32が設けられている。長手部材32は、棒形状またはバー形状とすることができる。1つの変形例では、これらは一定の断面プロファイルを有する。特に、長手部材32は、中空プロファイルとして設計することもできる。
ハウジング構造30は、ばね40を介して基板に支持されている。ばね40は、トラフ支持体31の少なくとも一部に配置されることが好ましい。
振動励起器20は、トラフ支持体31の振動トラフ10の上方で、好ましくは最初に言及した側の側壁12aの上方、またはその外側に対して幾分横方向に、座することが好ましい。
振動トラフ10における3~10tオーダーの大きさの大きな塊の顆粒の同時処理に関して、トラフ支持体31は特別な様式で設計される。
トラフ支持体31の断面は、図3にはっきりと見ることができる。トラフ支持体31は、振動トラフ10に強固に接続されている。特に、トラフ支持体31は、下部ベース部分31cから鉛直上方に延びる2本の鉛直支柱31a,31bを有する。鉛直支柱31a,31bは、ブラケット部分31dによって互いに接続されており、前記部分31a~31dの間に振動トラフ10用の通路開口33が形成される。トラフ支持体31は、y軸およびz軸方向に主延長部を有し、すなわちx方向における延長部はこれらに対して比較的小さいため、ディスク形状またはプレート形状と呼ぶことができる。
トラフ支持体31は、図1から図3に見られるように、振動トラフ10のトラフベース11並びに側壁12aおよび12bを外側から支持している。よって、鉛直支柱31aおよび31bは、外側の振動トラフの側壁12aおよび12bに寄りかかっている。同様に、トラフベース11は、下部ベース部分31cに支えられている。
さらに、トラフ支持体31は、トラフベース11とは反対側で振動トラフ10を橋渡ししている。ブラケット部分31dは、鉛直支柱31aと31bを互いに接続しており、したがって振動トラフ10の上方から横断方向bまたはyに延びている。
本ケースでは、トラフ支持体31は、それぞれ振動トラフ10を径方向に取り囲む閉環を形成している。
このケースでは、振動トラフ10は、トラフ支持体31を略垂直に通過し、すなわち振動トラフ10の長手方向aと、各トラフ支持体31の主延長面xyとが75°~90°の範囲の最小角度を囲んでいる。
結果として、振動トラフ10のハウジング構造30への非常に安定した取付が実現され、ひいては比較的軽量に設計できるようになる。特に、横断方向bへの振動トラフ10の任意の拡幅やブリージングが相殺される。
1つの変形例において、トラフ支持体31は、それぞれ一定の壁厚を有する一体型の支持プレート34を有し、この支持プレートに振動トラフ10のための通路開口33が形成されている。追加補強は、支持プレート34の外縁に溶接されたフランジプレート35によって非常に容易に実現できる。
一体型の支持プレート34の代わりに、振動トラフ10を直接支持するトラフ支持体31のリング構造を、いくつかの個々の部品から組み立て、特に溶接することもできる。
さらに、トラフ支持体31を鋳物として製造することが可能である。
振動励起器20は、一方の側壁12aに隣接する横方向外側もしくは上方の領域において、各振動励起器20の励起振動の力作用線kが、側壁12aと12bとの間の振動トラフ10の幅Wの最大20%、より好ましくは最大10%の距離で振動励起器の側壁12aの上縁12cまで延びるように、振動トラフ10の上方でトラフ支持体31上に配置される。
各振動励起器20の励起振動の力作用線kは、トラフベース11の中心の上流側でトラフベース11と振動トラフ10の横断方向bまたはyに交差することが好ましい。これにより、より緩やかに湾曲した振動トラフ10の振動励起器側の湾曲部13aの領域において渦形成が促進され、処理すべき顆粒粒子間の多数の衝突が担保される。
さらに、横断方向bまたはyを含む鉛直面yzにおいて、各振動励起器20の励起振動の力作用線kは、トラフベース11と、25°~50°の範囲の角度γを囲む。
上記の重荷重用旋回トラフ装置1により、3~10トンの顆粒塊を、製品品質を損なうことなく同時に処理できるが、ここで30~60kgm/sの範囲の加速度値が可能であって、顆粒粒子が互いに付着しないことが担保される。
このケースでは、振動トラフ10の充填目標をトラフ断面の50%超とすることができ、すなわち、顆粒の処理空間の良好な利用が実現される。
トラフ形状の振動トラフ10を径方向に包囲しているため、トラフ支持体31は、製品流動方向を横断するy軸方向に導入される力を吸収するのに特に適している。これらの力は、製品充填が大きいケースで非常に高く、製品の動的励起により、特に製品中における排除できない塊形成において、その効果がさらに増幅され得る。
実現可能な振動トラフ10の幅は、およそ1,000~3,000mmである。このケースでは、5,000~10,000mmの施工長さが可能である。
これは、特定のプラスチックのケースでは、一層の高性能、すなわちほぼ一定の滞留時間での製品量が望まれるが、直列で使用される振動トラフの数は、設置上およびコスト上の理由から、可能な限り最大3つの旋回トラフ装置に制限されたままである、という事実を考慮に入れている。
振動トラフ10を担持するハウジング構造30の設計は、いくつかの、好ましくはディスク形状のトラフ支持体31からなり、それぞれがトラフ形状の振動トラフ10を径方向に包囲すると同時に振動励起器20によって導入された力を吸収するが、高い横力を支持する能力にもかかわらず、比較的軽量で製造に好都合なままである。
上記で説明した重荷重用旋回トラフ装置1は、特に、PLA、PET、PUなどの互いにくっつく傾向があるプラスチック顆粒を結晶化する方法を実施するのに適している。この目的のためには、重荷重用旋回トラフ装置1の振動トラフ10に、供給時に既に加熱されたプラスチック顆粒、すなわち、特に結晶化のための反応温度の範囲内でガラス転移温度を超える温度を有するプラスチック顆粒が装填される。
特に、原料顆粒は、造粒装置から直接引き継ぐことができ、省エネルギーの観点において、前記顆粒を予め冷却する必要はない。しかしながら、これは、後続の1つまたは複数の旋回トラフ用に十分な空間が必要であることを意味し、空間が限られているケースにおいて、大きな処理能力を可能にするコンパクトな設計が非常に重要となる所以となる。
振動トラフ10は、空間的に有利であるようにトラフ支持体31に取り付けられ振動励起器20によって、プラスチック顆粒が振動トラフ10内でらせん状または渦状の運動に供されて顆粒の良好な混合が起こるように、励起される。この結果、ひいては全ての顆粒粒子の温度プロファイルが非常に均一に保たれることとなって、すなわち全ての顆粒粒子が可能な限り同じ条件下で処理されるため、非常に均質な製品品質が確立される。
励起振動下での振動トラフ10におけるプラスチック顆粒の滞留時間は、振動トラフ断面の約50%以上が充填されている場合、通常20~60分である。滞留時間の終わりには、顆粒粒子がもはや粘着性でなくなる程度まで結晶化が進行し、顆粒粒子は満杯に充填されるか、またはさらなる装置でより高い結晶化度まで結晶化できる。
本発明を、1つの可能な実施形態およびさらなる変更例を参照しつつ、上記で詳細に説明した。実施形態および変更例は、発明の実現可能性を証明するのに役立つ。さらなる個別の特徴の文脈において上記で説明した技術的な個別の特徴は、技術的に可能である限り、たとえ明示的に記述されていなくても、前記さらなる個別の特徴とは独立して、並びに、他の個別の特徴と組み合わせて、実装することもできる。したがって、本発明は、具体的に記載された実施形態に明示的に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義される全ての実施形態を含むものである。

Claims (15)

  1. 重荷重用旋回トラフ装置(1)であって、
    プラスチック顆粒を受容するための振動トラフ(10)であって、前記振動トラフは、トラフベース(11)および2つの対向する側壁(12a,12b)を有し、長手方向(a)における前記振動トラフ(10)の長さは、前記長手方向に垂直なトラフ断面の最大高さおよび幅よりも大きい、振動トラフ(10)と、そして
    前記長手方向(a)および鉛直方向(z)によって形成される平面に垂直な横断成分(y)を有する励起振動を発生させるための、少なくとも2つの振動励起器(20)と、を備え、
    少なくとも2つのトラフ支持体(31)であって、前記振動トラフ(10)の前記長手方向(a)に互いに離間して配置され、それぞれ前記トラフベース(11)および前記側壁(12a,12b)を外側から支持し、また、前記トラフベース(11)の反対側で前記振動トラフ(10)を橋渡しする、少なくとも2つのトラフ支持体(31)と、
    前記振動励起器(20)の1つは、それぞれのケースにおいて前記トラフ支持体(31)の少なくとも2つに固定されていることと、を特徴とする重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  2. 前記トラフ支持体(31)は、それぞれ前記振動トラフ(10)を径方向に取り囲む閉環を形成している、請求項1に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  3. 前記振動トラフ(10)の前記長手方向(a)と、関連する前記トラフ支持体(31)の主延長面とが75°から90°の範囲の最小角度を囲むように、前記振動トラフ(10)が前記トラフ支持体(31)を略垂直に貫通している、請求項1または請求項2に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  4. 前記トラフ支持体(31)の前記主延長面は、鉛直面(yz)である、請求項3に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  5. 前記トラフ支持体(31)は、一定の壁厚を有する一体型の支持プレート(34)を有し、前記支持プレート(34)には振動トラフ(10)用の通路開口(33)が形成されている、請求項3または請求項4に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  6. 前記振動トラフ(10)の前記トラフベース(11)は、長手方向(a)において供給端(14)から出口端(15)まで水平面(xy)に対して2°~15°の範囲の角度(α)で傾斜している、および/または
    前記振動トラフ(10)の供給端(14)と出口端(15)との間のトラフ断面に障壁がない、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  7. 隣接する前記トラフ支持体(31)は、前記振動トラフ(10)の前記長手方向(a)において、少なくとも3つの長手部材(32)によって互いに接続されている、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  8. 前記振動励起器(20)は、いずれかの前記側壁(12a)に隣接する横方向外側もしくは上方の領域において、関連する前記振動励起器(20)の励起振動の歪み線(k)が側壁(12a,12b)の間の前記振動トラフ(10)の内法の最大20%、より好ましくは最大10%の距離で前記振動励起器側の前記側壁(12a)の上端(12c)まで延びるように、前記振動トラフ(10)の上方に配置されている、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  9. 前記振動励起器(20)の励起振動の歪み線(k)は、前記振動トラフ(10)の横断方向(b,y)において、前記トラフベース(11)の中心の上流で前記トラフベース(11)と交差しており、および/または
    関連する前記振動励起器(20)の励起振動の歪み線(k)は、前記横断方向(b,y)を含む鉛直面において、前記トラフベース(11)と、25°~50°の範囲の角度(γ)を囲んでいる、請求項1から請求項8の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  10. 前記トラフベース(11)は、トラフ断面(bc)の平面内に直線部を有し、前記直線部は、前記トラフ断面(bc)の平面内において水平(b)に対して振動励起器(20)から離れるように、水平(b)に対して2°~15°の角度(β)で傾斜している、請求項1から請求項9の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  11. 前記トラフベース(11)は、長手方向に少なくとも1つのビード(11a)を有する、請求項1から請求項10の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  12. 前記振動トラフ(10)の前記側壁(12a,12b)は、それぞれ湾曲部(13a,13b)を介して前記トラフベース(11)に合流しており、前記振動励起器(20)側の前記湾曲部(13a)の曲率半径(r)は、反対側の湾曲部(13b)の曲率半径(r)よりも大きい、請求項1から請求項11の何れか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  13. 前記振動励起器(20)側の前記湾曲部(13a)の前記曲率半径(r)の、反対側の前記湾曲部(13b)の前記曲率半径(r)に対する比は、2より大きく、好ましくは5より大きく、および/または
    前記振動励起器(20)側の前記湾曲部(13a)の前記曲率半径(r)の、前記側壁(12a,12b)の間の前記振動トラフ(10)の幅に対する比は、0.3未満かつ0.1超である、請求項12に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  14. 前記振動励起器(20)側の前記湾曲部(13a)の前記曲率半径(r)は、前記振動トラフ(10)の最大トラフ深さ(t)の少なくとも4分の1である、請求項12または請求項13の何れかに記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)。
  15. 互いにくっつく傾向を有するプラスチック顆粒を結晶化するための方法であって、
    請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の重荷重用旋回トラフ装置(1)の前記振動トラフ(10)に、結晶化のための反応温度の範囲内でガラス転移温度を超える温度を供給時に有するプラスチック顆粒を装填することと、そして
    前記振動トラフ(10)内の前記プラスチック顆粒がらせん運動に供されるように、前記振動励起器(20)によって前記振動トラフ(10)を励起することと、によって特徴付けられ、
    前記振動トラフ内における前記プラスチック顆粒の滞留時間は20~60分であり、前記振動トラフ(10)は、その断面の少なくとも50%がプラスチック顆粒で充填される、方法。
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