JP7326885B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
従来、吐出孔、当該吐出孔と連通する加圧室、当該加圧室へ液体を供給する第1流路、および加圧室から液体を回収する第2流路を備えた複数の吐出ユニットを有する液体吐出ヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献の液体吐出ヘッドにおいては、吐出ユニット同士を接続し、第1流路および第2流路よりも流路抵抗の大きい連結路が設けられている。これにより、供給マニホールドや帰還マニホールドである共通流路への圧力波の漏れ出しの可能性を低減することができるとのことである。
特許第5988416号公報
しかしながら、従来の液体吐出ヘッドでは、上記連結路の流路抵抗が第1流路である供給絞り路および第2流路である帰還絞り路の流路抵抗よりも高いことで、圧力波の分散が実質的には起こり難い状態になっている。そのため、上記連結路を設けることによる吐出安定性への寄与が小さくなる懸念があった。
そこで、本発明は、液体の吐出安定性への寄与を従来よりも大きくすることが可能な液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
本発明の液体吐出ヘッドは、液体が外部から供給される供給ポートが設けられた供給マニホールドと、前記液体が外部に排出される帰還ポートが設けられた帰還マニホールドと、上流端が前記供給マニホールドに接続されて下流端が前記帰還マニホールドに接続されてノズルに連通すると共に、個別絞り路を含む複数の個別流路と、隣り合う前記個別絞り路を連通する繋ぎ絞り路と、を備え、前記繋ぎ絞り路の流路抵抗は、前記個別絞り路の流路抵抗以下であるものである。
本発明に従えば、隣り合う個別絞り路を連通する繋ぎ絞り路の流路抵抗が個別絞り路の流路抵抗以下であることで、個別絞り路の流体が繋ぎ絞り路に流れ易くなり、それ故圧力波が分散し易くなる。これによって、液体の吐出安定性への寄与を従来よりも大きくすることが可能となる。
本発明によれば、液体の吐出安定性への寄与を従来よりも大きくすることが可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。
第1実施形態に係る液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置の概略構成を示す平面図である。 図1の液体吐出ヘッドを配列方向に直交する線分で切断した断面図である。 図1の液体吐出ヘッドにおける各マニホールド、供給絞り路、帰還絞り路および繋ぎ絞り路の位置関係を示す平面図である。 図1の液体吐出ヘッドにおけるダミー個別絞り路とノズル列端部に位置する帰還絞り路とを連通するダミー用繋ぎ絞り路を示す平面図である。 第2実施形態に係る液体吐出ヘッドにおける各マニホールド、供給絞り路、帰還絞り路および繋ぎ絞り路の位置関係を示す平面図である。 帰還絞り路と繋ぎ絞り路との連結部の形状の変形例を示す平面図である。 繋ぎ絞り路の形状の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図面を参照して説明する。以下に説明する液体吐出ヘッドは本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除および変更が可能である。
<第1実施形態>
<液体吐出装置の構成>
本実施形態に係る液体吐出ヘッド20を備える液体吐出装置10は、例えばインク等の液体を吐出するものである。以下では、液体吐出装置10をインクジェットプリンタに適用した例について説明するが、液体吐出装置10の適用対象はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態の液体吐出装置10は、ラインヘッド方式が採用され、プラテン11、搬送部、ヘッドユニット16、および貯留タンク12を備えている。但し、液体吐出装置10は、ラインヘッド方式に限定されず、例えばシリアルヘッド方式等の他の方式でもよい。
プラテン11は、平板部材であり、上面に用紙14が配置され、その用紙14とヘッドユニット16との距離を決定する役割を担う。なお、プラテン11よりもヘッドユニット16側を上側と称し、その反対側を下側と称するが、液体吐出装置10の配置はこれに限定されない。
搬送部は、例えば2つの搬送ローラ15および図略の搬送モータを有する。2つの搬送ローラ15は、搬送モータに連結され、プラテン11を互いに挟んだ状態で用紙14の搬送方向に直交する方向(直交方向)に沿って互いに平行に配置されている。搬送モータが駆動されると、搬送ローラ15が回転し、プラテン11上の用紙14が搬送方向に搬送される。
ヘッドユニット16は、上記の直交方向における用紙14の長さ以上の長さを有している。ヘッドユニット16には、複数の液体吐出ヘッド20が設けられている。
液体吐出ヘッド20は、流路形成体と容積変更部の積層体を有している。流路形成体には、その内部に液体流路が形成され、その下面である吐出面40aに複数のノズル孔21aが開口して設けられている。また、上記の容積変更部は、駆動されて液体流路の容積を変更する。このとき、ノズル孔21aでは、メニスカスが振動して液体が吐出される。なお、液体吐出ヘッド20の詳細については後述する。
貯留タンク12は、インクの種類ごとに設けられている。貯留タンク12は、例えば4つ設けられ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクがそれぞれ貯留されている。貯留タンク12のインクは、対応するノズル孔21aに供給される。
<液体吐出ヘッドの構成>
液体吐出ヘッド20は、上述の通り、流路形成体および容積変更部を備えている。図2に示すように、流路形成体は複数のプレートの積層体であり、容積変更部は振動板55および圧電素子60を含む。
複数のプレートは、ノズルプレート40、第1流路プレート41、第2流路プレート42、第3流路プレート43、第4流路プレート44、第5流路プレート45、第6流路プレート46、第7流路プレート47、第8流路プレート48、第9流路プレート49、第10流路プレート50、第11流路プレート51、第12流路プレート52、第13流路プレート53、および第14流路プレート54を含んでいる。これらのプレートはこの順で積層されている。
各プレートには、大小様々な孔および溝が形成されている。各プレートが積層された流路形成体の内部では孔および溝が組み合わされて、複数のノズル21、複数の個別流路64、供給マニホールド22および帰還マニホールド23が液体流路として形成されている。
ノズル21はノズルプレート40を積層方向に貫通し形成されている。ノズルプレート40の吐出面40aには、ノズル21の先端である複数のノズル孔21aが配列方向に並んでノズル列を形成している。なお、上記の配列方向は積層方向に直交する方向である。
供給マニホールド22は、配列方向に延在しており、複数の個別流路64の各一端に接続されている。帰還マニホールド23は、配列方向に延在しており、複数の個別流路64の各他端に接続されている。供給マニホールド22は、帰還マニホールド23の上に積層されている。これにより、積層方向において供給マニホールド22と帰還マニホールド23とが互いに重なって配置されている。
供給マニホールド22の断面積と帰還マニホールド23の断面積とは互いに略等しい。例えば、供給マニホールド22および帰還マニホールド23は、互いに等しいサイズおよび形状を有してもよい。この場合、供給マニホールド22および帰還マニホールド23は、配列方向、幅方向および積層方向における各寸法が互いに等しくてもよい。例えば、各マニホールドの断面積は1000μm以上であって、2000μm以下である。
供給マニホールド22は、第8流路プレート48~第11流路プレート51を積層方向に貫通した貫通孔、および、第12流路プレート52の下面から窪んだ窪みが積層方向に重なって形成されている。このため、供給マニホールド22の下端は第7流路プレート47に覆われ、その上端は第12流路プレート52における上側部分に覆われている。
帰還マニホールド23は、第2流路プレート42~第5流路プレート45を積層方向に貫通した貫通孔、および、第6流路プレート46の下面から窪んだ窪みが積層方向に重なって形成されている。このため、帰還マニホールド23の下端は第1流路プレート41に覆われ、その上端は第6流路プレート46における上側部分に覆われている。
供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間には、バッファー空間であるダンパー部24が配置されている。このダンパー部24は、第7流路プレート47の下面から窪んだ窪みにより形成されている。このため、積層方向において、供給マニホールド22とダンパー部24とは第7流路プレート47の上側部分を介して隣接し、帰還マニホールド23とダンパー部24とは第6流路プレート46の上側部分を介して隣接している。このように、供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間にダンパー部24を挟むことにより、供給マニホールド22における液体の圧力と帰還マニホールド23における液体の圧力とが相互に作用することを抑制することができる。
供給マニホールド22には、配列方向の一方端(図3では紙面の上側の端部)に供給口22cが設けられている。ここでは、供給路22bの下端が供給口22cに接続され、供給路22bが供給口22cから上方に延びている。例えば、供給路22bは、第12流路プレート52の上側部分、第13流路プレート53、第14流路プレート54、振動板55および絶縁膜56を貫通している。供給路22bの上端は、例えば筒状の供給ポート22aの内部空間に接続されている。
また、帰還マニホールド23には、配列方向の他方端(図3では紙面の下側の端部)に例えば筒状の帰還ポート23aが設けられている。この帰還ポート23aには図略の帰還路の下端が接続されている。帰還路は帰還ポート23aから上方に延びている。例えば、帰還路は第6流路プレート46~絶縁膜56を貫通している。帰還路の上端は帰還ポート23aの内部空間に接続されている。帰還ポート23aは例えば供給マニホールド22の下流端よりも配列方向の他方端側に配置されている。
複数の個別流路64は供給マニホールド22および帰還マニホールド23に接続されている。個別流路64は、その上流端が供給マニホールド22に接続され、その下流端が帰還マニホールド23に接続されており、この間においてノズル21の基端に接続されている。個別流路64は、第1連通孔25、個別絞り路である供給絞り路26、第2連通孔27、圧力室28、ディセンダ29、個別絞り路である帰還絞り路31、および第3連通孔32で構成され、これらはこの順で配置されている。
第1連通孔25は、その下端が供給マニホールド22の上端に接続し、供給マニホールド22から積層方向の上方に延び、第12流路プレート52における上側部分を積層方向に貫通している。第1連通孔25は、供給マニホールド22の幅方向の中央よりも一方側(図2では右側)に配置されている。
供給絞り路26の一端26bは第1連通孔25の上端に接続されている。供給絞り路26は、例えばハーフエッチング加工により形成され、第13流路プレート53の下面から窪んだ溝により構成されている。供給絞り路26は平面視において幅方向と交差するように配置されている。供給絞り路26の延在方向と幅方向とがなす角度は、0°よりも大きく90°よりも小さく設定される。また、第2連通孔27は、その下端が供給絞り路26の他端26aに接続され、供給絞り路26から積層方向の上方に延び、第13流路プレート53における上側部分を積層方向に貫通している。第2連通孔27は、幅方向における供給マニホールド22の中央よりも他方側(図2では左側)に配置されている。
圧力室28は、その一端28bが第2連通孔27の上端に接続されている。圧力室28は、第14流路プレート54を積層方向に貫通して形成されている。
ディセンダ29は、第1流路プレート41~第13流路プレート53を積層方向に貫通し、幅方向において供給マニホールド22および帰還マニホールド23よりも他方側(図2では左側)に配置されている。ディセンダ29は、その上端が圧力室28の他端28aに接続され、下端がノズル21に接続されている。例えば、ノズル21は、積層方向においてディセンダ29に重なり、積層方向に直交する方向においてディセンダ29の中央に配置されている。なお、ディセンダ29の断面積は、積層方向に一定であってもよいし、変化してもよい。例えば、ディセンダ29の上部(例えば、第12流路プレート52~第13流路プレート53におけるディセンダ29の形成範囲)においては上端に近づくほど断面積が縮小していてもよい。
帰還絞り路31は、その一端31bがディセンダ29の下端に接続されている。帰還絞り路31は、例えばハーフエッチング加工により形成され、第1流路プレート41の下面から窪んだ溝により構成されている。帰還絞り路31は平面視において幅方向と交差するように配置されている。帰還絞り路31の延在方向と幅方向とがなす角度は、0°よりも大きく90°よりも小さく設定される。
第3連通孔32は、その下端が帰還絞り路31の他端31aに接続され、帰還絞り路31から積層方向の上方に延び、第1流路プレート41における上側部分を積層方向に貫通している。第3連通孔32は、その上端が帰還マニホールド23の下端に接続されている。第3連通孔32は、幅方向における帰還マニホールド23の中央よりも他方側(図2では左側)に配置されている。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、隣り合う帰還絞り路31同士を連通する繋ぎ絞り路33が設けられている。繋ぎ絞り路33は配列方向に延在している。繋ぎ絞り路33は、隣り合う帰還絞り路31同士の流路抵抗が同じになるように連通されている。具体的には、繋ぎ絞り路33は、帰還絞り路31の長手方向の中央よりも他端31a側の部分同士を連通している。すなわち、繋ぎ絞り路33は、隣り合う帰還絞り路31の下流端同士を連通している。
繋ぎ絞り路33の流路抵抗は帰還絞り路31の流路抵抗以下である。流路抵抗とは、流路の単位長さ当たりの抵抗である。流路抵抗は、例えば流路断面積であり、流路における液体の流れ易さを示すものである。この場合、繋ぎ絞り路33の流路断面積は、帰還絞り路31の流路断面積以下である。本実施形態では、繋ぎ絞り路33の流路断面積は、帰還絞り路31の流路断面積と同じである。
このような繋ぎ絞り路33は、帰還絞り路31の同プロセスにより形成される。すなわち、繋ぎ絞り路33は、ハーフエッチング加工されたプレートで構成される。これにより、繋ぎ絞り路33の深さは帰還絞り路31の深さと同じになっている。このため、繋ぎ絞り路33と帰還絞り路31との間に深さ方向の段差が生じることが防止されている。
また、繋ぎ絞り路33には帰還マニホールド23に繋がる連通口33aが設けられている。この連通口33aは、配列方向に延在する繋ぎ絞り路33の一方側(図3では右側)に設けられ、第1流路プレート41における上側部分が積層方向上方に貫通されることで帰還マニホールド23に繋がっている。また、連通口33aは、繋ぎ絞り路33の配列方向における紙面上側に配置されている。
続いて、図4に示すように、本実施形態の液体吐出ヘッド20には、ノズルが接続されていないダミー個別流路35が設けられている。このダミー個別流路35は、配列方向の両端に配置された各個別流路64の外側にそれぞれ設けられる。ダミー個別流路35は、供給マニホールド22および帰還マニホールド23に接続されている。ダミー個別流路35は、その上流端が供給マニホールド22に接続され、その下流端が帰還マニホールド23に接続されているが、個別流路64と異なる点はノズルが接続されていない点である。
上記のようなダミー個別流路35の構成は、ノズルが接続されていない点を除いて、個別流路64の構成と同じである。すなわち、ダミー個別流路35は、第1連通孔25、供給絞り路26、第2連通孔27、圧力室28、ディセンダ29、帰還絞り路31、および第3連通孔32を有し、これらはこの順に配置されている。ダミー個別流路35においては、供給マニホールド22から供給絞り路26を流れる液体はノズルから吐出されることなく帰還絞り路31を介して帰還マニホールド23に回収されて循環する。
このような構成において、隣り合う個別流路64の帰還絞り路31とダミー個別流路35の帰還絞り路(ダミー個別絞り路)31とを連通するダミー用繋ぎ絞り路34が設けられている。ダミー用繋ぎ絞り路34は配列方向に延在している。ダミー用繋ぎ絞り路34は、隣り合う帰還絞り路31同士の流路抵抗が同じになるように連通されている。具体的には、ダミー用繋ぎ絞り路34は、帰還絞り路31の長手方向の中央よりも他端31a側の部分同士を連通している。すなわち、ダミー用繋ぎ絞り路34は、隣り合う帰還絞り路31の下流端同士を連通している。
ダミー用繋ぎ絞り路34の流路抵抗は、帰還絞り路31の流路抵抗以下である。ダミー用繋ぎ絞り路34の流路断面積は、帰還絞り路31の流路断面積以下である。本実施形態では、ダミー用繋ぎ絞り路34の流路断面積は、帰還絞り路31の流路断面積と同じである。
このようなダミー用繋ぎ絞り路34は、帰還絞り路31の同プロセスにより形成される。すなわち、ダミー用繋ぎ絞り路34は、ハーフエッチング加工されたプレートで構成される。これにより、ダミー用繋ぎ絞り路34の深さは帰還絞り路31の深さと同じになっている。このため、ダミー用繋ぎ絞り路34と帰還絞り路31との間に深さ方向の段差が生じることが抑制されている。
図2に戻り、振動板55は、第14流路プレート54の上に積層されており、圧力室28の上端開口を覆っている。なお、振動板55は、第14流路プレート54と一体的に形成されていてもよい。この場合、圧力室28は積層方向に第14流路プレート54の下面から窪んで形成される。この第14流路プレート54において圧力室28よりも上側部分が振動板55として機能する。
圧電素子60は、共通電極61、圧電層62および個別電極63を含み、これらはこの順で配置されている。共通電極61は、絶縁膜56を介して振動板55の全面を覆っている。圧電層62は、圧力室28毎に設けられ、当該圧力室28に重なるように共通電極61上に配置されている。個別電極63は、圧力室28毎に設けられ、圧電層62上に配置されている。この場合、1つの個別電極63、共通電極61および両電極で挟まれた部分の圧電層62(活性部)により、1つの圧電素子60が構成される。
個別電極63は、ドライバICに電気的に接続されている。このドライバICは、図略の制御部から制御信号を受けて、駆動信号(電圧信号)を生成し、個別電極63に印加する。これに対し、共通電極61は、常にグランド電位に保持されている。
駆動信号に応じて、圧電層62の活性部が、2つの電極61,63と共に面方向に伸縮する。これに応じて、振動板55が協働して変形し、圧力室28の容積を増減する方向に変化する。これにより、圧力室28に、液体をノズル21から吐出させる吐出圧力が当該圧力室28の容積に応じて付与される。
<液体の流れ>
本実施形態の液体吐出ヘッド20におけるインク等の液体の流れについて説明する。供給ポート22aは図略の供給配管によりサブタンクに接続され、帰還ポート23aは図略の帰還配管によりサブタンクに接続されている。このような構成において、供給配管の加圧ポンプおよび帰還配管の負圧ポンプが駆動すると、液体はサブタンクから供給配管を通り、供給ポート22aを介して供給マニホールド22に流入する。
この間に液体の一部は個別流路64に流入する。液体は、供給マニホールド22から第1連通孔25を介して供給絞り路26に流入し、供給絞り路26から第2連通孔27を介して圧力室28に流入する。そして、液体は、ディセンダ29を上端から下端へ積層方向に流れ、ノズル21に流入する。ここで、圧電素子60によって圧力室28に吐出圧力が付与されると、液体はノズル孔21aから吐出される。
ノズル孔21aから吐出されなかった液体の一部は、帰還絞り路31を流れ、第3連通孔32を介して帰還マニホールド23に流入する。また、ノズル孔21aから吐出されなかった液体の残部は、帰還絞り路31を流れる途中で繋ぎ絞り路33に流れた後、連通口33aを介して帰還マニホールド23に流入する。そして、第3連通孔32を介して帰還マニホールド23に流入した液体、および連通口33aを介して帰還マニホールド23に流入した液体は、当該帰還マニホールド23内を流れて、帰還ポート23aから外部へ排出され、帰還配管を通りサブタンクへ戻る。これにより、ノズル孔21aから吐出されなかった液体はサブタンクと個別流路64との間を循環する。
以上説明したように、本実施形態の液体吐出ヘッド20において、隣り合う帰還絞り路31同士を連通する繋ぎ絞り路33を設け、その繋ぎ絞り路33の流路抵抗が帰還絞り路31の流路抵抗と同じであるようにした。すなわち、繋ぎ絞り路33の流路断面積が帰還絞り路31の流路断面積と同じであるようにした。これによって、圧電素子60によって圧力室28に吐出圧力が付与された際に生じる圧力波が繋ぎ絞り路33に分散して伝播し易くなると共に流路内で圧力波の反射が起こり難い。これによって、圧力波が帰還絞り路31を介して共通流路である帰還マニホールド23に集中的に伝播することを回避することができる。このように、圧力波が帰還マニホールド23に集中的に伝播しないため、他のノズルの吐出に対する影響を低減又は防止することができる。したがって、液体の吐出安定性への寄与を従来よりも大きくすることが可能となる。
また、本実施形態では、繋ぎ絞り路33は、隣り合う帰還絞り路31同士の流路抵抗が同じになるように連通されている。これにより、圧力波が繋ぎ絞り路33に対してより分散し易くなり、吐出安定性がより良くなる。
また、本実施形態では、繋ぎ絞り路33は、帰還絞り路31の長手方向の中央よりも他端31a側の部分同士を連通している。具体的には、繋ぎ絞り路33は、隣り合う帰還絞り路31の下流端同士を連通している。これによって、帰還絞り路31内を伝播する圧力波と、帰還絞り路31内を伝播した圧力波が第1流路プレート41で反射した反射波とが干渉することで乱流が生じるような現象を防ぐことができる。
また、本実施形態では、供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間にダンパー部24が設けられた液体吐出ヘッド20において繋ぎ絞り路33を設けた。これにより、供給マニホールド22の液体の圧力と帰還マニホールド23の液体の圧力とが相互に作用することを抑制するというダンパー部24の機能と相俟って、吐出安定性を向上することができる。
また、本実施形態では、繋ぎ絞り路33の深さは帰還絞り路31の深さと同じであることで、繋ぎ絞り路33と帰還絞り路31との間に深さ方向の段差が生じることが防止される。これにより、圧力波が段差に衝突するようなことがないため、当該圧力波を帰還絞り路31から繋ぎ絞り路33にスムーズに分散させることができる。
また、本実施形態では、繋ぎ絞り路33はハーフエッチング加工されたプレートで構成されるので、近傍の他のプレートとの干渉を避けつつ形成することができる。
また、本実施形態では、配列方向の端部に配置された個別流路64の帰還絞り路31とダミー個別流路35の帰還絞り路31とを連通するダミー用繋ぎ絞り路34が設けられる。この構成により、配列方向の端部における帰還絞り路31の圧力波をダミー用繋ぎ絞り路34に分散させることができる。このように、配列方向の端部に配置された帰還絞り路31における圧力波についても、配列方向の端部以外に配置された帰還絞り路31における圧力波と同様に分散させることができる。また、ダミー用繋ぎ絞り路34を設けることで、中央側の個別流路64同士を繋ぐ帰還絞り31と同じ構造を取れるので、端と中央とで吐出力が変わらないという効果も奏される。
また、本実施形態では、繋ぎ絞り路33に、帰還マニホールド23に繋がる連通口33aが設けられる。これにより、液体を帰還マニホールド23に回収し易くなる。
さらに、本実施形態では、後述の第2実施形態と異なり、繋ぎ絞り路33を帰還絞り路31の方に設けるようにした。これにより、吐出による負圧と液体の循環流の圧力との差圧によって、繋ぎ絞り路33に液体の流れが生じる。このことによって、繋ぎ絞り路33内における液体の滞留に起因した沈降や凝集を防ぐことができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の液体吐出ヘッド20Aについて説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同じ構成要素には同一符号を付与し、特記する場合を除いてその説明を省略する。
本実施形態では、図5に示すように、隣り合う帰還絞り路31同士を連通する繋ぎ絞り路33を設けた上述の第1実施形態とは異なり、隣り合う供給絞り路26同士を連通する繋ぎ絞り路36を設ける。
繋ぎ絞り路36は配列方向に延在している。繋ぎ絞り路36は、隣り合う供給絞り路26同士の流路抵抗が同じになるように連通されている。具体的には、繋ぎ絞り路36は、供給絞り路26の長手方向の中央よりも一端26b側の部分同士を連通している。すなわち、繋ぎ絞り路36は、隣り合う供給絞り路26の上流端同士を連通している。
繋ぎ絞り路36の流路抵抗は、供給絞り路26の流路抵抗以下である。この場合、繋ぎ絞り路36の流路断面積は、供給絞り路26の流路断面積以下である。本実施形態では、繋ぎ絞り路36の流路断面積は、供給絞り路26の流路断面積と同じである。
このような繋ぎ絞り路36は、供給絞り路26の同プロセスにより形成される。すなわち、繋ぎ絞り路36は、ハーフエッチング加工されたプレートで構成される。これにより、繋ぎ絞り路36の深さは供給絞り路26の深さと同じになっている。このため、繋ぎ絞り路36と供給絞り路26との間に深さ方向の段差が生じることが抑制されている。
また、本実施形態では、供給絞り路26は平面視において幅方向と交差するように配置されている。供給絞り路26の延在方向と幅方向とがなす角度は、0°よりも大きく90°よりも小さく設定される。また、帰還絞り路31は平面視において幅方向と平行になるように配置されている。すなわち、帰還絞り路31は平面視において配列方向と直交するように配置されている。
以上説明したように、第2実施形態の液体吐出ヘッド20Aにおいて、隣り合う供給絞り路26同士を連通する繋ぎ絞り路36を設け、その繋ぎ絞り路36の流路抵抗が供給絞り路26の流路抵抗と同じであるようにした。すなわち、繋ぎ絞り路36の流路断面積が供給絞り路26の流路断面積と同じであるようにした。これによって、第1実施形態の液体吐出ヘッド20と同じように、圧電素子60によって圧力室28に吐出圧力が付与された際に生じる圧力波が繋ぎ絞り路36に分散して伝播し易くなると共に流路内で圧力波の反射が起こり難い。これによって、圧力波が供給絞り路26を介して共通流路である供給マニホールド22に集中的に伝播することを回避することができる。このように、圧力波が供給マニホールド22に集中的に伝播しないため、他のノズルの吐出に対する影響を低減又は防止することができる。したがって、液体の吐出安定性への寄与を従来よりも大きくすることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば以下の通りである。
図6に示すように、帰還絞り路31と繋ぎ絞り路33との連結部33bをR形状、すなわち曲線形状とすることができる。この構成により、圧力波が繋ぎ絞り路33により分散し易くなる。
また、上記実施形態では、繋ぎ絞り路33を配列方向に延在する形状としたが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、第3連通孔32の方に湾曲した形状を有する繋ぎ絞り路33cを採用してもよい。この場合、帰還絞り路31から第3連通口32に向かう圧力波が繋ぎ絞り路33cに分散され易くなることで当該圧力波の反射を抑制又は防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間にダンパー部24が設けられた液体吐出ヘッド20において繋ぎ絞り路33を設けた態様について説明したが、これに限定されるものではなく、ダンパー部24が設けられていない液体吐出ヘッド20において繋ぎ絞り路33を設けるように構成してもよい。このような構成によれば、ダンパー部24が設けられていなくても、上述と同様に圧力波が繋ぎ絞り路33に分散され、帰還マニホールド23に集中的に伝播するようなことがないので、吐出安定性を向上することができる。また、ダンパー部24を設けないことで液体吐出ヘッド20の厚みを低減することができる。
さらに、上記第1実施形態では帰還絞り路31の方に繋ぎ絞り路33を設け、上記第2実施形態では供給絞り路26の方に繋ぎ絞り路36を設けるようにした。つまり、帰還絞り路31および供給絞り路26の何れか一方に繋ぎ絞り路を設ける態様にしたが、これに限定されるものではなく、帰還絞り路31および供給絞り路26の双方に繋ぎ絞り路を設ける態様を採用してもよい。
20,20A 液体吐出ヘッド
21 ノズル
22 供給マニホールド
22a 供給ポート
23 帰還マニホールド
23a 帰還ポート
24 ダンパー部
26 供給絞り路(個別絞り路)
28 圧力室
31 帰還絞り路(個別絞り路、ダミー個別絞り路)
33,33c,36 繋ぎ絞り路
33a 連通口
33b 連結部
34 ダミー用繋ぎ絞り路
35 ダミー個別流路
64 個別流路

Claims (12)

  1. 液体が外部から供給される供給ポートが設けられた供給マニホールドと、
    前記液体が外部に排出される帰還ポートが設けられた帰還マニホールドと、
    上流端が前記供給マニホールドに接続されて下流端が前記帰還マニホールドに接続されてノズルに連通すると共に、個別絞り路を含む複数の個別流路と、
    隣り合う前記個別絞り路を連通する繋ぎ絞り路と、を備え、
    前記繋ぎ絞り路の流路抵抗は、前記個別絞り路の流路抵抗以下であり、
    前記繋ぎ絞り路と前記個別絞り路との連結部は曲線形状を有する、液体吐出ヘッド。
  2. 前記繋ぎ絞り路の流路断面積は、前記個別絞り路の流路断面積と同じである、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記繋ぎ絞り路は、前記隣り合う個別絞り路において流路抵抗が同じ箇所同士を連通している、請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記繋ぎ絞り路は、前記隣り合う個別絞り路の下流端同士を連通する、請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記供給マニホールドと前記帰還マニホールドとの間にダンパー部が設けられておらず、
    前記繋ぎ絞り路は、前記ダンパー部がない前記供給マニホールドおよび前記帰還マニホールドに接続された前記個別絞り路に設けられる、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記供給マニホールドと前記帰還マニホールドとの間にダンパー部が設けられており、
    前記繋ぎ絞り路は、前記ダンパー部がある前記供給マニホールドおよび前記帰還マニホールドに接続された前記個別絞り路に設けられる、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記繋ぎ絞り路および前記個別絞り路は、プレートに形成された窪んだ溝で構成される、請求項1乃至6の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記繋ぎ絞り路は、長手方向の両端部分よりも中央部分の方が、前記個別絞り路における液体の通流方向の下流側に位置する湾曲形状を成している、請求項1乃至7の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記個別絞り路は、前記ノズルに連通する圧力室に連通する帰還絞り路であり
    前記繋ぎ絞り路には前記帰還マニホールドに繋がる連通口が設けられている、請求項1乃至8の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記個別絞り路は、前記ノズルに連通する圧力室に連通する帰還絞り路であり
    前記繋ぎ絞り路は、隣り合う前記帰還絞り路を連通する、請求項1乃至9の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 液体が外部から供給される供給ポートが設けられた供給マニホールドと、
    前記液体が外部に排出される帰還ポートが設けられた帰還マニホールドと、
    上流端が前記供給マニホールドに接続されて下流端が前記帰還マニホールドに接続されてノズルに連通すると共に、個別絞り路を含む複数の個別流路と、
    隣り合う前記個別絞り路を連通する繋ぎ絞り路と、を備え、
    前記繋ぎ絞り路の流路抵抗は、前記個別絞り路の流路抵抗以下であり、
    前記繋ぎ絞り路の深さは前記個別絞り路の深さと同じであり、前記繋ぎ絞り路と前記個別絞り路とは、互いの天面同士が面一であり、且つ、互いの底面同士も面一である、液体吐出ヘッド。
  12. 液体が外部から供給される供給ポートが設けられた供給マニホールドと、
    前記液体が外部に排出される帰還ポートが設けられた帰還マニホールドと、
    上流端が前記供給マニホールドに接続されて下流端が前記帰還マニホールドに接続されてノズルに連通すると共に、個別絞り路を含む複数の個別流路と、
    隣り合う前記個別絞り路を連通する繋ぎ絞り路と、を備え、
    前記繋ぎ絞り路の流路抵抗は、前記個別絞り路の流路抵抗以下であり、
    前記ノズルは列をなして配置されており、
    前記列の両端には、前記供給マニホールドと前記帰還マニホールドとに連通し且つ前記ノズルが設けられていないダミー個別流路が設けられ、
    前記ダミー個別流路は、前記個別絞り路と同形状のダミー個別絞り路を含み、
    前記ダミー個別絞り路と前記列の端部に位置する前記個別絞り路とを連通するダミー用繋ぎ絞り路をさらに備える、液体吐出ヘッド。
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