JP7268450B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents

液体吐出ヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP7268450B2
JP7268450B2 JP2019069605A JP2019069605A JP7268450B2 JP 7268450 B2 JP7268450 B2 JP 7268450B2 JP 2019069605 A JP2019069605 A JP 2019069605A JP 2019069605 A JP2019069605 A JP 2019069605A JP 7268450 B2 JP7268450 B2 JP 7268450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply
return
manifold
throttle
pressure chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019069605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020168738A (ja
Inventor
啓太 平井
祥平 小出
啓太 杉浦
寛 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2019069605A priority Critical patent/JP7268450B2/ja
Priority to US16/805,235 priority patent/US11097538B2/en
Publication of JP2020168738A publication Critical patent/JP2020168738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7268450B2 publication Critical patent/JP7268450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17506Refilling of the cartridge
    • B41J2/17509Whilst mounted in the printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/12Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
従来の液体吐出ヘッドとして、特許文献1の液体吐出ヘッドでは、ノズル、ノズルに通じる圧力室、圧力室へ液体を供給する液体供給路、及び、圧力室より液体を排出する液体排出路を備えている。ここで、インクは、液体供給路から供給されて、圧力室に充填される。この一部がノズルからインク滴として吐出され、他のインクが液体排出路を通って循環している。
特開2008-290292号公報
上記特許文献1の液体吐出ヘッドでは、圧力室において液体が、液体供給路における液体の流れ方向と反対向きに流れている。このため、循環時において液体供給路から圧力室に流入する際の液体の圧力損失が大きく、循環流量が低下してしまう。これに対し、ポンプの圧力を大きくすると、流路を流れる流量を増やすことができる。但し、ノズル付近の圧力バランスが崩れ易くなり、ノズルのメニスカスが破れる可能性が高くなる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、液体の圧力損失を低減することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的としている。
本発明のある態様に係る液体吐出ヘッドは、液体が外部から供給される供給口が設けられ、第1方向に延びる供給マニホールドと、前記供給マニホールドに一端が接続され、第2方向に延びる複数の供給絞り路と、複数の前記供給絞り路の他端に接続され、前記第1方向とは異なる第3方向に延びると共に、複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室と、を備え、前記供給絞り路は、前記第2方向が前記第1方向及び前記第3方向の両方の成分を有するように構成されている。
この構成によれば、供給絞り路における液体の流れ方向は、圧力室における液体の流れ方向、及び、供給マニホールドにおける液体の流れ方向のそれぞれに沿っている。このため、供給マニホールドから供給絞り路を介して圧力室へ液体が流入する際の圧力損失を低減することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、液体の圧力損失を低減することができる液体吐出ヘッドを提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態1に係る液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置を概略的に示す図である。 図1の液体吐出ヘッドを配列方向に直交する断面で切断した断面図である。 図1の液体吐出ヘッドにおいて、積層方向に沿って上側から視た、各マニホールド、各絞り路、各連通孔及び圧力室の位置関係を示す図である。 本発明の変形例1に係る液体吐出ヘッドを配列方向に直交する断面で切断した断面図である。 本発明の変形例2に係る液体吐出ヘッドにおいて、積層方向に沿って上側から視た、各マニホールド、各絞り路、各連通孔及び圧力室の位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る液体吐出ヘッドを配列方向に直交する断面で切断した断面図である。 図6の液体吐出ヘッドにおいて、積層方向に沿って上側から視た、各マニホールド、各絞り路、各連通孔及び圧力室の位置関係を示す図である。 本発明の変形例に係る液体吐出ヘッドにおいて、積層方向に沿って上側から視た、各マニホールド、各絞り路、各連通孔及び圧力室の位置関係を示す図である。 本発明の変形例3に係る液体吐出ヘッドにおいて、積層方向に沿って上側から視た、各マニホールド、各絞り路、各連通孔及び圧力室の位置関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
<液体吐出装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る液体吐出ヘッド(以下、「ヘッド」と称する。)20を備える液体吐出装置10は、液体を吐出する装置である。以下では、液体吐出装置10を、インク等の液体をインクジェットプリンタに適用した例について説明するが、液体吐出装置10はこれに限定されない。
液体吐出装置10は、図1に示すように、ラインヘッド方式が採用され、プラテン11、搬送部、ヘッドユニット16、貯留タンク12及び制御部13を備えている。但し、液体吐出装置10はラインヘッド方式に限定されず、例えば、シリアルヘッド方式等の他の方式も採用し得る。
プラテン11は、平板部材であり、上面に用紙14が配置され、その用紙14とヘッドユニット16との距離を決める。なお、プラテン11よりもヘッドユニット16側を上側と称し、その反対側を下側と称するが、液体吐出装置10の配置はこれに限定されない。
搬送部は、例えば、2つの搬送ローラ15、及び、搬送モータ(図示せず)を有する。2つの搬送ローラ15は、搬送方向にプラテン11を互いの間に挟み、平行に配置されており、搬送モータに連結されている。この搬送モータが駆動されると、搬送ローラ15が回転し、プラテン11上の用紙14が搬送方向に搬送される。
ヘッドユニット16は、用紙14が搬送される方向(搬送方向)に直交する方向(直交方向)における用紙14の長さ以上の長さを有している。ヘッドユニット16には、複数のヘッド20が設けられている。
ヘッド20は、流路形成体と容積変更部の積層体を有している。流路形成体は、内部に液体流路が形成され、下面(吐出面40a)に複数のノズル孔21aが開口している。容積変更部は、駆動されて、液体流路の容積を変更する。このとき、ノズル孔21aでは、メニスカスが振動し、液体が吐出される。なお、ヘッド20の詳細に関しては後述する。
貯留タンク12は、インクの種類ごとに設けられている。例えば、4つの貯留タンク12には、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクがそれぞれ貯留されている。この貯留タンク12のインクは、対応するノズル孔21aに供給される。
制御部13は、CPU等の演算部、RAM及びROM等の記憶部、及び、ASIC等のドライバICを備えている。制御部13では、CPUが、各種要求及びセンサの検出信号を受けて、RAMに各種データを記憶させると共に、ROMに記憶されたプログラムに基づいて各種の実行指令をASICへ出力する。ASICは、この指令に基づいて、各ドライバICを制御し対応する動作を実行する。これにより、搬送モータ及び容積変更部が駆動される。
例えば、制御部13は、ヘッドユニット16の吐出動作、及び、用紙14の搬送動作等を実行する。吐出動作では、ヘッドユニット16のノズル孔21aからインクが吐出される。また、搬送動作では、用紙14が搬送方向に所定量毎搬送される。吐出動作と共に搬送動作が実行されて、印刷処理が進む。
<ヘッドの構成>
ヘッド20は、上述のように、流路形成体及び容積変更部を備えている。図2及び図3に示すように、流路形成体は複数のプレートの積層体であり、容積変更部は振動板55及び圧電素子60を有している。
複数のプレートは、ノズルプレート40、第1流路プレート41、第2流路プレート42、第3流路プレート43、第4流路プレート44、第5流路プレート45、第6流路プレート46、第7流路プレート47、第8流路プレート48、第9流路プレート49、第10流路プレート50、第11流路プレート51、第12流路プレート52、第13流路プレート53及び第14流路プレート54を含んでいる。これらのプレートは、この順で積層方向に積層されている。
各プレートには、大小様々な孔及び溝が形成されている。各プレートが積層された流路形成体の内部では孔及び溝が組み合わされて、例えば、複数のノズル21、複数の個別流路、供給マニホールド22及び帰還マニホールド23が液体流路として形成されている。
ノズル21は、ノズルプレート40を積層方向に貫通し形成されている。ノズルプレート40の吐出面40aには、複数のノズル21の先端(ノズル孔21a)が配列方向に並んでノズル列を形成している。
なお、配列方向は、積層方向に直交した方向であって、図1の直交方向に沿っていてもよいし、直交方向に傾斜していてもよい。また、以下、液体流路の方向として第1方向d1~第5方向d5について説明する。ここで、第1方向d1及び第5方向d5は配列方向に平行な方向として、第3方向d3は配列方向及び積層方向に直交する方向(幅方向)に平行な方向として説明する。但し、第1方向d1及び第5方向d5は配列方向に傾斜していてもよい。また、第3方向d3は幅方向に傾斜していてもよい。
供給マニホールド22は、第1方向d1に長く延び、複数の個別流路に接続されている。帰還マニホールド23は、第5方向d5に長く延び、複数の個別流路に接続されている。なお、第5方向d5は、第1方向d1に平行であってもよいし、傾斜していてもよい。
供給マニホールド22は、帰還マニホールド23の上に積層されている。これにより、第3方向d3及び第1方向d1を含む平面に直交する方向(積層方向)において、供給マニホールド22と帰還マニホールド23とが互いに重なって配置されている。これによれば、積層方向に直交する方向において液体吐出ヘッドの小型化を図ることができる。
供給マニホールド22の第1方向d1に直交する断面積、及び、帰還マニホールド23の第5方向d5に直交する断面積は、互いに等しい。例えば、供給マニホールド22及び帰還マニホールド23は、互いに等しいサイズ及び形状を有していてもよい。この場合、供給マニホールド22及び帰還マニホールド23は、配列方向、幅方向及び積層方向における各寸法が互いに等しくてもよい。例えば、各マニホールドの断面積は1000μm2以上であって、2000μm2以下である。
供給マニホールド22は、第8流路プレート48~第11流路プレート51を積層方向に貫通した貫通孔、及び、第12流路プレート52の下面から窪んだ窪みが積層方向に重なって形成されている。このため、供給マニホールド22の下端は第7流路プレート47に覆われ、上端は第12流路プレート52における上側部分に覆われている。
帰還マニホールド23は、第2流路プレート42~第5流路プレート45を積層方向に貫通した貫通孔、及び、第6流路プレート46の下面から窪んだ窪みが積層方向に重なって形成されている。このため、帰還マニホールド23の下端は第1流路プレート41に覆われ、上端は第6流路プレート46における上側部分に覆われている。
この供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間には、バッファー空間24が配置されている。バッファー空間24は、第7流路プレート47の下面から窪んだ窪みにより形成されている。このため、積層方向において、供給マニホールド22とバッファー空間24とは第7流路プレート47の上側部分を介して隣接し、帰還マニホールド23とバッファー空間24とは第6流路プレート46の上側部分を介して隣接している。供給マニホールド22と帰還マニホールド23との間にバッファー空間24を挟むことにより、供給マニホールド22における液体の圧力及び帰還マニホールド23における液体の圧力が互いに作用することを低減することができる。
また、供給マニホールド22には、配列方向の一方端(第1方向d1の上流端)に供給口22aが設けられている。ここでは、供給路22bの下端が供給口22aに接続され、供給路22bが供給口22aから上方に延びている。例えば、供給路22bは、第12流路プレート52の上側部分、第13流路プレート53、第14流路プレート54、振動板55及び絶縁膜56を貫通している。供給路22bの上端は、筒状の供給ポート22cの内部空間に接続されている。
帰還マニホールド23には、配列方向の他方端(第5方向d5の下流端)に帰還口23aが設けられている。ここでは、帰還路の下端が帰還口23aに接続され、帰還路が帰還口23aから上方に延びている。例えば、帰還路は、第6流路プレート46~絶縁膜56を貫通している。帰還路の上端は、筒状の帰還ポートの内部空間に接続されている。例えば、帰還口23aは、供給マニホールド22の下流端よりも配列方向の他方端側に配置されている。
複数の個別流路は、供給マニホールド22及び帰還マニホールド23に接続されている。個別流路は、上流端が供給マニホールド22に接続され、下流端が帰還マニホールド23に接続されており、この間においてノズル21の基端に接続されている。個別流路は、第1連通孔25、供給絞り路26、第2連通孔27、圧力室28、ディセンダ29、帰還絞り路31及び第3連通孔32を有し、これらはこの順に配置されている。
第1連通孔25は、その下端が供給マニホールド22の上端に接続し、供給マニホールド22から積層方向の上方に延び、第12流路プレート52における上側部分を積層方向に貫通している。第1連通孔25は、幅方向における供給マニホールド22の中央よりも一方側(第1側)に配置されている。積層方向に直交する第1連通孔25の断面積は、第1方向d1に直交する供給マニホールド22の断面積よりも小さい。例えば、第1連通孔25の断面積は100μm2以上であって、200μm2以下である。
供給絞り路26は、その一端(幅方向における第1側の端:第2端26b)が第1連通孔25の上端に接続し、第2方向d2に延びている。供給絞り路26は、第13流路プレート53の下面から窪んだ溝により形成されている。第2方向d2に直交する供給絞り路26の断面積は、積層方向に直交する第1連通孔25の断面積よりも小さい。例えば、供給絞り路26の断面積は50μm2以上であって、90μm2以下である。なお、供給絞り路26の詳細については後述する。
第2連通孔27は、その下端が供給絞り路26の他端(幅方向における第2側の端:第1端26a)に接続し、供給絞り路26から積層方向の上方に延び、第13流路プレート53における上側部分を積層方向に貫通している。第2連通孔27は、幅方向における供給マニホールド22の中央よりも他方側(第2側)に配置されている。積層方向に直交する第2連通孔27の断面積は、第2方向d2に直交する供給絞り路26の断面積よりも大きい。例えば、第2連通孔27の断面積は100μm2以上であって、200μm2以下である。
圧力室28は、その一端(第1側の端:第1側端28b)が第2連通孔27の上端に接続し、第3方向d3に延びている。圧力室28は、第14流路プレート54を積層方向に貫通して形成されている。第3方向d3に直交する圧力室28の断面積は、積層方向に直交する第2連通孔27の断面積よりも大きい。例えば、圧力室28の断面積は300μm2以上であって、400μm2以下である。
ディセンダ29は、第1流路プレート41~第13流路プレート53を積層方向に貫通し、幅方向において供給マニホールド22及び帰還マニホールド23よりも第2側に配置されている。ディセンダ29は、その上端が圧力室28の他端(第2側の端:第2側端28a)に接続され、下端がノズル21に接続されている。例えば、ノズル21は、積層方向においてディセンダ29に重なり、積層方向に直交する方向においてディセンダ29の中央に配置されている。
ディセンダ29の断面積は、積層方向に一定であってもよいし、変化してもよい。例えば、ディセンダ29の上部(例えば、第12流路プレート52~第13流路プレート53におけるディセンダ29の形成範囲)においては上端に近づくほど断面積が縮小していてもよい。
帰還絞り路31は、その一端(第2側の端:第4端31b)がディセンダ29の下端に接続し、ディセンダ29から第4方向d4へ延びている。帰還絞り路31は、第1流路プレート41の下面から窪んだ溝により形成されている。第4方向d4に直交する帰還絞り路31の断面積は、積層方向に直交するディセンダ29の断面積よりも小さい。例えば、帰還絞り路31の断面積は50μm2以上であって、90μm2以下である。
なお、帰還絞り路31の詳細については後述する。
第3連通孔32は、その下端が帰還絞り路31の他端(第1側の端:第3端31a)に接続し、帰還絞り路31から積層方向の上方に延び、第1流路プレート41における上側部分を積層方向に貫通している。第3連通孔32は、その上端が帰還マニホールド23の下端に接続されている。第3連通孔32は、幅方向における帰還マニホールド23の中央よりも第2側に配置されている。積層方向に直交する第3連通孔32の断面積は、第4方向d4に直交する帰還絞り路31の断面積よりも大きい。例えば、第3連通孔32の断面積は100μm2以上であって、200μm2以下である。
振動板55は、第14流路プレート54の上に積層されており、圧力室28の上端開口を覆っている。なお、振動板55は、第14流路プレート54と一体的に形成されていてもよい。この場合、圧力室28は積層方向に第14流路プレート54の下面から窪んで形成される。この第14流路プレート54において圧力室28よりも上側部分が振動板55として機能する。
圧電素子60は共通電極61、圧電層62及び個別電極63を含み、これらはこの順で配置されている。共通電極61は、絶縁膜56を介して振動板55の全面を覆っている。圧電層62は、圧力室28毎に設けられ、圧力室28に重なるように共通電極61上に配置されている。個別電極63は、圧力室28毎に設けられ、圧電層62上に配置されている。このとき、1つの個別電極63、共通電極61及び両電極で挟まれた部分の圧電層62(活性部)により、1つの圧電素子60が構成される。
個別電極63は、ドライバICに電気的に接続されている。このドライバICは、制御部13(図1)から制御信号を受けて、駆動信号(電圧信号)を生成し、個別電極63に印加する。これに対し、共通電極61は、常にグランド電位に保持されている。
駆動信号に応じて、圧電層62の活性部が、2つの電極61、63と共に面方向に伸縮する。これに応じて、振動板55が協働して変形し、圧力室28の容積を増減する方向に変化する。これにより、圧力室28に、液体をノズル21から吐出させる吐出圧力が付与される。
<液体の流れ>
例えば、供給口22aに供給配管によりサブタンクに接続され、帰還口23aに帰還配管によりサブタンクに接続される。供給配管の加圧ポンプ及び帰還配管の負圧ポンプが駆動すると、液体は、サブタンクから供給配管を通り、外部から供給口22aを介して供給マニホールド22に流入し、第1方向d1に供給マニホールド22を流れる。
この間に液体の一部は個別流路に流入する。ここで、液体は、供給マニホールド22から第1連通孔25を介して供給絞り路26に流入し、供給絞り路26を第2方向d2に流れ、供給絞り路26から第2連通孔27を介して圧力室28に流入し、圧力室28を第3方向d3に流れる。そして、液体は、ディセンダ29を上端から下端へ積層方向に流れ、ノズル21に流入する。ここで、圧電素子60によって圧力室28に吐出圧力が付与されると、液体はノズル孔21aから吐出される。
残る液体は、帰還絞り路31を第4方向d4に流れ、第3連通孔32を介して帰還マニホールド23に流入する。そして、液体は帰還マニホールド23を第5方向d5に流れて、帰還口23aから外部へ排出され、帰還配管を通りサブタンクへ戻る。これにより、ノズル孔21aから吐出されなかった液体は、サブタンクと個別流路との間を循環する。
<供給絞り路の構成>
図3に示すように、供給絞り路26は第2方向d2に延びており、第2方向d2は第1方向d1及び第3方向d3の両方の成分を有している。この第1方向d1は供給マニホールド22の延伸方向であり、第3方向d3は圧力室28の延伸方向である。これにより、第2方向d2は、第1方向d1及び第3方向d3のそれぞれに対して傾斜している。
このように、液体は供給マニホールド22から供給絞り路26に流入する際、液体の流れは第1方向d1から第2方向d2に変換する。この際、第2方向d2は第1方向d1を方向成分として有していることにより、供給絞り路26において液体は、第1方向d1への流れの圧力を利用して、第2方向d2へ流れる。また、第2方向d2は、第1方向d1と反対側の方向を方向成分として有さないことにより、第2方向d2への流れに対する抵抗を低減することができる。よって、圧力損失を低減することができる。
そして、液体は供給絞り路26から圧力室28に流入する際、液体の流れは第2方向d2から第3方向d3に変換する。この際、第3方向d3は第2方向d2を方向成分として有していることにより、圧力室28において液体は、第2方向d2への流れの圧力を利用して、第3方向d3へ流れる。また、第3方向d3は、第2方向d2と反対側の方向を方向成分として有さないことにより、第3方向d3への流れに対する抵抗を低減することができる。よって、圧力損失を低減することができる。
しかも、供給マニホールド22及び帰還マニホールド23が互いに積層されている場合、各マニホールドの断面積を大きくすることができない。このような圧力損失の影響が大きい場合において、圧力損失を低減する効果が大きい。
例えば、第1方向d1と第2方向d2とのなす角θ12、及び、第2方向d2と第3方向d3とのなす角θ23は、0°よりも大きく、90°よりも小さい。θ12とθ23との和(θ12+θ23)は、180°よりも小さい。例えば、角θ23は角θ12よりも小さい。例えば、角θ12は、80°以上であって、87°以下である。例えば、角θ23は、3°以上であって、10°以下である。
このように、θ23<θ12であれば、流速が速い圧力室28における圧力損失を低減することができる。すなわち、供給絞り路26の流速は供給マニホールド22及び圧力室28の流速よりも速く、また、圧力室28の流速は供給マニホールド22の流速よりも速い。ここで、供給絞り路26における流れ方向(第2方向d2)を、供給マニホールド22の流れ方向(第1方向d1)よりも圧力室28の流れ方向(第3方向d3)に近くする。これにより、流速が速い圧力室28に連通する供給絞り路26においては、流出側の流れ角度差θ23が流入側の流れ角度差θ12よりも小さいため、流れが促され、圧力損失を低減することができる。
さらに、供給マニホールド22と供給絞り路26との間に第1連通孔25が設けられている。この第1連通孔25のサイズは、第2方向d2に直交する供給絞り路26の断面積よりも大きく、第1方向d1に直交する供給マニホールド22の断面積よりも小さい。このため、供給マニホールド22、第1連通孔25及び供給絞り路26の順で段階的にサイズが小さくなることにより、面積の急減少を防止し、この順で流れる液体の圧力損失を低減することができる。
また、圧力室28と供給絞り路26との間に第2連通孔27が設けられている。この第2連通孔27のサイズは、第2方向d2に直交する供給絞り路26の断面積よりも大きく、第3方向d3に直交する圧力室28の断面積よりも小さい。このため、供給絞り路26、第2連通孔27及び圧力室28の順で段階的にサイズが大きくなることにより、面積の急拡大を防止し、この順で流れる液体の圧力損失を低減することができる。
供給絞り路26の断面積は、圧力室28の断面積よりも小さい。例えば、供給絞り路26を流れる液体の抵抗を、0.7kPa・s/μl・cps以上に設定する。これにより、圧電素子60により圧力室28に付与された圧力が供給絞り路26を介して供給マニホールド22に抜けることを防止することができる。
また、供給絞り路26は、圧力室28に接続される第1端26a、及び、第1端26aと反対側の第2端26bを有している。供給マニホールド22は、液体が外部から供給される供給口22aが設けられ、複数の供給絞り路26の第2端26bが接続されるように延びている。
ここで、供給絞り路26は、供給マニホールド22の延伸方向において、第2端26bが第1端26aよりも供給口22a側になるように延びている。また、圧力室28は、供給絞り路26の延伸方向において、ノズル21に接続される部分(例えば、第2側端28a)が、第1端26aに接続されている部分(例えば、第1側端28b)よりも第2端26b側の反対側になるように延びている。
これにより、供給マニホールド22から流入した液体は、供給絞り路26を第2端26bから第1端26aへ流れ、さらに、圧力室28を第1側端28bから第2側端28aへ流れる。この際、供給絞り路26における流れ方向(第2方向d2)は供給マニホールド22の流れ方向(第1方向d1)及び圧力室28の流れ方向(第3方向d3)の両方の成分を有することになる。よって、この流れにおける圧力損失を低減することができる。
<帰還絞り路の構成>
帰還絞り路31は、第2側の端(一端)が、ノズル21と圧力室28とを連通させるディセンダ29に接続されており、第4方向d4に延びている。第4方向d4は、第3方向d3の反対方向及び第5方向d5を成分として含んでいる。この第5方向d5は、第3方向d3及び第4方向d4と異なり、帰還マニホールド23の延伸方向である。これにより、第4方向d4は、第3方向d3の反対方向及び第5方向d5のそれぞれに対して傾斜している。
このように、液体は圧力室28からディセンダ29を介して帰還絞り路31に流入する際、液体の流れは第3方向d3から積層方向に変換してから第4方向d4に変換する。このため、帰還絞り路31に対する圧力室28の流れ方向の影響が、ディセンダ29によって低減されている。よって、第4方向d4が第3方向d3の反対方向の成分を有していても、圧力損失の増加を抑制することができる。
そして、液体は帰還絞り路31から帰還マニホールド23に流入する際、液体の流れは第4方向d4から第5方向d5に変換する。この際、第5方向d5は第4方向d4を方向成分として有していることにより、圧力室28において液体は、第5方向d5への流れの圧力を利用して、第4方向d4へ流れる。また、第5方向d5は、第4方向d4と反対側の方向を方向成分として有さないことにより、第5方向d5への流れに対する抵抗を低減することができる。よって、圧力損失を低減することができる。
例えば、第3方向d3と第4方向d4とのなす角θ34、及び、第4方向d4と第5方向d5とのなす角θ45は、0°よりも大きく、90°よりも小さい。θ34とθ45との和(θ34+θ45)は、180°よりも小さい。例えば、角θ34は角θ45よりも小さい。例えば、角θ34は、15°以上であって、25°以下である。角θ45は、65°以上であって、75°以下である。
さらに、帰還絞り路31と帰還マニホールド23との間に第3連通孔32が設けられている。この第3連通孔32のサイズは、第4方向d4に直交する帰還絞り路31の断面積よりも大きく、第5方向d5に直交する帰還マニホールド23の断面積よりも小さい。このため、帰還絞り路31、第3連通孔32及び帰還マニホールド23の順で段階的にサイズが大きくなることにより、面積の急拡大を防止し、この順で流れる液体の圧力損失を低減することができる。
また、帰還絞り路31は、帰還マニホールド23に接続された第3端31a、及び、第3端31aと反対側の第4端31bを有する。帰還マニホールド23は、液体が外部へ帰還される帰還口23aが設けられ、複数の帰還絞り路31の第3端31aが接続されるように延びている。ここで、帰還絞り路31は、帰還マニホールド23の延伸方向において、第3端31aが第4端31bよりも帰還口23a側になるように延びている。
これにより、液体は、帰還絞り路31を第4端31bから第3端31aへ流れ、さらに、帰還マニホールド23を帰還口23aへ流れる。この際、帰還絞り路31における流れ方向(第4方向d4)は帰還マニホールド23の流れ方向(第5方向d5)を有することになる。よって、この流れにおける圧力損失を低減することができる。
なお、圧力室28は、帰還絞り路31の延伸方向において、第1端26aに接続されている部分(例えば、第1側端28b)が、第4端31bに接続されている部分(例えば、第2側端28a)よりも第3端31a側になるように延びている。
<変形例1>
変形例1に係るヘッド20では、図4に示すように、供給絞り路26の一端は、第1方向に直交する方向における供給マニホールド22の中央に接続されている。また、供給絞り路26の他端は、第3方向における圧力室28の上流端に接続されている。これ以外の構成及び作用、効果は上記と同様であるため、その説明を省略する。
具体的には、第1方向に直交する方向は、積層方向にも直交しており、例えば、幅方向である。この直交する方向において、供給絞り路26の第1側の端(一端)が第1連通孔25を介して供給マニホールド22の中央に接続されている。
積層方向において供給マニホールド22の中央に第1連通孔25が重なるように配置されていればよい。このため、第1連通孔25は、その第1側の端が供給マニホールド22の中央に重なるように配置されていてもよいし、第2側の端が供給マニホールド22の中央に重なるように配置されていてもよい。
供給マニホールド22において中央に近いほど流速が速くなる。これにより、供給絞り路26が第1連通孔25を介して流速が速い領域に接続されるため、流れが促され、圧力損失を低減することができる。
また、供給絞り路26の第2側の端(他端)は、第2連通孔27を介して圧力室28の上流端に接続されている。この供給絞り路26の第2側の端は、例えば、積層方向において供給マニホールド22の上方に配置されている。
積層方向において供給絞り路26の第2側の端、第2連通孔27、及び、圧力室28の上流端が重なるように配置されている。これにより、液体は、供給絞り路26の第2側の端から、第2連通孔27を通り、圧力室28の上流端に流入するため、圧力室28において上流端から第3方向d3へ流れる。これにより、圧力室28において上流側に液体が滞留することがなく、円滑に流れることができる。
<変形例2>
変形例2に係るヘッド20は、図5に示すように、ノズル21と圧力室28とを連通させ、帰還絞り路31に接続されているディセンダ29を備えている。また、帰還絞り路31は、第4方向d4が第3方向d3の反対方向及び第5方向d5の反対方向を成分として含んでいる。これ以外の構成及び作用、効果は上記と同様であるため、その説明を省略する。
この場合、帰還口23aは、帰還マニホールド23の配列方向の一方端に設けられている。例えば、帰還口23aは、供給口22aよりも配列方向の一方端側に配置されている。
これによれば、帰還絞り路31における流れ方向(第4方向d4)は、帰還マニホールド123における流れ方向(第5方向d5)の反対方向を成分として有している。このため、帰還絞り路31から帰還マニホールド23へ液体が流出する際、渦が発生して液体を拡散し、液体の含有物の沈殿を防止することができる。
また、帰還絞り路31は、帰還マニホールド23の延伸方向において、第4端31bが第3端31aよりも帰還口23a側になるように延びている。液体は、帰還絞り路31を第3端31aから第4端31bへ流れ、さらに、帰還マニホールド23を帰還口23aへ流れる。この際、帰還絞り路31における流れ方向(第4方向d4)は帰還マニホールド23の流れ方向(第5方向d5)の反対の方向を有することになる。よって、液体の含有物の沈殿を防止することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るヘッド20では、図6及び図7に示すように、流路形成体及び個別流路の構成、及び、供給マニホールド122及び帰還マニホールド123の配置が上記構成と異なる。これ以外の構成及び作用、効果は実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
具体的には、流路形成体は、ノズルプレート40、第1流路プレート141、第2流路プレート142、第3流路プレート143、第4流路プレート144、第5流路プレート145、第6流路プレート146及び第7流路プレート147を含んでいる。これらのプレートは、この順で積層方向に積層されている。
供給マニホールド122及び帰還マニホールド123は、積層方向に直交する方向(例えば、幅方向)において互いの間に圧力室128を挟むように並んで配置されている。これによれば、積層方向において液体吐出ヘッドの小型化を図ることができる。なお、供給マニホールド122及び帰還マニホールド123は、複数のノズル21の中心軸を含む面に対して互いに対称に配置されていてもよい。
供給マニホールド122及び帰還マニホールド123は、第3流路プレート143~第6流路プレート146を積層方向に貫通して形成されている。このため、供給マニホールド122及び帰還マニホールド123の上端は第7流路プレート147により覆われている。
供給口122aは、第1方向d1における供給マニホールド122の一方端(例えば、配列方向の一方側)に設けられている。ここでは、供給口122aに接続される供給路122bは、供給口122aから上方に延び、第7流路プレート147を貫通している。内部空間が供給路122bに連通する供給ポート122cは、第7流路プレート147に接続されている。
帰還口123aは、第5方向d5における帰還マニホールド123の一方端(例えば、配列方向の一方側)に設けられている。ここでは、帰還口123aに接続される帰還路123bは、帰還口123aから上方に延び、第7流路プレート147を貫通している。内部空間が帰還路123bに連通する帰還ポート123cは、第7流路プレート147に接続されている。例えば、供給口122a及び帰還口123aは、幅方向に並ぶように配置されている。
個別流路は、第1連通孔125、供給絞り路126、第2連通孔127、圧力室128、第4連通孔133、帰還絞り路131及び第3連通孔132を有す。これらはこの順に配置されている。
第1連通孔125は、その上端が供給マニホールド122の下端に接続し、供給マニホールド122から積層方向の下方に延び、第2流路プレート142における上側部分を積層方向に貫通している。第1連通孔125は、幅方向における供給マニホールド122の中央よりも一方側(第1側)に配置されている。積層方向に直交する第1連通孔125の断面積は、第1方向d1に直交する供給マニホールド122の断面積よりも小さい。
供給絞り路126は、その第1側の端が第1連通孔125の下端に接続し、第2方向d2に延びている。供給絞り路126は、第2流路プレート142の下面から窪んだ溝により形成されている。なお、供給絞り路126の詳細については後述する。
第2連通孔127は、その上端が供給絞り路126の第2側の端に接続し、供給絞り路126から積層方向の下方に延び、第1流路プレート141における上側部分を積層方向に貫通している。第2連通孔127は、供給マニホールド122の下方であって、幅方向における供給マニホールド122の中央よりも他方側(第2側)に配置されている。積層方向に直交する第2連通孔127の断面積は、第2方向d2に直交する供給絞り路126の断面積よりも大きい。
圧力室128は、その第1側の端が第2連通孔127の下端に接続し、第3方向d3へ延びている。圧力室128は、第1流路プレート141の下面から窪んだ溝により形成されている。第3方向d3に直交する圧力室128の断面積は、積層方向に直交する第2連通孔127の断面積よりも大きい。圧力室124の下端にノズル21が接続されている。例えば、ノズル21は、積層方向に直交する方向において圧力室124の中央に配置されている。
第4連通孔133は、その下端が圧力室128の第2側の端に接続し、圧力室128から積層方向の上方に延び、第1流路プレート141における上側部分を積層方向に貫通している。第4連通孔133は、帰還マニホールド123の下方であって、幅方向における帰還マニホールド123の中央よりも一方側(第1側)に配置されている。積層方向に直交する第4連通孔133の断面積は、第3方向d3に直交する圧力室128の断面積よりも小さい。
帰還絞り路131は、その第1側の端が第4連通孔133の上端に接続し、第4方向d4へ延びている。帰還絞り路131は、第2流路プレート142の下面から窪んだ溝により形成されている。第4方向d4に直交する帰還絞り路131の断面積は、積層方向に直交する第4連通孔133の断面積よりも小さい。なお、帰還絞り路131及び供給絞り路126は、配列方向において圧力室128から同じ側へ延びている。なお、帰還絞り路131の詳細については後述する。
第3連通孔132は、その下端が帰還絞り路131の上端に接続し、帰還絞り路131から積層方向の上方に延び、第2流路プレート142における上側部分を積層方向に貫通している。第3連通孔132は、その上端が帰還マニホールド123の下端に接続されている。第3連通孔132は、幅方向における帰還マニホールド123の中央よりも第2側に配置されている。積層方向に直交する第3連通孔132の断面積は、第4方向d4に直交する帰還絞り路131の断面積よりも大きい。
振動板155は、第1流路プレート141における圧力室128よりも上側部分により形成されている。なお、振動板155は、第1流路プレート141と別に形成されていてもよい。この場合、圧力室128は積層方向に第1流路プレート141を貫通し、圧力室128の上側が振動板155により覆われる。
<供給絞り路の構成>
供給絞り路126が延びる第2方向d2は、第1方向d1及び第3方向d3の両方の成分を有している。また、第2方向d2と第3方向d3とのなす角θ23が、第1方向d1と第2方向d2とのなす角θ12よりも小さい。
さらに、第1連通孔125のサイズは、第2方向d2に直交する供給絞り路126の断面積よりも大きく、第1方向d1に直交する供給マニホールド122の断面積よりも小さい。第2連通孔127のサイズは、第2方向d2に直交する供給絞り路126の断面積よりも大きく、第3方向d3に直交する圧力室128の断面積よりも小さい。
また、供給絞り路126は、供給マニホールド122の延伸方向において、第2端126bが第1端126aよりも供給口22a側になるように延びている。また、圧力室128は、供給絞り路126の延伸方向において、ノズル21に接続される部分128cが、第1端126aに接続されている部分(例えば、第1側端128b)よりも第2端126b側の反対側になるように延びている。
<帰還絞り路の構成>
帰還絞り路131の延伸方向である第4方向d4は、第3方向d3及び第5方向d5のそれぞれに対して傾斜している。このように、液体は圧力室128から帰還絞り路131に流入する際、液体の流れは第3方向d3から第4方向d4に変換する。この第4方向d4は第3方向d3を方向成分として有していることにより、帰還絞り路131において液体は、第3方向d3への流れの圧力を利用して、第4方向d4へ流れる。また、第4方向d4は、第3方向d3と反対側の方向を方向成分として有さないことにより、第4方向d4への流れに対する抵抗を低減することができる。よって、圧力損失を低減することができる。
さらに、第4連通孔133のサイズは、第3方向d3に直交する圧力室128の断面積よりも小さく、第4方向d4に直交する帰還絞り路131の断面積よりも大きい。このため、圧力室128、第4連通孔133及び帰還絞り路131の順で段階的にサイズが大きくなることにより、面積の急減少を防止し、この順で流れる液体の圧力損失を低減することができる。
また、帰還絞り路131は、帰還マニホールド123に接続された第3端131a、及び、第3端131aと反対側の第4端131bを有する。この帰還絞り路131は、帰還マニホールド123の延伸方向において、第3端131aが第4端131bよりも帰還口123a側になるように延びている。また、圧力室128は、帰還絞り路131の延伸方向において、第1端126aに接続されている部分(例えば、第1側端128b)が、第4端131bに接続されている部分(例えば、第2側端128a)よりも第3端131a側の反対側になるように延びている。これにより、帰還絞り路131における流れ方向(第4方向d4)は圧力室128の流れ方向(第3方向d3)及び帰還マニホールド123の流れ方向(第5方向d5)を有することになる。よって、この流れにおける圧力損失が低減することができる。
なお、図7では、配列方向の一方側において供給マニホールド122に供給口122aが配置され、帰還マニホールド123に帰還口123aが配置された。これに対し、図8に示すように、配列方向の一方側において供給マニホールド122に供給口122aが配置され、配列方向の他方側において帰還マニホールド123に帰還口123aが配置されてもよい。この場合、帰還絞り路131及び供給絞り路126は、配列方向において圧力室128から互いに異なる側へ延びている。
<変形例3>
変形例3に係るヘッド20では、図9に示すように、帰還絞り路131は、第4方向d4が第5方向d5の反対方向及び第3方向d3を成分として含むように設けられている。これ以外の構成及び作用、効果は上記と同様であるため、その説明を省略する。
これによれば、帰還絞り路131における流れ方向(第4方向d4)は、帰還マニホールド123における流れ方向(第5方向d5)の反対方向を方向成分として有している。このため、帰還絞り路131から帰還マニホールド123へ液体が流出する際、渦が発生して液体を拡散し、液体の含有物の沈殿を防止することができる。
この場合、帰還絞り路131は、帰還マニホールド123の延伸方向において、第4端131bが第3端131aよりも帰還口123a側になるように延びている。また、圧力室128は、帰還絞り路131の延伸方向において、第1端126aに接続されている部分(例えば、第1側端128b)が、第4端131bに接続されている部分(例えば、第2側端128a)よりも第3端131a側の反対側になるように延びている。これにより、帰還絞り路131における流れ方向(第4方向d4)は、圧力室128の流れ方向(第3方向d3)、及び帰還マニホールド123の流れ方向(第5方向d5)の反対方向を有することになる。よって、液体の含有物の沈殿を防止することができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の液体吐出ヘッドは、液体の圧力損失を低減することができる液体吐出ヘッド等として有用である。
20 :ヘッド(液体吐出ヘッド)
21 :ノズル
22 :供給マニホールド
22a :供給口
23 :帰還マニホールド
23a :帰還口
26 :供給絞り路
26a :第1端
26b :第2端
27 :第2連通孔(連通孔)
28 :圧力室
29 :ディセンダ
31 :帰還絞り路
31a :第3端
31b :第4端
122 :供給マニホールド
122a:供給口
123 :帰還マニホールド
123a:帰還口
126 :供給絞り路
126a:第1端
126b:第2端
127 :第2連通孔(連通孔)
128 :圧力室
131 :帰還絞り路
131a:第3端
131b:第4端

Claims (12)

  1. 液体が外部から供給される供給口が設けられ、第1方向に延びる供給マニホールドと、
    前記供給マニホールドに一端が接続され、第2方向に延びる複数の供給絞り路と、
    複数の前記供給絞り路の他端に接続され、前記第1方向とは異なる第3方向に延びると共に、複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室と、を備え、
    前記供給絞り路は、前記第2方向が前記第1方向及び前記第3方向の両方の成分を有するように構成され、
    前記供給絞り路の一端は、前記第1方向に直交する方向における前記供給マニホールドの中央に接続され、
    前記供給絞り路の他端は、前記第3方向における前記圧力室の一端に接続されている、液体吐出ヘッド。
  2. 前記第2方向と前記第3方向とのなす角は、前記第2方向と前記第1方向とのなす角よりも小さい、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記圧力室と前記供給絞り路との間に設けられた連通孔を備えている、請求項1又は2項に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記連通孔のサイズは、前記第2方向に直交する前記供給絞り路の断面積よりも大きく、前記第3方向に直交する前記圧力室の断面積よりも小さい、請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記圧力室に一端が接続され、第4方向に延びる帰還絞り路と、
    複数の前記帰還絞り路の他端に接続され、前記液体が前記外部へ排出される帰還口が設けられ、前記第4方向とは異なる第5方向に延びる帰還マニホールドと、を備えている、請求項1~のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第3方向及び前記第1方向を含む平面に直交する方向において、前記供給マニホールドと前記帰還マニホールドとが互いに重なって配置されている、請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記帰還絞り路は、前記第4方向が前記第3方向及び前記第5方向を成分として含むように設けられている、請求項又はに記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記帰還絞り路は、前記第4方向が前記第5方向の反対方向及び前記第3方向を成分として含むように設けられている、請求項又はに記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記ノズルと前記圧力室とを連通させ、前記帰還絞り路に接続されているディセンダを備え、
    前記帰還絞り路は、前記第4方向が前記第3方向の反対方向及び前記第5方向を成分として含むように設けられている、請求項又はに記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記ノズルと前記圧力室とを連通させ、前記帰還絞り路に接続されているディセンダを備え、
    前記帰還絞り路は、前記第4方向が前記第3方向の反対方向及び前記第5方向の反対方向を成分として含むように設けられている、請求項又はに記載の液体吐出ヘッド。
  11. ノズルに接続される圧力室と、
    前記圧力室に接続される第1端、及び、前記第1端と反対側の第2端を有する供給絞り路と、
    液体が外部から供給される供給口が設けられ、複数の前記供給絞り路の前記第2端が接続される供給マニホールドと、を備え、
    前記供給マニホールドの延伸方向において、前記第2端が前記第1端よりも前記供給口側になるように前記供給絞り路が延び、
    前記供給絞り路の延伸方向において、前記ノズルに接続される部分が前記第1端に接続される部分よりも前記第2端側の反対側になるように前記圧力室が延び、
    前記液体が前記外部へ排出される帰還口が設けられた帰還マニホールドと、
    前記帰還マニホールドに接続される第3端、及び、前記第3端と反対側の第4端を有する帰還絞り路と、
    前記ノズルと前記圧力室とを連通させ、前記帰還絞り路に接続されているディセンダと、を備え、
    前記帰還マニホールドの延伸方向において、前記第3端が前記第4端よりも前記帰還口側になるように前記帰還絞り路が延び、
    前記帰還絞り路の延伸方向において、前記第1端に接続される部分が前記第4端に接続される部分よりも前記第3端側になるように前記圧力室が延びている、液体吐出ヘッド。
  12. ノズルに接続される圧力室と、
    前記圧力室に接続される第1端、及び、前記第1端と反対側の第2端を有する供給絞り路と、
    液体が外部から供給される供給口が設けられ、複数の前記供給絞り路の前記第2端が接続される供給マニホールドと、を備え、
    前記供給マニホールドの延伸方向において、前記第2端が前記第1端よりも前記供給口側になるように前記供給絞り路が延び、
    前記供給絞り路の延伸方向において、前記ノズルに接続される部分が前記第1端に接続される部分よりも前記第2端側の反対側になるように前記圧力室が延び、
    前記液体が前記外部へ排出される帰還口が設けられた帰還マニホールドと、
    前記帰還マニホールドに接続される第3端、及び、前記第3端と反対側の第4端を有する帰還絞り路と、
    前記ノズルと前記圧力室とを連通させ、前記帰還絞り路に接続されているディセンダと、を備え、
    前記帰還マニホールドの延伸方向において、前記第4端が前記第3端よりも前記帰還口側になるように前記帰還絞り路が延び、
    前記帰還絞り路の延伸方向において、前記第1端に接続される部分が前記第4端に接続される部分よりも前記第3端側になるように前記圧力室が延びている、液体吐出ヘッド。
JP2019069605A 2019-04-01 2019-04-01 液体吐出ヘッド Active JP7268450B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019069605A JP7268450B2 (ja) 2019-04-01 2019-04-01 液体吐出ヘッド
US16/805,235 US11097538B2 (en) 2019-04-01 2020-02-28 Liquid ejection head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019069605A JP7268450B2 (ja) 2019-04-01 2019-04-01 液体吐出ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020168738A JP2020168738A (ja) 2020-10-15
JP7268450B2 true JP7268450B2 (ja) 2023-05-08

Family

ID=72604011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019069605A Active JP7268450B2 (ja) 2019-04-01 2019-04-01 液体吐出ヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11097538B2 (ja)
JP (1) JP7268450B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288914A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2007069126A (ja) 2005-09-07 2007-03-22 Ulvac Japan Ltd 印刷ヘッド及び印刷装置
JP2007090638A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Brother Ind Ltd 記録ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP2008290292A (ja) 2007-05-23 2008-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2009226926A (ja) 2008-02-29 2009-10-08 Seiko Epson Corp 液体吐出方法、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5928700B2 (ja) * 2012-03-07 2016-06-01 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2015036238A (ja) 2013-08-15 2015-02-23 富士フイルム株式会社 液体吐出ヘッド及びインクジェット記録装置
JP7035666B2 (ja) * 2018-03-16 2022-03-15 ブラザー工業株式会社 ヘッド

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288914A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2007069126A (ja) 2005-09-07 2007-03-22 Ulvac Japan Ltd 印刷ヘッド及び印刷装置
JP2007090638A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Brother Ind Ltd 記録ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP2008290292A (ja) 2007-05-23 2008-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2009226926A (ja) 2008-02-29 2009-10-08 Seiko Epson Corp 液体吐出方法、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200307192A1 (en) 2020-10-01
US11097538B2 (en) 2021-08-24
JP2020168738A (ja) 2020-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7268451B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP5040263B2 (ja) 液滴噴射装置
JP5348011B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
US11186085B2 (en) Head
JP7275872B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7302238B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7268450B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7419677B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7552253B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7468080B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7326885B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP6582725B2 (ja) 液体吐出装置
JP7559500B2 (ja) 液体吐出ヘッド
US11850856B2 (en) Liquid discharge head
JP7247640B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7468113B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP7552251B2 (ja) 液体吐出ヘッド
US11285720B2 (en) Liquid discharging head
JP7435002B2 (ja) 液体吐出ヘッド
US11084284B2 (en) Liquid ejection head
JP2017061061A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2022170491A (ja) 液体吐出ヘッド
JP2022170490A (ja) 液体吐出ヘッド
JP2023014744A (ja) 液体吐出ヘッド
JP2022122087A (ja) 液体吐出ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7268450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150