JP7323805B2 - 成形システム - Google Patents
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Description
好ましくは、前記記載の成形システムであって、前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1及び第2溶融樹脂の射出開始タイミングを決定するように構成される、成形システムである。
好ましくは、前記記載の成形システムであって、第1及び第2金型は、型開き位置、待機位置、及び型閉め位置に移動可能に構成され、前記待機位置は、前記型開き位置よりも第1及び第2金型の間の距離が小さく、かつ前記型閉め位置よりも第1及び第2金型の間の距離が大きい状態の位置であり、前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルにおいて第1及び第2金型が前記型開き位置から前記待機位置に向けて移動を開始するタイミングを決定するように構成される、成形システムである。
好ましくは、前記記載の成形システムであって、第1溶融樹脂は、油圧駆動によって射出され、前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの前記油圧駆動の油圧の条件を決定するように構成される、成形システムである。
好ましくは、前記記載の成形システムであって、第1パリソンは、第1樹脂シートであり、第1樹脂シートは、第1射出ヘッドと第1及び第2金型の間に配置されたローラによって送り出され、前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの前記ローラの回転速度を決定するように構成される、成形システムである。
好ましくは、前記記載の成形システムであって、前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1押出機のスクリューの回転開始のタイミングを決定するように構成される、成形システムである。
図1に示すように、本発明の一実施形態の成形システム1は、第1及び第2パリソン形成装置10,20と、開閉可能に構成された第1及び第2金型ユニット30,40と、ロボットハンド50と、制御装置60を備える。
図2を参照して、成形システム1を用いて成形体を製造する方法について説明する。以下の説明では、成形体として、コア材3が樹脂シート11a,21aで挟まれて構成されたサンドイッチパネル(成形品)の周囲にバリが設けられた構成のものを想定しているが、別の構成の成形体を製造することも可能である。また、この製造方法では、成形体を製造するためのサイクルを繰り返すことによって成形体を次々に製造することを想定している。図2には、1サイクル分の工程を示しているが、ステップA7,B7,C8,D6の次に、ステップA1,B1,C1,D1が実行されることが想定されている。
上記の「2.成形体の製造方法」で説明した各ステップが実行されるタイミングは、サイクル毎に変動しないのが理想的であるが、実際は、油圧機構の油温の変動、周囲環境(温度、湿度等)の変動、材料の変動などが原因でタイミングにずれが生じることがある。タイミングのずれは、成形不良の原因となるので、制御部62は、タイミングのずれを低減すべく、種々の補正を行う。
ステップA5の射出完了とステップB5の射出完了の間の時間差T6は、コア材3が樹脂シート11a,21aに溶着される時点で樹脂シート11a,21aの温度が最適になるように設定されており、時間差T6が基準よりも短くなったり長くなったりすると、成形不良が生じやすくなる。
ステップC4~C5での型開き位置から待機位置への金型31,41の移動が早すぎると、樹脂シート11a,21aが金型31,41に干渉してしまうという問題が生じやすく、上記移動が遅すぎると、ステップA5の射出完了の時点で金型31が待機位置に到達せずに金型31での樹脂シート11aの賦形不良が発生するという問題が生じやすい。
ステップA6及びB6に関連して上述したように、本実施形態は、成形システム1は、成形体からバリを除去するためのバリ取りシステム(不図示)と連動させて動作させることが想定されており、両者のサイクル時間を一致させるために遅延時間T4,T5を設けている。
油圧駆動によって溶融樹脂18a,28aの射出を行う場合、油温の変動などが原因で射出時間(射出開始から完了までの時間)が変動する場合があり、射出時間を安定させることが望ましい。
溶融樹脂18a,28aの射出完了時点での樹脂シート11a,21aの長さは一定であることが望ましい。
2 :油圧機構
2a :シリンダ
2b :ピストン
3 :コア材
10 :第1パリソン形成装置
11 :第1パリソン
11a :第1樹脂シート
12 :第1ホッパー
13 :第1押出機
14 :第1アキュームレータ
14a :シリンダ
14b :ピストン
15 :第1射出用油圧機構
15a :シリンダ
15b :ピストン
16 :第1射出ヘッド
17 :第1ローラユニット
17a :ローラ
18 :第1原料樹脂
18a :第1溶融樹脂
20 :第2パリソン形成装置
21 :第2パリソン
21a :第2樹脂シート
22 :第2ホッパー
23 :第2押出機
24 :第2アキュームレータ
24a :シリンダ
24b :ピストン
25 :第2射出用油圧機構
25a :シリンダ
25b :ピストン
26 :第2射出ヘッド
27 :第2ローラユニット
27a :ローラ
28 :第2原料樹脂
28a :第2溶融樹脂
30 :第1金型ユニット
31 :第1金型
31a :キャビティ面
31b :ピンチオフ部
32 :第1型枠
33 :第1プラテン
40 :第2金型ユニット
41 :第2金型
41a :キャビティ面
41b :ピンチオフ部
42 :第2型枠
43 :第2プラテン
50 :ロボットハンド
50a :ベース
50b :吸着パッド
60 :制御装置
61 :記憶部
62 :制御部
Claims (5)
- 成形システムであって、
第1及び第2パリソン形成装置と、開閉可能に構成された第1及び第2金型と、制御部を備え、
第1パリソン形成装置は、第1押出機と、第1アキュームレータと、第1射出ヘッドを備え、
第1押出機から押し出された第1溶融樹脂が第1アキュームレータに蓄積された後、第1射出ヘッドから第1溶融樹脂を射出することによって第1パリソンを形成するように構成され、
第2パリソン形成装置は、第2押出機と、第2アキュームレータと、第2射出ヘッドを備え、
第2押出機から押し出された第2溶融樹脂が第2アキュームレータに蓄積された後、第2射出ヘッドから第2溶融樹脂を射出することによって第2パリソンを形成するように構成され、
第1及び第2パリソンは、第1及び第2金型の間に射出され、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1及び第2パリソン形成装置と第1及び第2金型の少なくとも1つの動作開始のタイミングを決定するように構成され、
第1溶融樹脂は、油圧駆動によって射出され、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの前記油圧駆動の油圧の条件を決定するように構成される、成形システム。 - 成形システムであって、
第1及び第2パリソン形成装置と、開閉可能に構成された第1及び第2金型と、制御部を備え、
第1パリソン形成装置は、第1押出機と、第1アキュームレータと、第1射出ヘッドを備え、
第1押出機から押し出された第1溶融樹脂が第1アキュームレータに蓄積された後、第1射出ヘッドから第1溶融樹脂を射出することによって第1パリソンを形成するように構成され、
第2パリソン形成装置は、第2押出機と、第2アキュームレータと、第2射出ヘッドを備え、
第2押出機から押し出された第2溶融樹脂が第2アキュームレータに蓄積された後、第2射出ヘッドから第2溶融樹脂を射出することによって第2パリソンを形成するように構成され、
第1及び第2パリソンは、第1及び第2金型の間に射出され、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1及び第2パリソン形成装置と第1及び第2金型の少なくとも1つの動作開始のタイミングを決定するように構成され、
第1パリソンは、第1樹脂シートであり、
第1樹脂シートは、第1射出ヘッドと第1及び第2金型の間に配置されたローラによって送り出され、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの前記ローラの回転速度を決定するように構成される、成形システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の成形システムであって、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1及び第2溶融樹脂の射出開始タイミングを決定するように構成される、成形システム。 - 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の成形システムであって、
第1及び第2金型は、型開き位置、待機位置、及び型閉め位置に移動可能に構成され、
前記待機位置は、前記型開き位置よりも第1及び第2金型の間の距離が小さく、かつ前記型閉め位置よりも第1及び第2金型の間の距離が大きい状態の位置であり、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルにおいて第1及び第2金型が前記型開き位置から前記待機位置に向けて移動を開始するタイミングを決定するように構成される、成形システム。 - 請求項1~請求項4の何れか1つに記載の成形システムであって、
前記制御部は、過去のサイクルでの履歴データに基づいて、次のサイクルでの第1押出機のスクリューの回転開始のタイミングを決定するように構成される、成形システム。
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