JP7322959B2 - 過給機 - Google Patents

過給機 Download PDF

Info

Publication number
JP7322959B2
JP7322959B2 JP2021550393A JP2021550393A JP7322959B2 JP 7322959 B2 JP7322959 B2 JP 7322959B2 JP 2021550393 A JP2021550393 A JP 2021550393A JP 2021550393 A JP2021550393 A JP 2021550393A JP 7322959 B2 JP7322959 B2 JP 7322959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge portion
joint member
center
reciprocates
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021550393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021070463A1 (ja
JPWO2021070463A5 (ja
Inventor
国彰 飯塚
麻子 安居
隼大 坂井田
俊洋 杉谷
雄一郎 秋山
毅彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Publication of JPWO2021070463A1 publication Critical patent/JPWO2021070463A1/ja
Publication of JPWO2021070463A5 publication Critical patent/JPWO2021070463A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7322959B2 publication Critical patent/JP7322959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • F02B37/183Arrangements of bypass valves or actuators therefor
    • F02B37/186Arrangements of actuators or linkage for bypass valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • F02B37/183Arrangements of bypass valves or actuators therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

本開示は過給機に関する。
従来、下記特許文献1に記載の過給機が知られている。この過給機は、内燃機関に供給する空気の圧力を制御するために、タービンへの排ガス入口と排ガス出口とを直接接続するバイパス流路と、上記バイパス流路を開閉するウエストゲートバルブと、を備えている。内燃機関に供給される空気の圧力が所定値を超えたときには、ウエストゲートバルブが開かれ、タービンに供給される排ガスの一部がバイパス流路を通じて排出される。この過給機は、ウエストゲートバルブの開閉操作のための操作機構を備えている。操作機構において、アクチュエータのロッドが進退されると、ロッド先端にヒンジ結合されたレバーが揺動して弁体の回動軸が回動し、ウエストゲートバルブが開閉動作する。
特許5845650号公報 特開2003-148155号公報 特開2012-132554号公報 特開2013-210101号公報
このウエストゲートバルブでは、弁体が排ガスの流体力を受け、この流体力に起因する力が操作機構のレバーやロッドに作用することになる。このウエストゲートバルブの例のように、過給機の可動部品を操作する操作機構に対して力が繰返し作用すると、操作機構を組付ける締結部分が緩んだり位置ずれしたりするといった虞がある。そして、締結部分の緩みや位置ずれによって、操作制御が不安定になる虞がある。上記のような課題に鑑み、本開示は、可動部品の操作制御の安定性を確保する過給機を説明する。
本開示の一態様に係る過給機は、所定の駆動力を受けて操作レバーを揺動させ可動部品の操作を行う操作機構を備え、操作機構は、駆動力によって往復動する原動部材と、原動部材に対して締結材で締結され原動部材と一緒に往復動するジョイント部材と、第1ヒンジ部を介してジョイント部材に結合されると共に、第2ヒンジ部を介して操作レバーに結合されたリンク板と、を有し、第1ヒンジ部の回転中心は、ジョイント部材の往復動に伴って所定の仮想直線上を往復動し、操作レバーの揺動中心と第2ヒンジ部の回転中心との距離が、揺動中心と仮想直線との距離よりも短い。
本開示の過給機によれば、可動部品の操作制御の安定性を確保することができる。
実施形態に係る過給機の断面図である。 ウエストゲートバルブ近傍を示す断面図である。 操作機構を拡大して示す図である。 ジョイント部材とロッドとの締結状態を示す分解斜視図である。 比較例の操作機構を拡大して示す図である。 比較例の操作機構の他の状態を拡大して示す図である。
本開示の一態様に係る過給機は、所定の駆動力を受けて操作レバーを揺動させ可動部品の操作を行う操作機構を備え、操作機構は、駆動力によって往復動する原動部材と、原動部材に対して締結材で締結され原動部材と一緒に往復動するジョイント部材と、第1ヒンジ部を介してジョイント部材に結合されると共に、第2ヒンジ部を介して操作レバーに結合されたリンク板と、を有し、第1ヒンジ部の回転中心は、ジョイント部材の往復動に伴って所定の仮想直線上を往復動し、操作レバーの揺動中心と第2ヒンジ部の回転中心との距離が、揺動中心と仮想直線との距離よりも短い。
可動部品は、動作によってタービンの流量を調整する部品であってもよい。また、可動部品は、操作レバーの揺動によって開閉されるウエストゲートバルブの弁体であってもよい。本開示の過給機は、駆動力を発生する電動アクチュエータを更に備えることとしてもよい。
また、操作機構による操作レバーの揺動範囲は、揺動中心から仮想直線に下ろした垂線上に第2ヒンジ部の回転中心が位置する姿勢から、第2ヒンジ部の回転中心が第1ヒンジ部とは反対の方向に所定量移動した姿勢まで、の範囲であることとしてもよい。
以下、図面を参照しつつ本開示の実施形態について詳細に説明する。図1は、過給機1の回転軸線Hを含む断面を取った断面図である。過給機1は、例えば、船舶や車両の内燃機関に適用されるものである。
図1に示されるように、過給機1は、タービン2とコンプレッサ3とを備えている。タービン2は、タービンハウジング4と、タービンハウジング4に収納されたタービン翼車6と、を備えている。タービンハウジング4は、タービン翼車6の周囲において周方向に延びるスクロール流路16を有している。コンプレッサ3は、コンプレッサハウジング5と、コンプレッサハウジング5に収納されたコンプレッサ翼車7と、を備えている。コンプレッサハウジング5は、コンプレッサ翼車7の周囲において周方向に延びるスクロール流路17を有している。
タービン翼車6は回転軸14の一端に設けられており、コンプレッサ翼車7は回転軸14の他端に設けられている。タービンハウジング4とコンプレッサハウジング5との間には、軸受ハウジング13が設けられている。回転軸14は、軸受15を介して軸受ハウジング13に回転可能に支持されており、回転軸14、タービン翼車6及びコンプレッサ翼車7が一体の回転体12として回転軸線H周りに回転する。
タービンハウジング4には、排気ガス流入口8及び排気ガス流出口10が設けられている。内燃機関(図示せず)から排出された排気ガスが、排気ガス流入口8を通じてタービンハウジング4内に流入し、スクロール流路16を通じてタービン翼車6に流入し、タービン翼車6を回転させる。その後、排気ガスは、排気ガス流出口10を通じてタービンハウジング4外に流出する。
コンプレッサハウジング5には、吸入口9及び吐出口11が設けられている。上記のようにタービン翼車6が回転すると、回転軸14を介してコンプレッサ翼車7が回転する。回転するコンプレッサ翼車7は、吸入口9を通じて外部の空気を吸入する。この空気が、コンプレッサ翼車7及びスクロール流路17を通過して圧縮され吐出口11から吐出される。吐出口11から吐出された圧縮空気は、前述の内燃機関に供給される。
図2に示されるように、過給機1は、バイパス流路31とウエストゲートバルブ33とを備えている。バイパス流路31は、タービン2の排気ガス流入口8と排気ガス流出口10とを直接接続する。ウエストゲートバルブ33は、上記バイパス流路31を開閉する。ウエストゲートバルブ33の開度調整によって、タービン2をバイパスする排ガスの量が調整され、タービン2の流量が調整される。そして、タービン2の流量調整によって、内燃機関に供給される圧縮空気の圧力が調整される。
図3に示されるように、過給機1は、ウエストゲートバルブ33の開閉操作のための操作機構35を備えている。操作機構35は、電動アクチュエータ37と、ジョイント部材39と、リンク板41と、操作レバー43と、を備えている。以下では、各図に示されるように互いに直交するX、Y、及びZ方向を定め説明に用いる。また、「前」、「後」等の語を用いる場合には、+X方向を前方とし、-X方向を後方とする。また、「上」、「下」等の語を用いる場合には、+Y方向を上方とし、-Y方向を下方とする。以下では、XY平面に投影した状態の、操作機構35の各部品の位置関係及び動作について説明する。
操作レバー43は、ウエストゲートバルブ33の弁体55の回動軸57を含んでいる。回動軸57は、操作レバー43の上端部に設けられており、タービンハウジング4を貫通して弁体55に連結されている。操作レバー43、回動軸57及び弁体55は、タービンハウジング4に対して相対的に、揺動中心59の周りに、XY平面内で揺動可能である。揺動中心59は回動軸57の中心でもある。上記のように操作レバー43が揺動中心59周りに回動することで、弁体55が回動し、ウエストゲートバルブ33が開閉する。
電動アクチュエータ37は、操作レバー43の揺動のための駆動力を発生する駆動源である。電動アクチュエータ37は、例えばタービンハウジング4に固定される本体部37aとロッド37b(原動部材)とを有している。ロッド37bは、本体部37aから+X方向に延びており、本体部37aに対して±X方向に伸縮する。
図4に示されるように、ロッド37bの前端部にはネジが切られており、ナット45,47(締結材)が螺着される。ジョイント部材39の後端部にはX方向に直交する平板状の平板部39aが形成され、平板部39aにはX方向に貫通するボルト穴39bが形成されている。2つのナット45,47に前後に挟まれた状態で平板部39aのボルト穴39bにロッド37bの前端部が挿通されている。この状態でナット45,47が締め付けられることで、ジョイント部材39が、ロッド37bの前端部に対して締結され固定される。また、ロッド37bに対するナット45,47の螺着位置を調整することにより、ロッド37bに対するジョイント部材39のX位置を調整することができる。
図3に示されるように、ジョイント部材39の前端部には、第1ヒンジ部51を介してリンク板41の後端部が結合されている。リンク板41は、ジョイント部材39に対して相対的に、第1ヒンジ部51の回転中心51aの周りに、XY平面内で回転可能である。リンク板41の前端部は、第2ヒンジ部52を介して操作レバー43の下端部に結合されている。リンク板41は、操作レバー43に対して相対的に、第2ヒンジ部52の回転中心52aの周りに、XY平面内で回転可能である。
以上のような構造の操作機構35においては、電動アクチュエータ37に駆動電力が供給され、電動アクチュエータ37の駆動力でロッド37bがX方向に伸縮し、ジョイント部材39がX方向に往復動する。このとき、第1ヒンジ部51の回転中心51aは、X方向に平行な仮想直線L上で往復動する。なお、仮想直線Lはロッド37bの軸にも一致する。上記のジョイント部材39の往復動により、リンク板41を介して駆動力が操作レバー43の下端部の第2ヒンジ部52に伝達され、その結果、操作レバー43が揺動中心59の周りに揺動する。これにより、弁体55が回動し、ウエストゲートバルブ33が開閉する。
図3に実線で示される状態は、ウエストゲートバルブ33が全閉である状態(以下、単に「全閉状態」という)を示している。すなわち、全閉状態においては、揺動中心59から仮想直線Lに下ろした垂線T上に回転中心52aが位置する。このような操作レバー43の姿勢から、電動アクチュエータ37のロッド37bが+X方向に伸長されると、回転中心52aが+X方向に移動し、操作レバー43は図3における反時計回りに回動する。そして、図3に二点鎖線で示されるように、回転中心52aが+X方向に所定量移動した状態において、ウエストゲートバルブ33が全開である状態(以下、単に「全開状態」という)となる。
すなわち、操作機構35による操作レバー43の揺動範囲は、揺動中心59から仮想直線Lに下ろした垂線T上に回転中心52aが位置する姿勢(全閉状態に対応)から、回転中心52aが第1ヒンジ部51とは反対の方向に所定量移動した姿勢(全開状態に対応)まで、の範囲である。すなわち、操作機構35による回転中心52aの移動範囲は、揺動中心59から仮想直線Lに下ろした垂線Tよりも前方の領域のみである。
また、操作機構35では、操作レバー43の揺動中心59と第2ヒンジ部52の回転中心52aとの距離は、揺動中心59と仮想直線Lとの距離よりも短い。この構成により、回転中心52aは、仮想直線Lよりも下方の領域に移動することはない。全閉状態においては、回転中心51aと回転中心52aとを結ぶ直線は仮想直線Lに対して傾いている。
以上説明した操作機構35を備える過給機1の作用効果について説明する。まずは、操作機構35に対する比較例として、仮に、操作レバー43の揺動中心59と第2ヒンジ部52の回転中心52aとの距離を、揺動中心59と仮想直線Lとの距離と等しく設定した場合を考える。この設定では、全閉状態において、回転中心51aと回転中心52aとを結ぶ直線と、揺動中心59と回転中心52aとを結ぶ直線と、が直交することになる。
しかしながら、この設定によれば、部品の公差により、例えば操作レバー43の寸法がやや大きい場合などの要因で、図5に示される状態になる可能性がある。この図5に示される状態の操作機構を、以下では操作機構135と呼ぶ。操作機構135では、操作レバー43の揺動中心59と第2ヒンジ部52の回転中心52aとの距離は、揺動中心59と仮想直線Lとの距離よりも長い。そして、全閉状態においては図5に示されるように回転中心52aが仮想直線Lよりも下方に位置するが、全開状態においては図6に示されるように回転中心52aが仮想直線Lよりも上方に位置することになる。すなわち、操作機構135の回転中心52aは、ウエストゲートバルブ33の開閉動作によって、仮想直線Lよりも上方に行ったり下方に行ったりする。
ところで、ウエストゲートバルブ33の弁体55は排ガスの流体力を受ける。この流体力は、操作レバー43を図5及び図6における反時計回りに回転させる力である。そして、上記流体力に起因する力は、リンク板41を介してジョイント部材39を第2ヒンジ部52側に引っ張り、すなわち図中の矢印で示す力Fとしてジョイント部材39に作用する。回転中心52aが仮想直線Lよりも上方に位置するとき(図6参照)には力FのY方向成分は上向きであり、回転中心52aが仮想直線Lよりも下方に位置するとき(図5参照)には力FのY方向成分は下向きである。
図5及び図6に示されるように、操作機構135では、前述したとおり、回転中心52aが仮想直線Lよりも上方に行ったり下方に行ったりすることから、運転中のジョイント部材39には、上向き成分をもつ力と下向き成分をもつ力とが交互に作用することになる。このような力が繰返しジョイント部材39に作用すると、ロッド37bに対するジョイント部材39の固定位置が上下に変位する虞がある。すなわち、ジョイント部材39が、ロッド37bとボルト穴39bとのクリアランスの分だけ、ナット45,47の締結力に逆らって上下に滑ることで、ロッド37bに対し上下に変位する虞がある。
そうすると、ロッド37bの伸縮量と回動軸57の回動量との相関関係に狂いが生じる虞があり、その結果、ウエストゲートバルブ33の開閉制御が不安定になる。特に、過給機1は、電動アクチュエータ37を採用してウエストゲートバルブ33の開度を高精度に制御するものであるので、上記のようなジョイント部材39の僅かな変位にも影響を受けやすい。また、前述のような上向き成分をもつ力と下向き成分をもつ力とが交互にジョイント部材39に作用することで、ナット45,47が緩んでしまうといった問題もある。
これに対し、操作機構35によれば、予め、全閉状態における回転中心52aが仮想直線Lよりも上方に位置するように設定されている。従って、部品の公差によっても操作機構135の状態になる可能性は低く、上述の問題を回避することができる。よって、ウエストゲートバルブ33の開閉制御の安定性が確保される。
すなわち、図3に示されるように、操作機構35では、回転中心52aが常に仮想直線Lよりも上方の領域に位置するので、ジョイント部材39に作用する力FのY方向成分は常に上向きである。そうすると、仮に、ジョイント部材39の固定位置が上方に変位するとしても、いずれはジョイント部材39のボルト穴39bの下縁がロッド37bに当たり、それ以降はロッド37bに対するジョイント部材39の固定位置は安定する。よって、ウエストゲートバルブ33の開閉制御の安定性が確保される。なお、操作機構35の組立て時に予め、ジョイント部材39のボルト穴39bの下縁がロッド37bに当たるようにジョイント部材39を組付けてもよい。
本開示は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、実施例の変形例を構成することも可能である。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。
例えば、上述の実施形態は、ウエストゲートバルブ33の開閉の操作機構35を例として説明したが、前述の操作機構35の構成を過給機1の他の可動部品の操作機構にも適用することができる。過給機1の他の可動部品としては、例えば、可変ノズル機構のノズルの回動の操作機構であってもよい。
1 過給機
2 タービン
33 ウエストゲートバルブ
35 操作機構
37 電動アクチュエータ
37b ロッド(原動部材)
39 ジョイント部材
41 リンク板
43 操作レバー
45,47 ナット(締結材)
51 第1ヒンジ部
51a 回転中心
52 第2ヒンジ部
52a 回転中心
55 弁体(可動部品)
59 揺動中心
L 仮想直線
T 垂線

Claims (7)

  1. 所定の駆動力を受けて操作レバーを揺動させ可動部品の操作を行う操作機構を備え、
    前記操作機構は、
    前記駆動力によって往復動する原動部材と、
    前記原動部材に対して締結材で締結され前記原動部材と一緒に往復動するジョイント部材と、
    第1ヒンジ部を介して前記ジョイント部材に結合されると共に、第2ヒンジ部を介して前記操作レバーに結合されたリンク板と、を有し、
    前記第1ヒンジ部の回転中心は、前記ジョイント部材の往復動に伴って前記原動部材の軸に一致する仮想直線上を往復動し、
    前記操作レバーの揺動中心と前記第2ヒンジ部の回転中心との距離が、前記揺動中心と前記仮想直線との距離よりも短い、過給機。
  2. 前記可動部品は、動作によってタービンの流量を調整する部品である、請求項1に記載の過給機。
  3. 前記可動部品は、前記操作レバーの揺動によって開閉されるウエストゲートバルブの弁体である、請求項2に記載の過給機。
  4. 前記駆動力を発生する電動アクチュエータを更に備える、請求項1~3の何れか1項に記載の過給機。
  5. 所定の駆動力を受けて操作レバーを揺動させ可動部品の操作を行う操作機構を備え、
    前記操作機構は、
    前記駆動力によって往復動する原動部材と、
    前記原動部材に対して締結材で締結され前記原動部材と一緒に往復動するジョイント部材と、
    第1ヒンジ部を介して前記ジョイント部材に結合されると共に、第2ヒンジ部を介して前記操作レバーに結合されたリンク板と、を有し、
    前記第1ヒンジ部の回転中心は、前記ジョイント部材の往復動に伴って所定の仮想直線上を往復動し、
    前記操作レバーの揺動中心と前記第2ヒンジ部の回転中心との距離が、前記揺動中心と前記仮想直線との距離よりも短く、
    前記操作機構による前記操作レバーの揺動範囲は、
    前記揺動中心から前記仮想直線に下ろした垂線上に前記第2ヒンジ部の回転中心が位置する姿勢から、前記第2ヒンジ部の回転中心が前記第1ヒンジ部とは反対の方向に所定量移動した姿勢まで、の範囲である、過給機。
  6. 前記可動部品は、前記リンク板を介して前記ジョイント部材を前記第2ヒンジ部側に引っ張るように作用する排ガスの流体力を受ける、請求項1~5の何れか1項に記載の過給機
  7. 請求項1~の何れか1項に記載の過給機の組立て方法であって、
    前記操作機構の組立て時に予め、前記ジョイント部材のボルト穴の下縁が前記原動部材に当たるように前記ジョイント部材を組付ける、過給機の組立て方法。
JP2021550393A 2019-10-10 2020-08-07 過給機 Active JP7322959B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019187109 2019-10-10
JP2019187109 2019-10-10
PCT/JP2020/030464 WO2021070463A1 (ja) 2019-10-10 2020-08-07 過給機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021070463A1 JPWO2021070463A1 (ja) 2021-04-15
JPWO2021070463A5 JPWO2021070463A5 (ja) 2022-05-23
JP7322959B2 true JP7322959B2 (ja) 2023-08-08

Family

ID=75437068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021550393A Active JP7322959B2 (ja) 2019-10-10 2020-08-07 過給機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11725574B2 (ja)
JP (1) JP7322959B2 (ja)
CN (1) CN114450472A (ja)
DE (1) DE112020004247T5 (ja)
WO (1) WO2021070463A1 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003148155A (ja) 2001-11-09 2003-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量タービンのアクチュエータ装置
JP2011247398A (ja) 2010-05-31 2011-12-08 Denso Corp バルブ駆動装置
JP2012013180A (ja) 2010-07-02 2012-01-19 Denso Corp バルブ制御装置
JP2012132554A (ja) 2010-06-30 2012-07-12 Denso Corp バルブ制御装置
JP2013531179A (ja) 2010-07-19 2013-08-01 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト フラップ弁を作動させるための装置
JP2013210101A (ja) 2013-06-05 2013-10-10 Denso Corp バルブ駆動装置
JP5845650B2 (ja) 2011-06-22 2016-01-20 株式会社Ihi ウエストゲートバルブ
US20170051664A1 (en) 2015-08-20 2017-02-23 Honeywell International Inc. Loaded turbocharger turbine wastegate control linkage joints
US20180334953A1 (en) 2017-05-16 2018-11-22 Borgwarner Inc. Linear Actuator Cable Linkage

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1599162A (en) 1977-07-29 1981-09-30 Nat Carbonising Co Ltd Meter provers
JPS5845650U (ja) 1981-09-24 1983-03-28 小林製袋産業株式会社 二重果実掛袋
JPS62111941A (ja) 1985-11-12 1987-05-22 Mitsui Toatsu Chem Inc 芳香族アルケン誘導体およびその製造方法
JPH0435540Y2 (ja) * 1985-12-28 1992-08-24
US8196403B2 (en) * 2008-07-31 2012-06-12 Caterpillar Inc. Turbocharger having balance valve, wastegate, and common actuator
US8485498B2 (en) 2010-06-30 2013-07-16 Denso Corporation Valve control apparatus
US9206735B2 (en) * 2012-08-02 2015-12-08 Honeywell International Inc. Actuator and valve linkage
DE102013207677A1 (de) * 2013-04-26 2014-10-30 Continental Automotive Gmbh Abgasturbolader mit verschleißfreier Verbindung von Komponenten seines Wastegatesystems

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003148155A (ja) 2001-11-09 2003-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量タービンのアクチュエータ装置
JP2011247398A (ja) 2010-05-31 2011-12-08 Denso Corp バルブ駆動装置
JP2012132554A (ja) 2010-06-30 2012-07-12 Denso Corp バルブ制御装置
JP2012013180A (ja) 2010-07-02 2012-01-19 Denso Corp バルブ制御装置
JP2013531179A (ja) 2010-07-19 2013-08-01 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト フラップ弁を作動させるための装置
JP5845650B2 (ja) 2011-06-22 2016-01-20 株式会社Ihi ウエストゲートバルブ
JP2013210101A (ja) 2013-06-05 2013-10-10 Denso Corp バルブ駆動装置
US20170051664A1 (en) 2015-08-20 2017-02-23 Honeywell International Inc. Loaded turbocharger turbine wastegate control linkage joints
US20180334953A1 (en) 2017-05-16 2018-11-22 Borgwarner Inc. Linear Actuator Cable Linkage

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021070463A1 (ja) 2021-04-15
DE112020004247T5 (de) 2022-06-09
WO2021070463A1 (ja) 2021-04-15
US20220228525A1 (en) 2022-07-21
CN114450472A (zh) 2022-05-06
US11725574B2 (en) 2023-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4987971B2 (ja) デュアルウェストゲートを具えたターボチャージャ
US8474257B2 (en) Exhaust turbine equipped with exhaust control valve
JP4885105B2 (ja) 流体切換弁装置とこれを備えた排気ガス制御バルブ及びウェストゲートバルブ
EP2444625B1 (en) Waste gate valve
US20120312010A1 (en) Waste gate valve device
US10697377B2 (en) Turbine supercharger and two-stage supercharging system
US9309805B2 (en) Turbocharger
WO2006046810A1 (en) Waste gate unit for turbocharger
JP2013517413A (ja) 内燃機関のための新鮮ガス供給装置及びこのような新鮮ガス供給装置を運転する方法
CN1307172A (zh) 变容式涡轮机
JP7322959B2 (ja) 過給機
JP5050788B2 (ja) 過給機
US8534990B2 (en) Inlet guide vane drive system with spring preload on mechanical linkage
EP3279443B1 (en) Exhaust-flow-rate control valve, and two-stage supercharging system provided with same
WO2012176866A1 (ja) 多段過給システム
KR102102334B1 (ko) 가변 구조 터보차저 메커니즘을 위한 일체형 베인 정지부
EP1620638A1 (en) Control valve and parts of a turbocharger and a turbocharger boosting system comprising the same
JP4935628B2 (ja) 過給機
JP2001132464A (ja) 可変容量型過給機
KR101336364B1 (ko) 자동차용 터보 차저
KR101180792B1 (ko) 가변용량 터보챠저의 가변식 스토퍼 장치
JP2009108773A (ja) エンジンシステム
EP2808514B1 (en) Compressor Bypass Valve
JP2022085214A (ja) スイングバルブ
JPS6229628Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220308

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230710

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7322959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151