JP7318390B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記ベルトの内周面側に配置され、前記ベルトを張架する複数のローラーであって、駆動ローラー、テンションローラー、および揺動ローラーを含む複数のローラーと、
前記揺動ローラーの回転軸の位置を移動させる移動部と、
画像形成のモードが第1のモードから第2のモードに変更することに応じて、1つ、または複数の前記揺動ローラーが前記移動部により、第1の位置から第2の位置に移動されることで生じる前記ベルトの張力の変動を抑制する変動抑制機構と、
前記テンションローラーにより、前記ベルトに対して外向きの付勢力を付与する、テンション付与機構と、
を備え、
前記テンション付与機構による前記付勢力は、前記移動部による前記揺動ローラーの移動で変化し、
前記テンション付与機構は、
前記テンションローラーの前記回転軸の両端部を支持する支持部材であって、前記回転軸を回転可能に支持し、該回転軸の軸方向に直交する所定の移動方向に移動可能な支持部材と、
前記支持部材に、前記移動方向において、前記外向きの付勢力を付与する第1の弾性部材と、
を含み、
前記変動抑制機構は、前記テンション付与機構による前記付勢力の変化により生じた前記ベルトの張力の変動を、抑制し、
前記支持部材は、前記移動部による前記揺動ローラーの移動にともない、前記所定の移動方向に移動し、
前記変動抑制機構は、前記支持部材に付勢力が作用する第2の弾性部材を含み、
前記第2の弾性部材は、前記支持部材へ作用する付勢力が、前記第1の弾性部材による前記外向きの付勢力を減少せるように作用する第1の状態、および増加させるように作用する第2の状態に切り替わる、画像形成装置。
前記圧縮バネが揺動することで前記移動方向における、前記圧縮バネのバネ荷重の作用する向きが、前記第1の状態と、前記第2の状態では逆になる、上記(1)に記載の画像形成装置。
前記変動抑制機構は、
前記第1のモードでは、前記第1の状態になることで、前記テンション付与機構による前記外向きの付勢力を減少させ、
前記第2のモードでは、前記第2の状態になることで、前記テンション付与機構による前記外向きの付勢力を増加させる、上記(1)、または上記(2)に記載の画像形成装置。
第1のモードでの前記テンション付与機構、前記変動抑制機構によるそれぞれの付勢力をF11、F21、
前記第2のモードでの前記テンション付与機構、前記変動抑制機構によるそれぞれの付勢力をF12、F22とした場合に、
F11>F11-F21>F12
F11>F12+F22>F12
の関係である、上記(3)に記載の画像形成装置。
前記ベルトは、各色のトナー画像を転写して重ねる中間転写ベルトであり、
前記揺動ローラーは、前記中間転写ベルトの内周面に配置された転写ローラーであり、
前記第1のモードでは、全ての前記転写ローラーが、前記中間転写ベルトを介して、それぞれの前記感光体に当接する、フルカラー画像形成モードであり
前記第2のモードでは、複数の前記転写ローラーのうち、少なくとも1つが前記感光体に当接せず、残りの前記転写ローラーが、前記中間転写ベルトを介して、それぞれの前記感光体に当接する、モノカラー、モノクロ、またはマルチカラー画像形成モードである、上記(1)から上記(4)のいずれかに記載の画像形成装置。
画像形成部30は、作像部31(作像部31Y、31M、31C、31K)、1次転写ユニット32、クリーニング部33、2次転写部34、および定着装置35を有する。
以下、図2~図5を参照し、各モードにおける揺動ローラーr1~r3、およびテンションローラーr8の動きについて説明する。図3は、テンション付与機構60の構成を示す図である。図4、図5はそれぞれ第1、第2の画像形成モードにおけるテンション付与機構60、および変動抑制機構70の状態を示す図である。
図3~図5に示すように、テンション付与機構60は、支持部材61、滑車62、第1の弾性部材63、等を含みテンションローラーr8を、回転軸の軸方向に直交する所定の移動方向に移動可能に支持する。この移動方向は、例えば、Z方向(上下方向)である。このうち、支持部材61および滑車62は、テンションローラーr8の両端部に対応して左右両方に設けられている。
図4等に示すように、変動抑制機構70は、第2の弾性部材71を含む。第2の弾性部材71の一方の端部は、1次転写ユニット32の筐体パネル325に中継部材(図示せず)を介して固設された固定ピンp3に係合され、他方の端部は、支持部材61のアーム611に固設されたピン611b(係合部)に係合する。第2の弾性部材71は、例えば圧縮スプリングである。
図4、図6(a)に示すように、第1のモードでは、第2の弾性部材71は第1の状態にある。このときには、テンションローラーr8は、第2のモードの状態に比べて移動方向において内側(下方)に位置する。
図5、図6(b)に示すように、第2のモードでは、第2の弾性部材71は第2の状態にある。この時には、テンションローラーr8は、第1のモードの状態に比べて移動方向において外側(上方)にΔhだけ移動する。この外側への移動量Δhは、中間転写ベルト321の移動軌跡の変化量に対応し、中間転写ベルト321の弛みをキャンセルするように作用する。この移動軌跡の変化は、上述(図2)のように、第1のモードから第2のモードへの変更にともない、移動部51により、揺動ローラー(ローラーr1~r3)が当接位置(第1の位置)から退避位置(第2の位置)に移動することにより生じたものである。また、テンションローラーr8の外側への移動、およびこれにともなう第2の弾性部材71の第2の状態への変化の駆動力は、特に特別な駆動モーター等は用いず、第1の弾性部材63のバネ荷重のみによりもたらされる。
F11>F11-F21>F12
F11>F12+F22>F12
上記は、下記のように表現できる。
F11>F31>F12
F11>F32>F12
なお、移動方向における付勢力F11、F12、F21、F22としては、例えばそれぞれ約30N、約25N、約2.5N、約2.5Nであり、F31、F32は、ともに約27.5Nである(なお以上は、左右一対のうち一方の値であり、両方の総圧だとこの2倍である)。
ここで、図7、図8を参照し、変動抑制機構70がない比較例における中間転写ベルト321テンション変動と、画像への影響を説明する。そして、比較例との対比で、本実施形態による変動抑制機構70による効果について説明する。
10 制御部
20 操作パネル
30 画像形成部
31 作像部
32 1次転写ユニット
321 中間転写ベルト
r1~r3 ローラー(揺動ローラー、1次転写ローラー)
r4 ローラー(1次転写ローラー)
r5 ローラー(駆動ローラー)
r6~r7 ローラー(対向ローラー)
r8 ローラー(テンションローラー)
r9 ローラー
33 クリーニング部
34 2次転写部
35 定着装置
51 移動部
60 テンション付与機構
61 支持部材
62 滑車
63 第1の弾性部材
70 変動抑制機構
71 第2の弾性部材
p3 固定ピン
611b ピン
40 給紙搬送部
Claims (5)
- トナーを担持する無端状のベルトと、
前記ベルトの内周面側に配置され、前記ベルトを張架する複数のローラーであって、駆動ローラー、テンションローラー、および揺動ローラーを含む複数のローラーと、
前記揺動ローラーの回転軸の位置を移動させる移動部と、
画像形成のモードが第1のモードから第2のモードに変更することに応じて、1つ、または複数の前記揺動ローラーが前記移動部により、第1の位置から第2の位置に移動されることで生じる前記ベルトの張力の変動を抑制する変動抑制機構と、
前記テンションローラーにより、前記ベルトに対して外向きの付勢力を付与する、テンション付与機構と、
を備え、
前記テンション付与機構による前記付勢力は、前記移動部による前記揺動ローラーの移動で変化し、
前記テンション付与機構は、
前記テンションローラーの前記回転軸の両端部を支持する支持部材であって、前記回転軸を回転可能に支持し、該回転軸の軸方向に直交する所定の移動方向に移動可能な支持部材と、
前記支持部材に、前記移動方向において、前記外向きの付勢力を付与する第1の弾性部材と、
を含み、
前記変動抑制機構は、前記テンション付与機構による前記付勢力の変化により生じた前記ベルトの張力の変動を、抑制し、
前記支持部材は、前記移動部による前記揺動ローラーの移動にともない、前記所定の移動方向に移動し、
前記変動抑制機構は、前記支持部材に付勢力が作用する第2の弾性部材を含み、
前記第2の弾性部材は、前記支持部材へ作用する付勢力が、前記第1の弾性部材による前記外向きの付勢力を減少せるように作用する第1の状態、および増加させるように作用する第2の状態に切り替わる、画像形成装置。 - 前記第2の弾性部材は、圧縮バネであり、一方の端部は、前記ベルトを保持する筐体に係合され、他方の端部は、前記支持部材の係合部に係合され、前記支持部材の前記移動方向の移動にともない、前記圧縮バネが揺動するように構成され、
前記圧縮バネが揺動することで前記移動方向における、前記圧縮バネのバネ荷重の作用する向きが、前記第1の状態と、前記第2の状態では逆になる、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1のモードに比べて前記第2のモードにおいては、前記テンション付与機構による前記外向きの付勢力は弱く、
前記変動抑制機構は、
前記第1のモードでは、前記第1の状態になることで、前記テンション付与機構による前記外向きの付勢力を減少させ、
前記第2のモードでは、前記第2の状態になることで、前記テンション付与機構による前記外向きの付勢力を増加させる、請求項1、または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記外向きの方向成分における、
第1のモードでの前記テンション付与機構、前記変動抑制機構によるそれぞれの付勢力をF11、F21、
前記第2のモードでの前記テンション付与機構、前記変動抑制機構によるそれぞれの付勢力をF12、F22とした場合に、
F11>F11-F21>F12
F11>F12+F22>F12
の関係である、請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、複数の感光体を備え、複数色のトナーそれぞれによる前記感光体にトナー画像を形成するフルカラーの画像形成装置であり、
前記ベルトは、各色のトナー画像を転写して重ねる中間転写ベルトであり、
前記揺動ローラーは、前記中間転写ベルトの内周面に配置された転写ローラーであり、
前記第1のモードでは、全ての前記転写ローラーが、前記中間転写ベルトを介して、それぞれの前記感光体に当接する、フルカラー画像形成モードであり
前記第2のモードでは、複数の前記転写ローラーのうち、少なくとも1つが前記感光体に当接せず、残りの前記転写ローラーが、前記中間転写ベルトを介して、それぞれの前記感光体に当接する、モノカラー、モノクロ、またはマルチカラー画像形成モードである、請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2019137172A JP7318390B2 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2017049381A (ja) | 2015-08-31 | 2017-03-09 | キヤノン株式会社 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
JP2018010161A (ja) | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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JP2018010161A (ja) | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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