JP7316900B2 - ダンパー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンパー装置に関するものである。
従来から、複数のオイルダンパーの変位が互いに同一になるようにしつつ直列に配置され、ボールねじによる左右ねじ機構が設けられ、オイルダンパー単体の2倍のストロークと2倍の速度に対応可能なダンパー装置が知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。このダンパー装置は、免震層変位が1m以上となるような場合にも対応可能とされ、大きなクリアランスを有する建物を設計する際に用いることができる。
また、図8及び図9に示すように、上部構造体201と下部構造体202との間に設置され、両端部がクレビス211,212で上部構造体201及び下部構造体202と固定され、ボールねじ機構216が設けられ、架台220にサスペンション222を介してベアリング223が設けられ、自重を支持しながら2方向に移動可能なダンパー装置も提案されている。
特開2019-35416号公報
しかしながら図8及び図9に示す構成では、丸部Pに示すオイルダンパー210と架台220との接続部では、架台220とダンパー210とを一体化するため、ダンパー210の端部のクレビスを取り外した形で架台220と接続されている。このため、オイルダンパー210からクレビスを取り外す加工や、取り外した状態でオイルダンパー210を架台220に接続する加工等が必要であるという問題点がある。
また、図8及び図9に示す機構で、一般的なクレビスを有するオイルダンパーを用いた場合は、図10及び図11に示すような構成となる。楕円部Qには、平面的に横並びでオイルダンパー210が設置されている。オイルダンパー210の製造誤差から発生する±15%以下の性能差により、オイルダンパー210がクレビス213で架台220と設置されていることにより、楕円部Qでは、図12に示すように、オイルダンパー210の変形がクレビス213の可動範囲(2~5°程度)でガタが生じ、結果として矢印のように偶力が発生してしまうという問題点がある。また、ボールねじ機構216があったとしてもオイルダンパー210に変形差が生じてしまうという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、通常のダンパーをそのまま用いて、大変形や大速度に対応可能なダンパー装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るダンパー装置は、互いに直交する第1方向及び第2方向に相対変位可能な第1部材と第2部材との間に設けられるダンパー装置であって、前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能な第1支持部と、前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能であり、前記第1支持部と前記第1方向に離間して配置された第2支持部と、前記第1部材に、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向を軸線方向として回動可能に設けられた端部部材と、該端部部材及び前記第2支持部に前記第2方向に延びる第1回動軸線回りに相対回動可能に連結され、前記第2方向に離間して配置された複数の第1ダンパーと、前記第1ダンパーと直列に配置され、前記第2部材及び前記第1支持部に前記第3方向に延びる第2回動軸線回りに相対回動可能に連結された複数の第2ダンパーと、前記複数の第1ダンパーの変位を等しくする変位等値機構と、を備え、該変位等値機構は、前記第1方向に延び、前記第2方向に離間して配置された複数のシャフトと、前記第1支持部に設けられたシャフト支持部と、を有し、前記シャフトの一端部は前記端部部材に連結され、前記シャフトの延在方向の中間部は前記シャフト支持部に支持されていることを特徴とする。
このように構成されたダンパー装置では、第1ダンパーのクレビスの軸線方向を第2方向に向けるようにクレビスを端部部材及び第2支持部に連結すると、第1ダンパーは第2方向に延びる第1回動軸線回りに回動して端部部材及び第2支持部に対して相対回動可能となる。また、第2ダンパーのクレビスの軸線方向を第3方向に向けるようにクレビスを第2部材及び第1支持部に連結すると、第2ダンパーは第3方向に延びる第2回動軸線回りに回動して第2部材及び第1支持部に対して相対回動可能となる。よって、第1ダンパー及び第2ダンパーのクレビスに加工などを施さずに、クレビスをそのまま使用して、第1ダンパー及び第2ダンパーを設置することができる。
また、地震が生じると、複数の第1ダンパーにおいて端部部材側の端部では変形差が生じてしまう可能性があるが、一端部が端部部材に連結され延在方向の中間部が第1支持部のシャフト支持部に支持された複数のシャフトにより、第1支持部は地震前(初期)の端部部材との離間状態と平行になるように変位する。よって、端部部材が初期の状態から傾いたりすることがなく、大変形及び大速度の地震にも対応することができる。
また、本発明に係るダンパー装置では、前記第1支持部は、前記第1方向に離間して配置された一対のプレートと、該一対のプレートどうしを連結する連結プレートと、を有し、前記第2ダンパーのクレビスは、前記一対のプレートにおける前記第2ダンパー側に配置されたプレートに連結され、前記シャフト支持部は、前記一対のプレートにまたがって設けられていることが好ましい。
また、複数の第2ダンパーの変位は、同一の回動軸線となるため、等しくなる。
このように構成されたダンパー装置では、第1支持部の一対のプレートどうしは連結プレートで連結されているため、一対のプレートの間で軸力が伝達され、安定した構造とすることができる。また、一対のプレートにまたがって設けられたシャフト支持部がシャフトを支持されているため、シャフトを安定して支持することができる。
また、本発明に係るダンパー装置は、前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記第1方向に延びる軸力伝達プレートで連結されていてもよい。
このように構成されたダンパー装置では、第1支持部と第2支持部とは第1方向に延びる軸力伝達プレートで連結されているため、第1支持部と第2支持部との間で軸力が伝達され、安定した構造とすることができる。
本発明に係るダンパー装置によれば、通常のダンパーをそのまま用いて、大変形や大速度に対応することができる。
本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す立面図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す平面図である。 図2のC-C線断面図である。 本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す平面図である。 ダンパーの端部のクレビスを取り外して架台と接続したダンパー装置を示す平面図である。 ダンパーの端部のクレビスを取り外して架台と接続したダンパー装置を示す立面図である。 図8及び図9に示す機構で、一般的なクレビスを有するオイルダンパーを用いたダンパー装置を示す平面図である。 図8及び図9に示す機構で、一般的なクレビスを有するオイルダンパーを用いたダンパー装置を示す立面図である。 図10に示す構成で、ダンパー装置に変形が生じた状態を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係るダンパー装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す平面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す立面図である。なお、図1において、第1ダンパー及び第2ダンパーを示すために、後述する軸力伝達プレート及びボールねじ機構の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るダンパー装置100は、免震構造物の免震層101に設けられている。免震層101は、水平方向に相対変位可能な上部構造体(第1部材)102(図2参照。以下同じ。)と下部構造体(第2部材)103(図2参照。以下同じ。)との間に設けられている。
ダンパー装置100は、上部構造体102と下部構造体103とが水平方向に相対変位すると、追従して変位するように構成されている。以下の説明では、上部構造体102と下部構造体103とが相対変位していない初期状態であるものとして説明する。
水平方向の直交する2方向を、X方向(第1方向)及びY方向(第2方向)とする。図1及び図2の左右方向を、X方向とする。図1の上下方向及び図2の紙面に直交する方向を、Y方向とする。X方向のうち、図1及び図2の左右方向の左側を一方側とし、右側を他方側とする。X方向及びY方向に直交する方向を上下方向、Z方向(第3方向)とする。
ダンパー装置100は、架台1(図2参照。以下同じ。)と、第1ダンパー2と、端部鋼材(端部部材)3、第2ダンパー4と、ボールねじ機構5(図7参照。以下同じ)と、シャフト機構(変位等値機構)6(図2参照。以下同じ。)と、を備えている。
図2に示すように、架台1は、第1支持部材(第1支持部)11と、第2支持部材(第2支持部)12と、軸力伝達プレート13,14,15(図5参照。以下同じ。)と、を有している。第1支持部材11は、外側プレート111と、内側プレート112と、を有している。第2支持部材12は、外側プレート121と、内側プレート122と、を有している。
外側プレート111は、ダンパー装置100のX方向の一方側に配置されている。外側プレート111の板面は、X方向を向いている。外側プレート111は、矩形状に形成されている。なお、外側プレート111の形状を適宜設定可能である。
外側プレート111には、X方向に貫通するダンパー支持孔(不図示。以下同じ。)が形成されている。ダンパー支持孔は、Y方向に離間して2箇所に形成されている。
外側プレート111には、X方向に貫通するボールねじ挿通孔(不図示。以下同じ。)が形成されている。ボールねじ挿通孔は、外側プレート111の略中央に形成されている。
外側プレート111には、X方向に貫通するブッシュ取付孔111h(図2参照)が形成されている。ブッシュ取付孔111hは、Y方向に離間して2箇所一列がZ方向に2段、合計4箇所に形成されている。
外側プレート121は、ダンパー装置100のX方向の他方側に配置されている。外側プレート121の板面は、X方向を向いている。外側プレート121は、円形状に形成されている。なお、外側プレート121の形状を適宜設定可能である。
外側プレート121には、X方向に貫通するダンパー支持孔(不図示。以下同じ。)が形成されている。ダンパー支持孔は、Z方向に離間して2箇所に形成されている。
外側プレート121には、X方向に貫通するボールねじ挿通孔(不図示。以下同じ。)が形成されている。ボールねじ挿通孔は、外側プレート121の略中央に形成されている。
内側プレート112は、外側プレート111のX方向の他方側且つ外側プレート121のX方向の一方側に配置されている。内側プレート112の板面は、X方向を向いている。
図3は、図2のA-A線断面図である。
図3に示すように、内側プレート112は、矩形状に形成されている。なお、内側プレート112の形状を適宜設定可能である。
内側プレート112には、X方向に貫通するダンパー支持孔112jが形成されている。ダンパー支持孔112jは、Y方向に離間して2箇所に形成されている。
内側プレート112には、X方向に貫通するボールねじ挿通孔112kが形成されている。ボールねじ挿通孔112kは、内側プレート112の略中央に形成されている。
内側プレート112には、X方向に貫通するブッシュ取付孔112hが形成されている。ブッシュ取付孔112hは、Y方向に離間して2箇所一列がZ方向に2段、合計4箇所に形成されている。
図2に示すように、内側プレート122は、外側プレート121のX方向の一方側且つ内側プレート112のX方向の他方側に配置されている。内側プレート122の板面は、X方向を向いている。
図4は、図2のB-B線断面図である。図4において、後述するベアリング及びサスペンションの図示を省略している。
図4に示すように、内側プレート122は、円形状に形成されている。なお、内側プレート122の形状を適宜設定可能である。
内側プレート122には、X方向に貫通するダンパー支持孔122jが形成されている。ダンパー支持孔122jは、Z方向に離間して2箇所に形成されている。
内側プレート122には、X方向に貫通するボールねじ挿通孔122kが形成されている。ボールねじ挿通孔122kは、内側プレート122の略中央に形成されている。
図5は、ダンパー装置100を示す平面図である。なお、図5において、軸力伝達プレート13,14,15及びボールねじ機構5を示すために、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の図示を一部省略している。
図5に示すように、軸力伝達プレート13は、内側プレート112と内側プレート122との間に配置されている。軸力伝達プレート13のX方向の一方側の端部は、内側プレート112に固定されている。軸力伝達プレート13のX方向の他方側の端部は、内側プレート122に固定されている。本実施形態では、軸力伝達プレート13は、内側プレート112,122に溶接により固定されている。
図6は、図2のC-C線断面図である。図6において、後述するベアリング及びサスペンションの図示を省略している。
図6に示すように、軸力伝達プレート13は、筒状板部131と、放射板部132と、を有している。
筒状板部131は、X方向を軸線方向とする円筒状に形成されている。放射板部132は、筒状板部131の外周面から周方向に間隔を有して4箇所に設けられている。放射板部132は、Z方向及びY方向に交差する方向に延びている。隣り合う放射板部132の間に、第1ダンパー2及び第2ダンパー4が配置されている。
図5に示すように、軸力伝達プレート(連結プレート)14は、外側プレート111と内側プレート112との間に配置されている。軸力伝達プレート14のX方向の一方側の端部は、外側プレート111に固定されている。軸力伝達プレート14のX方向の他方側の端部は、内側プレート112に固定されている。本実施形態では、軸力伝達プレート14は、外側プレート111及び内側プレート112に溶接により固定されている。
図3に示すように、軸力伝達プレート14は、筒状板部141と、放射板部142と、上板部143と、下板部144と、を有している。
筒状板部141は、X方向を軸線方向とする円筒状に形成されている。放射板部142は、筒状板部141の外周面から周方向に間隔を有して4箇所に設けられている。放射板部142は、Z方向及びY方向に交差する方向に延びている。上板部143は、筒状板部141から上方に延びている。下板部144は、筒状板部141から下方に延びている。Y方向の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、Z方向に離間して配置された2枚の放射板部142の間に、第1ダンパー2が配置されている。
図5に示すように、軸力伝達プレート15は、外側プレート121と内側プレート122との間に配置されている。軸力伝達プレート15のX方向の一方側の端部は、内側プレート122に固定されている。軸力伝達プレート15のX方向の他方側の端部は、外側プレート121に固定されている。本実施形態では、軸力伝達プレート15は、内側プレート122及び外側プレート121に溶接により固定されている。
図4に示すように、軸力伝達プレート15は、筒状板部151と、放射板部152と、横板部153,154と、を有している。
筒状板部151は、X方向を軸線方向とする円筒状に形成されている。放射板部152は、筒状板部151の外周面から周方向に間隔を有して4箇所に設けられている。放射板部152は、Y方向及びZ方向に交差する方向に延びている。横板部153は、筒状板部151からY方向の一方側に延びている。横板部154は、筒状板部151からY方向に他方側に延びている。Z方向の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、Y方向に離間して配置された2枚の放射板部152の間に、第2ダンパー4が配置されている。
図2に示すように、外側プレート111の下端部と内側プレート112の下端部とを連結する連結部材(不図示。以下同じ。)、及び外側プレート121の下端部と内側プレート122の下端部とを連結する連結部材(不図示。以下同じ。)等には、サスペンション16が設けられている。サスペンション16の下部には、ベアリング17が設けられている。
サスペンション16は、架台1の自重を支持しつつ下部構造体103の上面に段差等がありベアリング17が上下方向の衝撃を受けた場合に、その衝撃を吸収して架台1に伝達しないように構成されている。ダンパー装置100は、ベアリング17が受けた上下方向の衝撃が架台1に伝達しないことにより、第1ダンパー2、第2ダンパー4及びボールねじ機構5に衝撃が伝達しないように構成されている。
ベアリング17は、サスペンション16を介して、架台1、架台1に作用する第1ダンパー2、第2ダンパー4及びボールねじ機構5の荷重を受けている。ベアリング17は、これらの荷重を受けながら、下部構造体103の上面に沿って水平2方向(X方向及びY方向)に走行可能とされている。本実施形態では、下部構造体103の上面にはステンレスプレートが設置されている。ベアリング17は、ステンレスプレート上を走行可能とされている。
本実施形態では、第1ダンパー2及び第2ダンパー4は、オイルダンパーである。なお、第1ダンパー2及び第2ダンパー4として、粘性ダンパーや慣性質量ダンパー等の軸抵抗型制振装置を採用することができる。
第1ダンパー2と第2ダンパー4とは、架台1を介して直列に設けられている。本実施形態では、ダンパー装置100には、2台の第1ダンパー2が並列に設けられ、2台の第2ダンパー4が並列に設けられている。換言すると、第1ダンパー2及び第2ダンパー4は、2台ずつ直列且つ並列に接続されている。
図1に示すように、2台の第1ダンパー2は、互いにY方向に間隔を有して配置されている。第1ダンパー2は、第1シリンダ21と、第1ロッド22と、を有している。
第1シリンダ21は、X方向を軸線方向として配置されている。第1シリンダ21には、作動油が封入されている。第1シリンダ21は、外側プレート111のダンパー支持孔及び内側プレート112のダンパー支持孔112j(図3参照)に挿通され、支持されている。
第1ロッド22は、第1シリンダ21にX方向に進退可能に挿入されている。X方向の一方側に第1ロッド22が配置されるとともにX方向に他方側に第1シリンダ21が配置されるように、第1ダンパー2は配置されている。
第1シリンダ21のX方向に他方側の端部には、第1クレビス26aが設けられている。第1クレビス26aは、Y方向を軸線方向として配置されている。第1クレビス26aは、第1シリンダジョイント部材27aを介して内側プレート122に連結されている。第1クレビス26aは、内側プレート122及び第1シリンダジョイント部材27aに対して、第1回動軸線28a回りに回動可能とされている。第1シリンダ21は、第2支持部材12に支持されている。
第1ロッド22のX方向に一方側の端部には、第1クレビス26bが設けられている。第1クレビス26bは、Y方向を軸線方向として配置されている。第1クレビス26bは、第1ロッドジョイント部材27bを介して端部鋼材3に連結されている。第1クレビス26bは、端部鋼材3及び第1ロッドジョイント部材27bに対して、第1回動軸線28b回りに回動可能とされている。
端部鋼材3は、平板状に形成されている。端部鋼材3の板面は、X方向を向いている。端部鋼材3は、第1支持部材11及び第2支持部材12と平行に配置されている。
端部鋼材3には、端部クレビス36が設けられている。端部クレビス36は、Z方向を軸線方向として配置されている。端部クレビス36は、端部ジョイント部材37を介して上部構造体102に設けられた上部取付部102aに連結されている。端部クレビス36は、上部取付部102a及び端部ジョイント部材37に対して、端部回動軸線38回りに回動可能とされている。本実施形態では、端部クレビス36は、2,000kNの荷重に対応できるものが好ましい。
図2に示すように、2台の第2ダンパー4は、互いにZ方向に間隔を有して配置されている。第2ダンパー4は、第2シリンダ41と、第2ロッド42と、を有している。
第2シリンダ41は、X方向を軸線方向として配置されている。第2シリンダ41には、作動油が封入されている。第2シリンダ41は、外側プレート121のダンパー支持孔及び内側プレート122のダンパー支持孔122j(図4参照)に挿通され、支持されている。
第2ロッド42は、第2シリンダ41にX方向に進退可能に挿入されている。X方向の一方側に第2シリンダ41が配置されるとともにX方向に他方側に第2ロッド42が配置されるように、第2ダンパー4は配置されている。
図1に示すように、第2シリンダ41のX方向に一方側の端部には、第2クレビス46aが設けられている。第2クレビス46aは、Z方向を軸線方向として配置されている。第2クレビス46aは、第2シリンダジョイント部材47aを介して内側プレート112に連結されている。第2クレビス46aは、内側プレート112及び第2シリンダジョイント部材47aに対して、第2回動軸線48a回りに回動可能とされている。第2シリンダ41は、第1支持部材11に支持されている。
第2ロッド42のX方向に他方側の端部には、第2クレビス46bが設けられている。第2クレビス46bは、Z方向を軸線方向として配置されている。第2クレビス46bは、第2ロッドジョイント部材47bを介して下部構造体103に設けられた下部取付部103bに連結されている。第2クレビス46bは、下部取付部103b及び第2ロッドジョイント部材47bに対して、第2回動軸線48b回りに回動可能とされている。
第1ダンパー2の第1シリンダ21は、内側プレート112に形成されたダンパー支持孔112jに挿通されている。ダンパー支持孔112jの径は、第1シリンダ21の径よりも僅かに大きい。第2ダンパー4の第2シリンダ41は、内側プレート122に形成されたダンパー支持孔122jに挿通されている。ダンパー支持孔122jの径は、第2シリンダ41の径よりも僅かに大きい。第1ダンパー2及び第2ダンパー4は、内側プレート112,122に支持(変位等値)されるとともに、軸力伝達プレート13,14,15を介して内側プレート112,122と連結されて外側プレート111,121に支持されている。
図7は、ダンパー装置100を示す平面図であり、主にボールねじ機構5の構成を示し、後述する連結管の図示を省略している。
図7に示すように、ボールねじ機構5は、第1ボールねじ51と、第2ボールねじ52と、連結管53(図5参照)と、第1ボールナット54と、第2ボールナット55と、第1軸受け56と、第2軸受け57と、を有している。ボールねじ機構5は、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の変形を揃えるために設けられている。
第1ボールねじ51は、X方向を軸線方向として配置されている。第1ボールねじ51は、内側プレート112のボールねじ挿通孔112k(図3参照)及び外側プレート111のボールねじ挿通孔に挿通されている。
第1ボールねじ51のX方向の一方側の端部は、第1ボールねじクレビス511が設けられている。第1ボールねじ51のX方向の一方側の端部は、第1ボールねじクレビス511で軸線(X方向)回りの回転が拘束されている。
第1ボールねじクレビス511は、Z方向を軸線方向として配置されている。第1ボールねじクレビス511は、第1ボールねじジョイント部材512を介して端部鋼材3に連結されている。第1ボールねじクレビス511は、端部鋼材3及び第1ボールねじジョイント部材512に対して、第1ボールねじ回動軸513線回りに回動可能とされている。
第2ボールねじ52は、X方向を軸線方向として配置されている。第2ボールねじ52は、第1ボールねじ51と同軸に配置されている。第2ボールねじ52は、内側プレート122のボールねじ挿通孔122k(図4参照)及び外側プレート121のボールねじ挿通孔に挿通されている。
第2ボールねじ52のX方向の他方側の端部は、第2ボールねじクレビス521が設けられている。第2ボールねじ52のX方向の他方側の端部は、第2ボールねじクレビス521で軸線(X方向)回りの回転が拘束されている。
第2ボールねじクレビス521は、Z方向を軸線方向として配置されている。第2ボールねじクレビス521は、第2ボールねじジョイント部材522を介して下部構造体103に設けられた下部取付部103bに連結されている。第2ボールねじクレビス521は、下部取付部103b及び第2ボールねじジョイント部材522に対して、第2ボールねじ回動軸523線回りに回動可能とされている。
第1ボールねじ51のリード(ねじ山間隔)と第2ボールねじ52のリードとは、同じである。第1ボールねじ51及び第2ボールねじ52のいずれか一方が右ねじであり、他方が左ねじとなるように、第1ボールねじ51のネジ山と第2ボールねじ52のネジ山とは、互いに反対方向に形成されている。
図5に示すように、連結管53は、X方向を軸線方向とする筒状に形成されている。連結管53には、第1ボールねじ51及び第2ボールねじ52がX方向に進退可能に挿通されている。
図7に示すように、第1ボールナット54は、第1ボールねじ51の中央部に螺合されている。第2ボールナット55は、第2ボールねじ52の中央部に螺合されている。第1ボールナット54及び第2ボールナット55は、連結管53を介して一体化されている。第1ボールナット54のネジ山と第2ボールナット55のネジ山とは、互いに反対方向に形成されている。
第1軸受け56の外輪は、外側プレート111に固定されている。第1軸受け56の内輪は、第1ボールナット54固定されている。
第2軸受け57の外輪は、外側プレート121に固定されている。第2軸受け57の内輪は、第2ボールナット55固定されている。
このようにして、外側プレート111,121とボールねじ機構5とは、第1軸受け56及び第2軸受け57を介して接合されている。連結管53、第1ボールナット54及び第2ボールナット55のみが回転する機構とされている。
なお、ボールねじ機構5に作用する軸力は、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の減衰特性や慣性質量の違い(ばらつき)によるものだけであり、わずかなものとなる。ばらつきは、ダンパー性能の15%以下である。
図2に示すように、シャフト機構6は、複数のブッシュ(シャフト支持部)61と、複数のシャフト62と、を有している。
ブッシュ61は、外側プレート111のブッシュ取付孔111hから内側プレート112のブッシュ取付孔112h(図3参照)にまたがって配置されている。ブッシュ61は、外側プレート111のブッシュ取付孔111h及び内側プレート112のブッシュ取付孔112hに固定されている。
図3に示すように、ブッシュ61は、円筒状に形成されている。ブッシュ61は、Y方向に離間して2箇所一列がZ方向に2段、合計4箇所に設けられている。
図2に示すように、シャフト62は、X方向に延びている。シャフト62は、X方向を軸線方向として円柱状に形成されている。
平面上に2本、立面上に2本で合計4本のダンパー2,4が配置されている。Y方向に離間された2本のシャフト62があれば、平面方向の第1ダンパー2の性能差によるモーメントに抵抗できる。しかし、立面上に配置された2本の第2ダンパー4の性能差から発生するモーメントはZ方向に離間して配置されたシャフト62が無いと抵抗できない。このため、4本のシャフト62が設けられている。
シャフト62のX方向の一端部は、端部鋼材3に固定されている。シャフト62は、各ブッシュ61に挿通されている。シャフト62の外径は、ブッシュ61の内径よりも僅かに小さい。シャフト62は、ブッシュ61に保持されている。
シャフト62のX方向の他端部は、内側プレート112よりもX方向の他端部側に延びている。シャフト62における内側プレート112からX方向の他端部側に突出する突出長さは、第2ダンパー4のストローク長さ以上とされている。
このように構成されたダンパー装置100では、第1ダンパー2の第1クレビス26a,26bの軸線方向をY方向に向けるように第1クレビス26a,26bを端部鋼材3及び第2支持部材12に連結すると、第1ダンパー2はY方向に延びる第1回動軸線28a,28b回りに回動して端部鋼材3及び第2支持部材12に対して相対回動可能となる。また、第2ダンパー4の第2クレビス46a,46bの軸線方向をZ方向に向けるように第2クレビス46a,46bを下部構造体103及び第1支持部材11に連結すると、第2ダンパー4はZ方向に延びる第2回動軸線48a,48b回りに回動して下部構造体103及び第1支持部材11に対して相対回動可能となる。よって、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の第1クレビス26a,26b及び第2クレビス46a,46bに加工などを施さずに、第1クレビス26a,26b及び第2クレビス46a,46bをそのまま使用して、第1ダンパー2及び第2ダンパー4を設置することができる。
また、地震が生じると、複数の第1ダンパー2において端部鋼材3側の端部では変形差が生じてしまう可能性があるが、一端部が端部鋼材3に連結され延在方向の中間部が第1支持部材11のブッシュ61に支持された複数のシャフト62により、第1支持部材11は地震前(初期)の端部鋼材3との離間状態と平行になるように、本実施形態では第1支持部材11は端部鋼材3と平行な状態を維持して変位する。よって、端部鋼材3が初期の状態から傾いたりすることがなく、ダンパーの変形差を抑制して、偶力を相殺させる。したがって、大変形及び大速度の地震にも対応することができる。また、複数の第2ダンパー4の変位は、同一の回動軸線となるため、等しくなる。
また、第1支持部材11の外側プレート111と内側プレート112とは軸力伝達プレート14で連結されているため、外側プレート111と内側プレート112との間で軸力が伝達され、安定した構造とすることができる。
また、第1支持部材11の外側プレート111と内側プレート112とにまたがって設けられたブッシュ61がシャフト62を支持されているため、シャフト62を安定して支持することができる。
また、第1支持部材11と第2支持部材12とは第1方向に延びる軸力伝達プレート13で連結されているため、第1支持部材11と第2支持部材12との間で軸力が伝達され、安定した構造とすることができる。
2台の第2ダンパー4は上下間隔を有して配置されているため、免震層101がダンパー軸直方向に変位した場合、第2ダンパー4どうしの相対間隔は変化せず、互いに接触することがない。
また、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の自重の一部は、第1支持部材11及び第2支持部材12で支持されているため、ダンパー装置100の全長が長くなっても第1ダンパー2及び第2ダンパー4に大きなたわみが生じることが抑制される。
また、ダンパーを2列2段(第1ダンパー2をY方向に2列、第2ダンパー4をZ方向に2段)配置することで。平面的にも高さもコンパクトになり、免震層101内に設置しやすい。
また、第1ダンパー2、第2ダンパー4及びボールねじ機構5は剛体として稼働するため、ダンパー間の距離が変化することなくX方向及びY方向の2方向稼働でき、ダンパー装置100をコンパクトに製作できる。
また、2台の第1ダンパー2の第1シリンダ21がY方向から見て重ねるように配置されるとともに、2台の第2ダンパー4の第2シリンダ41がZ方向から見て重ねるように配置されている。よって、第1ダンパー2及び第2ダンパー4を単に直列配置するよりも、ダンパー装置100の全長を短縮することができる。
また、第1支持部材11及び第2支持部材12にサスペンション16を設けることにより、地面の平滑度を要さずともX方向及びY方向の2方向稼働が可能となる。また、一般的なころがり免震では支承下部にステンレス板を設けているが、サスペンション16で多少の凹凸にも対応できるので、ベアリング17に当接するステンレス板を省略することができる。
また、上部構造体102と端部鋼材3とは端部クレビス36により接続しているため、クリープによる鉛直変位が生じてダンパー軸方向が水平面から傾斜しても、クレビス(スフェリカル)の可動角度範囲内で対応することが可能となる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、ダンパー装置100は上部構造体102と下部構造体103との間の免震層101に設けられているが、本発明はこれに限られない。ダンパー装置100は柱と梁との間など相対変位可能な2つの部材の間に設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、ダンパー装置100は直列に設けられる第1ダンパー2と第2ダンパー4とを軸線が延びるX方向に直交するY方向に配列しているが、本発明はこれに限られない。第1ダンパー2と第2ダンパー4とをX方向に配列してもよい。
また、上記に示す実施形態では、ダンパー装置100には2台の第1ダンパー2を並列に設け、2台の第2ダンパー4を並列に設けているが、本実施形態はこれに限られない。第1ダンパー2及び第2ダンパー4がそれぞれ2台以上並列に設けていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、4本のシャフト62が設けられているが、本発明はこれに限られない。少なくともY方向に離間して2本のシャフト62が設けられていればよい。
また、上記に示す実施形態では、ダンパー装置100にはボールねじ機構5が設けられているが、本実施形態はこれに限られず、ボールねじ機構5が省略されていてもよい。
1…架台
2…第1ダンパー
3…端部鋼材(端部部材)
4…第2ダンパー
5…ボールねじ機構
6…シャフト機構(変位等値機構)
11…第1支持部材(第1支持部)
12…第2支持部材(第2支持部)
13,15…軸力伝達プレート
14…軸力伝達プレート(連結プレート)
26a,26b…第1クレビス
28a,28b…第1回動軸線
36…端部クレビス
38…端部回動軸線
46a,46b…第2クレビス
48a,48b…第2回動軸線
51…第1ボールねじ
52…第2ボールねじ
53…連結管
54…第1ボールナット
55…第2ボールナット
61…ブッシュ(シャフト支持部)
62…シャフト
100…ダンパー装置
101…免震層
102…上部構造体(第1部材)
103…下部構造体(第2部材)
111,121…外側プレート
111h…ブッシュ取付孔
112,122…内側プレート
112h…ブッシュ取付孔
511…第1ボールねじクレビス
513…第1ボールねじ回動軸
521…第2ボールねじクレビス
523…第2ボールねじ回動軸

Claims (3)

  1. 互いに直交する第1方向及び第2方向に相対変位可能な第1部材と第2部材との間に設けられるダンパー装置であって、
    前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能な第1支持部と、
    前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能であり、前記第1支持部と前記第1方向に離間して配置された第2支持部と、
    前記第1部材に、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向を軸線方向として回動可能に設けられた端部部材と、
    該端部部材及び前記第2支持部に前記第2方向に延びる第1回動軸線回りに相対回動可能に連結され、前記第2方向に離間して配置された複数の第1ダンパーと、
    前記第1ダンパーと直列に配置され、前記第2部材及び前記第1支持部に前記第3方向に延びる第2回動軸線回りに相対回動可能に連結された複数の第2ダンパーと、
    前記複数の第1ダンパーの変位を等しくする変位等値機構と、を備え、
    該変位等値機構は、
    前記第1方向に延び、前記第2方向に離間して配置された複数のシャフトと、
    前記第1支持部に設けられたシャフト支持部と、を有し、
    前記シャフトの一端部は前記端部部材に連結され、前記シャフトの延在方向の中間部は前記シャフト支持部に支持されていることを特徴とするダンパー装置。
  2. 前記第1支持部は、
    前記第1方向に離間して配置された一対のプレートと、
    該一対のプレートどうしを連結する連結プレートと、を有し、
    前記第2ダンパーのクレビスは、前記一対のプレートにおける前記第2ダンパー側に配置されたプレートに連結され、
    前記シャフト支持部は、前記一対のプレートにまたがって設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダンパー装置。
  3. 前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記第1方向に延びる軸力伝達プレートで連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載のダンパー装置。
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