JP7316900B2 - ダンパー装置 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係るダンパー装置は、互いに直交する第1方向及び第2方向に相対変位可能な第1部材と第2部材との間に設けられるダンパー装置であって、前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能な第1支持部と、前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能であり、前記第1支持部と前記第1方向に離間して配置された第2支持部と、前記第1部材に、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向を軸線方向として回動可能に設けられた端部部材と、該端部部材及び前記第2支持部に前記第2方向に延びる第1回動軸線回りに相対回動可能に連結され、前記第2方向に離間して配置された複数の第1ダンパーと、前記第1ダンパーと直列に配置され、前記第2部材及び前記第1支持部に前記第3方向に延びる第2回動軸線回りに相対回動可能に連結された複数の第2ダンパーと、前記複数の第1ダンパーの変位を等しくする変位等値機構と、を備え、該変位等値機構は、前記第1方向に延び、前記第2方向に離間して配置された複数のシャフトと、前記第1支持部に設けられたシャフト支持部と、を有し、前記シャフトの一端部は前記端部部材に連結され、前記シャフトの延在方向の中間部は前記シャフト支持部に支持されていることを特徴とする。
また、地震が生じると、複数の第1ダンパーにおいて端部部材側の端部では変形差が生じてしまう可能性があるが、一端部が端部部材に連結され延在方向の中間部が第1支持部のシャフト支持部に支持された複数のシャフトにより、第1支持部は地震前(初期)の端部部材との離間状態と平行になるように変位する。よって、端部部材が初期の状態から傾いたりすることがなく、大変形及び大速度の地震にも対応することができる。
また、複数の第2ダンパーの変位は、同一の回動軸線となるため、等しくなる。
図1は、本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す平面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るダンパー装置を示す立面図である。なお、図1において、第1ダンパー及び第2ダンパーを示すために、後述する軸力伝達プレート及びボールねじ機構の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るダンパー装置100は、免震構造物の免震層101に設けられている。免震層101は、水平方向に相対変位可能な上部構造体(第1部材)102(図2参照。以下同じ。)と下部構造体(第2部材)103(図2参照。以下同じ。)との間に設けられている。
図3に示すように、内側プレート112は、矩形状に形成されている。なお、内側プレート112の形状を適宜設定可能である。
図4に示すように、内側プレート122は、円形状に形成されている。なお、内側プレート122の形状を適宜設定可能である。
図5に示すように、軸力伝達プレート13は、内側プレート112と内側プレート122との間に配置されている。軸力伝達プレート13のX方向の一方側の端部は、内側プレート112に固定されている。軸力伝達プレート13のX方向の他方側の端部は、内側プレート122に固定されている。本実施形態では、軸力伝達プレート13は、内側プレート112,122に溶接により固定されている。
図6に示すように、軸力伝達プレート13は、筒状板部131と、放射板部132と、を有している。
図7に示すように、ボールねじ機構5は、第1ボールねじ51と、第2ボールねじ52と、連結管53(図5参照)と、第1ボールナット54と、第2ボールナット55と、第1軸受け56と、第2軸受け57と、を有している。ボールねじ機構5は、第1ダンパー2及び第2ダンパー4の変形を揃えるために設けられている。
2…第1ダンパー
3…端部鋼材(端部部材)
4…第2ダンパー
5…ボールねじ機構
6…シャフト機構(変位等値機構)
11…第1支持部材(第1支持部)
12…第2支持部材(第2支持部)
13,15…軸力伝達プレート
14…軸力伝達プレート(連結プレート)
26a,26b…第1クレビス
28a,28b…第1回動軸線
36…端部クレビス
38…端部回動軸線
46a,46b…第2クレビス
48a,48b…第2回動軸線
51…第1ボールねじ
52…第2ボールねじ
53…連結管
54…第1ボールナット
55…第2ボールナット
61…ブッシュ(シャフト支持部)
62…シャフト
100…ダンパー装置
101…免震層
102…上部構造体(第1部材)
103…下部構造体(第2部材)
111,121…外側プレート
111h…ブッシュ取付孔
112,122…内側プレート
112h…ブッシュ取付孔
511…第1ボールねじクレビス
513…第1ボールねじ回動軸
521…第2ボールねじクレビス
523…第2ボールねじ回動軸
Claims (3)
- 互いに直交する第1方向及び第2方向に相対変位可能な第1部材と第2部材との間に設けられるダンパー装置であって、
前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能な第1支持部と、
前記第1部材及び前記第2部材それぞれと、前記第1方向及び前記第2方向に相対変位可能であり、前記第1支持部と前記第1方向に離間して配置された第2支持部と、
前記第1部材に、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向を軸線方向として回動可能に設けられた端部部材と、
該端部部材及び前記第2支持部に前記第2方向に延びる第1回動軸線回りに相対回動可能に連結され、前記第2方向に離間して配置された複数の第1ダンパーと、
前記第1ダンパーと直列に配置され、前記第2部材及び前記第1支持部に前記第3方向に延びる第2回動軸線回りに相対回動可能に連結された複数の第2ダンパーと、
前記複数の第1ダンパーの変位を等しくする変位等値機構と、を備え、
該変位等値機構は、
前記第1方向に延び、前記第2方向に離間して配置された複数のシャフトと、
前記第1支持部に設けられたシャフト支持部と、を有し、
前記シャフトの一端部は前記端部部材に連結され、前記シャフトの延在方向の中間部は前記シャフト支持部に支持されていることを特徴とするダンパー装置。 - 前記第1支持部は、
前記第1方向に離間して配置された一対のプレートと、
該一対のプレートどうしを連結する連結プレートと、を有し、
前記第2ダンパーのクレビスは、前記一対のプレートにおける前記第2ダンパー側に配置されたプレートに連結され、
前記シャフト支持部は、前記一対のプレートにまたがって設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダンパー装置。 - 前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記第1方向に延びる軸力伝達プレートで連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載のダンパー装置。
Priority Applications (1)
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JP2019185902A JP7316900B2 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ダンパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019185902A JP7316900B2 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ダンパー装置 |
Publications (2)
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JP2021059937A JP2021059937A (ja) | 2021-04-15 |
JP7316900B2 true JP7316900B2 (ja) | 2023-07-28 |
Family
ID=75379808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019185902A Active JP7316900B2 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ダンパー装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7316900B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001003982A (ja) | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Kajima Corp | 非共振セミアクティブ免震構造および免震方法 |
JP2010281394A (ja) | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Ohbayashi Corp | 減衰装置 |
JP2019035416A (ja) | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 清水建設株式会社 | 制振装置 |
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JPH09310733A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 制振装置におけるオイルダンパーの取付方法 |
-
2019
- 2019-10-09 JP JP2019185902A patent/JP7316900B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001003982A (ja) | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Kajima Corp | 非共振セミアクティブ免震構造および免震方法 |
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JP2019035416A (ja) | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 清水建設株式会社 | 制振装置 |
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