JP7316359B2 - 極板製造装置及び極板製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の一側面は、極板製造装置及び極板製造方法に関する。
鉛蓄電池は、産業用又は民生用の二次電池として広く用いられており、特に、電気車用鉛蓄電池(いわゆるバッテリー)、又は、UPS(Uninterruptible Power Supply)、防災(非常)無線、電話等のバックアップ用鉛蓄電池の需要が多い。
鉛蓄電池では、極板(正極板又は負極板)を収容する袋状のセパレータを用いる場合がある。このような袋状のセパレータに収容された極板の製造方法では、まず、供給された帯状シート体を切断し、所定長のシート体を得る。そして、シート体を折り曲げて極板を挟み込み、当該シート体をシールする。この種の技術として、例えば特許文献1には、セパレータ(シート体)の折り曲げ部分において、セパレータの中央部分を除いた両側部分のみを加圧して加圧部分を形成し、ペースト式電極板を挟み込み、折り曲げた状態でギアによるシールをし、折り曲げ部分の中央部分に切込みを入れて切込部分を形成して製造する方法が記載されている。
特許第4661423号公報
上述したような技術では、切断して得たシート体に極板を挟み込む際、シート体と極板とが位置ズレし、極板をシート体で精度よく挟み込むことができず、製造性が低下するおそれがある。
本発明の一側面は、製造性を高めることが可能な極板製造装置及び極板製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る極板製造装置は、袋状のセパレータに収容された極板を製造する装置であって、供給された帯状シート体の下流側を垂下した状態で切断し、帯状シート体の下流側の一部を、セパレータを構成するシート体として落下させる切断落下部と、落下したシート体を立てて配した状態で受け取ると共に、当該シート体に対して極板を鉛直方向と交差する方向から差し込み、シート体で極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる挟込部と、挟込部で受け取ったシート体の幅方向の外側に配置され、シート体の幅方向に移動自在に設けられたガイドと、を備え、ガイドは、シート体へ極板を差し込む際、シート体の落下時に比べてシート体に近い位置に移動することで、シート体の幅方向の位置を規制する。
この極板製造装置では、切断して落下させたシート体を受け取り、当該シート体に対して極板を差し込み、シート体で極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる。ここで、極板を差し込む際には、ガイドによりシート体の幅方向の位置が規制される。したがって、シート体と極板とが位置ズレするのを抑制し、極板をシート体で精度よく挟み込むことができる。製造性を高めることが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造装置では、ガイドは、切断落下部で垂下した状態の帯状シート体の幅方向の外側に配置されており、切断落下部によるシート体の落下が検知されない場合に当該幅方向に往復するように移動してもよい。この構成では、ガイドが当該幅方向に往復するように移動することで、例えば何らかの理由で挟込部へ落下していないシート体の落下を促すことが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造装置では、切断落下部は、シート体と対面する鉛直面を有し、鉛直面には、鉛直方向に沿って延びるリブが設けられていてもよい。この構成では、シート体の落下の際に、例えば静電気によりシート体が鉛直面に張り付くのを抑制することが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造装置は、切断落下部に供給される帯状シート体の継ぎ目又は当該継ぎ目に関する印を検出する検出部を備えていてもよい。この構成では、検出部の検出結果に基づくことで、例えば、当該継ぎ目が含まれるシート体を外部へ廃棄することが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造装置では、挟込部は、シート体に差し込む極板が挿通する挿通口を有し、シート体の幅方向における挿通口の長さは、シート体の幅よりも小さくてもよい。この構成では、シート体が挿通口に入り込んでしまうのを防ぐことが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造方法は、袋状のセパレータに収容された極板を製造する方法であって、供給された帯状シート体の下流側を垂下した状態で切断し、帯状シート体の下流側の一部を、セパレータを構成するシート体として落下させる切断落下工程と、落下したシート体を立てて配した状態で受け取ると共に、当該シート体に対して極板を鉛直方向と交差する方向から差し込み、シート体で極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる挟込工程と、を備え、挟込工程では、受け取ったシート体の幅方向の外側に配置されたガイドを、シート体へ極板を差し込む際、シート体の落下時に比べてシート体に近い位置に移動することで、シート体の幅方向の位置を規制する。
この極板製造方法では、切断して落下させたシート体を受け取り、当該シート体に対して極板を差し込み、シート体で極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる。ここで、極板を差し込む際には、ガイドによりシート体の幅方向の位置が規制される。したがって、シート体と極板とが位置ズレするのを抑制し、極板をシート体で精度よく挟み込むことができる。製造性を高めることが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造方法では、ガイドは、垂下した状態の帯状シート体の幅方向の外側に配置されており、切断落下工程によるシート体の落下が検知されない場合に、当該幅方向に往復するようにガイドを移動する往復移動工程を備えていてもよい。この場合、ガイドが当該幅方向に往復するように移動することで、例えば何らかの理由で挟込部へ落下していないシート体の落下を促すことが可能となる。
本発明の一側面に係る極板製造方法は、帯状シート体の継ぎ目又は当該継ぎ目に関する印を検出する検出工程を備えていてもよい。この場合、検出工程による検出結果に基づくことで、例えば、当該継ぎ目が含まれるシート体を外部へ廃棄することが可能となる。
本発明の一側面によれば、製造性を高めることが可能な極板製造装置及び極板製造方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る鉛蓄電池の全体構造及び内部構造を示す斜視図である。 図2は、図1の鉛蓄電池における極板群を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る極板製造装置の概略構成を示すブロック図である。 図4は、図3の極板製造装置のベースを示す斜視図である。 図5は、図3の帯状シート体の継ぎ目を示す斜視図である。 図6は、図3の極板製造装置のベースを示す概略正面図である。 図7は、図3の極板製造装置の挿通口を示す概略側面図である。 図8(a)は、極板製造方法の例を説明する正面図である。図8(b)は、図8(a)の続きを説明する正面図である。 図9は、図8(b)の続きを説明する正面図である。 図10(a)は、図9の続きを説明する側面図である。図10(b)は、図10(a)の続きを説明する側面図である。 図11(a)は、図10(b)の続きを説明する側面図である。図11(b)は、図11(a)の続きを説明する側面図である。 図12は、シート体に継ぎ目が含まれる場合の動作例を説明する正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図面において、同一又は相当の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。各図における構成要素の大きさは概念的なものであり、構成要素間の大きさの相対的な関係は各図に示されたものに限定されない。
実施形態に係る極板製造装置及び極板製造方法では、鉛蓄電池において袋状のセパレータに収容された極板を製造する。そこでまず、鉛蓄電池について説明する。
図1は、鉛蓄電池1の全体構造及び内部構造を示す斜視図である。図2は、図1の鉛蓄電池1における極板群7を示す斜視図である。図1に示されるように、鉛蓄電池1は、上面が開口する電槽2と、電槽2の開口を閉じる蓋3とを備える。電槽2及び蓋3は、例えばポリプロピレンで形成されている。蓋3には、正極端子4と、負極端子5と、蓋3に設けられた注液口を閉塞する液口栓6と、が設けられている。
電槽2の内部には、極板群7と、極板群7を正極端子4に接続する正極柱(図示せず)と、極板群7を負極端子5に接続する負極柱8と、希硫酸等の電解液と、が収容されている。図2に示されるように、極板群7は、複数の正極板9と複数の負極板10とがセパレータ11を介して積層されて構成されている。
正極板9は、正極格子体(正極集電体)12と、正極活物質(正極材)13と、を有する。正極格子体12は、正極板9の格子体である。正極格子体12は、格子部12aと、格子部12aと一体で構成され格子部12aの一端から突出した耳部12bと、を有する。正極活物質13は、正極板9の活物質であり、正極格子体12に保持されている。負極板10は、負極格子体(負極集電体)14と、負極活物質(負極材)15と、を有する。負極格子体14は、負極板10の格子体である。負極格子体14は、格子部14aと、格子部14aと一体で構成され格子部14aの一端から突出した耳部14bと、を有する。負極活物質15は、負極板10の活物質であり、負極格子体14に保持されている。正極格子体12及び負極格子体14は、例えば鉛合金で形成されている。
極板群7は、複数の正極板9と複数の負極板10とが、セパレータ11を介して、電槽2の開口面と略平行方向に交互に積層された構造を有する。すなわち、正極板9及び負極板10は、それらの主面が電槽2の開口面と垂直方向に広がるように配置されている。極板群7において、複数の正極板9における各正極格子体12が有する耳部12b同士は、正極側ストラップ16で集合溶接されている。同様に、複数の負極板10における各負極格子体14が有する耳部14b同士は、負極側ストラップ17で集合溶接されている。正極側ストラップ16及び負極側ストラップ17は、それぞれ、正極柱及び負極柱8を介して正極端子4及び負極端子5に接続されている。
セパレータ11は、正極板9と負極板10とを分離する機能を有する。セパレータ11は、電解液(希硫酸)が通過できるように微多孔性を有する。セパレータ11は、微多孔性の樹脂製シートにより作製される。セパレータ11に用いられる樹脂としては、例えば、ポリオレフィンが挙げられる。
正極板9及び負極板10の少なくとも一方である対象極板を介して隣り合うセパレータ11は、袋状に形成されて、対象極板を収容している。対象極板は、正極板9であってもよく、負極板10であってもよく、正極板9及び負極板10の双方であってもよい。本実施形態では、一例として、負極板10が、袋状のセパレータ11に収容される対象極板であるものとして説明する。
セパレータ11は、袋状の基部21と、複数のリブ22と、複数のミニリブ23とを備える。複数のリブ22は、基部21の外表面において長手方向(図示の上下方向)に延びるように並設されている。複数のミニリブ23は、基部21の外表面における複数のリブ22の両側に、長手方向に延びるように形成されている。基部21の両端部には、重ね合わされた基部21を接合する接合部24が形成されている。接合部24は、複数のミニリブ23の両側に形成されている。
このようなセパレータ11は、後述するように、シート体30から作製される。すなわち、適切な長さに切断されて成るシート体30が、リブ22及びミニリブ23が設けられた面が外側となるように二つ折りにして重ね合わされると共に、その間に負極板10が配置される。当該シート体30の両側部が、メカニカルシール、圧着又は熱溶着等により接合される。これにより、負極板10を収容した袋状のセパレータ11が得られる。なお、セパレータ11は、シート体30を二つ折りにして重ね合わされただけのもので、その両側部が接合されていないものであってもよい。
電槽2は、極板群7を収容する容器である。電槽2の内部は、複数の隔壁(不図示)によって複数の区画に分割されて、複数のセル室(不図示)が形成されている。セル室は、極板群7が挿入される空間である。極板群7は、単電池とも称される。
次に、実施形態に係る極板製造装置について説明する。
図3は、極板製造装置50の概略構成を示すブロック図である。以下の説明において、「上」及び「下」の語は、鉛直方向の上方及び下方に対応する。Z方向は上下方向(鉛直方向)に対応し、X方向はZ方向と直交する水平方向に対応し、Y方向はZ方向と直交し且つX方向と直交する水平方向に対応する。
極板製造装置50は、袋状のセパレータ11に収容されて成る負極板10を製造する装置である。図3に示されるように、極板製造装置50は、ベース61、シートローラ62、カッター63、カッター駆動機構64、及び継ぎ目検出センサ(検出部)65を備える。
図4は、極板製造装置50のベース61を示す斜視図である。図5は、帯状シート体52の継ぎ目を示す斜視図である。図4では、説明の便宜上、帯状シート体52、シートローラ62及びカッター63を省略している。図3及び図4に示されるように、ベース61は、極板製造装置50の各種構成を具備する筐体を構成する。ベース61では、ロール51から供給された帯状シート体52が、その上方にてX方向に沿って送出される。ベース61では、上方を通過した当該帯状シート体52の下流側が、ベース61の一方の側面である鉛直面61aと対面して垂下するように保持される。鉛直面61aは、YZ面であって、帯状シート体52における背面(リブ22及びミニリブ23が設けられていない面)と対面する。
ロール51は、セパレータ11(図2)の材料である帯状シート体52が巻回されて成る。図5に示されるように、使用後のロール51を新たなロール51へ付け替える場合には、例えば使用後のロール51の帯状シート体52o終端を、新たなロール51の帯状シート体52nの始端にカラーテープ53で接続する。カラーテープ53は、継ぎ目検出センサ65で認識可能な色(例えば青色、緑色又は赤色)のテープである。カラーテープ53は、帯状シート体52の継ぎ目を構成する。
図3及び図4に示されるように、鉛直面61aには、Z方向に沿って延びるリブ67が、Y方向に間隔をあけて複数設けられている。リブ67は、鉛直面61aに設けられた突条である。リブ67の頂面には、例えば鏡面加工が施されており、リブ67の頂面の表面粗さは、鉛直面61aの表面粗さよりも小さい。
図3に示されるように、シートローラ62は、帯状シート体52の送出を実現する駆動源である。シートローラ62としては、例えばサーボモータが用いられている。シートローラ62は、ベース61に固定されている。例えばシートローラ62は、帯状シート体52を所定長送り出した後に停止する動作を繰り返す。ここでは、シートローラ62は、帯状シート体52における下流端からカッター63の切断位置までの長さが、セパレータ11の形状に応じた規定長となるように、帯状シート体52を送り出す。シートローラ62としては特に限定されず、帯状シート体52を送出できるものであれば、種々の公知のシートローラを用いることができる。
図6は、極板製造装置50のベース61を示す概略正面図である。図3及び図6に示されるように、カッター63は、垂下した状態の帯状シート体52の下流側を切断する。カッター63は、ベース61に固定されている。カッター63は、例えば、帯状シート体52の送路においてシートローラ62よりも下流側に配置されている。カッター63としては、押切りカッター等が用いられている。
カッター63は、可動部63a及び固定部63bを有する。可動部63a及び固定部63bは、帯状シート体52を介して互いに対向するように配置されている。可動部63aは、帯状シート体52の背面(リブ22及びミニリブ23が設けられていない)側、つまり、ベース61側に配置されている。固定部63bは、帯状シート体52においてリブ22及びミニリブ23が設けられている側、つまり、ベース61側と反対側に配置されている。
カッター63は、可動部63aを固定部63bに向かって接近するように移動させることで、シートローラ62を通過し且つ垂下した状態の帯状シート体52の下流側を、その一部(規定長の部分)が分かれるように切断する。これにより、帯状シート体52の下流側の一部は、シート体30として自由落下する。カッター63としては特に限定されず、帯状シート体52を切断できるものであれば、種々の公知のカッターを用いることができる。
カッター駆動機構64は、カッター63の可動部63aを固定部63bに対して接近及び離間するように駆動する機構である。カッター駆動機構64は、例えばエアシリンダを含んでいる。カッター駆動機構64としては特に限定されず、カッター63を駆動できるものであれば、種々の公知の駆動機構を用いることができる。
継ぎ目検出センサ65は、帯状シート体52の継ぎ目としてのカラーテープ53を検出するセンサである。継ぎ目検出センサ65は、ベース61に固定されている。継ぎ目検出センサ65は、例えば、帯状シート体52の送路においてシートローラ62よりも上流側に配置されている。継ぎ目検出センサ65としては、例えばカラーセンサが用いられる。継ぎ目検出センサ65としては特に限定されず、帯状シート体52の継ぎ目を検出できるものであれば、種々の公知の駆動機構を用いることができる。
図7は、極板製造装置50の挿通口74を示す概略側面図である。図3、図6及び図7に示されるように、極板製造装置50は、ストッパ71、ストッパ駆動機構72、極板押込み機構73、及びシート体検出センサ75を備える。
ストッパ71は、落下したシート体30を立てて配した状態で受け取る部位である。ストッパ71は、ベース61の鉛直面61aに対してX方向に沿って出没自在に設けられている。ストッパ71は、ベース61の鉛直面61aから突出した状態において、X方向を厚さ方向としてZ方向に沿って落下してきたシート体30を受け止めて支持する。図示する一例では、ストッパ71は、例えば、Z方向を厚さ方向とする板状を呈する。
ストッパ駆動機構72は、鉛直面61aから突出する状態と鉛直面61aに埋没した状態とで切り替わるように、ストッパ71を駆動する機構である。ストッパ駆動機構72は、ベース61に配置されている。ストッパ駆動機構72は、例えばエアシリンダを含んでいる。ストッパ駆動機構72としては特に限定されず、ストッパ71を駆動できるものであれば、種々の公知の駆動機構を用いることができる。
極板押込み機構73は、ストッパ71で支持したシート体30に対して負極板10をX方向(鉛直方向と交差する方向)から差し込み、シート体30で負極板10が挟み込まれるように当該シート体30を折り曲げる機構である。極板押込み機構73は、ベース61に配置されている。極板押込み機構73は、例えばロボットシリンダを含んでいる。極板押込み機構73としては特に限定されず、シート体30に負極板10を差し込んでシート体30を負極板10が挟み込まれるように折曲げ可能な機構を有していれば、種々の公知の機構を用いることができる。
ベース61には、極板押込み機構73によりシート体30に差し込む負極板10が挿通する挿通口74が設けられている。Y方向(シート体30の幅方向)における挿通口74の長さは、シート体30の幅よりも小さい(図7参照)。
シート体検出センサ75は、シート体30の落下を検知するセンサである。例えばシート体検出センサ75は、ストッパ71で支持されたシート体30の存在の有無を検出することにより、カッター63で切断されて落下したシート体30を検知する。シート体検出センサ75は、ストッパ71の周辺に配置されている。シート体検出センサ75としては、例えば光電センサが用いられる。シート体検出センサ75としては特に限定されず、シート体30の落下を検知できるものであれば、種々の公知のセンサを用いることができる。
図3に戻り、極板製造装置50は、ガイド81、ガイド駆動機構83及びコントローラ90を備える。図3、図4、図6及び図7に示されるように、ガイド81は、一対設けられている。一対のガイド81は、ベース61において、鉛直面61aに沿って鉛直面61aと隙間をあけてZ方向の延在する部材である。一対のガイド81は、Y方向を厚さ方向とする板状を呈する。一対のガイド81は、鉛直面61aにおける上端からストッパ71までの間の少なくとも一部領域に設けられている。つまり、一対のガイド81は、垂下した状態の帯状シート体52のY方向の外側のそれぞれの位置あって、ストッパ71で受け取ったシート体30のY方向の外側のそれぞれの位置に配置される。
一対のガイド81は、Y方向に移動自在に設けられている。具体的には、一対のガイド81は、シート体30の落下時には、それらの間隔を第1間隔D1(図10(a)参照)とする。一対のガイド81は、極板押込み機構73でシート体30へ負極板10を差し込む際には、それらの間隔を第2間隔D2(図10(b)参照)とする。第2間隔D2は、第1間隔D1よりも狭い。例えば第2間隔D2は、シート体30の幅又はそれより僅かに大きい間隔である。つまり、一対のガイド81は、シート体30へ負極板10を差し込む際、シート体30の落下時に比べてシート体30に近い位置に移動する。なお、一対のガイド81を移動自在とする構成は特に限定されず、公知の種々の構成を利用することができる。
このようなガイド81は、シート体30の落下をガイドすることができる。またガイド81は、シート体30に近接する位置へ可動することで、シート体30へ負極板10を差し込む際においてシート体30のY方向の位置ないし位置ズレを規制する。また、ガイド81は、シート体検出センサ75でシート体30の落下が検知されない場合に、繰り返しY方向に往復するように移動する。
図4及び図6に示されるように、一対のガイド81それぞれにおける鉛直面61a側には、シート体30の鉛直面61aへの接近を規制する第1規制板85が、一対のガイド81と連なるように設けられている。第1規制板85は、X方向を厚さ方向とする板状を呈し、一対のガイド81と一体で形成されている。また、第1規制板85の鉛直面61aと反対側には、シート体30の鉛直面61aからの離間を規制する第2規制板86が設けられている。第2規制板86は、X方向を厚さ方向とする板状を呈し、第1規制板85と隙間をあけて対面する。第1規制板85と第2規制板86との間は、シート体30の送路を画成する。なお、このような第1規制板85及び第2規制板86の少なくとも何れかについては、その形状等は特に限定されず、また、設けられていない場合もある。
図3に示されるように、ガイド駆動機構83は、Y方向において一対のガイド81の間隔が変化するように、当該一対のガイド81を移動させる機構である。ガイド駆動機構83は、ベース61に配置されている。ガイド駆動機構83は、例えばロボットシリンダを含んでいる。ガイド駆動機構83としては特に限定されず、一対のガイド81を駆動できるものであれば、種々の公知の機構を用いることができる。
コントローラ90は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる電子制御ユニットである。コントローラ90は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。コントローラ90は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。コントローラ90は、一つの装置で構成されてもよいし、複数の装置で構成されてもよい。複数の装置で構成されている場合には、これらがインターネット又はイントラネット等の通信ネットワークを介して接続されることで、論理的に一つのコントローラ90が構築される。
コントローラ90は、極板製造装置50の各種動作を制御する。コントローラ90には、継ぎ目検出センサ65及びシート体検出センサ75の検出結果が入力される。コントローラ90は、シートローラ62、カッター駆動機構64、ストッパ駆動機構72、極板押込み機構73、及びガイド駆動機構83を制御する。コントローラ90は、例えば作業者との間で情報の入出力を行うためのインターフェイスであるHMI(Human Machine Interface)を備えていてもよい。コントローラ90は、スマートデバイス及びサーバ(クラウドサーバ)などの少なくとも何れかと通信を行ってもよい。
次に、実施形態に係る極板製造方法について説明する。
本実施形態では、袋状のセパレータ11に収容された負極板10を製造する。まず、図8(a)に示されるように、シートローラ62の駆動によりロール51から供給された帯状シート体52を送出し、帯状シート体52の下流側を垂下した状態とする。このとき、帯状シート体52における下流端からカッター63の切断位置までの長さが、セパレータ11の形状に応じた規定長とする。
続いて、図8(b)に示されるように、カッター63の可動部63aを可動し、垂下した帯状シート体52の下流側を切断する。これにより、帯状シート体52の下流側の一部を、シート体30として自由落下させる(切断落下工程)。図9に示されるように、ストッパ71により、落下したシート体30を立てて配した状態で受け止めて支持する。このとき、図10(a)に示されるように、一対のガイド81は、それらの間隔を広い第1間隔D1としている。ガイド81の存在により、シート体30を一対のガイド81に沿わせ、Y方向のずれを抑えて真っ直ぐ下方へスムーズに落下させることができる。
続いて、図10(b)に示されるように、ガイド駆動機構83により一対のガイド81を互いに近づくようにY方向に可動し、一対のガイド81の間隔を狭い第2間隔D2とする。つまり、一対のガイド81を、シート体30の落下時に比べてシート体30に近い位置(Y方向に近接する位置)に移動する。一対のガイド81を、立てて配したシート体30の両側にあてがうように位置させる。これにより、シート体30のY方向の位置を規制する。
続いて、図11(a)に示されるように、一対のガイド81をシート体30の両側にあてがうように位置させた状態で、極板押込み機構73により挿通口74から負極板10をX方向に導出させ、シート体30におけるZ方向の中央に負極板10を対して負極板10をX方向に押し当て、シート体30に負極板10をX方向から差し込む。これにより、図11(b)に示されるように、シート体30で負極板10が挟み込まれるように、シート体30を2つ折りに折り曲げる(挟込工程)。その後、シール装置59(図3参照)によりシート体30の両側部がシールされた後、当該シート体30が後段の装置へ供給される。
また、本実施形態では、カッター63で切断したことによるシート体30の落下を、シート体検出センサ75で検知する。シート体検出センサ75の検出結果からシート体30の落下が検知されない場合、上述した挟込工程の前に、Y方向に往復するように一対のガイド81を移動する(往復移動工程)。ここでは、Y方向の間隔が変化するように一対のガイド81を移動してもよいし、間隔は一定のまま一対のガイド81の双方をY方向の同方向へ移動しもよい。
なお、シート体検出センサ75の検出結果からシート体30の落下を検知した場合には、往復移動工程を実施せず、又は、往復移動工程の実施中に当該落下を検知した場合には、往復移動工程を終了する。
また、本実施形態では、ロール51から供給された帯状シート体52におけるカラーテープ53の存在を、継ぎ目検出センサ65により検出する(検出工程)。そして、継ぎ目検出センサ65の検出結果から、落下するシート体30にカラーテープ53が含まれていると判別された場合に、ストッパ駆動機構72によりストッパ71を鉛直面61aに埋没した状態とする(図12参照)。これにより、カラーテープ53を含むシート体30は、ストッパ71で受け止められることなく、例えば下方に配置された廃棄ボックス等へ排出(廃棄)される。
以上、極板製造装置50及び極板製造方法では、切断して落下させたシート体30を受け取り、当該シート体30に対して負極板10を差し込み、シート体30で極板が挟み込まれるように当該シート体30を折り曲げる。ここで、ガイド81にシート体30を沿わせることで、正確にシート体30を落下させて受け取ることができる。そして、負極板10を差し込む際には、ガイド81によりシート体30の幅方向の位置が規制される。したがって、シート体30と負極板10とが位置ズレするのを抑制し、負極板10をシート体30で精度よく挟み込むことができる。製造性を高めることが可能となる。
極板製造装置50及び極板製造方法では、ガイド81は、垂下した状態の帯状シート体52の幅方向の外側にも位置されている。シート体検出センサ75でシート体30の落下が検知されない場合には、ガイド81をY方向に往復するように移動させる。これにより、ガイド81がY方向に往復するように移動することで、例えば何らかの理由でつまってしまい落下していないシート体30について、その落下を促すことが可能となる。
極板製造装置50では、ベース61は、シート体30と対面する鉛直面61aを有する。鉛直面61aには、Z方向に沿って延びるリブ67が設けられている。この構成では、リブ67により、シート体30の落下の際に例えば静電気によりシート体30が鉛直面61aに張り付くのを抑制することが可能となる。シート体30にロール51の巻き癖等がある場合には、このような効果は顕著となる。
極板製造装置50は、ロール51から供給される帯状シート体52の継ぎ目(カラーテープ53)を検出する継ぎ目検出センサ65を備える。この構成では、継ぎ目検出センサ65の検出結果に基づいて、例えばストッパ71の出没を制御することで、当該継ぎ目が含まれるシート体30を外部へ廃棄することができる。
極板製造装置50では、ベース61は、シート体30に差し込む負極板10が挿通する挿通口74を有する。Y方向における挿通口74の長さは、シート体30の幅(Y方向の寸法)よりも小さい。この構成では、例えばシート体30の落下時にシート体30が挿通口74に入り込んでしまうのを防ぐことが可能となる。シート体30にロール51の巻き癖等がある場合には、このような効果は顕著となる。
極板製造方法は、ロール51から供給される帯状シート体52の継ぎ目を検出する検出工程を備える。この場合、検出工程による検出結果に基づいて、例えばストッパ71の出没を制御することで、当該継ぎ目が含まれるシート体30を外部へ廃棄することができる。
上記において、ベース61、シートローラ62、カッター63及びカッター駆動機構64は、切断落下部を構成する。ベース61、ストッパ71、ストッパ駆動機構72及び極板押込み機構73は、挟込部を構成する。
以上、実施形態について説明したが、本発明の一態様は上記実施形態に限定されない。
本発明の一態様では、帯状シート体52の継ぎ目にカラーテープ53を用い、継ぎ目検出センサ65により継ぎ目を検出したが、これに限定されない。その他の機器により当該継ぎ目を検出してもよいし、カラーテープ53で接続するのに代えてもしくは加えて、当該継ぎ目に関する印(マーク)を帯状シート体52に付与し、この印を検出してもよい。
本発明の一態様は、一対のガイド81を備えたが、一対のガイド81のうち何れか一方のみを備えていてもよい。本発明の一態様では、ガイド81の形状は限定されず、種々の形状としてもよい。
本発明の一態様に係る極板製造装置50及び極板製造方法の対象となる負極板10及び鉛蓄電池1は、電気車に用いることができる。電気車としては、フォークリフト、ゴルフカート等が挙げられる。本発明では、上記実施形態及び上記変形例の各構成を適宜組み合わせてもよい。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
11…セパレータ、10…負極板(極板)、30…シート体、50…極板製造装置、52,52n,52o…帯状シート体、53…カラーテープ(継ぎ目)、61…ベース(切断落下部)、61a…鉛直面、62…シートローラ(切断落下部)、63…カッター(切断落下部)、64…カッター駆動機構(切断落下部)、65…継ぎ目検出センサ(検出部)、67…リブ、71…ストッパ(挟込部)、72…ストッパ駆動機構(挟込部)、73…極板押込み機構(挟込部)、74…挿通口、81…ガイド。

Claims (8)

  1. 袋状のセパレータに収容された極板を製造する装置であって、
    供給された帯状シート体の下流側を垂下した状態で切断し、前記帯状シート体の下流側の一部を、前記セパレータを構成するシート体として落下させる切断落下部と、
    落下した前記シート体を立てて配した状態で受け取ると共に、当該シート体に対して前記極板を鉛直方向と交差する方向から差し込み、前記シート体で前記極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる挟込部と、
    前記挟込部で受け取った前記シート体の幅方向の外側に配置され、前記シート体の幅方向に移動自在に設けられたガイドと、を備え、
    前記ガイドは、前記シート体へ前記極板を差し込む際、前記シート体の落下時に比べて前記シート体に近い位置に移動することで、前記シート体の幅方向の位置を規制する、極板製造装置。
  2. 前記ガイドは、前記切断落下部で垂下した状態の前記帯状シート体の幅方向の外側に配置されており、前記切断落下部による前記シート体の落下が検知されない場合に当該幅方向に往復するように移動する、請求項1に記載の極板製造装置。
  3. 前記切断落下部は、前記シート体と対向する鉛直面を有し、
    前記鉛直面には、鉛直方向に沿って延びるリブが設けられている、請求項1又は2に記載の極板製造装置。
  4. 前記切断落下部に供給される前記帯状シート体の継ぎ目又は当該継ぎ目に関する印を検出する検出部を備える、請求項1~3の何れか一項に記載の極板製造装置。
  5. 前記挟込部は、前記シート体に差し込む前記極板が挿通する挿通口を有し、
    前記シート体の幅方向における前記挿通口の長さは、前記シート体の幅よりも小さい、請求項1~4の何れか一項に記載の極板製造装置。
  6. 袋状のセパレータに収容された極板を製造する方法であって、
    供給された帯状シート体の下流側を垂下した状態で切断し、前記帯状シート体の下流側の一部を、前記セパレータを構成するシート体として落下させる切断落下工程と、
    落下した前記シート体を立てて配した状態で受け取ると共に、当該シート体に対して前記極板を鉛直方向と交差する方向から差し込み、前記シート体で前記極板が挟み込まれるように当該シート体を折り曲げる挟込工程と、を備え、
    前記挟込工程では、受け取った前記シート体の幅方向の外側に配置されたガイドを、前記シート体へ前記極板を差し込む際、前記シート体の落下時に比べて前記シート体に近い位置に移動することで、前記シート体の幅方向の位置を規制する、極板製造方法。
  7. 前記ガイドは、垂下した状態の前記帯状シート体の幅方向の外側に配置されており、
    前記切断落下工程による前記シート体の落下が検知されない場合に、当該幅方向に往復するように前記ガイドを移動する往復移動工程を備える、請求項6に記載の極板製造方法。
  8. 前記帯状シート体の継ぎ目又は当該継ぎ目に関する印を検出する検出工程を備える、請求項6又は7に記載の極板製造方法。
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