JP2017076508A - 電池部品搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池を連続的に製造するラインにおいて不具合が生じた場合でも、不具合の生じた前工程を止めることなく、電池を連続的に製造し得る技術を提供する。【解決手段】電池部品搬送装置8は、電池を製造するために電池部品を第1工程から第2工程へ搬送するメイン搬送機31とバイパス搬送機39と切替機35を有する。メイン搬送機31は、第1工程と第2工程間において電池部品を連続的に搬送する。バイパス搬送機39は、メイン搬送機31の第1位置から上方に延出しかつメイン搬送機31の第2位置に上方から合流する。これによりバイパス搬送機39は、電池部品をメイン搬送機31の第1位置から第2位置に搬送する。切替機35は、第1位置においてメイン搬送機31とバイパス搬送機39を切離す状態と接続する状態に切替える。【選択図】図8

Description

本発明は、電池を製造するために電池部品を搬送する電池部品搬送装置に関する。
電池の1つであるリチウムイオン電池は、例えば交互に重ねられる正極シートと負極シートを有し、正極シートと負極シートの間にセパレータが介装される。正極シートおよび負極シートの製造方法は、帯状の金属箔を順次送り出し、金属箔の上にペースト状の活物質合剤を塗工し、活物質合剤を乾燥させる。これにより帯状の金属箔上に活物質層が形成された母シートが得られる。母シートから個々の正極シートまたは負極シートを切断する。正極シートと負極シートは、これらの間にセパレータが介装されるように積層されて束ねられる。束ねられた正極シートと負極シートは、電解液とともにケースに収容される。これにより電池セルが形成される。
電池セル等の電池は、複数の部品を有し、複数の工程を得て製造される。電池を大量生産するために、コンベアなどを利用して電池部品を連続的に搬送する場合がある。製造工程の1つで不具合が生じた場合、コンベア等を停止させる必要がある。この場合、不具合の生じた工程の前に位置する工程も停止させる必要がある。その結果、電池の製造効率が悪くなる場合がある。
特許文献1には、製造ラインを停止させずに検査する検査機が開示されている。検査機は、パレットを直線上に搬送する搬送部と、搬送部の途中でパレット上の製品を検査する検査ユニットを有する。検査ユニットにおいて製品が良品であると判断された場合、パレットが搬送部の下流へ搬送される。検査ユニットにおいて製品が不良であると判断された場合は、検査ユニットの下流においてパレットが持上げられてバイパス路へ送られる。バイパス路を経てストック位置にストックされた不良品は、ストック位置で修理される。修理された製品を載せたパレットは、検査ユニットの上流に戻されて、パレットが再び検査ユニットに搬送される。
特開平6−129957号公報
電池を連続的に製造するラインにおいて不具合が生じた場合でも、不具合の生じた前工程を止めることなく、電池を連続的に製造し得る技術が従来必要とされている。
本発明の1つの特徴によると、電池部品搬送装置は、電池を製造するために電池部品を第1工程から第2工程へ搬送する。電池部品搬送装置は、メイン搬送機とバイパス搬送機と切替機を有する。メイン搬送機は、第1工程と第2工程間において電池部品を連続的に搬送する。バイパス搬送機は、メイン搬送機の第1位置から上方または下方に延出しかつメイン搬送機の第2位置に上方からまたは下方から合流する。これによりバイパス搬送機は、電池部品をメイン搬送機の第1位置から第2位置に搬送する。切替機は、第1位置においてメイン搬送機とバイパス搬送機を切離す状態と接続する状態に切替える。
したがって第2の工程で不具合が生じた場合において、バイパス搬送機とメイン搬送機を第1位置において接続できる。これにより第1の工程を終えた電池部品は、メイン搬送機の第1位置からバイパス搬送機に搬送される。そのため第2の工程を停止させた場合でも、第1の工程を続けることができる。
そして第1の工程を終えた電池部品は、バイパス搬送機にストックされる。かくしてバイパス搬送機は、第1の工程を終えた電池部品のバッファ機構として機能する。しかもバイパス搬送機は、第1位置から上方または下方に延出する。そのため電池部品がバイパス搬送機によってメイン搬送機の上方または下方にストックされる。かくしてバイパス搬送機とメイン搬送機を同じ平面上に配置した場合に比べ、2次元的な面積(設置面積)を広くすること無く、より多くの電池部品がバイパス搬送機にストックされ得る。
例えば電池部品には正極シートと負極シートが含まれる。正極シートと負極シートは、薄くて面積が広いため、複数の正極シートと負極シートを水平方向に並べると、比較的大きな面積が必要になる。これに対して本構成では、これらが上下方向に重なるようにストックされ得る。かくして電池部品搬送装置の設置面積を小さいままで、多くの電池部品をストックすることができる。
さらに正極シートと負極シートは、立てて搬送すると、正極シートと負極シートの下縁に荷重が集中する。その結果、正極シートと負極シートの下縁において正極と負極を構成する活物質層が金属箔から欠けるおそれが高くなる。これに対して本構成では、正極シートと負極シートを横に倒した状態で搬送した際でも、設置面積を小さいまま、多くの正極シートと負極シートをストックすることができる。
電極組立体と電池セルの斜視図である。 正極ユニットと負極シートの正面図である。 電池の製造工程図である。 塗工乾燥装置の概略側面図である。 正極シートまたは負極シートの母シートの正面図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機を含む電池部品搬送装置の一部概略側面図である。 螺旋状搬送機の概略斜視図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機を含む電池部品搬送装置の一部概略上面図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機と切替機の概略側面図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機と切替機とセパレータ包み機を含む電池部品搬送装置の一部概略側面図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機と切替機の概略側面図である。 セパレータ包み機とシュータの概略側面図である。 メイン搬送機とバイパス搬送機と積層装置の概略上面図である。 積層装置の概略図である。 電池モジュールの斜視図である。 電池パックの斜視図である。
本発明の1つの実施形態を図面にしたがって説明する。図1に示す電池セル(電池)1は、例えばリチウムイオン電池であって、自動車,コンピュータ,携帯型電子機器等のバッテリーとして利用される。電池セル1は、ケース10に収容される電極組立体2と電解質(電解液)を有する。
図1に示すようにケース10は、有底の直方体状のケース本体10aと、ケース本体10aの開口部を塞ぐ平板状の蓋10bを有する。ケース10に収容された電極組立体2から電力を取り出すために、蓋10bには蓋10bを貫通する正極端子12と負極端子13が取付けられる。
図1,図2に示すように電極組立体2は、交互に積層された正極シート5と負極シート3を有する。正極シート5と負極シート3の間には、正極シート5と負極シート3が接することを防止するセパレータ6が設けられる。例えば図2に示すように正極シート5が袋状のセパレータ6によって覆われて正極ユニット4が形成され、正極ユニット4と負極シート3が交互に積層される。これにより正極シート5と負極シート3の間にセパレータ6が配置される。
図2に示すように正極シート5は、金属箔5bと金属箔5bの両面に形成された活物質層5c,5dを有する。金属箔5bは、例えばアルミニウム箔であって、矩形状の本体部と、本体部の端縁から延出したタブ5aを有する。金属箔5bの本体部の両面略全域に正極用の活物質層5c,5dが設けられる。タブ5aには活物質層が設けられておらず、金属箔5bが露出している。図1に示すように各正極シート5のタブ5aが重ねられて溶接等によって接続される。タブ5aは、ケース10内に位置する正極端子12の一端部に接続される。
図2に示すようにセパレータ6は、正極シート5の第1面を覆う第1シート6aと、第2面を覆う第2シート6bを有する。第1シート6aと第2シート6bは、正極シート5よりも大きく、正極シート5よりも外方に食み出る。正極シート5から食み出た部分において第1シート6aと第2シート6bが溶着されて溶着部6cが形成される。溶着部6cは、例えば正極シート5の全周またはその一部に形成される。かくしてセパレータ6が袋状になり、正極シート5の本体部を覆う。一方、正極シート5のタブ5aは、セパレータ6から延出している。セパレータ6は、絶縁性で多孔質の樹脂材、例えばポリオレフィン系の微多孔質高分子膜等で形成される。
図2に示すように負極シート3は、金属箔3bと金属箔3bの両面に形成された活物質層3c,3dを有する。金属箔3bは、例えば銅箔であって、矩形状の本体部と、本体部の端縁から延出したタブ3aを有する。金属箔3bの本体部の両面略全域に負極用の活物質層3c,3dが設けられる。タブ3aには活物質層が設けられておらず、金属箔3bが露出している。図1に示すように各負極シート3のタブ3aが相互に重ねられて溶接等によって相互に接続される。タブ3aは、ケース10内に位置する負極端子13の一端部に接続される。
次に、正極シート5の製造方法を説明する。図3に示すように正極シート5の製造方法は、混練工程S1を有する。混練工程S1では、正極の電極材料を混練機によって混ぜて、スラリー状の活物質合剤を得る。電極材料は、少なくとも活物質、バインダ、溶媒を含み、必要に応じて導電助剤、増粘剤を含む。活物質は、例えばコバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム、ニッケル酸リチウム、チタン酸リチウムなどの金属リチウムである。溶媒は、水、有機溶媒等である。
次に、図4に示す塗工乾燥装置20を用いて図2に示す塗工工程S2、乾燥工程S3、プレス工程S4を行う。塗工乾燥装置20は、ローラ21aを具備する供給機21を有する。供給機21は、ローラ21aが回転することで、ローラ21aに巻かれている帯状の金属箔5bを供給する。塗工乾燥装置20は、活物質合剤を金属箔5bに塗工する塗工機22と、活物質合剤を乾燥する乾燥機23と、活物質層を加圧するプレス機24を有する。
図4に示す塗工機22は、金属箔5bに対して厚み方向の両側に第1と第2スリットダイ22a,22bを有する。金属箔5bは、第1と第2スリットダイ22a,22bの間を通る。第1と第2スリットダイ22a,22bは、活物質合剤を吐出口吐出し、活物質合剤が金属箔5b上に連続的に塗布される(塗工工程S2)。
図5に示すように金属箔5bの両面に例えば1列の活物質合材が塗布される。活物質合材は、金属箔5b上において長手方向の略全長において延出し、全長において略同じ幅を有する。金属箔5bには、活物質合材が塗布された塗工領域7aと、活物質合材を有さずに金属箔5bが露出された露出領域7bが形成される。
図4に示すように乾燥機23は、金属箔5bが貫通する通路と、所定温度の風を発生する温風機を有する。温風機は、金属箔5bの厚み方向の両側に設けられて、金属箔5bの両面に塗工された活物質合剤から溶媒を蒸発させる(乾燥工程S3)。これにより金属箔5bの表面に活物質合剤から形成された活物質層5c,5dが形成される。
図4に示すようにプレス機24は、金属箔5bの厚み方向の両側に設けられたプレスローラ24aを備える。2つのプレスローラ24aの間を金属箔5bが通過することで、活物質層5c,5dがプレスローラ24aに挟まれて加圧される(プレス工程S4)。これにより活物質層5c,5dが所定の厚みになり、活物質層5c,5dの密度が高くなる。かくして帯状の母シート7が形成される。
母シート7は、図4に示すようにテンション付与機25からテンションを受けつつ巻取り機26に巻き取られる。テンション付与機25は、分散して配設された複数のローラ25a〜25dを有し、母シート7がローラ25a〜25dを通過する。これにより母シート7がテンションを受けて、しわが生じることが防止される。母シート7は、ローラ26aによって巻かれる。
図4の巻取り機26に巻取られた母シート7は、図示省略の減圧室に投入される。減圧室では大気圧よりも低い圧力で、かつ大気温度よりも高い温度の環境が形成される。そのため減圧室において塗工領域7a(図5参照)に残存する溶剤が揮発し、バインダが硬化する(減圧乾燥工程S5)。
その後、図6に示すようにローラ29aに巻かれた母シート7を切断機27にセットする。切断機27は、母シート7を搬送する搬送機30と切断型28を有する。切断型28は、母シート7に対して進退して母シート7から正極シート5を切断する。詳しくは図5に示すように塗工領域7aと露出領域7bの境界に沿う第1切断線7cと、正極シート5の間を区切る第2切断線7dと、タブ5aに沿う第3切断線7eにおいて母シート7を切断する。これにより帯状の母シート7から個々正極シート5が切離される。
負極シート3も正極シート5と同様に、混練工程S11〜切断工程S16を経て製造される。混練工程S11では、負極用の活物質としてコークス等の炭素材料が利用される。バインダは、例えばフッ素系樹脂などの樹脂材料及びゴム系エマルジョンが利用される。
正極シート5は、図2に示すようにセパレータ6によって包まれる。正極シート5をセパレータ6で包むために、図3に示すセパレータセット工程S7、セパレータ溶着工程S8、セパレータ切断工程S9が行われる。
図10に示すように正極シート5をセパレータ6で包むためのセパレータ包み装置50は、セパレータ6が巻き回された2つのローラ50a,50bと搬送機51を有する。搬送機51は、ベルトコンベアであって、一対のローラ51aと一対のローラ51a間に架けられたベルト51bを有する。搬送機51の上方に設けられたローラ50aは、回転することでセパレータ6を正極シート5の上方に向けて排出する。ローラ50aから排出されたセパレータ6は、搬送機51の近傍に配されたローラ50cの下方を通ることで、正極シート5の上に配置される。
図10に示すように搬送機51の下方に位置するローラ50bは、回転することでベルト51bの上にセパレータ6を排出する。搬送機51のローラ51aが回転することで、ベルト51bが回転し、ベルト51b上のセパレータ6が搬送される。上流から供給された正極シート5は、ベルト51b上のセパレータ6の上に排出される。その結果、正極シート5は、一対のセパレータ6の間に挿入される(セパレータセット工程S7)。
図12に示すようにセパレータ包み装置50は、さらに溶着機58と切断機52を有する。溶着機58は、図2に示すように正極シート5の外周に沿って一対のセパレータ6を溶着する。これによりセパレータ6が袋状となり、正極シート5を包む(セパレータ溶着工程S8)。
図12に示す切断機52は、帯状のセパレータ6を例えば切断型、カッタ刃、レーザを利用して切断する。切断機52は、セパレータ6を正極シート5の間において切断し、1枚の正極シート5を含む個々の正極ユニット4が得られる(セパレータ切断工程S9)。なお搬送機51のベルト51bは、セパレータ6の溶着および切断のタイミングに対応して間欠的に移動される。
図6,図10に示すように正極シート5を製造する工程と、正極シート5をセパレータ6で包む工程の間には、メイン搬送機31とバイパス搬送機39が設けられる。メイン搬送機31は、製造ラインが正常な状態の際に正極シート5を搬送するための搬送ローラ32、搬送機33、搬送ローラ49を有する。搬送ローラ32と搬送機33と搬送ローラ49は、正極シート5を略水平に搬送するように直列的に配列される。
図6,図10に示すように搬送機33は、ベルトコンベアであって、一対のローラ33aとベルト33bを有する。図6,図8に示すように複数の搬送ローラ32は、搬送機30,33の間において所定の間隔で配設される。詳しくは複数の搬送ローラ32は、正極シート5等を搬送する搬送方向に並設され、各搬送ローラ32は、搬送方向に対して略直交する方向に延出する。搬送ローラ32は、各軸中心に回転することで、正極シート5を搬送機30から搬送機33に搬送する。
図10,図13に示すように複数の搬送ローラ49は、搬送機33,51の間において所定の間隔で並設される。各搬送ローラ49は、搬送方向に対して略直交するように延出する。各搬送ローラ49が軸中心に回転することで、正極シート5を搬送機33から搬送機51に搬送する。
図6に示すようにバイパス搬送機39は、メイン搬送機31の第1位置から分岐する分岐路(36,38)と、分岐路から螺旋状に上方に延出する第1螺旋部(40)と、第1螺旋部(40)の上部から延出する接続部(41)を有する。さらにバイパス搬送機39は、図10に示すようにと接続部(41)から螺旋状に下方に延出する第2螺旋部(42)と、第2螺旋部(42)からメイン搬送機31の第2位置へ合流する合流路(46,48)を有する。そのためメイン搬送機31の第1位置から正極シート5がバイパス搬送機39を経てメイン搬送機31の第2位置に戻り得る。
図7に示すように第1螺旋部と第2螺旋部は、螺旋状搬送機40,42によって構成される。螺旋状搬送機40,42は、支柱40aと、支柱40aの周りを螺旋状に延出するレール40dと、レール40dの両縁において起立する側壁40b,40cを有する。レール40dと側壁40b,40cの間には、回転式コンベア40eが設けられる。回転式コンベア40eは、連結される複数の板を有する。複数の板は、レール40dに沿って上経路において移動し、レール40dの上端にて折り返して、上経路の下側の下経路においてレール40dに沿って移動し、レール40dの下端において折り返して、再び上経路において移動する。
そのため螺旋状搬送機40,42は、搬送物を連続して螺旋状に搬送することができる。螺旋状搬送機40は、正極シート5等の搬送物を下から上方へ螺旋状に搬送する。一方、螺旋状搬送機42は、複数の板が逆方向に回転し、搬送物を上から下方へ螺旋状に搬送する。
図6,図10に示すように螺旋状搬送機40の上口40gと、螺旋状搬送機42の上口40gは、橋渡し機(接続部)41によって略水平に接続される。橋渡し機41は、ベルトコンベアであって、ローラとベルトを有する。したがって搬送物は、螺旋状搬送機40から橋渡し機41を経て螺旋状搬送機42に搬送される。
図8,図9に示すように第1位置には、メイン搬送機31とバイパス搬送機39を切離す状態と、メイン搬送機31とバイパス搬送機39を接続する状態に切替える切替機35が設けられる。すなわち切替機35は、正極シート5等の搬送物をメイン搬送機31によって搬送する状態と、バイパス搬送機39へ搬送する状態に切替える。切替機35は、可動ローラ36と可動ローラ36を昇降させる昇降機37を有する。可動ローラ36は、通常は搬送ローラ32よりも上方の切離し高さに位置し、搬送ローラ32によって搬送される正極シート5の移動の邪魔をしない。すなわち正極シート5は、可動ローラ36の下を通ってメイン搬送機31において搬送される。
図8,図9に示すように複数の可動ローラ36は、昇降機37によって切離し高さから接続高さに降ろされる。昇降機37は、例えば可動ローラ36の一端部を支持する支持部と、モータを利用して支持部を昇降させる昇降機構を有する。上流側(図面左側)に位置する可動ローラ36は、接続高さにおいて搬送ローラ32間に位置し、詳しくは搬送ローラ32よりもやや高い場所に位置する。
図8,図9に示すように複数の可動ローラ36は、上流から下流へ順に高い場所に位置する。また複数の可動ローラ36は、メイン搬送機31から離れるように螺旋状搬送機40に向けて配設される。可動ローラ36が接続高さに位置する際、正極シート5は、搬送機30から分岐路を構成する可動ローラ36と搬送ローラ38を経てバイパス搬送機39に搬送される。
図11,図13に示すように第2位置には、メイン搬送機31とバイパス搬送機39を切離す状態と、メイン搬送機31とバイパス搬送機39を接続する状態に切替える切替機45が設けられる。すなわち切替機45は、メイン搬送機31を経た正極シート5を下流の搬送機51へ搬送する状態と、バイパス搬送機39を経た正極シート5を下流の搬送機51へ搬送する状態に切替える。切替機45は、2つの状態の間で切替えるために可動ローラ46と可動ローラ46を昇降させる昇降機47を有する。可動ローラ46は、通常は搬送ローラ49よりも上方の切離し高さに位置し、搬送ローラ49によって搬送される正極シート5の移動の邪魔をしない。したがって正極シート5は、可動ローラ46の下を通ってメイン搬送機31において搬送される。
図11,図13に示すように複数の可動ローラ46は、昇降機47によって切離し高さから接続高さに降ろされる。昇降機47は、例えば可動ローラ46の一端部を支持する支持部と、モータを利用して支持部を昇降させる昇降機構を有する。下流側(図面右側)に位置する可動ローラ46は、接続高さにおいて搬送ローラ49間に位置し、詳しくは搬送ローラ49よりもやや高い場所に位置する。複数の可動ローラ46は、上流から下流へ順に低い場所に位置する。複数の可動ローラ46は、螺旋状搬送機42から搬送機33に向けてメイン搬送機31に近づくように配列される。
図13に示すように搬送ローラ48は、螺旋状搬送機42の下口40fからメイン搬送機31に向けて順に低い位置に配設される。さらに搬送ローラ48は、螺旋状搬送機42の下口40fからメイン搬送機31に順に近づくように配設される。可動ローラ46は、搬送ローラ48からメイン搬送機31の第2位置に向けて配設される。可動ローラ46が接続位置に移動することで、正極シート5がバイパス搬送機39から搬送ローラ48と可動ローラ46を経て、メイン搬送機31の第2位置を通過し、搬送機51に搬送される。
図10,図12に示すように正極シート5は、上述するようにメイン搬送機31あるいはバイパス搬送機39を経てセパレータ包み装置50へ搬出される。正極シート5は、セパレータ包み装置50によってセパレータ6で覆われ、積層装置53の搬送機57に搬送される。
負極シート3は、正極シート5を製造するラインと別個のラインにおいて正極シート5と同様に製造される。すなわち負極シート3も、図6に示す切断機27によって負極用母シートから個々の負極シート3が切断される。負極シート3は、メイン搬送機31とバイパス搬送機39を経て図13に示す搬送機56に搬送される。すなわち負極シート3は、セパレータ6によって包まれずに積層装置53の搬送機56に搬送される。
積層装置53は、図13に示すように正極シート5を搬送する搬送機57と、負極シート3を搬送する搬送機56と、搬送機56,57の下流に位置するシュータ54を有する。搬送機56,57は、並設されても良いし、異なる方向に延出するように配されても良い。シュータ54は、第1経路54aと第2経路54bと合流経路54cを有する。第1経路54aは、搬送機57に向けて開口し、搬送機57から正極シート5を受け、合流経路54cに向けて落下させる。第2経路54bは、搬送機56に向けて開口し、搬送機56から負極シート3を受け、合流経路54cに向けて落下させる。合流経路54cは、第1経路54aと第2経路54bと連通しており、正極シート5と負極シート3を図14に示すラック55に落下させる。
図13に示す搬送機56,57は、正極シート5と負極シート3が交互にシュータ54へ搬出されるように正極シート5と負極シート3を搬送する。正極シート5を含む正極ユニット4と負極シート3は、シュータ54を経て交互に図14に示すラック55に落下する。ラック55は、水平線に対して傾斜する底面55aと、底面55aの下端にて起立する保持面55bを有する。シュータ54から落下した正極ユニット4と負極シート3は、底面55aによって下端が保持されつつ、保持面55bに向けて移動する。これにより正極ユニット4と負極シート3は、底面55aによって下端の高さが揃い、保持面55b上において交互に重ねられる(積層工程S20)。
図1に示すように正極シート5のタブ5aと負極シート3のタブ3aは、いずれも図1の上縁に位置する。タブ5aが幅方向の1領域(例えば左領域)に位置し、各タブ5aが重ねられて溶接等によって接続され、正極端子12の下端部に接続される。タブ3aが幅方向の他領域(例えば右領域)に位置し、各タブ3aが重ねられて溶接等によって接続され、負極端子13の下端部に接続される。電極組立体2をケース10に挿入し、蓋10bによってケース10の開口部を塞ぐ。蓋10bの注液孔からケース10内に電解質を挿入し、注液孔を塞ぐ(ケース封入工程S21)。これにより電池セル1が形成される。
図1に示す電池セル1は、電池として販売等される場合がある。あるいは複数の電池セル1から図15に示す電池モジュール60が形成されて、電池モジュール60が電池として販売等される場合がある。あるいは複数の電池モジュール60から図16に示す電池パック70が形成されて、電池パック70が電池として販売等される場合がある。
図15に示すように電池モジュール60は、電池ホルダ65によって保持される複数の電池セル1を有する。複数の電池セル1は、正極端子12と負極端子13が隣接するように並設される。隣接する正極端子12と負極端子13は、導電性のある金属のバスバー61によって電気的に接続され、複数の電池セル1が電気的に直列的に接続される。積層された複数の電池セル1の両側にエンドプレート64が設けられ、両エンドプレート64が締付け具67によって締結される。これにより複数の電池セル1が一体とされる。電池モジュール60を製造する場合は、図示省略の搬送機によって電池セル1等の電池部品を連続的に搬送して各電池部品を組み付ける(モジュール組立工程S22)。
図16に示すように電池パック70は、四角箱状のケース71内に収容された複数の電池モジュール60を有する。図15に示すように電池モジュール60には、電力を伝送するための正極ハーネス62と負極ハーネス63が接続される。エンドプレート64には、ブラケット66が設けられる。図16に示すようにケース71の側壁71aにブラケット66が取付けられることで、電池モジュール60がケース71内に固定される。
図16に示すように電池パック70は、例えば上下に2列の電池モジュール60と、左右に2列の電池モジュール60を有する。左右2列の電池モジュール60の間に絶縁部材74が設けられる。絶縁部材74は、例えば、発泡スチロールなど、絶縁性の樹脂であり、四角柱状である。電池モジュール60の上方に正極端子台72と負極端子台73が設けられる。正極端子台72に各電池モジュール60の正極ハーネス62が接続され、負極端子台73に負極ハーネス63が接続される。電池パック70を製造する場合は、図示省略の搬送機を利用して電池モジュール60等の電池部品を連続的に搬送して各電池部品を組み付ける(電池パック組立工程S23)。
図8、図13に示すように電池部品搬送装置8は、電池を製造するために電池部品を第1工程から第2工程へ搬送するメイン搬送機31とバイパス搬送機39と切替機35を有する。メイン搬送機31は、第1工程と第2工程間において電池部品を連続的に搬送する。バイパス搬送機39は、メイン搬送機31の第1位置から上方に延出しかつメイン搬送機31の第2位置に上方から合流する。これによりバイパス搬送機39は、電池部品をメイン搬送機31の第1位置から第2位置に搬送する。切替機35は、第1位置においてメイン搬送機31とバイパス搬送機39を切離す状態と接続する状態に切替える。
したがって第2の工程(例えばセパレータセット工程S7〜積層工程S20のいずれか1つの工程)で不具合が生じた場合において、バイパス搬送機39とメイン搬送機31を第1位置において接続できる。これにより第1の工程(例えば切断工程S6)を終えた電池部品は、メイン搬送機31の第1位置からバイパス搬送機39に搬送される。そのため第2の工程を停止させた場合でも、第1の工程を続けることができる。
そして第1の工程を終えた電池部品は、バイパス搬送機39にストックされる。かくしてバイパス搬送機39が第1の工程を終えた電池部品のバッファ機構として機能する。しかもバイパス搬送機39は、第1位置から上方に延出する。そのため電池部品がバイパス搬送機39によってメイン搬送機31の上方にストックされる。そのためバイパス搬送機39とメイン搬送機31を同じ平面上に配置した場合に比べ、2次元的な面積(設置面積)を広くすること無く、より多くの電池部品がバイパス搬送機39にストックされ得る。
例えば電池部品には正極シート5と負極シート3が含まれる。正極シート5と負極シート3は、薄くて面積が広いため、複数の正極シート5と負極シート3を水平方向に並べると、比較的大きな面積が必要になる。これに対して本構成では、これらが上下方向に重なるようにストックされ得る。かくして電池部品搬送装置8の設置面積を小さいままで、多くの電池部品をストックすることができる。
さらに正極シート5と負極シート3は、立てて搬送すると、正極シート5と負極シート3の下縁に荷重が集中する。その結果、正極シート5と負極シート3の下縁において正極と負極を構成する活物質層3c,3d,5c,5dが金属箔3b,5bから欠けるおそれが高くなる。これに対して本構成では、正極シート5と負極シート3を横に倒した状態で搬送した際でも、設置面積を小さいまま、多くの正極シート5と負極シート3をストックすることができる。
図8、図13に示すようにバイパス搬送機39は、螺旋状に電池部品を搬送する螺旋部(40,42)を有する。したがって電池部品は、円滑に上方または下方に搬送され得る。しかも螺旋部は、上下方向に重なるように延出し得る。そのため螺旋部を利用することで、作業領域の2次元的な面積を広くすることなく、より多くの電池部品をストックすることができる。
図9に示すように切替機35は、バイパス搬送機39の一部をメイン搬送機31に対して昇降させることでバイパス搬送機39とメイン搬送機31を切離した状態と接続した状態に切替える昇降機37を有する。したがってメイン搬送機31とバイパス搬送機39は、少なくとも切替機35を有する部分において上下方向に重なる。そのため作業領域の2次元的な面積を広くすることなく、より多くの電池部品をストックすることができる。
図8,図9に示すようにメイン搬送機31は、第1位置において、メイン搬送機31の長手方向に間隔を有して並設されかつそれぞれが長手方向に略直交する軸中心において回転する複数の搬送ローラ32を有する。バイパス搬送機39は、第1位置において、バイパス搬送機39の長手方向に間隔を有して並設されかつそれぞれが長手方向に略直交する軸中心において回転する複数の可動ローラ36を有する。切替機35は、複数の可動ローラ36の少なくとも1つを複数の搬送ローラ32の間に位置するように昇降させる。
したがって搬送ローラ32の間に可動ローラ36を位置させることで、例えば可動ローラ36を搬送ローラ32よりもやや高い位置に設定できる。これによりメイン搬送機31とバイパス搬送機39を連続的に接続することができる。
図8,図13に示すようにバイパス搬送機39は、第1位置から延出する分岐路(36,38)と、分岐路から螺旋状に上方に延出する第1螺旋部(40)を有する。バイパス搬送機39は、さらに第1螺旋部の上部から延出する接続部(41)と、接続部から螺旋状に下方に延出する第2螺旋部(42)と、第2螺旋部から第2位置へ延出する合流路(46,48)を有する。したがって2つの螺旋部(40,42)によって、作業領域の2次元的な面積を広くすることなく、より多くの電池部品をストックすることができる。
本発明の形態を上記構造を参照して説明したが、本発明の目的を逸脱せずに多くの交代、改良、変更が可能であることは当業者であれば明らかである。したがって本発明の形態は、添付された請求項の精神と目的を逸脱しない全ての交代、改良、変更を含み得る。例えば本発明の形態は、前記特別な構造に限定されず、下記のように変更が可能である。
バイパス搬送機39は、上述するように正極シート5の製造工程と、正極シート5をセパレータ6で包む工程の間において設けられる。あるいは負極シート3の製造工程と、正極シート5と負極シート3を積層する工程の間において設けられる。これに代えてあるいは加えて、正極シート5の製造ラインの途中あるいは負極シート3の製造ラインの途中に設けられても良い。例えば図4に示す塗工乾燥装置20の途中にバイパス搬送機39が設けられても良い。
図4に示す塗工乾燥装置20と図6に示す切断機27が連続する場合、すなわち母シート7が図4に示すテンション付与機25から図6に示す搬送機30へ直接供給される場合がある。この場合に、塗工乾燥装置20と切断機27の間にバイパス搬送機39が設けられても良い。
電気モジュール60の組立工程の途中、または電池パック70の組立工程の途中にバイパス搬送機39が設けられても良い。例えば電気モジュール60または電池パック70を製造するために電池セル1を搬送する工程の途中にバイパス搬送機39が設けられても良い。
バイパス搬送機39は、連続的な生産を止めることが好ましくない工程と、比較的不良製品が発生しやすい工程の間に設けられることが好ましい。連続的な生産を止めることが好ましくない工程とは、例えばヒータ等によって所定の温度に設定する必要のある工程である。具体的には活物質合剤を金属箔に塗工する塗工工程、活物質合剤を乾燥する乾燥工程等である。不良製品が発生しやすい工程は、例えば製造ラインの途中に設けられる検査工程等である。
切断機27は、上述するように切断型28によって母シート7から正極シート5または負極シート3を個々に切断する。切断機27は、切断型28に代えてレーザを利用するレーザ切断機を有し、レーザ切断機によって母シート7から正極シート5または負極シート3を個々に切断しても良い。
セパレータ包み装置50は、上述するように溶着機58の下流に切断機52を有する。これに代えて、セパレータ包み装置50は、溶着機58の上流に切断機52を有していても良い。
正極シート5は、上述するようにセパレータ6に包まれる。これに代えて正極シート5がセパレータ6によって包まれず、負極シート3と正極シート5の各間にシート状のセパレータが配置されても良い。
バイパス搬送機39は、上述するようにメイン搬送機31の第1位置から上方に延出し、メイン搬送機31の第2位置へ上方から合流する。これに代えてバイパス搬送機39は、メイン搬送機31の第1位置から下方に延出し、メイン搬送機31の第2位置へ下方から合流しても良い。
上述する形態は、バイパス搬送機39の下流域に切替機45を有する。これに代えてバイパス搬送機39の下流域に切替機45を有しない形態であっても良い。すなわちバイパス搬送機39の下流とメイン搬送機31の第2位置とが常に接続される。具体的には、第2位置においてバイパス搬送機39の一部とメイン搬送機31が同一平面上に位置し、相互に交わるように延出しても良い。この場合、バイパス搬送機から搬送された搬送物と、メイン搬送機31の第2位置の上方から搬送された搬送物がいずれも常に第2位置の下流に搬送され得る。
バイパス搬送機39は、上述するように螺旋状搬送機40,42を有する。これに代えてバイパス搬送機は、螺旋状ではなく、斜め上方または下方に延出しかつ蛇行する蛇行部を有していても良い。
切替機35,45は、上述するように可動ローラ36,46を略垂直方向に昇降させる昇降機37,47を有する。これに代えて切替機は、可動ローラ36,46をメイン搬送機31に対して左右方向あるいは前後方向に移動させることでバイパス搬送機39とメイン搬送機31を切離した状態と接続した状態に切替える移動機を有していても良い。
切離し高さの可動ローラ36,46は、上述するように搬送ローラ32,49よりも上方に位置する。これに代えて可動ローラ36,46は、切離し高さにおいてメイン搬送機31に搬送される搬送物を邪魔しないように、搬送ローラ32,49と同じ高さに位置しても良い。あるいは搬送ローラ32,49よりも下方に位置しても良い。
バイパス搬送機39は、上述するようにメイン搬送機31の第1位置から分岐し、第1位置よりも下流であるメイン搬送機31の第2位置に合流する。これに代えてバイパス搬送機39は、メイン搬送機31の第1位置から分岐し、第1位置よりも上流であるメイン搬送機31の第2位置に合流しても良い。
図8,図13を参照するように可動ローラ36,46と搬送ローラ38,48は、湾曲線に沿って並設される。この場合、搬送物が搬送時に湾曲線から外れるおそれがある。これを防止するために可動ローラ36,46の端縁に沿って端縁から突出したガイド、あるいは搬送ローラ38,48の端縁に沿って端縁から突出したガイドを設けても良い。
電池部品搬送装置8は、上述するようにベルトコンベアあるいは並設された搬送ローラを有する。上述のベルトコンベアは、並設された搬送ローラに置換されても良いし、上述の並設された搬送ローラは、ベルトコンベアに置換されても良い。
メイン搬送機31とバイパス搬送機39を有する形態において、下記の使用方法も可能である。すなわちメイン搬送機31によって搬送される電池部品の一部を抜き出して検査する。検査によって電池部品が不良である可能性があると判断された場合は、その電池部品が含まれるロットを第1位置からバイパス搬送機へ搬送させる。バイパス搬送機においてより詳しく検査を行い、良品であると判断された場合は、そのロットをバイパス搬送機からメイン搬送機の第2位置へ搬送する。
1 電池セル
2 電極組立体
3 負極シート
4 正極ユニット
5 正極シート
6 セパレータ
7 母シート
8 電池部品搬送装置
10 ケース
12 正極端子
13 負極端子
20 塗工乾燥装置
22 塗工機
23 乾燥機
24 プレス機
25 テンション付与機
27 切断機
30,33,51,52,56,57 搬送機
31 メイン搬送機
32,38,48,49 搬送ローラ
35,45 切替機
36,46 可動ローラ
37,47 昇降機
39 バイパス搬送機
40,42 螺旋状搬送機(螺旋部)
41 橋渡し機(接続部)
52 切断機
53 積層装置
54 シュータ
55 ラック
58 溶着機
60 電池モジュール
70 電池パック

Claims (5)

  1. 電池を製造するために電池部品を第1工程から第2工程へ搬送する電池部品搬送装置であって、
    前記第1工程と前記第2工程間において前記電池部品を連続的に搬送するメイン搬送機と、
    前記メイン搬送機の第1位置から上方または下方に延出しかつ前記メイン搬送機の第2位置に上方からまたは下方から合流して、前記電池部品を前記メイン搬送機の前記第1位置から前記第2位置に搬送するバイパス搬送機と、
    前記第1位置において前記メイン搬送機と前記バイパス搬送機を切離す状態と接続する状態に切替える切替機を有する電池部品搬送装置。
  2. 請求項1に記載の電池部品搬送装置であって、
    前記バイパス搬送機は、螺旋状に前記電池部品を搬送する螺旋部を有する電池部品搬送装置。
  3. 請求項1または2に記載の電池部品搬送装置であって、
    前記切替機は、前記バイパス搬送機の一部をメイン搬送機に対して昇降させることで前記バイパス搬送機と前記メイン搬送機を切離した状態と接続した状態に切替える昇降機を有する電池部品搬送装置。
  4. 請求項3に記載の電池部品搬送装置であって、
    前記メイン搬送機は、前記第1位置において、前記メイン搬送機の長手方向に間隔を有して並設されかつそれぞれが前記長手方向に略直交する軸中心において回転する複数の搬送ローラを有し、
    前記バイパス搬送機は、前記第1位置において、前記バイパス搬送機の長手方向に間隔を有して並設されかつそれぞれが前記長手方向に略直交する軸中心において回転する複数の可動ローラを有し、
    前記切替機は、前記複数の可動ローラの少なくとも1つを前記複数の搬送ローラの間に位置するように昇降させる電池部品搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の電池部品搬送装置であって、
    前記バイパス搬送機は、前記第1位置から延出する分岐路と、前記分岐路から螺旋状に上方に延出する第1螺旋部と、前記第1螺旋部の上部から延出する接続部と、前記接続部から螺旋状に下方に延出する第2螺旋部と、前記第2螺旋部から前記第2位置へ延出する合流路を有する電池部品搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2019044549A1 (ja) * 2017-08-31 2020-05-28 株式会社豊田自動織機 電極製造装置
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JP7414649B2 (ja) 2020-06-10 2024-01-16 三菱重工機械システム株式会社 ワーク搬送システム

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