JP7316095B2 - 減圧乾燥装置 - Google Patents
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Description
この減圧乾燥処理の際、例えば、基板角部より基板中央部の方が、溶媒の乾燥時間が長くなってしまう等、乾燥時間が基板の面内で不均一になる場合がある。この場合、例えば、例えば、先に乾燥が完了して基板角部に形成された塗布膜が、乾燥が完了していない基板中央部で気化した溶媒によって溶けてしまう。特許文献1では、上述のような、基板面内における溶液の乾燥時間の不均一性を解消するため、基板上の有機材料膜から揮発する溶媒を当該溶媒捕集網で捕集する溶媒捕集網を基板に対向するように設けている。
図2及び図3は、第1実施形態に係る減圧乾燥装置の概略構成を示す図であり、図2は断面図、図3は上面図である。なお、図3では後述の天板等の図示は省略されている。
また、上記溶液には、溶媒として、低沸点溶媒と高沸点溶媒が混合されたものが用いられている。
本実施形態では、低沸点が例えば200~230℃であり、高沸点が250℃以上であるとする。この場合、低沸点溶媒としては、例えば4-tert-ブチルアニソールを挙げることができる。また、高沸点溶媒としては、例えばドデシルベンゼンを挙げることができる。
なお、低沸点及び高沸点は、相対的なものであり、実験等から様々な決定方法があり、その決定結果に応じて、低沸点溶媒及び高沸点溶媒は、例えば以下に記載の材料等から、適宜選択して用いることができる。
1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン(1,3-dimethyl-2-imidazolidinone、沸点220℃、融点8℃)、4-tert-ブチルアニソール(4-tert-Butylanisole、沸点222℃、融点18℃)、Trans-アネトール(Trans-Anethole、沸点235℃、融点20℃)、1,2-ジメトキシベンゼン(1,2-Dimethoxybenzene、沸点206.7℃、融点22.5℃)、2-メトキシビフェニル(2-Methoxybiphenyl、沸点274℃、融点28℃)、フェニルエーテル(Phenyl Ether、沸点258.3℃、融点28℃)、2-エトキシナフタレン(2-Ethoxynaphthalene、沸点282℃、融点35℃)、ベンジルフェニルエーテル(Benzyl Phenyl Ether、沸点288℃、融点39℃)、2,6-ジメトキシトルエン(2,6-Dimethoxytoluene、沸点222℃、融点39℃)、2-プロポキシナフタレン(2-Propoxynaphthalene、沸点305℃、融点40℃)、1,2,3-トリメトキシベンゼン(1,2,3-Trimethoxybenzene、沸点235℃、融点45℃)、シクロヘキシルベンゼン(cyclohexylbenzene、沸点237.5℃、融点5℃)、ドデシルベンゼン(dodecylbenzene、沸点288℃、融点-7℃)、1,2,3,4-テトラメチルベンゼン(1,2,3,4-tetramethylbenzene、沸点203℃、融点76℃)
本体部11の側壁には、基板Wをチャンバ10内に搬入出するための搬入出口(図示せず)が設けられている。また、本体部11の上側の開口を塞ぐように天板12が取り付けられ、本体部11の下側の開口を塞ぐように底板13が取り付けられている。
なお、APCバルブ31による上記真空度の制御のため、チャンバ10内の圧力を測定する圧力計(図示せず)が減圧乾燥装置1に設けられている。上記圧力計での計測結果は電気信号としてAPCバルブ31に入力される。
これら排気装置PやAPCバルブ31内に異物が入り込まないように、排気口13aには、保護カバー(図示せず)が取り付けられている。
溶媒捕集部40の各分割部材41は、厚さ方向に貫通する開口が平面視において格子状に規則的に形成された板状部材すなわち網状板である溶媒捕集網(図示せず)を有する。溶媒捕集網は例えばステンレスやアルミ、銅、金といった金属材料等の熱伝導性の良い材料から形成される。より具体的には、鋼板を冷間切延することにより製造されるエキスパンドメタルから構成される。また、溶媒捕集網は、その熱容量が小さくなるように形成されている。
なお、溶媒捕集部40の分割部材41はそれぞれ、後述の支持部材52により下方から支持される。
移動機構50は、レール51と支持部材52と駆動部53とを有する。
レール51は、上下方向に延在する部材であり、チャンバ10の本体部11の側壁に固定されている。
支持部材52は、水平方向(図の左右方向)に延在する部材であり、溶媒捕集部40を支持し、具体的には、溶媒捕集部40の分割部材41を支持する。この支持部材52は、駆動部53によってレール51に沿って移動自在である。この構成により、溶媒捕集部40は上下動可能となっている。
次いで、排気装置Pのドライポンプが作動されチャンバ10内が減圧排気される。ドライポンプによる減圧排気はチャンバ10内の圧力が例えば10Paとなるまで行われる。
続いて、排気装置Pのターボ分子ポンプが作動され、チャンバ10内がさらに減圧排気される。
なお、溶媒捕集部40の温度は、基板W上の溶媒の蒸発が完了するまでの間、各時点でのチャンバ10内の圧力における上記露点以下に維持される。
例えばターボ分子ポンプが作動されてから予め定められた時間が経過するまで、ターボ分子ポンプでの排気を継続することにより、溶媒捕集部40から高沸点溶媒を除去する工程が終了する。
なお、この工程の際に、排気口13aの近くの位置へ、溶媒捕集部40を下降させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、溶媒捕集部40は、平面視において、角環状を成すように設けられているが、溶媒捕集部40における上記角環の角部に対応する部分(図3の一点鎖線部K)は省略するようにしてもよい。早く乾燥する傾向にある基板角部が早く乾燥するのを抑制するためである。
図5は、第2実施形態に係る減圧乾燥装置の概略構成を示す断面図である。
第2実施形態では、図5に示すように、減圧乾燥装置1aが、溶媒捕集部40と同様の溶媒捕集部60を有し、これら溶媒捕集部40、60が上下方向に積層されている。本実施形態では、溶媒捕集部40が下段に配設され、溶媒捕集部60が上段に配設されている。また、減圧乾燥装置1aは、溶媒捕集部60を上下方向に移動させる移動機構70をさらに有する。
支持部材71は、水平方向(図の左右方向)に延在する部材であり、溶媒捕集部60を支持する。この支持部材71は、駆動部53より上方に設けられた駆動部62によってレール51に沿って移動自在である。この構成により、溶媒捕集部60は溶媒捕集部40の上方で上下動可能となっている。
なお、このとき、溶媒捕集部60は、吸着位置より上方の待機位置に位置し基板Wから遠く、また、溶媒捕集部40に比べて冷却されていないため、当該溶媒捕集部60には低沸点溶媒S1は吸着されない。
図7は、第3実施形態に係る減圧乾燥装置の概略構成を示す断面図である。
第3実施形態では、図7に示すように、減圧乾燥装置1bが、溶媒捕集部40の他に、載置台20に載置された基板Wと対向するように設けられた別の溶媒捕集部80を有している。また、減圧乾燥装置1bは、溶媒捕集部80を上下方向に移動させる別の移動機構90をさらに有する。
支持部材91は、上下方向に伸縮自在に構成された部材であり、溶媒捕集部80を上方から支持する。支持部材91の一端は、溶媒捕集部80に接続され、他端は天板12に接続されている。この構成により、溶媒捕集部80は上下動可能となっている。
なお、このとき、溶媒捕集部80は、待機位置に位置し基板Wから遠く、また、溶媒捕集部40に比べて冷却されていないため、当該溶媒捕集部80には低沸点溶媒S1は吸着されない。
上述の3種以上の溶媒の混合溶媒を用いる場合、例えば、第2実施形態では、溶媒捕集網が3段以上に積層され、第4実施形態では、平面視において載置台20上の基板Wの外側に位置する溶媒捕集部が2段以上に積層される。
(1)基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥装置であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、
前記溶媒捕集部を上下方向に移動させる移動機構と、
を有し、
前記容器は、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部は、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において前記移動機構により上下方向に移動される、減圧乾燥装置。
前記(1)によれば、排気口が、載置台の周辺における載置台より下側に設けられており、溶媒捕集部が、平面視における、載置台に載置された基板より外側の領域に設けられている。さらに、溶媒捕集部を上下方向に移動させる移動機構が設けられている。そのため、基板上の低沸点溶媒の除去が完了した後に溶媒捕集部を排気口側に下降させること等により、当該溶媒捕集部に吸着された低沸点溶媒を当該溶媒捕集部から早く除去することができる。したがって、低沸点溶媒に次いで高沸点溶媒を基板上から除去する際に、溶媒捕集部を機能させることができる。よって、低沸点溶媒と高沸点溶媒の両方を含む溶液の乾燥に要する時間を、基板面内で均一にすることができる。
また、前記(1)によれば、例えば、基板からの高沸点溶媒の乾燥完了までの時間を短縮することができる。
前記制御部は、
前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が前記溶媒捕集部で捕集された後、当該溶媒捕集部が下方に移動され、
下方に移動された前記当該溶媒捕集部から前記低沸点の溶媒が脱離された後、当該溶媒捕集部が上方に移動されるよう、前記移動機構を制御するように構成されている、前記(1)に記載の減圧乾燥装置。
前記移動機構は、複数積層された前記溶媒捕集部を上下方向に移動させる、前記(1)に記載の減圧乾燥装置。
前記(3)によれば、低沸点溶媒と高沸点溶媒の両方を含む溶液の乾燥に要する時間を、より確実に基板面内で均一にすることができる。
また、溶媒捕集部の乾燥を含めた、減圧乾燥処理全体に要する時間を短縮することができる。
前記制御部は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が、複数積層された前記溶媒捕集部のうちの下段の前記溶媒捕集部で捕集された後、前記複数積層された前記溶媒捕集部が下方に移動されるよう、前記移動機構を制御するように構成されている、前記(3)に記載の減圧乾燥装置。
前記(5)によれば、低沸点溶媒と高沸点溶媒の両方を含む溶液の乾燥に要する時間を、より確実に基板面内で均一にすることができる。
制御部を有し、
前記制御部は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が前記溶媒捕集部で捕集された後、前記別の溶媒捕集部が下方に移動されるよう、前記別の移動機構を制御するように構成されている、前記(5)に記載の減圧乾燥装置。
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、
前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、を有し、
前記容器には、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部が、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられ、
当該減圧乾燥方法は、
前記容器内を排気し、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒を前記溶媒捕集部で捕集する工程と、
前記低沸点の溶媒を捕集する工程に引き続いて前記容器内を排気し、前記溶媒捕集部に捕集された低沸点の溶媒を脱離する工程と、
前記低沸点の溶媒を脱離する工程に引き続いて前記容器内を排気し、前記溶液に含まれる高沸点の溶媒を前記溶媒捕集部で捕集する工程と、を有する、減圧乾燥方法。
10 チャンバ
13a 排気口
20 載置台
40、60、80 溶媒捕集部
P 排気装置
S1 低沸点溶媒
S2 高沸点溶媒
W 基板
Claims (6)
- 基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥装置であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、
前記溶媒捕集部を上下方向に移動させる移動機構と、
を有し、
前記容器は、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部は、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において前記移動機構により上下方向に移動され、
制御部をさらに有し、
前記制御部は、
前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が前記溶媒捕集部で捕集された後、当該溶媒捕集部が下方に移動され、
下方に移動された前記当該溶媒捕集部から前記低沸点の溶媒が脱離された後、当該溶媒捕集部が上方に移動されるよう、前記移動機構を制御するように構成されている、減圧乾燥装置。 - 基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥装置であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、
前記溶媒捕集部を上下方向に移動させる移動機構と、
を有し、
前記容器は、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部は、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において前記移動機構により上下方向に移動され、且つ、上下方向に複数積層され、
前記移動機構は、複数積層された前記溶媒捕集部を上下方向に移動させ、
制御部をさらに有し、
前記制御部は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が、複数積層された前記溶媒捕集部のうちの下段の前記溶媒捕集部で捕集された後、前記複数積層された前記溶媒捕集部が下方に移動されるよう、前記移動機構を制御するように構成されている、減圧乾燥装置。 - 基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥装置であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、
前記溶媒捕集部を上下方向に移動させる移動機構と、
を有し、
前記容器は、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部は、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において前記移動機構により上下方向に移動され、
前記載置台に載置された前記基板と対向するように設けられた別の溶媒捕集部と、
前記別の溶媒捕集部を上下方向に移動させる別の移動機構と、
制御部と、をさらに有し、
前記制御部は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒が前記溶媒捕集部で捕集された後、前記別の溶媒捕集部が下方に移動されるよう、前記別の移動機構を制御するように構成されている、減圧乾燥装置。 - 減圧乾燥装置を用いて基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥方法であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、
前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、を有し、
前記容器には、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部が、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において上下方向に移動され、
当該減圧乾燥方法は、
前記溶液に含まれる低沸点の溶媒を前記溶媒捕集部で捕集した後、当該溶媒捕集部を下方に移動させる工程と、
下方に移動された前記当該溶媒捕集部から前記低沸点の溶媒を脱離させた後、当該溶媒捕集部を上方に移動させる工程と、を有する、減圧乾燥方法。 - 減圧乾燥装置を用いて基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥方法であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、
前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、を有し、
前記容器には、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部が、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において上下方向に移動され、且つ、上下方向に複数積層され、
当該減圧乾燥方法は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒を、複数積層された前記溶媒捕集部のうちの下段の前記溶媒捕集部で捕集した後、前記複数積層された前記溶媒捕集部を下方に移動させる工程を有する、減圧乾燥方法。 - 減圧乾燥装置を用いて基板上の溶液を減圧下で乾燥させる減圧乾燥方法であって、
前記溶液は、互いに沸点が異なる複数の溶媒を含み、
前記減圧乾燥装置は、
前記基板を収容する容器を有し、
前記容器内に、
前記基板が載置される載置台と、
前記載置台に載置された前記基板から気化した前記溶液中の溶媒を一時的に捕集する溶媒捕集部と、を有し、
前記容器には、
前記載置台の周辺における当該載置台より下側に、当該容器の内部を排気する排気装置に接続される排気口が設けられ、
前記溶媒捕集部が、平面視における、前記載置台に載置された前記基板より外側に設けられており、前記基板より外側において上下方向に移動され、
前記載置台に載置された前記基板と対向するように設けられた別の溶媒捕集部をさらに有し、
当該減圧乾燥方法は、前記溶液に含まれる低沸点の溶媒を前記溶媒捕集部で捕集した後、前記別の溶媒捕集部を下方に移動させる工程を有する、減圧乾燥方法。
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