JP2013249998A - 塗布膜の乾燥装置及び乾燥方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥の均一性を得る。
【解決手段】基板f1上の塗布膜f2と対面する凝縮板11を備え、当該凝縮板11により塗布膜f2からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する塗布膜の乾燥装置1において、赤外線を放射し、基板f1を加熱する加熱装置12を備え、凝縮板11は、凝縮面11aに赤外線反射膜13が形成され、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である。
【選択図】図2

Description

本発明は、塗布膜の乾燥装置及び乾燥方法に関する。
有機エレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)素子や有機薄膜太陽電池等における有機薄膜の成膜方法として、真空プロセスを必要とせず、連続生産が容易であることから、スピンコート法、キャスト法、インクジェット法、スプレー法、印刷法等のウェットプロセスによる塗布方法が注目されている。しかしながら、ウェットプロセスによれば、塗布膜を乾燥する工程において乾燥ムラが生じることがあり、均一な膜厚を得ることが難しい。要因の1つとして、溶解度を上げるために、塗布液の溶媒として揮発性の高い有機溶剤が用いられることが挙げられる。
従来、均一な乾燥が可能な乾燥方法として、塗布膜面に凝縮板を対面させ、凝縮板により塗布膜中の溶媒の蒸気を凝縮させる乾燥方法が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。この乾燥方法によれば、対流を用いずに、凝縮板と塗布膜間の距離とそれぞれの表面温度とを制御することによって、精密な乾燥が可能である。
上記特許文献2には、好ましい凝縮板として、熱伝導率が高く、溶媒に溶解しない材質が挙げられ、具体的には銅、アルミニウム、これらの合金、SUS304、セラミックス材料、有機材料等が挙げられている。
特表2003−524847号公報 特開2005−190513号公報
凝縮板と塗布膜間の表面温度差が大きいほど乾燥速度が大きく、生産性が向上するが、上述のように熱伝導率が高い凝縮板を用いて表面温度差を大きくしたとき、塗布膜からの放射又は対流の影響により、凝縮板の表面温度が上昇しやすい。その結果、温度ムラが発生し、ひいては乾燥ムラとなって十分な膜厚の均一性が得られない。
本発明の課題は、乾燥の均一性を得ることである。
請求項1に記載の発明によれば、
基板上の塗布膜と対面する凝縮板を備え、当該凝縮板により塗布膜からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する塗布膜の乾燥装置において、
赤外線を放射し、前記基板を加熱する加熱装置を備え、
前記凝縮板は、少なくとも凝縮面が赤外線反射能を有し、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である塗布膜の乾燥装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
前記凝縮板は、凝縮面に赤外線反射膜が形成され、
前記赤外線反射膜は、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である請求項1に記載の塗布膜の乾燥装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
基板上の塗布膜と凝縮板を対面させ、当該凝縮板により塗布膜からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する塗布膜の乾燥方法において、
加熱装置により赤外線を放射して、前記基板を加熱し、
前記凝縮板として、少なくとも凝縮面が赤外線反射能を有し、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である凝縮板を用いる塗布膜の乾燥方法が提供される。
本発明によれば、赤外線を反射して凝縮面の温度上昇を防ぐことにより、乾燥の均一性を得ることができる。
本実施の形態に係る塗布膜の乾燥装置が用いられた製造ラインを示している。 基板の搬送方向から見た乾燥装置の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の塗布膜の乾燥装置及び乾燥方法の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る塗布膜の乾燥装置1が用いられた製造ライン例を示している。
図1に示す製造ラインは、ローラー22、23によって把持され、搬送される基板f1上に、塗布装置3により有機層の塗布液を塗布し、乾燥装置1によりその塗布膜を乾燥する。
なお、乾燥装置1より後に、残留溶媒の除去等を目的として、後処理用の乾燥装置を設置してもよい。その乾燥方法としては、特に限定されず、例えば熱風、赤外線、平面加熱等の固体伝熱乾燥、マイクロ波等を用いた内部発熱乾燥、真空乾燥、超臨界乾燥、超音波乾燥等の固定非加熱系乾燥、吸湿乾燥、冷却乾燥、凝縮乾燥等の気体乾燥のような公知の方法を選択することができる。
基板f1は、塗膜の対象物である。基板f1として、金属、ガラス基板、樹脂フィルム等の可撓性材料からなる基材や、基材自体を塗膜するときは基材の支持体等が用いられる。基板f1上にはいくつかの有機層が既に形成されていてもよい。
基板f1は、アンワインダー21によって塗布装置3に送り出され、塗布、乾燥後に、ワインダー24によって巻き取られる。
塗布装置3は、スピンコート法、キャスト法、インクジェット法、スプレー法、印刷法に代表されるようなウェットプロセスの他、スリット型ダイコーターを用いたスロット法、ESD(Electro Spray Deposition)法、ESDUS(Evaporative Spray Deposition from Ultra-ditule Solution)法等によって、塗布液を塗布する。溶媒を含む塗布液を塗布できるのであれば、塗布装置3の塗布方法は特に限定されない。
連続的に搬送される基板f1上に塗布する方法として、必要な膜厚の塗布膜を形成するのに必要な量より余分に塗布液を塗布し、その後、余剰分を除去する後計量型と、必要な量だけ塗布液を塗布する前計量型とが知られている。何れの塗布方法も適用可能であるが、塗布の高精度、高速化、薄膜化、塗布膜の品質向上、積層への適性等の観点から、前計量型が好ましい。また、塗布液の暴露抑制、濃度変化の抑制、クリーン度の維持、異物の混入防止という観点から、閉じた系であることが好ましい。そのため、上記塗布方法のなかでも、スリット型ダイコーターを用いたスロット法、スプレー法、インクジェット法が好ましい。
塗布液は、有機材料を溶媒に溶解又は分解させて調製することができる。
陽極と陰極間に、正孔輸送層、発光層、電子輸送層等の有機層が順に積層された有機EL素子の場合、正孔輸送層の有機材料として、例えばトリアゾール誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポリアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アリールアミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、スチリルアントラセン誘導体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチルベン誘導体、シラザン誘導体、アニリン系共重合体、チオフェンオリゴマー等の導電性高分子オリゴマーが挙げられる。
発光層の有機材料としては、繰り返し単位を持たない低分子化合物でも、繰り返し単位を持つ高分子化合物でもよく、ビニル基やエポキシ基等の重合性基を有する低分子化合物でもよい。
具体的には、発光層の有機材料として、カルバゾール誘導体、トリアリールアミン誘導体、芳香族ボラン誘導体、含窒素複素環化合物、チオフェン誘導体、フラン誘導体、オリゴアリーレン化合物等の基本骨格を有する化合物、カルボリン誘導体、ジアザカルバゾール誘導体(ここで、ジアザカルバゾール誘導体とは、カルボリン誘導体のカルボリン環を構成する炭化水素環の少なくとも一つの炭素原子が窒素原子で置換された誘導体を表す。)等が挙げられる。
また、発光層の有機材料として燐光性化合物も挙げられる。燐光性化合物は、元素の周期表で8族〜10族の金属を含有する錯体系化合物であり、イリジウム化合物、オスミウム化合物、白金化合物、希土類錯体等が挙げられる。
電子輸送層の有機材料としては、例えばニトロ置換フルオレン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、チオピランジオキシド誘導体、カルボジイミド、フレオレニリデンメタン誘導体、アントラキノジメタン、アントロン誘導体、オキサジアゾール誘導体等が挙げられる。
有機EL素子以外にも、塗布装置3は、太陽電池、トランジスター、メモリー、センサー等の有機層を形成することができる。そのような有機材料としては、ポリチオフェン等の導電性高分子の他、ペンタセン、ナフタレン誘導体等が挙げられる。
塗布液に用いられる溶媒としては、溶質である有機材料にもよるが、例えば純水、2−エトキシエタノール、2−メトキシエタノール等のアルコール類、クロロホルム、塩化メチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエタン、テトラヒドロフラン等のハロゲン系、キシレン、トルエン、へキサン、シクロヘキシルベンゼン、アニソール等の芳香族炭化水素系、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系、酢酸、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトニトリル等のエステル系、ジエチルエーテル、ジメチルスルホスキド等が挙げられる。
塗布液は、塗布範囲を制御する目的や、塗布後の表面張力勾配に伴う液流動(例えば、コーヒーリングと呼ばれる現象を引き起こす液流動)を抑制する目的に応じて、界面活性剤や複数種の溶媒を含有することができる。
界面活性剤としては、溶媒に含まれる水分の影響、レベリング性、基板f1への濡れ性等の観点から、例えばアニオン性又はノニオン性の界面活性剤等が挙げられる。具体的には、含フッ素系活性剤等、国際公開第08/146681パンフレット、特開平2−41308号公報等に挙げられた界面活性剤を用いることができる。
塗布膜の膜厚は、有機層として必要とされる機能と有機材料の溶解度又は分解性により、適宜選択することができる。膜厚が大きいほど流動による乾燥ムラが発生しやすく、均一な乾燥が可能な乾燥装置1の有用性は大きい。
塗布膜の膜厚としては、具体的には1〜90μmの範囲内であることが好ましい。
塗布膜の粘度についても、膜厚と同様に、有機層として必要とされる機能と有機材料の溶解度又は分解性により、適宜選択することができる。粘度が低いほど流動による乾燥ムラが発生しやすく、均一な乾燥が可能な乾燥装置1の有用性は大きい。
塗布膜の粘度としては、具体的には0.3〜100mPa・sの範囲内であることが好ましく、0.5〜10mPa・sの範囲内であることが好ましい。
〔乾燥装置〕
乾燥装置1は、基板f1上の塗布膜が含有する溶媒の蒸気を凝縮し、塗布膜を乾燥する。
乾燥装置1は、塗膜後すぐに乾燥できるように、塗布装置3の直後に設置されることが好ましい。塗膜から乾燥までの間、周囲の気流や乾燥装置1において生じる自然対流の影響があるが、塗膜後すぐに乾燥を開始することにより、気流の影響による乾燥ムラを防ぐことができる。搬送速度にもよるが、塗膜から乾燥までの時間は、30秒以内であることが好ましく、10秒以内であることがより好ましい。なお、塗布装置3から乾燥装置1までの間、周囲の気流の遮断手段として遮断板を設けることもできるし、塗布膜上で気流が生じないように、周囲の気流の整流手段として整流板や整流用のファンを設けることもできる
図2は、乾燥装置1内部を基板f1の搬送方向yから見た正面図である。
乾燥装置1は、図1及び図2に示すように、基板f1上の塗布膜f2と対面する凝縮板11を備え、当該凝縮板11により塗布膜f2からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する。凝縮板11は固定的に配置されてもよいし、ローラーにより搬送される構成でもよい。
また、乾燥装置1は、溶媒の蒸発を促すため、赤外線を放射して基板f1を加熱する加熱装置12を備えている。
凝縮板11は、図2に示すように凝縮面11aに赤外線反射膜13が形成され、少なくとも凝縮面11aが赤外線反射能を有している。
凝縮板11は、加熱装置12から放射された赤外線は、基板f1によって吸収されるが、全てが吸収されるとは限らず、凝縮板11にも赤外線が到達する。凝縮板11はこのような赤外線を反射することができ、放射熱による凝縮板11、特に凝縮面11aの温度上昇を抑えることができる。凝縮面11aと塗布膜面f2a間で十分な温度差を保持することができ、温度上昇による乾燥速度の低下を防いで、乾燥の生産性を向上させることができる。
また、基板f1は搬送されているため、加熱装置12の熱源の位置によらず均一に加熱されるのに対し、凝縮板11が固定的に設置されている場合、凝縮板11自体の赤外線反射能が十分でなければ、熱源の配置に応じて加熱ムラが生じることも考えられる。しかし、凝縮板11が赤外線を十分に反射することにより、加熱ムラに伴う凝縮面11aの温度ムラを抑えることができ、乾燥の均一性が向上する。
赤外線反射膜13は、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である。
加熱装置12が、波長が3.0〜8.0μmの範囲の赤外線を放射するとき、凝縮板11が上記反射率で赤外線を反射することにより、赤外線による凝縮面11aの温度上昇を効果的に防ぐことができる。
凝縮板11の材料は特に限定されないが、熱伝導性、重量、加工性、加工精度、溶媒に対する耐性、赤外線反射膜13との密着性等を考慮して、適宜選択することができる。例えば、アルミ、銅、SUS、鉄等の金属又は合金、プラスチック、木材等を選択することができる。なかでも、加工性、熱伝導性を考慮すると、アルミ、SUSが好ましい。
また、凝縮の鈍化を防ぐ観点から、熱容量が大きい材料を用いることが好ましい。溶媒を凝縮させるためには、凝縮面11aを低温に維持する必要がある。熱容量が大きい凝縮板11を用いることにより、加熱装置12の加熱によって塗布膜f2から放射熱が生じた場合でも、凝縮面11aの温度上昇を抑制し、凝縮の鈍化を防ぐことができる。
具体的には、熱容量が2700kJ/m・K以上であることが好ましく、大きいほどよい。
赤外線反射膜13としては、例えばAu、Ag等の金属膜、特開平10−268129号公報に記載されているようなTiO−SiO等の誘電体多層膜、In−Sn、SnO(:Sb)等の導電膜、Ag等の金属とTiO等の誘電体膜を組み合わせた複合膜が挙げられ、反射する赤外線の波長に応じて適宜選択することができる。
赤外線反射膜13の形成方法は特に限定されず、例えば蒸着法、メッキ法、塗布法等の公知の方法を適宜選択することができる。
また、必要に応じて、凝縮面11aとの密着性を高めるため、赤外線反射膜13と凝縮面11a間にCr等からなる密着層を形成することもできる。
赤外線反射膜13の膜厚は、加熱装置12により放射された特定の波長の赤外線を十分に反射できるのであれば、特に限定されない。膜厚が大きすぎればコストが上昇し、小さすぎれば十分な赤外反射能が得られないという観点からすれば、好ましくは0.02〜1μmの範囲内であり、より好ましくは0.05〜0.4μmの範囲内である。
なお、凝縮板11全体を赤外線反射膜13と同様の材料により構成し、凝縮面11aだけでなく凝縮板11全体が、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である赤外線反射能を有することも可能である。
凝縮板11は、凝縮面11aに凝縮した溶媒の排出を補助する目的で、凝縮面11aに複数のスリットを有することができる。凝縮面11aと塗布膜面f2a間の距離dは、乾燥速度に影響するので、スリットは必要に応じて形成すればよい。スリットの延在方向は、幅手方向x又は搬送方向yの何れであってもよい。スリットの毛管力によって凝縮面11aに凝縮した溶媒を幅手方向x又は搬送方向yの端部へと搬送し、排出する。凝縮板11の端部に、凝縮板11の側面から垂下する側面板や溶媒回収用の容器を設置し、スリットによって排出された溶媒を回収することもできる。
凝縮板11を基板f1に対して傾斜させて配置し、凝縮面11a上に凝縮した溶媒を、重力により、傾斜した凝縮面11aに沿って排出させてもよい。例えば、凝縮面11aと塗布膜面f2a間の距離が、幅手方向xの一端から他端に向かうほど大きくなるように設置することができる。
凝縮板11は、凝縮面11a上の溶媒排出を補助する目的で、凝縮面11aが表面処理されていてもよい。
例えば、汚れ防止又は凝縮した溶媒の効率的な排出のため、凝縮面11aを撥水処理又は親水処理することができる。
撥水処理としては、特開2005−343016号公報、特開2000−254582号公報に記載されているように、フルオロアルキル基、アルキル基等を有するシラン化合物等の撥水性材料を、フローコーティング法、ディップコーティング法等によって塗布する処理が挙げられる。また、特開2005−23122号公報に記載されているように、撥水撥油性を持つポリフロオロアルキル基を有する重合体を用いて作製されたハニカム構造又はピラー構造のフィルムを凝縮面11aに貼付してもよい。
他の表面処理としては、乾燥ムラを防ぐためのラビング処理が挙げられる。また、濡れ性を向上させるため、凝縮面11aを粗く仕上げることもできる。
その他、ベルト、ワイプ、ポンプ等の機械力によって、凝縮面11a上の溶媒を排出してもよい。
加熱装置12は、赤外線を放射する赤外線ヒーター等の熱源を備えて構成されている。赤外線の放射熱により溶媒の蒸発を促進するとともに、凝縮板と塗布膜間の表面温度差を拡大させることができ、乾燥速度を上げて乾燥の生産性を向上させることができる。
赤外線ヒーターは、球状でもよいし、塗布膜f2の幅手方向xの長さを持つライン状でもよい。波長の異なる赤外線ヒーターを交互に配置する等して、異なる波長の赤外線を同時に放射することも可能である。
塗布液に用いられる水又は溶媒は、水が2.9μm付近の吸収波長を有し、溶媒が3.0〜4.5μmの吸収波長を有している。また、基板f1として用いられることが多いポリエチレンテレフタレートは8.2μm付近の吸収波長を有し、ポリエチレンナフタレートは12.2μm付近の吸収波長を有することが知られている。
よって、基板f1より水や溶媒を選択的に加熱するのであれば、加熱装置12が、最大エネルギー波長が3.0〜8.0μmの範囲内にある赤外線を放射することが好ましい。
乾燥装置1の乾燥速度は、凝縮面11aと塗布膜面f2a間の距離dを調整することにより、制御することができる。距離dは小さいほど凝縮しやすく、乾燥速度が上がるが、好ましくは0.1〜10mmの範囲内であり、より好ましくは0.1〜4mmの範囲内である。0.1mm以上とすることにより、基板f1のばたつきによる塗布膜f2と凝縮板11との接触を回避しやすくなる。また、凝縮した溶媒が塗布膜f2に接触することを抑制して、接触による乾燥ムラを抑制することができる。10mm以内とすることにより、凝縮板11の配置を高精度とすることによるコストを削減できる。また、周囲の対流の影響を低減して乾燥ムラを防ぐとともに、乾燥速度を上げて生産性を向上させることができる。
また、乾燥装置1の乾燥速度は、凝縮面11aの温度Tcと、塗布膜面f2aの温度Th(Th>Tc)を調整することによっても、制御することができる。
凝縮板11の温度制御方法としては、特に限定されず、例えば熱風(加熱ガス)、赤外線、UV、平面加熱等の伝熱による加熱、マイクロ波による電気抵抗を用いた内部加熱等の加熱方法と、水等の冷媒を用いた冷却、送風による空冷、ペルチェ素子を用いた電気的な冷却等の冷却方法とを組み合わせて、温度Tcを制御することができる。
必要に応じて、加熱装置12に上述の冷却方法による冷却装置を併用し、塗布膜面f2aの温度Thを制御することが可能である。
凝縮面11aの温度Tcは、塗布膜面f2aの温度Thより低ければ、室温より高くても低くてもよいが、5〜30℃の範囲内であることが好ましく、10〜20℃の範囲内であることがより好ましい。5〜30℃の範囲内に制御することにより、加熱によるコスト高を回避することができる。また、凝縮面11a全体の均一な温度制御が容易となって、温度ムラに起因する乾燥ムラ、塗布膜f2の膜厚ムラの発生を防止することができる。同様の観点から、凝縮面11a内の温度ムラは、2℃以内であることが好ましい。
凝縮面11aに、溶媒以外の物質、例えば大気中の水分等が凝縮することを防ぐため、大気の露点を下げるか、凝縮面11aと塗布膜面f2a間を減圧することが好ましい。
また、凝縮板11以外の乾燥装置1の部材、例えば筐体等に溶媒が凝縮することを防ぐため、凝縮板11以外の温度を、凝縮面11aの温度Tc以上に調整することが好ましい。
塗布膜面f2aの温度Thは、凝縮面11aの温度Tcより高ければ、室温より高くても低くてもよいが、30〜100℃の範囲内であることが好ましく、30〜70℃の範囲内であることがより好ましい。30℃以上とすることにより、溶媒以外の大気中の水分等が凝縮し、乾燥効率が低下することを抑制しやすい。100℃以下とすることにより、高温化によるコスト高を回避し、基板f1の変性による搬送不良を抑制することができる。また、基板f1全体の均一な温度制御が容易となり、温度ムラに起因する乾燥ムラ、塗布膜f2の膜厚ムラの発生を抑制しやすい。同様の観点から、塗布膜面f2a内の温度ムラは、2℃以内であることが好ましい。
温度Tc、Thは、サーモカメラ、サーモシール、接触式温度計、放射温度計等の公知の温度計を用いて測定することができる。特に、温度Thの測定には、非接触でかつ広範囲の温度測定が可能なサーモカメラによる測定が好ましい。
〔乾燥方法〕
基板f1上の塗布膜f2に、少なくとも凝縮面11aが赤外線反射能を有し、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である凝縮板11を対面させる。上述のように、凝縮面11aに赤外線反射膜13が形成された凝縮板11を用いることができる。加熱装置12により赤外線を放射して、基板f1を加熱し、凝縮板11により塗布膜f2からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
〔凝縮板A1の作製〕
幅手方向の長さ0.4m、搬送方向の長さ1.6m、厚さ40mmのアルミ板の一方の面に、搬送方向に延びるスリットを幅手方向に一定間隔で形成した。スリットは、幅手方向の長さが0.001m、深さが1mmであった。さらに、アルミ板の側面に冷却水を通す貫通孔を十分な数空けた。その後、スリットが形成された面に対して、蒸着装置によりAgを蒸着し、膜厚が100nmの赤外線反射膜を形成し、凝縮板A1とした。
凝縮板A1の赤外線反射率を測定したところ、波長が3.0〜8.0μmの範囲の赤外線に対する赤外線反射率が99%であった。
赤外線反射率は、JIS K 5602に準拠して、分光光度計により0.3〜8.0μmの波長範囲の分光反射率を測定し、3.0〜8.0μmの波長範囲の分光反射率を赤外線反射率として算出した。
〔凝縮板A2の作製〕
凝縮板A1の作製において、赤外線反射膜の形成に用いたAgをAuに代えた以外は、凝縮板A1と同様にして、凝縮板A2を作製した。凝縮板A1と同様にして、凝縮板A2の赤外線反射率を測定したところ、98%であった。
〔凝縮板A3の作製〕
凝縮板A1に用いたアルミ板を、凝縮板A3として用いた。凝縮板A1と同様にして、凝縮板A2の赤外線反射率を測定したところ、95%であった。
〔乾燥装置の試作〕
図1及び図2に示す乾燥装置1と同様の構成で、加熱装置12として2つの赤外線ヒーターBSG500/300(ヘレウス社製、最大エネルギー波長2.6μm、加熱長0.3m)を搬送方向に並列に設置し、凝縮板11を取替え可能な乾燥装置を試作した。また、この乾燥装置において、凝縮板11の搬送方向上流側の端部下方に、溶媒回収用の容器を設置した。
〔有機EL素子1の作製〕
厚さ100μm、幅手方向の長さ0.33m、搬送方向の長さ500mのポリエチレンテレフタレートフィルム(帝人・デュポン社製)の基板上に、スパッター装置を用いて厚さ100nmのITO(Indium Tin Oxide;酸化インジウムスズ)膜を陽極として成膜した。
さらに、Baytron P Al 4083(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)−ポリスチレンスルホネート)、Bayer社製)を、純水で70%に希釈した溶液を、後述する発光層と同じ塗布条件でスロット塗布法により塗布し、正孔注入層を形成した。塗布後、基板の表面温度80℃にて1時間乾燥した。別途用意した基板にて、同条件にて塗布し、形成された正孔注入層の膜厚を測定したところ、30nmであった。
この基板を、窒素雰囲気下、JIS B 9920に準拠し、測定した清浄度がクラス100で、露点温度が−80℃以下、酸素濃度0.8ppmのグローブボックスへ移した。次に、下記正孔輸送層の塗布液を調製し、後述する発光層と同じ塗布条件でスロット塗布法により、グローブボックス内で基板上に塗布して、正孔輸送層を形成した。塗布後、基板の表面温度80℃で30分間加熱乾燥した。別途用意した基板にて、同条件にて塗布し、形成された正孔輸送層の膜厚を測定したところ、20nmであった。
(正孔輸送層の塗布液)
モノクロロベンゼン 100.0g
ADS254BE(ポリ−(N,N′−ビス(4−ブチルフェニル)−N,N′−ビス(フェニル)ベンジジン、アメリカン・ダイ・ソース社製) 0.5g
次いで、窒素雰囲気下で、下記発光層の塗布液を調製した。発光層溶液の固形分濃度は0.01質量%、粘度は0.6mPa・sであった。粘度は、JIS Z 8803に従い、粘度計DV−II+Pro(ブルックフィールド社製)を用いて、温度25℃の環境下で測定した。
(発光層の塗布液)
酢酸ブチル 10.0000g
H−A 0.1000g
D−A 0.0110g
D−B 0.0002g
D−C 0.0002g
上記有機材料H−A、D−A、D−B、D−Cは、下記化合物を表している。
Figure 2013249998
調製した発光層の塗布液を、スリット型ダイコーターを用いてスロット塗布法により基板上に窒素下で塗布した。スリット型ダイコーターの幅手方向の長さは0.17mであり、スリット間隔は100μmであった。塗布条件は、以下の通りである。
(塗布条件)
塗布速度:10m/min
塗布時の環境温度:25℃
塗布した幅手方向の長さ: 0.1m
塗布した搬送方向の長さ:50.0m
ウェット膜厚:4μm
なお、塗布速度は、レーザードップラー速度計LV203により測定した。
また、ウェット膜厚は、下記式により算出した。
ウェット膜厚=塗布液の供給量/(塗布した幅手方向の長さ×塗布速度)
塗布後、凝縮板A1をセットした試作の乾燥装置により、下記乾燥条件で乾燥した。凝縮板A1は、赤外線反射膜が形成された面が基板と対面するようにセットし、凝縮板A1と基板を水平位置から58°傾斜させた。スリット型ダイコーターから乾燥装置までの距離は0.7m、基板の搬送速度は10m/minであった。また、乾燥時、凝縮板A1に冷水を循環させて凝縮面の温度Tcを下記温度20℃に維持し、塗布膜面の温度Thが60℃となるように、2本の赤外線ヒーター間の距離を調整した。塗布膜面の温度Thは、サーモシールにより確認した。
(乾燥条件)
凝縮面の温度Tc:20℃
塗布膜面の温度Th:60℃
凝縮面と塗布膜面間の距離:4mm
次に、窒素雰囲気下、下記電子輸送層の塗布液を調製した。
(電子輸送層の塗布液)
2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロパノール 100.00g
ET−A 0.75g
ET−Aは、下記化合物を表している。
Figure 2013249998
調製した電子輸送層の塗布液を、上記発光層と同じ塗布条件により塗布し、基板の表面温度80℃で30分加熱乾燥して、電子輸送層を形成した。別途用意した基板にて同条件にて塗布し、形成された電子輸送層の膜厚を測定したところ、膜厚は40nmであった。
電子輸送層まで形成すると、基板を大気曝露せずに蒸着機に移動し、4×10−4Paまで減圧した。なお、フッ化カリウム及びアルミニウムをそれぞれタンタル製抵抗加熱ボートに入れ、蒸着機に取り付けておいた。
まず、フッ化カリウムの入った抵抗加熱ボートを通電して加熱し、基板上にフッ化カリウムからなる電子注入層を3nm形成した。次いで、アルミニウムの入った抵抗加熱ボートを通電、加熱し、蒸着速度1〜2nm/sで、アルミニウムからなる膜厚100nmの陰極を形成した。
陰極が形成された基板を、大気曝露させることなく、窒素雰囲気下、JIS B9920に準拠して測定された清浄度がクラス100で、露点温度が−80℃以下、酸素濃度0.8ppmのグローブボックスへ移動した。グローブボックス内で、捕水剤である酸化バリウムを添付したガラス製の封止缶にて封止し、有機EL素子1を得た。なお、捕水剤である酸化バリウムは、アルドリッチ社製の高純度酸化バリウム粉末を、粘着剤付きのフッ素系半透過膜(ミクロテックスS−NTF8031Q、日東電工製)でガラス製封止缶に貼り付けたものを予め準備して使用した。封止缶と有機EL素子1の接着には、紫外線硬化型の接着剤を用い、紫外線を照射することで両者を接着し封止素子を作製した。
〔有機EL素子2の作製〕
有機EL素子1の作製において、試作の乾燥装置の凝縮板A1を凝縮板A2に取り替えて発光層の乾燥を行った以外は、有機EL素子1と同様にして有機EL素子2を作製した。
〔有機EL素子3の作製〕
有機EL素子1の作製において、試作の乾燥装置の凝縮板A1を凝縮板A3に取り替えて発光層の乾燥を行った以外は、有機EL素子1と同様にして有機EL素子3を作製した。
<評価>
〔温度ムラ〕
有機EL素子1〜3の作製において、発光層の乾燥中、サーモカメラSC2000(FLIR社)を用いて凝縮板A1〜A3の凝縮面の温度を測定した。凝縮面の0.1m四方を対象に温度測定し、その中の最大値と最小値の差を温度ムラとして下記のように評価した。
○:0.5℃未満
△:0.5℃以上2.0℃未満
×:2.0℃以上
〔乾燥の均一性〕
有機EL素子の輝度は、発光層の膜厚と相関関係があり、発光層の膜厚は乾燥の均一性と相関関係があることから、各有機EL素子1〜3の輝度を測定し、そのばらつきを発光層の膜厚の均一性、すなわち乾燥の均一性として評価した。まず、各有機EL素子1〜3の輝度を、幅手方向に0.01m間隔で、搬送方向の位置を変えて300点測定した。300点の測定値のうち、最大輝度値、最小輝度値、平均輝度値を求めて、下記式により輝度のばらつきを求めた。
輝度のばらつき={(最大輝度値−最小輝度値)/平均輝度}×100
求めた輝度のばらつきから、乾燥の均一性を下記のように評価した。
◎:輝度のばらつきが0.5未満であり、非常に均一な乾燥ができている。
○:輝度のばらつきが0.5以上1.0未満であり、均一な乾燥ができている。
△:輝度のばらつきが1.0以上5.0未満であり、膜厚にばらつきはみられるが、実用可能な程度に均一な乾燥ができている。
×:輝度のばらつきが5.0以上であり、均一に乾燥できていない。
下記表1は、評価結果を示している。
Figure 2013249998
表1に示すように、最大エネルギー波長が2.6μmの赤外線に対し、赤外線反射率が98%以上の凝縮板A1、A2を用いることにより、凝縮面上の温度ムラを抑えて良好な乾燥の均一性が得られた。一方、凝縮板A3によれば、赤外線の放射熱の影響を受けて凝縮面上で温度ムラが生じ、乾燥ムラが生じている。
1 乾燥装置
11 凝縮板
11a 凝縮面
12 加熱装置
13 赤外線反射膜
f1 基板
f2 塗布膜
f2a 塗布膜面
3 塗布装置

Claims (3)

  1. 基板上の塗布膜と対面する凝縮板を備え、当該凝縮板により塗布膜からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する塗布膜の乾燥装置において、
    赤外線を放射し、前記基板を加熱する加熱装置を備え、
    前記凝縮板は、少なくとも凝縮面が赤外線反射能を有し、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である塗布膜の乾燥装置。
  2. 前記凝縮板は、凝縮面に赤外線反射膜が形成され、
    前記赤外線反射膜は、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である請求項1に記載の塗布膜の乾燥装置。
  3. 基板上の塗布膜と凝縮板を対面させ、当該凝縮板により塗布膜からの溶媒の蒸気を凝縮し、乾燥する塗布膜の乾燥方法において、
    加熱装置により赤外線を放射して、前記基板を加熱し、
    前記凝縮板として、少なくとも凝縮面が赤外線反射能を有し、波長が3.0〜8.0μmの範囲内の赤外線に対する反射率が98%以上である凝縮板を用いる塗布膜の乾燥方法。
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