JP7315760B1 - 取引システム、取引装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】取引の機会を利用して、顧客が、自身が行う手続きを適切なタイミングで行えるように誘導する。【解決手段】顧客との取引処理を実行する取引システムであって、顧客が操作する取引装置と、取引装置と連携して取引処理を実行する取引サーバと、顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバと、を備え、取引装置は、取引処理が終了する前に、情報管理サーバから取得した顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、取引システム、取引装置、およびプログラムに関する。
現金自動預払装置(以下、ATM)は、金融機関のみならず、コンビニエンスストアや商業施設、駅、空港等の公共空間にも広く設置されることで、社会インフラとして機能し得る、人々の生活に欠かせないものになっている。
例えば、特許文献1には、金融機関等に設置されている自動取引装置の画面上に、顧客のパーソナルカレンダーに登録されている公共料金の自動引落日や税金等の払込期日、誕生日や記念日などのイベント情報等を表示する自動取引システムが開示されている。
特開2004-272746号公報
特許文献1に記載されたシステムでは、顧客に対し、自身に関わるイベントの予定を提示して気付いてもらうことはできるが、そのまま顧客に必要な手続きなどを行ってもらうよう誘導することはできなかった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、取引の機会を利用して、顧客が、自身が行う手続きを適切なタイミングで行えるように誘導することを目的とする。
本発明に係る取引システムは、顧客との取引処理を実行する取引システムであって、前記顧客が操作する取引装置と、前記取引装置と連携して前記取引処理を実行する取引サーバと、前記顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバと、を備え、前記取引装置は、前記取引処理が終了する前に、前記情報管理サーバから取得した顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部を備えたものである。
本発明に係る取引装置は、取引サーバと連携して、顧客との取引処理を実行する取引装置であって、前記取引処理が終了する前に、顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバから取得した、顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部を備えたものである。
本発明に係るプログラムは、取引サーバと連携して、顧客との取引処理を実行するコンピュータを、前記取引処理が終了する前に、顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバから取得した、顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部として機能させるものである。
本発明によれば、取引の機会を利用して、顧客が、自身が行う手続きを適切なタイミングで行えるように誘導することができる。
本発明の一実施形態に係る取引システム1の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るATM10の外観を示す図。 本発明の一実施形態に係るATM10の機能構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による取引処理の流れを示すシーケンス図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による通知および手続き案内処理のシーケンス図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による取引処理におけるATM10の画面遷移を例示する図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による通知および手続き案内処理におけるATM10の画面遷移を例示する図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による手続き用の二次元コードが印刷された誘導レシートを例示する図。 本発明の一実施形態に係る取引システム1による情報更新手続きにおけるATM10の画面遷移を例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態
図1は、本発明の一実施形態に係る取引システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、取引システム1は、商業施設等に設置されたATM(取引装置)10と、管理センター等に設置された情報管理サーバ30と、金融機関等の取引サーバ40を含んでいる。ATM10と、情報管理サーバ30および取引サーバ40は、通信ネットワークを介して接続されている。なお、情報管理サーバ30と取引サーバ40は、金融機関等に設置された1台のコンピュータで構成されていてもよい。通信ネットワークは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、ATM10の外観を示す図である。ATM10は、メイン表示部101、キャッシュカード等の磁気カードを受け付けるカード読取部102、紙幣の入出を行う紙幣入出金部103、ユーザが操作する操作部104、バーコードや2次元コード等のコードを読み取るコード読取部105、光学読取部106、置き台107、サブ表示部108、非接触IC通信部109、カメラ110、プリンタ111を備えている。
メイン表示部101は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示手段と、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネル等の入力手段とを有する。表示手段にユーザの操作を誘導する画面や入力キーを表示し、この入力キーをユーザがタッチパネル上から押下することにより、入力キーに対応する情報を入力することができる。なお、ユーザは、メイン表示部101に表示される入力手段の代わりに、操作部104の入力手段(テンキー等)を操作しても同様の情報を入力することができる。
光学読取部106は、例えばイメージスキャナであって、置き台107に載置されたICカード等の券面に添付された写真や文字を画像として読み取ることができる。置き台107は、地面に対して略水平な表面を有しており、光学読取部106は、手振れ等による影響を受けることなく、一定品質の画像を得ることができる。
サブ表示部108は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示手段を有し、置き台107の表面に設置されている。サブ表示部108は、表示手段のみを有していてもよいし、メイン表示部101と同様に、表示手段に加えて入力手段を有していてもよい。サブ表示部108には、例えば、光学読取部106によって読み取られるICカード等を載置する位置をガイドする画面を表示するようにしてもよい。これにより、ATM10における操作に不慣れなユーザであっても、迷うことなくスムーズに操作を行うことができる。
非接触IC通信部109は、例えば非接触ICリーダライタであって、置き台107の内部に設置されている。非接触IC通信部109は、ICカード等に搭載された非接触ICチップと非接触通信を行い、非接触ICチップに記憶される情報の読み取りや書き込みを行うことができる。非接触IC通信部109は、ICカード等が置き台107に載置されることにより、非接触ICチップと通信を行うことができる。
カメラ110は、動画または静止画を撮影することができるカメラ装置である。カメラ110は、ATM10を操作するユーザの顔画像が撮影できるように設置されている。
プリンタ111は、取引明細票や後述する手続き用の二次元コード(コード情報)が印刷された誘導レシートを出力するための装置である。
図3は、本発明の一実施形態に係るATM10の機能構成を示すブロック図である。ATM10は、筐体内部に制御装置20を備えている。制御装置20は、ハードウェアとして、CPU等のプロセッサ、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。制御装置20は、プロセッサがメモリ等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。制御装置20によって実現される機能モジュールには、図3に示すように、顧客情報通知処理部201、手続き案内処理部202、更新手続き処理部203が含まれる。
情報管理サーバ30は、特定用途または汎用的なコンピュータである。情報管理サーバ30は、取引サーバ40を管理する金融機関等から提供された、当該金融機関の顧客についての通知対象データ(顧客が行う手続きに関する情報)を管理するサーバである。情報管理サーバ30は、1台のコンピュータで構成されていてもよいし、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
図1に示すように、情報管理サーバ30は、制御装置31と、記憶装置32を備えている。制御装置31は、ハードウェアとして、CPU等のプロセッサ、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。制御装置31は、プロセッサがメモリ等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
記憶装置32は、ハードディスクドライブ等であり、通知対象データベース321を実装している。通知対象データベース321には、顧客の口座情報(金融機関コード/店番号/口座番号)に紐づけて通知対象データが記憶されている。通知対象データは、顧客の取引先の金融機関等から予め受領した顧客データに基づいて作成される。
通知対象データには、通知区分、顧客情報(漢字氏名、アルファベット氏名、住所、電話番号、取引目的、職業、会社名等)、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード等)の情報が含まれる。本人確認書類の情報には、書類のイメージデータ、記載事項、有効期限等の情報が含まれる。
通知区分には、継続的顧客管理(以下「継続」)と在留期限管理(以下「在留」)が含まれる。「継続」は、顧客情報を継続して管理する区分であり、顧客情報(氏名、住所、職業、取引目的等)に変更がないかどうかを取引の際に顧客に確認し、変更がある場合には情報更新の手続きを行ってもらう。
「在留」は、外国人の顧客向けの区分であり、取引の際に在留カードを提示してもらうと共に、在留カードの有効期限の情報を顧客に提示する。具体的には、取引の際、現在の在留カードの有効期限の情報を表示して更新申請の期間を過ぎてしまわないように注意喚起すると共に、在留カードの提示を求める。
情報管理サーバ30は、顧客がATM10において取引先の金融機関との取引処理を実行する際、通知対象データベース321に当該顧客の通知対象データが登録されている場合には、ATM10における取引処理が終了する前に、通知区分に応じた通知対象データの表示および手続き案内を実行する。なお、取引処理が終了する前とは、ATM10から顧客に提供される一連のサービスが終了する前であればよく、例えば、キャッシュカードの返却前や、顧客がATM10から物理的に離れる前であってよいが、これらに限られない。
取引サーバ40は金融機関が管理するサーバであり、例えば特定用途または汎用的なコンピュータで構成される。取引サーバ40は、ATM10から受信する取引の指示内容や金額等の情報に基づいて、該当する口座の入出金処理や残高照会、振込、送金等の手続を実行する。
次に、取引システム1の動作について、図4,5のシーケンス図を用いて説明する。図4は、ATM10と取引サーバ40が連携して実行する取引処理のシーケンス図であり、図5は、取引処理の実行中に、ATM10において実行される通知および手続き案内処理のシーケンス図である。ここでは、金融機関の顧客が、ATM10を使用して現金の引出し(出金)を行う場合の動作を例に説明する。情報管理サーバ30の通知対象データベース321には、あらかじめ金融機関から受領した顧客データに基づいて作成された通知対象データが登録されている。
まず図4を用いて、取引処理(引出し)の流れについて説明する。顧客がATM10のカード読取部102にキャッシュカードを挿入すると、メイン表示部101に、図6(A)に示すような「取引選択画面」が表示される(ステップS101)。顧客がタッチパネルを操作して「引出し」を選択すると、図6(B)に示すような「暗証番号入力画面」が表示され、顧客Uがタッチパネルやテンキーを操作して暗証番号を入力すると、図6(C)に示すような「金額入力画面」が表示される。顧客が引出し金額を入力して確認ボタンB1を操作すると、取引サーバ40に取引電文が送信される(ステップS102)。具体的には、口座情報、取引種別(引出し)、暗証番号、金額等を含む所定のフォーマットで作成された取引電文データが送信される。ATM10のメイン表示部101には、図6(D)に示すような、取引手続中であることを示す画面が表示される。
取引サーバ40は、ATM10から受信した取引電文データの内容に基づいて取引処理を実行する(ステップS103)。例えば、取引種別が引出しの場合には、取引金額に応じて口座の残金を更新する。取引サーバ40は、取引の手続きが完了したら、ATM10に手続きが完了した旨を通知する(ステップS104)。ATM10は、取引サーバ40から手続きが完了した旨の通知を受信すると、取引に応じた内容の処理を行う(ステップS105)。引出し(出金)の場合は、取引金額の払出しを行い、キャッシュカードを返却する。
次に、取引サーバ40において取引処理が実行されている間に実施される、通知対象データの表示および手続き案内について、図5を用いて説明する。通知対象データの表示および手続き案内は、図4の取引処理が終了するまで(例えば、キャッシュカードが返却されるまで)の間に実施される。
まず、ATM10の顧客情報通知処理部201は、情報管理サーバ30に対して、顧客の口座情報に紐づく通知対象データの照会を行う(ステップS201)。情報管理サーバ30は、通知対象データベース321に顧客の口座情報に紐づけられた通知対象データをATM10に送信する(ステップS202)。なお、当該顧客の通知対象データが登録されていない場合には、通知対象データは無い旨を送信する。
顧客情報通知処理部201は、当該顧客の通知対象データがある場合には(ステップS203:YES)、メイン表示部101に、図7(A)に示すような「案内画面」を表示する(ステップS204)。一方、当該顧客の通知対象データがない場合には(ステップS203:NO)、図6(D)に示す、取引手続中であることを示す画面に移行する(ステップS210)。
「案内画面」において、顧客が確認ボタンB2を操作したら、受信した通知対象データの通知区分に応じた処理を実施する(ステップS205)。まず、通知区分が「継続」の場合には、図7(B)に示すような「情報確認画面」を表示する(ステップS206)。「情報確認画面」には、通知対象データに含まれる顧客情報(漢字氏名、アルファベット氏名、住所、電話番号、取引目的、職業、会社名等)が表示される。また、表示されている情報に変更がないかどうかを確認するメッセージM1と、変更あり/変更なしを選択するボタンB3、B4が表示される。
顧客が、「情報確認画面」にて変更ありボタンB3を選択すると(ステップS207)、ATM10の手続き案内処理部202は、図7(C)に示すような「手続き案内画面」を表示する(ステップS208)。さらに、手続き案内処理部202は、プリンタ111から、手続き用の二次元コードが印刷された誘導レシートを出力する(ステップS209)。図8は、手続き用の二次元コードが印刷された誘導レシートを例示する図である。図8に示すように、誘導レシートには、顧客がATM10または自身のスマートフォン(携帯端末)で情報更新を行うための二次元コードC1,C2が印刷されている。また、今回の取引に関する情報や更新手続きを行う期限等の情報が記載されている。
顧客が、「情報確認画面」にて変更なしボタンB4を選択した場合には(ステップS207)、図6(D)に示す、取引手続中であることを示す画面に移行する(ステップS210)。
ステップS205において、通知区分が「在留」と判定された場合には、顧客情報通知処理部201は、図7(D)に示すような「在留期限管理画面」を表示する(ステップS211)。「在留期限管理画面」には、現在の在留カードの有効期限の情報と、在留カードの提示を求める旨のメッセージM2が表示される。在留カードの有効期限は、通知対象データベース321に保持して管理してもよいし、外部のデータベースから取得するようにしてもよい。顧客が確認ボタンB5を操作すると、手続き案内処理部202は、図7(C)と同様の「手続き案内画面」を表示する(ステップS208)。さらに、手続き案内処理部202は、プリンタ111から、手続き用の二次元コードが印刷された誘導レシートを出力する(ステップS209)。このように、通知区分が「在留」の場合には、在留カードを提示してもらう手続きが必要なため、必ず「手続き案内画面」を表示する。
(情報更新手続き)
次に、顧客が、図8に示す手続き用の二次元コードが印刷された誘導レシートを使用して行う情報更新手続きの概要について説明する。顧客は、ATM10または自身のスマートフォンを用いて手続きを行うことができる。
ATM10を用いて手続きを行う場合、顧客は、ATM10のコード読取部105によって二次元コードC1を読み取る。コード読取部105によって二次元コードC1が読み取られると、ATM10の更新手続き処理部203によって、メイン表示部101に図9(A)に示すような、「更新情報選択画面」が表示される。顧客は、更新する項目を、項目の左に表示されたチェックボックスにチェックを入れることにより選択する。なお、更新の際に本人確認書類の提示が必要な項目(在留カード情報、住所等)と、本人確認書類の提示が不要な項目(電話番号、メールアドレス、勤務先名、取引目的等)を色分けして表示するようにしてもよい。
本人確認書類の提示が必要な項目が選択された場合には、更新手続き処理部203によって、図9(B)に示すような「本人確認書類選択画面」が表示される。顧客は、表示されている本人確認書類の中からいずれかを選択する操作を行う。なお、外国人の顧客は在留カードの選択が必須である旨のメッセージが表示される。
本人確認書類が選択されると、カード読取部102で本人確認書類を読み取るように促すメッセージが表示される。顧客は、在留カード等の本人確認書類を光学読取部106に読み取らせる。本人確認書類の読み取りが完了すると、更新手続き処理部203によって、図9(C)に示すような「更新情報入力画面」が表示される。顧客は、新たに登録・変更する項目を入力し、入力・変更ボタンB6を操作する。登録・変更する項目の入力が完了すると、入力された情報が取引サーバ40に通知され、情報更新手続きが完了する。また、取引サーバ40から情報管理サーバ30へ、更新後の顧客情報が通知され、通知対象データベース321に反映される。
また、顧客が自身のスマートフォンによって二次元コードC2を読み取ると、スマートフォンに情報更新手続きを行うためのサイトが表示される。サイトには、図9(A)と同様の「更新情報選択画面」が表示され、顧客は更新する項目を選択することができる。顧客が更新する項目を選択すると、図9(C)と同様の「更新情報入力画面」が表示される。顧客が、新たに登録・変更する項目を入力すると、入力された情報が取引サーバ40に通知され、情報更新手続きが完了する。また、取引サーバ40から情報管理サーバ30へ、更新後の顧客情報が通知され、通知対象データベース321に反映される。
以上のように、本実施形態によれば、顧客がATM10で金融機関等との取引を行った際、取引処理が終了する前に、情報管理サーバ30から通知対象データを取得して表示するようにした。このように、顧客が取引のためにATM10を使用する機会を利用して、取引自体とは直接関連のない通知対象データの情報を顧客に提示することにより、顧客情報の変更や在留カードの更新手続きなどを、顧客が適切なタイミングで行えるように誘導することができる。
また、表示した通知対象データの顧客情報に更新があるか否かを回答してもらうようにしたので、顧客情報の更新手続きへの誘導が必要か否かを適切に判断することができる。
また、顧客情報に更新がある顧客や、在留カードなどの本人確認書類の提示が必要な顧客に対しては、誘導レシートを出力することによって手続きへ誘導するようにしたので、手続きが必要な顧客を確実に誘導することができる。また、取引終了後、続けて更新手続きへ遷移するのではなく、いったん取引を終了して誘導レシートを出力することにより、顧客にとっては、取引自体が完結したことを認識しやすく、従来のATMでの手続きに沿った流れになっている。
また、誘導レシートには、ATM10または顧客のスマートフォンで読み取ることにより、手続きを行うように誘導する二次元コードを印刷するようにしたので、顧客はその場でATM10を使って手続きを行うこともできるし、後からスマートフォンを使って手続きを行うこともできる。このように、顧客によって便利な方法を選択することができる。
また、ATM10で誘導レシートの二次元コードを読み取ることにより、顧客が情報の更新手続きを行う画面がATM10に表示されるようにしたので、顧客は簡単に更新手続きを行う画面にアクセスすることができる。
なお、上記の実施形態では、通知対象データとして、顧客の個人情報や在留カードの有効期限の情報をATM10に表示しているが、通知する情報はこれらに限られない。例えば、取引先の金融機関等があらかじめ用意した広告の情報をデータベースに記憶しておき、通知対象データとして表示するようにしてもよい。また、顧客の取引目的、住所、職業等に応じて表示する広告の内容を選択するようにしてもよい。また、顧客が顧客情報の更新手続きを行う場合には、更新する広告や更新内容に応じて表示する広告の内容を選択するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、二次元コードが印刷された誘導レシートを使用して、顧客を情報更新手続きに誘導しているが、顧客情報の更新だけでなく、各種商品やサービスの利用申込手続きに誘導するようにしてもよい。例えば、「更新情報選択画面」に、申込可能な商品やサービスを選択できるように表示し、顧客が商品・サービスを選択すると、選択された商品・サービスの申込手続きを行う画面に遷移するようにしてもよい。顧客が、申込みに必要な項目を入力すると、入力された情報が取引サーバ40に送信され、当該商品・サービスの申込手続きが完了するようにしてもよい。また、通知対象データとして、申込み手続きが可能な商品・サービスを表示し、顧客が申込手続きを希望することを示す操作を行った場合に、二次元コードが印刷された誘導レシートを出力するようにしてもよい。顧客がATM10や自身のスマートフォンで印刷された二次元コードを読み取ると、申し込む商品やサービスを選択する画面や、申込みに必要な項目を入力する画面が表示されるようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1…取引システム
10…ATM
20…制御装置
30…情報管理サーバ
31…制御装置
32…記憶装置
321…通知対象データベース
40…取引サーバ
101…メイン表示部
102…カード読取部
103…紙幣入出金部
104…操作部
105…コード読取部
106…光学読取部
107…置き台
108…サブ表示部
109…非接触IC通信部
110…カメラ
111…プリンタ
201…顧客情報通知処理部
202…手続き案内処理部
203…更新手続き処理部

Claims (5)

  1. 顧客との取引処理を実行する取引システムであって、
    前記顧客が操作する取引装置と、
    前記取引装置と連携して前記取引処理を実行する取引サーバと、
    前記顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバと、を備え、
    前記取引装置は、
    前記取引処理が終了する前に、前記情報管理サーバから取得した顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部と、
    前記取引処理が終了する前に、前記顧客を手続きへ誘導するためのメッセージの表示に続いて、前記顧客を前記取引装置または前記顧客の所有する携帯端末にて手続きを行うように誘導するためのコード情報を記載した誘導レシートを出力する手続き案内処理部と、
    前記コード情報を読み取ることにより、前記顧客が手続きを行う画面を表示する更新手続き処理部と、を備えた取引システム。
  2. 前記顧客情報通知処理部は、
    前記顧客の顧客情報を表示し、当該顧客情報の更新有無の回答を受け付ける、請求項1に記載の取引システム。
  3. 前記手続き案内処理部は、
    前記顧客情報の更新がある場合及び/又は本人確認書類の提示が必要な場合に、前記顧客を手続きへ誘導するための誘導レシートを出力する、請求項2に記載の取引システム。
  4. 取引サーバと連携して、顧客との取引処理を実行する取引装置であって、
    前記取引処理が終了する前に、顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバから取得した、顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部と、
    前記取引処理が終了する前に、前記顧客を手続きへ誘導するためのメッセージの表示に続いて、前記顧客を前記取引装置または前記顧客の所有する携帯端末にて手続きを行うように誘導するためのコード情報を記載した誘導レシートを出力する手続き案内処理部と、
    前記コード情報を読み取ることにより、前記顧客が手続きを行う画面を表示する更新手続き処理部と、を備えた取引装置。
  5. 取引サーバと連携して、顧客との取引処理を実行するコンピュータを、
    前記取引処理が終了する前に、顧客の顧客情報を管理する情報管理サーバから取得した、顧客が行う手続きに関する情報を表示する顧客情報通知処理部と、
    前記取引処理が終了する前に、前記顧客を手続きへ誘導するためのメッセージの表示に続いて、前記顧客を取引装置または前記顧客の所有する携帯端末にて手続きを行うように誘導するためのコード情報を記載した誘導レシートを出力する手続き案内処理部と、
    前記コード情報を読み取ることにより、前記顧客が手続きを行う画面を表示する更新手続き処理部として機能させるプログラム。
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