JP7315281B1 - 情報再現支援システム、情報再現支援方法、及びプログラム - Google Patents

情報再現支援システム、情報再現支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非公開情報プールに蓄積された非公開情報を再現した再現情報プールを提供する。【解決手段】情報再現支援システムは、ユーザから、非公開情報プールに属する非公開情報を再現するヒントの入力を受け付けるヒント受け付け手段と、生成系AIに前記ヒントを与えて前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させる制御手段と、前記ユーザに前記候補を提示する提示手段と、前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前記再現情報として再現情報プールに書き込む書き込み手段と、他の装置からの要求に応じて、前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提供する提供手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、非公開情報を再現する技術に関する。
文書情報を検索する技術が知られている。例えば特許文献1は、データベース中に記憶
された文書から所望する文書を検索し、文書の検索結果からその妥当性をすばやく判断し
、個々の文書を理解する一連の検索行為を円滑に進めることができる文書情報検索装置の
技術を開示している。
特許文献2は、かつてその場所で撮影した映像を再生した「再生映像情報」を、いつか
見た風景として、または、かつてその場所にあった風景を再現した「再生映像情報」を、
かつてそこにあった風景として、利用者の端末に提供する方法を開示している。
特許第3356519号公報 特開2004-070782号公報
ある種の分野において、非公開情報を再現したいという要求がある。しかし、特許文献
1の発明は、単に文書の検索に留まるものであり、特許文献2の発明は、あくまで風景の
構図又は利用者の立ち位置といった情報をもとに、適合する映像情報をデータベースから
検索するだけに留まるものであった。
上記の背景に鑑み、本発明は、非公開情報プールに蓄積された非公開情報を再現した再
現情報プールを提供する。
本開示の一態様は、ユーザから、非公開情報プールに属する非公開情報を再現するヒン
トの入力を受け付けるヒント受け付け手段と、生成系AIに前記ヒントを与えて前記非公
開情報を再現した再現情報の候補を生成させる制御手段と、前記ユーザに前記候補を提示
する提示手段と、前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前記再現情
報として再現情報プールに書き込む書き込み手段と、他の装置からの要求に応じて、前記
再現情報プールに格納されている前記再現情報を提供する提供手段とを有する情報再現支
援システムを提供する。
前記再現情報プールから、前記ヒントに対応する前記再現情報を抽出する抽出手段を有
し、前記提示手段は、前記抽出された前記再現情報を前記ユーザに提示してもよい。
前記制御手段は、前記抽出手段により前記ヒントに対応する前記再現情報が抽出されな
かった場合に、前記生成系AIに前記ヒントを与えて前記再現情報の前記候補を生成させ
てもよい。
前記ユーザから、前記抽出された前記再現情報又は前記候補に対する修正指示を受け付
ける修正受け付け手段を有し、前記書き込み手段は、前記修正指示により修正された前記
再現情報又は前記候補を前記再現情報プールに書き込んでもよい。
前記修正指示により修正された前記再現情報及び当該修正の前から前記再現情報プール
に格納されていた前記再現情報のうちどちらを前記再現情報として採用するか決定する決
定手段を有してもよい。
前記制御手段は、前記生成系AIに前記ヒントを与えて、前記再現情報の複数の前記候
補を生成させ、前記提示手段は、前記ユーザに前記複数の前記候補を提示し、前記ユーザ
から、前記複数の前記候補から一の前記候補の選択を受け付ける選択受け付け手段を有し
てもよい。
前記非公開情報プールが、ある試験に用いられる試験問題が格納されたプールであって
もよい。
前記試験が、多肢選択式試験であってもよい。
前記ヒント受け付け手段は、前記多肢選択式試験の問題文及び選択肢のそれぞれについ
て、前記ヒントの入力を受け付け、前記制御手段は、前記生成系AIに前記問題文及び前
記選択肢の前記再現情報の前記候補を生成させてもよい。
本開示の別の態様は、コンピュータが、ユーザから、非公開情報プールに属する非公開
情報を再現するヒントの入力を受け付けるステップと、生成系AIに前記ヒントを与えて
前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させるステップと、前記ユーザに前記候
補を提示するステップと、前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前
記再現情報として再現情報プールに書き込むステップと、他の装置からの要求に応じて、
前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提供するステップとを有する情報再
現支援方法を提供する。
本開示の別の態様は、コンピュータに、ユーザから、非公開情報プールに属する非公開
情報を再現するヒントの入力を受け付けるステップと、生成系AIに前記ヒントを与えて
前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させるステップと、前記ユーザに前記候
補を提示するステップと、前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前
記再現情報として再現情報プールに書き込むステップと、他の装置からの要求に応じて、
前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提供するステップとを実行させるた
めのプログラムを提供する。
本発明によれば、非公開情報プールに蓄積された非公開情報を再現した再現情報プール
を提供することができる。
情報再現支援システム1における課題の概要を例示する図。 情報再現支援システム1のシステム動作の概要を例示する図。 情報再現支援システム1のシステム構成を例示する図。 情報再現支援システム1の機能構成を例示する図。 情報処理装置10のハードウェア構成を例示する図。 ユーザ端末30のハードウェア構成を例示する図。 再現問題の提示方法を例示するシーケンスチャート。 ユーザ端末30における入力画面を例示する図。 情報再現支援システム1におけるデータベースを例示する図。 再現問題の選択方法を例示するフローチャート。 ユーザ端末30における選択画面を例示する図。 ユーザ端末30における選択画面を例示する図。 再現問題の修正方法を例示するシーケンスチャート。 ユーザ端末30における修正画面を例示する図。 ポイントの取得及び利用方法を例示するシーケンスチャート。 ユーザ端末30における再現問題の検索画面を例示する図。 ユーザ端末30における再現問題の表示画面を例示する図。 ユーザ端末30における再現問題の閲覧画面を例示する図。 ユーザ端末30における入力画面の変形例を例示する図。 ユーザ端末30における修正画面の変形例を例示する図。
1.概要
図1は、情報再現支援システム1における課題の概要を例示する図である。この例にお
いて本発明に係る情報再現支援システム1が解決しようとする課題について、例えば、医
師国家試験の受験システムの変遷を一例として説明する。この例において医師国家試験は
、医師免許を取得するための国家試験を指し、受験システムは、受験生が試験を受験する
受験形態を指す。
ここで、図1は、以下の2種類の受験システム(A)及び(B)を模式的に表した図で
ある。この例において受験システム(A)は、例えば、医師国家試験の実施に際して実施
機関が問題冊子を発行し、受験生がこの発行された問題冊子を見て受験する形態を含む。
一方で、受験システム(B)は、次の3つの制度、(1)試験のオンライン化、(2)試
験問題のプール制、及び(3)試験問題の非公開化を含む。この例において(1)試験の
オンライン化は、データベース化された試験問題を、試験用端末を介して受験生に回答さ
せる制度である。この例において(2)試験問題のプール制は、実施機関のデータベース
(以下、「非公開情報プール」という)内に記録された複数の試験問題(以下、「非公開
情報」という)から、ランダムに試験問題を出題する制度である。この例において(3)
試験問題の非公開化は、試験の実施媒体を紙・冊子等ではなく、試験用端末のみに限定す
ることで、受験生に対し、非公開情報プールに属する非公開情報の内容の少なくとも一部
を公表しない制度である。これら(1)~(3)の制度は、複合的に組み合わされて、例
えば、医師国家試験において実施される予定である。
ここで、受験システム(A)では、受験生は、配布された問題冊子を試験後に持ち帰る
ことができる。また、予備校等の受験機関は、受験生が持ち帰った問題冊子をもとに模範
解答を作成する。受験機関は、この模範解答に基づいて、即日合否の判定を行ったり、過
去問を作成したりすることが可能である。一方、受験システム(B)では、上述した(1
)~(3)の制度、特に(1)試験のオンライン化及び(3)試験問題の非公開化によっ
て、受験生が問題冊子を持ち帰るといったことができなくなり、模範解答の作成、即日合
否の判定、及び過去問の作成といったことが著しく困難になる。これに関し、医師国家試
験に関わらず、任意の分野で情報の非公開化が行われると、上述した諸課題が生じ得る。
そのため、本発明に係る情報再現支援システム1は、情報が非公開化されている場合であ
ったとしても、その非公開化された情報を再現し、その再現した情報(以下、「再現情報
」という)をシステムのデータベース(以下、「再現情報プール」という)に記録するこ
とを目的の一つとしている。そこで、これらの課題を解決する方法に関し、まずは情報再
現支援システム1の動作例を簡易的に説明する。
図2は、情報再現支援システム1のシステム動作の概要を例示する図である。この例に
おいて情報再現支援システム1は、図1で説明した課題を効果的に解決する手段として、
次のような動作を行う。ステップS1において医師国家試験を受験する受験生は、非公開
問題プール(非公開情報プールの一例)からランダムに出題された非公開問題(非公開情
報の一例)の少なくとも一部を記憶(抽出)する。これは受験生自身によって行われる処
理である。
ステップS2において受験生は、情報再現支援システム1に問題再現のヒントを入力す
る。この例において「ヒント」は、非公開問題を再現するための手掛かりとなる情報を含
む概念を表す。この場合「ヒント」は、受験生が非公開問題から抽出した情報である。こ
の例において受験生は、非公開問題を再現するための情報を、可能な限り思い出してシス
テムに入力する。これも受験生自身によって行われる処理である。
ステップS3において情報再現支援システム1は、受験生が入力した問題再現のヒント
を参照する。ここで、情報再現支援システム1は、もしもシステムのデータベース、つま
り再現問題プール(再現情報プールの一例)に、参照した問題再現のヒントに対応する再
現問題(再現情報の一例)が格納されている場合、処理をステップS4Aに進める。一方
で、もしもデータベースに再現問題が格納されていない場合、情報再現支援システム1は
、処理をステップS4Bに進める。
ステップS4Aにおいて情報再現支援システム1は、データベースから問題再現のヒン
トに対応する再現問題を受験生に提示する。
ステップS4Bにおいて情報再現支援システム1は、問題再現のヒントをもとに、非公
開問題を再現する。また、情報再現支援システム1は、再現した再現問題をデータベース
に記録する。
ステップS5において情報再現支援システム1は、問題再現のヒントをもとに再現した
再現問題を受験生に提示する。以上より、情報再現支援システム1は、試験問題が非公開
化された状況であったとしても、システムと受験生とが協力することで、その非公開化さ
れた試験問題を再現することができる。なお、図2は、あくまで課題解決のための動作例
の概要に過ぎず、より具体的な動作の詳細は、3章で説明する。また、これ以降の情報再
現支援システム1に係る構成及び動作は、医師国家試験を対象とした例を用いて説明した
ものである。
2.構成
図3は、情報再現支援システム1のシステム構成を例示する図である。この例において
情報再現支援システム1(又は単にシステム)は、情報処理装置10、AI20、及びユ
ーザ端末30を有する。この例においてシステムの各構成要素は、ネットワーク9を介し
て図3のようにそれぞれ複合的に接続される。この例においてネットワーク9は、インタ
ーネット等のコンピュータネットワークである。
この例において情報処理装置10は、情報再現支援システム1における情報処理装置/
サーバ装置である。この例において情報処理装置10は、受験生から受け付けた非公開問
題を再現するヒントをもとに、そのヒントに対応する再現問題の候補を受験生に提示する
この例においてAI20は、受験生から受け付けた非公開問題を再現するヒントをもと
に、再現問題を生成する生成系AIである。この例において生成系AIは、人工知能技術
の一つであり、大量のデータを学習して新しい文章やコンテンツを生成する能力を持った
システムを含む。この場合、医師国家試験の試験問題文を生成する能力を持ったAIシス
テムをいう。この例において、AI20は、いわゆる大規模言語モデル(Large Language
Model、LLM)を含む。
この例においてユーザ端末30は、受験生(ユーザの一例)の端末を表す。この例にお
いて受験生は、ユーザ端末30を介し、非公開問題を再現するヒントを入力し、そのヒン
トに対応する再現問題の候補の提示を情報処理装置10から受けることができる。なお、
この例において図3では、複数のユーザ端末30(他の装置の一例)が図示されており、
これらのユーザ端末30の各々は、情報処理装置10から再現問題の提供を受けることが
できる。
図4は、情報再現支援システム1の機能構成を例示する図である。この実施形態では、
情報処理装置10は、ヒント受け付け手段11、制御手段12、提示手段13、書き込み
手段14、抽出手段15、修正受け付け手段16、決定手段17、提供手段181、選択
受け付け手段182、及び記憶手段19を有する。この例において記憶手段19は、例え
ば、データベースを含む各種のデータを記憶する。この例において制御手段12は、各種
制御を行う。
この例においてヒント受け付け手段11は、ユーザから、ユーザ端末30を介し、非公
開問題プールに属する非公開問題を再現するヒントの入力を受け付ける。
この例において制御手段12は、AI20(生成系AIの一例)に、ヒント受け付け手
段11が受け付けたヒントを与えて、非公開問題を再現した再現問題の候補を生成させる
。また、制御手段12は、抽出手段15によりヒントに対応する再現問題が抽出されなか
った場合に、AI20にヒントを与えて再現問題の候補を生成させる。
この例において提示手段13は、ユーザ端末30を介し、受験生(ユーザの一例)に再
現問題の候補を提示する。
この例において書き込み手段14は、ユーザの指示に応じて、再現問題の候補を非公開
問題の再現問題として記憶手段19(再現問題プールの一例)に書き込む。この例におい
て記憶手段19は、各種のデータを記憶するデータベースである。記憶手段19は、医師
国家試験毎の再現問題及び再現問題の属性情報等のデータを記録し、保存する。
この例において抽出手段15は、記憶手段19から、入力されたヒントに対応する再現
問題を抽出する。もしくは、抽出手段15は、例えば、検索条件をもとに再現問題を絞り
込み、抽出することができる。
この例において修正受け付け手段16は、ユーザから、抽出された再現問題又は再現問
題の候補に対する修正指示を受け付ける。また、書き込み手段14は、修正された再現問
題又は再現問題の候補を記憶手段19に書き込む。
この例において決定手段17は、修正指示により修正をされた情報及びその修正の前か
ら記憶手段19に格納されていた情報のうちどちらを再現問題として採用するか決定する
この例において提供手段181は、ユーザ端末30(他の装置の一例)からの要求に応
じて、記憶手段19に格納されている再現問題を提供する。
この例において選択受け付け手段182は、ユーザから、ユーザ端末30を介し、複数
の再現問題の候補から一の再現問題の候補の選択を受け付ける。
図5は、情報処理装置10のハードウェア構成をそれぞれ例示する図である。この例に
おいて情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102
、ストレージ103、及び通信IF104を有するコンピュータ又は汎用サーバである。
CPU101は、プログラムに従って各種の演算を行うプロセッサである。メモリ102
は、CPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する主記憶装置で
あり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ103は、各種のデー
タ及びプログラムを記憶する補助記憶装置であり、例えばSSD(Solid State Drive)
又はHDD(Hard Disc Drive)を含む。通信IF104は、所定の通信規格に従って他
の装置と通信する装置であり、例えばNIC(Network Interface Card)を含む。
この例においてストレージ103が記憶するプログラムには、コンピュータを情報再現
支援システム1におけるサーバとして機能させるためのプログラム(以下「サーバプログ
ラム」という。)が含まれる。CPU101がサーバプログラムを実行している状態にお
いて、CPU101、メモリ102、ストレージ103、及び通信IF104は、情報処
理装置10を動作させるための機能の一例である。CPU101は、制御手段12、書き
込み手段14、抽出手段15、及び決定手段17の一例である。メモリ102及びストレ
ージ103の少なくとも一方は、記憶手段19の一例である。通信IF104は、ヒント
受け付け手段11、提示手段13、修正受け付け手段16、提供手段181、及び選択受
け付け手段182の一例である。
図6は、ユーザ端末30のハードウェア構成を例示する図である。この例においてユー
ザ端末30は、CPU301、メモリ302、ストレージ303、通信IF304、入力
装置305、及び表示装置306を有するコンピュータであり、例えばスマートフォン、
タブレット、又はパーソナルコンピュータを含む。CPU301は、プログラムに従って
各種の演算を行うプロセッサである。メモリ302は、CPU301がプログラムを実行
する際のワークエリアとして機能する主記憶装置であり、例えばRAMを含む。ストレー
ジ303は、各種のデータ及びプログラムを記憶する補助記憶装置であり、例えばSSD
又はHDDを含む。通信IF304は、所定の通信規格に従って他の装置と通信する装置
であり、例えば無線で通信する場合には無線チップを含む。入力装置305は、ユーザ端
末30に情報を入力するための装置であり、例えばタッチスクリーン、キーボード、マウ
ス、又はポインティングデバイスを含む。表示装置306は情報を表示する装置であり、
例えば有機ELディスプレイ又は液晶ディスプレイを含む。
この例においてストレージ303が記憶するプログラムには、コンピュータを情報再現
支援システム1におけるクライアントとして機能させるためのプログラム(以下「クライ
アントプログラム」という。)が含まれる。CPU301がクライアントプログラムを実
行している状態において、CPU301、メモリ302、ストレージ303、通信IF3
04、入力装置305、及び表示装置306は、ユーザ端末30を動作させるための機能
の一例である。ここまで情報再現支援システム1の構成を説明した。次に、情報再現支援
システム1の動作を説明する。
3.動作
ここでは、情報再現支援システム1の動作を説明する。1章の概要にて説明した図2の
動作は、本発明に係る課題解決プロセスの概要を示すものであって、あくまで、基本的な
方針を示しているに過ぎない。そのため、情報再現支援システム1に含まれる装置等の機
能及び処理に関し、より具体的な動作を4つの節に分けて説明する。いずれの動作も情報
再現支援システム1における実施形態に含まれる。
3-1.再現問題の提示方法
図7は、情報再現支援システム1における再現問題の提示方法を例示するシーケンスチ
ャートである。この例において、ユーザは、情報再現支援システム1と協力し、自身が受
験した医師国家試験問題を再現するという状況が想定されている。
ステップS101において、情報処理装置10は、ユーザ端末30を介してユーザが入
力したヒントを取得する。この例においてヒント受け付け手段11は、ユーザから、非公
開問題プールに属する非公開問題を再現するヒントの入力を受け付ける。ここで、ユーザ
によるヒントの入力画面について以下に説明する。
図8は、ヒントの入力画面を例示する図である。この例において図8では、ユーザ端末
30が表示する表示画面の一例が表されている。この例においてユーザは、表示画面D1
の表示に従って、各フィールド(ヒント受け付け手段11の一例)にヒントの入力を行う
。ユーザは、表示画面D1に表示されるフィールドF11に思い出せる限りの試験問題文
を入力する。さらに、ユーザは、フィールドF121及びF122において、正誤問題の
回答指定として「正しい」又は「誤っている」のどちらか一方の指定(フィールド)を選
択する。この例において、正誤問題とは、例えば、1つの問題に対し、与えられた複数の
選択肢の中から、「正しい」又は「誤っている」といった回答指定に対応する選択肢を受
験生に選択させる問題形式を有する問題である。さらに、ユーザは、フィールドF13に
、正誤問題において選択する選択肢の個数を入力する。そして、ユーザは、フィールドF
141、F142、及びF143等に、正誤問題の複数の選択肢をユーザが思い出せる限
り入力する。最後に、ユーザが実際に選択した選択肢の識別情報(又は識別文字)をフィ
ールドF15に入力することで、問題解答が完了する。この例において識別情報は、選択
肢を識別するための情報であって、例えば、文字、数字、又は記号、特にこの場合アルフ
ァベットを含む。ユーザによる入力が完了した場合、各フィールドの情報は、情報処理装
置10に送信される。
図7に戻る。ステップS102において、情報処理装置10は、データベースを参照し
、入力されたヒントに対応する再現問題があるかどうかを判断する。この例においてデー
タベース(記憶手段19の一例)は、例えば、医師国家試験問題に関する情報を記録及び
管理し、特にこの場合であれば、複数の再現問題が格納された再現問題プールを意味する
ここで、以降の処理に関し、以下の2通りの処理が実装される。1つ目は、(A)デー
タベースに再現問題の候補がある場合の処理である。2つ目は、(B)データベースに再
現問題の候補がなく、AI20に候補を生成させる場合の処理である。この例において(
A)及び(B)の処理は、いずれもユーザが入力したヒントをもとに、情報処理装置10
が再現問題を提示するための処理である。ここで、ステップS102において情報処理装
置10の処理の結果、データベースに入力されたヒントに対応する再現問題があると判断
した場合、情報処理装置10は、処理をステップSA103に移行させる。データベース
に入力されたヒントに対応する再現問題が無いと判断した場合、情報処理装置10は、処
理をステップSB103に移行させる。初めに処理(A)について説明する。
ステップSA103において、情報処理装置10は、再現問題プールから、ヒントに対
応する再現問題を抽出する。この例において抽出手段15は、データベースに入力された
ヒントに対応する再現問題がある場合、複数の再現問題の候補を抽出する。ここで、再現
問題を記録するデータベースについて説明する。
図9は、情報再現支援システム1におけるデータベースを例示する図である。この例に
おいて医師国家試験問題データベース1001は、再現問題を記録して管理するためのデ
ータベースである。この例において医師国家試験問題データベース1001は、プールI
Dで識別された一般問題及び臨床問題といった試験問題の分類毎に複数の再現問題を記録
・管理する。この例において一般問題として分類される複数の再現問題に関し、データベ
ースは、再現問題の構成要素に含まれる問題文の候補及び選択肢の候補を統括的に記録す
る。なお、医師国家試験問題データベース1001に記録されたデータは、いずれも各種
IDによって情報再現支援システム1に識別され、管理される。以上より、情報再現支援
システム1は、このデータベースを参照し、必要なデータ、例えば、入力されたヒントに
対応する再現問題を抽出することができる。ここで、ヒントに対応する再現問題とは、ヒ
ントとの適合率(又は適合スコア)が基準値以上である再現問題をいう。ヒントと再現問
題との適合率は、所定のアルゴリズムに従って計算される。この例において抽出手段15
は、ヒントとの適合率が基準値以上である再現問題を、適合率が上位のものから順に所定
数(例えば3つ)抽出する。
図7に戻る。ステップSA104において、情報処理装置10は、抽出された再現問題
をユーザに提示する。この例において提示手段13は、抽出された再現問題の候補を、ユ
ーザ端末30を介して、ユーザに提示する。以上より、ユーザは、非公開問題のヒントを
入力することで、再現問題の候補を取得することができる。次に処理(B)について説明
する。
ここで処理(B)では、主として、抽出手段15によりヒントに対応する再現問題が抽
出されなかった場合が想定されている。これは例えば、そもそも再現問題プールに、ヒン
トに対応する再現問題の候補がない、もしくは、少ないためユーザに提示できないといっ
た場合を含む。つまり、上述した処理(A)に関し、例えば、情報処理装置10がデータ
ベースを参照しても再現問題の候補が抽出・提示されず、ユーザが再現問題の候補を取得
することができなかった場合に、この処理(B)に移行する。
ステップSB103において、情報処理装置10は、ユーザによって入力されたヒント
を用いて、AI20に再現問題を生成させるための命令文(いわゆるプロンプト)を生成
し、生成したプロンプトをAI20に入力する。これによってAI20は、再現問題の候
補を生成するためのヒントを取得することができる。この例において、再現問題を生成さ
せるためのプロンプトは、同じヒントから再現問題の複数の候補を生成させる命令を含む
。ここで、プロンプトの生成について説明する。
この例においてプロンプトの生成は、例えば、試験問題のカテゴリから情報処理装置1
0が問題文の構造を推定して、プロンプトに反映させる処理を含む。問題文の構造とは、
例えば、テキストの分量、情報の提示の順番、図面の有無等の情報の組み合わせをいう。
試験問題のカテゴリとは、例えば、一般試験/臨床試験といった試験の分類、試験問題文
中の臓器/器官の分類、又は試験問題文中の臨床患者の症例・属性(年齢及び性別等)の
分類等である。これらの情報と問題文の構造との対応関係は、情報処理装置10において
予め定義されている。つまり、情報処理装置10は、これらのカテゴリをもとに、プロン
プトを介して試験問題文の構造を指示することで、AI20に、より再現精度の高い再現
問題を生成させることができる。なお、上述したこれらのカテゴリは全て、例えば、ユー
ザ、つまり受験生によって入力される。一例においては、ヒント入力画面(図8)に、カ
テゴリを指定するためのオブジェクトが含まれ、ユーザはこのヒント入力画面においてカ
テゴリを指定する。あるいは、ヒント入力画面とは別の画面においてカテゴリを指定する
ためのオブジェクトが設けられ、ユーザはこの画面においてカテゴリを指定してもよい。
ステップSB104において、AI20は、入力されたプロンプトをもとに非公開問題
を再現した再現問題の候補を生成する。なお、ここまでの処理は、情報処理装置10及び
AI20が協働することで実行される。すなわち、この例において制御手段12は、抽出
手段15によりヒントに対応する再現問題が抽出されなかった場合に、AI20にヒント
を与えて再現問題の候補を生成させることができる。
ステップSB105において、AI20は、生成した再現問題の候補を情報処理装置1
0に出力する。これによって、情報処理装置10は、AI20が生成した再現問題の候補
を取得することができる。
ステップSB106において、情報処理装置10は、AI20に生成させた再現問題の
候補を医師国家試験問題データベース1001に記録する。
ステップSB107において、情報処理装置10は、AI20に生成させた再現問題の
候補をユーザに提示する。この例において提示手段13は、生成された再現問題の候補を
、ユーザ端末30を介して、ユーザに提示する。以上より、ユーザは、非公開問題のヒン
トを入力することで、たとえ再現問題プールに再現問題がない場合であっても、AI20
が生成した再現問題の候補を取得することができる。ここまで情報再現支援システム1に
おける再現問題の提示方法を説明した。
3-2.再現問題の選択方法
図10は、情報再現支援システム1における再現問題の選択方法を例示するフローチャ
ートである。ここでは情報再現支援システム1が提示した再現問題の候補をユーザが選別
する場合の例を説明する。ここで、3-1節で説明した処理(A)のステップSA104
において情報処理装置10がユーザに抽出された再現問題の候補を提示することを契機と
して、このフローが開始される。ステップS201において、情報処理装置10は、ユー
ザ端末30を介して、ユーザにデータベースから抽出した再現問題の候補を提示する。
ステップS202において、ユーザは、情報処理装置10から提示された再現問題の候
補の中に、適当な候補、すなわち自身が実際に受験した試験問題と同じ(又はほぼ同じ)
と思われる候補があるかどうかを判断する。この例においてユーザによって再現問題とし
て適当な候補があると判断された場合(ステップS202:YES)、情報再現支援シス
テム1は、処理をステップS203に進める。一方で、ユーザによって再現問題として適
当な候補がないと判断された場合(ステップS202:NO)、情報再現支援システム1
は、処理をステップS204に進める。
再現問題として適当な候補があると判断すると(ステップS202:YES)、ステッ
プS203において、ユーザは、情報処理装置10から提示された再現問題の候補から1
つを選びユーザ端末30に入力する。この時点で情報再現支援システム1は、図10の処
理を終了させる。ここで、ユーザによる再現問題の選択について説明する。
図11は、ユーザ端末30における選択画面を例示する図である。この例において表示
画面D21は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例においてフィール
ドF211及びF212等は、データベースから抽出された再現問題の候補を含む選択フ
ィールドを表す。この例においてユーザは、複数の再現問題の候補のうち、再現問題とし
て適当と思う候補がある場合(ステップS202:YES)、それを選び、ユーザ端末3
0に入力する(ステップS203)。あるいは、提示された再現問題の候補がどれも再現
問題として適当でないと判断した場合(ステップS202:NO)、適当な候補が1つも
ないことを表すフィールドF23の「ない」を選択し、ユーザ端末30に入力する。これ
によって情報再現支援システム1は、抽出された再現問題の候補の中に適当な候補がある
かどうかの情報をユーザから取得することができる。次に、提示された再現問題の中に適
当な候補がない場合について説明する。
図10に戻る。ステップS204において、ユーザによって再現問題として適当な候補
がないと判断されると(ステップS202:NO)、情報処理装置10は、AI20が生
成した再現問題の候補を提示する。これは、3-1節で説明した処理(B)の動作が含ま
れる。
ステップS205において、ユーザは、情報処理装置10から提示された再現問題の候
補に対し、ステップS202と同様に、再現問題として適当な候補があるかどうかを判断
する。この例においてユーザによって再現問題として適当な候補があると判断された場合
(ステップS205:YES)、情報再現支援システム1は、処理をステップS206に
進める。一方で、ユーザによって再現問題として適当な候補がないと判断された場合(ス
テップS205:NO)、情報再現支援システム1は、処理をステップS207に進める
再現問題として適当な候補があると判断すると(ステップS205:YES)、ステッ
プS206において、ユーザは、情報処理装置10から提示された再現問題の候補から1
つを選びユーザ端末30に入力する。この時点で情報再現支援システム1は、図10の処
理を終了させる。ここで、先ほどと同様に、ユーザによる再現問題の選択について説明す
る。
図12は、ユーザ端末30における選択画面を例示する図である。この例において表示
画面D22は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例においてフィール
ドF221及びF222等は、AI20によって生成された再現問題の候補を含む選択フ
ィールドを表す。この例においてユーザは、複数の再現問題の候補のうち、再現問題とし
て適当と思う候補がある場合(ステップS205:YES)、それを選び、ユーザ端末3
0に入力する(ステップS206)。あるいは、提示された再現問題の候補がどれも再現
問題として適当でないと判断した場合(ステップS205:NO)、再度AI20に再現
問題を生成させる処理を表すフィールドF24の「再生成する」を選択し、ユーザ端末3
0に入力する。これによって情報再現支援システム1は、AI20によって生成された再
現問題の候補の中に適当な候補があるかどうかの情報をユーザから取得することができる
。次に、提示された再現問題の中に適当な候補がなく、再度AI20に再現問題を生成さ
せる場合について説明する。
図10に戻る。ステップS207において、ユーザによって再現問題として適当な候補
がないと判断されると(ステップS205:NO)、情報処理装置10は、AI20に再
度、再現問題の候補を生成させる。情報処理装置10は、先ほど生成されたものとは異な
る再現問題の候補を生成させるプロンプトを、AI20に入力する。この例において情報
処理装置10は、AI20に再現問題の候補を再生成させ、再生成させた再現問題の候補
をユーザに再度提示する。これは、上述したステップS204に戻る処理である。すなわ
ち、情報再現支援システム1は、提示した再現問題の候補の中から、ユーザにとって適当
な候補が選ばれる(ステップS205:YES)まで、上述した処理を繰り返す。最終的
に、ステップS206において、ユーザが情報処理装置10から提示された再現問題の候
補から1つを選びユーザ端末30に入力すると、この時点で情報再現支援システム1は、
図10の処理を終了させる。以上より、ユーザは、情報再現支援システム1が提示した再
現問題の候補を選別することができる。続いてユーザが選別した再現問題を修正する方法
を説明する。
3-3.再現問題の修正方法
図13は、情報再現支援システム1における再現問題の修正方法を例示するシーケンス
チャートである。ステップS301において、情報処理装置10は、上述したユーザの修
正指示を受け付ける。この例においてユーザは、ユーザ端末30を介し、自身が選択した
再現問題の候補を修正することができる。ここで、ユーザによる修正方法について説明す
る。
図14は、ユーザ端末30における修正画面を例示する図である。この例において表示
画面D3は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例において各フィール
ドは、ユーザが選択した再現問題の候補を修正するための修正フィールドを表す。この例
においてフィールドF31は、再現問題の問題文を修正するための修正フィールドを表す
。また、フィールドF311、F312、及びF313等は、再現問題の選択肢を修正す
るための修正フィールドを表す。なお、ここで修正の対象となる問題文及び選択肢は、い
ずれも再現問題に含まれる。この例においてユーザは、各フィールドに表示された再現問
題の情報を修正することで、自身が実際に受験した試験問題にさらに近づけることができ
る。ユーザは、再現問題の修正入力が完了すると、フィールドF32の「修正完了」を選
択し、ユーザ端末30に入力する。ユーザが「修正完了」を入力すると、ユーザ端末30
から情報処理装置10に修正依頼が送信される。以上より、情報処理装置10は、ユーザ
から再現問題の修正を受け付けることができる。
図13に戻る。ステップS302において、情報処理装置10は、ユーザにポイントを
付与する。この例において情報再現支援システム1は、ユーザ、つまり実際に試験を受験
した受験生と協力することで非公開問題を再現することができるため、その対価として、
データベースに記録された再現問題を閲覧するためのポイントを付与する。これによって
ユーザは、複数の受験生が再現した複数の再現問題を閲覧し、受験後の採点・復習に利用
したり、受験前の過去問として利用したりすることができる。なお、付与されるポイント
の数量は、ユーザの協力に応じて変更されてもよい。この場合、協力した度合いが大きい
ユーザほど、高いポイント数が付与される。
ステップS303において、情報処理装置10は、修正指示により修正された再現問題
と、修正前の再現問題とを比較し、どちらを再現問題として採用するか決定するための処
理を行う。この例において情報処理装置10は、予め定められたプログラム又はアルゴリ
ズム等に従い、修正指示により修正された再現問題と、修正前の再現問題とのどちらをデ
ータベースに記録するかを選択する。
ステップS304において、情報処理装置10は、採用決定した再現問題をデータベー
スに書き込む。この例において採用決定した再現問題が、修正指示により修正された再現
問題の場合、データベース上において修正前の該当する再現問題を、修正された再現問題
に上書きする。以上より、情報再現支援システム1は、ユーザと協力し、再現問題のデー
タを蓄積させることができる。
なお、上述した再現問題の修正及びデータベースの蓄積に関し、単一のユーザだけでな
く、複数のユーザが携わることで、より再現精度の高い再現問題へと近づけることができ
る。より具体的には、同じ問題について、3-1節で説明したデータベースから再現問題
を抽出し、ユーザに提示する処理、並びに、3-3節(本節)で説明したユーザによる再
現問題の修正及びデータベースへの書き込み処理が、複数のユーザ間で繰り返し実施され
得る。このため、一人(単一のユーザ)の記憶に頼るのではなく、複数のユーザによる集
合知によって問題を再現することができるので、より正確な再現が期待される。
3-4.ポイントの取得及び利用方法
図15は、情報再現支援システム1におけるポイントの取得及び利用方法を例示するシ
ーケンスチャートである。ここでは情報再現支援システム1が、ポイント制度を導入し、
より効果的に、ユーザに再現問題を提供する場合の例を説明する。ステップS401にお
いて、ユーザはユーザ端末30(他の装置の一例)を介し、情報再現支援システム1に再
現問題を閲覧するための検索条件の入力を行う。この例においてユーザは、情報処理装置
10のデータベースに格納されている再現問題を要求することができる。ここで、再現問
題の検索について以下に説明する。
図16は、ユーザ端末30における再現問題の検索画面を例示する図である。この例に
おいて表示画面D4は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例において
各フィールドは、ユーザによって入力された検索条件に応じた再現問題を表示するための
検索フィールドを表す。この例においてフィールドF41及びF42は、再現問題の検索
条件を入力するための検索フィールドを表す。この例においてフィールドF41は、再現
問題の属性情報、例えば、一般問題、臨床問題、症例(テーマ)、及び正誤問題の形式等
について、ユーザに各属性情報のチェック項目を任意にチェックさせることで再現問題を
絞り込むことができる。また、この例においてフィールドF42は、再現問題のフリーワ
ードの入力をユーザから受け付けることで、そのフリーワードに適合する再現問題を絞り
込むことができる。ユーザ端末30は、ユーザによる検索条件の入力が全て完了すると、
データベースを検索する処理を表すフィールドF43をユーザに選択させ、情報処理装置
10にデータを送信する。
図15に戻る。ステップS402において、情報処理装置10は、入力された検索条件
をもとにデータベースを検索する。この例において情報処理装置10は、医師国家試験問
題データベース1001に記録されている再現問題のうち、入力された検索条件に適合す
る1つ以上の再現問題を抽出する。
ステップS403において、情報処理装置10は、入力された検索条件に適合する再現
問題がデータベースに存在する/存在しないに関わらず、検索結果をユーザに通知する。
この例においてユーザ端末30は、入力された検索条件に適合する再現問題がデータベー
スに存在する場合、情報処理装置10によって抽出された1つ以上の再現問題を表示画面
に表示する。もしくは、ユーザ端末30は、入力された検索条件に適合する再現問題がデ
ータベースに存在しない場合、その結果を表示画面に表示する。これによってユーザは、
検索した結果を取得することができる。
ステップS404において、ユーザは、ユーザ端末30に表示された再現問題を閲覧す
るために、ポイントを購入及び/又は付与されたポイントを利用する。この例においてユ
ーザが利用可能なポイントは、システムによって管理される。ユーザは、このポイントを
利用することで、再現問題の閲覧等のサービスを利用することができる。ここで、再現問
題の表示及びポイントの利用について以下に説明する。
図17は、ユーザ端末30における再現問題の表示画面を例示する図である。この例に
おいて表示画面D5は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例において
フィールドF51は、ユーザによって入力された検索条件に応じた再現問題を表示するた
めの表示フィールドを表す。フィールドF51は、検索条件に適合する問題を一覧で表示
させ、表示させた問題の各々に対し、例えば、検索条件における分類項目、疾患項目、回
答有無項目、及び閲覧項目を表示させる。この例においてユーザが表示された再現問題を
閲覧する場合、既に回答済み(閲覧済み)の問題であれば、ユーザは、閲覧項目の「閲覧
」から自由に閲覧することができる。一方で、閲覧する問題が未回答(未出題)の問題の
場合、ユーザが保有するポイントを消費することで、再現問題を閲覧することができる。
この例においてユーザの保有するポイントが閲覧に必要なポイントに達していない場合、
ユーザはフィールドF52から必要なポイントを購入することができる。以上より、ポイ
ントを利用することでユーザは、検索した再現問題を閲覧することができる。
図15に戻る。ステップS405において、情報処理装置10は、再現問題をユーザに
提供する。この例において提供手段181は、ユーザによる閲覧項目の選択に応じて、つ
まりユーザからの要求に応じて、データベースに格納されている該当する再現問題を提供
し、ユーザ端末30に提供した問題を表示させることができる。
ステップS406において、ユーザは、ユーザ端末30を介し、選択した再現問題を閲
覧する。ここで、再現問題の閲覧について以下に説明する。
図18は、ユーザ端末30における再現問題の閲覧画面を例示する図である。この例に
おいて表示画面D6は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例において
フィールドF61は、ユーザによって選択された再現問題を表示するための表示フィール
ドを表す。フィールドF62は、フィールドF61に表示された再現問題に関し、ユーザ
からその再現問題の回答を受け付けることができる。フィールドF63は、ユーザが再現
問題の少なくとも一部を編集(又は修正)する場合、フィールドF61に表示された再現
問題の編集を可能にするためのフィールドである。なお、再現問題の閲覧・修正は、複数
のユーザが利用できるサービスである。すなわち、この場合において、システムは、複数
のユーザによる集合知を利用して問題を再現することができるので、より正確な再現が期
待される。ユーザは、全ての閲覧、入力、及び編集等が完了すると、フィールドF64か
ら情報処理装置10にデータを送信することができる。これらのデータは、情報処理装置
10のデータベースにおいて記録される。
以上より、情報再現支援システム1においてユーザは、ポイントを購入/利用し、デー
タベース内の再現問題を閲覧することができる。また、情報処理装置10によって提供さ
れた再現問題に関し、その再現問題の回答の入力又は再現問題の編集を行うことができる
4.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する事項のうち2つ以上の事項が組み合わ
されて適用されてもよい。
(1)情報再現支援システム1
情報再現支援システム1におけるハードウェア構成、ネットワーク構成、及び機能構成
は、実施形態において例示したものに限定されない。要求される機能を実現できるもので
あれば、情報再現支援システム1はどのようなハードウェア構成、ネットワーク構成、及
び機能構成を有していてもよい。例えば、物理的に複数の装置が協働して情報再現支援シ
ステム1として機能してもよい。なお、図3が表す主体、構成、及びシステム構造は、あ
くまで一例であり、システムの概要を表すに過ぎない。そのため、例えば、ユーザ端末3
0において、情報処理装置10で構築されるアプリケーション等によって、情報再現支援
システム1のサービスが提供されてもよい。
(2)情報処理装置10
情報処理装置10における機能構成の形態は、実施形態において例示したものに限定さ
れない。要求される機能を実現できるものであれば、情報処理装置10はどのような機能
構成の形態を有していてもよい。また、情報処理装置10の機能の一部は他のサーバに実
装されてもよい。このサーバは、例えば、物理サーバでもよいし、仮想サーバ(いわゆる
クラウドを含む)であってもよい。また、機能要素とハードウェアとの対応関係は実施形
態において例示したものに限定されない。例えば、実施形態において、情報処理装置10
に実装されるものとして説明した機能の少なくとも一部が他の装置又はシステムに実装さ
れてもよいし、反対に、他の装置又はシステムに実装されるものとして説明した機能の少
なくとも一部が情報処理装置10に実装されてもよい。この例において情報処理装置10
は、AI20の機能のうち、少なくとも一部を有してもよい。この例において情報処理装
置10は、入力されたヒントをもとに再現問題を生成する機能を有してもよい。
(3)AI20
AI20は、実施形態において例示したものに限定されない。この例においてAI20
は、与えられたプロンプトから文章を生成する生成系AIであれば、どのようなモデルで
構成されてもよい。また、また、生成系AIはプロンプトから文章を生成するものに限定
されず、画像を生成するもの、又は音声を生成するものであってもよい。また、AI20
に与えるプロンプトも、テキスト(文字列)に限定されず、音声又は画像を含んでもよい
AI20は、様々な分野の大量のテキストデータを用いて事前学習した言語モデルを有
する。ここで、特定のタスク(実施形態の例においては、医師国家試験問題の再現)に対
応するように、特定の分野(例えば医師国家試験問題)のデータセットを再学習させてこ
の分野に特化したモデルを生成する、いわゆるファインチューニングが行われてもよい。
(4)ユーザ端末30
ユーザ端末30(又は他の装置)は、実施形態において例示したものに限定されない。
この例において各端末を利用するユーザは、各自の端末を介して、情報再現支援システム
1を利用するが、どのような表示画面、入力装置、及び各種UI(User Interface)によ
って上述した構成及び動作が実現されてもよい。
(5)3-1節:再現問題の提示方法
図7に示すシーケンスチャートはあくまで動作の一例を示すものであり、情報再現支援
システム1の動作はこれに限定されない。図示した動作の一部が省略されてもよいし、順
番が入れ替えられてもよいし、新たな動作が追加されてもよい。この例においてステップ
S101にて、システムがユーザに入力させるヒントは、どのような情報であってもよい
。ここで、入力画面の変形例について以下に説明する。
図19は、ユーザ端末30における入力画面の変形例を例示する図である。この例にお
いて表示画面D7は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例においてフ
ィールドF711~F713は、ユーザに試験問題文の文量を選択させるための選択フィ
ールドを表す。フィールドF721及びF722は、症例対象の属性情報をユーザに入力
させるための入力フィールドを表す。バーB731~B733は、指定された情報が問題
文中においてどの程度の割合で出現したかをユーザに入力させるための入力バーを表す。
以上より、システムは再現問題の再現に必要な情報を多角的に取得することができる。
また、図19にて例示した以外に、システムがユーザに入力させるヒントは、どのよう
な情報であってもよい。例えば、テキスト、数値・単位(スケール)、音声(聴覚情報)
、及び/又は画像等がヒントとして入力されてもよい。また、ヒントの入力形式は、記述
式、ボタン(項目の選択式)、記号入力、及び/又は穴埋め入力等であってもよい。
また、処理(A)に関し、ステップSA103~ステップSA104にて、情報処理装
置10がデータベースを参照しても再現問題の候補が抽出・提示されなかった場合に、処
理(B)に移行する例を説明した。しかし、処理(A)及び処理(B)の関係は、あくま
で一例であり、これらの処理は、どちらか一方のみが実装されてもよいし、もしくは両方
とも実装されてもよい。また、両方の処理が実装される場合、順番はどちらの処理が優先
されてもよい。
また、処理(B)が開始される契機として、抽出手段15により入力されたヒントに対
応する再現問題が抽出されなかった場合とは、例えば以下の具体例を含む。それは、情報
処理装置10のデータベースに該当する候補がないとシステムが判断した場合、又は、処
理(A)において抽出された再現問題が、例えばユーザによって適当でないと判断された
場合である。その他、処理(B)が開始される契機として、どのような場合が適用されて
もよい。
(6)3-2節:再現問題の選択方法
図10に示すフローチャートはあくまで動作の一例を示すものであり、情報再現支援シ
ステム1の動作はこれに限定されない。図示した動作の一部が省略されてもよいし、順番
が入れ替えられてもよいし、新たな動作が追加されてもよい。この例においてステップS
207にて、システムがAI20に再現問題の候補を再生成させる場合、AI20は、そ
の再生成対象である再現問題を最初に生成した方法とは異なる方法、プログラム、又はア
ルゴリズム等によって、再現問題の候補を再生成してもよい。
(7)3-3節:再現問題の修正方法
図13に示すシーケンスチャートはあくまで動作の一例を示すものであり、情報再現支
援システム1の動作はこれに限定されない。図示した動作の一部が省略されてもよいし、
順番が入れ替えられてもよいし、新たな動作が追加されてもよい。この例においてステッ
プS302と、ステップS303~ステップS304との順番が入れ替えられてもよい。
これによって、情報再現支援システム1は、修正指示により修正をされた再現問題を採用
するかどうか決定したあとで(採用の有無に応じて)、ユーザにポイントを付与すること
ができる。
また、この例においてステップS301にて、システムがユーザに修正させる際に、例
えば、情報処理装置10/AI20による修正候補のサジェスト機能が修正画面に実装さ
れてもよい。ここで、修正画面の変形例について以下に説明する。
図20は、ユーザ端末30における修正画面の変形例を例示する図である。この例にお
いて表示画面D8は、ユーザ端末30における表示画面の一例を表す。この例において各
フィールドは、図14と同様に、ユーザが選択した再現問題の候補を修正するための修正
フィールドを表す。この例においてフィールドF81に表示された再現問題において、ユ
ーザがカーソルを当てた位置に対応する文言(図20の例では「眼球運動」)について、
例えば、情報処理装置10は、AI20に、修正候補となる文言を所定数、提示させる。
情報処理装置10は、AI20から提示された候補の文言を、ユーザ端末30の表示画面
D8においてウインドウW819に表示する。このようなサジェスト機能により、ユーザ
は、再現問題の修正をより容易に行うことができる。
(8)3-4節:ポイントの取得及び利用方法
図15に示すシーケンスチャートはあくまで動作の一例を示すものであり、情報再現支
援システム1の動作はこれに限定されない。図示した動作の一部が省略されてもよいし、
順番が入れ替えられてもよいし、新たな動作が追加されてもよい。この例においてステッ
プS401にて、システムがユーザに入力させる検索条件は、どのようなものであっても
よい。例えば、症例対象(人物)の属性情報であってもよい。
(9)データベース
図9に示す情報再現支援システム1のデータベースは、実施形態において例示したもの
に限定されない。この例においてデータベースに登録されるデータはどのようなものでも
よく、例えば、再現問題そのものに加え、再現問題の属性情報であってもよい。もしくは
、再現問題同士の関係性がデータベースに記録されてもよい。また、データベースのレイ
アウトは、図示したものに限定されず、どのようなレイアウトでデータが管理されてもよ
い。
(10)表示画面
図8、11、12、14、及び16~20に示す表示画面は、実施形態において例示し
たものに限定されない。この例においてユーザ端末30の表示画面に関し、各種表示画面
のUIに応じて、各フィールドのレイアウトが定義されてもよい。また、そもそも表示画
面のレイアウト又は構成は、スマートフォン等の端末のUIに合わせて最適な表示画面に
設定されてもよい。
(11)非公開情報/非公開情報プール
非公開情報/非公開情報プールは、実施形態において例示したものに限定されない。こ
の例において非公開情報は、医師国家試験で説明した例に限らず、あらゆる試験問題が対
象であってもよい。また、非公開情報プールは、ある試験に用いられる試験問題が格納さ
れたプールであってもよい。さらに、非公開情報は、そもそも試験問題以外であってもよ
く、例えば、図書館における持ち出し禁止の蔵書等であってもよい。また、この例におい
て非公開情報プールは、必ずしもデータベース化された情報群でなくてもよい。ここで、
情報再現支援システム1の適用例についてより具体的に説明する。
非公開情報/非公開情報プールは、その時点で自由にアクセスできない情報/データベ
ースであればどのようなものであってもよい。例えば、非公開情報/非公開情報プールは
、過去においては自由にアクセスできたが現時点においてアクセスが制限される、又は事
実上アクセスができない情報、例えば、絶版になっている図書(以下「絶版図書」という
)であってもよい。すなわち、情報再現支援システム1は、絶版図書の再現(復元)を目
的としたものであってもよい。このように非公開情報プールは、例えば、現存する/現存
していない絶版図書そのもの、個人又は各種機関が保有する絶版図書そのもの、又は絶版
図書が秘蔵されている(持ち出しが禁じられた又はまだデータベース化されてない)書庫
等であってもよい。情報再現支援システム1は、例えば、絶版図書を読んだことのあるユ
ーザからこの絶版図書に関する情報の少なくとも一部をヒントとして受け付ける。そして
、ユーザから受け付けたヒントをもとに、情報再現支援システム1は、対象となる絶版図
書の再現情報/再現情報プールを再現する。この例において絶版図書は、例えば、テキス
ト(複数の言語・文字・古代文字)、記号、画像、イラスト、又は/及び書籍に使用され
るインク・製紙等の情報から構成される。そのため、情報再現支援システム1は、これら
の情報の少なくともいずれかをユーザからヒントとして受け付け、絶版図書を再現する。
ここまで説明した絶版図書の復元は、情報再現支援システム1の構成及び動作の少なくと
も一部を変形・最適化し、実行されてもよい。以上より、情報再現支援システム1は、絶
版図書をはじめとして、現存しているが非公開な情報、又は、既に現存していなくて、人
々の記憶に頼っている情報を、再現・復元することができる。
(12)再現情報/再現情報プール
再現情報/再現情報プールは、実施形態において例示したものに限定されない。この例
において再現情報は、非公開情報を再現した情報であればどのようなものであってもよく
、例えば、非公開情報の一部を再現した情報であってもよいし、非公開情報に補足を加え
て再現した情報であってもよい。
また、再現情報の形態/データ形式は、実施形態において例示したものに限定されない
。この例において再現情報は、どのような形態/データ形式を有していてもよく、例えば
、画像、音声、動画、及び/又はCT画像を3D再現した3Dモデル等の形態を含んでも
よい。また、これらの形態に応じたデータ形式がシステム内で任意に変換・利用されても
よい。
(13)試験問題(医師国家試験)
試験問題は、実施形態において例示したものに限定されない。この例において試験問題
は、実際の医師国家試験のように、多肢選択式試験、つまり1つの問題に対し、複数の解
答の選択肢が与えられる出題形式であってもよいし、その他の出題形式を採用する試験問
題であってもよい。この例において試験問題は、選択式、記述式、穴埋め式、又はマーク
シート方式等の出題形式を採用する試験問題であってもよい。
(14)ブロックチェーン
実施形態において例示した構成及び動作に関し、ブロックチェーン技術が情報再現支援
システム1に適用されてもよい。この例において情報再現支援システム1におけるブロッ
クチェーン技術の適用に関し、例えば、データベース内に登録されたデータが、ブロック
チェーンネットワークに記録されてもよい。これによって各種データの削除及び書き換え
等ができない状態でデータを保護することができる。また、ブロックチェーンネットワー
クに記録されるデータはどのようなものであってもよい。
(15)その他
CPU101及びCPU301等によって実行される各種プログラムは、インターネッ
ト等のネットワークを介したダウンロードにより提供されるものであってもよいし、DV
D-ROM等のコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体に記録された状態で提供さ
れてもよい。なお、各プロセッサは、CPUに代えて、例えば、MPU(Micro Processi
ng Unit)又はGPU(Graphics Processing Unit)であってもよい。
1…情報再現支援システム、10…情報処理装置、20…AI、30…ユーザ端末、9
…ネットワーク、11…ヒント受け付け手段、12…制御手段、13…提示手段、14…
書き込み手段、15…抽出手段、16…修正受け付け手段、17…決定手段、181…提
供手段、182…選択受け付け手段、19…記憶手段(DB)、101…CPU、102
…メモリ、103…ストレージ、104…通信IF、301…CPU、302…メモリ、
303…ストレージ、304…通信IF、305…入力装置、306…表示装置、100
1…医師国家試験問題データベース、D…表示画面、F…フィールド、B…バー、W…ウ
インドウ

Claims (11)

  1. ユーザから、非公開情報プールに属する非公開情報を再現するヒントの入力を受け付け
    るヒント受け付け手段と、
    生成系AIに前記ヒントを与えて前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させ
    る制御手段と、
    前記ユーザに前記候補を提示する提示手段と、
    前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前記再現情報として再現情
    報プールに書き込む書き込み手段と、
    他の装置からの要求に応じて、前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提
    供する提供手段と
    を有する情報再現支援システム。
  2. 前記再現情報プールから、前記ヒントに対応する前記再現情報を抽出する抽出手段を有
    し、
    前記提示手段は、前記抽出された前記再現情報を前記ユーザに提示する
    請求項1に記載の情報再現支援システム。
  3. 前記制御手段は、前記抽出手段により前記ヒントに対応する前記再現情報が抽出されな
    かった場合に、前記生成系AIに前記ヒントを与えて前記再現情報の前記候補を生成させ

    請求項2に記載の情報再現支援システム。
  4. 前記ユーザから、前記抽出された前記再現情報又は前記候補に対する修正指示を受け付
    ける修正受け付け手段を有し、
    前記書き込み手段は、前記修正指示により修正された前記再現情報又は前記候補を前記
    再現情報プールに書き込む
    請求項2に記載の情報再現支援システム。
  5. 前記修正指示により修正された前記再現情報及び当該修正の前から前記再現情報プール
    に格納されていた前記再現情報のうちどちらを前記再現情報として採用するか決定する決
    定手段を有する
    請求項4に記載の情報再現支援システム。
  6. 前記制御手段は、前記生成系AIに前記ヒントを与えて、前記再現情報の複数の前記候
    補を生成させ、
    前記提示手段は、前記ユーザに前記複数の前記候補を提示し、
    前記ユーザから、前記複数の前記候補から一の前記候補の選択を受け付ける選択受け付
    け手段を有する
    請求項1に記載の情報再現支援システム。
  7. 前記非公開情報プールが、ある試験に用いられる試験問題が格納されたプールである
    請求項1に記載の情報再現支援システム。
  8. 前記試験が、多肢選択式試験である
    請求項7に記載の情報再現支援システム。
  9. 前記ヒント受け付け手段は、前記多肢選択式試験の問題文及び選択肢のそれぞれについ
    て、前記ヒントの入力を受け付け、
    前記制御手段は、前記生成系AIに前記問題文及び前記選択肢の前記再現情報の前記候
    補を生成させる
    請求項8に記載の情報再現支援システム。
  10. コンピュータが、
    ユーザから、非公開情報プールに属する非公開情報を再現するヒントの入力を受け付け
    るステップと、
    生成系AIに前記ヒントを与えて前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させ
    るステップと、
    前記ユーザに前記候補を提示するステップと、
    前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前記再現情報として再現情
    報プールに書き込むステップと、
    他の装置からの要求に応じて、前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提
    供するステップと
    を有する情報再現支援方法。
  11. コンピュータに、
    ユーザから、非公開情報プールに属する非公開情報を再現するヒントの入力を受け付け
    るステップと、
    生成系AIに前記ヒントを与えて前記非公開情報を再現した再現情報の候補を生成させ
    るステップと、
    前記ユーザに前記候補を提示するステップと、
    前記ユーザの指示に応じて、前記候補を、前記非公開情報の前記再現情報として再現情
    報プールに書き込むステップと、
    他の装置からの要求に応じて、前記再現情報プールに格納されている前記再現情報を提
    供するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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