JP7423111B1 - 学習材生成システム、学習材生成方法、及び学習材生成プログラム - Google Patents

学習材生成システム、学習材生成方法、及び学習材生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学習材の作成効率の向上を図ることができる学習材生成システム、学習材生成方法、及び学習材生成プログラムを提供する。【解決手段】学習材生成システムは、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリD1を取得するクエリ取得部と、クエリ取得部により取得されたクエリD1が実行されたとき、大規模言語モデル71が予め記憶されたデータベース7を参照した上で生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成部と、を備えることを特徴とする。クエリ取得部は、学習材の生成要求と、生成テーマと設問の目次とを一組とする複数のデータセットD2と、を含むクエリD1を取得してもよく、学習材生成部は、複数のデータセットD2に基づいて目次に対応する複数の学習材を生成してもよい。【選択図】図5

Description

この発明は、大規模言語モデルを用いて教育用の学習材を生成するための学習材生成システム、学習材生成方法、及び学習材生成プログラムに関する。
現在、AI(人工知能)を活用したテキストの自動生成について研究されている。特に、大量のテキストデータを学習した自然言語処理モデルを用いることで、例えば入力されたテキストを分類したり、入力されたテキストから感情を分析したり、入力されたテキストを要約したり、入力された質問に対する応答内容を生成したりすることができる。
特許文献1には、自然言語処理モデルを用いて自然言語の質問とその質問に対する回答(QA)を生成するシステムが開示されている。
特開2023-2475号公報
特許文献1に開示された生成システムによれば、自然言語処理モデルを用いて、原因又は結果を表す第1句を使用した自然言語の質問を生成するとともに、候補テキストから候補第2句を抽出し、最も高い確率を有する候補第2句を、第1句との因果関係を持つものとして選択することで、質問と回答の組合せを生成することができる。しかしながら、特許文献1に開示された生成システムでは、例えば特定分野の教育を目的とした、設問と解答の組合せからなる学習材の生成については開示されていない。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、学習材の作成効率の向上を図ることができる学習材生成システム、学習材生成方法、及び学習材生成プログラムを提供することにある。
第1発明における学習材生成システムは、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得部と、前記クエリ取得部により取得された前記クエリが実行されたとき、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成部と、を備えることを特徴とする。
第2発明における学習材生成システムは、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得部と、前記クエリ取得部により取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換部と、前記クエリ取得部により取得された前記クエリが実行されたとき、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換部により変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成部と、を備えることを特徴とする。
発明における学習材生成システムは、第1発明又は第2発明において、前記クエリ取得部は、前記学習材の生成要求と、前記生成テーマと前記設問の目次とを一組とする複数のデータセットと、を含む前記クエリを取得し、前記学習材生成部は、前記クエリ取得部により取得された複数の前記データセットに基づいて前記目次に対応する複数の前記学習材を生成することを特徴とする。
発明における学習材生成システムは、第発明において、前記クエリ取得部は、前記生成テーマ及び前記目次のうち少なくとも何れかが既存の学習材データから抽出された前記データセットを含む前記クエリを取得することを特徴とする。
発明における学習材生成方法は、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、を有することを特徴とする。
第6発明における学習材生成方法は、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換ステップにより変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、を有することを特徴とする。
第7発明における学習材生成プログラムは、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第8発明における学習材生成プログラムは、設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換ステップと、前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換ステップにより変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1発明、第3発明及び第4発明によれば、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で取得されたクエリに含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成部を備える。このため、大規模言語モデルにより生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。また、学習材生成部は、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で分類テーマに基づいて新たに取得した生成テーマに基づいて学習材を生成する。このため、大規模言語モデルにより分類テーマに関する生成テーマを自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、生成テーマについて学習材ごとに選定する必要がないため、学習材の専門知識が乏しいユーザでも学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成に関する作業性の向上を図ることができる。
第2発明~第4発明によれば、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で取得されたクエリに含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成部を備える。このため、大規模言語モデルにより生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。また、取得されたクエリに含まれる生成テーマを、一の関連生成テーマに変換するクエリ変換部をさらに備える。このため、大規模言語モデルにより同一の生成テーマから異なる内容の学習材を自動生成することができる。これにより、作成する学習材の利便性の向上を図ることができる。
特に、第発明によれば、クエリ取得部は、学習材の生成要求と、生成テーマと目次とを一組とする複数のデータセットと、を含むクエリを取得し、学習材生成部は、取得された複数のデータセットに基づいて学習材を複数生成する。このため、大規模言語モデルにより生成テーマに関する学習材を目次に応じて自動生成することができる。これにより、複数の学習材を含む問題集の作成効率の向上を図ることができる。
特に、第発明によれば、クエリ取得部は、生成テーマ及び目次のうち少なくとも何れかが既存の学習材データから抽出されたデータセットを含むクエリを取得する。このため、クエリの作成に係る作業を省略することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、既存の学習材に基づいた学習材を生成することができる。これにより、学習材の品質向上を図ることができる。
第5発明~第6発明によれば、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で取得されたクエリに含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成ステップを有する。このため、大規模言語モデルにより生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。
7発明~第8発明によれば、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で取得されたクエリに含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成ステップをコンピュータに実行させる。このため、大規模言語モデルにより生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。
図1は、第1実施形態における学習材生成システムの一例を示す模式図である。 図2(a)~図2(b)は、第1実施形態における学習材生成システムの構成の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態における学習材生成システムの詳細な構成の一例を示す模式図である。 図4は、第1実施形態における学習材生成システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図5(a)は、第1実施形態における学習材生成システムの動作の一例を示す模式図であり、図5(b)は、第1実施形態における学習材生成システムの動作の変形例を示す模式図である。 図6は、第2実施形態における学習材生成システムの動作の一例を示す模式図である。 図7は、第3実施形態における学習材生成システムの構成の一例を示す模式図である。 図8は、第3実施形態における学習材生成システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第3実施形態における学習材生成システムの動作の一例を示す模式図である。 図10は、第3実施形態における学習材生成システムの動作に用いるデータベースの一例を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態としての学習材生成システム100、学習材生成方法、及び学習材生成プログラムの一例について詳細に説明をする。なお、各図における構成は、説明のため模式的に記載されており、例えば各構成の大きさや、構成毎における大きさの対比等については、図とは異なってもよい。
(第1実施形態:学習材生成システム100)
図1~図3を参照して、本実施形態における学習材生成システム100の構成の一例を説明する。
学習材生成システム100は、例えば図1に示すように、ユーザ端末1と、サーバ2と、通信網9と、を備える。学習材生成システム100は、ユーザ端末1を介してユーザUの入力を受け付けることにより、予め記憶された大規模言語モデルを記憶するデータベースに対して実行するクエリを取得する。その後、学習材生成システム100は、取得したクエリを実行することで、大規模言語モデルに基づく学習材を自動生成することができる。
ユーザUとは、例えば学習材生成システム100を用いて生成した学習材を、教育の対象である回答ユーザに出題するユーザを指す。ユーザUは、回答ユーザに対して自動生成した学習材を提供することで、回答ユーザに対する教育活動の効率化を図ることができる。また、ユーザUは、例えば回答ユーザであってもよい。すなわち、ユーザUは、学習材生成システム100を用いて生成した学習材を自身で回答することで、自習の効率化を図ることができる。
学習材とは、設問及び解答の組合せからなる、回答ユーザの知識を問うテストを指し、記述式問題、択一式問題、組合せ問題等の出題形式を含む。また、学習材は、回答ユーザに対して視覚情報又は聴覚情報として出力されるあらゆる教材を含む。学習材の一例としては、学習材生成システム100により生成された学習材データ、当該学習材データに基づいてディスプレイに表示される画像及び映像、当該学習材データに基づいてホログラムディスプレイを介して表示される3次元画像及び3次元映像、当該学習材データに基づいて印刷される印刷物、当該学習材データに基づいて音響機器を介して再生される音声等を含む。
なお、本実施形態では、大規模言語モデルを記憶するデータベースがサーバ2に保存され、学習材生成システム100がサーバ2において学習材を生成する構成を例にとり説明するが、これに限定されない。学習材生成システム100は、ユーザ端末1に大規模言語モデルを記憶するデータベースが保存され、ユーザ端末1において学習材を生成してもよく、この場合サーバ2を備えなくてもよい。
<ユーザ端末1>
ユーザ端末1は、学習材の自動生成を制御する端末である。ユーザ端末1は、ユーザUが操作する端末である。ユーザ端末1は、通信網9を介してサーバ2と通信接続される。
ユーザ端末1は、例えば図2(a)に示すように、筐体10と、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、保存部104と、I/F105~107とを備える。各構成101~107は、内部バス110により接続される。ユーザ端末1として、例えばラップトップ(ノート)PC、デスクトップPC、タブレット型端末、スマートフォン等の公知の電子機器が用いられる。
CPU101は、ユーザ端末1全体を制御する。ROM102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。保存部104は、ROMが格納するデータのバックアップ、データベースや学習対象データ等の各種情報が記憶される。保存部104として、例えばHDD(Hard Disk Drive)のほか、SSD(Solid State Drive)等のデータ保存装置が用いられる。なお、例えばユーザ端末1は、図示しないGPU(Graphics Processing Unit)を有してもよい。
I/F105は、通信網9を介して、必要に応じてサーバ2との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F106は、入力部108との情報の送受信を行うためのインターフェースである。入力部108として、例えばキーボードやマウス等が用いられ、ユーザUは、入力部108を介して、各種情報を入力する。I/F107は、表示部109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。表示部109は、保存部104に保存された各種情報、又は評価結果等を表示する。表示部109として、ディスプレイが用いられ、例えばタッチパネル式の場合、入力部108と一体に設けられる。
ユーザ端末1は、例えば図3に示すように、通信部11と、記憶部12と、クエリ取得部13と、クエリ実行部14と、学習材出力部15と、を備える。なお、ユーザ端末1の各構成は、CPU101が、RAM103を作業領域として、ROM102や保存部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
<通信部11>
通信部11は、例えばサーバ2に情報を送信する。通信部11は、例えばユーザ端末1の各構成により取得、生成又は記憶された情報を、通信網9を介してサーバ2に送信する。通信部11は、例えばサーバ2により取得、生成又は記憶された情報を、通信網9を介して受信する。
<記憶部12>
記憶部12は、例えばユーザ端末1の各構成により取得又は生成された情報を、必要に応じて保存部104に保存されたデータベースに記憶させる。記憶部12は、例えば保存部104に保存されたデータベースに記憶された各種情報を、必要に応じて取出す。
<クエリ取得部13>
クエリ取得部13は、大規模言語モデルに対して学習材の生成を要求するクエリ(クエリデータ)を取得する。クエリ取得部13は、例えば入力部108を介してユーザUの入力を受け付ける方法により、大規模言語モデルに対して学習材の生成を要求するクエリを取得する。
<クエリ実行部14>
クエリ実行部14は、学習材生成システム100の各構成により取得又は生成されたクエリを実行する。クエリ実行部14は、例えば大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースに対して、クエリ取得部13により取得されたクエリを実行する。
<学習材出力部15>
学習材出力部15は、学習材生成システム100の各構成により生成された学習材を出力する。学習材出力部15は、例えばサーバ2が有する後述の学習材生成部23において生成された学習材を、サーバ2から通信網9を介して受信した上で出力する。
学習材出力部15は、例えば表示部109に学習材が表示されるように出力してもよい。学習材出力部15は、例えば保存部104等に予め記憶された表示用のフォーマットを用いて、学習材の特徴をユーザUが理解できる形式に変換した学習材を出力してもよい。
<サーバ2>
サーバ2は、例えば大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを記憶する。サーバ2は、例えば通信網9を介してユーザ端末1と通信接続される。サーバ2は、例えばユーザ端末1から通信網9を介して受信した処理要求に応じて、情報の生成、記憶、及び送受信を実行する。
サーバ2は、例えば図2(b)に示すように、筐体20と、CPU201と、ROM202と、RAM203と、保存部204と、I/F205とを備える。各構成201~205は、内部バス210により接続される。サーバ2として、例えばラップトップ(ノート)PC、デスクトップPC等の公知の電子機器が用いられる。
CPU201は、サーバ2全体を制御する。ROM202は、CPU201の動作コードを格納する。RAM203は、CPU201の動作時に使用される作業領域である。保存部204は、ROMが格納するデータのバックアップ、データベースや学習対象データ等の各種情報が記憶される。保存部204として、例えばHDDのほか、SSD等のデータ保存装置が用いられる。なお、例えばサーバ2は、図示しないGPUを有してもよい。I/F205は、通信網9を介して、必要に応じてユーザ端末1との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。
<サーバ通信部21>
サーバ通信部21は、例えばユーザ端末1に情報を送信する。サーバ通信部21は、例えばサーバ2の各構成により取得、生成又は記憶された情報を、通信網9を介してユーザ端末1に送信する。サーバ通信部21は、例えばユーザ端末1により取得、生成又は記憶された情報を、通信網9を介して受信する。
<サーバ記憶部22>
サーバ記憶部22は、例えばサーバ2の各構成により取得又は生成された情報を、必要に応じて保存部204に保存されたデータベースに記憶させる。サーバ記憶部22は、例えば保存部204に保存されたデータベースに記憶された各種情報を、必要に応じて取出す。
<学習材生成部23>
学習材生成部23は、例えばユーザ端末1からの学習材の生成要求に応じて、大規模言語モデルが記憶されたデータベースを参照した上で学習材を生成する。学習材生成部23は、例えばクエリ実行部14により実行されたクエリの要求内容に応じて学習材を生成する。
<通信網9>
通信網9は、例えばユーザ端末1及びサーバ2が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。通信網9は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、通信網9は、有線通信網のほか、無線通信網等の公知の通信技術で実現してもよい。
(第1実施形態:学習材生成システム100の動作の一例)
次に、図4~図5を参照して、本実施形態における学習材生成方法として、学習材生成システム100の動作の一例を説明する。学習材生成システム100は、例えばユーザ端末1及びサーバ2内にインストールされた学習材生成プログラムを介して実行される。
学習材生成システム100の動作は、例えば図4に示すように、クエリ取得ステップS11と、学習材生成ステップS12と、学習材出力ステップS13と、を含む。なお、学習材生成システム100の動作は、クエリ取得ステップS11を複数回実施してもよく、学習材生成ステップS12を複数回実施してもよい。
まず、本実施形態における、学習材生成システム100の動作に伴う各種情報について説明する。学習材生成システム100が扱う各種情報には、例えば図5(a)に示すように、クエリD1と、生成データD71と、が含まれる。学習材生成システム100は、予めデータベース7が保存される。
<クエリD1>
クエリD1は、後述の大規模言語モデル71が記憶された後述のデータベース7に対する処理要求を含む情報である。クエリD1は、例えば学習材生成要求情報D11と、生成テーマ情報D12と、を含む。学習材生成要求情報D11と生成テーマ情報D12とは、例えば相互に紐づけられる。
クエリD1は、例えば大規模言語モデル71に対する処理の指示を含むプロンプトであり、ロールを指定するタグと、指示内容を指定する自然言語とで構成される。ロールと指示内容の組み合わせとしては、例えばロール「<system>あなたは優秀な日本史の講師です。」と、指示内容「<user>歴史能力検定の難しい問題を下記のフォーマットで1つ作成してください。[設問][選択肢」[解答][解説]」と、の組み合わせを含む文字列である。この組み合わせを含むクエリD1を実行することで、例えば日本史に関する設問、選択肢、解答及び解説を含む学習材を生成することができる。
また、指示内容については、複数の問題からなる問題集の生成指示を含んでもよく、問題集のタイトル、問題集の各章立て、問題集の各章の目標又は目的、問題集の各章に対するキーワード、各章の問題数、出力形式(HTML形式など)を含んでもよい。
<学習材生成要求情報D11>
学習材生成要求情報D11は、処理要求のうち、学習材の生成要求を特定する情報である。学習材生成要求情報D11は、例えばクエリD1の文字列の一部を構成する。学習材生成要求情報D11は、例えば上述のプロンプト例文における「問題を」「作成してください。」が該当する。
<生成テーマ情報D12>
生成テーマ情報D12は、学習材の生成要求に関するテーマを特定する情報である。生成テーマ情報D12は、例えば学習材生成要求情報D11により生成要求された学習材のテーマを特定する情報である。生成テーマ情報D12は、例えばクエリD1の文字列の一部を構成する。生成テーマ情報D12は、例えば生成する学習材の内容を特定するための、教科、資格や検定の名称、分野、時代、人物、出題形式、解答形式(選択肢の有無、解説の有無等)、問題数、難易度、学習指導要領に対応する学校制度上の初等教育、中等教育、高等教育等の教育分類等を特定する1以上の単語で構成される。生成テーマ情報D12は、例えば上述のプロンプト例文における「歴史能力検定」「難しい」「下記のフォーマット」「1つ」「[設問][選択肢」[解答][解説]」が該当する。
また、生成テーマ情報D12は、例えば学習の最終目標(ゴール)を特定する1以上の単語でもよい。この場合において、生成テーマ情報D12は、例えば「資格を受験する上での基礎知識を身につける」、「資格試験の頻出問題を網羅できる」、「反復的に学習することで躓きやすい科目の理解を深める」のような文字列である。
生成テーマ情報D12は、例えば入力部108を介してユーザUから入力される1以上の単語を用いてよい。また、学習材生成要求情報D11は、例えばユーザ端末1に予め記憶された構文を用いてよい。すなわち、学習材生成システム100は、ユーザUが1以上の単語を入力するだけでクエリD1を取得し、学習材を生成することができる。この場合、クエリD1に関する専門知識が乏しいユーザUでも学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成に関する作業性の向上を図ることができる。
<生成データD71>
生成データD71は、クエリD1に基づいて生成されるデータを示す。生成データD71は、学習材の内容を示す1以上のデータを含み、例えば学習材データD711を含む。
学習材データD711は、生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに関する学習材の内容を示し、設問及び解答の組合せからなる。なお、学習材データD711の設問及び解答の文字数は、大規模言語モデル71が任意に決めてもよい。また、学習材データD711は、解答に関する解説をさらに含んでもよい。この場合において、解説は、大規模言語モデル71により解答とともに生成されてよい。
生成テーマ情報D12に対応する学習材データD711の一例は、例えば[表1]に示すとおりである。
学習材データD711は、分類1のとおり、生成テーマが単語「歴史」を含むとき、生成テーマ「歴史」に関する設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類2のとおり、生成テーマが単語「安土桃山時代」を含むとき、すなわち「歴史」の下位概念であるとき、生成テーマ「歴史」に関する設問と同様の設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類3のとおり、生成テーマが単語「豊臣秀吉」を含むとき、その生成テーマを解答とした上で生成される、設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類4のとおり、生成テーマが単語「中学生社会」を含むとき、学習指導要領等の外部データベースを参照した上で生成される、設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類5のとおり、生成テーマが単語「安土桃山時代」と単語「一問一答式問題」とを含むとき、出題形式の前提を一問一答式問題とした上で生成される、生成テーマ「安土桃山時代」に関する設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類6のとおり、生成テーマが単語「歴史」と単語「基礎」とを含むとき、学習指導要領等の外部データベースの他、基礎・応用、易しい・難しい等の難易度と生成テーマとが紐づけられたデータベース等を参照した上で生成される、設問「太閤検地を実施したのは誰ですか?」と、その設問の解答「豊臣秀吉」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類7のとおり、生成テーマが単語「歴史」と単語「応用」とを含むとき、分類6の説明と同様のデータベース等を参照した上で生成される、設問「太閤検地で確立した農民支配の原則を何と言いますか?」と、その設問の解答「一地一作人の原則」との組合せからなる一問一答式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類8のとおり、生成テーマが単語「安土桃山時代」と単語「選択式問題」とを含むとき、出題形式の前提を選択式問題とした上で生成される、生成テーマ「安土桃山時代」に関する設問「太閤検地を実施したのは誰ですか? 1.織田信長 2.豊臣秀吉 3.徳川家康」と、その設問の解答「2」との組合せからなる選択式の学習材でもよい。
学習材データD711は、分類9のとおり、生成テーマが単語「安土桃山時代」と単語「組合せ問題」とを含むとき、出題形式の前提を組合せ問題とした上で生成される、生成テーマ「安土桃山時代」に関する設問「豊臣秀吉が実施したのはどれですか。 1.太閤検地 2.刀狩 3.楽市楽座」と、その設問の解答「1と2」との組合せからなる組合せ式の学習材でもよい。
<データベース7>
データベース7は、学習材生成システム100に予め保存されるデータの集合体である。データベース7は、例えばサーバ2が有する保存部204に予め保存される。データベース7は、予め大規模言語モデル71が記憶される。
<大規模言語モデル71>
大規模言語モデル71は、学習材生成システム100が学習材を自動生成するために用いられる自然言語処理モデルの一種である。大規模言語モデル71は、大量のテキストデータを用いて予め機械学習された公知の大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)である。
大規模言語モデル71として、具体的には「GPT(Generative Pre-trained Transformer)(登録商標)」に関連するGPT-3、GPT-3.5又はGPT-4、「BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)」、「LaMDA(Language Model for Dialogue Applications)」、「PaLM(Scaling Language Modeling with Pathways)」、「LLaMA(Large Language Model Meta AI)」等が用いられてもよい。
次に、本実施形態における学習材生成システム100の動作の詳細について説明する。
<事前準備>
ユーザUは、学習材生成システム100を動作させる前に、大規模言語モデル71が記憶されたデータベース7がサーバ2に保存されていることを確認する。
<クエリ取得ステップS11>
クエリ取得ステップS11において、クエリ取得部13は、入力部108を介してユーザUからの入力を受け付けて、学習材生成要求情報D11と、生成テーマ情報D12と、を含むクエリD1を取得する。
<学習材生成ステップS12>
学習材生成ステップS12において、クエリ実行部14は、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1(学習材生成要求情報D11に基づく生成要求)を、データベース7に対して実行する。クエリ実行部14は、クエリ取得部13がクエリD1を取得したときに、取得したクエリD1を自動的に実行してもよく、ユーザUからの入力に従ってクエリD1を実行してもよい。クエリ実行部14は、学習材生成ステップS12とは区別されるクエリ実行ステップとして、学習材生成ステップS12の前に別途実施されてもよい。
クエリD1がデータベース7に対して実行されたとき、学習材生成部23は、データベース7を参照した上で生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて、学習材データD711を含む生成データD71を生成する。この場合、大規模言語モデル71により生成テーマ(生成テーマ情報D12)に関する学習材(学習材データD711)を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。また、クエリD1の取得及び実行さえできれば、ユーザUは既存の学習材を用意しなくとも学習材生成システム100に生成データD71を生成させることができる。これにより、学習材の作成に関するユーザUの作業性向上を図ることができる。
<学習材出力ステップS13>
学習材出力ステップS13において、学習材出力部15は、例えば学習材生成部23が生成した生成データD71をユーザ端末1が通信網9を介して受信したとき、表示部109等を介してユーザUに対して出力する。
上述した各ステップを実施し、本実施形態における学習材生成システム100の動作は終了する。なお、学習材生成システム100では、例えば上述した各ステップを繰り返し実施してもよい。
(第1実施形態:学習材生成システム100の動作の変形例)
<クエリD1>
クエリD1は、例えば図5(b)に示すように、目次情報D13をさらに含んでもよい。クエリD1は、1以上の目次情報D13を含む。
<目次情報D13>
目次情報D13は、生成する学習材に含まれる設問の目次を特定する情報である。ここで、目次とは、学習材生成システム100が生成する各学習材の問題数、順序、章立て(章、節、項などを含む)、章立てごとの問題数、章立てごとのタイトル等を特定する。
目次情報D13は、例えば一の目次情報D13につき一の生成テーマ情報D12が紐づけられて、一つのデータセットD2を構成する。このとき、各生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて生成された各生成データD71は、各生成テーマ情報D12に紐づけられた各目次情報D13に応じた目次が割り当てられる。
具体的には、目次情報D13が学習材の問題数「2」を特定する情報を含むとき、生成データD71は、生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて、目次情報D13が特定する問題数「2」に応じて2つ生成される。ここで、クエリD1に含まれるデータセットD2が一であっても、生成データD71は目次情報D13が特定する問題数に応じて複数生成されてもよい。
目次情報D13が学習材の順序「1」「2」をそれぞれ特定する情報を含むとき、生成データD71は、生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて、目次情報D13が特定する順序に応じて配置された上で2つ生成される。例えばクエリD1が、順序「1」を特定する目次情報D13aと生成テーマ「テーマA」を特定する生成テーマ情報D12aとが紐づけられたデータセットD2aと、順序「2」を特定する目次情報D13aと生成テーマ「テーマB」を特定する生成テーマ情報D12aとが紐づけられたデータセットD2bと、を含むとき、「テーマA」に関する「設問1」の設問及び解答の組合せからなる学習材データD711と、「テーマB」に関する「設問2」の設問及び解答の組合せからなる学習材データD712と、を含む生成データD71が生成される。
目次情報D13が学習材の章立て「1章」「2章」をそれぞれ特定する情報を含むとき、生成データD71は、上述の順序を特定する情報を含む場合と同様に、生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて、目次情報D13が特定する章立てに応じて配置された上で生成される。また、目次情報D13が学習材の章立てと問題数との組合せ「1章 2問」「2章 3問」をそれぞれ特定する情報を含むとき、生成データD71は、生成テーマ情報D12に含まれる生成テーマに基づいて、目次情報D13が特定する章立てと問題数との組合せに応じて配置された上で生成される。また、目次情報D13が学習材の章立てのタイトルをそれぞれ特定する情報を含むとき、そのタイトルを各学習材データD712の一部に含め、設問とともに出力してもよい。
次に、本実施形態における学習材生成システム100の動作の詳細について説明する。
<クエリ取得ステップS11>
クエリ取得ステップS11において、クエリ取得部13は、例えば入力部108を介してユーザUからの入力を受け付けて、学習材生成要求情報D11と、生成テーマ情報D12と目次情報D13とを一組とする複数のデータセットD2を含むクエリD1を取得する。
クエリ取得部13は、ユーザUから入力を受け付ける方法に代えて、又はその方法とともに、生成テーマ情報D12及び目次情報D13のうち少なくとも何れかが既存の学習材データから抽出されたデータセットD2を含むクエリD1を取得してもよい。
クエリ取得部13は、例えばTF-IDF(Term Frequency - Inverse Document Frequency)、RAKE(Rapid Automatic Keyword Extractor)、YAKE(Yet Another Keyword Extractor)等を用いたフレーズ抽出が可能な公知のプログラム又はソフトウェアを用いて、既存の学習材データから抽出した情報を、生成テーマ情報D12及び目次情報D13のうち少なくとも何れかとして取得してもよい。具体的には、既存の学習材データの全部又は一部を文脈として与え、その文脈から名詞や固有の表現(出現頻度の低い表現等)を抽出して生成テーマ情報D12として取得してもよい。また、既存の学習材データにおける章立てと問題数との組合せ例「1章 2問」「2章 3問」をそれぞれ抽出して目次情報D13として取得してもよい。この場合、クエリD1の作成に係るユーザUの作業を省略することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、生成する学習材は、教材としての品質が教材とは無関係の文章よりも高い既存の学習材に基づいて生成される。これにより、学習材の品質向上を図ることができる。なお、これらのデータセットD2に基づいて生成される学習材データD711の設問及び解答の文字数は、抽出範囲として与えた既存の学習材データの文脈の文字数に基づいて大規模言語モデル71が決めてもよい。
<学習材生成ステップS12>
学習材生成ステップS12において、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1がデータベース7に対して実行されたとき、学習材生成部23は、データベース7を参照した上で複数のデータセットD2に含まれる生成テーマ情報D12と目次情報D13とに基づいて、目次情報D13に対応する複数の学習材データD711、D712を含む生成データD71を生成する。この場合、大規模言語モデル71により生成テーマ(生成テーマ情報D12)に関する複数の学習材(複数の学習材データD711、D712)を目次(目次情報D13)に応じて自動生成することができる。これにより、複数の学習材を含む問題集の作成効率の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、大規模言語モデル71が予め記憶されたデータベース7を参照した上で取得されたクエリD1に含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成部23を備える。このため、大規模言語モデル71により生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、クエリ取得部13は、学習材の生成要求と、生成テーマと、目次と、を一組とする複数のデータセットD2を含むクエリD1を取得し、学習材生成部23は、取得された複数のデータセットD2に基づいて学習材を複数生成する。このため、大規模言語モデル71により生成テーマに関する学習材を目次に応じて自動生成することができる。これにより、複数の学習材を含む問題集の作成効率の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、クエリ取得部13は、生成テーマ及び目次のうち少なくとも何れかが既存の学習材データから抽出されたデータセットD2を含むクエリD1を取得する。このため、クエリD1の作成に係る作業を省略することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、既存の学習材に基づいた学習材を生成することができる。これにより、学習材の品質向上を図ることができる。
本実施形態によれば、大規模言語モデル71が予め記憶されたデータベース7を参照した上で取得されたクエリD1に含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成ステップS12を有する。このため、大規模言語モデル71により生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、大規模言語モデル71が予め記憶されたデータベース7を参照した上で取得されたクエリD1に含まれる生成テーマに基づいて学習材を生成する学習材生成ステップS12をコンピュータに実行させる。このため、大規模言語モデル71により生成テーマに関する学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率の向上を図ることができる。
(第2実施形態:学習材生成システム100の動作の一例)
図6を参照して、本実施形態における学習材生成システム100の動作の一例を説明する。本実施形態は、学習材生成システム100が中間取得データD8を生成する点で、第1実施形態とは異なる。なお、上述の内容と同様の構成については、説明を省略する。
まず、本実施形態における、学習材生成システム100の動作に伴う各種情報について説明する。学習材生成システム100が扱う各種情報には、例えば図6に示すように、生成テーマ生成要求情報D14と、分類テーマ情報D15と、中間取得データD8と、がさらに含まれる。
<クエリD1>
クエリD1は、例えば生成テーマ生成要求情報D14と、分類テーマ情報D15と、をさらに含んでもよい。生成テーマ生成要求情報D14と分類テーマ情報D15とは、例えば相互に紐づけられる。
また、クエリD1は、生成テーマ生成要求情報D14と分類テーマ情報D15とに基づいて新たに取得される中間取得データD8をさらに含んでもよい。
<生成テーマ生成要求情報D14>
生成テーマ生成要求情報D14は、処理要求のうち、学習材の生成テーマの生成要求を特定する情報である。生成テーマ生成要求情報D14は、学習材生成要求情報D11と同様に、例えばクエリD1の文字列の一部を構成する。
<分類テーマ情報D15>
分類テーマ情報D15は、学習材の生成テーマの生成要求に関するテーマを特定する情報である。分類テーマ情報D15は、生成テーマ情報D12と同様の情報を含み、例えば学習材生成要求情報D11により生成要求された学習材のテーマを特定する情報である。分類テーマ情報D15は、生成テーマ情報D12と同様に、例えばクエリD1の文字列の一部を構成し、1以上の単語で構成される。
分類テーマ情報D15に含まれる分類テーマは、例えば生成テーマの上位概念に相当する内容でもよく、下位概念に相当する内容でもよく、同位概念に相当する内容でもよい。
分類テーマ情報D15は、例えば入力部108を介してユーザUから入力される1以上の単語を用いてよい。また生成テーマ生成要求情報D14は、例えばユーザ端末1に予め記憶された構文を用いてよい。すなわち、学習材生成システム100は、ユーザUが1以上の単語を入力するだけでクエリD1を取得し、学習材の生成テーマとしての中間取得データD8を新たに取得することができる。
<中間取得データD8>
中間取得データD8は、クエリD1に基づいて新たに取得されるデータのうち、生成データD71より前に生成されるデータを示す。また、中間取得データD8は、クエリD1に基づいて新たに取得される既存のweb上の記事文章や記事URLを、生成するデータとともに取得してもよく、生成するデータの代わりに取得してもよい。また、取得した記事文章や記事URL等は、少なくともその一部が学習材データD711に含まれる解説の一部又は全部として用いられてもよい。中間取得データD8は、生成テーマ情報D81を含む。
<生成テーマ情報D81>
生成テーマ情報D81は、学習材の生成要求に関するテーマを特定する情報であり、生成テーマ情報D12と同様の情報である。生成テーマ情報D81は、例えば学習材生成要求情報D11により生成要求された学習材のテーマを特定する情報である。生成テーマ情報D81は、例えばクエリD1の文字列の一部を構成し、1以上の単語で構成される。
生成テーマ情報D81は、分類テーマ情報D15に含まれる分類テーマに関する学習材の生成テーマを示し、例えば1以上の単語からなる。分類テーマ情報D15に対応する生成テーマ情報D81の一例は、例えば[表2]に示すとおりである。
生成テーマ情報D81は、分類10のとおり、分類テーマが単語「安土桃山時代」を含むとき、分類テーマの上位概念に相当する生成テーマ「歴史」を含んでもよい。
生成テーマ情報D81は、分類11のとおり、分類テーマが単語「安土桃山時代」を含むとき、分類テーマの下位概念に相当する生成テーマ「豊臣秀吉」を含んでもよい。
生成テーマ情報D81は、分類12のとおり、分類テーマが単語「安土桃山時代」を含むとき、分類テーマの同位概念に相当する生成テーマ「織豊時代」を含んでもよい。
生成テーマ情報D81は、分類13のとおり、難易度を含む分類テーマが単語「安土桃山時代 基礎」を含むとき、難易度の部分を変更しない生成テーマ「豊臣秀吉 基礎」を含んでもよい。
生成テーマ情報D81は、分類14のとおり、出題形式を含む分類テーマが単語「安土桃山時代 選択式問題」を含むとき、難易度の部分を変更しない生成テーマ「豊臣秀吉 選択式問題」を含んでもよい。
<データベース7a>
データベース7aは、サーバ2に予め保存される。データベース7aは、データベース7と同一のデータベースでもよく、データベース7とは異なる同様のデータベースでもよい。データベース7aは、大規模言語モデル71aが予め記憶される。
<大規模言語モデル71a>
大規模言語モデル71aは、大規模言語モデル71と同一の大規模言語モデルでもよく、大規模言語モデル71とは異なる同様の大規模言語モデルでもよい。
次に、本実施形態における学習材生成システム100の動作の詳細について説明する。
<クエリ取得ステップS11>
クエリ取得ステップS11において、クエリ取得部13は、学習材生成要求情報D11と、生成テーマ生成要求情報D14と、分類テーマ情報D15と、を含むクエリD1を取得する。
<学習材生成ステップS12>
学習材生成ステップS12において、クエリ実行部14は、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1(生成テーマ生成要求情報D14に基づく生成要求)を、大規模言語モデル71aが予め記憶されたデータベース7aに対して実行する。
クエリD1がデータベース7aに対して実行されたとき、学習材生成部23は、データベース7aを参照した上で分類テーマ情報D15に含まれる分類テーマに基づいて、生成テーマ情報D81を含む中間取得データD8を新たに取得する。ここで、中間取得データD8は、大規模言語モデル71aが分類テーマに基づいて生成した情報でもよく、大規模言語モデル71aが分類テーマに基づいて生成した情報をテーマとして学習材生成システム100がweb検索や外部データベースの検索を実行した結果取得される情報(上述の既存のweb上の記事文章や記事URLを含む)でもよい。
その後、学習材生成部23は、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1(学習材生成要求情報D11に基づく生成要求)に応じて、データベース7を参照した上で、新たに取得した生成テーマ情報D81に含まれる生成テーマに基づいて、学習材データD711を含む生成データD71を生成する。この場合、大規模言語モデル71aにより分類テーマ(分類テーマ情報D15)に関する生成テーマ(生成テーマ情報D81)を自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、生成テーマについて学習材ごとに選定する必要がないため、学習材の専門知識が乏しいユーザUでも学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成に関する作業性の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、学習材生成部23は、大規模言語モデル71aが予め記憶されたデータベース7aを参照した上で分類テーマに基づいて新たに取得した生成テーマに基づいて学習材を生成する。このため、大規模言語モデル71aにより分類テーマに関する生成テーマを自動生成することができる。これにより、学習材の作成効率のさらなる向上を図ることができる。また、生成テーマについて学習材ごとに選定する必要がないため、学習材の専門知識が乏しいユーザでも学習材を自動生成することができる。これにより、学習材の作成に関する作業性の向上を図ることができる。
(第3実施形態:学習材生成システム100)
図7を参照して、本実施形態における学習材生成システム100の一例を説明する。本実施形態は、学習材生成システム100がクエリ変換部16をさらに備える点で、第1実施形態とは異なる。なお、上述の内容と同様の構成については、説明を省略する。
ユーザ端末1は、例えば図7に示すように、クエリ変換部16をさらに備える。
<クエリ変換部16>
クエリ変換部16は、クエリ取得部13により取得されたクエリ(クエリデータ)のうち少なくとも一部を変換する。クエリ変換部16は、例えばサーバ2に予め保存された関連語同士が紐づけられた関連語データベースを参照した上で、クエリの少なくとも一部を変換する。
(第3実施形態:学習材生成システム100の動作の一例)
次に、図8~図10を参照して、本実施形態における学習材生成方法として、学習材生成システム100の動作の一例を説明する。
学習材生成システム100の動作は、例えば図8に示すように、クエリ変換ステップS14をさらに含む。クエリ変換ステップS14は、クエリ取得ステップS11の後に実行される。なお、学習材生成システム100の動作は、クエリ変換ステップS14を複数回実施してもよい。
まず、本実施形態における、学習材生成システム100の動作に伴う各種情報について説明する。学習材生成システム100が扱う各種情報には、例えば図9に示すように、関連生成テーマ情報D82がさらに含まれる。
<中間取得データD8>
中間取得データD8は、関連生成テーマ情報D82を含む。
<関連生成テーマ情報D82>
関連生成テーマ情報D82は、学習材の生成要求に関するテーマを特定する情報であり、生成テーマ情報D81と同様の情報である。関連生成テーマ情報D82は、例えば生成テーマ情報D12と同様に文字列で構成され、1以上の単語で構成される。
生成テーマ情報D81が大規模言語モデル71aを参照した上で分類テーマ情報D15に基づいて新たに生成されるのに対して、関連生成テーマ情報D82は、後述の関連語データベース72を参照した上で関連語データベース72から取得される点において、生成テーマ情報D81とは異なる。
<データベース7b>
データベース7bは、サーバ2に予め保存される。データベース7bは、データベース7と同一のデータベースでもよく、データベース7とは異なる同様のデータベースでもよい。データベース7bは、関連語データベース72が予め記憶される。
<関連語データベース72>
関連語データベース72は、データベース7bに予め記憶される。関連語データベース72は、例えば図10に示すように、参照用生成テーマ情報D721と、参照用関連生成テーマ情報D722と、が予め紐づけられて記憶される。関連語データベースは、ユーザUが予め作成したデータベースでもよく、「WоrdNet」等の公知の概念辞書データを用いてもよい。
参照用生成テーマ情報D721は、1以上の生成テーマ情報で構成される。参照用生成テーマ情報D721は、生成テーマ情報D12に対応する情報を含み得る。参照用関連生成テーマ情報D722は、1以上の関連生成テーマ情報で構成される。参照用関連生成テーマ情報D722は、関連生成テーマ情報D82に対応する情報を含み得る。
参照用生成テーマ情報D721は、例えば1以上の関連生成テーマを含む参照用関連生成テーマ情報D722と紐づけられる。参照用生成テーマ情報D721に含まれる生成テーマ「X」は、参照用関連生成テーマ情報D722に含まれる関連生成テーマA「X1」と、関連生成テーマB「X2」と、に紐づけられてもよい。具体的には、生成テーマ「安土桃山時代」は、関連生成テーマA「歴史」と、関連生成テーマB「豊臣秀吉」と、に紐づけられてもよい。
次に、本実施形態における学習材生成システム100の動作の詳細について説明する。
<クエリ変換ステップS14>
クエリ変換ステップS14において、クエリ変換部16は、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1に含まれる生成テーマ情報D12を、関連語データベース72(データベース7b)を参照した上で関連語データベース72から取得した一の関連生成テーマ情報D82と取り換えることで、クエリD1を変換する。すなわち、データベース7に対して実行されるクエリD1は、学習材生成要求情報D11と関連生成テーマ情報D82とを含み、関連生成テーマ情報D82と取り換えられた生成テーマ情報D12を含まない。
なお、生成テーマ情報D12と取り換える一の関連生成テーマは、関連語データベース72を構成する参照用関連生成テーマ情報D722に含まれる1以上の関連生成テーマから、クエリ変換部16が一の関連生成テーマを任意に選択してもよい。図10の例においては、クエリ変換部16は、生成テーマ「X」を含む生成テーマ情報D12を、生成テーマ「X」に対応する参照用生成テーマ情報D721に紐づけられた参照用関連生成テーマ情報D722に含まれる生成テーマ「X1」「X2」の何れかを任意に選択して関連生成テーマ情報D82として取得し、生成テーマ情報D12と取り換えてもよい。
また、クエリ変換部16は、関連生成テーマごとに関連語データベース72から取得された回数等の実績に基づいて一の関連生成テーマを選択してもよい。例えば、関連語データベース72からの取得回数実績が多い一の関連生成テーマ「X1」を、易しい難易度の関連生成テーマとして選択してもよく、関連語データベース72からの取得回数実績が少ない一の関連生成テーマ「X2」を、難しい難易度の関連生成テーマとして選択してもよい。
<学習材生成ステップS12>
学習材生成ステップS12において、学習材生成部23は、クエリ取得ステップS11により取得されたクエリD1(学習材生成要求情報D11に基づく生成要求)に応じて、データベース7を参照した上で、クエリ変換ステップS14により変換されたクエリD1に含まれる関連生成テーマに基づいて、学習材データD711を含む生成データD71を生成する。この場合、大規模言語モデル71により同一の生成テーマ(生成テーマ情報D12)から異なる内容の学習材を自動生成することができる。これにより、作成する学習材の利便性の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、取得されたクエリD1に含まれる生成テーマ(生成テーマ情報D12)を、一の関連生成テーマ(関連生成テーマ情報D82)に変換するクエリ変換部16をさらに備える。このため、大規模言語モデル71により同一の生成テーマから異なる内容の学習材を自動生成することができる。これにより、作成する学習材の利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 学習材生成システム
1 ユーザ端末
10 筐体
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 保存部
105~107 I/F
108 入力部
109 表示部
110 内部バス
11 通信部
12 記憶部
13 クエリ取得部
14 クエリ実行部
15 学習材出力部
16 クエリ変換部
2 サーバ
20 筐体
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 保存部
205 I/F
210 内部バス
21 サーバ通信部
22 サーバ記憶部
23 学習材生成部
7 データベース
71 大規模言語モデル
72 関連語データベース
9 通信網
U ユーザ
S11 クエリ取得ステップ
S12 学習材生成ステップ
S13 学習材出力ステップ
S14 クエリ変換ステップ
D1 クエリ
D11 学習材生成要求情報
D12 生成テーマ情報
D13 目次情報
D14 生成テーマ生成要求情報
D15 分類テーマ情報
D71 生成データ
D711、D712 学習材データ
D721 参照用生成テーマ情報
D722 参照用関連生成テーマ情報
D8 中間取得データ
D81 生成テーマ情報
D82 関連生成テーマ情報

Claims (8)

  1. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得部と、
    前記クエリ取得部により取得された前記クエリが実行されたとき、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成部と、
    を備えること
    を特徴とする学習材生成システム。
  2. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得部と、
    前記クエリ取得部により取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換部と、
    前記クエリ取得部により取得された前記クエリが実行されたとき、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換部により変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成部と、
    を備えること
    を特徴とする学習材生成システム。
  3. 前記クエリ取得部は、前記学習材の生成要求と、前記生成テーマと前記設問の目次とを一組とする複数のデータセットと、を含む前記クエリを取得し、
    前記学習材生成部は、前記クエリ取得部により取得された複数の前記データセットに基づいて前記目次に対応する複数の前記学習材を生成すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の学習材生成システム。
  4. 前記クエリ取得部は、前記生成テーマ及び前記目次のうち少なくとも何れかが既存の学習材データから抽出された前記データセットを含む前記クエリを取得すること
    を特徴とする請求項に記載の学習材生成システム。
  5. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、
    を有すること
    を特徴とする学習材生成方法。
  6. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換ステップにより変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、
    を有すること
    を特徴とする学習材生成方法。
  7. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマの生成要求と、その分類テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記分類テーマに基づいて新たに取得した前記生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、
    をコンピュータに実行させること
    を特徴とする学習材生成プログラム。
  8. 設問及び解答の組合せからなる学習材の生成要求と、その生成テーマと、を含むクエリを取得するクエリ取得ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリに含まれる前記生成テーマを、前記生成テーマと前記生成テーマに関連する1以上の関連生成テーマとが予め紐づけられたデータベースを参照した上で、一の前記関連生成テーマに変換するクエリ変換ステップと、
    前記クエリ取得ステップにより取得された前記クエリを実行し、大規模言語モデルが予め記憶されたデータベースを参照した上で前記クエリ変換ステップにより変換された前記関連生成テーマに基づいて前記学習材を生成する学習材生成ステップと、
    をコンピュータに実行させること
    を特徴とする学習材生成プログラム。
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JP2007018389A (ja) 2005-07-08 2007-01-25 Just Syst Corp データ検索装置、データ検索方法、データ検索プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
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Masa,学校の先生が教育現場で使えるChatGPTテクニック~シーン2 数学の問題作成~,note[online],2023年07月12日,インターネット<URL:https://note.com/masaland/n/n9bc5666b0472>,[2023年10月5日検索]

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