JP2014059452A - 学習用装置、その制御方法、学習用プログラム、および、学習システム - Google Patents
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Abstract
【課題】学習システムにおいて、学習者の苦手分野の克服を補助できるようにする。
【解決手段】端末では、問題に対する解答が入力される。サーバは、入力された解答の採点結果に基づいて、再生用情報を作成する。再生用情報は、採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、コンテンツを再生させるための情報である。端末は、再生用情報を受信すると、当該再生用情報に従ってコンテンツを再生する。
【選択図】図4
【解決手段】端末では、問題に対する解答が入力される。サーバは、入力された解答の採点結果に基づいて、再生用情報を作成する。再生用情報は、採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、コンテンツを再生させるための情報である。端末は、再生用情報を受信すると、当該再生用情報に従ってコンテンツを再生する。
【選択図】図4
Description
本発明は、学習用装置、その制御方法、学習用プログラム、および、学習システムに関し、特に、学習者の復習に寄与する学習用装置、その制御方法、学習用プログラム、および、学習システムに関する。
従来、学習用の情報を提供する装置について、種々提案がなされてきた。
たとえば、特許文献1(特開2005−284298号公報)や特許文献2(特開2006−126871号公報)では、学習者からの申告と実際のテスト結果とを比較することによって、学習者の理解度を算出する方法が提案されている。また、特許文献3(特開2007−233324号公報)では、学習者から到達したい学習目標の入力を受け付けること、当該目標に応じたコンテンツを作成して出力すること、そして、学習の回ごとに異なるコンテンツを作成して出力することが提案されている。
たとえば、特許文献1(特開2005−284298号公報)や特許文献2(特開2006−126871号公報)では、学習者からの申告と実際のテスト結果とを比較することによって、学習者の理解度を算出する方法が提案されている。また、特許文献3(特開2007−233324号公報)では、学習者から到達したい学習目標の入力を受け付けること、当該目標に応じたコンテンツを作成して出力すること、そして、学習の回ごとに異なるコンテンツを作成して出力することが提案されている。
また、特許文献4(特開平06−051688号公報)では、問題作成者が任意に作成した問題に対する学習者の解答を採点し、当該採点の結果に基づいて当該学習者の弱点を解析し、解析結果において苦手と判断された分野に対応する問題を出力することが提案されている。また、特許文献5(特開2007−127798号公報)では、電子書籍を再生し、当該再生位置に対応したテスト問題を作成して、出力することが提案されている。
なお、コンテンツの作成について、特許文献6(特開2011−013969号公報)では、作成されたコンテンツからキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに基づいて当該コンテンツに対してリンクを設定することが提案されている。
学習者にとって重要であるのは、テストを受けることより、むしろ、テストの結果に基づいて自己の弱点を認識し、当該弱点を克服するために苦手箇所の復習をすることであると考えられる。多くの学習者は、自己の得意な箇所については自主的に学習を進める一方で、自己の苦手な箇所については、学習を嫌う傾向にあるからである。このため、学習を補助する装置には、弱点を克服するための復習を補助することが強く求められる。
しかしながら、従来の技術では、学習者であるユーザの評価や、ユーザに提供するテストの問題の内容、その作成方法にのみ焦点が当てられ、当該ユーザの学習能力の向上、特に弱点の克服の補助という点はあまり考慮されていなかった。
特許文献4では、学習者の弱点として特定した分野の問題が出力される。これにより、学習者は、自己の弱点とする分野の問題の出題を多く受けることになる。しかし、特許文献4に記載の技術では、学習者が弱点とする分野の問題に解答する機会を増やすだけで、学習者の苦手分野の能力を確実に向上させることはできない場合が多い。単に当該分野の問題を解く回数が増えるだけでは、当該分野についての理解を深めることは難しいと考えられるからである。
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、学習システムにおいて、学習者の苦手分野の克服を補助できるようにすることである。
ある局面に従うと、学習用装置が提供される。学習用装置は、問題を、端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、端末において入力された問題への解答の採点結果を取得する取得手段と、採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成する再生用情報作成手段と、端末に再生用情報を送信する送信手段とを備える。
好ましくは、取得手段は、端末ごとに、採点結果を取得し、再生用情報作成手段は、端末ごとの採点結果に基づいて、端末ごとに再生用情報を作成し、送信手段は、端末ごとに作成された再生用情報を、対応する端末へ送信する。
好ましくは、再生用情報は、第1の部分をコンテンツにおける元の状態のままで再生し、第2の部分をコンテンツにおける元の状態から部分的に内容を抜き出して再生する情報である。
好ましくは、再生用情報は、第2の部分をコンテンツにおける見出しのみを再生する情報である。
好ましくは、コンテンツは、階層構造を有し、再生用情報は、第2の部分を、特定の階層以上の内容を抜き出して再生する情報である。
好ましくは、再生用情報は、第1の部分または第2の部分の少なくとも一方に映像効果を施す情報である。
好ましくは、再生用情報は、第1の部分をコンテンツにおける元の状態のままで再生し、第2の部分をコンテンツにおける元の状態から圧縮して再生する情報である。
好ましくは、コンテンツは、テキストコンテンツであり、再生用情報は、第2の部分を、コンテンツにおける元の状態から表示面積を圧縮して再生する情報である。
好ましくは、コンテンツは、音声コンテンツまたは動画コンテンツであり、再生用情報は、第2の部分を、コンテンツにおける元の状態から再生速度を上げて再生する情報である。
好ましくは、取得手段は、端末ごとに、問題への複数回の解答のそれぞれについての採点結果を取得する。第1の部分は、複数回の解答のうち少なくとも1回の解答の採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である。
さらに好ましくは、第1の部分は、複数回のすべての解答の採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である。
さらに好ましくは、第1の部分は、複数回のうち最終回の解答の採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である。
さらに好ましくは、第1の部分は、複数回のうち、最終回以外の解答の採点結果は正解であったが、最終回の解答の採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である。
好ましくは、2以上の問題を含むテストの情報を端末へ送信するための配信する配信手段をさらに備える。配信手段は、すでに配信したテストと同じ問題を含むテストを配信する場合、今回配信するテストにおいて、すでに配信したテストにおける順序とは異なる順序で問題が含まれるように、問題を並べ替える。
他の局面に従うと、端末における問題への解答の結果に基づいて端末におけるコンテンツの再生態様を制御する学習用装置のコンピュータによって実行される、当該学習用装置の制御方法が提供される。制御方法は、問題を、端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶するステップと、端末において入力された問題への解答の採点結果を取得するステップと、コンテンツにおいて、採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を特定するステップと、第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成するステップと、端末に再生用情報を送信するステップとを含む。
さらに他の局面に従うと、学習用プログラムが提供される。学習用プログラムは、上記の制御方法をコンピュータに実行させる。
さらに他の局面に従うと、コンテンツを再生可能な端末と、端末と通信可能な学習用装置とを備える、学習システムが提供される。学習システムでは、端末は、問題の解答の入力を受け付ける入力手段を含む。学習用装置は、問題を、端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、端末の入力手段に入力された問題への解答の採点結果を取得する取得手段と、採点結果が不正解であった問題が関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成する再生用情報作成手段と、端末に再生用情報を送信する送信手段とを含む。端末は、再生用情報を受信する受信手段と、再生用情報に従ってコンテンツを再生する再生手段とをさらに含む。
好ましくは、学習システムにおいて、端末は、受信手段が第1の問題に対応する再生用情報を受信した場合に、再生手段が当該再生用情報に従ってコンテンツを再生したことを条件として、第1の問題に関連付けられた第2の問題の解答の入力を受け付ける画面を表示する。
ある局面によれば、端末において入力された問題への解答が不正解であった場合、当該端末では、コンテンツが、不正解であった問題に関連付けられた部分が目立つように再生される。
これにより、端末で再生されるコンテンツを視聴することにより、ユーザは、当該ユーザが間違えた問題に対応する内容を復習できる。
以下、学習システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能および作用を有する要素については、同じ各図を通して同じ符号を付し、重複する説明を繰返さない。
<学習システムの全体構成>
図1を参照して、本実施の形態にかかる学習システムの構成の一例を説明する。図1は、学習システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかる学習システムの構成の一例を説明する。図1は、学習システムの構成の具体例を示す図である。
学習システム1では、学習用装置の一例であるサーバ2と、端末3とが、LAN(Local Area Network)などのネットワークで接続されている。これらの接続は、有線であっても無線であっても良い。学習システム1では、端末3は、学習者である生徒によって使用され、生徒の数だけ存在している。サーバ2は、全生徒を受け持つ先生によって使用される。
サーバ2は、たとえば、汎用のコンピュータによって実現される。端末3は、たとえば、タブレット端末、携帯電話機、または、スマートフォン(高機能携帯電話機)によって実現される。なお、サーバ2と端末3のいずれも、本明細書に記載される情報処理機能を実現できれば、上記した種類以外の装置によっても実現され得る。
本実施の形態では、生徒は、端末3で電子書籍を再生させることにより、学習する。サーバ2は、当該電子書籍に関連する問題を、各端末3へ配信する。サーバ2は、また、関連情報を作成する。関連情報は、各問題を、上記電子書籍内で各問題の内容が対応する部分に関連付ける情報である。端末3は、配信された問題に対する解答の入力を受け付け、入力された解答をサーバ2へ送信する。サーバ2は、各端末3から送信されてきた解答を採点し、端末3ごとに配信した問題のうち不正解であった問題を特定する。そして、サーバ2は、端末3ごとに、不正解であった問題を復習するためのデータ(復習用データ)を作成し、作成した復習用データを端末3ごとに送信する。端末3は、受信した復習用データに従って、電子書籍を再生する。これにより、電子書籍は、ユーザが不正解の解答をした問題に対応する部分が目立つように、再生される。
<サーバのハードウェア構成>
図2を参照して、サーバ2のハードウェア構成を説明する。図2は、サーバ2の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、入力装置23、表示装置24、メディアコントローラ25、記憶装置26、通信装置27、および、電源回路29を含む。
図2を参照して、サーバ2のハードウェア構成を説明する。図2は、サーバ2の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、入力装置23、表示装置24、メディアコントローラ25、記憶装置26、通信装置27、および、電源回路29を含む。
CPU20は、ROM21、記憶装置26、記録媒体200、または、ネットワーク上の記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより、本明細書に記載されたサーバ2の機能の少なくとも一部を実現する。RAM22は、CPU20のワークエリアとして利用される。記録媒体200は、サーバ2の本体に対して着脱可能な媒体である。CPU20は、メディアコントローラ25を介して、記録媒体200と通信する。電源回路29は、CPU20による制御に基づいて、商用電源から供給される電力をサーバ2の各部に供給する。
記録媒体200としては、CD−ROM(Compact Disk - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disk)、MD(Mini Disk)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
通信装置27は、端末3等の他の機器と通信するための装置である。通信装置27が可能な通信態様としては、無線または有線での公衆の通信ネットワークを介した通信、近距離にある他の機器との通信等、種々の通信態様が挙げられる。近距離通信としては、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)またはIrSS(Ir Simple Shot)などの赤外線通信、もしくは、WiFi(Wireless Fidelity)(登録商標)におけるP2P(Peer to Peer)通信などが挙げられる。
入力装置23は、ユーザによる指示信号の入力に基づいて、サーバ2に対して情報を入力する。入力装置23は、たとえば、タッチセンサ、キーボード(十字キー、決定キー、文字入力キーなど)、サーバ2向けのリモートコントローラ、または、音声入力部と音声認識部の組合せなどの、公知の入力装置によって実現される。
表示装置24は、コンテンツ、操作用画面、CPU20がプログラムを実行した結果等を表示する。コンテンツは、たとえば、記憶装置26または記録媒体200に格納され、または、ネットワークを介したストリーミングにより取得される。操作用画面には、各端末3から送信される、問題への解答やその採点結果を表示する画面を含む。表示装置24は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ、電子ペーパなどの公知の表示装置によって実現される。サーバ2では、入力装置23と表示装置24とが、タッチパネルとして実現される場合もあり得る。
<端末のハードウェア構成>
図3を参照して、端末3のハードウェア構成を説明する。図3は、端末3の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。端末3は、CPU30、ROM31、RAM32、入力装置33、表示装置34、メディアコントローラ35、記憶装置36、通信装置37、電源回路39、および、バッテリ39Aを含む。
図3を参照して、端末3のハードウェア構成を説明する。図3は、端末3の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。端末3は、CPU30、ROM31、RAM32、入力装置33、表示装置34、メディアコントローラ35、記憶装置36、通信装置37、電源回路39、および、バッテリ39Aを含む。
CPU30は、ROM31、記憶装置36、記録媒体300、または、ネットワーク上の記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより、本明細書に記載された端末3の機能の少なくとも一部を実現する。RAM32は、CPU30のワークエリアとして利用される。記録媒体300は、端末3の本体に対して着脱可能な媒体である。CPU30は、メディアコントローラ35を介して、記録媒体300と通信する。電源回路39は、CPU30による制御に基づいて、バッテリ39Aの電力を端末3の各部に供給する。
記録媒体300としては、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ、メモリカード、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO、MD、ICカード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
通信装置37は、他の機器と通信するための装置である。通信装置37が可能な通信態様としては、無線または有線での公衆の通信ネットワークを介した通信、近距離にある他の機器との通信等、種々の通信態様が挙げられる。近距離通信としては、Bluetooth(登録商標)、IrDAまたはIrSSなどの赤外線通信、もしくは、WiFi(登録商標)におけるP2P通信などが挙げられる。
入力装置33は、ユーザによる指示信号の入力に基づいて、端末3に対して情報を入力する。入力装置33は、たとえば、タッチセンサ、キーボード(十字キー、決定キー、文字入力キーなど)、端末3向けのリモートコントローラ、または、音声入力部と音声認識部の組合せなどの、公知の入力装置によって実現される。
表示装置34は、コンテンツ、操作用画面、CPU30がプログラムを実行した結果等を表示する。コンテンツは、たとえば、記憶装置36または記録媒体300に格納され、または、ネットワークを介したストリーミングにより取得される。操作用画面には、問題への解答を入力するための画面を含む。表示装置34は、たとえば、LCD、プラズマディスプレイ、電子ペーパなどの公知の表示装置によって実現される。端末3では、入力装置33と表示装置34とが、タッチパネルとして実現される場合もあり得る。
<学習システムにおける処理の概要>
図4を参照して、学習システム1における処理の概要を説明する。図1を参照して説明したように、学習システム1では、サーバ2は問題とともに関連情報を作成し、端末3は復習用データに従って電子書籍を再生する。図4の(A)は、関連情報の内容を説明するための図である。図4の(B)は、復習用データに従った電子書籍の再生を説明するための図である。
図4を参照して、学習システム1における処理の概要を説明する。図1を参照して説明したように、学習システム1では、サーバ2は問題とともに関連情報を作成し、端末3は復習用データに従って電子書籍を再生する。図4の(A)は、関連情報の内容を説明するための図である。図4の(B)は、復習用データに従った電子書籍の再生を説明するための図である。
図4の(A)を参照して、関連情報について説明する。図4の(A)では、右側に、テスト600に含まれる4つの問題601〜604(問題1〜問題4)が示され、左側に、電子書籍500の構成が示されている。電子書籍500は、4つの章501〜504を含む。図4の(A)には、さらに、右側の問題601〜604のそれぞれと電子書籍500の章501〜504のそれぞれとを関連付ける両矢印が示されている。より具体的には、問題601は章504に関連付けられ、問題602は章501に関連付けられ、問題603は章502に関連付けられ、そして、問題604は章503に関連付けられている。関連情報は、図4の(A)の4つの両矢印で示されるような、問題と電子書籍内の部分とを関連付ける情報である。
ここで、図5を参照して、関連情報の一具体例を説明する。図5に示された関連情報は、テストIDと、問題IDと、問題文リンクと、関連部分とを示す。図5のテストIDは、図4のテスト600を特定する情報である。図5の問題IDは、図4の問題601〜604のそれぞれを特定する情報である。図5の問題文リンクは、図4の問題601〜604のそれぞれの、問題文のデータの格納場所へのリンクである。図5の関連部分は、図4の問題601〜604のそれぞれの、電子書籍500中の部分を特定する情報である。図5の関連部分は、「テキストID」と「章」を含む。「テキストID」は、図4の電子書籍500を特定する情報である。「章」は、図4の章501〜504のうち少なくとも1つを特定する情報である。サーバ2において、先生は、問題601〜604を作成する際、合わせて、関連情報を作成する。
図4の(A)に戻って、端末3において管理されるさらに他の情報について、説明する。図4の(A)には、ある端末3において、テスト600の問題601〜604に対して入力された解答についての、採点の結果の一例が示されている。採点の結果では、正解が「○」印で示され、不正解が「×」印で示されている。図4の(A)の例では、問題602と問題603の解答が正解であり、問題601と問題604の解答が不正解である。
サーバ2は、採点の結果に基づいて、復習用データを作成する。図6は、復習用データの具体例を示す図である。図6を参照して、復習用データは、テストIDと、問題IDと、復習部分とを含む。テストIDは、図4の(A)のテスト600を特定する情報である。問題IDは、問題601〜604のいずれかを特定する情報である。復習部分は、各問題に対応する復習用の部分を特定する情報である。復習部分は、「テキストID」と「章」とを含む。「テキストID」は、図4の(A)の電子書籍500を特定する情報である。「章」は、図4の(A)の章501〜504のうち少なくとも1つを特定する情報である。
サーバ2は、たとえば、図5の関連情報から、採点の結果が不正解であった問題の情報を抽出して、図6の復習用データを作成する。図4の(A)に示された、採点の結果の例では問題601(問題1)と問題604(問題4)の結果が不正解である。これに応じて、図6の復習用データは、図5の関連情報のうち問題601と問題604に相当する部分を含む。復習用データは、図6に示されるように、図5の関連情報に含まれる項目のうち、少なくも一部の項目(テストID、問題ID、テキストID、および、章)のデータを有していればよい。これらのうち、テストIDと問題IDは、問題を特定する情報である。テキストIDは、電子書籍を特定する情報である。章は、電子書籍のうち、生徒が誤って解答した問題に対応する部分を特定する情報である。
復習用データは、端末IDの情報をさらに含む。端末IDは、各端末3を特定する情報である。図6では、端末IDの具体例として「X01」という値が示されている。
図4の(B)を参照して、復習用データに従った電子書籍の再生について説明する。図4の(B)では、左側に、復習用データの概要が示され、右側に、復習用データに従った電子書籍の再生画面の一例が示されている。復習用データ700は、図6の復習用データの内容を模式的に示す。復習用データ700は、属性701と属性702とを含む。属性701は、図6の復習用データのうち問題601に相当する部分である。属性702は、図6の復習用データのうち問題604に相当する部分である。属性701と属性702は、いずれも、図6に示されたように、各問題についてのテストID、問題ID、テキストID、および、章を含む。
図4の(B)の右側には、復習用データ700に従った電子書籍の表示例が示されている。本明細書では、復習用データに従って表示される電子書籍を、「復習用テキスト」とも言う。図4の(B)の復習用テキスト800は、図4の(A)の電子書籍500と同様に、4つの章(章801〜804)を含む。
復習用テキスト800では、章803と章804は、図4の(A)の章503と章504と同様に、通常通り表示される。「通常通りされる」こととは、たとえば、端末3における電子書籍の表示に関する設定内容に従った態様で表示されることを意味する。一方、章801と章802は、図4の(A)の章501と章502に比較して陰を付けられて(明度が低く)、表示される。これにより、復習用テキスト800では、章803と章804の表示は、章801と章802の表示よりも目立つ。章803と章804は、それぞれ、テスト600のうち、復習用データ700に情報が含まれる問題(問題601と問題604)に対応する部分である。
以上説明したように、端末3は、復習用データ700に従えば、電子書籍(復習用テキスト)を、復習用データ700に情報が含まれる問題に関連付けられた部分を他の部分よりも目立つように、表示する。
なお、復習用データに従ったコンテンツの再生は、たとえば、端末3において、専用のメニューを選択されることによって開始される。CPU30は、当該メニューが選択されると、当該再生が終了するまで、復習用データを参照する。CPU30は、コンテンツにおける再生対象の部分が復習用データに特定された部分に該当するか否かを逐次判断し、判断の結果に応じて、コンテンツの再生態様を制御する。
<学習システムの機能構成>
図7を参照して、学習システム1の機能構成について説明する。図7は、学習システム1のサーバ2と端末3の要部の機能ブロックを示す図である。まず、サーバ2の機能構成を説明する。
図7を参照して、学習システム1の機能構成について説明する。図7は、学習システム1のサーバ2と端末3の要部の機能ブロックを示す図である。まず、サーバ2の機能構成を説明する。
サーバ2は、電子書籍テキスト記憶部210と、テスト問題作成部220と、結果記憶部230と、復習用データ作成部240と、復習用データ配布部250と、再テスト送信部260と、優先情報設定部270とを含む。
電子書籍テキスト記憶部210は、図4(A)の電子書籍500等の、教材となるコンテンツのデータを記憶し、たとえば記憶装置26によって実現される。テスト問題作成部220は、図4の(A)のテスト600の問題601〜604のような、問題と、各問題についての関連情報(図5参照)を作成する。テスト問題作成部220は、たとえば、CPU20が、適切なプログラムを実行することによって、実現される。
結果記憶部230は、各端末3において入力された各問題の解答についての採点結果を記憶し、たとえば記憶装置26によって実現される。ここで、図8および図9を参照して、採点結果の具体例を説明する。図8および図9は、ある1台の端末3についての、結果記憶部230に記憶される採点結果の具体例を示す図である。図8には、採点前の例が示され、図9には、採点後の例が示されている。
図8および図9に示された採点結果は、テストIDと、問題IDと、正誤とを含む。テストIDは、図4の(A)のテスト600を特定する情報である。問題IDは、図4の(A)の問題601〜604等の各問題を特定する情報である。正誤は、各問題の採点結果を特定する情報である。
図8では、問題ID「0001」〜「0004」のいずれについても、採点結果として「−」が登録されている。これは、サーバ2が、図8の採点結果が対応する端末3についての、各問題の採点結果を取得していないことを意味する。一方、図9の採点結果では、各問題の正誤の欄には、「○」または「×」が登録されている。図4の(A)と同様に、図9の採点結果においても、正解は「○」で示され、不正解は「×」で示される。図9の例では、問題ID0001〜0003は正解であり、問題ID0004は不正解であったことを示している。
図7に戻って、復習用データ作成部240は、図6を参照して説明した復習用データを作成する。復習用データ作成部240は、たとえば、CPU20が所定のプログラムを実行することによって、実現される。復習用データ配布部250は、復習用データ作成部240が作成した復習用データを、当該復習用データが対応する端末3に送信する。復習用データ配布部250は、たとえば、CPU20の制御に基づいて動作する通信装置27によって、実現される。
再テスト送信部260は、テスト問題作成部220によって一度送信されたテストを、再度、端末3に送信する。再テスト送信部260は、たとえば、CPU20の制御に基づいて動作する通信装置27によって実現される。
優先情報設定部270は、図6を参照して説明した復習用データに、優先情報を設定する。優先情報とは、復習用データに情報を含まれる2以上の問題のうち、一部の問題に対応する部分を優先的に表示(出力)させる情報である。本実施の形態において「優先的に」表示することは、「より目立つように」表示することに対応する。優先情報設定部270は、たとえば、CPU20が所定のプログラムを実行することによって、実現される。
次に、端末3の機能構成を説明する。端末3は、電子書籍テキスト記憶部310と、電子書籍テキスト表示部320と、テスト問題表示部330と、復習用データ記憶部340と、復習用テキスト表示部350とを含む。
電子書籍テキスト記憶部310は、端末3において表示される電子書籍のデータを記憶する。電子書籍テキスト記憶部310は、たとえば、記憶装置36によって実現される。電子書籍テキスト表示部320は、電子書籍テキスト記憶部310に記憶された電子書籍を、表示装置34に表示させる。電子書籍テキスト表示部320は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU20によって実現される。
テスト問題表示部330は、サーバ2から送信(配信)されたテストの問題を、表示装置34に表示させる。テスト問題表示部330は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU20によって実現される。復習用データ記憶部340は、サーバ2から送信された復習用データ(図6参照)を記憶する。復習用データ記憶部340は、たとえば、記憶装置26または記録媒体200によって、実現される。
復習用テキスト表示部350は、復習用データ記憶部340に記憶された復習用データに従って、電子書籍テキスト記憶部310に記憶された電子書籍を、表示装置34に表示する。これにより、図4の(B)において復習用テキスト800として示されたように、電子書籍は端末3を利用する生徒が間違えた問題に対応する部分が、他の部分よりも目立つように表示される。復習用テキスト表示部350は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU20によって実現される。
<学習用処理>
図10を参照して、学習システム1における処理の流れを説明する。図10は、学習者が端末3を利用して学習する際に、サーバ2および端末3において実行される処理の流れの一例を示す図である。
図10を参照して、学習システム1における処理の流れを説明する。図10は、学習者が端末3を利用して学習する際に、サーバ2および端末3において実行される処理の流れの一例を示す図である。
端末3にテストを配信する条件が成立すると、サーバ2において、処理が開始される。より具体的には、ステップSA10で、CPU20は、1以上の問題を含むテストを端末3に配信して、ステップSA20へ処理を進める。端末3にテストを配信する条件とは、たとえば、サーバ2の入力装置23に対して問題の送信を指示する操作がなされたこと、予め設定された特定の時刻が到来したこと、などが挙げられる。
ステップSA10で、CPU20は、問題を作成してもよい。この場合、CPU20は、関連情報(図5参照)をさらに作成し、記憶装置26等に格納する当該関連情報を記憶する。問題と関連情報とは、予め作成されて、記憶装置26等に格納されていても良い。または、CPU20は、ネットワークを介して他の装置から、問題と関連情報とをダウンロードしても良い。
端末3では、サーバ2からテストの問題を受信すると、処理がステップSB10に進められる。ステップSB10では、CPU30は、各問題への解答の入力を受付け、当該解答をサーバ2に送信する。
一方、サーバ2では、端末3から送信された解答を受信すると、処理がステップSA20へ進められる。ステップSA20では、CPU20は、受信した解答の答合せを行ない、各問題の採点結果を取得する。各問題の正解の内容は、たとえば、結果記憶部230に格納されている。CPU20は、各問題について、結果記憶部230に格納された正解の内容と、各端末3から受信した解答の内容とを比較することにより、答合せを実行する。
ステップS30では、CPU20は、ステップSA20における答合せの結果に基づいて、復習用データを作成して、ステップS40へ処理を進める。
図11を参照して、ステップSA30の処理の内容を説明する。図11は、図10のステップSA30のサブルーチンの処理の流れの一例を示す図である。
復習用データを作成する処理では、処理は、まずステップSA310へ進められる。ステップSA310において、CPU20は、ステップSA20の解答結果に基づいて、不正解であった問題に関連する、電子書籍中の部分を特定する情報を取得して、ステップSA320へ処理を進める。より具体的には、CPU20は、図9を参照して説明された採点結果の正解の欄において「×」を登録された問題を特定し、関連情報(図5参照)において、当該特定した問題の関連部分として登録されている情報を取得する。
ステップSA320では、CPU20は、ステップSA310で取得したすべての問題についての関連部分を特定する情報に基づいて復習用データを作成して、処理を図10へリターンさせる。
図10に戻って、サーバ2では、ステップSA30で復習用データが作成された後、処理がステップSA40へ進められる。ステップSA40では、CPU20は、復習用データを、当該復習用データが対応する端末3へ送信する。復習用データが対応する端末3と、たとえば図6の「端末ID」によって特定される。
端末3では、サーバ2から復習用データを受信すると、処理がステップSB20へ進められる。ステップSB20では、CPU30は、図4の(B)において復習用テキスト800として示されたように、表示装置34に復習用テキストを表示させて、処理を終了する。
<実施の形態の効果>
以上説明した本実施の形態の学習システム1では、生徒は、学習のために端末3において電子書籍コンテンツを閲覧し、端末3に対してテストの問題に対する解答を入力する。サーバ2は、端末3から問題の解答を受信し、各問題の採点結果を取得する。そして、サーバ2は、取得した採点結果に基づいて、復習用データを作成し、端末3に復習用データを送信する。端末3は、復習用データに従って、電子書籍等のコンテンツを再生する。
以上説明した本実施の形態の学習システム1では、生徒は、学習のために端末3において電子書籍コンテンツを閲覧し、端末3に対してテストの問題に対する解答を入力する。サーバ2は、端末3から問題の解答を受信し、各問題の採点結果を取得する。そして、サーバ2は、取得した採点結果に基づいて、復習用データを作成し、端末3に復習用データを送信する。端末3は、復習用データに従って、電子書籍等のコンテンツを再生する。
本実施の形態によれば、コンテンツは、復習用データに従って再生されると、生徒の解答が不正解であった問題に関連する部分が、それ以外の部分より目立って再生される。これにより、生徒は、コンテンツの全体を閲覧しながら、自己の弱点に関連する部分を重点的に復習できる。なお、生徒の弱点に関連する部分のみでなく、コンテンツ全体が再生されつつ、弱点に関連する部分を閲覧できることにより、当該生徒は、弱点に関連する部分の背景となる内容とともに弱点に関連する部分を閲覧でき、より確実に、弱点に関連する部分の理解を深めることができる。
本実施の形態では、端末3を利用する生徒は、サーバ2から送信されてくる問題に対する解答をサーバ2に送信することにより、自動的に、端末3を利用する生徒に適した復習用データが配布される。そして端末3では、配布された復習用データに従って、上記コンテンツが再生される。各端末3に送信される復習用データは、端末3ごとに内容が異なる場合があり得る。これにより、生徒ごとにカスタマイズされた復習用コンテンツを改めて準備することなく、端末3は、生徒に合わせて最適化された状態で、コンテンツを再生できる。
<変形例(1)>
以上説明した実施の形態では、サーバ2は、1回のテストの採点結果に基づいて、復習用データに属性を含める問題を決定した。なお、サーバ2は、2以上のテストの結果に基づいて、復習用データに属性を含める問題を決定してもよい。図12〜図13を参照して、2以上のテストの結果に基づく復習用データの作成について、説明する。
以上説明した実施の形態では、サーバ2は、1回のテストの採点結果に基づいて、復習用データに属性を含める問題を決定した。なお、サーバ2は、2以上のテストの結果に基づいて、復習用データに属性を含める問題を決定してもよい。図12〜図13を参照して、2以上のテストの結果に基づく復習用データの作成について、説明する。
図12は、2回分のテストの問題と、それぞれのテストの採点結果とを、模式的に示す図である。図12には、1回目のテスト610と、2回目のテスト620とが示されている。テスト610は、4つの問題(問題611〜614)を含む。テスト620は、4つの問題(問題621〜624)を含む。問題611〜614および問題621〜624は、教材である電子書籍510内の部分に、それぞれ関連付けられている。
電子書籍510は、4つの章(章511〜514)を含む。各章511〜514は、それぞれ3つの項(項511A〜511C,512A〜512C,513A〜513C,514A〜514C)を含む。
図12では、問題611〜614および問題621〜624のそれぞれについての、電子書籍510における関連部分が、矢印で示されている。問題611は、第1章第2項(項511B)に関連付けられている。問題612は、第1章第3項(項511C)に関連付けられている。問題613は、第2章第2項(項512B)に関連付けられている。問題614は、第3章第1項(項513A)に関連付けられている。
問題621は、第3章第2項(項513B)に関連付けられている。問題622は、第4章第1項(項514A)に関連付けられている。問題623は、第4章第2項(項514B)に関連付けられている。問題624は、第4章第3項(項514C)に関連付けられている。
変形例(1)では、あるテストに従って作成される復習用データは、当該テストで不正解であった問題の属性に加えて、それ以前のテストの問題の属性をさらに含む。より具体的には、復習用データは、それ以前のテストの問題であって、同じ端末3でテストを受けた生徒が不正解であった問題であり、かつ、電子書籍510において、今回のテストで不正解であった問題と同じ章に属する項に関連付けられた問題の、属性を含む。
図12に示された採点結果によれば、最新のテスト620において、問題621のみが不正解である。問題621は、第3章に属する項513Bに関連付けられている。過去のテスト(テスト610)に含まれる問題のうち、第3章に属する項に関連付けられているのは、問題614である。図12に示された採点結果によれば、過去のテストにおいて、問題614の採点結果は、正解である。したがって、図12に示された場合には、テスト620について作成される復習用データは、図12の復習用データ710となる。復習用データ710は、問題621に対応する属性711のみを含み、他の問題の属性は含まない。
一方、過去のテストの採点結果において、図13に示されるように、第3章に属する項に関連付けられた問題が不正解であった場合について、説明する。図13は、図12と同様に、2回分のテストの問題と、それぞれのテストの採点結果とを、模式的に示す図である。
図13の例では、過去のテスト610の問題614の採点結果は不正解である。問題614は、第3章に属する項(項513)に関連付けられている。この場合、テスト620に対応して、サーバ2は、復習用データ720を作成する。復習用データ720は、属性722と属性721とを含む。属性722は、今回のテスト620で不正解であった問題621の属性である。属性721は、過去のテスト610で不正解であった問題614の属性である。
<変形例(2)>
以上説明した本実施の形態では、サーバ2は、1回のテストの結果に基づいて、復習用データを作成した。変形例(2)では、サーバ2は、2回以上のテストの結果に基づいて、復習用データを作成しても良い。サーバ2は、2回以上のテストのうち少なくとも1回のテストで不正解であった問題に相当する部分を含むように、復習用データを作成する。図14を参照して、変形例(2)の学習システム1における処理の流れを説明する。図14は、変形例(2)のサーバ2と端末3において実行される処理の流れを示す図である。
以上説明した本実施の形態では、サーバ2は、1回のテストの結果に基づいて、復習用データを作成した。変形例(2)では、サーバ2は、2回以上のテストの結果に基づいて、復習用データを作成しても良い。サーバ2は、2回以上のテストのうち少なくとも1回のテストで不正解であった問題に相当する部分を含むように、復習用データを作成する。図14を参照して、変形例(2)の学習システム1における処理の流れを説明する。図14は、変形例(2)のサーバ2と端末3において実行される処理の流れを示す図である。
図10と比較して、図14に示される処理では、サーバ2のCPU20は、ステップSA10でテストを配信した後、さらに、ステップSA12で、テストを配信する。ステップS12で配信されるテストは、ステップSA10で配信されたテストに含まれるのと同じ問題を含む。ステップSA12におけるテストの配信の条件としては、たとえば、ステップSA10で最初のテストが配信されてから特定時間が経過したこと、最初のテストの解答が端末3から送信されてから特定時間が経過したこと、または、最初のテストの解答がすべての端末3から送信されてから特定時間が経過したことが想定される。
端末3では、ステップSA10とステップSA12のそれぞれにおいて配信されたテストについて、各問題の解答の入力を受け付け、サーバ2へ送信する。より具体的には、ステップSA10によるテストの配信に応じて、CPU30は、当該テストを受信し、ステップSB10へ処理を進める。ステップSB10で、CPU30は、ステップSA10で配信されたテストの解答を受け付け、サーバ2へ送信する。ステップSA12によるテストの配信に応じて、CPU30は、当該テストを受信し、ステップSB12へ処理を進める。ステップSB12で、CPU30は、ステップSA12で配信されたテストの解答を受け付け、サーバ2へ送信する。
サーバ2は、端末3から2回のテストの解答を受信すると、ステップSA20へ処理を進める。
ステップSA20では、CPU20は、各回のテストについて、端末3から受信した解答の答え合わせを行ない、ステップSA34へ処理を進める。
ステップSA34では、CPU20は、復習用データを作成する。ステップSA34で作成される復習用データに含まれる問題の条件としては、たとえば、以下の1)〜4)が挙げられる。
1)2回のテストのいずれでも不正解であった問題
2)2回目のテストで不正解であった問題
3)1回目のテストで正解であったが2回目のテストで不正解であった問題
4)少なくとも1回目または2回目のいずれかのテストで不正解であった問題
なお、復習用データの作成に考慮されるテストの回数は、2回に限定されない。3回以上のテストの結果が考慮されても良い。また、テストの回数に従って、復習用データが段階的に作成される場合もあり得る。
2)2回目のテストで不正解であった問題
3)1回目のテストで正解であったが2回目のテストで不正解であった問題
4)少なくとも1回目または2回目のいずれかのテストで不正解であった問題
なお、復習用データの作成に考慮されるテストの回数は、2回に限定されない。3回以上のテストの結果が考慮されても良い。また、テストの回数に従って、復習用データが段階的に作成される場合もあり得る。
<変形例(3)>
学習システム1において、端末3は、テキスト用のコンテンツを、復習の必要な問題に関連する部分を他の部分に対して目立つように再生する。変形例(3)の端末3は、2以上の「目立つ部分」のそれぞれに設定された優先順位に従って、コンテンツを再生する。
学習システム1において、端末3は、テキスト用のコンテンツを、復習の必要な問題に関連する部分を他の部分に対して目立つように再生する。変形例(3)の端末3は、2以上の「目立つ部分」のそれぞれに設定された優先順位に従って、コンテンツを再生する。
サーバ2のCPU20は、復習用データを作成する際に、当該復習用データにおいて、問題ごとに優先順位を設定する。当該復習用データは、サーバ2から端末3へ送信される。端末3において、優先順位が高く設定された問題に関連付けられたコンテンツの部分は、低く設定された部分と比較して、より目立つように、再生される。
図15を参照して、変形例(3)のサーバ2における優先順位の作成をより具体的に説明する。図15は、変形例(3)のCPU20が実行する、図10のステップSA30または図14のステップSA34のサブルーチンのフローチャートである。
復習用データを作成する処理では、CPU20は、ステップSA340へ処理を移行させる。ステップSA340では、CPU20は、関連情報から、採点結果における不正解の問題の関連部分を取得して、ステップSA342へ処理を進める。
ステップSA342では、CPU20は、ステップSA340で取得した関連部分に基づいて優先情報を作成して、ステップSA346へ処理を進める。優先情報とは、上記した優先順位を特定する情報である。
ステップSA346では、CPU20は、ステップSA340で取得した全ての問題の関連部分とステップSA342で作成した優先情報とに基づいて、復習用データを作成して、処理を図10または図14へリターンさせる。
優先情報の作成における優先順位の設定態様としては、たとえば、変形例(2)において説明されたように、サーバ2が同一のテストについて2回以上の採点結果を取得したとき、各問題の当該2回以上の採点結果に従って作成される。より具体的には、2回の実施のいずれにおいても不正解であった問題は、いずれか1回の実施においてのみ不正解であった問題よりも、優先順位が高く設定される。
また、テキストとなるコンテンツの各部分に予め優先順位を設定しておき、不正解であった問題が関連するコンテンツの部分の優先順位に従って、復習用データにおける各問題の優先順位が設定されても良い。
このように、優先順位に従って2以上の「目立つ」度合いでコンテンツが再生されることにより、コンテンツの再生単調になることをより確実に回避でき、生徒の学習意欲を高めることが期待される。
<変形例(4)>
変形例(1)〜変形例(3)において説明されたように、同じテストが複数回端末3に配信される場合、各回に配信されるテストでは問題の順序が入れ替えられることが好ましい。
変形例(1)〜変形例(3)において説明されたように、同じテストが複数回端末3に配信される場合、各回に配信されるテストでは問題の順序が入れ替えられることが好ましい。
図16を参照して、変形例(4)においてサーバ2が配信する複数回のテストの概要を説明する。図16は、サーバ2が配信する、1回目のテストと2回目のテストの具体例を模式的に示す図である。
図16において、テスト630は、1回目のテストを示し、テスト640は、2回目のテストを示す。テスト640は、テスト630と同じ問題を、順序を変えて含むテストである。
より具体的には、テスト630は、問題631〜634を含む。テスト640は、問題641〜644を含む。図16の矢印は、2回目のテストにおいて1回目と同じ内容の問題を示している。問題641は、問題634と同じ内容の問題である。問題642は、問題632と同じ内容の問題である。問題643は、問題631と同じ内容の問題である。問題644は、問題633と同じ内容の問題である。
生徒は、同じ問題を含むテストを複数回受けたとき、各回の問題の順序が同じであれば、正解の解答内容の順序を記憶している場合が想定される。このような場合、生徒は、本来理解していない問題であっても、正解を入力できる。端末3では、複数回のテストにおいて、同じ問題を順序を変えて出題することにより、上記事態を極力回避できる。
なお、変形例(2)では、同じ問題を含む複数回のテストの配信が、復習用データの作成前においてのみ行なわれたが、復習用データの作成後にも配信されても良い。
また、変形例(4)において説明されたテストにおける問題の順序の入れ替えは、サーバ2側で行なわれても良いし、端末3側で行なわれても良い。前者の場合、サーバ2は、テストにおける問題の順序を入れ替えた後、当該テストを端末3へ送信する。後者の場合、サーバ2からテストを受信した後、端末3のCPU30は、受信したテストにおいて問題の順序を入れ替えた後、表示装置34に表示する。
<変形例(5)>
以上説明した実施の形態および各変形例では、端末3で解答される問題は、テキストとなるコンテンツの1つの部分にのみ対応していたが、1つの問題は、コンテンツの複数の部分に対応する場合もあり得る。図17および図18を参照して、変形例(5)における、問題とコンテンツの対応関係の一例を説明する。
以上説明した実施の形態および各変形例では、端末3で解答される問題は、テキストとなるコンテンツの1つの部分にのみ対応していたが、1つの問題は、コンテンツの複数の部分に対応する場合もあり得る。図17および図18を参照して、変形例(5)における、問題とコンテンツの対応関係の一例を説明する。
図17は、問題とコンテンツの部分の対応の具体例を示す図である。図17のコンテンツは、図12の電子書籍510と同様の構成を有する。図17のテスト730に含まれる問題731は、電子書籍510の項511Cと項512Aと項512Cに対応する。図18は、1つの問題がコンテンツ中の複数の部分に対応する場合の、関連情報の具体例を示す図である。図18の関連情報では、問題ID「0001」の問題は、テキストID「A0101」の第1章第4項と第2章第1項と第2章第3項とに関連付けられている。
<変形例(6)>
以上説明した実施の形態では、端末3において再生されるコンテンツとして、主に静止画により構成される電子書籍が例示された。なお、コンテンツは、電子書籍に限定されない。動画コンテンツや音声コンテンツを含んでいても良い。図19は、変形例(6)の学習システム1のサーバ2と端末3の要部の機能ブロックを示す図である。
以上説明した実施の形態では、端末3において再生されるコンテンツとして、主に静止画により構成される電子書籍が例示された。なお、コンテンツは、電子書籍に限定されない。動画コンテンツや音声コンテンツを含んでいても良い。図19は、変形例(6)の学習システム1のサーバ2と端末3の要部の機能ブロックを示す図である。
図7と比較して、図19によれば、サーバ2は、電子書籍テキスト記憶部210に代えて、動画コンテンツや音声コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部211を備える。また、端末3は、電子書籍テキスト記憶部310、電子書籍テキスト表示部320、および、復習用テキスト表示部350に代えて、コンテンツ記憶部311、コンテンツ再生部321、および、復習用コンテンツ再生部351を備える。コンテンツ再生部321は、コンテンツ記憶部311に記憶されたコンテンツを再生する。復習用コンテンツ再生部351は、当該コンテンツを、サーバ2から受信した復習用データに従って、生徒が不正解であった問題に関連する部分を他の部分よりも目立つように再生する。
動画コンテンツや音声コンテンツの場合、「目立つように再生」としては、たとえば、明度を高くしたり、再生速度を低くしたり、音量を上げたりする再生態様が想定される。なお、この場合の再生は、不正解であった問題に関連する部分を通常の態様で再生し、その他の部分の明度を下げたり、再生速度を高くしたり、音声を下げたりする再生態様とすることによっても実現され得る。
<その他の変形例>
上記した実施の形態または各変形例において、同じ問題を含む複数回のテストが端末3に配信される場合、図16を参照して説明されるように問題の順序が入れ替えられる代わりに、または、入れ替えられるのに加えて、問題に付される解答の選択肢の順序が変更されても良い。
上記した実施の形態または各変形例において、同じ問題を含む複数回のテストが端末3に配信される場合、図16を参照して説明されるように問題の順序が入れ替えられる代わりに、または、入れ替えられるのに加えて、問題に付される解答の選択肢の順序が変更されても良い。
上記した実施の形態または各変形例において、端末3において入力された解答の答え合わせは、図10または図14を参照して説明されたようにサーバ2で行なわれても良いし、端末3で行なわれても良い。端末3で答え合わせが行なわれる場合、復習用データ記憶部340等、端末3側に、各問題の正解の内容が格納される。端末3のCPU30は、答え合わせを行なった後、各問題の採点結果を、サーバ2に送信する。サーバ2では、CPU20は、各端末3から受信した採点結果に基づいて、復習用データを作成する。
また、サーバ2は、あるテストについての復習用データを端末3に送信した場合、当該あるテストの次のテストを、端末3において、上記復習用データに従ったコンテンツの再生が実行されたことを条件として配信しても良い。このような学習システム1では、サーバ2には、テストの順序を特定する情報が格納される。端末3では、ある問題の復習用データに従ったコンテンツの再生が完了すると、当該完了したことをサーバ2へ通知する。
サーバ2のCPU20は、上記通知を受信したことを条件として、上記ある問題の「次の」問題を、端末3に配信する。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。実施の形態およびその変形例において開示された技術は、可能な限り単独でも組み合わせても実施され得ることが意図される。
1 学習システム、2 サーバ、3 端末、21,31 ROM、22,32 RAM、23,33 入力装置、24,34 表示装置、25,35 メディアコントローラ、26,36 記憶装置、27,37 通信装置、29,39 電源回路。
Claims (18)
- 問題を、端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、
前記端末において入力された前記問題への解答の採点結果を取得する取得手段と、
前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、前記コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成する再生用情報作成手段と、
前記端末に前記再生用情報を送信する送信手段とを備える、学習用装置。 - 前記取得手段は、前記端末ごとに、前記採点結果を取得し、
前記再生用情報作成手段は、前記端末ごとの前記採点結果に基づいて、前記端末ごとに前記再生用情報を作成し、
前記送信手段は、前記端末ごとに作成された前記再生用情報を、対応する前記端末へ送信する、請求項1に記載の学習用装置。 - 前記再生用情報は、前記第1の部分を前記コンテンツにおける元の状態のままで再生し、前記第2の部分を前記コンテンツにおける元の状態から部分的に内容を抜き出して再生する情報である、請求項1または請求項2に記載の学習用装置。
- 前記再生用情報は、前記第2の部分を前記コンテンツにおける見出しのみを再生する情報である、請求項3に記載の学習用装置。
- 前記コンテンツは、階層構造を有し、
前記再生用情報は、前記第2の部分を、特定の階層以上の内容を抜き出して再生する情報である、請求項3に記載の学習用装置。 - 前記再生用情報は、前記第1の部分または前記第2の部分の少なくとも一方に映像効果を施す情報である、請求項1または請求項2に記載の学習用装置。
- 前記再生用情報は、前記第1の部分を前記コンテンツにおける元の状態のままで再生し、前記第2の部分を前記コンテンツにおける元の状態から圧縮して再生する情報である、請求項1または請求項2に記載の学習用装置。
- 前記コンテンツは、テキストコンテンツであり、
前記再生用情報は、前記第2の部分を、前記コンテンツにおける元の状態から表示面積を圧縮して再生する情報である、請求項7に記載の学習用装置。 - 前記コンテンツは、音声コンテンツまたは動画コンテンツであり、
前記再生用情報は、前記第2の部分を、前記コンテンツにおける元の状態から再生速度を上げて再生する情報である、請求項7に記載の学習用装置。 - 前記取得手段は、前記端末ごとに、前記問題への複数回の解答のそれぞれについての前記採点結果を取得し、
前記第1の部分は、前記複数回の解答のうち少なくとも1回の解答の前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の学習用装置。 - 前記第1の部分は、前記複数回のすべての解答の前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である、請求項10に記載の学習用装置。
- 前記第1の部分は、前記複数回のうち最終回の解答の前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である、請求項10に記載の学習用装置。
- 前記第1の部分は、前記複数回のうち、最終回以外の解答の前記採点結果は正解であったが、最終回の解答の前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である、請求項10に記載の学習用装置。
- 2以上の前記問題を含むテストの情報を端末へ送信するための配信する配信手段をさらに備え、
前記配信手段は、すでに配信したテストと同じ前記問題を含むテストを配信する場合、今回配信するテストにおいて、すでに配信した前記テストにおける順序とは異なる順序で前記問題が含まれるように、問題を並べ替える、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の学習用装置。 - 端末における問題への解答の結果に基づいて前記端末におけるコンテンツの再生態様を制御する学習用装置のコンピュータによって実行される、当該学習用装置の制御方法であって、
前記問題を、前記端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶するステップと、
前記端末において入力された前記問題への解答の採点結果を取得するステップと、
前記コンテンツにおいて、前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を特定するステップと、
前記第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、前記コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成するステップと、
前記端末に前記再生用情報を送信するステップとを含む、学習用装置の制御方法。 - 請求項15に記載の制御方法をコンピュータに実行させる、学習用プログラム。
- コンテンツを再生可能な端末と、前記端末と通信可能な学習用装置とを備える、学習システムであって、
前記端末は、
問題の解答の入力を受け付ける入力手段を含み、
前記学習用装置は、
問題を、前記端末で再生されるコンテンツ中の部分と関連付ける関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、
前記端末の前記入力手段に入力された前記問題への解答の採点結果を取得する取得手段と、
前記採点結果が不正解であった問題が前記関連情報によって関連付けられている部分である第1の部分を、当該第1の部分以外の部分である第2の部分よりも目立つように、前記コンテンツを再生させるための情報である再生用情報を作成する再生用情報作成手段と、
前記端末に前記再生用情報を送信する送信手段とを含み、
前記端末は、
前記再生用情報を受信する受信手段と、
前記再生用情報に従って前記コンテンツを再生する再生手段とをさらに含む、学習システム。 - 前記端末は、前記受信手段が第1の問題に対応する前記再生用情報を受信した場合に、前記再生手段が当該再生用情報に従って前記コンテンツを再生したことを条件として、前記第1の問題に関連付けられた第2の問題の解答の入力を受け付ける画面を表示する、請求項17に記載の学習システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012204453A JP2014059452A (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 学習用装置、その制御方法、学習用プログラム、および、学習システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016105235A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | Kddi株式会社 | データベース構築装置、学習支援システム、データベース構築方法、学習支援方法、およびプログラム |
JP2020118892A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | クイッパー リミテッドQuipper Limited | 学習支援装置、学習支援方法、およびプログラム |
JP2022127483A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 株式会社医療情報技術研究所 | 個別学習システム |
-
2012
- 2012-09-18 JP JP2012204453A patent/JP2014059452A/ja active Pending
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