JP2009217140A - 教材編集装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーバ装置は、講義の教材を示す配布用教材データを、複数の端末に配信する。端末2は、配信された教材データに対してコメントとそのコメントの属性を示すコメントデータを付与し、コメント付教材データとしてサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、複数の端末からコメント付教材データを受信し、受信したコメントデータを属性毎に分類する。次いで、制御部11は、分類したコメントデータを用いて、教材データを属性に応じた編集態様で編集する。
【選択図】図1
Description
本発明は上述した背景の下になされたものであり、講義等(講義及びこれに類するもの)を実施する場合において、従来と比較して、受講者の理解レベルや到達レベル等に合った教材を受講者に提供することのできる技術を提供することを目的とする。
図1は、本発明の一実施形態であるネットワーク講義システムの構成を示す図である。図において、サーバ装置1は、端末2に対して、講義で用いられる教材を表す教材データを配信する装置である。端末2は、サーバ装置1と相互に通信可能な通信装置であり、例えばパーソナルコンピュータである。なお、端末2としては、パーソナルコンピュータに限定することなく、後述する動作を実行可能な種々の通信装置を採用し得る。端末2は、本システムにおいて講義を受講するユーザが使用する通信装置である。端末2を使用するユーザのことを、以下では「受講者」という。受講者は、本システムにおいては複数であり、各々の端末を用いて講義を受講する。ネットワーク3は、サーバ装置1と端末2とを通信可能にするネットワークであり、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)である。なお、ネットワーク3は、サーバ装置1と端末2とを通信可能にするものであれば、その具体的な形態を問わず、いわゆるPeer to Peer型のネットワークであってもよい。また、ネットワーク3は、有線であっても無線であってもよく、これらを組み合わせたものであってもよい。
図3は、項目別教材データテーブルの内容の一例を示す図である。図3に示す例においては、複数の項目のそれぞれについて、「難易度」が「1」〜「5」のそれぞれの項目別の教材を示すデータ(以下「項目別教材データ」という)が記憶されている。なお、この実施形態では、「難易度」が「1」の項目別教材データが難易度が最も低く、「難易度」の値が高いほど難易度が高いものとする。
図4は、配布用教材データの示す教材の内容の一例を示す図である。図4に示す例では、配布用教材データD1は、複数の項目のそれぞれの教材を示す項目別教材データA1,A2,…で構成されている。この実施形態では、配布用教材データ記憶領域152に記憶された教材データは、項目別教材データテーブル記憶領域151に記憶された項目毎の項目別教材データのうちの、「難易度」が「3」の項目別教材データが、項目順に並べられて構成されている。
配布用教材データ記憶領域152に記憶された配布用教材データは、その講義について講義別項目テーブルの示す対応関係に応じた項目で構成されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。
<B−1:講義動作>
まず、本システムの講義動作について説明する。まず、受講者は、自身の端末を操作して、自身に割り当てられた受講者IDと、受講したい講義の講義IDとを含む配信要求データを、ネットワーク3を介してサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、端末2から配信要求データを受信すると、受信した配信要求データの示す講義の教材を表す配布用教材データを配布用教材データ記憶領域152から読み出し、読み出した配布用教材データをその端末2に対して配信する。また、サーバ装置1は、受信した配信要求データの示す講義を表す講義データを、その端末2に対して配信する。なお、この実施形態では、講義データの配信時に配布用教材データを配信するようにしたが、配布用教材データを配信するタイミングは、講義データの配信タイミングと同じである必要はなく、例えば、事前に教材データを配布しておくようにしてもよい。
次に、サーバ装置1が行う教材編集動作について、図面を参照しつつ説明する。図11は、サーバ装置1が行う教材編集処理の流れを示すフローチャートである。サーバ装置1は、まず、コメント付教材データ記憶領域154に記憶されたコメント付教材データに付与されたコメントデータを属性毎に分類する(ステップS1)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態において、サーバ装置1が、端末2から送信されてくるコメントデータを、所定の条件でフィルタリングするようにしてもよい。すなわち、制御部11が、端末2から送信されてくるコメントデータを属性毎に分類し、分類したコメントデータのなかから、予め定められた条件を満たすものを抽出し、抽出したコメントデータを用いて、配布用教材データをそのコメントデータの属性に応じた編集態様で編集するようにしてもよい。具体的には、例えば、端末2から送信されてきたコメントデータのなかにその内容が重複するものがある場合に、制御部11が、それら重複するコメントデータのなかからいずれかを抽出し、それ以外のコメントデータを破棄するようにしてもよい。また、例えば、制御部11が、コメントデータの数が予め定められた閾値以上である場合に、それらのコメントデータのなかから予め定められた個数のコメントデータをランダムに抽出するようにしてもよい。また、例えば、制御部11が、その内容が重複するコメントデータの総数が予め定められた閾値以上であるコメントデータのみを抽出するようにしてもよい。要するに、制御部11が、端末2から送信されてくるコメントデータのなかから、所定のアルゴリズムに従って少なくともいずれかひとつを抽出するようにすればよい。
また、上述の実施形態では、端末2は、コメントデータが付与された配布用教材データをサーバ装置1に送信したが、これに限らず、コメントデータのみをサーバ装置1に送信するようにしてもよい。
Claims (6)
- 講義の教材を示す教材データを、複数の端末に配信する配信手段と、
前記配信手段によって配信された教材データに対して、コメントとそのコメントの属性を示すコメントデータが付与されたコメント付教材データを、前記複数の端末から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された教材データに付与されたコメントデータを、前記属性毎に分類する分類手段と、
前記属性毎に異なる編集態様で前記教材データを編集する編集手段であって、前記分類手段によって分類されたコメントデータを用いて、前記教材データを前記属性に応じた編集態様で編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された教材データを出力する出力手段と
を具備することを特徴とする教材編集装置。 - 前記分類手段によって分類されたコメントデータのなかから、予め定められた条件を満たすものを抽出する抽出手段
を具備し、
前記編集手段は、前記抽出手段によって抽出されたコメントデータを用いて、前記教材データを前記属性に応じた編集態様で編集する
ことを特徴とする請求項1に記載の教材編集装置。 - 前記編集手段は、前記コメントデータの属性が予め定められた第1の属性である場合に、該コメントデータの示すコメントを、前記教材データの示す教材に追加するように編集する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の教材編集装置。 - 用語の説明を示す用語説明データを、前記用語毎に記憶する記憶手段
を具備し、
前記編集手段は、前記コメントデータの属性が予め定められた第2の属性である場合に、前記記憶手段を参照して、該コメントデータの示すコメントに対応する用語説明データを前記記憶手段から読み出し、読み出した用語説明データの示す用語の説明を、前記教材データの示す教材に追加するように編集する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の教材編集装置。 - 前記教材を構成する複数の項目のそれぞれについて、難易度の異なる項目別教材データを前記難易度毎に記憶する項目別教材データ記憶手段
を具備し、
前記教材データは、複数の項目の項目別教材データで構成され、
前記編集手段は、前記コメントデータの属性が予め定められた第3の属性である場合に、該コメントデータの示すコメントに対応する項目の項目別教材データを、該コメントに応じた難易度に対応する項目別教材データに差し替えることによって前記教材データを編集する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の教材編集装置。 - 前記分類手段によって分類されたコメントデータを用いて、前記教材データと異なる第2の教材データを、前記属性に応じた編集態様で編集する第2の編集手段
を具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の教材編集装置。
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