JP7313110B2 - 二酸化チタンを含有するスラリー - Google Patents
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Description
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2016年5月10日に出願した米国仮特許出願第62/334,054号の優先権を主張するものである。
[0014]本発明は、セルロースアセテートトウにおいて、つや消し剤として一般的に用いられる顔料である二酸化チタンを含むスラリー組成物に関する。スラリー組成物は、セルロースアセテートドープへの添加用として調製及び保存され、次にトウに形成される。スラリー組成物は、セルロースアセテートドープに所定量添加される。しかし、スラリー保存上の問題として、スラリー内の固形分が凝集する傾向を有し、粒径が増加することが挙げられる。本明細書で更に記載されるように、ドープは、フィルター処理及び押出成形を含むいくつかのプロセスステップに供される。フィルター処理中に、粒子が凝集すると、フィルターサイズよりも大きな粒子が除去され、最終製品内の二酸化チタンの量が低下するので問題である。更に、粒子の凝集は、ファイバー内に脆弱スポットを形成する可能性があり、ロッド製造工程においてより多くのトウが飛散するおそれがある。更に、プロセスステップの下流では、粒径が増加すると、クリンパー上で過剰の摩耗を引き起こすおそれもある。スラリー内の粒径が増大すると望ましくない効果が生じ、その効果はプロセスを通じて引きずられるので、スラリー組成物の成分が下流プロセス中にフィルター除去されないように、1ミクロン未満に制御された粒径を有するのが、スラリー組成物にとって極めて望ましい。スラリー組成物は、スラリー組成物が必要とされるまで保存され得るように、経時しても比較的一定である粒径分布を有するのが更に望ましい。
[0019]スラリーは、二酸化チタン、液体、及び少なくとも1種の添加剤を含む。一般的に、液体は水性スラリーを形成する水、又はアセトンスラリーを形成するアセトンである。含まれる添加剤の種類及び含有量は、スラリーが水性スラリーであるか、又はアセトンスラリーであるかに依存する。
[0033]スラリーが形成され、必要とされるまで保存されたら、セルロースアセテートドープに添加され得る。セルロースアセテートドープは、セルロースアセテートを溶媒中に溶解してドープ溶液を形成することにより形成される。溶媒は、水、アセトン、メチルエチルケトン、塩化メチレン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノール、氷酢酸、超臨界二酸化炭素、上記のポリマーを溶解する能力を有する任意の好適な溶媒、及びその組み合わせからなる群から選択され得る。いくつかの態様では、溶媒は、アセトン又はアセトンと水、例えばドープの総重量に基づき最大5重量%の水との組み合わせである。ドープは、20~30重量%のセルロースアセテート、及び70~80重量%の溶媒を含み得る。ドープは、ドープの総重量に基づき、0.05~3重量%、例えば0.05~2重量%又は0.08~1重量%の二酸化チタンを更に含む。ドープに添加されるスラリーの量は、スラリー内の二酸化チタン含有量により決定される。スラリーを添加する際には、所望の溶媒含有量を有するドープが生成するように、スラリー中のアセトン及び/又は水の量も考慮される。
[0035]ドープ内の二酸化チタンの百分率は、フィルター処理後に測定され得る。二酸化チタンの百分率を測定する1つの技法は、X線分析法、例えばASOMA Instruments社より販売されている装置等を用いることによる。本明細書に記載するスラリーの粒径分布、及びその保存安定性から、ドープに最初に添加された二酸化チタンの1重量%未満、例えば0.9重量%未満、0.8重量%未満、又は0.7重量%未満がフィルター処理中に除去される。いくつかの態様では、ドープに最初に添加された二酸化チタンの20%未満、例えば15%未満、10%未満、5%未満、又は1%未満がフィルター処理中に除去される。この二酸化チタン含有量の厳格な制御により、含有量及び不透明性に関する二酸化チタンの規格を満たす製品が実現可能となる。更に、二酸化チタンの粒径分布が、ドープステップで用いられるフィルターのサイズに基づき選択されるので、フィルターを通過し、その後下流のプロセスステップに至る大型の二酸化チタン粒子の数は減少する。より大きなサイズの二酸化チタン粒子は、ファイバー強度を低下させ、押出成形ガイダリー及びクリンピング装置の摩耗を増加させ、その結果、トウの飛散の増加を引き起こし、ロッド製造中にトウ性能に対して悪影響を及ぼし得ると考えられているので、これは有利である。
[0036]本明細書に記載するドープに溶解したセルロースアセテートフレークは、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第2,740,775号及び米国特許公開第2013/0096297号で開示されているプロセスを含む、公知のプロセスにより調製可能である。セルロースアセテートは、タバコフィルターを形成するのに用いられる最も一般的なセルロースエステルであるものの、代替的セルロースエステルも利用可能性がある。代替的セルロースエステルとして、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセテートブチレート、セルロースブチレート、セルローストリブチレート、セルロースプロピオネート、セルローストリプロピオネート、セルロースアセテートプロピオネート、カルボキシメチルセルロースアセテート、カルボキシメチルセルロースアセテートプロピオネート、カルボキシメチルセルロースセルロースブチレート、セルロースアセテートブチレートスクシネート、及びその混合物が挙げられる。
[0074]本発明について詳細に記載してきたが、本発明の精神及び範囲内の修正は、当業者にとって自明である。本発明の態様、及び様々な実施形態の一部分、並びにこれまでに列挙した、及び/又は添付の特許請求の範囲内の様々な特性は、その全体又は部分を問わず、組み合わせ可能又は交換可能であると理解すべきである。様々な実施形態に関するこれまでの説明において、当業者が認識するように、別の実施形態を参照する実施形態は、その他の実施形態と適切に組み合わせ可能である。更に、当業者は、上記説明は例示目的に限定され、本発明に制限を設けるように意図するものではないと認識する。
Claims (19)
- スラリーの総重量に基づき、30~60重量%の二酸化チタン、39~69重量%の水、及び0.1~1重量%の1種又は複数の添加剤を含むスラリーであって、二酸化チタンが、無機のコーティングでコーティングされ、及び有機の物質で処理されており、前記スラリーが、周囲温度で4日間保存した後、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する、前記スラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、周囲温度で8日間保存した後、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有するスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、周囲温度で18日間保存した後に、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有するスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、該1種又は複数の添加剤が、分散剤、抗菌剤、及びその組み合わせからなる群から選択されるスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、二酸化チタンが、食品グレードの二酸化チタンであるスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、該無機のコーティングが、アルミニウム、セリウム、マグネシウム、ケイ素、チタン、亜鉛、及びジルコニウムからなる群から選択される少なくとも1種の元素の酸化物又は水酸化物であるスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、該有機の物質が、液体及び固体のポリオール、液体のポリリン酸塩、液体のヒドロキシアミン、液体及び固体のスチレン-無水マレイン酸コポリマー、並びにその組み合わせからなる群から選択されるスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、該有機の物質が、低分子量ポリグリコール、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、ピロリン酸四カリウム、及びその組み合わせからなる群から選択されるスラリー。
- 請求項1に記載のスラリーであって、該D[4,3]及びD[0.9]粒径分布の増加が、周囲温度で4日間保存したとき、20%未満であるスラリー。
- スラリーの総重量に基づき、10~25重量%の二酸化チタン、65~85重量%のアセトン、及び5~10重量%の1種又は複数の添加剤を含むスラリーであって、二酸化チタンが、無機のコーティングでコーティングされ、及び有機の物質で処理されており、前記スラリーが、周囲温度で4日間保存した後、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する、前記スラリー。
- 請求項10に記載のスラリーであって、該1種又は複数の添加剤が、粘度調整剤を含むスラリー。
- スラリーを調製する方法であって、
二酸化チタン、液体、及び少なくとも1種の添加剤を組み合わせてスラリーを形成し、
該スラリーを混合し、そして
粒径低減装置を通して該スラリーをポンプ搬送すること
を含み、二酸化チタンが、無機のコーティングでコーティングされ、及び有機の物質で処理されており、前記方法によって調製されたスラリーが、周囲温度で4日間保存した後、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する、前記方法。 - 請求項12に記載の方法であって、該粒径低減装置が、ペブルミル、サンドミル、高剪断ポンプ、及びプレミックスディスペンサーからなる群から選択される方法。
- 請求項12に記載の方法であって、前記方法によって調製されたスラリーが、周囲温度で8日間保存した後、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する方法。
- 請求項12に記載の方法であって、前記方法によって調製されたスラリーが、周囲温度で18日間保存した後に、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する方法。
- セルロースアセテートドープを調製する方法であって、
二酸化チタン、液体、及び少なくとも1種の添加剤を含むスラリーを準備し、ここで、二酸化チタンが、無機のコーティングでコーティングされ、及び有機の物質で処理されており、該スラリーは、周囲温度で18日間保存した後に、1μm未満のD[4,3]及びD[0.9]粒径分布を有する;
該スラリーをセルロースアセテート及び溶媒と混合して該セルロースアセテートを該溶媒中に溶解し、該スラリーを分散し;そして
該セルロースアセテートドープをフィルター処理して、溶媒不溶性粒子を取り除く
ことを含み、
該セルロースアセテートドープが、ドープの総重量に基づき、20~30重量%のセルロースアセテート、70~80重量%の溶媒、及び0.05~3重量%の二酸化チタンを含み、
更に、1重量%未満の二酸化チタンが、フィルター処理中に除去される、前記方法。 - 請求項16に記載の方法であって、該スラリーが、スラリーの総重量に基づき10~25重量%の二酸化チタン、65~85重量%のアセトン、及び5~10重量%の1種又は複数の添加剤を含む方法。
- 請求項16に記載の方法であって、該スラリーが、スラリーの総重量に基づき、30~60重量%の二酸化チタン、39~69重量%の水、及び0.1~1重量%の1種又は複数の添加剤を含む方法。
- 請求項16に記載の方法であって、該溶媒が、水、アセトン、メチルエチルケトン、塩化メチレン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノール、氷酢酸、超臨界二酸化炭素、及びその組み合わせからなる群から選択される方法。
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