JP7310695B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、複数の通信装置を備える通信システムに関する。
特許文献1には、複数の通信装置が通信バスを介して通信を行うように構成された通信システムにおいて、各通信装置が、他の通信装置をウェイクアップさせるためのウェイクアップ指示用フレームを送信することが記載されている。
特開2012-49884号公報
通信バスに接続された通信装置のうち通信が必要な通信装置を選択的にウェイクアップさせるセレクティブウェイクアップに対応した通信システムを構成する複数の通信装置は、ウェイクアップさせる通信装置を指定するウェイクアップフレームを互いに送受信することにより、ウェイクアップのタイミングを管理する。
しかし、複数の通信バスが存在するネットワークに上述のセレクティブウェイクアップを導入した場合には、或る通信バスにウェイクアップ対象の通信装置が存在しないと、ウェイクアップフレームを送信しても、アクノリッジの返信がない。このため、ウェイクアップフレームを送信した通信装置はウェイクアップフレームを再送し続けることになる。その結果、不要なフレームの送信が繰り返され、必要なフレームを送信できなくなってしまう。
本開示は、通信バスの負荷の増大を抑制することを目的とする。
本開示の一態様は、少なくとも1つの第1通信装置(3,4,11,201,202,203)と、少なくとも1つの第2通信装置(5,6,12,204,205,206)と、中継装置(2)とを備える通信システム(1)である。
少なくとも1つの第1通信装置は、第1通信バス(101)に接続され、第1通信バスを介してデータ通信を行う。
少なくとも1つの第2通信装置は、第2通信バス(102)に接続され、第2通信バスを介してデータ通信を行う。
中継装置は、第1通信バスおよび第2通信バスに接続され、第1通信バスを介して少なくとも1つの第1通信装置との間でデータ通信を行い、第2通信バスを介して少なくとも1つの第2通信装置との間でデータ通信を行う。
中継装置は、通信装置をスリープモードからウェイクアップモードに遷移させるウェイクアップパターンが格納されているウェイクアップフレームを送信する。
第1ダミー通信装置(11,203)は、第1通信バスを介して中継装置からウェイクアップフレームを受信すると、ウェイクアップフレームに格納されているウェイクアップパターンである格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、ウェイクアップフレームを受信したことを示すアクノリッジフレームを中継装置へ送信する。第1ダミー通信装置は、少なくとも1つの第1通信装置のうち1つの第1通信装置である。
第2ダミー通信装置(12,205)は、第2通信バスを介して中継装置からウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、アクノリッジフレームを中継装置へ送信する。第2ダミー通信装置は、少なくとも1つの第2通信装置のうち1つの第2通信装置である。
このように構成された本開示の通信システムでは、中継装置が第1通信バスを介して少なくとも1つの第1通信装置へウェイクアップフレームを送信した場合に、少なくとも1つの第1通信装置のうち少なくとも第1ダミー通信装置が中継装置へアクノリッジフレームを送信する。同様に、中継装置が第2通信バスを介して少なくとも1つの第2通信装置へウェイクアップフレームを送信した場合に、少なくとも1つの第2通信装置のうち少なくとも第2ダミー通信装置が中継装置へアクノリッジフレームを送信する。
これにより、本開示の通信システムは、中継装置が第1通信バスおよび第2通信バスにウェイクアップパターンを繰り返し送信し続けてしまう事態の発生を抑制し、第1通信バスおよび第2通信バスの負荷の増大を抑制することができる。
第1実施形態の車載通信システムの構成を示すブロック図である。 CANフレームを示す図である。 フレーム転送処理を示すフローチャートである。 受信応答処理を示すフローチャートである。 ダミー応答処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の車載通信システムの構成を示すブロック図である。 ウェイクアップ管理テーブルの構成を示す図である。 パターン変更処理を示すフローチャートである。 更新後のウェイクアップ管理テーブルを示す図である。 パターン更新処理を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下に本開示の第1実施形態を図面とともに説明する。
本実施形態の車載通信システム1は、図1に示すように、ゲートウェイ装置2と、ECU3,4,5,6,7,8と、ダミー通信装置11,12,13を備える。ECUは、Electronic Control Unitの略である。
ゲートウェイ装置2とECU3,4とダミー通信装置11とは、車両に搭載されている第1通信バス101を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。CANは、Controller Area Networkの略である。CANは登録商標である。
ゲートウェイ装置2とECU5,6とダミー通信装置12とは、車両に搭載されている第2通信バス102を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。
ゲートウェイ装置2とECU7,8とダミー通信装置13とは、車両に搭載されている第3通信バス103を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。
ゲートウェイ装置2は、CAN通信部21,22,23と、制御部24とを備える。
CAN通信部21,22,23はそれぞれ、第1,2,3通信バス101,102,103に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
制御部24は、CPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置である。マイクロコンピュータの各種機能は、CPUが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、ROMが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、CPUが実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、制御部24を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
ECU3,4,5,6,7,8はそれぞれ、CAN通信部31,41,51,61,71,81と、制御部32,42,52,62,72,82とを備える。
CAN通信部31,41は、第1通信バス101に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
CAN通信部51,61は、第2通信バス102に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
CAN通信部71,81は、第3通信バス103に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
制御部32,42,52,62,72,82は、CPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置であり、車両を制御するための各種処理を実行する。
ダミー通信装置11,12,13はそれぞれ、CAN通信部111,121,131と、制御部112,122,132とを備える。
CAN通信部111,121,131はそれぞれ、第1,2,3通信バス101,102,103に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
制御部112,122,132は、CPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置である。
ダミー通信装置11,12,13は、バッテリ電源+Bから電源供給されている。すなわち、ダミー通信装置11,12,13は、イグニッション電源IGおよびアクセサリ電源ACCがオフであっても動作可能である。
CANフレームは、図2に示すように、スタートオブフレーム、アービトレーションフィールド、コントロールフィールド、データフィールド、CRCフィールド、ACKフィールドおよびエンドオブフレームにより構成されている。なお、アービトレーションフィールドは、11ビットまたは29ビットのアイデンティファイア(すなわち、ID)と1ビットのRTRビットで構成される。
また、CAN通信で使用する11ビットのアイデンティファイアをCANIDという。CANIDは、CANフレームに含まれるデータの内容、CANフレームの送信元、およびCANフレームの送信先等に基づいて予め設定されている。
データフィールドは、それぞれ8ビット(すなわち1バイト)の第1データ、第2データ、第3データ、第4データ、第5データ、第6データ、第7データおよび第8データで構成される。
ゲートウェイ装置2、ECU3~8およびダミー通信装置11~13の動作モードとしては、ウェイクアップモードとスリープモードとがある。ウェイクアップモードは、予め割り当てられた全ての機能を実行可能な通常の動作モードである。スリープモードは、消費電力を抑えるために一部の機能を停止した動作モードである。ゲートウェイ装置2、ECU3~8およびダミー通信装置11~13は、スリープモードでは、第1~3通信バス101~103にCANフレームを送信しない。
ゲートウェイ装置2、ECU3~8およびダミー通信装置11~13は、スリープモードになっている場合に、自身に定められたウェイクアップ要因が発生すると、ウェイクアップする。つまり、ゲートウェイ装置2、ECU3~8およびダミー通信装置11~13は、スリープモードからウェイクアップモードに遷移する。
ECU3~8は、通信が必要なECUを選択的にウェイクアップさせるためセレクティブウェイクアップ機能を有する。セレクティブウェイクアップ機能は、「ISO 11898-6」で規格化されているCAN通信プロトコルにおいて規定されている機能である。
具体的には、ECU3~8は、ウェイクアップさせるECUを指定するウェイクアップパターンをデータフィールドに格納したCANフレーム(以下、ウェイクアップフレーム)を送信する。
ECU3~8は、他ECUからウェイクアップフレームを受信すると、ウェイクアップフレームに格納されているウェイクアップパターンが、自ECUに予め設定されているウェイクアップパターンに一致しているか否かを判断する。
そしてECU3~8は、ウェイクアップパターンが一致していない場合には、スリープモードを継続する。一方、ECU3~8は、ウェイクアップパターンが一致している場合には、スリープモードからウェイクアップモードに遷移し、ウェイクアップフレームを受信した旨を通知するアクノリッジフレームを送信する。
ゲートウェイ装置2は、或る通信バスからウェイクアップフレームを受信すると、他の通信バスにウェイクアップフレームを転送する。例えば、ゲートウェイ装置2は、第1通信バス101からウェイクアップフレームを受信すると、受信したウェイクアップフレームを第2通信バス102および第3通信バス103に転送する。そしてゲートウェイ装置2は、ウェイクアップフレームを転送すると、アクノリッジフレームを受信するまでウェイクアップフレームの送信を繰り返す。
次に、ゲートウェイ装置2の制御部24が実行するフレーム転送処理の手順を説明する。フレーム転送処理は、ゲートウェイ装置2の動作中に繰り返し実行される処理である。
フレーム転送処理が実行されると、制御部24は、図3に示すように、まずS10にて、ウェイクアップフレームを受信したか否かを判断する。ここで、ウェイクアップフレームを受信していない場合には、制御部24は、フレーム転送処理を終了する。一方、ウェイクアップフレームを受信した場合には、制御部24は、S20にて、S10で受信したウェイクアップフレームを、このウェイクアップフレームを受信していない通信バスに送信する。
制御部24は、S30にて、S20でウェイクアップフレームを送信してから予め設定された待機時間が経過したか否かを判断する。ここで、待機時間が経過していない場合には、制御部24は、S30の処理を繰り返すことにより、待機時間が経過するまで待機する。
そして待機時間が経過すると、制御部24は、S40にて、ウェイクアップフレームを送信した全ての通信バスにおいてアクノリッジフレームを受信したか否かを判断する。ここで、ウェイクアップフレームを送信した全ての通信バスにおいてアクノリッジフレームを受信していない場合には、制御部24は、S20に移行する。一方、アクノリッジフレームを受信した場合には、制御部24は、フレーム転送処理を終了する。
次に、ECU3,4,5,6,7,8の制御部32,42,52,62,72,82が実行する受信応答処理の手順を説明する。受信応答処理は、ECU3~8の動作中に繰り返し実行される処理である。以下では、ECU3で代表して、受信応答処理の手順を説明する。
受信応答処理が実行されると、制御部32は、図4に示すように、まずS110にて、ウェイクアップフレームを受信したか否かを判断する。ここで、ウェイクアップフレームを受信していない場合には、制御部32は、受信応答処理を終了する。一方、ウェイクアップフレームを受信した場合には、制御部24は、S120にて、S110で受信したウェイクアップフレームが、自ECU(すなわち、ECU3)を対象としているか否かを判断する。具体的には、制御部24は、S110で受信したウェイクアップフレームに格納されているウェイクアップパターン(以下、格納ウェイクアップパターン)と、自ECUに予め設定されている設定ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが一致しているか否かを判断する。そして制御部24は、格納ウェイクアップパターンと設定ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが一致している場合に、自ECUを対象としていると判断する。一方、制御部24は、格納ウェイクアップパターンと設定ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが一致していない場合に、自ECUを対象としていないと判断する。
例えば、格納ウェイクアップパターンが「0100」であり、設定ウェイクアップパターンが「0010」である場合には、格納ウェイクアップパターンにおいて「1」となっているビットは下位から3ビット目のビットであり、設定ウェイクアップパターンにおいて「1」となっているビットは下位から2ビット目のビットである。このため、「1」となっているビットが一致していないと判断される。
一方、格納ウェイクアップパターンが「0100」であり、設定ウェイクアップパターンが「0100」である場合には、格納ウェイクアップパターンにおいて「1」となっているビットは下位から3ビット目のビットであり、設定ウェイクアップパターンにおいて「1」となっているビットは下位から3ビット目のビットである。このため、「1」となっているビットが一致していると判断される。
ここで、自ECUを対象としていない場合には、制御部24は、受信応答処理を終了する。一方、自ECUを対象としている場合には、制御部24は、S130にて、アクノリッジフレームを送信して、受信応答処理を終了する。
次に、ダミー通信装置11,12,13の制御部112,122,132が実行するダミー応答処理の手順を説明する。ダミー応答処理は、ダミー通信装置11~13の動作中に繰り返し実行される処理である。以下では、ダミー通信装置11で代表して、受信応答処理の手順を説明する。
ダミー応答処理が実行されると、制御部112は、図5に示すように、まずS210にて、ウェイクアップフレームを受信したか否かを判断する。ここで、ウェイクアップフレームを受信していない場合には、制御部112は、ダミー応答処理を終了する。一方、ウェイクアップフレームを受信した場合には、制御部112は、S220にて、アクノリッジフレームを送信して、ダミー応答処理を終了する。
このように構成された車載通信システム1は、ECU3,4およびダミー通信装置11と、ECU5,6およびダミー通信装置12と、ゲートウェイ装置2とを備える。
ECU3,4およびダミー通信装置11は、第1通信バス101に接続され、第1通信バス101を介してデータ通信を行う。
ECU5,6およびダミー通信装置12は、第2通信バス102に接続され、第2通信バス102を介してデータ通信を行う。
ゲートウェイ装置2は、第1通信バス101および第2通信バス102に接続され、第1通信バス101を介してECU3,4およびダミー通信装置11との間でデータ通信を行い、第2通信バス102を介してECU5,6およびダミー通信装置12との間でデータ通信を行う。
ゲートウェイ装置2は、通信装置をスリープモードからウェイクアップモードに遷移させるウェイクアップパターンが格納されているウェイクアップフレームを送信する。
ダミー通信装置11は、第1通信バス101を介してゲートウェイ装置2からウェイクアップフレームを受信すると、ウェイクアップフレームに格納されているウェイクアップパターン(以下、格納ウェイクアップパターン)の値に関わらず、ウェイクアップフレームを受信したことを示すアクノリッジフレームをゲートウェイ装置2へ送信する。
ダミー通信装置12は、第2通信バス102を介してゲートウェイ装置2からウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、アクノリッジフレームをゲートウェイ装置2へ送信する。
例えば、図1に示すように、ゲートウェイ装置2が、第3通信バス103を介して、矢印L1で示すウェイクアップフレームを受信するとする。ウェイクアップフレームを受信したゲートウェイ装置2は、矢印L2および矢印L3で示すように、ウェイクアップフレームを第1通信バス101および第2通信バス102に送信する。このウェイクアップフレームに格納されている格納ウェイクアップパターンが「0001」であるとする。
この場合に、ECU201,202の設定ウェイクアップパターンはそれぞれ、「0010」,「0100」であり、格納ウェイクアップパターンの「0001」と一致しているビットが存在しない。また、ECU204,206の設定ウェイクアップパターンはそれぞれ、「0010」,「1000」であり、格納ウェイクアップパターンの「0001」と一致しているビットが存在しない。このため、ECU201,202,204,206はアクノリッジフレームを送信しない。一方、ダミー通信装置11およびダミー通信装置12は、ウェイクアップパターンを受信すると、矢印L4および矢印L5で示すように、アクノリッジフレームを送信する。
このように車載通信システム1では、ゲートウェイ装置2が第1通信バス101を介してECU3,4およびダミー通信装置11へウェイクアップフレームを送信した場合に、ダミー通信装置11がゲートウェイ装置2へアクノリッジフレームを送信する。同様に、ゲートウェイ装置2が第2通信バス102を介してECU5,6およびダミー通信装置12へウェイクアップフレームを送信した場合に、ダミー通信装置12がゲートウェイ装置2へアクノリッジフレームを送信する。
これにより、車載通信システム1は、ゲートウェイ装置2が第1通信バス101および第2通信バス102にウェイクアップパターンを繰り返し送信し続けてしまう事態の発生を抑制し、第1通信バス101および第2通信バス102の負荷の増大を抑制することができる。
ダミー通信装置11およびダミー通信装置12は、ウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンの値を確認することなく、アクノリッジフレームを送信する。これにより、ダミー通信装置11,12は、格納ウェイクアップパターンの値を確認する処理を省略することができ、処理負荷を低減することができる。
以上説明した実施形態において、車載通信システム1は通信システムに相当し、ECU3,4およびダミー通信装置11は少なくとも1つの第1通信装置に相当し、ECU5,6およびダミー通信装置12は少なくとも1つの第2通信装置に相当し、ゲートウェイ装置2は中継装置に相当する。
また、ダミー通信装置11は第1ダミー通信装置に相当し、ダミー通信装置12は第2ダミー通信装置に相当する。
[第2実施形態]
以下に本開示の第2実施形態を図面とともに説明する。なお第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分を説明する。共通する構成については同一の符号を付す。
第2実施形態の車載通信システム1は、図6に示すように、ECU3~8およびダミー通信装置11~13の代わりに、ECU201,202,203,204,205,206,207,208,209を備える点が第1実施形態と異なる。
ゲートウェイ装置2とECU201,202,203とは、第1通信バス101を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。
ゲートウェイ装置2とECU204,205,206とは、第2通信バス102を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。
ゲートウェイ装置2とECU207,208,209とは、第3通信バス103を介して互いにデータ通信可能に接続されており、CAN通信プロトコルに従ってデータの送受信を行う。
ECU201,202,203,204,205,206,207,208,209はそれぞれ、CAN通信部211,221,231,241,251,261,271,281,291と、制御部212,222,232,242,252,262,272,282,292とを備える。
CAN通信部211,221,231は、第1通信バス101に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
CAN通信部241,251,261は、第2通信バス102に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
CAN通信部271,281,291は、第3通信バス103に接続された通信装置との間で、CAN通信プロトコルに基づいて通信を行う。
制御部212,222,232,242,252,262,272,282,292は、CPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置であり、車両を制御するための各種処理を実行する。
ゲートウェイ装置2およびECU201~209の動作モードとしては、ウェイクアップモードとスリープモードとがある。ゲートウェイ装置2およびECU201~209は、スリープモードでは、第1~3通信バス101~103にCANフレームを送信しない。
ゲートウェイ装置2およびECU201~209は、スリープモードになっている場合に、自身に定められたウェイクアップ要因が発生すると、ウェイクアップする。つまり、ゲートウェイ装置2およびECU201~209は、スリープモードからウェイクアップモードに遷移する。
ECU201~209は、通信が必要なECUを選択的にウェイクアップさせるためセレクティブウェイクアップ機能を有する。
ECU201~209は、第1実施形態の受信応答処理を実行する。
またECU201~209は、予め設定された消費電力通知周期が経過する毎に、消費電力フレームを送信する。消費電力フレームは、自装置の消費電力を示す消費電力情報が格納されたCANフレームである。
制御部24は、ウェイクアップ管理テーブルMTを記憶する。
ウェイクアップ管理テーブルMTには、図7に示すように、ECU201~209のそれぞれについて、接続されている通信バスと、ウェイクアップパターンとが設定されている。本実施形態では、ECU201,204,207のウェイクアップパターンは、「0010」である。ECU202,205,208のウェイクアップパターンは、「0100」である。ECU203,206,209のウェイクアップパターンは、「1000」である。
第2実施形態のゲートウェイ装置2の制御部24は、第1実施形態のフレーム転送処理に加えて、パターン変更処理を実行する。
次に、パターン変更処理の手順を説明する。パターン変更処理は、ゲートウェイ装置2がウェイクアップモードで動作しているときに繰り返し実行される処理である。
パターン変更処理が実行されると、制御部24は、図8に示すように、まずS310にて、ECU201~209の全てから消費電力フレームを受信したか否かを判断する。
ここで、ECU201~209の全てから消費電力フレームを受信していない場合には、制御部24は、パターン変更処理を終了する。
一方、ECU201~209の全てから消費電力フレームを受信した場合には、制御部24は、S320にて、ウェイクアップパターンを設定する。具体的には、制御部24は、第1通信バス101、第2通信バス102および第3通信バス103のそれぞれについて、接続されているECUのうち最も消費電力が低いECUのウェイクアップパターンが、予め設定されたダミーパターンとなるように、ウェイクアップ管理テーブルMTを書き換える。本実施形態のダミーパターンは、「1111」である。
例えば、第1通信バス101、第2通信バス102および第3通信バス103について、最も消費電力が低いECUがそれぞれ、ECU203、ECU205およびECU207であるとする。この場合には、図9に示すように、ウェイクアップ管理テーブルMTにおいて、ECU203、ECU205およびECU207のウェイクアップパターンが、ダミーパターン(すなわち、「1111」)に書き換えられる。
S320の処理が終了すると、制御部24は、図8に示すように、S330にて、ウェイクアップ管理テーブルMTが変更されたか否かを判断する。ここで、ウェイクアップ管理テーブルMTが変更されていない場合には、制御部24は、パターン変更処理を終了する。
一方、ウェイクアップ管理テーブルMTが変更された場合には、制御部24は、S340にて、ウェイクアップパターンがダミーパターンに変更されたECUに対して、ダミーパターンが格納された更新フレームを送信して、パターン変更処理を終了する。
また、ECU201,202,203,204,205,206,207,208,209の制御部212,222,232,242,252,262,272,282,292が実行するパターン更新処理の手順を説明する。パターン更新処理は、ECU201~209がウェイクアップモードで動作しているときに繰り返し実行される処理である。以下では、ECU201で代表して、パターン更新処理の手順を説明する。
パターン更新処理が実行されると、制御部212は、図10に示すように、まずS410にて、ゲートウェイ装置2から、自装置に対する更新フレームを受信したか否かを判断する。ここで、自装置に対する更新フレームを受信していない場合には、制御部212は、パターン更新処理を終了する。一方、自装置に対する更新フレームを受信した場合には、制御部212は、S420にて、制御部212に記憶されているウェイクアップパターンを、更新フレームに格納されているダミーパターンに書き換えることにより、ウェイクアップパターンを更新し、パターン更新処理を終了する。
このように構成された車載通信システム1は、ECU201,202,203と、ECU204,205,206と、ゲートウェイ装置2とを備える。
ECU201,202,203は、第1通信バス101に接続され、第1通信バス101を介してデータ通信を行う。
ECU204,205,206は、第2通信バス102に接続され、第2通信バス102を介してデータ通信を行う。
ゲートウェイ装置2は、第1通信バス101および第2通信バス102に接続され、第1通信バス101を介してECU201,202,203との間でデータ通信を行い、第2通信バス102を介してECU204,205,206との間でデータ通信を行う。
ゲートウェイ装置2は、通信装置をスリープモードからウェイクアップモードに遷移させるウェイクアップパターンが格納されているウェイクアップフレームを送信する。
ECU203は、第1通信バス101を介してゲートウェイ装置2からウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、アクノリッジフレームをゲートウェイ装置2へ送信する。
ECU205は、第2通信バス102を介してゲートウェイ装置2からウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、アクノリッジフレームをゲートウェイ装置2へ送信する。
例えば、図6に示すように、ゲートウェイ装置2が、第3通信バス103を介して、矢印L11で示すウェイクアップフレームを受信するとする。ウェイクアップフレームを受信したゲートウェイ装置2は、矢印L12および矢印L13で示すように、ウェイクアップフレームを第1通信バス101および第2通信バス102に送信する。このウェイクアップフレームに格納されている格納ウェイクアップパターンが「0001」であるとする。
この場合に、ECU201,202の設定ウェイクアップパターンはそれぞれ、「0010」,「0100」であり、設定ウェイクアップパターンと格納ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが一致していない。また、ECU204,206の設定ウェイクアップパターンはそれぞれ、「0010」,「1000」であり、設定ウェイクアップパターンと格納ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが一致していない。このため、ECU201,202,204,206はアクノリッジフレームを送信しない。一方、ECU203,205の設定ウェイクアップパターンは、「1111」であり、設定ウェイクアップパターンと格納ウェイクアップパターンとの間で、「1」となっているビットが下位から1ビット目で一致している。このため、ECU203,205は、矢印L14および矢印L15で示すように、アクノリッジフレームを送信する。
なお、ECU203,205は、格納ウェイクアップパターンが「1000」,「0100」,「0010」であっても、アクノリッジフレームを送信する。
このように車載通信システム1では、ゲートウェイ装置2が第1通信バス101を介してECU201,202,203へウェイクアップフレームを送信した場合に、ECU203がゲートウェイ装置2へアクノリッジフレームを送信する。同様に、ゲートウェイ装置2が第2通信バス102を介してECU204,205,206へウェイクアップフレームを送信した場合に、ECU205がゲートウェイ装置2へアクノリッジフレームを送信する。
これにより、車載通信システム1は、ゲートウェイ装置2が第1通信バス101および第2通信バス102にウェイクアップパターンを繰り返し送信し続けてしまう事態の発生を抑制し、第1通信バス101および第2通信バス102の負荷の増大を抑制することができる。
ECU201,202,203,204,205,206はそれぞれ、ECU201,202,203,204,205,206のそれぞれに対応して設定されている設定ウェイクアップパターンを記憶し、ゲートウェイ装置2からウェイクアップフレームを受信すると、格納ウェイクアップパターンと設定ウェイクアップパターンとを比較し、比較結果に基づいて、アクノリッジフレームを送信するか否かを判断する。
ECU203,205の設定ウェイクアップパターンは、ECU203,205が格納ウェイクアップパターンと設定ウェイクアップパターンとを比較した結果、アクノリッジフレームを送信すると必ず判断するように設定されている。
これにより、車載通信システム1は、ECUの設定ウェイクアップパターンを変更するという簡便な方法で、ダミー通信装置の設定を行うことができる。
ゲートウェイ装置2は、ECU201,202,203の中から1つのECUをダミー通信装置として選択し、ECU204,205,206の中から1つのECUをダミー通信装置として選択する。本実施形態では、第1通信バス101におけるダミー通信装置はECU203であり、第2通信バス102におけるダミー通信装置はECU205である。そしてゲートウェイ装置2は、ダミー通信装置として選択されたECU203,205に対して、アクノリッジフレームを送信すると必ず判断するように設定されているダミーパターンを送信する。
これにより、車載通信システム1は、ダミー通信装置として選択されたECUにダミーパターンを送信するという簡便な方法で、ダミー通信装置の設定を行うことができる。
またECU203は、ECU201,202,203の中で消費電力が最も低いECUであり、ECU205は、ECU204,205,206の中で消費電力が最も低いECUである。これにより、車載通信システム1は、ウェイクアップモードに遷移しないECUをウェイクアップモードに遷移させるようにすることに起因する消費電力の増大を必要最小限に抑制することができる。
以上説明した実施形態において、ECU201,202,203は少なくとも1つの第1通信装置に相当し、ECU204,205,206は少なくとも1つの第2通信装置に相当し、ECU203は第1ダミー通信装置に相当し、ECU205は第2ダミー通信装置に相当する。
また、S320は選択部としての処理に相当し、S340は設定送信部としての処理に相当する。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
[変形例1]
例えば上記実施形態では、ゲートウェイ装置2に3つの通信バスが接続されている形態を示したが、2つの通信バスが接続されるようにしてもよいし、4つ以上の通信バスが接続されるようにしてもよい。
[変形例2]
上記実施形態では、第1,2,3通信バス101,102,103のそれぞれに3つのECUが接続されている形態を示したが、1つのECUが接続されるようにしてもよいし、2つのECUが接続されるようにしてもよいし、4つ以上のECUが接続されるようにしてもよい。
本開示に記載の制御部24,32,42,52,62,72,82,112,122,132,212,222,232,242,252,262,272,282,292およびその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部24,32,42,52,62,72,82,112,122,132,212,222,232,242,252,262,272,282,292およびその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部24,32,42,52,62,72,82,112,122,132,212,222,232,242,252,262,272,282,292およびその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。制御部24,32,42,52,62,72,82,112,122,132,212,222,232,242,252,262,272,282,292に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。
上述した車載通信システム1の他、当該車載通信システム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実体的記録媒体、通信方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…車載通信システム、2…ゲートウェイ装置、3,4,5,6,7,8,201,202,203,204,205,206,207,208,209…ECU、11,12,13…ダミー通信装置、101…第1通信バス、102…第2通信バス、103…第3通信バス

Claims (5)

  1. 第1通信バス(101)に接続され、前記第1通信バスを介してデータ通信を行う少なくとも1つの第1通信装置(3,4,11,201,202,203)と、
    第2通信バス(102)に接続され、前記第2通信バスを介してデータ通信を行う少なくとも1つの第2通信装置(5,6,12,204,205,206)と、
    前記第1通信バスおよび前記第2通信バスに接続され、前記第1通信バスを介して少なくとも1つの前記第1通信装置との間でデータ通信を行い、前記第2通信バスを介して少なくとも1つの前記第2通信装置との間でデータ通信を行う中継装置(2)とを備え、
    前記中継装置は、通信装置をスリープモードからウェイクアップモードに遷移させるウェイクアップパターンが格納されているウェイクアップフレームを送信し、
    少なくとも1つの前記第1通信装置のうち1つの前記第1通信装置を第1ダミー通信装置(11,203)とし、少なくとも1つの前記第2通信装置のうち1つの前記第2通信装置を第2ダミー通信装置(12,205)として、
    前記第1ダミー通信装置は、前記第1通信バスを介して前記中継装置から前記ウェイクアップフレームを受信すると、前記ウェイクアップフレームに格納されている前記ウェイクアップパターンである格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、前記ウェイクアップフレームを受信したことを示すアクノリッジフレームを前記中継装置へ送信し、
    前記第2ダミー通信装置は、前記第2通信バスを介して前記中継装置から前記ウェイクアップフレームを受信すると、前記格納ウェイクアップパターンの値に関わらず、前記アクノリッジフレームを前記中継装置へ送信する通信システム(1)。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記第1ダミー通信装置(11)および前記第2ダミー通信装置(12)は、前記ウェイクアップフレームを受信すると、前記格納ウェイクアップパターンの値を確認することなく、前記アクノリッジフレームを送信する通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムであって、
    少なくとも1つの前記第1通信装置および少なくとも1つの前記第2通信装置はそれぞれ、前記第1通信装置および前記第2通信装置のそれぞれに対応して設定されている設定ウェイクアップパターンを記憶し、前記中継装置から前記ウェイクアップフレームを受信すると、前記格納ウェイクアップパターンと前記設定ウェイクアップパターンとを比較し、比較結果に基づいて、前記アクノリッジフレームを送信するか否かを判断し、
    前記第1ダミー通信装置および前記第2ダミー通信装置の前記設定ウェイクアップパターンは、前記第1ダミー通信装置および前記第2ダミー通信装置が前記格納ウェイクアップパターンと前記設定ウェイクアップパターンとを比較した結果、前記アクノリッジフレームを送信すると必ず判断するように設定されている通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムであって、
    前記中継装置は、
    少なくとも1つの前記第1通信装置(201,202,203)の中から1つの前記第1通信装置を前記第1ダミー通信装置(203)として選択し、少なくとも1つの前記第2通信装置(204,205,206)の中から1つの前記第2通信装置を前記第2ダミー通信装置(205)として選択するように構成された選択部(S320)と、
    前記第1ダミー通信装置として選択された前記第1通信装置と、前記第2ダミー通信装置として選択された前記第2通信装置とに対して、前記アクノリッジフレームを送信すると必ず判断するように設定されている前記設定ウェイクアップパターンを送信するように構成された設定送信部(S340)と
    を備える通信システム。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1項に記載の通信システムであって、
    前記第1ダミー通信装置は、少なくとも1つの前記第1通信装置の中で消費電力が最も低い前記第1通信装置であり、
    前記第2ダミー通信装置は、少なくとも1つの前記第2通信装置の中で消費電力が最も低い前記第2通信装置である通信システム。
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