JP7309875B2 - 芳香族有機アニオンを含むカルニチン塩又はカルニチン誘導体塩を含む組成物を使用したケラチン繊維を処理する方法 - Google Patents
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Description
(i)少なくとも1種の式(I)の化合物:
式中、
・ 同一又は異なってもよいR1、R2及びR3は、(C1~C4)アルキル基又は(C1~C4)ヒドロキシアルキル基を表し;
・ R4は、水素原子、(C1~C4)アルキル基又は-C(O)R基を表し、ここで、Rは、(C1~C3)アルキル基であり;
・ R5は、水素原子、(C1~C4)アルキル基、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表し;
・ An-は、下記の式(II)、(III)又は(IV)の化合物
- 同一又は異なってもよいR6、R7及びR8は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
- R9は、水素原子、負の電荷、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表し;
・ xは、式(I)の化合物の電気的中性を保証するように選択された化学量論係数である。
第1の態様によれば、本発明の対象は、上記のようなケラチン繊維を処理する方法である。好ましくは、処理方法は、ケラチン繊維を手入れし、且つ/又は修復するための方法であり得る。
第2の態様によれば、本発明の対象はまた、上記のような組成物(A)である。
An-は、下記の式(II)、(III)又は(IV)の化合物
- 同一又は異なってもよいR6、R7及びR8は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
- R9は、水素原子、負の電荷、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表す。
- 同一又は異なってもよいR6及びR7は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
- R9は、水素原子、負の電荷、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、好ましくは、負の電荷を表す。
- 同一又は異なってもよいR6、R7及びR8は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
- R9は、水素原子、負の電荷、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、好ましくは、負の電荷を表す。
R5がアルカリ金属を表す場合、これは、ナトリウムであり得る。
本発明による方法において使用される組成物(A)は、化粧用組成物、すなわち、美容的に許容される媒体、すなわち、ヒトケラチン繊維と適合性である媒体を含む組成物である。
組成物(A)は、3~10、好ましくは、4~7の範囲のpHを有する。pHは、化粧品業界において通常使用される有機若しくはミネラルベース又は有機若しくはミネラルベースを使用して調節することができる。
組成物(A)は、乾燥した又は濡れたケラチン繊維に、好ましくは、乾燥したケラチン繊維に塗布し得る。
ii)組成物(A)をケラチン繊維上に、好ましくは、少なくとも10秒の期間放置するステップ;
iii)ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は洗浄するステップ;
iv)ケラチン繊維を周囲空気中で又は加熱装置を用いて乾燥させるステップ
から選択される少なくとも1つのさらなるステップを含み得る。
第4の態様によれば、本発明の対象は、ケラチン繊維を手入れし、且つ/又は修復するための、好ましくは、ケラチン繊維の破損を防止するための、少なくとも1種の上記に定義されているような化合物(I)の美容的使用である。上記の化合物(I)のいずれかは、この目的のために使用することができる。
カルニチンサリチレート
カルニチンサリチレートを、下記の手順によって調製した。
手順:
250gのL-カルニチン(M=161.19g/mol;CAS:541-15-1)、すなわち、1.55molをフラスコ中に検量し、次いで、214.45gの固体サリチル酸(M=138.27g/mol;CAS:69-72-7)、すなわち、1.55molを加える。20mlの水及び60mlのエタノールを加える。混合物を撹拌する。化合物の完全な可溶化まで、混合物を水浴(50℃の浴温度)中で加熱する。このように得られた溶液を周囲温度にて30分間撹拌する。溶媒を蒸発し、次いで、このように得られた生成物を、質量が一定となるまでデシケーター(T=40℃)中に入れる。
mobtained:422.37g
カルニチン3-メチルサリチレートを下記の手順によって調製した。
手順:
50gのL-カルニチン(M=161.19g/mol;CAS:541-15-1)、すなわち、310ミリモルを、一つ口フラスコ中へと検量し、次いで、47.19gの3-メチルサリチル酸(M=152.15g/mol;CAS:83-40-9)、すなわち、310ミリモルを加える。50mlの水及び30mlのエタノールを加える。混合物を5分間撹拌する。このように得られた混合物をナシフラスコ中に移し、壁をエタノールですすぎ、真空蒸発を行う。
mobtained:96g
カルニチン2-ヒドロキシ-3-メトキシベンゾエートを、下記の手順によって調製した。
手順:
50gのL-カルニチン(M=161.19g/mol;CAS:541-15-1)、すなわち、310ミリモルを一つ口フラスコ中に検量する。52.15gの2-ヒドロキシ-3-メトキシ安息香酸(M=168.15g/mol;CAS:877-22-5)、すなわち、310ミリモルを加える。30mlの水及び20mlのエタノールを加える。このように得られた溶液を周囲温度にて30分間撹拌する。真空蒸発を行い、次いで、このように得られた生成物を、質量が一定となるまでデシケーター(T40℃)中に入れる。
mobtained:101.2g
カルニチン2-メトキシベンゾエートを、下記の手順によって調製した。
手順:
50gのL-カルニチン(M=161.19g/mol;CAS:541-15-1)、すなわち、310ミリモルを一つ口フラスコ中に検量する。47.19gの2-メトキシ安息香酸(M=152.15g/mol;CAS:579-75-9)、すなわち、310ミリモルを加える。40mlの水及び30mlのエタノールを加え、このように得られた混合物を30分間撹拌し、次いで、真空蒸発を行う。
mobtained:97g
カルニチンガレートを下記の手順によって調製した。
手順:
20gのL-カルニチン(M=161.19g/mol;CAS:541-15-1)、すなわち、124ミリモル、及び20mlの水をフラスコ中に検量する。21.1gの固体没食子酸(M=170.12g/mol;CAS:149-91-7)、すなわち、124ミリモルのエタノール(65ml)溶液を、次いで、滴下で添加する。混合物を撹拌する。化合物の完全な可溶化まで、混合物を水浴(50℃の浴温度)において加熱する。このように得られた溶液を周囲温度にて30分間撹拌する。溶媒を蒸発し、次いで、このように得られた生成物を、質量が一定となるまでデシケーター(T=40℃)中に入れる。
mobtained:42g(ベージュ色のワックス)
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の3つの房(2.7g/25cm;60のアルカリ溶解度)を、27℃の温度に保ち、且つ食品フィルムでカバーしたホットプレート上に置く。0.5gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ1又は2)/1gの毛髪を2つの別個の毛髪の房に塗布する。試験を受けるフォーミュラを、小さなブラシを使用して毛髪の房上に広げる。5分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。試験を受けるフォーミュラの全部で5回の塗布を行うためにステップを繰り返す。毛髪の房を垂直に24時間つるす。次いで、毛髪の房をくしで10cm/秒の速度にて30回梳く。くしで梳く間に失われた毛髪の質量を秤量する。
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の4つの房(2.7g/25cm;60のアルカリ溶解度)を、40℃の温度に保ち、且つ食品フィルムでカバーしたホットプレート上に置く。10gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ3又は4又は5又は6)/1gの毛髪を4つの別個の毛髪の房に塗布する。試験を受けるフォーミュラを、小さなブラシを使用して毛髪の房上に広げる。60分間静置する。フィルムを取り除く。毛髪の房のそれぞれをDOPシャンプーで下記の洗浄プロトコルによって洗浄する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。毛髪の房を垂直に24時間つるす。次いで、毛髪の房をくしで10cm/秒の速度にて30回梳く。くしで梳く間に失われた毛髪の質量を秤量する。
毛髪の房を水道水で38℃にて10秒間湿らせ、シャンプー(0.4g/1gの毛髪)を塗布し、15秒間マッサージし、水で20秒間注意深くすすぐ。毛髪の房を絞って乾燥させる。くしで梳く。
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の5つの房(2.7g/25cm;60のアルカリ溶解度)を、27℃の温度に保ち、且つ食品フィルムでカバーしたホットプレート上に置く。0.5gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ7~11)/1gの毛髪を5つの別個の毛髪の房に塗布する。試験を受けるフォーミュラを、小さなブラシを使用して毛髪の房上に広げる。5分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。試験を受けるフォーミュラの全部で5回の塗布を行うようにステップを繰り返す。毛髪の房を垂直に24時間つるす。次いで、毛髪の房をくしで10cm/秒の速度にて30回梳く。くしで梳く間に失われた毛髪の質量を秤量する。
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の4つの房(2.7g/25cm;60のアルカリ溶解度)を、27℃の温度に保ち、且つ食品フィルムでカバーしたホットプレート上に置く。5gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ12~15)/1gの毛髪を4つの別個の毛髪の房に塗布する。試験を受けるフォーミュラを、小さなブラシを使用して毛髪の房上に広げる。10分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。試験を受けるフォーミュラの全部で5回の塗布を行うようにステップを繰り返す。毛髪の房を垂直に24時間つるす。次いで、毛髪の房をくしで10cm/秒の速度にて30回梳く。くしで梳く間に失われた毛髪の質量を秤量する。
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の房(150mg/27cm;概ね40のアルカリ溶解度(AS))をシュート中に入れる。AS40の毛髪の房を天然の毛髪から開始して3回の連続的な漂白によって調製する。0.5gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ16)/1gの毛髪をシュート中にそそぎ、フォーミュラを毛髪の房上に十分に分布させるように毛髪の房をマッサージする。27℃の温度に保ったホットプレート上に5分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。試験を受けるフォーミュラの全部で5回の塗布を行うためにステップを繰り返す。次いで、下記の洗浄プロトコルによって毛髪の房を洗浄する。
毛髪の房を水道水で38℃にて10秒間湿らせ、DOPシャンプー(0.4g/1gの毛髪)を塗布し、15秒間マッサージし、水で20秒間注意深くすすぐ。前述のシャンプーのプロトコルを3回繰り返す。同じプロトコルを使用したElseveマルチビタミン2-イン-1シャンプーによる5回目のシャンプー洗浄で終了する。毛髪の房を絞って乾燥させる。くしで梳く。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。
屈曲摩耗技術は、ケラチン繊維の破損について当業者には公知である(参照:Flexabrasion:A Method for Evaluating Hair Strength,Cosmetics & Toiletries Journal,June 26,2009及びHair Breakage in Normal and Weathered Hair:Focus on the Black Patient,Journal of Investigative Dermatology Symposium Proceedings,Volume 12,Issue 2,December 2007,Pages6-9)。この試験の原理は、機械的応力に供された毛髪繊維が切断するのに要した時間を測定することである(屈曲及び摩耗)。屈曲摩耗装置(会社Textechnoからの繊維ストレスモデル)を使用する。毛髪の束を一方の端部において20gのおもりに結合し、他の端部を固定されたバーに結合する。毛髪の束を300μmステンレス鋼ワイヤー上で往復して動かす。動きは、10mmの振幅及び0.5Hzの頻度を有する。破損は、(秒での)破損時間を測定する光学センサーによって検出する。一連の測定は、25束の毛髪を含む。
試験したフォーミュラ:
下記のフォーミュラを、調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の房(150mg/27cm;概ね40のアルカリ溶解度(AS))をシュート中に入れる。AS40毛髪の房を天然の毛髪から開始して3回の連続的な漂白によって調製した。0.4gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ18)/1gの毛髪をシュート中にそそぎ、フォーミュラを毛髪の房上に十分に分布させるように毛髪の房をマッサージする。27℃の温度に保ったホットプレート上に5分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。
毛髪の房を水道水で38℃にて10秒間湿らせ、DOPシャンプー(0.4g/1gの毛髪)を塗布し、15秒間マッサージし、水で20秒間注意深くすすぐ。前述のシャンプーのプロトコルを3回繰り返す。同じプロトコルを使用したElseveマルチビタミン2-イン-1シャンプーによる5回目のシャンプー洗浄で終了する。毛髪の房を絞って乾燥させる。くしで梳く。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。
繰り返し疲労技術は、ケラチン繊維の破損について当業者には公知である(参照:https://www.diastron.com/app/uploads/2017/06/Dia-Stron-CYC801-Brochure.pdf)。この試験の原理は、破損の前の単一の繊維の伸張のサイクルの数を測定することである。30mm長さの繊維を、一定の割合(40mm/秒)で一定応力(100MPa)に供する。研究は25℃及び45%相対湿度にて行う。Diastron CYC801装置(会社Diastronから)を使用する。一連の測定は、50束の毛髪を含む。
試験するフォーミュラ:
下記のフォーミュラを調製し、次いで、下記の手順によって試験した。
損傷を受けた毛髪の房(150mg/27cm;概ね20のアルカリ溶解度(AS))をシュート中に入れる。0.4gの試験を受けるフォーミュラ(フォーミュラ20)/1gの毛髪をシュート中にそそぎ、フォーミュラを毛髪の房上に十分に分布させるように毛髪の房をマッサージする。27℃の温度に保ったホットプレート上に5分間静置する。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。試験を受けるフォーミュラの全部で5回の塗布を行うためにステップを繰り返す。次いで、下記の洗浄プロトコルによって毛髪の房を洗浄する。
毛髪の房を水道水で38℃にて10秒間湿らせ、DOPシャンプー(0.4g/1gの毛髪)を塗布し、15秒間マッサージし、水で20秒間注意深くすすぐ。前述のシャンプーのプロトコルを3回繰り返す。同じプロトコルを使用したElseveマルチビタミン2-イン-1シャンプーによる5回目のシャンプー洗浄で終了する。毛髪の房を絞って乾燥させる。くしで梳く。フード下で乾燥させる(60℃、10分/1gの毛髪)。本発明による毛髪の房を、比較試験第5に記載した屈曲摩耗試験によって試験した。
Claims (17)
- 毛髪の破損を防止するための方法であって、
(i)少なくとも1種の式(I)の化合物:
[式中、
・ 同一又は異なってもよいR1、R2及びR3は、(C1~C4)アルキル基又は(C1~C4)ヒドロキシアルキル基を表し;
・ R4は、水素原子、(C1~C4)アルキル基又は-C(O)R基を表し、ここで、Rは、(C1~C3)アルキル基であり;
・ R5は、水素原子、(C1~C4)アルキル基、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表し;
・ An-は、下記の式(II)の化合物
- 同一又は異なってもよいR6、R7及びR8は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
・ xは、式(I)の化合物の電気的中性を保証するように選択された化学量論係数であり、
ただし、An-は安息香酸のカチオンではない]。 - An-が、下記の式(II’)の化合物
- 同一又は異なってもよいR6及びR7は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表す、
請求項1に記載の方法。 - - R6が、ヒドロキシル又は(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表し;
- R7が、水素原子、又は(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表す、請求項1又は2に記載の方法。 - - R6が、ヒドロキシル又はメトキシルから選択される基を表し;
- R7が、水素原子、又は(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表す、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。 - An-が、下記の式(II’’)の化合物
- 同一又は異なってもよいR6、R7及びR8は、水素原子、又はヒドロキシル、(C1~C4)アルキル若しくは(C1~C4)アルコキシルから選択される基を表す、
請求項1に記載の方法。 - R6、R7及びR8が、ヒドロキシル基を表す、請求項5に記載の方法。
- ・ R1、R2及びR3が、メチル基を表し;
・ R4及びR5が、水素原子を表す、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。 - An-が、請求項1に記載の式(II)の化合物、又は請求項2に記載の式(II’)の化合物、又は請求項5に記載の式(II’’)の化合物から選択される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、下記の式(Ia)、(Ib)、(Ic)、(Id)又は(Ie)の化合物
- 式(I)の化合物のカチオン性部分が、L又はD配置の光学異性体の形態である、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物(A)が、前記組成物(A)の総質量に対して、0.1質量%~100質量%の範囲の式(I)の化合物の総含量を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物(A)が、水、C2~C4アルコール、ポリオール、ポリオールエーテル及びこれらの混合物で構成される群から選択される溶媒を含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物(A)が、少なくとも10質量%のエタノールを含む水/エタノール混合物を含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物(A)が、乾燥した若しくは濡れた毛髪に塗布される、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
- ステップ(i)に続き下記のステップii)~iv)
ii)前記組成物(A)を前記毛髪上に放置するステップ;
iii)前記毛髪をすすぎ、且つ/又は洗浄するステップ;
iv)前記毛髪を周囲空気中で又は加熱装置を用いて乾燥させるステップ
から選択される少なくとも1つのさらなるステップを含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。 - 毛髪の破損を防止するための、請求項1~10のいずれか一項に記載の少なくとも1種の式(I)の化合物の美容的使用。
- 毛髪の破損を防止するための、請求項1~13のいずれか一項に記載の少なくとも1種の組成物(A)の美容的使用。
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