JP2011132191A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の内部に作用することによって毛髪一本一本の弾性を低下させて柔軟化し、太いアジア人毛の生来の硬い感触や、毛髪が損傷を受けることによる感触の悪化を改善することができる毛髪化粧料及び毛髪柔軟化方法の提供。
【解決手段】成分(a)及び(b)を含有し、25℃におけるpHが2〜8である毛髪化粧料。
(a) 一般式(1)で表される芳香族スルホン化合物 0.1〜20質量%
(b) カルニチン又はその塩 カルニチン量として0.01〜5質量%
Figure 2011132191

〔RはH原子若しくは一価炭化水素基を示すか、又は隣接する2つのRで二価炭化水素基を形成する。XはO原子又はN原子を示し、XがO原子である場合YはH原子を、XがN原子である場合YはXに結合するカルボニル基を示す。Z+は1価のカチオンを示す。〕
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関する。
日本人を含むアジア人に特有の生来太くて硬い毛髪については、思うようにまとまらない、スタイリングができないといった悩みを持つ人が多い。また、近年頻繁に行われるようになった染毛処理やパーマネントウェーブ処理によって損傷を受けた毛髪は、更にパサパサとした硬い感触となり、上記の悩みを助長する。
そこで、毛髪の硬い感触や、損傷を受けて生じる感触悪化を改善するために、アルキルトリメチルアンモニウムに代表される第4級アンモニウム塩やシリコーンを主たる有効成分とするトリートメント剤が一般に用いられている。また、その他、パーフルオロアルキルジオキシエチルアミン塩リン酸エステルと第4級アンモニウム塩の併用(特許文献1)、粘土鉱物を用いる方法(特許文献2)などの技術も提案されている。
これらの技術はいずれも、毛髪の表面に特定の成分を吸着させることによって毛髪同士の摩擦抵抗を低下させ、頭髪に触れた際に柔軟な感触を与えるものである。しかしながら、これらの成分は、日常のシャンプー等を用いた洗浄により毛髪から脱落しやすいため、所望の効果が発揮され難く、なかでも太くて硬いアジア人毛に対しては、その効果は十分満足し得るものではなかった。
一方、毛髪のセット性やくし通り性の向上や、損傷による毛髪の跳ねやうねりを元の状態に回復させることを目的として、芳香族スルホン化合物を使用することが提案されている(特許文献3及び4)。
特開平6-192044号公報 特開2005-170874号公報 特開平6-298625号公報 特開2006-347996号公報
本発明は、毛髪一本一本の弾性を低下させて柔軟化し、太いアジア人毛の生来の硬い感触や、毛髪が損傷を受けることによる感触の悪化を改善することができる毛髪化粧料及び毛髪柔軟化方法を提供することを課題とする。
本発明者は、毛髪化粧料において芳香族スルホン化合物とカルニチンとを併用することにより、上記課題を解決できることを見出した。
本発明は、次の成分(a)及び(b)を含有し、25℃におけるpHが2〜8である毛髪化粧料を提供するものである。
(a) 一般式(1)で表される芳香族スルホン化合物 0.1〜20質量%
Figure 2011132191
〔式中、Rは同一若しくは異なって水素原子若しくは一価の炭化水素基を示すか、又は隣接する2つのRが一緒になって、飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基を形成する。Xは酸素原子又は窒素原子を示し、Xが酸素原子である場合Yは水素原子を、Xが窒素原子である場合YはXに結合するカルボニル基を示す。Z+は1価のカチオンを示す。〕
(b) カルニチン又はその塩 カルニチン量として0.01〜5質量%
更に本発明は、上記の毛髪化粧料を毛髪に適用する毛髪柔軟化方法を提供するものである。
本発明によれば、毛髪一本一本の弾性を低下させて柔軟化して、太いアジア人毛の生来の硬い感触や、毛髪が損傷を受けることによる感触の悪化を改善することができる。
<成分(a):芳香族スルホン化合物>
成分(a)の芳香族スルホン化合物は、一般式(1)で表される化合物である。
Figure 2011132191
〔式中、Rは同一若しくは異なって水素原子若しくは一価の炭化水素基を示すか、又は隣接する2つのRが一緒になって、飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基を形成する。Xは酸素原子又は窒素原子を示し、Xが酸素原子である場合Yは水素原子を、Xが窒素原子である場合YはXに結合するカルボニル基を示す。Z+は1価のカチオンを示す。〕
Rのうち一価の炭化水素基としては、アルキル基、アリール基、アラルキル基が挙げられ、炭素数1〜8(好ましくは1〜4)のアルキル基、炭素数6〜10(好ましくは6〜8)のアリール基又はアラルキル基が好ましく、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t-ブチル基、フェニル基、ベンジル基等が挙げられる。
隣接する2つのRが一緒になって形成される飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基としては、アルキレン基、アルキリデン基が挙げられ、炭素数2〜6(好ましくは2〜4)のアルキレン基又はアルキリデン基が好ましく、例えば、エチレン基、エチリデン基、ビニレン基、トリメチレン基、イソプロピリデン基、1-プロペニレン基、テトラメチレン基、2-メチルトリメチレン基、1-メチルトリメチレン基、2-プロペニレン基、2-ブテニレン基、ブタ-1,3-ジエン-1,4-ジイル等が挙げられる。具体的には、隣接する2つのRが一緒になってブタ-1,3-ジエン-1,4-ジイル、テトラメチレン基、1-プロペニレン基、2-プロペニレン基、トリメチレン基を形成する場合、芳香族スルホン化合物として、それぞれナフタレンスルホン酸、テトラヒドロナフタレンスルホン酸、インデンスルホン酸、インダンスルホン酸が形成されるが、中でもナフタレンスルホン酸が好ましい。
Xが酸素原子である場合、Yは水素原子を示すが、Rはアルキル基であるか、隣接する2つのRが一緒になってアルキリデン基を形成するのが好ましい。他方Xが窒素原子である場合、YはXに結合するカルボニル基を示すが、Rは水素原子であるのが好ましい。
また、成分(a)の芳香族スルホン化合物は、カウンターカチオンとして任意の1価カチオンZ+を有することができるが、Z+としてはプロトン、アルカリ金属イオン(例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオン)、アンモニウムイオンが好ましい。
成分(a)の芳香族スルホン化合物のより好ましい例としては、ベンゼンスルホン酸又はその塩、パラトルエンスルホン酸又はその塩、2,4-ジメチルベンゼンスルホン酸又はその塩、2,5-ジメチルベンゼンスルホン酸又はその塩、ナフタレンスルホン酸又はその塩、サッカリン又はその塩等が挙げられる。中でも、パラトルエンスルホン酸又はその塩、2,4-ジメチルベンゼンスルホン酸又はその塩、ナフタレンスルホン酸又はその塩、サッカリン又はその塩がより好ましい。これらは単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
成分(a)の含有量は、施術時に組成物から受ける感触と組成物の保存安定性の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜20質量%であるが、0.5〜10質量%が好ましく、1〜7質量%がより好ましい。
<成分(b):カルニチン又はその塩>
成分(b)は、一般名カルニチンと呼ばれる成分であるが、L-カルニチン、D-カルニチン、DL-カルニチンのいずれであってもよい。また、無機酸又は有機酸の塩であってもよい。塩としては、例えば、カルニチン塩酸塩、カルニチン酒石酸塩等が挙げられる。
成分(b)の含有量は、施術時に組成物から受ける感触の点から、カルニチン量として、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜5質量%であるが、0.05〜3質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。
また、成分(a)と成分(b)の含有質量比(a)/(b)は、毛髪に柔軟性をより確実に付与する点から、0.1〜10が好ましく、0.5〜5がより好ましく、0.5〜5が更に好ましい。
また、成分(a)及び成分(b)の合計含有量は、上記と同様の観点から、本発明の毛髪化粧料中の0.5〜10質量%が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましく、1〜5質量%が更に好ましい。
<界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料は、界面活性剤を含有することができる。界面活性剤としては、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤のいずれも使用することができる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド等が挙げられ、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリドがより好ましい。
非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル系、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル系、高級脂肪酸ショ糖エステル系、ポリグリセリン脂肪酸エステル系、高級脂肪酸モノ又はジエタノールアミド系、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル系、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル系、アルキルサッカライド系、アルキルアミンオキサイド系、アルキルアミドアミンオキサイド系等が挙げられる。これらのうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル系、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜14)エーテル系がより好ましい。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩系、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩系、アルキル又はアルケニル硫酸塩系、オレフィンスルホン酸塩系、アルカンスルホン酸塩系、飽和又は不飽和脂肪酸塩系、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩系、α-スルホン脂肪酸塩系、N-アシルアミノ酸系、リン酸モノ又はジエステル系、スルホコハク酸エステル系等が挙げられる。アルキルエーテル硫酸塩系としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩系が挙げられる。これらアニオン界面活性剤のアニオン性基の対イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。
界面活性剤の含有量は、目的とする毛髪化粧料の用途、各界面活性剤の機能(感触向上、乳化能、洗浄能等)によって異なるが、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましく、0.5〜10質量%がいっそう好ましい。
<コンディショニング成分>
本発明の毛髪化粧料は、更に、カチオン性ポリマー、シリコーン及び油剤から選ばれるコンディショニング成分を含有することができる。このようなコンディショニング成分は、適度に毛髪に残留して、良好なコンディショニング効果を付与することができる。
・カチオン性ポリマー
カチオン性ポリマーは、使用時の毛髪の感触を向上させる目的で用いられる。カチオン性ポリマーとは、カチオン基又はカチオン基にイオン化され得る基を有するポリマーをいい、全体としてカチオン性となる両性ポリマーも含まれる。すなわち、カチオン性ポリマーとしては、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基若しくはアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶性のものが挙げられ、具体的には、カチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。これらのうち、シャンプー時の柔らかさ、滑らかさ及び指の通り易さ、乾燥時のまとまり易さ及び保湿性という効果、並びに剤の安定性の点から、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含むポリマー、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、カチオン化セルロース誘導体が好ましく、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、カチオン化セルロース誘導体がより好ましい。
カチオン性ポリマーの具体例としては、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体(ポリクオタニウム-6、例えばマーコート100;ナルコジャパン社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-22、例えばマーコート280、マーコート295;ナルコジャパン社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7、例えばマーコート550;ナルコジャパン社)、4級化ポリビニルピロリドン誘導体(ガフコート734、ガフコート755、ガフコート755N;アイエスピー・ジャパン社)、カチオン化セルロース誘導体(ポリクオタニウム-10、例えばレオガードG、同GP;ライオン社、ポリマーJR-125、ポリマーJR-30M、ポリマーLR-400、ポリマーLR-30M;以上、ダウ・ケミカルジャパン社)等が挙げられる。
これらカチオン性ポリマーは、2種以上を併用してもよい。カチオン性ポリマーの含有量は、感触向上効果と組成物の安定性の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.001〜20質量%が好ましく、0.01〜10質量%がより好ましく、0.05〜5質量%が更に好ましい。
・シリコーン
本発明の毛髪化粧料は、優れた使用感を付与する目的で用いられる。シリコーンとしては、例えば、ポリジメチルシロキサン、変性シリコーン(例えば、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等)、環状ポリジメチルシロキサン、アミノポリエーテル変性シリコーン、高重合メチルポリシロキサンエマルジョンが挙げられ、ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、環状ポリジメチルシロキサン、アミノポリエーテル変性シリコーン、高重合メチルポリシロキサンエマルジョンが好ましい。
これらシリコーンは商業的に入手することができ、例えば、BY11-026、BY22-19、FZ-3125、SH200-1,000,000cs(東レ・ダウコーニング社)、TSF451-100MA(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社)、KM-9716(信越化学工業社)〔以上ポリジメチルシロキサン〕、TSF4440(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社)、KF-6005、KF-6011、KF-353A(信越化学工業社)〔以上ポリエーテル変性シリコーン〕、SF8451C、SF8452C、SF8457C、DC929、DC8500、SS-3551、SM8704C、SM8904(東レ・ダウコーニング社)、KF-867(信越化学工業社)、KT1989(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社)〔以上アミノ変性シリコーン〕、SH244、SH245(東レ・ダウコーニング社)〔以上環状ポリジメチルシロキサン〕、SS-3588(東レ・ダウコーニング社)〔以上アミノポリエーテル変性シリコーン〕、BY22-060(東レ・ダウコーニング社)〔以上高重合メチルポリシロキサンエマルジョン〕等が挙げられる。
上記シリコーンの含有量は、十分な効果とベタツキの抑制の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましい。
・油剤
油剤は、使用時及び乾燥後の毛髪の感触を改善し、安定性を付与する目的で用いられる。油剤としては、スクワレン、スクワラン、ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素;、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油、シア脂等のグリセリド;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミルスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル油;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ラノリン脂肪酸、イソ脂肪酸、アンテイソ脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、18−メチルエイコサン酸、16−メチルオクタデカン酸等の高級脂肪酸;ミリスチルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテル等が挙げられる。これらのうち高級アルコールが好ましい。
これらの油剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その含有量は、感触改善効果と安定性の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましい。
<媒体>
本発明の毛髪化粧料には、媒体として、水及び必要により有機溶剤が使用される。
有機溶剤としては、エタノール、2-プロパノール等の低級アルカノール;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン等のポリオール;エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ;エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトールが挙げられる。これらのうち、芳香族アルコール、ポリオールが好ましい。
<その他>
本発明の毛髪処理用組成物には、上記成分のほかに通常化粧料原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、タンパク質加水分解物、ビタミン、染料等の着色剤、香料、紫外線吸収剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、セット用ポリマー、両親媒性アミド脂質等が挙げられる。
上記、セット用ポリマーとしては、ポリシリコーン-9;ポリビニルピロリドン系ポリマー(例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル三元共重合体、ビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート(四級塩化)共重合体、ビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、ビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体等);メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体;酸性ポリ酢酸ビニル系ポリマー(例えば、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体等);酸性(メタ)アクリル系ポリマー(例えば、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体等);両性アクリル系ポリマー(例えば、N-メタクリロイルエチル-N,N-ジメチルアンモニウム・α-N-メチルカルボキシベタイン/メタクリル酸ブチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体等);アクリルアミド・アクリル酸エステル系共重合体;キチン・キトサン化合物(例えば、ヒドロキシプロピルキトサン、カルボキシメチルキチン、カルボキシメチルキトサン等)などが挙げられる。
両親媒性アミド脂質としては、具体的には、一般式(2)で表されるジアミド化合物、一般式(3)で表されるアミド化合物等が挙げられる。
Figure 2011132191
式中、R1は水酸基及び/又はアルコキシ基が置換してもよい炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示し、R2は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖の二価の炭化水素基を示し、R3は炭素数1〜22の直鎖又は分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。
Figure 2011132191
〔式中、R4はヒドロキシ基、オキソ基又はアミノ基が置換してもよい炭素数4〜30の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、Wはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し、破線はπ結合の存在又は不存在を示し、X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、又は隣接する酸素原子とともにオキソ基を形成し、X2、X3及びX4は各々独立して水素原子、ヒドロキシ基又はアセトキシ基を示し(但し、Wがメチン基であるとき、X2とX3は一方が水素原子で他方は存在せず、−O−X1がオキソ基であるとき、X4は存在しない)、R5及びR6は各々独立して水素原子、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し、R7はヒドロキシ基又はアミノ基が置換してもよい炭素数5〜35の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和炭化水素基、又は該炭化水素基のω位にヒドロキシ基が置換してもよい炭素数8〜22の直鎖、分岐若しくは環状の飽和若しくは不飽和の脂肪酸がエステル結合した基を示し、R8は水素原子を示すか、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有してもよい総炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。〕
<pH>
本発明の毛髪化粧料は、頭皮等に対する低刺激性と、成分(a)の加水分解安定性の観点から、25℃におけるpHが2〜8であり、好ましくは2.5〜7、より好ましくは3〜5である。この調整のために、更にpH調整剤を使用することができる。
pH調整剤としては、アルカリ剤として、アンモニア及びその塩;モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のアルカノールアミン及びその塩;1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン及びその塩;炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物等を使用することができる。また、酸剤として、クエン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸等の有機酸;塩酸、リン酸等の無機酸、塩酸モノエタノールアミン等の塩酸塩;リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二ナトリウム等のリン酸塩等を使用することができる。このうち、有機酸を配合することが好ましい。
これらのpH調整剤は、酸剤単独あるいはアルカリ剤単独でも、両者を併用してもよく、またその含有量は、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましい。
<剤型>
本発明の毛髪化粧料の剤型は、例えば、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、ムース状、エアゾールなどの形態にすることができる。
本発明の毛髪化粧料は、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント等のインバス剤;ヘアムース、ヘアオイル、スタイリング剤等のアウトバス剤などに好適に用いることができる。
<毛髪柔軟化方法>
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に適用することによって、毛髪を柔軟化することができる。すなわち、インバス剤の場合は、濡れた毛髪に適用し、必要に応じ一定時間放置後、洗い流せばよく。またアウトバス剤の場合は、毛髪(乾燥した状態でも、洗髪後の湿った状態でもよい)に適量を塗布し髪全体になじませればよい。これにより、毛髪の内部に作用することによって毛髪一本一本の弾性を低下させて柔軟化し、太いアジア人毛の生来の硬い感触や、毛髪が損傷を受けることによる感触の悪化を改善することができる。
実施例1〜2、比較例1〜3 (シャンプー組成物)
〔曲げ弾性率の比〕
表1に示すシャンプー組成物を調製し、以下の手順に従い、曲げ弾性率の比を測定した。
〔1〕曲げ弾性率測定(処理前)
化学処理をしていない日本人毛10本を長さ6cmに切り、3時間イオン交換水中に浸漬させた。次いで10本を直線状に形付けした後、室温20℃、相対湿度65%の恒温恒湿室内で24時間放置乾燥した。形付けの後に同じ恒温恒湿室内にて、10本のうち1本を取り出し、カトーテック株式会社製曲げ試験機FB2-SHを用いて毛髪1本の曲げ弾性率を測定した。同様に残りの9本に関しても曲げ弾性率を測定し、10本の平均値Dを求めた。
〔2〕洗髪工程
別途用意した1gの日本人毛の毛束に上記〔1〕でDを測定した10本の毛を固定した。この10本の毛が固定された1gの毛束に対し、表1に示す各実施例・比較例のシャンプー組成物0.3gを塗布し、良く泡立てた後、約40℃の水ですすいだ。
〔3〕曲げ弾性率測定(処理後)
上記〔2〕の処理を行った毛束から、〔1〕でDを測定した10本の毛を取り出した。次いで10本を一つの束にして直線状に形付けした後、室温20℃、相対湿度65%の恒温恒湿室内で24時間放置乾燥した。形付けの後に同じ恒温恒湿室内にて、10本のうち1本を取り出し、カトーテック株式会社製曲げ試験機FB2-SHを用いて毛髪1本の曲げ弾性率を測定した。同様に残りの9本に関しても曲げ弾性率を測定し、10本の平均値D'を求めた。
〔4〕曲げ弾性率の比算出
上記〔1〕及び〔3〕で得られた曲げ弾性率の値を用いて、下記の式より曲げ弾性率の比を算出した。この結果を表1に併せて示す。D'/Dの値が小さい程、処理後の毛髪が柔らかくなったことになる。
(曲げ弾性率の比)=D'/D
Figure 2011132191
実施例3、比較例4 (コンディショナー組成物)
表2に示すコンディショナー組成物を調製した。
〔曲げ弾性率の比〕
前記〔曲げ弾性率の比〕の〔2〕において、表1に示す実施例1又は比較例1のシャンプー組成物0.3gを塗布し、良く泡立てた後、約40℃の水ですすいだ。次いで、表2に示す実施例3又は比較例4のコンディショナー組成物0.3gを、表3に示す組合せで塗布し、良く馴染ませた後、約40℃の水ですすいだ。
他の工程は前記と同様に行い、曲げ弾性率の比を求めた。この結果を表3に示す。
Figure 2011132191
Figure 2011132191
〔感触評価〕
〔1〕ダメージ毛の作製
長さ20cmの化学処理をしていない日本人毛髪を用いて5gの毛束を作製し、表4に示す脱色剤組成物を5g塗布し、30℃で20分放置した。その後、表5に示す評価用シャンプーで洗浄、水洗を2回繰り返した。次いでタオルドライし、毛束の上端を固定し、自然乾燥させた。上記の脱色工程を更に繰り返し、ダメージ毛を作製した。
Figure 2011132191
Figure 2011132191
〔2〕シャンプー、コンディショナー処理
上記〔1〕で得たダメージ毛の毛束に対し、表1に示す実施例1のシャンプー組成物1.5gを塗布し、良く泡立てた後、約40℃の水ですすいだ。次いで、表2に示す実施例3のコンディショナー組成物1.5gを塗布し、良く馴染ませた後、約40℃の水ですすいだ。最後にタオルドライし、毛束の上端を固定し、自然乾燥させた。
一方、〔1〕で得たダメージ毛の毛束に対し、表1に示す比較例1のシャンプー組成物1.5gと表2に示す比較例4のコンディショナー組成物1.5gを使用して、上記と同じ処理を行った。
〔3〕評価基準
毛髪乾燥後の髪の柔らかさについて、下記の基準に従い、専門パネラー5名が官能試験を行った。結果を5名の平均点でランク分けを行い、表6に示す。
<髪の柔らかさ>
4:非常に柔らかい
3:柔らかい
2:どちらともいえない
1:ゴワつく
0:非常にゴワつく
<評価>
◎:平均評価点が3.5以上
○:平均評価点が2.5以上3.5未満
△:平均評価点が1.5以上2.5未満
×:平均評価点が1.5未満
Figure 2011132191
本発明の毛髪化粧料は、毛髪一本一本の弾性を低下させて柔軟化し、ダメージに伴う感触悪化を改善するものであった。

Claims (5)

  1. 次の成分(a)及び(b)を含有し、25℃におけるpHが2〜8である毛髪化粧料。
    (a) 一般式(1)で表される芳香族スルホン化合物 0.1〜20質量%
    Figure 2011132191
    〔式中、Rは同一若しくは異なって水素原子若しくは一価の炭化水素基を示すか、又は隣接する2つのRが一緒になって、飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基を形成する。Xは酸素原子又は窒素原子を示し、Xが酸素原子である場合Yは水素原子を、Xが窒素原子である場合YはXに結合するカルボニル基を示す。Z+は1価のカチオンを示す。〕
    (b) カルニチン又はその塩 カルニチン量として0.01〜5質量%
  2. 成分(a)及び(b)の含有質量比(a)/(b)が、0.1〜10である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 成分(a)及び(b)の合計含有量が、0.5〜10質量%である請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
  4. 成分(a)が、パラトルエンスルホン酸、2,4-ジメチルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、サッカリン及びこれらの塩から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪化粧料を毛髪に適用する毛髪柔軟化方法。
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