JP7308875B2 - 口腔組成物 - Google Patents
口腔組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7308875B2 JP7308875B2 JP2021071696A JP2021071696A JP7308875B2 JP 7308875 B2 JP7308875 B2 JP 7308875B2 JP 2021071696 A JP2021071696 A JP 2021071696A JP 2021071696 A JP2021071696 A JP 2021071696A JP 7308875 B2 JP7308875 B2 JP 7308875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probiotic
- composition
- mutans
- strains
- lactobacillus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/66—Microorganisms or materials therefrom
- A61K35/74—Bacteria
- A61K35/741—Probiotics
- A61K35/744—Lactic acid bacteria, e.g. enterococci, pediococci, lactococci, streptococci or leuconostocs
- A61K35/747—Lactobacilli, e.g. L. acidophilus or L. brevis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/99—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from microorganisms other than algae or fungi, e.g. protozoa or bacteria
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/02—Stomatological preparations, e.g. drugs for caries, aphtae, periodontitis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/10—Antimycotics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/59—Mixtures
- A61K2800/592—Mixtures of compounds complementing their respective functions
- A61K2800/5922—At least two compounds being classified in the same subclass of A61K8/18
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Birds (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Oncology (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Rheumatology (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
本出願は、2013年7月5日に提出された米国仮特許出願USSN 61/843,
158の利益を主張し、該文献の全内容は、本明細書に援用される。
本発明は、経口投与のためのプロバイオティクス組成物に関する。特に、本発明は、改善された健康、特に改善された口腔の健康、などの有益な効果を持つプロバイオティクス組成物に、そして該組成物を投与する方法に関する。
組み合わせた相補的相乗的効果に関する潜在能力が存在する。別の例では、2つのプロバイオティクス株が異なるバクテリオシンを分泌することも可能であり、こうしたバクテリオシンは、S.ミュータンス内で多様な生化学的ターゲットを有するため、いずれか単独の場合よりも、組み合わされてより強いS.ミュータンス殺傷効果を有する可能性もある。
61/674,390に記載され、該文献は、ストレプトコッカス・サリバリウス(S
treptococcus salivarius)K12(登録商標)(BLIS K12(登録商標))および少なくとも5つのラクトバチルス属(Lactovacillus)細菌を含むプロバイオティクスの組み合わせを開示する。
[1]口腔衛生において使用するための組成物であって、口腔衛生に有効な量のプロバイオティクスを含み、プロバイオティクスがラクトバチルス・ヘルベチクス(Lactobacillus helveticus)株を含む、前記組成物。
[2]ラクトバチルス・ヘルベチクス株が、ラクトバチルス・ヘルベチクスLAFTI
L10、ラクトバチルス・ヘルベチクスR0052またはその混合物である、[1]に記載の組成物。
[3]ラクトバチルス・ヘルベチクス株が、ラクトバチルス・ヘルベチクスLAFTI
L10である、[1]に記載の組成物。
[4]プロバイオティクスが、別のプロバイオティクス細菌をさらに含む、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]プロバイオティクスが、1つのまたはそれより多いラクトバチルス属をさらに含む、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)株をさらに含む、[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・プランタルムSD5870をさらに含む、[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・ヘルベチクス株およびラクトバチルス・プランタルム株から本質的になる、[1]~[7]のいずれかに記載の組成物。
[9]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・ヘルベチクス株およびラクトバチルス・プランタルムSD5870から本質的になる、[1]~[8]のいずれかに記載の組成物。
[10]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・ヘルベチクスLAFTI L10およびラクトバチルス・プランタルムSD5870から本質的になる、[1]に記載の組成物。
[11]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・ヘルベチクスR0052およびラクトバチルス・プランタルムSD5870から本質的になる、[1]に記載の組成物。
[12]プロバイオティクスが、1つのまたはそれより多いビフィドバクテリウム属をさらに含む、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[13]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・ヘルベチクスLAFTI L10およびビフィドバクテリウム・ロングム(Bifidobacterium longum)SD5846から本質的になる、[1]に記載の組成物。
[14]齲蝕を治療するかまたは予防する際に使用するための組成物であって、齲蝕の予防に有効な量のプロバイオティクスを含み、プロバイオティクスがラクトバチルス・プランタルムSD5870を含む、前記組成物。
[15]プロバイオティクスが、ストレプトコッカス・サリバリウス(Streptococcus salivarius)をさらに含む、[14]に記載の組成物。
[16]プロバイオティクスが、ストレプトコッカス・サリバリウスM18をさらに含む、[14]または[15]に記載の組成物。
[17]プロバイオティクスが、ストレプトコッカス・サリバリウスK12をさらに含む、[14]から[16]のいずれかに記載の組成物。
[18]プロバイオティクスが、ラクトバチルス・プランタルムSD5870およびストレプトコッカス・サリバリウスM18から本質的になる、[14]に記載の組成物。
[19]齲蝕を治療するかまたは予防する際に使用するための組成物であって、齲蝕を予防するために有効な量のプロバイオティクスを含み、プロバイオティクスがビフィドバクテリウム・ロングムSD5846である、前記組成物。
[20]再ミネラル化剤をさらに含む、[1]~[19]のいずれかに記載の組成物。
[21]再ミネラル化剤が、カゼインリン酸ペプチド-非結晶性リン酸カルシウムを含む、[20]に記載の組成物。
[22]プレバイオティクスをさらに含む、[1]~[21]のいずれかに記載の組成物。
[23]キャリアー、希釈剤、賦形剤またはそのいずれかの混合物をさらに含む、[1]~[22]のいずれかに記載の組成物。
[24]対象において、口腔状態または疾患を治療するかまたは予防する方法であって、[1]~[23]のいずれか一項に定義するような組成物を、対象に経口投与する工程を含む、前記方法。
[25]対象がヒト、イヌ、ネコまたはウマである、[24]に記載の方法。
[26]組成物が、錠剤、丸剤、粉末、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル、カプセル、ペースト、食品または菓子として処方される、[24]または[25]に記載の方法。
[27]組成物が、歯磨き粉、チューインガムまたは発泡錠として処方される、[24]または[25]に記載の方法。
[28]口腔状態または疾患が、齲蝕、口臭、歯肉炎、口腔内潰瘍、アフタ性口内炎、カンジダ症および/または歯周病を含む、[24]~[27]のいずれかに記載の方法。
[29]齲蝕を治療するかまたは予防するための[24]~[28]のいずれかに記載の方法。
[30]対象における口腔衛生のためのラクトバチルス・ヘルベチクス株の使用。
[31]対象における口腔衛生のための[1]~[23]のいずれか一項に定義するような組成物の使用。
[32]対象における口腔衛生用の薬剤調製のための、[1]~[23]のいずれか一項に定義するような組成物の使用。
[33]組成物が、錠剤、丸剤、粉末、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル、カプセル、ペースト、食品または菓子として処方される、[31]~[32]のいずれかに記載の使用。
[34]組成物が、歯磨き粉、チューインガムまたは発泡錠として処方される、[31~32のいずれかに記載の使用。
[35]対象が、ヒト、イヌ、ネコまたはウマである、[30]~[34]のいずれかに記載の使用。
[36]口腔衛生が、齲蝕、口臭、歯肉炎、口腔内潰瘍、アフタ性口内炎、カンジダ症および/または歯周病を予防するかまたは治療することを含む、[30]~[35]のいずれかに記載の使用。
[37]齲蝕を治療するかまたは予防するための、[30]~[36]のいずれかに記載の使用。
[38]ラクトバチルス・ヘルベチクス株、および対象における口腔衛生においてそれを使用するための説明書を含む、商業的パッケージ。
[39][1]~[23]のいずれか一項に定義するような組成物、および対象における口腔衛生においてそれを使用するための説明書を含む、商業的パッケージ。
[40]組成物が、錠剤、丸剤、粉末、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル、カプセル、ペースト、食品または菓子として処方される、[39]に記載の商業的パッケージ。
[41]組成物が、歯磨き粉、チューインガムまたは発泡錠として処方される、[39記載の商業的パッケージ。
[42]対象が、ヒト、イヌ、ネコまたはウマである、[38]~[41]のいずれかに記載の商業的パッケージ。
[43]口腔衛生が、齲蝕、口臭、歯肉炎、口腔内潰瘍、アフタ性口内炎、カンジダ症および/または歯周病を予防するかまたは治療する工程を含む、[38]~[42]のいずれかに記載の商業的パッケージ。
[44]口腔衛生が、齲蝕を治療するかまたは予防する工程を含む、[35]~[40]のいずれかに記載の商業的パッケージ。
本発明の1つの側面において、口腔衛生において使用するための組成物であって、口腔衛生に有効な量のプロバイオティクスを含み、プロバイオティクスがラクトバチルス・ヘルベチクス(Lactobacillus helveticus)株を含む、前記組成物を提供する。
longum)SD5846を含む、前記組成物を提供する。
、ヒドロキシアパタイト、グリセロリン酸カルシウム、またはカルシウムおよびリン酸の他のバリアントが含まれる。再ミネラル化剤を、組成物の1~10重量%、好ましくは1~4重量%の量で添加してもよい。フッ化物もまた、多くのデンタルケア製品に添加されるが、これはフッ化物が再ミネラル化の有効な触媒であり、そして結晶構造内に取り込まれて、元来のものよりも耐性である歯の表面をもたらすためである。顕著なことに、カゼインリン酸ペプチド-非結晶性リン酸カルシウム(CPP-ACP)(その開示が本明細書に援用される、米国特許7,491,694を参照されたい)は、特に有効であり、これは、ミルクタンパク質由来の結合ペプチドが結合し、そしてリン酸カルシウムを可溶性非結晶質内に安定化させ、ここから容易に生体利用可能であるためである。再ミネラル化剤、特にCPP-ACPを伴う、脱ミネラル化を予防するプロバイオティクス製剤の組み合わせは、齲蝕の予防的治療においてより大きな有効性を有すると期待されるであろう。
。適切な投与形態には、例えば、錠剤(例えば発泡錠および/または多層錠)、丸剤、粉末、ロゼンジ剤(多層ロゼンジ剤を含む)、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル、カプセル、ペースト(例えば歯磨き粉)、食品および菓子(例えばチューインガム)が含まれる。こうした投与形態の処方は、当該技術分野に周知である。本発明の組成物は、少なくとも24ヶ月の期間に渡って、さらに少なくとも30ヶ月の期間に渡って、室温(20~25℃)で、プロバイオティクス株の有効なCFUカウントを維持する、優れた安定性を有する。保存期間は、特定の保存条件(例えば2~8℃の冷蔵条件)下で、そして/または多様な送達系、例えばサシェ剤/粉末スティックで、36ヶ月を超えるまで延長可能である。
4人の異なる被験者から、無菌プローブを用いて歯垢を収集し、そしてミティス・サリバリウス-バシトラシンS.ミュータンス選択寒天上に直接スプレッドし、そして次いで微好気性条件下で、37℃で48時間インキュベーションした。次いで、個々のコロニーをBHYEプレート上に四分円でストリークし、そして次いで、微好気性条件下で、37℃で48時間、再びインキュベーションした。続いて、単離されたコロニーに対して遺伝子型決定を行い、種を確認した。InstaGeneマトリックス(BioRad)を用い、製造者の説明書と同様に、細菌DNAを抽出した。簡潔には、単一コロニーを摘み取り、そして1mLの無菌H2O中に分散させた。次いで、この混合物を10,000rpmで1分間遠心分離し、そして上清を廃棄した。ペレットに、200μLのIntaGeneマトリックスを添加し、試料を迅速にボルテックスし、そして水槽中、55℃で20分間インキュベーションした。次いで、試料を取り除き、そして沸騰した水槽で30分間インキュベーションした。次いで、試料を再びボルテックスし、そして次いで、10,000rpmで3分間遠心分離した。上清を収集し、そしてPCRのために使用するまで、-20℃で保存した。
2000)。
S.ミュータンスに対するプロバイオティクスのアンタゴニズムを試験するため、本質的にTaggおよびBannister(Tagg 1979)によって以前実行されたように、繰延アンタゴニズムを行った。液体培養物を、ラクトバチルス属またはビフィドバクテリウム属のいずれかに関してはMRSに、そしてストレプトコッカス属に関してはBHYEに接種し、そして次いで微好気性条件下で、37℃で一晩インキュベーションした。図1を参照すると、次いで、無菌コットンスワブを用いて、測定された1cm幅のストリークで、0.1%(w/v)CaCO3を含むBHIまたはCBプレート上に、一晩の懸濁物をスワブした。BHIプレートは、18.5μgのブレインハートインフュージョン(BHI、Difco)、7.5g寒天(Fisher)および1g CaCO3(Sigma)を含有した。CBプレートは、22gのコロンビア血液(Difco)、7.5g寒天(Fisher)および1g CaCO3(Sigma)を含有した。次いで、プレートを微好気性条件下、37℃でインキュベーションした。48時間後、細菌増殖物をガラス顕微鏡スライドで掻き取り、そしてプレートをクロロホルム蒸気で20分間再滅菌した。次いで、基準株S.ミュータンスATCC25175の一晩の懸濁物および4つの新鮮な単離体を垂直にストリークし、そしてプレートを再度インキュベーションした。48時間後、細菌増殖の2つの領域間の距離からプロバイオティクスを直接プレーティングした部分の1cmを減じたものとして、阻害ゾーン(ZOI)を計算した。Prism4(GraphPad)を用いて、統計を行った。一元配置ANOVAを用いて、特定のプロバイオティクスおよびプロバイオティクスの組み合わせの間を比較した。個々の処置の合計を組み合わせ処置で割った相乗指数として、相乗作用を計算した。>1の値は組み合わせの相乗作用を示す(Wang 2012)。
ィクスによって分泌されるアンタゴニスト因子に、はるかにより耐性であることが証明された(図3)。例えば、単一プロバイオティクス実験においては、S.ミュータンス25175に関してアンタゴニズムはまったく観察されず、一方、S.ミュータンス13に関しては、6つのプロバイオティクスのうち、B.ロングムSD5846を除いて、すべてがアンタゴニスト性であった。単一株として、L.ヘルベチクスLAFTI L10およびL.ヘルベチクスR0052は、4つの新鮮に単離されたS.ミュータンスすべてにアンタゴナイズ可能であったが、S.サリバリウスK12、およびL.プランタルムSD5870は、4つのうち3つにアンタゴナイズした。S.サリバリウスM18は、4つの病原性単離体のうち2つにアンタゴナイズし、そしてB.ロングムSD5846は1つのみにアンタゴナイズし、そしてこれらに関する平均ZOIは、すべての場合で、他のプロバイオティクス株よりも比較的弱かった。
5つのS.ミュータンス株に対する繰延アンタゴニズムアッセイの定性的観察に基づく、ZOIの存在または非存在
み合わせに関するZOIを、個々に測定した構成要素ZOIの合計によって割ることにより、相対相乗作用を示す。50%相乗作用よりも大きい(SQ>1.5)組み合わせを太字で示す。NAはアンタゴニズムなしを示し、一方、USは、アンタゴニズムが組み合わせで観察されるのみであるため、決定されない相乗作用を示す。L.ヘルベチクスLAFTI L10とB.ロングムSD5846の組み合わせ、およびL.プランタルムSD5870とL.ヘルベチクスR0052の組み合わせは、どちらも、個々の構成要素よりも、S.ミュータンスの株に対して、有意によりアンタゴニスト性であった。L.ヘルベチクスLAFTI L10とB.ロングムSD5846の組み合わせは、S.ミュータンス株25175、13、14、15、および17に対して試験した際、それぞれ、US、1.8、3.7、2.4、および2.2で非常に相乗的であった。L.プランタルムSD5870とL.ヘルベチクスR0052もまた相乗的であり、それぞれ、NA、3.3、1.5、1.8、および1.6のSQを示した。
過酸化水素産生を試験するため、Kangらによって最近用いられたもの(Kang 2011)と非常に類似の、一般的に用いられる方法論を使用した。本質的には、標準的寒天増殖培地(ラクトバチルス属またはビフィドバクテリウム属のいずれかに関してはMRS、およびストレプトコッカス属に関してはBHYE)を、0.25mg/mL 3,3’,5,5’-テトラメチルベンジジン(TMB)および0.1ng/mLペルオキシダーゼの添加によって改変した。簡潔には、0.125gのTMBおよび5mgのペルオキシダーゼを1mLのジメチルスルホキシド(DMSO)および水にそれぞれ溶解した。0.2μmシリンジフィルターを用いてこれらの溶液を滅菌し、そしてオートクレーブ後、冷却して<50℃になったら直ちに、0.5Lの液体寒天培地に添加した。次いで、プレートに注いだ。プロバイオティクスの個々のコロニーをストックプレートから摘み取り、そして接種ループを用いて、TMB/ペルオキシダーゼ寒天および標準的寒天対照プレート上に直接ストリークした。次いで、プレートを37℃で微好気性条件下に72時間放置した。正常MRSまたはBHYEストリーク対照プレートと比較することによって、24時間ごとに、青または赤いずれかへの色の任意の変化に関して、コロニーおよび周囲の寒天を評価した。実験を3回反復した。
モフィルスを例外として、最も迅速にH2O2を産生する中にすべてあり、プレーティング24時間以内に産生することが観察されてきている。
別に述べない限り、細胞培養試薬をGIBCOから得た。不死化ヒト気管支上皮細胞株16HBE14o-を、10%FBSおよび2mM L-グルタミンを補充したMEM培地中で増殖させ、そして37℃および5%CO2で、標準細胞培養法を用いて維持した。細胞を、1×105細胞/ウェルの濃度で、組織培養処理24ウェルプレートのウェル中に植え付け、そして集密まで増殖を可能にした(約48時間、およそ5×105細胞/ウェル)。次いで、細胞培地を吸引し、そして多様な安定期細菌細胞懸濁物の100倍希釈を含有する500μLの新鮮な培地と交換し、これをMRS(ラクトバチルス属およびビフィドバクテリウム属)またはBHYE(ストレプトコッカス属)中で一晩増殖させた。次いで、プレートを37℃および5%CO2でインキュベーションした。5時間後、培地を吸引し、そして単層をPBSで3回よく洗浄して、しっかり(non-loosely)接着している細菌を除去した。次いで、最終濃度0.1%までTritonTM X-100を添加することによって、真核細胞を破壊した。次いで、溶解懸濁物中に含有される残った接着CFUの計数を、ドロップ・プレート法によって行った。10-6までの連続希釈を10倍段階で96ウェルプレート中で行い、10μLの多様な希釈を次いで、3つ組で適切な寒天(ラクトバチルス属およびビフィドバクテリウム属に関してはMRS、そしてストレプトコッカス属に関してはBHYE)上にスポッティングした。寒天プレートを、微好気性条件下、37℃で24時間インキュベーションし、その後、CFUを計数した。16HBE14o-細胞の細菌不含対照ウェルの細胞カウントによって決定されるようなウェル中の気管支細胞数によって総CFUを割ったものとして、接着を報告した。
多様なプロバイオティクス細菌またはS.ミュータンスを、ラクトバチルス属またはビフィドバクテリウム属いずれかの場合は1mLの液体MRS、あるいはストレプトコッカス属の場合はBHYEに接種し、そして次いで、微好気性条件下で、37℃で一晩インキュベーションした。次いで、試験管を2000rpmで5分間遠心分離し、そして上清を吸引し、そして次いで、1mL PBS中で再懸濁した。この工程を3回反復した。次いで、懸濁した細胞を100μL PBS中に、2倍連続希釈工程で128倍まで、96ウェルプレート中で、連続希釈した。EONマイクロプレートリーダー(BioTek)を用いて、600nmでプレートから吸光度を読み取った。生じたデータから、希釈に対する吸光度の曲線を生成し、そして0.3の吸光度に関する希釈を、試験した各細菌に関して外挿した。200μLの懸濁細菌を含有する3つ組ウェルを、外挿にしたがって、96ウェルプレート中で直接希釈した。各細菌に関して、100μLの同じ希釈物をまた、100μLの希釈したS.ミュータンスと一緒に添加した。マルチチャネルピペットでウェルを上下にピペッティングすることによって、混合物を均一に分散させた。次いで、無菌透明プラスチックフィルムでプレートを密封し、そして次いで、PBSブランクとともに、マイクロプレートリーダー中で、直ちに37℃でインキュベーションした。6時間後、
ウェルを600nmで読み取った。
細菌の特定の株のユニークな特性が、口腔健康状態の回復、および齲蝕を引き起こすS.ミュータンスの減少に向けて、口腔微生物フローラ環境を改変する潜在能力を有することが、本明細書で立証されてきている。この結論は、種、L.ヘルベチクス(LAFTI
L10およびR0052)が、齲蝕の治療においてよく確立された株であるS.サリバリウスM18およびL.ラムノスス(L. rhamnosus)GGを含めて、試験したすべての株よりも、優れて病原体S.ミュータンスを阻害するという明確な知見によって補強される。
in vivo効果は以下のように決定可能である。群あたり30~40人の被験者で、ランダム化二重盲検プラセボ対照臨床試験を行う。被験者を、28~30日の期間、歯磨きの後に、最低10億CFUの等用量のL.ヘルベチクスLAFTI l10およびL.プランタルムSD5870で1日2回、プロバイオティクス・ロゼンジ剤で処置した。高感度周波数領域赤外線光熱放射測定(highly sensitive frequency-domain infrared photothermal radiometry)および調節された発光を用いて決定した際、>20%の齲蝕前(precarious)脱ミネラル化表面積の検出の減少が予期される可能性がある。S.ミュータンスおよび歯垢レベルの減少もまた予期される。
期される。群あたり、30~40人の被験者で、ランダム化二重盲検プラセボ対照臨床試験を行う。研究は、以下のように、4つのアームを含むであろう:被験者を最低10億CFUの等用量のL.ヘルベチクスLAFTI l10およびL.プランタルムSD5870で処置する第一の処置群;被験者を10億CFUのL.ヘルベチクスLAFTI l10およびL.プランタルムSD5870の組み合わせ、ならびに有効用量のCPP-ACPまたは他の再ミネラル化剤で処置する第二の処置群;被験者を有効用量のCPP-ACPまたは他の再ミネラル化剤で処置する第三の処置群;ならびに被験者をプラセボ対照で処置する第四の処置群。研究は、28~30日の期間、歯磨きの後に、プロバイオティクス・ロゼンジ剤で1日2回の用量を続けるであろう。高感度周波数領域赤外線光熱放射測定および調節された発光を用いて決定した際、>20%の齲蝕前脱ミネラル化表面積の検出の減少が予期される可能性がある。S.ミュータンスおよび歯垢レベルの減少もまた予期される。
7/16インチ丸形のロゼンジ剤を、表2にしたがって処方する。
。27ヶ月後であっても、少なくとも約4×108CFU/ロゼンジ剤でなお実質的に生存するプロバイオティクス株がある。プロバイオティクスの健康上の利点を送達するための、実質的でそして適切な数の生存細菌がある。
上述のような繰延アンタゴニズムアッセイで、商業的に入手可能なプロバイオティクス製品を試験した。表3は、各製品に関するプロバイオティクス細菌組成物を提供する。
Claims (11)
- 齲蝕を治療するかまたは予防する際に使用するための組成物であって、齲蝕を予防するために有効な量のプロバイオティクスを含み、プロバイオティクスがラクトバチルス・プランタルムSD5870を含む、前記組成物。
- プロバイオティクスがストレプトコッカス・サリバリウスをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- プロバイオティクスがストレプトコッカス・サリバリウスM18をさらに含む、請求項1または2に記載の組成物。
- プロバイオティクスがストレプトコッカス・サリバリウスM12をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
- プロバイオティクスが、ラクトバチルス・プランタルムSD5870およびストレプトコッカス・サリバリウスM18から本質的になる、請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
- プロバイオティクスがビフィドバクテリウム・ロングムSD5846をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
- 再ミネラル化剤をさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
- 再ミネラル化剤が、カゼインリン酸ペプチド-非結晶性リン酸カルシウムを含む、請求項7に記載の組成物。
- プレバイオティクスをさらに含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物が、錠剤、丸剤、粉末、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル、カプセル、ペースト、食品または菓子として処方される、請求項1~9のいずれか一項に項記載の組成物。
- 組成物が、歯磨き粉、チューインガムまたは発泡錠として処方される、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361843158P | 2013-07-05 | 2013-07-05 | |
US61/843,158 | 2013-07-05 | ||
JP2016522158A JP6908998B2 (ja) | 2013-07-05 | 2014-07-04 | 口腔組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016522158A Division JP6908998B2 (ja) | 2013-07-05 | 2014-07-04 | 口腔組成物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021107442A JP2021107442A (ja) | 2021-07-29 |
JP2021107442A5 JP2021107442A5 (ja) | 2021-11-11 |
JP7308875B2 true JP7308875B2 (ja) | 2023-07-14 |
Family
ID=52142971
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016522158A Active JP6908998B2 (ja) | 2013-07-05 | 2014-07-04 | 口腔組成物 |
JP2019098859A Pending JP2019163308A (ja) | 2013-07-05 | 2019-05-27 | 口腔組成物 |
JP2021071696A Active JP7308875B2 (ja) | 2013-07-05 | 2021-04-21 | 口腔組成物 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016522158A Active JP6908998B2 (ja) | 2013-07-05 | 2014-07-04 | 口腔組成物 |
JP2019098859A Pending JP2019163308A (ja) | 2013-07-05 | 2019-05-27 | 口腔組成物 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10857090B2 (ja) |
EP (1) | EP3016667B1 (ja) |
JP (3) | JP6908998B2 (ja) |
KR (2) | KR102706649B1 (ja) |
CN (2) | CN117717569A (ja) |
AU (3) | AU2014286892A1 (ja) |
BR (1) | BR112016000072B1 (ja) |
CA (1) | CA2917268C (ja) |
EA (1) | EA034376B1 (ja) |
ES (1) | ES2934687T3 (ja) |
FI (1) | FI3016667T3 (ja) |
HK (1) | HK1221401A1 (ja) |
HU (1) | HUE060892T2 (ja) |
IL (2) | IL243434B (ja) |
NZ (1) | NZ715667A (ja) |
PL (1) | PL3016667T3 (ja) |
RS (1) | RS63856B1 (ja) |
SG (1) | SG11201600034XA (ja) |
WO (1) | WO2015000082A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3081264B1 (en) * | 2015-04-14 | 2023-06-07 | Kenneth Davin Fine | Dental hygiene systems |
KR101734653B1 (ko) * | 2015-06-23 | 2017-05-11 | 서울대학교산학협력단 | 아미노글리코시드계 항생제 및 프로바이오틱스를 포함하는 아프타 구내염 예방 또는 치료용 약학적 조성물 |
TWI577381B (zh) | 2016-04-01 | 2017-04-11 | 景岳生物科技股份有限公司 | 經熱處理之乳桿菌的用途,及用以抑制口腔病原菌黏附的組合物 |
TWI639389B (zh) * | 2017-01-24 | 2018-11-01 | 豐華生物科技股份有限公司 | 用於抑制口腔病原菌之乳酸菌菌株之食品、口腔清潔以及醫藥組合物 |
US20190076497A1 (en) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | Kenneth Davin Fine | Oral and intestinal health products |
CN107865891B (zh) * | 2017-11-06 | 2020-04-28 | 四川大学 | 一种益生菌组合物、制剂、菌泥和用途 |
US20190269608A1 (en) * | 2018-03-01 | 2019-09-05 | Intelligence Engineering Inc. | Pet chew with dental health function |
CN108553406B (zh) * | 2018-07-24 | 2020-12-01 | 北京斯利安药业有限公司 | 一种组合物、其应用及具有改善口腔健康作用的口服制剂 |
JP7160652B2 (ja) * | 2018-11-29 | 2022-10-25 | 雪印メグミルク株式会社 | 歯周病予防用組成物 |
IT202000013507A1 (it) * | 2020-06-08 | 2021-12-08 | Metis Healthcare S R L | Preparazioni orali a base di carnosina per il trattamento della placca dentale |
NL2025915B1 (en) * | 2020-06-25 | 2022-04-29 | S&C Consultancy | Method for improving oral hygiene and related oral care composition |
CN111657386B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-03-22 | 龙骥国际贸易(上海)有限公司 | 一种益生菌压片糖果的制备方法 |
IT202100000176A1 (it) * | 2021-01-07 | 2022-07-07 | Metis Healthcare S R L | Preparazioni orali a base di carnosina ad attività antivirale |
MX2021001226A (es) * | 2021-01-29 | 2022-08-01 | Inst Tecnologico Y De Estudios Superiores De Occidente A C | Matriz formulada con probióticos para proporcionar estabilidad a las propiedades químico-microbianas benéficas en la salud bucal. |
AU2022220943A1 (en) * | 2021-02-15 | 2023-08-10 | Blis Technologies Limited | Oral composition |
CA3220437A1 (en) | 2021-05-20 | 2022-11-24 | Smile Makers, Llc | Oral hygiene compositions and methods of use |
EP4393286A1 (en) | 2022-12-26 | 2024-07-03 | Kubota Corporation | Agricultural support system, and device and method to generate travel route for hailed agricultural machine |
CN118146972B (zh) * | 2023-07-10 | 2024-08-23 | 广东益可维生物技术有限公司 | 一种改善口腔健康的瑞士乳杆菌及益生菌组合物 |
CN117683698B (zh) * | 2024-02-04 | 2024-05-14 | 山东中科嘉亿生物工程有限公司 | 一种植物乳杆菌jylp-376及后生元菌剂、制备方法和应用 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002016554A1 (fr) | 2000-08-25 | 2002-02-28 | Wakamoto Pharmaceutical Co.,Ltd. | Produits probiotiques contenant une bacterie de l'acide lactique |
JP2008543887A (ja) | 2005-06-24 | 2008-12-04 | ザ ユニバーシティー オブ メルボルン | イオン性複合体 |
JP2009525988A (ja) | 2006-02-09 | 2009-07-16 | ザ ユニバーシティー オブ メルボルン | 歯の石灰化のためのフッ化物組成物および方法 |
JP2011518215A (ja) | 2008-04-21 | 2011-06-23 | ザ ユニバーシティ オブ ダンディー | 石灰化組織の再石灰化 |
WO2012022773A1 (en) | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Ab-Biotics S.A. | Probiotic composition for oral health |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5328158B2 (ja) | 1974-02-22 | 1978-08-12 | ||
US4425468A (en) | 1981-12-31 | 1984-01-10 | Ppg Industries, Inc. | Polyurea-polyurethane acrylate polymer dispersions |
US4569966A (en) | 1984-04-19 | 1986-02-11 | Ppg Industries, Inc. | Polymeric microparticles |
US4833177A (en) | 1987-12-03 | 1989-05-23 | Ppg Industries, Inc. | Method for preparing stably dispersed nonaqueous microparticle dispersion |
US4783502A (en) | 1987-12-03 | 1988-11-08 | Ppg Industries, Inc. | Stable nonaqueous polyurethane microparticle dispersion |
DE69421921T2 (de) | 1994-08-19 | 2000-05-11 | Societe Des Produits Nestle S.A., Vevey | Verzweigtes Polysaccharide, es produzierender Mikroorganismus und Zusammensetzungen welche sie enthalten |
KR20070035111A (ko) * | 1998-08-12 | 2007-03-29 | 소시에떼 데 프로듀이 네슬레 소시에떼아노님 | 외인성 유산균의 구강 미소세균총내 도입 |
IT1306716B1 (it) * | 1999-06-21 | 2001-10-02 | Mendes S U R L | Associazione di batteri lattici e suo uso per la prevenzione e/o iltrattamento terapeutico di infezioni e di stati infiammatori. |
GB9920578D0 (en) | 1999-08-31 | 1999-11-03 | Nestle Sa | Composition for maintenance of bone or dental health or treatment of bone or dental disorders |
AUPR517701A0 (en) | 2001-05-21 | 2001-06-14 | University Of Melbourne, The | Dental restorative materials |
JP2008517015A (ja) | 2004-10-22 | 2008-05-22 | メディノバ アクチェンゲゼルシャフト | 胃腸病原菌に対して有用な乳酸菌、及び当該乳酸菌を含む組成物 |
WO2006048457A1 (en) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Dsm Ip Assets B.V. | Probiotica and polyphenol |
DE102005035235A1 (de) | 2005-07-25 | 2007-02-01 | Fachhochschule Gelsenkirchen | Nichtwässrige Dispersion von Polyurethan(meth)acrylatpartikeln in Reaktivverdünner |
JP5328158B2 (ja) | 2006-01-30 | 2013-10-30 | サンスター株式会社 | カンジダ菌感染に基づく疾患の予防又は改善剤及び経口組成物 |
WO2009004960A1 (ja) | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Dic Corporation | 光透過層用紫外線硬化型組成物及び光ディスク |
IL184982A0 (en) | 2007-08-01 | 2008-01-20 | Enzymotec Ltd | Edible fat composition for enhancing bone strength |
EP2203551B1 (en) * | 2007-10-20 | 2013-08-21 | Université de Liège | Bifidobacterial species |
US9649380B2 (en) | 2009-01-12 | 2017-05-16 | Pfizer Italia S.R.L. | Compositions comprising probiotic and prebiotic components and mineral salts, with lactoferrin |
IT1392672B1 (it) | 2009-01-12 | 2012-03-16 | Wyeth Consumer Healthcare S P A | Composizioni comprendenti componenti probiotici e prebiotici e sali minerali, con lactoferrina |
MX2012004709A (es) | 2009-10-23 | 2012-05-23 | Novartis Ag | Metodo para el tratamiento de transtornos proliferativos y otras condiciones patologicas mediadas por la actividad de cinasa de bcr-abl, c-kit, ddr1, ddr2 o pdgf-r. |
US20120196122A1 (en) | 2009-12-17 | 2012-08-02 | Timothy Bishop | Led curing of radiation curable optical fiber coating compositions |
JP2012030586A (ja) | 2010-07-05 | 2012-02-16 | Nitto Denko Corp | 多層シートの製造方法および多層シート |
JP5945277B2 (ja) | 2010-11-15 | 2016-07-05 | ファイブ プライム セラピューティックス インコーポレイテッド | Fgfr1細胞外ドメイン併用療法 |
EP2704742B1 (en) * | 2011-05-02 | 2017-07-12 | Millennium Pharmaceuticals, Inc. | Formulation for anti- 4 7 antibody |
CA2783414A1 (en) | 2012-07-22 | 2014-01-22 | Integral Medical Inc. | Probiotic composition |
CN103190626B (zh) | 2013-04-17 | 2014-12-03 | 肖天存 | 治疗口腔溃疡的果蔬食品及其制备方法 |
-
2014
- 2014-07-04 US US14/902,714 patent/US10857090B2/en active Active
- 2014-07-04 ES ES14819893T patent/ES2934687T3/es active Active
- 2014-07-04 HU HUE14819893A patent/HUE060892T2/hu unknown
- 2014-07-04 RS RS20221179A patent/RS63856B1/sr unknown
- 2014-07-04 EA EA201690147A patent/EA034376B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2014-07-04 NZ NZ715667A patent/NZ715667A/en unknown
- 2014-07-04 BR BR112016000072-2A patent/BR112016000072B1/pt active IP Right Grant
- 2014-07-04 KR KR1020227031377A patent/KR102706649B1/ko active IP Right Grant
- 2014-07-04 KR KR1020167002501A patent/KR102443570B1/ko active IP Right Grant
- 2014-07-04 SG SG11201600034XA patent/SG11201600034XA/en unknown
- 2014-07-04 CN CN202311737780.3A patent/CN117717569A/zh active Pending
- 2014-07-04 CN CN201480043888.5A patent/CN105451752A/zh active Pending
- 2014-07-04 FI FIEP14819893.0T patent/FI3016667T3/fi active
- 2014-07-04 WO PCT/CA2014/050642 patent/WO2015000082A1/en active Application Filing
- 2014-07-04 JP JP2016522158A patent/JP6908998B2/ja active Active
- 2014-07-04 CA CA2917268A patent/CA2917268C/en active Active
- 2014-07-04 AU AU2014286892A patent/AU2014286892A1/en not_active Abandoned
- 2014-07-04 EP EP14819893.0A patent/EP3016667B1/en active Active
- 2014-07-04 PL PL14819893.0T patent/PL3016667T3/pl unknown
-
2015
- 2015-12-31 IL IL243434A patent/IL243434B/en active IP Right Grant
-
2016
- 2016-08-10 HK HK16109523.9A patent/HK1221401A1/zh unknown
-
2019
- 2019-05-27 JP JP2019098859A patent/JP2019163308A/ja active Pending
-
2020
- 2020-01-16 AU AU2020200320A patent/AU2020200320A1/en not_active Abandoned
- 2020-04-19 IL IL274024A patent/IL274024A/en unknown
- 2020-12-07 US US17/114,152 patent/US20210369600A1/en active Pending
-
2021
- 2021-04-21 JP JP2021071696A patent/JP7308875B2/ja active Active
-
2022
- 2022-03-03 AU AU2022201476A patent/AU2022201476A1/en active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002016554A1 (fr) | 2000-08-25 | 2002-02-28 | Wakamoto Pharmaceutical Co.,Ltd. | Produits probiotiques contenant une bacterie de l'acide lactique |
JP2008543887A (ja) | 2005-06-24 | 2008-12-04 | ザ ユニバーシティー オブ メルボルン | イオン性複合体 |
JP2009525988A (ja) | 2006-02-09 | 2009-07-16 | ザ ユニバーシティー オブ メルボルン | 歯の石灰化のためのフッ化物組成物および方法 |
JP2011518215A (ja) | 2008-04-21 | 2011-06-23 | ザ ユニバーシティ オブ ダンディー | 石灰化組織の再石灰化 |
WO2012022773A1 (en) | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Ab-Biotics S.A. | Probiotic composition for oral health |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7308875B2 (ja) | 口腔組成物 | |
JP5879349B2 (ja) | 口腔衛生のためのプロバイオティック組成物 | |
Bizzini et al. | Probiotics and oral health | |
US9155766B2 (en) | Probiotic composition | |
Ghasemi et al. | Effect of probiotic yogurt and xylitol-containing chewing gums on salivary S mutans count | |
Sudhir et al. | Assessment of the effect of probiotic curd consumption on salivary pH and streptococcus mutans counts | |
KR20190062477A (ko) | 소독제-내성 락트산 박테리아 | |
ES2551408T3 (es) | Uso de d-fagomina como inhibidor de la adherencia bacteriana a las células epiteliales | |
KR101921309B1 (ko) | 바이셀라 사이베리아 균주를 포함하는 충치 예방 또는 개선용 조성물 | |
Sheikh et al. | Probiotics. Going on the natural way | |
JP2010064961A (ja) | 口腔常在菌叢調整剤およびこれを用いた口腔常在菌叢調整方法 | |
Elshennawy | In-Vitro Characterization of the Effects of a Developing Oral Probiotic Against Dental Caries in Orthodontic Patients (Streptococcus salivarius LAB813, a Probiotic Against Dental Caries) | |
Swapna et al. | The evaluation of cariogenic bacteria levels in subjects undergoing orthodontic treatment by assessing the efficacy of yogurt containing probiotic bacteria | |
Tagg | Developing a bacteriotherapy-based approach to control streptococcal infections | |
US20160367471A9 (en) | Compositions and methods for reducing caries-causing oral bacteria | |
JP6921655B2 (ja) | プロテアーゼの阻害剤、バイオフィルムの形成抑制剤、及び口腔用組成物 | |
Meena | Probiotics and oral health in Indian scenario-A systematic review | |
Chinnari | Comparative Evaluation of Probiotics with Two Different Delivery Systems on Growth of Streptococcus Mutans with a Follow Up of 30 Days”–an In-Vivo Study | |
Jarvi | Probiotics: An Emerging Concept in the Treatment of Oral Diseases. | |
Ramsey | John TAGG, et al. Streptococcus salivarius K12 vs Halitosis |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210521 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210521 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220512 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221125 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230227 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7308875 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |