JP7306958B2 - ピッキング用ワーク供給装置およびワークピッキングシステム - Google Patents

ピッキング用ワーク供給装置およびワークピッキングシステム Download PDF

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本発明は、バラ積み状態で供給されるワークをロボットアームでピッキングするワークピッキングシステム、および、当該ワークピッキングシステムに用いられるピッキング用ワーク供給装置に関する。
バラ積み状態で供給されるワーク(部品)の中から1つずつワークをロボットアームでピッキングして、組立工程などに送り出すワークピッキングシステムが広く用いられている。この種のワークピッキングシステムでは、カメラやレーザセンサなどで取得したデータからワークの位置と姿勢を認識し、ロボットアームによりピッキング可能なワークを特定してピッキングしている。
図18に、従来のワーク収容容器にバラ積みされた部品をロボットによりピッキングするワークピッキングシステムの概略構成図を示す。このワークピッキングシステムは、ワーク901をバラ積み状態で収容する収容容器910、ピッキング用のアームを有するロボット920、ロボット制御装置930、三次元計測器940、三次元姿勢認識装置950から構成されている。
このワークピッキングシステムでは、まず、三次元計測器940を用いて、収容容器910に乱雑に重なり合って置かれた複数のワーク901の三次元情報を取得し、その情報を三次元姿勢認識装置950に出力する。次に、三次元姿勢認識装置950は、入力された三次元情報からワーク901の位置と姿勢を認識し、ピッキング可能な1つのワーク901の位置および姿勢をロボット制御装置930に出力する。ロボット制御装置930は、入力されたピッキング可能な1つのワーク901の位置および姿勢と、予め定められたワーク901の搬送先位置および姿勢と、予め定められた経路生成における制約条件とから、ピッキング動作におけるロボット920の経路を生成し、ロボット920を制御することで、1つのワーク901を収容容器910から取り出す。
ところで、ピッキングを進めている途中で、ワークの姿勢や位置(トレイの壁に近い位置など)によってロボットアームでピッキングできない状態になることがたびたび発生する。そのような場合、ワークのバラ積み状態を変化させて、再びロボットアームでピッキングできる状態にする必要がある。
バラ積み状態を変化させるための装置として、例えば、特許文献1に、収容容器のトレイの底部を上下に移動させてバラ積み状態を変化させるものが開示されている。また、例えば、特許文献2に、トレイの底部からロッドを突出させてバラ積み状態を変化させるものが開示されている。
特開2012-41139号公報 特開2012-183616号公報
しかし、いずれの特許文献に記載の従来技術も、大幅にバラ積み状態を変化させることまではできない。そのため、バラ積み状態を変化させるための制御を何回も繰り返す必要が生じるなど、効率的な運用ができないという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バラ積みされたワークの位置と姿勢を大幅に変化させることができ、新たなバラ積み状態を生成してピッキングできるようにするピッキング用ワーク供給装置、および、当該ピッキング用ワーク供給装置を用いたワークピッキングシステムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るピッキング用ワーク供給装置およびワークピッキングシステムは、下記(1)~(5)を特徴としている。
(1) バラ積みされたワークをロボットアームによりピッキングするためのピッキング用ワーク供給装置であって、
上面が開放された収容容器と、
前記収容容器の内部に配置され、複数のワークをバラ積み状態で搭載可能な閉状態と、閉状態において搭載された複数のワークを落下させる開状態との間で開閉可能であり、ワークの搭載部が櫛歯状に形成された上部トレイと、
前記収容容器の内部に昇降可能に配置され、複数のワークの搭載部が前記上部トレイの櫛歯と交互となる櫛歯状に形成され、通常時は前記上部トレイより下方位置に位置して、前記上部トレイが閉状態から開状態とされることにより落下させられた複数のワークを受けると共に、前記下方位置から上昇することで、当該搭載部上に受けた複数のワークを前記上部トレイが閉状態とされる高さにまで持ち上げる下部トレイと、
前記上部トレイを開閉させる上部トレイ開閉機構と、
前記下部トレイを昇降させる下部トレイ昇降機構と、
前記上部トレイ開閉機構および前記下部トレイ昇降機構を制御して前記ワークのバラ積み状態を崩す所定の動作をさせる制御手段と、
を備える、
ことを特徴とするピッキング用ワーク供給装置。
(2) 前記制御手段が、
前記ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号の入力により、
前記上部トレイを開き操作して、前記上部トレイの搭載部上のワークを前記下部トレイの搭載部上に落下させる工程と、前記下部トレイを前記上部トレイの閉状態となる高さまで上昇させる工程と、その状態で前記上部トレイを閉じ操作する工程と、前記上部トレイが閉じた状態で前記下部トレイを下降させることにより、前記下部トレイの搭載部上のワークを前記上部トレイの搭載部上に移らせる工程と、を順番に行わせる、
ことを特徴とする上記(1)に記載のピッキング用ワーク供給装置。
(3) 前記収容容器が矩形筒状に構成され、
前記上部トレイが、
前記収容容器の一対の対向側壁に軸支された回動軸にそれぞれ基端側側縁部が上下方向回動可能に連結され、水平位置にあるときに閉じ状態となり、水平位置より下方に回動したときに開き状態となる両開き扉状の一対の回動トレイにより構成され、
前記上部トレイ開閉機構が、
前記各回動軸に固定された一対のピニオンと、
該各ピニオンに噛合する上下方向に延びる一対のラックギヤと、
前記一対のラックギヤを連結する連結バーと、
前記連結バーを上下移動させることにより、前記一対のラックギヤを介して前記一対のピニオンを回転させ、それにより前記上部トレイを開閉操作する直動駆動源と、
を備えている、
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載のピッキング用ワーク供給装置。
(4) 前記収容容器が矩形筒状に構成され、
前記下部トレイが、該下部トレイの下面を横断し前記収容容器の側壁に対して上下方向スライド自在に支持された水平バーに固定され、
前記下部トレイ昇降機構が、
前記水平バーに固定された上下方向に延びる可動ラックギヤと、
前記可動ラックギヤと平行に対向配置された上下方向に延びる固定ラックギヤと、
上下方向に可動部を変位させる直動駆動源と、
前記直動駆動源の可動部に回転自在に軸支され、回転中心を挟んで一方側を前記可動ラックギヤに噛合させ他方側を前記固定ラックギヤに噛合させたピニオンと、
を備えている、
ことを特徴とする上記(1)~(3)のいずれかに記載のピッキング用ワーク供給装置。
(5) 上記(1)~(4)のいずれかに記載のピッキング用ワーク供給装置と、
前記ピッキング用ワーク供給装置の上部トレイの搭載部にバラ積みされた複数のワークの位置と姿勢を計測する三次元計測器と、
前記三次元計測器で取得した前記複数のワークの三次元情報から、ピッキングすべき1つのワークの位置および姿勢を認識する三次元姿勢認識装置と、
認識した1つのワークの位置および姿勢に基いて、当該ワークをロボットアームによりピッキングして所定の動作を行うロボットと、を備え、
前記三次元姿勢認識装置は、ピッキング可能であるワークがないと判定したときに、前記ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号を前記制御手段に入力する、
ことを特徴とするワークピッキングシステム。
上記(1)の構成のピッキング用ワーク供給装置によれば、上部トレイを開状態にすることで、ワークを上部トレイから下部トレイ上に落下させることができる。このとき、ある程度の高さの落下によって、ワークのバラ積み状態をリセットすることができる。つまり、ワークのバラ積み状態を落下によって大幅に変化させることができる。したがって、再びピッキングできるワークを増やすことができ、ロスタイムを少なくしながら、ピッキング効率のアップを図ることができる。また、上部トレイから下部トレイにワークを落下させる操作を行うだけであるから、省スペースでの操作が可能である。
上記(2)の構成のピッキング用ワーク供給装置によれば、上部トレイを開いてワークを下部トレイに落下させた後に下部トレイを上昇させ、その状態で上部トレイを閉じて下部トレイを下降させることにより、落下によってリセットしたバラ積み状態のワークを上部トレイに乗り移らせることができる。したがって、バラ積み状態が大幅に変化したワークを上部トレイからピッキングすることができる。
上記(3)の構成のピッキング用ワーク供給装置によれば、直動駆動源を動作させることにより、ラックギヤやピニオンを介して、回動トレイを上下方向に回動させて、上部トレイを開閉することができる。そのため、簡単な機構で回動トレイを回動操作して、上部トレイを開状態あるいは閉状態にすることができる。
上記(4)の構成のピッキング用ワーク供給装置によれば、直動駆動源を動作させることにより、直動駆動源の可動部に軸支されて固定ラックギヤに噛合するピニオンを回転させることができ、それにより、可動ラックギヤを上下に動かして、水平バーに固定された下部トレイを昇降させることができる。そのため、簡単な機構で下部トレイを昇降させることができる。この場合、直動駆動源のストロークの2倍のストロークで可動ラックギヤを介して下部トレイを昇降させることができるので、コンパクトな構成を採用することができる。
上記(5)の構成のワークピッキングシステムによれば、三次元計測器の取得したデータにより、上部トレイにバラ積みされたワークの姿勢・位置を認識して、必要に応じてバラ積み状態をリセットして再びピッキング可能な状態にすることができる。
本発明によれば、バラ積みされたワークの位置と姿勢を大幅に変化させることができ、新たなバラ積み状態を生成してピッキング可能な状態にすることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るワークピッキングシステムの概略構成図である。 図2は、実施形態に係るピッキング用ワーク供給装置の動作説明図で、図2(a)~(e)はワークのバラ積み状態を変化させるための動作の工程を示す図である。 図3は、ピッキング用ワーク供給装置の外観斜視図である。 図4は、ピッキング用ワーク供給装置の図3と反対方向から見た外観斜視図である。 図5は、ピッキング用ワーク供給装置の上部トレイが閉状態にあるときの構成およびその時の駆動機構の構成の斜視図である。 図6は、図5の状態のときの上部トレイ開閉機構の正面図である。 図7は、ピッキング用ワーク供給装置の上部トレイが開状態にあるときの構成およびその時の上部トレイ開閉機構の構成の斜視図である。 図8は、図7の状態のときの上部トレイ開閉機構の正面図である。 図9は、ピッキング用ワーク供給装置の下部トレイが下方位置にあるときの構成およびその時の下部トレイ昇降機構の構成の斜視図である。 図10は、図9の状態のときの下部トレイ昇降機構の正面図である。 図11は、ピッキング用ワーク供給装置の下部トレイが上方位置にあるときの構成およびその時の下部トレイ昇降機構の構成の斜視図である。 図12は、図11の状態のときの下部トレイ昇降機構の正面図である。 図13は、図2(a)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。 図14は、図2(b)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。 図15は、図2(c)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。 図16は、図2(d)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。 図17は、図2(e)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。 図18は、従来のワークピッキングシステムの概略構成図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るワークピッキングシステムの概略構成図、図2は、本実施形態に係るピッキング用ワーク供給装置の動作説明図で、図2(a)~(e)はワークのバラ積み状態を変化させるための動作の工程を示す図である。また、図3は、ピッキング用ワーク供給装置の外観斜視図、図4は、図3と反対方向から見た外観斜視図である。
図1に示すように、ワークピッキングシステムSは、収容容器60の内部上方に上部トレイ10、内部下方に下部トレイ20を持つピッキング用ワーク供給装置1と、ピッキング用のロボットアーム2aを有するロボット2と、ピッキング用ワーク供給装置1の上部トレイ10の搭載部にバラ積みされたワークWの位置と姿勢を計測する三次元計測器(例えばカメラ)3と、三次元計測器3で取得したバラ積みされた複数のワークWの三次元情報から、ピッキングすべき1つのワークの位置・姿勢を認識する三次元姿勢認識装置4と、ロボット2の動作を制御するロボット制御装置7と、を備えている。ロボット2は、三次元姿勢認識装置4の認識した1つのワークの位置と姿勢とに基いて、当該ワークをロボットアーム2aによりピッキングして所定の動作を行う。
ピッキング用ワーク供給装置1には、矢印Aにより示す方向に開閉自在な上部トレイ10と矢印Bに示す方向に昇降自在な下部トレイ20の駆動機構(後述する上部トレイ開閉機構110と下部トレイ昇降機構120)を制御して所定のシーケンス動作を行わせる制御手段6が設けられている。三次元姿勢認識装置4は、ピッキング用ワーク供給装置1の上部トレイ10上にピッキング可能であるワークがないと判定したときに、ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号を制御手段6に入力する。制御手段6は、このワークのバラ積み状態の変更を要求する信号の入力により、上部トレイ10および下部トレイ20を制御してワークのバラ積み状態を崩す所定の動作をさせる。図2(a)~(e)は、この動作を順番に示している。
図2を用いて簡単に説明すると、通常時は、図2(a)に示すように、上部トレイ10が閉状態に保持され、上部トレイ10の上に複数のワークWがバラ積み状態で搭載されており、この状態でロボットアーム2aによるピッキングが行われている。そして、ピッキング可能なワークWが上部トレイ10上に無くなると、三次元姿勢認識装置4がそれを認識し、ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号を制御手段6に入力する。すると、制御手段6は、上部トレイ10と下部トレイ20とを次の工程順に動作制御する。
まず、図2(b)に示すように、上部トレイ10を開き操作(矢印A2の動作)して、上部トレイ10の搭載部上のワークWを下部トレイ20の搭載部上に落下させる。次に、図2(c)に示すように、下部トレイ20を上部トレイ10の閉状態となる高さまで上昇させる(矢印B2の動作)。次に、図2(d)に示すように、その状態で上部トレイ10を閉じ操作する(矢印A1の動作)。次に、図2(e)に示すように、上部トレイ10が閉じた状態で下部トレイ20を下降させる(矢印B1の動作)、下部トレイ20の搭載部上のワークWを上部トレイ10の搭載部上に乗り移らせる。これにより、図2(a)のように、上部トレイ10上に生成された新たなバラ積み状態のワークWに対してピッキングを行うことができる。
次に、ピッキング用ワーク供給装置1の構成および作用をより具体的に説明する。
図3および図4に示すように、ピッキング用ワーク供給装置1は、複数のワークWをバラ積み可能な、上面が開放された矩形筒状の収容容器60を有している。収容容器60は、水平方向において互いに直交するX方向およびY方向のうち、X方向一方側X1と他方側X2に対向配置された一対の側壁60a、60bと、Y方向一方側Y1と他方側Y2に対向配置された一対の側壁60c、60dと、を有しており、下端がベースプレート65に連結されている。
収容容器60の内部の上方位置には上部トレイ10が配置され、収容容器60の内部の上部トレイ10の下方位置には下部トレイ20が配置されている。上部トレイ10は、複数のワークWをバラ積み状態で搭載可能な閉状態と、閉状態において搭載された複数のワークWを落下させる開状態との間で開閉可能とされている。また、下部トレイ20は昇降自在に配置されている。上部トレイ10には上部トレイ開閉機構110が連結され、下部トレイ20には下部トレイ昇降機構120が連結されている。
なお、上部トレイ開閉機構110は、図3に示すように、Y方向に対向する一対の側壁60c、60dのうち一方側Y1の側壁60cの外面に配置されている。また、下部トレイ昇降機構120は、図4に示すように、Y方向に対向する側壁60c、60dのうち他方側Y2の側壁60dの外面に配置されている。
図5は、上部トレイ10が閉状態にあるときの構成およびその時の駆動機構の構成の斜視図、図6は、図5の状態のときの上部トレイ開閉機構110の正面図、図7は、上部トレイ10が開状態にあるときの構成およびその時の上部トレイ開閉機構の構成の斜視図、図8は、図7の状態のときの上部トレイ開閉機構110の正面図である。また、図9は、下部トレイ20が下方位置にあるときの構成およびその時の下部トレイ昇降機構120の構成の斜視図、図10は、図9の状態のときの下部トレイ昇降機構120の正面図、図11は、下部トレイ20が上方位置にあるときの構成およびその時の下部トレイ昇降機構120の構成の斜視図、図12は、図11の状態のときの下部トレイ昇降機構120の正面図である。なお、収容容器60の内部構造の理解を容易にするために、図5以降の図面においては収容容器60の側壁の一部を適宜省略して示している。
図5~図8を用いて上部トレイ10の構成および上部トレイ開閉機構110の構成を説明する。上部トレイ10は、ワークWの搭載部が櫛歯11とスリット12とを交互に配列した櫛歯状に形成されている。この上部トレイ10は、収容容器60の一対の対向側壁60a、60bに軸受ブロック116を介して軸支された回動軸15にそれぞれ基端側側縁部13が回動可能に連結され、図5に示すように水平位置にあるときに閉じ状態となり、図7に示すように水平位置より下方に約90°回動したときに開き状態となる、両開き扉状の一対の回動トレイ10Aにより構成されている。なお、各回動トレイ10Aの基端側側縁部13は、図4に示すように、一対の対向側壁60a、60bの開口部62を通して収容容器60外の回動軸15に連結されている。
上部トレイ開閉機構110は、各回動軸15に固定された一対のピニオン115と、該各ピニオン115に噛合する上下方向に延びる一対のラックギヤ114と、これら一対のラックギヤ114を連動動作するように連結する連結バー112と、連結バー112を上下方向に安定して案内するガイドレール113と、連結バーにロッド111aの先端が連結されたエアシリンダ(直動駆動源)111と、を備えている。エアシリンダ111が動作すると、連結バー112が上下移動し、一対のラックギヤ114を介して一対のピニオン115が回転し、それにより、回動トレイ10Aが上下方向に回動して、上部トレイ10が開閉動作する。
次に、図9~図12を用いて下部トレイ20の構成および下部トレイ昇降機構120の構成を説明する。下部トレイ20は、上部トレイ10に対し非干渉に昇降できるようにワークの搭載部が上部トレイ10の櫛歯11と交互となる櫛歯状に形成されている。即ち、下部トレイ20は、ワークWの搭載部が櫛歯21とスリット22とを交互に配列した櫛歯状に形成されているが、下部トレイ20の櫛歯21は、上部トレイ10のスリット12の位置に配置され、下部トレイ20のスリット22は、上部トレイ10の櫛歯11の位置に配置されている。これにより、下部トレイ20が昇降動作する際に、下部トレイ20と上部トレイ10とが干渉しないようになっている。なお、下部トレイ20の櫛歯21は受皿状に屈曲している。また、櫛歯21とスリット22の配列方向の両端には端面板23が設けられており、下部トレイ20上のワークが収容容器60の側壁60c、60dとの間に挟まらないようになっている。
下部トレイ20は、通常時は収容容器60の内部の上部トレイ10より下方位置に位置しており、上部トレイ10が閉状態から開状態とされることにより落下させられた複数のワークWを受ける。そしてその下方位置から上昇することで、搭載部上に受けた複数のワークWを上部トレイ10が閉状態とされる高さにまで持ち上げることができるようになっている。
下部トレイ20は、下部トレイ20の下面を横断し収容容器60の側壁60dに対して上下方向スライド自在に支持された水平バー25に固定されている。そして、図9に示すように、下部トレイ昇降機構120は、水平バー25に固定された上下方向に延びる可動ラックギヤ127と、この可動ラックギヤ127と平行に対向配置された上下方向に延びる固定ラックギヤ126と、上下方向に可動ブロック(可動部)122を変位させるエアシリンダ(直動駆動源)121と、可動ブロック122に回転自在に軸支され、回転中心を挟んで一方側の周面を可動ラックギヤ127に噛合させ、回転中心を挟んで他方側の周面を固定ラックギヤ126に噛合させたピニオン124と、で構成されている。可動ラックギヤ127は、スライドレール123に案内されて上下スライドするようになっており、固定ラックギヤ126は固定ブロック125に固定されている。なお、水平バー25の片端は、収容容器60のY方向他方側Y2の側壁60dに形成された上下方向に延びるスリット61(図9参照)を通して、側壁60d外部の可動ラックギヤ127に連結されている。また、可動ブロック122は、図11に示すように、エアシリンダ121のロッド121aの先端に連結されている。
次に上部トレイ10および下部トレイ20の動作について説明する。
図5および図6に示すように、上部トレイ10を閉状態にする場合は、直動駆動源であるエアシリンダ111のロッド111aを矢印A11に示すように伸ばす。そうすると、連結バー112を介してラックギヤ114が上昇し(矢印A11)、ラックギヤ114に噛合するピニオン115が矢印A12の方向に回転し、一対の回動トレイ10Aが上方の水平位置まで回動して、上部トレイ10が閉状態になる。
また、図7および図8に示すように、上部トレイ10を開状態にする場合は、直動駆動源であるエアシリンダ111のロッド111aを矢印A21に示すように縮める。そうすると、連結バー112を介してラックギヤ114が下降し(矢印A22)、ラックギヤ114に噛合するピニオン115が矢印A22方向に回転し、一対の回動トレイ10Aが下方の垂直位置まで回動して、上部トレイ10が開状態になる。以上のように、簡単な機構で、一対の回動トレイ10Aを連動的に回動操作して、上部トレイ10を開状態あるいは閉状態にすることができる。
また、図9および図10に示すように、下部トレイ20を下方位置に動作させる場合は、直動駆動源であるエアシリンダ121のロッド121aを矢印B11に示すように縮める。そうすると、可動ブロック122に軸支されて固定ラックギヤ126に噛合するピニオン124が矢印B12の方向に回転し、それにより、可動ラックギヤ127が矢印B13で示すように下降して、水平バー25に固定された下部トレイ20が矢印B1のように下降する。
また、図11および図12に示すように、下部トレイ20を上方位置に動作させる場合は、直動駆動源であるエアシリンダ121のロッド121aを矢印B21に示すように伸ばす。そうすると、可動ブロック122に軸支されて固定ラックギヤ126に噛合するピニオン124が矢印B22の方向に回転し、それにより、可動ラックギヤ127が矢印B23で示すように上昇して、水平バー25に固定された下部トレイ20が矢印B2のように上昇する。
以上のように、簡単な機構で下部トレイ20を昇降させることができる。この場合、エアシリンダ121のストロークの2倍のストロークで可動ラックギヤ127を介して下部トレイ20を昇降させることができるので、コンパクトな構成の実現に寄与することができる。
図13~図17は、図2の各工程時の状態の詳細を示している。図13は、図2(a)の工程時の詳細な状態を示す斜視図、図14は、図2(b)の工程時の詳細な状態を示す斜視図、図15は、図2(c)の工程時の詳細な状態を示す斜視図、図16は、図2(d)の工程時の詳細な状態を示す斜視図、図17は、図2(e)の工程時の詳細な状態を示す斜視図である。
これらの図に示すように、通常時は、図13に示すように、上部トレイ10が閉状態に保持され、上部トレイ10の上に複数のワークWがバラ積み状態で搭載されており、この状態でロボットアーム2aによるピッキングが行われている。そして、ピッキング可能なワークWが上部トレイ10上に無くなると、三次元姿勢認識装置4がそれを認識することで、ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号を制御手段6に入力する。すると、制御手段6が、上部トレイ10と下部トレイ20を次の工程順に動作制御する。
まず、図14に示すように、上部トレイ10を開き操作(矢印A2の動作)して、上部トレイ10の搭載部上のワークW(図示省略)を下部トレイ20の搭載部上に落下させる。次に図15に示すように、下部トレイ20を上部トレイ10の閉状態となる高さまで上昇させる(矢印B2の動作)。そして、図16に示すように、その状態で上部トレイ10を閉じ操作する(矢印A1の動作)。そして、図17に示すように、上部トレイ10が閉じた状態で下部トレイ20を下降させ(矢印B1の動作)、下部トレイ20の搭載部上のワークWを上部トレイ10の搭載部上に乗り移らせる。これにより、上部トレイ10上に生成された新たなバラ積み状態のワークWに対して再びピッキングを行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施形態に係るピッキング用ワーク供給装置1によれば、上部トレイ10に搭載した複数のワークWの中にピッキングできるワークが無くなったときに、上部トレイ10を開状態にすることで、ワークWを上部トレイ10から下部トレイ上に落下させ、このある程度の高さの落下によって、ワークWのバラ積み状態をリセットすることができる。つまり、バラ積み状態のワークWを落下によって大幅に変化させることができる。したがって、再びピッキングできるワークを増やすことができ、ロスタイムを少なくしながらピッキング効率のアップを図ることができる。また、上部トレイ10から下部トレイ20にワークWを落下させる操作を行うだけであるから、省スペースでの操作が可能である。
また、本実施形態のワークピッキングシステムSによれば、三次元計測器3の取得したデータにより、上部トレイ10にバラ積みされたワークWの姿勢・位置を認識して、必要に応じてバラ積み状態をリセットして再びピッキング可能な状態にすることができる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るピッキング用ワーク供給装置およびワークピッキングシステムの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] バラ積みされたワーク(W)をロボットアーム(2a)によりピッキングするためのピッキング用ワーク供給装置(1)であって、
上面が開放された収容容器(60)と、
前記収容容器(60)の内部に配置され、複数のワーク(W)をバラ積み状態で搭載可能な閉状態と、閉状態において搭載された複数のワーク(W)を落下させる開状態との間で開閉可能であり、ワーク(W)の搭載部が櫛歯状に形成された上部トレイ(10)と、
前記収容容器(60)の内部に昇降可能に配置され、複数のワーク(W)の搭載部が前記上部トレイ(10)の櫛歯と交互となる櫛歯状に形成され、通常時は前記上部トレイ(10)より下方位置に位置して、前記上部トレイ(10)が閉状態から開状態とされることにより落下させられた複数のワーク(W)を受けると共に、前記下方位置から上昇することで、当該搭載部上に受けた複数のワーク(W)を前記上部トレイが閉状態とされる高さにまで持ち上げる下部トレイ(20)と、
前記上部トレイ(10)を開閉させる上部トレイ開閉機構(110)と、
前記下部トレイ(20)を昇降させる下部トレイ昇降機構(120)と、
前記上部トレイ開閉機構(110)および前記下部トレイ昇降機構(120)を制御して前記ワーク(W)のバラ積み状態を崩す所定の動作をさせる制御手段(6)と、
を備える、
ことを特徴とするピッキング用ワーク供給装置(1)。
[2] 前記制御手段(6)が、
前記ワーク(W)のバラ積み状態の変更を要求する信号の入力により、
前記上部トレイ(10)を開き操作して、前記上部トレイ(10)の搭載部上のワーク(W)を前記下部トレイ(20)の搭載部上に落下させる工程と、前記下部トレイ(20)を前記上部トレイ(10)の閉状態となる高さまで上昇させる工程と、その状態で前記上部トレイ(10)を閉じ操作する工程と、前記上部トレイ(10)が閉じた状態で前記下部トレイ(20)を下降させることにより、前記下部トレイ(20)の搭載部上のワーク(W)を前記上部トレイ(10)の搭載部上に移らせる工程と、を順番に行わせる、
ことを特徴とする上記[1]に記載のピッキング用ワーク供給装置(1)。
[3] 前記収容容器(60)が矩形筒状に構成され、
前記上部トレイ(10)が、
前記収容容器(60)の一対の対向側壁(60a、60b)に軸支された回動軸(15)にそれぞれ基端側側縁部(13)が上下方向回動可能に連結され、水平位置にあるときに閉じ状態となり、水平位置より下方に回動したときに開き状態となる両開き扉状の一対の回動トレイ(10A)により構成され、
前記上部トレイ開閉機構(110)が、
前記各回動軸(15)に固定された一対のピニオン(115)と、
該各ピニオン(115)に噛合する上下方向に延びる一対のラックギヤ(114)と、
前記一対のラックギヤ(114)を連結する連結バー(112)と、
前記連結バー(112)を上下移動させることにより、前記一対のラックギヤ(114)を介して前記一対のピニオン(115)を回転させ、それにより前記上部トレイ(10)を開閉操作する直動駆動源(111)と、
を備えている、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のピッキング用ワーク供給装置(1)。
[4] 前記収容容器(60)が矩形筒状に構成され、
前記下部トレイ(20)が、該下部トレイ(20)の下面を横断し前記収容容器(60)の側壁(60d)に対して上下方向スライド自在に支持された水平バー(25)に固定され、
前記下部トレイ昇降機構(120)が、
前記水平バー(25)に固定された上下方向に延びる可動ラックギヤ(127)と、
前記可動ラックギヤ(127)と平行に対向配置された上下方向に延びる固定ラックギヤ(126)と、
上下方向に可動部(122)を変位させる直動駆動源(121)と、
前記直動駆動源(121)の可動部(122)に回転自在に軸支され、回転中心を挟んで一方側を前記可動ラックギヤ(127)に噛合させ他方側を前記固定ラックギヤ(126)に噛合させたピニオン(124)と、
を備えている、
ことを特徴とする上記[1]~[3]のいずれかに記載のピッキング用ワーク供給装置(1)。
[5] 上記[1]~[4]のいずれかに記載のピッキング用ワーク供給装置(1)と、
前記ピッキング用ワーク供給装置(1)の上部トレイ(10)の搭載部にバラ積みされた複数のワーク(W)の位置と姿勢を計測する三次元計測器(3)と、
前記三次元計測器(3)で取得した前記複数のワーク(W)の三次元情報から、ピッキングすべき1つのワーク(W)の位置および姿勢を認識する三次元姿勢認識装置(4)と、
認識した1つのワーク(W)の位置および姿勢に基いて、当該ワーク(W)をロボットアーム(2a)によりピッキングして所定の動作を行うロボット(2)と、を備え、
前記三次元姿勢認識装置(4)は、ピッキング可能であるワーク(W)がないと判定したときに、前記ワーク(W)のバラ積み状態の変更を要求する信号を前記制御手段(6)に入力する、
ことを特徴とするワークピッキングシステム(S)。
1 ピッキング用ワーク供給装置
2 ロボット
2a ロボットアーム
3 三次元計測器
4 三次元姿勢認識装置
6 制御手段
10 上部トレイ
10A 回動トレイ
11 櫛歯
12 スリット
13 基端側側縁部
15 回動軸
20 下部トレイ
21 櫛歯
22 スリット
25 水平バー
60 収容容器
60a,60b,60c,60d 側壁
110 上部トレイ開閉機構
111 エアシリンダ(直動駆動源)
112 連結バー
114 ラックギヤ
115 ピニオン
120 下部トレイ昇降機構
121 エアシリンダ(直動駆動源)
122 可動ブロック(直動駆動源の可動部)
124 ピニオン
126 固定ラックギヤ
127 可動ラックギヤ
S ワークピッキングシステム
W ワーク

Claims (5)

  1. バラ積みされたワークをロボットアームによりピッキングするためのピッキング用ワーク供給装置であって、
    上面が開放された収容容器と、
    前記収容容器の内部に配置され、複数のワークをバラ積み状態で搭載可能な閉状態と、閉状態において搭載された複数のワークを落下させる開状態との間で開閉可能であり、ワークの搭載部が櫛歯状に形成された上部トレイと、
    前記収容容器の内部に昇降可能に配置され、複数のワークの搭載部が前記上部トレイの櫛歯と交互となる櫛歯状に形成され、通常時は前記上部トレイより下方位置に位置して、前記上部トレイが閉状態から開状態とされることにより落下させられた複数のワークを受けると共に、前記下方位置から上昇することで、当該搭載部上に受けた複数のワークを前記上部トレイが閉状態とされる高さにまで持ち上げる下部トレイと、
    前記上部トレイを開閉させる上部トレイ開閉機構と、
    前記下部トレイを昇降させる下部トレイ昇降機構と、
    前記上部トレイ開閉機構および前記下部トレイ昇降機構を制御して前記ワークのバラ積み状態を崩す所定の動作をさせる制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするピッキング用ワーク供給装置。
  2. 前記制御手段が、
    前記ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号の入力により、
    前記上部トレイを開き操作して、前記上部トレイの搭載部上のワークを前記下部トレイの搭載部上に落下させる工程と、前記下部トレイを前記上部トレイの閉状態となる高さまで上昇させる工程と、その状態で前記上部トレイを閉じ操作する工程と、前記上部トレイが閉じた状態で前記下部トレイを下降させることにより、前記下部トレイの搭載部上のワークを前記上部トレイの搭載部上に移らせる工程と、を順番に行わせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッキング用ワーク供給装置。
  3. 前記収容容器が矩形筒状に構成され、
    前記上部トレイが、
    前記収容容器の一対の対向側壁に軸支された回動軸にそれぞれ基端側側縁部が上下方向回動可能に連結され、水平位置にあるときに閉じ状態となり、水平位置より下方に回動したときに開き状態となる両開き扉状の一対の回動トレイにより構成され、
    前記上部トレイ開閉機構が、
    前記各回動軸に固定された一対のピニオンと、
    該各ピニオンに噛合する上下方向に延びる一対のラックギヤと、
    前記一対のラックギヤを連結する連結バーと、
    前記連結バーを上下移動させることにより、前記一対のラックギヤを介して前記一対のピニオンを回転させ、それにより前記上部トレイを開閉操作する直動駆動源と、
    を備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のピッキング用ワーク供給装置。
  4. 前記収容容器が矩形筒状に構成され、
    前記下部トレイが、該下部トレイの下面を横断し前記収容容器の側壁に対して上下方向スライド自在に支持された水平バーに固定され、
    前記下部トレイ昇降機構が、
    前記水平バーに固定された上下方向に延びる可動ラックギヤと、
    前記可動ラックギヤと平行に対向配置された上下方向に延びる固定ラックギヤと、
    上下方向に可動部を変位させる直動駆動源と、
    前記直動駆動源の可動部に回転自在に軸支され、回転中心を挟んで一方側を前記可動ラックギヤに噛合させ他方側を前記固定ラックギヤに噛合させたピニオンと、
    を備えている、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のピッキング用ワーク供給装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のピッキング用ワーク供給装置と、
    前記ピッキング用ワーク供給装置の上部トレイの搭載部にバラ積みされた複数のワークの位置と姿勢を計測する三次元計測器と、
    前記三次元計測器で取得した前記複数のワークの三次元情報から、ピッキングすべき1つのワークの位置および姿勢を認識する三次元姿勢認識装置と、
    認識した1つのワークの位置および姿勢に基いて、当該ワークをロボットアームによりピッキングして所定の動作を行うロボットと、を備え、
    前記三次元姿勢認識装置は、ピッキング可能であるワークがないと判定したときに、前記ワークのバラ積み状態の変更を要求する信号を前記制御手段に入力する、
    ことを特徴とするワークピッキングシステム。
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