JP7306352B2 - フランジナット姿勢制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はフランジナット姿勢制御装置に関する。
フランジナット(鍔付きナット)を組み付ける工程において、フランジナットの姿勢を整えて供給するための技術が提案されている。例えば、鍔付きナットを供給するナット供給部と、複数の鍔付きナットをワークに取付けて締付けるナット締付部と、を有する鍔付きナット仮締治具が開示されている(特許文献1)。
特開2019-188515号公報
上述の技術は、大規模な装置を必要とせず、簡便にフランジナットを供給できる。しかし上記技術の発明者は、上述の装置を軽量または小型の鍔付きナットに対して適用すると、所望の姿勢に整列しない場合があるという課題を見出した。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、小規模で簡便にフランジナットの姿勢を制御できるフランジナット姿勢制御装置を提供するものである。
本発明にかかるフランジナット姿勢制御装置は、フランジナットの姿勢を制御して排出するフランジナット姿勢制御装置であって、第1開口部、方向制御部、下方ガイド部、第2開口部および出口溝部を有する。第1開口部は、フランジナットを受け入れる。方向制御部は、第1開口部の下方において、フランジナットの厚さより大きく、且つ、フランジナットのフランジ部の直径より小さい距離の空間を介して離間して対向し、鉛直方向に延伸する立壁部により形成される。下方ガイド部は、方向制御部の下部において、立壁部の間に底部を有するV字溝が立壁部に沿って、且つ、一端側より他端側の位置が低くなるように水平面に対して傾斜して延伸する。第2開口部は、少なくとも立壁部と下方ガイド部とにより囲まれ、フランジナットを通過させる。出口溝部は、第2開口部の端面において下方ガイド部に接続し、端面から離れる方向が低くなるように傾斜して延伸し、且つ、端面から離れるほど深さ寸法が浅くなるV字溝を有する。
これにより、第1開口部に投入されたフランジナットは、第2開口部の端面からフランジ面が横向きの姿勢で排出される。続いてフランジナットは、出口溝部と出口平面部とを順次通過する際に、フランジ面が下向きになるように姿勢を変えながら、自重により出口平面部を滑り落ちる。
上記フランジナット姿勢制御装置は、下方ガイド部における他端側の上方において立壁部の間に頂部を有して下方に突出するガイドリブが立壁部に沿って、且つ、V字溝に平行に延伸する上方ガイド部をさらに備えるものであってもよい。これにより、フランジナット姿勢制御装置は、フランジナットの姿勢を所望の方向に制御できる。
上記フランジナット姿勢制御装置において、上方ガイド部は、ガイドリブの頂部が、通過するフランジナットのフランジの上端より低くなるように設定されていることが好ましい。これにより、上方ガイド部は、フランジナットがフランジ面を下向きにして倒れる方向にフランジナットの姿勢を制御する。
上記フランジナット姿勢制御装置は、
上方ガイド部の一端側に隣接し、一端側における下方ガイド部との間の寸法が、他端側における下方ガイド部との間の寸法より小さくなるように下方ガイド部よりも大きい傾斜により2つの壁面に跨って設けられる跳ね上がり防止ガイドをさらに備えるものであってもよい。これにより、跳ね上がり防止ガイドは、フランジナットの不安定な挙動を抑制して上方ガイド部に導くことができる。
上記フランジナット姿勢制御装置において、出口溝部は、V字溝の一方の斜面にフランジナットのフランジ面が接し、V字溝の他方の斜面にフランジナットのナット面における対角の角部およびフランジの側部が接する状態にフランジナットを支持する。この場合において、出口溝部は、フランジナットの重心が、対角の角部が接する斜面よりもフランジ面に接する斜面に近くなるように設定されていることが好ましい。これにより、出口溝部を通過するフランジナットは、フランジ面を下向きにして出口溝部を滑り落ちる。
上記フランジナット姿勢制御装置において、出口溝部は、第2開口部と接続する部分において、V字溝の深さ寸法がフランジナットのフランジ部の直径より大きいものであってもよい。これにより、出口溝部は、フランジナットの姿勢が乱れることを抑制できる。
上記フランジナット姿勢制御装置は、上方が開口し、水平面に対して傾斜する底板部と、底板部の外縁の一部に立設する側板部と、を有し、底板部から第1開口部にフランジナットが落下可能に接続するナット投入部をさらに有するものであってもよい。これにより、ユーザは容易にフランジナットをフランジナット姿勢制御装置に投入できる。
上記フランジナット姿勢制御装置において、ナット投入部は、第1開口部の近傍を支点として底板の傾斜角度が調整可能に固定される、ものであってもよい。これにより、フランジナット姿勢制御装置は、ユーザの作業態様に応じてフランジナットを好適に受け取ることができる。
上記フランジナット姿勢制御装置において、ナット投入部は、底板部の上にフランジナットの厚さより小さい段差を介して設けられ、底板部と180度より小さい角度を成す補助板部と、を有するものであってもよい。これにより、ナット投入部は、第1開口部におけるフランジナットの引っかかりを抑制できる。
上記フランジナット姿勢制御装置は、出口溝部より大きい傾斜により出口溝部に接続する出口平面部と、出口平面部における傾斜の下部側において、出口平面部の上方に、誘い込み形状と、高さ規制部とを有する排出ガイドと、をさらに備えるものであってもよい。これによりフランジナット姿勢制御装置は、フランジナットの挙動を整えることができる。
本発明によれば、小規模で簡便にフランジナット姿勢を制御できるフランジナット姿勢制御装置を提供できる。
実施の形態にかかるフランジナット姿勢制御装置の概観図である。 フランジナット姿勢制御装置の断面図である。 ナット投入部を示す断面図である。 ナット投入部および方向制御ブロックを示す断面図である。 傾き制御ブロックを示す第1の断面図である。 傾き制御ブロックを示す第2の断面図である。 傾き制御ブロックにおけるフランジナットの挙動の例を示す図である。 出口溝部および出口平面部におけるフランジナットの挙動の例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
以下に、本発明の実施の形態にかかるフランジナット姿勢制御装置の概要を説明する。図1は、実施の形態にかかるフランジナット姿勢制御装置の概観図である。図1は、フランジナット姿勢制御装置を斜め上方から観察した状態を示している。
なお、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものとして、図1は、右手系の直交座標系が付されている。また、図2以降において、直交座標系が付されている場合、図1のX軸、Y軸、およびZ軸方向と、これらの直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸方向はそれぞれ一致している。また本実施の形態にかかる説明において、「左右方向」とは、X軸方向を指し、「前後方向」とは、Y軸方向を指し、「高さ方向」とは、Z軸方向を指すものとする。
図1に示すフランジナット姿勢制御装置1は、フランジ付きナット(フランジナット)が任意の姿勢で投入されると、投入されたフランジナットを、フランジ面が下向きの姿勢で排出する。フランジナット姿勢制御装置1が受け入れるフランジナット90は、ナット部91およびフランジ部92を有する。フランジナット90の寸法は、フランジ部92の直径が直径D1である。ナット部91は、対角部が長さD2であって、対辺部が長さD3である。またフランジナット90の厚さは、厚さH90である。なお、以降の説明において、「フランジナット90が縦向きである」とは、フランジナット90のネジ部の軸が上下方向に向いていることをいう。また、「フランジナット90が横向きである」とは、フランジナット90のネジ部の軸が横方向(Z軸に直交する方向)に向いていることをいう。
なお、図1に示すフランジナット姿勢制御装置1は、それぞれの構成を2つずつ有しており、左右対称形状となっている。すなわちフランジナット姿勢制御装置1は、フランジナット90を同時に2つ受け取り、受け取った2つのフランジナット90の姿勢を整えて排出する。以降の説明においては、2組の構成の内の一方側について代表して説明を行い、他方側についての記載は省略するが、他方側の構成および機能も、同様である。
フランジナット姿勢制御装置1は、床面に接地するベース部2の上に、種々の構成が設けられている。ベース部2は、前後方向すなわちY軸方向におけるY軸プラス側からY軸マイナス側に向けて高さが低くなるように形成されている。フランジナット姿勢制御装置1は、主な構成として、ナット投入部10、方向制御ブロック20、傾き制御ブロック30、出口溝部40、出口平面部50、排出ガイド60および排出部70を有する。以下に、フランジナット90の動きの順に従って、各構成の概要を説明する。
ナット投入部10は、ベース部2のY軸プラス側の上部の左右端部に設けられる。ナット投入部10は、上方が開口した投入口であって、ユーザが投入するフランジナット90を受け入れる。ナット投入部10は、第1開口部21に接続しており、受け入れたフランジナット90を、第1開口部21に落下させる。ナット投入部10は、ロックネジ15により第1開口部21の近傍に固定されている。
第1開口部21は、ナット投入部10から落下してきたフランジナット90を受け入れて、方向制御ブロック20に取り込む。方向制御ブロック20は、ベース部2のY軸プラス側に設けられる。方向制御ブロック20は第1開口部21から斜面に沿って落下してくるフランジナット90を、フランジ面がYZ面と略平行になるように制御する。方向制御ブロック20は、フランジナット90の姿勢を上述のように制御して、傾き制御ブロック30に導く。
傾き制御ブロック30は、方向制御ブロック20のY軸マイナス側に隣接する。傾き制御ブロック30は、方向制御ブロック20から落下してきたフランジナット90の挙動を抑えたうえで、フランジナット90のフランジ面が下向きに落下し易いように、フランジ部92の傾きをさらに制御する。傾き制御ブロック30は、第2開口部41からフランジナット90を排出し、斜面に沿って出口溝部40に導く。
出口溝部40は、Y軸方向にそって、且つ、Y軸プラス側からY軸マイナス側にかけて高さが低くなるように延伸するV字状の溝である。出口溝部40は、第2開口部41を介して受け取ったフランジナット90の姿勢を、フランジ面が横向きの状態から、下向きに変化させる。出口溝部40は、姿勢を変化させたフランジナット90をさらに出口平面部50に滑り落ちるように導く。
出口平面部50は、Y軸方向に沿って、且つ、Y軸プラス側からY軸マイナス側にかけて高さが低くなるように延伸する平面である。出口平面部50は、フランジ面が下向きになったフランジナット90を受け取り、受け取ったフランジナット90を排出ガイド60に斜面に沿って落下させる。排出ガイド60は、出口平面部50を滑り落ちるフランジナット90の挙動を抑え、排出部70に導く。排出部70は、姿勢が制御されたフランジナット90をY軸マイナス側に落下させる。
以上、図1を参照しながら、フランジナット姿勢制御装置1が有する主な構成について説明した。なお、排出部70から排出されるフランジナット90は、フランジナット90を整列させるための治具等により整列されることになる。このように、フランジナット姿勢制御装置1は、任意の姿勢で投入されたフランジナット90の姿勢を、フランジ面が下向きになるように整えて排出する。
次に、図2を参照して各構成についてさらに説明する。図2は、フランジナット姿勢制御装置の断面図である。図2に示すフランジナット姿勢制御装置1は、出口溝部40が有するV字溝の底部に沿ってYZ面に平行にカットされた断面が示されている。
以下、図2、図3および図4を参照しながら、ナット投入部10の詳細について説明する。図3は、ナット投入部を示す断面図である。図3に示すナット投入部10は、ナット投入部10における左右方向の中間部においてYZ面に平行にカットされた断面が示されている。図4は、ナット投入部および方向制御ブロックを示す断面図である。図4に示すフランジナット姿勢制御装置1は、ナット投入部10における前後方向の中間部においてXZ面に平行にカットされた断面により示されている。
ナット投入部10は、上方が開口し、水平面に対して傾斜する底板部12と、底板部12の外縁の一部に立設する側板部11と、を有する。またナット投入部10は、底板部12から第1開口部21にフランジナット90が落下可能に接続する。図3に示すように、底板部12は前後方向において、Y軸プラス側よりY軸マイナス側が低くなるように、水平面に対して角度A11を有している。また図4に示すように、底板部12は、左右方向において第1開口部21にフランジナット90が転がり落ちるように、角度A13を有している。これにより、ユーザはナット投入部10にナット投入部10を落下させることにより容易にフランジナット90を投入できる。
またナット投入部10は、底板部12の上に段差部13および補助板部14をさらに有する。段差部13は、底板部12と補助板部14との間に介在する。段差部13は、フランジナット90の厚さより小さい寸法であって、図3において点線により示されたフランジナット90のようにフランジ面が横向きになって転がっている場合に、実線により示されたフランジナット90のように、フランジナット90が段差部13に引っかかり転倒するように設定される。これにより、ナット投入部10は、第1開口部21におけるフランジナット90の引っかかりを抑制できる。
補助板部14は、底板部12の上に、段差部13を介して設けられる斜面であって、底板部と180度より小さい角度A12を成す。また補助板部14は、左右方向に延伸する。そのため、補助板部14の上に存在するフランジナット90は、第1開口部21に向かって落下する。
ナット投入部10は、第1開口部21の近傍の下部においてロックネジ15により固定されている。ナット投入部10は、ロックネジ15により、第1開口部21の近傍を支点として底板部12の傾斜角度が調整可能に固定されている。そのためナット投入部10は、一旦、ロックネジ15を緩め、ロックネジ15の締結部を中心としてナット投入部10を回動し、再びロックネジ15を締め付けることにより、角度A13を変更できる。フランジナット姿勢制御装置1を使用するユーザは、自身の作業のしやすさを考慮してナット投入部10の角度を設定できる。これにより、フランジナット姿勢制御装置1は、ユーザの作業態様に応じてフランジナットを好適に受け取ることができる。
なお、底板部12は、フランジナット90を落下させるため、摩耗性が高い材質により構成されていることが好ましい。また底板部12は、滑りやすい方が好ましいため、フランジナット90との摩擦係数が低い材質により構成されていることが好ましい。これらを両立する部材は、例えば、エンボス加工の施された金属板、ガラス、フッ素樹脂等である。
次に、方向制御ブロック20について説明する。図4に示すように、方向制御ブロック20は主な構成として、第1開口部21、導入部22、方向制御部23、下方ガイド部24を有する。
第1開口部21は、ナット投入部10から斜面に沿って落下してくるフランジナット90を受け入れる。第1開口部21の下部は、フランジナット90が滞りなく落下するように、ナット投入部10の底板部12とスムーズに接続している。また第1開口部21は、図4において左側から落下してくるフランジナット90を右側の導入部22に導く。フランジナット90が縦向きまたは縦向きに近い姿勢で第1開口部21に落下してきた場合には、そのままフランジナット90を受け入れて導入部22に導く。
また第1開口部21は、上部にナット倒しガイド210を有している。第1開口部21は、フランジナット90が転がり落ちてくる面からナット倒しガイド210までの上下方向の寸法が高さH21である。高さH21は、フランジ部92の直径D1より若干小さく設定されている。そのため、図4に示すように、フランジナット90が横向きの姿勢で第1開口部21に落下してきた場合には、フランジナット90のフランジ部92の上端とナット倒しガイド210とが衝突する。これによりフランジナット90はY軸周りの回転モーメントを受け、姿勢を縦向き方向に変化させながら導入部22に落下する。
導入部22は、第1開口部21から落下してくるフランジナット90を方向制御部23に導く。導入部22は、第1開口部21において高さH21の空間を有し、高さを狭めながら右下方向に延びるとともに、徐々に下方に屈曲して方向制御部23に接続する。
方向制御部23は、第1開口部の下方において、導入部22を介してフランジナット90を受け取る。方向制御部23は、鉛直方向に延伸して対向する2つの立壁部230により形成される。離間している立壁部230が形成する方向制御部23の幅W23は、フランジナット90の厚さH90より広く、且つ、フランジナットの直径D1より狭い。換言すると、離間している立壁部230は、フランジナット90の厚さH90より大きく、且つ、フランジナットのフランジ部の直径D1より小さい距離の空間を介して離間して対向している。そのため、方向制御部23は、フランジナット90を、横向きの姿勢に制御する。
下方ガイド部24は、立壁部230の下部に設けられるV字溝であり、落下してくるフランジナット90の下端を受け止める。下方ガイド部24は、2つの立壁部230の中立面L10の上に底部240を有するV字溝が立壁部230に沿って、且つ、一端側(Y軸方向プラス側)から他端側(Y軸方向マイナス側)の位置が低くなるように水平面(XY面)に対して傾斜して延伸する。このとき、下方ガイド部24の傾斜角度は、図2に示す角度A40である。
以上、方向制御ブロックについて説明した。上述の構成により、方向制御ブロック20は、任意の姿勢のフランジナット90を受け入れ、受け入れたフランジナット90の姿勢を横向きに制御する。
次に、傾き制御ブロック30について説明する。図5は、傾き制御ブロックを示す第1の断面図である。方向制御ブロック20に落下したフランジナット90は、その後重力に従い傾き制御ブロック30に落下する。このとき、フランジナット90は、下方ガイド部24に衝突して跳ね上がりながらY軸マイナス側に落下する。傾き制御ブロック30はフランジナット90のこのような挙動を抑え、さらに、フランジナット90の傾きを制御する。傾き制御ブロック30は、下方ガイド部24のY軸マイナス側の上方において、跳ね上がり防止ガイド31および上方ガイド部32を有する。
跳ね上がり防止ガイド31は、上方ガイド部32の一端側(Y軸プラス側)に隣接し、フランジナット90の上端の動きを規制する。跳ね上がり防止ガイド31は、Y軸マイナス側の上下方向の寸法よりY軸プラス側の上下方向の寸法が大きくなるように下方ガイド部よりも大きい傾斜により2つの立壁部230に跨って設けられる。具体的には、図5に示すように、跳ね上がり防止ガイド31のY軸プラス側において、下方ガイド部24との間は、高さH31である。また跳ね上がり防止ガイド31のY軸マイナス側において、下方ガイド部24との間は、高さH31より小さい高さH32である。
図6は、傾き制御ブロック30を示す第2の断面図である。図6は、傾き制御ブロック30の高さ方向の任意の位置においてXY面に平行にカットした断面を示している。図6に示す傾き制御ブロック30は、跳ね上がり防止ガイド31において、左右方向の幅が変化している。より具体的には、跳ね上がり防止ガイド31のY軸プラス側における左右方向の幅は、幅W31である。また跳ね上がり防止ガイド31のY軸マイナス側における左右方向の幅は、幅W31より狭い幅W32である。このように、跳ね上がり防止ガイド31は、上下方向に加えて、左右方向についても、Y軸マイナス側の幅を狭くして、落下するフランジナット90の動きを規制している。上述の構成により、跳ね上がり防止ガイド31は、フランジナット90の不安定な挙動を抑制して上方ガイド部32に導くことができる。
次に、上方ガイド部32について説明する。上方ガイド部32は、下方ガイド部24における他端側(Y軸マイナス側)の上方においてガイドリブ320を有する。ガイドリブ320は、2つの立壁部230の中立面上に頂部321を有して下方に突出し、立壁部に沿って、且つ、V字溝である下方ガイド部24に平行に延伸する。
次に、図7を参照して、傾き制御ブロック30におけるフランジナット90の挙動について説明する。図7は、傾き制御ブロックにおけるフランジナットの挙動の例を示す図である。図7は、フランジナット90が傾き制御ブロック30を通過する際のフランジナット90の状態を時間の流れに沿って示したものである。図7は、左側に示した時刻T11から順に右側に向かって時間の経過とともに変化するフランジナット90を示している。
まず、時刻T11において、フランジナット90は、跳ね上がり防止ガイド31に跳ね上がりながら落下してきた状態である。フランジナット90は、挙動が不安定で、宙に浮いている。跳ね上がり防止ガイド31は高さが徐々に低くなり、幅も徐々に狭くなる。これに伴い、フランジナット90は、跳ね上がり防止ガイド31により上下方向の動きが徐々に規制される。
次に、時刻T11の後の時刻T12において、フランジナット90は、下方ガイド部24に着地している状態である。この状態で、フランジナット90の跳ね上がりは抑制されている。しかし、フランジナット90の左右方向の傾きは一様ではなく、ばらつきを生じ得る。
次に、時刻T12の後の時刻T13において、フランジナット90は上方ガイド部32に移動している。図に示すように、上方ガイド部32は、ガイドリブ320を有している。ガイドリブ320は、頂部321が、フランジナット90におけるフランジ部92の上端より低くなるように設定されている。これにより、上方ガイド部32は、フランジ部92の左右方向の傾きを制御する。これにより、上方ガイド部32は、フランジナット90がフランジ面を下向きにして倒れる方向にフランジナットの姿勢を制御する。なお、この状態において、フランジナット90は、接触部P11と接触部P12とにおいて下方ガイド部24の斜面に接触している。接触部P11は、フランジ部92の下側の角部である。接触部P12は、ナット部91の下側の角部である。
次に、時刻T13の後の時刻T14において、フランジナット90は、第2開口部41を介して、上方ガイド部32から離れ、出口溝部40に移動する。第2開口部41は、立壁部230、下方ガイド部24および上方ガイド部32により囲まれた開口部である。第2開口部41は、フランジナット90を所定の姿勢で通過させる。所定の姿勢とは、フランジ面が下向きになって倒れる方向の姿勢をいう。すなわち、第2開口部41を通過したフランジナット90は、その後、フランジ面が下向きになる方向に姿勢を変化させる。
以上、傾き制御ブロック30について説明した。上述の通り、傾き制御ブロック30において、跳ね上がり防止ガイド31および上方ガイド部32は、フランジナット90の不安定な挙動を抑制したうえで、フランジ面を下向きにして倒れる方向に制御する。
次に、図2に戻り、出口溝部40および出口平面部50について説明する。図2に示すように、出口溝部40は、第2開口部41の端面において下方ガイド部24に接続し、第2開口部41の端面から離れる方向に、下方ガイド部24と同じ傾斜により延伸するV字溝を有する。すなわち、出口溝部40の傾斜は、角度A40であり、Y軸マイナス側が低く、Y軸プラス側が高い。また出口溝部40は、V字溝の深さ寸法が、第2開口部41から離れるほど浅くなる。
出口平面部50は、出口溝部40より大きい傾斜により出口溝部40に接続する。図2に示すように、出口平面部50は、出口溝部40の傾斜より大きい角度A50により傾斜している。このような構成により出口溝部40および出口平面部50は、フランジナットの姿勢変化をスムーズに制御できる。
続いて、図8を参照して、出口溝部40図7に示した時刻T14より後のフランジナット90の状態について説明する。図8は、出口溝部および出口平面部におけるフランジナットの挙動の例を示す図である。図8は、図7と同様に、フランジナット90の挙動を、時間の経過に沿って示している。
時刻T14の後の時刻T15において、出口溝部40に移動してきたフランジナット90は、角部P11およびP12が接している状態から矢印に示すように、反時計回り回転する。なお、第2開口部41に接続している出口溝部40の深さH40は、フランジナット90のフランジ部92の直径D1より大きくなるように設定されている。これにより出口溝部40は、フランジナット90の姿勢が乱れることを抑制できる。
次に、時刻T15の後の時刻T16において、フランジナット90は、接触部P11、接触部P12および接触部P13が出口溝部40の斜面に接している状態となっている。ここで、接触部P11は、フランジ面である。また接触部P12はナット部91の対角部(図1に示した長さD2の部分)における下側の角部である。また接触部P13は、フランジ部92の下側の側部である。フランジナット姿勢制御装置1において、出口溝部40は、V字溝の一方の斜面にフランジナット90のフランジ面が接し、V字溝の他方の斜面にフランジナット90のナット面における対角の角部およびフランジの側部が接する状態にフランジナットを支持する。
さらに、時刻T16に示した状態において、フランジナット90の重心G90は、出口溝部40のセンターラインL10よりも、フランジ部92の方に傾いている。つまり、出口溝部40は、フランジナットの重心G90が、対角の角部が接する斜面よりもフランジ面に接する斜面に近くなるように設定されている。これにより、出口溝部40を通過するフランジナット90は、フランジ面を下向きにして出口溝部40を滑り落ちる。
次に、時刻T16の後の時刻T17において、フランジナット90が斜面沿って下方に滑り落ちたため、出口溝部40が浅くなっている。時刻T17におけるフランジナット90は、接触部P11および接触部P13において出口溝部40と接触している。ここで時刻T17における接触部P11は、重心G90より下に位置している。そのため、フランジナット90は、反時計回りに回転する。
次に、時刻T17の後の時刻T18において、フランジナット90がさらに下方に滑り落ちたため、出口溝部40はさらに浅くなっている。そのため、出口溝部40はフランジナット90を支持しきれなくなり、フランジナット90はさらに反時計回りに回転する。
次に、時刻T17の後の時刻T18において、フランジナット90は、出口溝部40から離れ、フランジ面が出口平面部50に接触する状態となっている。このように、出口溝部40および出口平面部50を落下するフランジナット90は、フランジ面が下向きになる姿勢をとり、フランジ面が出口平面部50に接触する状態となる。
次に、図2に戻り、排出ガイド60について説明する。出口平面部50を滑り落ちるフランジナット90は、出口平面部50の下部側において、排出ガイド60の下を通過する。排出ガイド60は、Y軸プラス側が誘い込み形状となっている。誘い込み形状は、出口平面部50から高さH60である。また排出ガイド60は、Y軸マイナス側が高さ規制部となっている。高さ規制部は、出口平面部50からの高さが高さH60より低い高さH70である。ここで、高さH70は、フランジナット90の厚さH90より若干大きい。そのため、排出ガイド60は、出口平面部50を滑り落ちるフランジナット90の動きを妨げない。一方、排出ガイド60は、フランジナット90がバウンドするなど不安定な挙動を示している場合には、浮き上がるフランジナット90の動きを規制して、不安定な挙動を抑制する。これにより、フランジナット姿勢制御装置1は、排出部70から安定した姿勢のフランジナット90を排出できる。
以上、実施の形態について説明したが、実施の形態にかかるフランジナット姿勢制御装置1の構成は上述のものに限られない。実施の形態にかかるフランジナット姿勢制御装置1は、図1に示すように、左右対称形状出なくとも良い。またフランジナット姿勢制御装置1は、3つ以上の姿勢制御装置が連結された構成であってもよい。
以上、本実施の形態によれば、小規模で簡便にボルト供給作業が行えるフランジナット姿勢制御装置を提供できる。なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 フランジナット姿勢制御装置
2 ベース部
10 ナット投入部
11 側板部
12 底板部
13 段差部
14 補助板部
15 ロックネジ
20 方向制御ブロック
21 第1開口部
22 導入部
23 方向制御部
24 下方ガイド部
30 傾き制御ブロック
31 跳ね上がり防止ガイド
32 上方ガイド部
33 リブ部
40 出口溝部
41 第2開口部
50 出口平面部
60 排出ガイド
70 排出部
90 フランジナット
91 ナット部
92 フランジ部
210 ナット倒しガイド
230 立壁部
240 底部
320 ガイドリブ
321 頂部

Claims (10)

  1. フランジナットの姿勢を制御して排出するフランジナット姿勢制御装置であって、
    前記フランジナットを受け入れる第1開口部と、
    前記第1開口部の下方において、前記フランジナットの厚さより大きく、且つ、前記フランジナットのフランジ部の直径より小さい距離の空間を介して離間して対向し、鉛直方向に延伸する立壁部により形成される方向制御部と、
    前記方向制御部の下部において、前記立壁部の間に底部を有するV字溝が前記立壁部に沿って、且つ、一端側より他端側の位置が低くなるように水平面に対して傾斜して延伸する下方ガイド部と、
    少なくとも前記立壁部と前記下方ガイド部とにより囲まれ、前記フランジナットを通過させる第2開口部と、
    前記第2開口部の端面において前記下方ガイド部に接続し、前記端面から離れる方向が低くなるように傾斜して延伸し、且つ、前記端面から離れるほど深さ寸法が浅くなる前記V字溝を有する出口溝部と、を備える
    フランジナット姿勢制御装置。
  2. 前記下方ガイド部における前記他端側の上方において前記立壁部の間に頂部を有して下方に突出するガイドリブが前記立壁部に沿って、且つ、前記V字溝に平行に延伸する上方ガイド部をさらに備える、
    請求項1に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  3. 前記上方ガイド部は、前記ガイドリブの前記頂部が、通過する前記フランジナットのフランジの上端より低くなるように設定されている
    請求項2に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  4. 前記上方ガイド部の前記一端側に隣接し、前記一端側における前記下方ガイド部との間の寸法が、前記他端側における前記下方ガイド部との間の寸法より小さくなるように下方ガイド部よりも大きい傾斜により2つの前記立壁部に跨って設けられる跳ね上がり防止ガイドをさらに備える、
    請求項2または3に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  5. 前記出口溝部は、前記V字溝の一方の斜面に前記フランジナットのフランジ面が接し、前記V字溝の他方の斜面に前記フランジナットのナット面における対角の角部およびフランジの側部が接する状態において、前記フランジナットの重心が、前記対角の角部が接する斜面よりも前記フランジ面に接する斜面に近くなるように設定されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  6. 前記出口溝部は、前記第2開口部と接続する部分において、前記V字溝の深さ寸法が前記フランジナットのフランジ部の直径より大きい、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  7. 上方が開口し、水平面に対して傾斜する底板部と、前記底板部の外縁の一部に立設する側板部と、を有し、前記底板部から前記第1開口部に前記フランジナットが落下可能に接続するナット投入部をさらに備える、
    請求項1~6のいずれか一項に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  8. 前記ナット投入部は、前記第1開口部の近傍を支点として前記底板部の傾斜角度が調整可能に固定される、
    請求項7に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  9. 前記ナット投入部は、前記底板部の上に前記フランジナットの厚さより小さい段差を介して設けられ、前記底板部と180度より小さい角度を成す補助板部と、を有する
    請求項7または8に記載のフランジナット姿勢制御装置。
  10. 前記出口溝部より大きい傾斜により前記出口溝部に接続する出口平面部と、
    前記出口平面部における傾斜の下部側において、前記出口平面部の上方に、誘い込み形状と、高さ規制部とを有する排出ガイドと、をさらに備える、
    請求項1~9のいずれか一項に記載のフランジナット姿勢制御装置。
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