JP7305500B2 - インナトリム - Google Patents
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Description
なお、本実施の形態においては、上および下の定義を、車両の上下方向を基準としたものとする。例えば、車両の上下方向で上方を、単に上方、車両の上下方向で下方を、単に下方という。また、上部、下部、上端、下端等も同様である。
図1、図2に示すように、車両1の車体サイドには、フロントドア10およびリアドア20が設けられている。また、車両1の下部にはアンダーフロア3が設けられ、上部にはルーフ4が設けられている。そして、アンダーフロア3、ルーフ4、フロントドア10、リアドア20等で車室が形成される。
なお、本発明のインナトリムにおける特徴的な構造は、フロントドア10およびリアドア20、並びに、左右で同様のものなので、以下の説明では、車両1の右側のフロントドア10の内側に設けられたインナトリムについて、説明する。
座席シート30は、車両1に乗車した乗員Pが着座するものである。また、座席シート30は、乗員Pの臀部から大腿部を支えるシートクッション31(座部)と、リクライニング可能に設けられたシートバック32(背もたれ部)と、乗員Pの頭部を支えるヘッドレスト33(ヘッド部)と、を備えている。
フロントドア10は、アウタパネル11と、インナパネル12と、インナトリム13と、を備えている。
また、アウタパネル11およびインナパネル12は、車室の側壁部を構成する側壁パネルを形成する。また、アウタパネル11とインナパネル12との間には、ウインドガラス5を昇降可能に収納する空間が設けられるとともに、ウインドガラス5の昇降機構(図示せず)等が配設されている。
また、インナパネル12とインナトリム13との間には、衝撃吸収体(図示せず)が配設されている。なお、インナトリム13の中には、図示しないサイドエアバッグが設けられており、側突時には、サイドエアバッグが展開するようになっている。
アウタパネル11は、車両1の外側に設けられ、外壁を成すものである。また、アウタパネル11は、外部からの衝撃を直接受け、吸収するようになっている。
インナパネル12は、アウタパネル11に対して、車両1の内側に設けられ、内壁を成すものである。
インナトリム13は、車室内部側面を構成し、インナパネル12と結合される内装部材であり、インナパネル12よりも車室内側に設けられ、内部に衝撃吸収体が設けられている。
結合点14bは、インナトリム13の車両上下方向で上端に位置し、インナパネル12の上端と結合されている。結合点14cは、インナトリム13の車両上下方向で下端に位置し、インナパネル12の下端と結合されている。
また、結合点14aの車室内側には、インナトリム13が車室方向に突出して乗員Pの肘掛となるトリム肘掛部16が設けられている。
複数の屈曲部15a、15b、15c、15dは、結合点14aから上方に向かうほど剛性が高くなっている。すなわち、屈曲部15aが最も剛性が高く、次に屈曲部15bが高く、3番目が屈曲部15cであり、屈曲部15dが最も剛性が低くなっている。
なお、本実施の形態では、複数の結合点14a、14b、14cを、3つの場合としたが、これに限らず、4つ以上であっても、3つ未満であってもよい。また、本実施の形態では、複数の屈曲部15a、15b、15c、15dを、4つの場合としたが、これに限らず、5つ以上であっても、4つ未満であってもよい。
図3、図4は、他車両60が車両1に側突した場合のインナトリム13の変化を示す模式図である。なお、図3は、一般的な車高の他車両60が車両1に側突した場合の変化を示す模式図であり、図4は、車高の高い他車両60が車両1に側突した場合の変化を示す模式図である。
図4に示すように、車高が高い他車両60が車両1の右のフロントドア10に衝突する場合、上記と同様に、他車両60のバンパが、アウタパネル11に当接し、アウタパネル11を車両1の内側に変形させる。ただし、他車両60の車高が高いため、アウタパネル11の当接位置は、図3の場合よりも高い位置となる。
Claims (3)
- 車両の車室内部側面を構成する内装部材であるインナトリムにおいて、
車室の側壁部を構成する側壁パネルと結合する複数の結合点と、
当該インナトリムの車両横方向の屈曲を誘発する複数の屈曲部と、
を備え、
前記結合点は、車両上下方向で、上端または下端ではない位置に、他の前記結合点よりも強固な結合がなされる強固結合点を有し、
前記屈曲部は、前記強固結合点よりも上方に有し、前記強固結合点から上方に向かうほど剛性が高くなっている、
ことを特徴とするインナトリム。 - 前記強固結合点より下方の剛性は、いずれの前記屈曲部の剛性よりも高い、
ことを特徴とする請求項1に記載のインナトリム。 - 前記強固結合点の車室内側に、車室方向に突出するトリム肘掛部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインナトリム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2019171816A JP7305500B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | インナトリム |
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JP7305500B2 true JP7305500B2 (ja) | 2023-07-10 |
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ID=74877572
Family Applications (1)
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JP2019171816A Active JP7305500B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | インナトリム |
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Citations (3)
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Family Cites Families (2)
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JPH1148888A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-02-23 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用内装部品 |
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2019
- 2019-09-20 JP JP2019171816A patent/JP7305500B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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