JP7304157B2 - ニードル細幅織機および対応する製織方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部に記載のニードル細幅織機に関する。さらに本発明は対応する製織方法に関する。
ニードル細幅織機は、ふつう約40cmまでの幅の細幅布を織るため、および緯糸を緯針によって全開口に挿入するために用いられる。通常のように緯入れニードルの駆動装置が機械的連結によって織機の主軸と結合されている織機は特許文献1から知られている。
その際、筬打ちの目的で製織過程、すなわち開口と筬の運動とが緯糸の挿入と同期して進行することが重要であり、例えば特許文献2において「ハードな」、すなわち正確に同期される、および「ソフトな」、すなわち織機の運転状態に応じて開口のある程度の先行または追随を許容する同期装置を開口に備えることがすでに提案された。しかし、そのような織機でも緯入れはいつも「ハードに」同期させることが予定される。なぜなら緯針の挿入時間全体において杼口がいつも開いた状態でなければならないからである。
その際、細幅織機の緯入れニードルは、通常、特許文献1に記載されているように織機の主軸から導出される往復旋回運動に由来する鎌状運動をする。しかし特定の用途については、緯入れニードルの駆動力を織機の主軸から導出するこのような織機には一定の限度がある。
そのような用途の1つは可変幅の細幅布の製造である。つまり、そのような織機では、織られる細幅布の幅とは無関係に緯針がいつも同じ緯入れ軌道を進んだ場合に、より大きい幅からより小さい幅への、およびその逆により小さい幅からより大きい幅への移行部に当業者が欠陥と感じる見た目のよくない織り箇所ができる。その原因は、より大きい幅からより小さい幅への布幅と、より小さい幅からより大きい幅への布幅との移行領域における緯糸張力を一定に保つことが簡単でないということにある。
緯針運動が主軸によって多少なりとも柔軟性のない駆動が行われる従来の鎌状技術が使用されるニードル細幅織機を用いた別の典型的な応用例では、種々異なる緯糸、典型的には異なった色の糸、しかしさらに異なった材料特性の糸が緯針によって選ばれる。その場合も、種々異なる位置により受け取られる異なった糸の緯糸張力を同じに保つことには問題があるように思われる。
さらに、ニードル細幅織機の特定の応用例では、緯入れ運動の開始点が特にクリティカルである。例えば特許文献3または特許文献4のアンテナ糸や特許文献5での有効糸など付加的な糸の、例えば刺繍状の緯入れにおいて、その一方でさらに全く一般的に杼口の交換時に経糸を十分な速さで分離できず、それにより杼口交換時に緯入れを正確に行うことができない場合がそれに該当する。
最後に述べた問題は基本的に、開口距離を増大するか、または製織速度を著しく低減することによって解決することもできるのではあるが、この解決策は様々な理由から部分的に望ましくない。属性的に対応するニードル細幅織機はさらに特許文献6に記載されている。
スイス国特許発明第633331号明細書 国際公開第2004/092467号 欧州特許出願公開第2395140号明細書 国際公開第2007/071077号 欧州特許出願公開第3141642号明細書 欧州特許出願公開第1526199号明細書
本発明の課題は、主軸と緯入れニードルの駆動装置との間に複雑な伝達アセンブリを必要とすることなしに緯入れニードルの軌道、および緯入れの開始時点も可能な限り自由に変更できるようにニードル細幅織機における緯入れを構成することである。
上記課題は、請求項1に記載のニードル細幅織機により解決される。
その際、本発明の措置は、まずもって予想外に高い柔軟性を結果としてもたらす。
各緯入れの緯入れニードルの所定の緯入れ最終位置および戻り位置の制御を事実上自由に選ぶことができるように、緯入れニードルのための駆動モータを制御する制御装置を形成することによって、布幅が様々に変わる場合に緯針のそれぞれ最適な緯入れ軌道をプログラム可能であり、例えば、織られる細幅布の幅が変わるときに緯糸張力を一定に保つことができる。
種々異なる緯糸が緯針によって選択的に受け取られる場合の問題性は、本発明の措置によって同様または類似に解決される。
回転駆動装置であれ、リニア駆動装置であれ、制御装置によってプログラム可能な緯入れアクチュエータを用いることで、緯入れニードルの軌道だけではなく開始時点も緯入れ速度(瞬間速度)も予め決めることができことは明白である。
特に、付加的な糸がブレードまたはそれに類するものによって織材料に打ち込まれる場合に、ここで臨界的な境界条件を考慮に入れることができる。これに関連して、緯入れ側部から編み装置まで、そしてそこから引き返して経糸に組み込まれる緯糸の部分を「緯糸ループ」と呼ぶ。
本発明によるニードル細幅織機の電気機械アクチュエータは、有利には回転駆動装置として、好ましくはサーボモータとして、またはステッピングモータとして形成されることができ、その場合、緯入れニードルはベルト駆動装置を介して、あるいはクランク駆動装置を介して回転アクチュエータの軸と固定結合されている。
その際、回転アクチュエータは、特定角度往復する運動の形の振り運動を実行し、それにより直接、または例えば(例えば増速ギヤまたは減速ギヤとしての)ベルト駆動装置を介して緯入れニードルと結合されることができ、あるいは完全な円運動を実行し、その場合、例えばクランク駆動装置を介して緯入れニードルの運動を実行することができる。
少なくとも特定の応用例については、電気機械アクチュエータがリニア駆動装置として形成されているならば特に有利であり、サーボモータまたはステッピングモータとして形成されていることも好ましい。つまりこの場合、緯入れニードルに一般的な鎌状軌道の代わりにまっすぐな、すなわち幾何学的に短い、好ましくは経糸に対して垂直に向いた緯入れニードルの軌道が可能である。
この場合、柔軟性のない、しかし最も簡単な解決策として、緯入れニードルがリニアモータの移動軸と固定結合され、これに代えてベルト駆動装置を介して、あるいはプッシュロッド、ラック、ピニオン、またはレバー駆動装置によって結合されることが予定されることができる。
これらの実施形態は、特に、駆動装置が、それぞれ1つの緯入れニードルを有する好ましくは並設され同期した複数の細幅織り装置と結合されているならば特に有利である。アクチュエータの負担を軽減するために、アクチュエータが緯入れニードルを戻しばねアセンブリの2つの戻しばねと一緒にばね系/質量系を形成するならば有利であり得る。
請求項9によれば、ニードル細幅織機が可変幅の細幅布を製造する手段を有するならば有利であり得る。そのような手段は特にY字形の、好ましくは高さ調節可能な製織筬を有することができる。
請求項10によれば、ニードル細幅織機が、種々異なる種類の緯糸を受け取って配置する手段を有するならば有利であり得る。有利な手段は、例えば国際公開第2012/163571号に記載されている。
本発明の他の詳細は従属請求項から明らかになる。本発明によって用いられる前述の要素、請求項に記載の要素、および以下の実施例に記載の要素は、寸法、形状、材料の使用、および技術的着想に関して特別な例外的条件によって束縛されるものではなく、それぞれの応用分野において知られている選択基準を制限なく適用することができる。
本発明の主題の他の詳細、利点、および特徴は、本発明によるニードル細幅織機もしくはその緯糸打込装置が例示的に説明される関連する図面についての以下の記載から明らかになる。
緯入れニードルと直接結合された回転アクチュエータを有する本発明の第1実施形態に係る「開口」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 図1の実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 歯付ベルトによって緯入れニードルと結合された回転アクチュエータを有する本発明の第2実施形態に係る「開口」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 図3の実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 クランク駆動装置によって緯入れニードルと結合された回転アクチュエータを有する本発明の第3実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 図5の実施形態に係る「開口」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 歯付ベルトによって複数の緯入れニードルと結合された回転アクチュエータを有する本発明の別の一実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 緯入れニードルと直接結合されたリニアアクチュエータを有する本発明の代替的実施形態に係る「開口」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 図9の実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 プッシュロッドにより複数の緯入れニードルと結合されたリニアアクチュエータを有する本発明の別の一実施形態に係る「筬打ち」姿勢にある緯糸打込装置の図である。 アクチュエータと緯入れニードルとが戻しばねアセンブリと一緒にばね系/質量系を形成する本発明の別の一実施形態に係る緯糸打込装置の図である。 図12aは、図1による緯糸(緯糸三角形)の左側の折返し点における張力状況である。図12bは、図8による緯糸(緯糸三角形)の右側の折返し点における張力状況である。 図13aは、種々異なる場所での緯糸送給状況である。図13bは、製織過程(主軸)の位相(α)に対する緯糸姿勢(β)の図表である。図13cは、製織過程(主軸)の位相(α)に対する緯糸消費量の図表である。図13dは、製織過程(主軸)の位相(α)に対する緯糸張力(F)の図表である。 図14aは、緯入れニードルの杼口進入を遅延させたときの製織過程(主軸)の位相(α)に対する右側の終点に関する緯糸位置(x)の図表である。図14bは、緯針の「通常の」杼口進入位相角(α)および遅延させた杼口進入位相角(α)での製織過程の位相(α)に対する開口(ζ)の図表である。 図15a、図15b、図15c、図15e、図15f、図15g、図15hは、異なる進行状態にある緯糸交換装置を有する緯糸打込装置の図である。 図15i、図15j、図15k、図15l、図15m、図15nは、異なる進行状態にある緯糸交換装置を有する緯糸打込装置の図である。 図16a、図16b、図16c、図16d、図16eは、細幅布を広幅/狭幅に織るように設定されている緯糸打込装置の図である。 制御されるアクチュエータを有する緯糸打込装置の制御回路の図である。
図1および図2において、主要な要素によって本発明の第1実施形態が示されている。「開口」姿勢(図1)では、緯入れニードル10と直接結合された回転アクチュエータ30によって経糸4を有する全開口8に緯入れニードル10が挿入されるのに対して、「筬打ち」姿勢では(図2)、回転アクチュエータ30によって緯入れニードル10が織材料9から遠ざけられ、すでに織られた織材料9に製織筬20が筬打ちされ、杼口8が閉じられる。
この場合、回転アクチュエータが揺動運動を実行するだろうことは自明である。これらの2つの図を比較すると、図示された両方の位置において緯糸がそれぞれ緯入れニードル10の緯糸案内アイ14aと最後の緯糸ループ10bと糸受け部10aとの間でそれぞれ1つの緯糸三角形を形成することがわかる。個々の緯糸のここに図示された事例では糸受け部10aがアイでもある。
それぞれ杼口8において緯入れニードル10が特定の姿勢にあるときに直線へと縮退するこの三角形が本発明およびその実施形態のさらなる説明の対象になる。しかしまず図1および図2に示された実施形態の特定の変形形態について説明することにする。
図3および図4において、直接駆動装置はベルト駆動装置34の歯付ベルトと交換されている。その理由は、特定の有利な増速比または減速比、すなわち回転アクチュエータ30の設計、またはスペースの制約であり得る。回転アクチュエータ30は再び揺動運動を実行することになる。
図5および図6において、直接駆動装置がクランク駆動装置36と交換されている。この場合、回転アクチュエータ30は、揺動運動ではなく円運動を実行できるように設定および運転されることができる。
図7において、歯付ベルトを有するベルト駆動装置34によって、それぞれ1つの緯入れニードル10を有する複数の並設された製織装置と結合されている回転アクチュエータ30を備える本発明のさらに発展させた実施形態に係る緯糸打込装置が「筬打ち」姿勢で示されている。しかし回転アクチュエータ30は、図8~図10に示されるようにリニアアクチュエータ30aと交換されることができる。
図8は、緯入れニードルと直接結合されたリニアアクチュエータ30aを有するそのような緯糸打込装置を「開口」姿勢で示し、図9は「筬打ち」姿勢で示す。図10は、プッシュロッド38によって複数の緯入れニードル10と結合されたリニアアクチュエータ30aを有する緯糸打込装置を「筬打ち」姿勢で示す。
図11において、アクチュエータ30aと緯入れニードル10とが戻しばねアセンブリ50の2つの戻しばね52、54と一緒にばね系/質量系を形成する一実施形態が示されている。この系が軌道Aの分だけ平衡状態から変位され、次いで離されると、系はその固有周波数ωで振動する。運動の形は純粋な正弦曲線に相当する。
s(t)=Asin(ω t) A=振動振幅[m]、t=時間[sec]
摩擦力は振動を制振し、それにより振動が減衰し、最終的に停止する。固有周波数は、実質的に動かされた質量とばね定数とに依存し、次式で算出される。
ω =c/m c=ばね定数[N/m]、m=動かされた全質量[kg]
理想的な場合には、この系は、生産運転における主軸回転周波数が緯入れ系の固有周波数と一致するように調整されている。その場合、リニアアクチュエータ30aは、摩擦力に打ち勝って小さい周波数偏差を補正しさえすればよい。このようにして非常に少ないエネルギーでの緯入れ系の運転が可能である。
主軸回転周波数が緯入れ系の固有周波数より低下し、および/または緯入れ系の運動の形が純粋な正弦曲線から逸脱するようなことがあると直ちに、リニアアクチュエータは、運動の同期のために固有周波数に対して反対に作用するか、または固有周波数をサポートしなければならないため、より大きい力をもたらさなければならない。振動系の摩擦が過大でないことを前提として、機械停止時に緯針をその最終位置に保持しなければならない場合にリニアアクチュエータによってもたらされる最大の力Fmax=cAが発生する。
次に、図12aおよび図12bにおいて、上述した緯糸三角形について説明することにする。緯糸14は、緯糸送り手段18によってアイ18aと緯糸緊張ばね18bとを介して緯糸案内アイに送給される。
図12aにおいて、杼口から緯入れニードル10が動いたときの緯糸ジオメトリが示されている。(場所Bの)緯針アイが距離A(緯糸案内アイ14aの場所)-D(細幅布の右耳部における緯糸14の編込み場所)と地点B’で交差した場合、すなわち三角形が直線へと縮退した場合には最小の緯糸張力が発生する。これに対して、緯入れニードル10が左側の折返し点に達するか、もしくは筬を打つ場合には最大の緯糸張力が発生する。最大張力の大きさは距離A-B-C-Dと距離A-Dとの差から生じる。
図12bにおいて、緯針が杼口内に移動したときの緯糸ジオメトリの状況が示されている。緯針アイが距離A-E(Eは細幅布の左耳部の場所)と交差すると最小の緯糸張力が発生する。緯針が右側の折返し点に達すると最大の緯糸張力が発生する。ここでは距離A-B-Eと距離A-Eとの差は最大張力の大きさを生み出す。
種々異なる場所、すなわちIは緯糸送り手段18の後方、Iは、緯糸張力ばね18b、そしてIは緯糸案内アイ14aの下流の緯糸送給の状況が図13aに幾何学的に、かつ図13cに図表として製織過程(主軸)の位相角上に示されている。対応する緯針姿勢βは図13bの図表から明らかになり、張力Fは図13dの図表から明らかになる。
この状況は、本発明による改良に通じ、このことを種々異なる適用例を使って示すことにする。
第1の適用例として、図14aおよび図14bを用いて緯入れニードル10の遅延した杼口進入角度について説明する。
緯入れニードル10は、地点α/ζにおいて、通常の進入α/ζより遅れて杼口8に進入する場合、杼口はすでに大きく開かれている。絡まる傾向のある経糸ではこれは有利である。杼口が大きく開けば開くほど経糸張力が大きくなり、上口糸と下口糸との絡まりが早く解ける。これに加えて、杼口8への緯入れニードル10の進入が遅延した場合、そのためにより長い時間を利用することが可能である。
その最終的な効果において、下入れ、すなわち誤織箇所につながる誤った位置にある経糸での緯入れの防止がはるかに向上する。例えば付加的な糸を挿入するためのブレードを有する刺繍織機ではこの利点がさらに明確になる。そのような刺繍織機では、緯針が杼口内に進入する前に刺繍針が下杼口に入り込まなければならない。刺繍針の進入運動は、非常に時間的に厳しい(高加速度)ので、緯針の遅延した進入がより高い回転数を可能にする。
さらに別の適用例として、図15a~図15nをもとにして緯糸交換について説明する。その際、図15a、図15c、図15e、図15g、図15iおよび図15kにおいて、それぞれ上からの緯糸状況が示され、図15b、図15d、図15f、図15h、図15jにおいて、それぞれ横からの緯糸状況が示されている一方で、図15l~図15nにおいて、対応する糸張力が織機の位相角上に示されている。図15a~図15gは、糸ガイド(アイ)A1からの緯糸の糸ガイドA2からの緯糸への緯糸交換を示す。
図15aおよび図15bにおいて、緯糸14が打ち込まれるべき間、糸ガイドA1は高い位置にあり、この位置にとどまる。
図15cおよび図15dにおいて、緯糸14は、距離A1-Dを走破するときに緯針フック19にとどまる。なぜなら緯糸は、糸ガイドA1が高い位置にある間はフックに引き込まれるからである。
図15eおよび図15fにおいて、杼口8から移動する緯針フック19が距離A2-Cを走破すると直ちに、糸ガイドA3およびA4が高い位置から低い位置へ、もしくは低い位置から高い位置へ入れ替わることが示されている。それによって対応する緯糸15、17は緯針には挿入されず、<<通常の>>経糸のように細幅布の左耳部に織り込まれる。糸ガイドA2は、次のサイクルで第2緯糸を緯針フックに挿入しなければならないので低い位置にとどまる。
図15gおよび図15hにおいて、緯針がその逆戻り運動を開始すると、糸ガイドA1が高い位置から低い位置へ移ることが示されている。したがって緯針フックが距離A1-Dを走破すると直ちに、緯糸14がフックから下杼口内に落下する。それと同時に糸ガイドA2は低い位置から高い位置へ移る。しかし緯糸15はまだ緯針フック内に挿入されず、杼口から外へ移動する緯針の背に沿って移動する。
図15iおよび図15jにおいて、緯針フックが距離A2-Cを走破すると直ちに、緯糸15が緯針フック19内に飛び込み、次のサイクルで杼口に打ち込まれることが示されている。
次に図15k(糸14から糸17への交換)をもとにして張力状況について説明する。その際、決定的に重要なのは、さもないと織り違い箇所が生じることになるだろうから最小の張力が特定値を下回ってはならず(例えば0.2Nを下回らない)、その一方で、さもないと糸張力がとにかく大きくなりすぎて破断することになるだろうから特定値を上回ってはならない(0.5Nを上回らない)ということである。
図15lにおいて、糸ガイドA1からの緯糸14が打ち込まれ、緯針旋回角度はβ’であり、緯糸張力は許容(健全な)範囲である。
図15mにおいて、本発明により回避できる、または回避すべき状況が示されている。糸ガイドA4からの緯糸17が打ち込まれ、緯針旋回角度は、本発明の措置なしにはβ’である。緯糸張力は過大に変動し、さらに筬打ち時の緯糸張力は予定されるより大きい。
図15nによる本発明の措置によって、糸ガイドA4からの緯糸17が打ち込まれる場合、緯針旋回角度がβ’’に低減される。それによって緯糸張力は再び許容(健全な)範囲になる。
本発明の別の適用例が図16a~図16eにおいて説明されている。
図16aに「広幅の」細幅布における織り箇所が示されているのに対して、図16bには、幅をより狭くした細幅布の製織が示されている。その際、ここでは簡略化して示すためだけに細幅布が一方の側、ここでは左側だけに削減されている。しかしこのことは基本的な問題性および本発明によるこの問題性の解決策に影響を及ぼさない。
図16cにおいて、広幅の細幅布の初期状況(図16a)の糸張力に関して示されている。緯針旋回角度はβ’であり、緯糸張力は許容(健全な)範囲である。本発明の措置なしには、より幅の狭い細幅布への移行時に図16dの状況が生じる。緯針旋回角度がβ’のままであるとき細幅布は狭幅であり、筬打ち時の緯糸張力がはるかに小さい。
次に本発明の措置によって、図16eの状況を達成することができる。細幅布は狭幅であり、緯針旋回角度はβ’’に増加する。それにより筬打ち時の緯糸張力が再び広幅の細幅布のときと同じ大きさになる。
基本的に、アクチュエータ30または30aにおけるステッピングモータを用いることにより一貫して確実な運転を保証できるかもしれないが、サーボモータの場合、緯入れニードルの制御、したがって運動が所望の位相にとどまるようにすることが有意義であるように思われる。
このことは、図17に示されているような閉ループ制御により保証されている。その際、この閉ループ制御は、ステップの調子が狂わないようにするためにステッピングモータでも全く有意義であり得る。そのために、センサ(回転角度測定装置110)による回転角度測定が必要であり、その場合、その測定値を制御回路100におけるフィードバックのために用いることができる。
図17から見て取れるように、このためには相応の制御装置32が設けられている。すなわち、その結果として、例えば主軸から取り出された緯入れニードルの目標運動プロファイルが、実際の運動プロファイルと比較および追制御される。簡単な、この場合一次のデジタルコントローラを用いることができる。
当然のことながらそれをもってニードル細幅織機を閉ループ制御によって最適化する可能性はまだ限定されていない。例えば、例えば経糸が緯入れ開始時には誤位置にないようにする遅延Δα(図14aおよび図14b)を選択することで、製織速度を最適化することが可能である。
4 経糸
8 杼口
9 織材料
10 緯入れニードル
10a 緯入れニードルの糸受け部
10b 最後の緯糸ループ
11 緯入れニードルの軸線
14 緯糸もしくは第1緯糸
14a 緯糸案内アイ
15 第2緯糸
16 第3緯糸
17 第4緯糸
18 緯糸送り
18a 緯糸アイ
18b 緯糸緊張ばね
19 緯針フック
20 製織筬
30 回転アクチュエータ
30a リニアアクチュエータ
32 制御装置
34 ベルト駆動装置
36 クランク駆動装置
38 プッシュロッド
40 可変幅の細幅布
50 戻しばねアセンブリ
52 戻しばね
54 戻しばね
100 制御回路
110 回転角度測定装置
A1 緯糸ガイド 第1緯糸
A2 緯糸ガイド 第2緯糸
A3 緯糸ガイド 第3緯糸
A4 緯糸ガイド 第4緯糸

Claims (13)

  1. 経糸(4)を少なくとも1つの緯糸(14)によって互いに織り合わせ可能である織り箇所(20)と、前記経糸(4)を送給するための装置と、前記少なくとも1つの緯糸(14)を送給するための装置と、前記経糸(4)に杼口(8)を形成するための開口装置と、前記杼口(8)に緯糸ループを挿入するための少なくとも1つの緯入れニードル(10)と、前記緯糸ループを筬打ちするための製織筬(20)と、を備え、
    前記緯入れニードル(10)を駆動するための電気機械アクチュエータ(30、30a)と制御装置(32)とが設けられている、ニードル細幅織機において、
    前記電気機械アクチュエータ(30)は、緯入れ時の前記緯入れニードル(10)の戻り位置または、前記緯入れニードル(10)の運動の開始時点、前記制御装置(32)によってそれぞれ所定の範囲で予め設定できるように構成されていることを特徴とする、ニードル細幅織機。
  2. 前記電気機械アクチュエータ(30)は、緯入れ時の前記緯入れニードル(10)の最終位置、または、前記緯入れニードル(10)の運動の瞬間速度を、前記制御装置(32)によってそれぞれ所定の範囲で予め設定できるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のニードル細幅織機。
  3. 前記電気機械アクチュエータは、回転アクチュエータ(30)として、好ましくはサーボモータとして、またはステッピングモータとして形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のニードル細幅織機。
  4. 前記緯入れニードル(10)は、前記回転アクチュエータ(30)の軸と固定結合されていることを特徴とする、請求項に記載のニードル細幅織機。
  5. 前記緯入れニードル(10)は、ベルト駆動装置またはクランク駆動装置(34、36、38)を介して前記回転アクチュエータ(30)の軸と結合されていることを特徴とする、請求項に記載のニードル細幅織機。
  6. 前記電気機械アクチュエータは、リニアアクチュエータ(30a)として形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のニードル細幅織機。
  7. 前記緯入れニードル(10)は、前記リニアアクチュエータ(30a)の移動軸と固定結合されていることを特徴とする、請求項に記載のニードル細幅織機。
  8. 前記緯入れニードル(10)は、ベルト駆動装置またはクランク駆動装置(34、36)、プッシュロッド(38)、ピニオン、またはレバー駆動装置を介して前記リニアアクチュエータ(30a)と結合されていることを特徴とする、請求項に記載のニードル細幅織機。
  9. 前記電気機械アクチュエータ(30、30a)と前記緯入れニードル(10)とが戻りばねアセンブリ(50)と一緒にばね系/質量系を形成することを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載のニードル細幅織機。
  10. 可変幅の細幅布(40)を製造する手段をさらに備えていることを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載のニードル細幅織機。
  11. 前記緯入れニードル(10)が種々異なる種類の緯糸(14、15、16、17)を受け取って配置する手段を備えていることを特徴とする、請求項1~10のいずれか1項に記載のニードル細幅織機。
  12. 付加的な糸をブレードまたは実質的に同等に作用する手段によって織材料に挿入可能であるように形成され、前記制御装置(32)は、前記緯入れニードル(10)、および前記ブレードまたは前記実質的に同等に作用する手段が、前記緯入れニードル(10)による妨害のない状態を維持するように形成されていることを特徴とする、請求項1~11のいずれか1項に記載のニードル細幅織機。
  13. 前記制御装置(32)は制御回路(100)の一部であり、前記緯入れニードル(10)の軸(11)に回転角度測定装置(110)が設けられ、前記回転角度測定装置が目標回転角度と比較され、かつ前記電気機械アクチュエータ(30、30a)を制御するために使用されることを特徴とする、請求項1~12のいずれか1項に記載のニードル細幅織機。
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