JP7303766B2 - パネルユニットおよび構造物の構築方法 - Google Patents
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Description
第2の発明は、構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられ、前記プレキャストパネルの上端部は、前記プレキャストパネルの外面の上端が内面の上端よりも高くなるように傾斜し、前記プレキャストパネルの下端部は、前記プレキャストパネルの外面の上端が内面の上端よりも低くなるように傾斜することを特徴とするパネルユニットである。
本発明のパネルユニットを用いて構築する構造物は典型的には橋脚であり、パネルユニットは橋脚の帯鉄筋を含んでいる。このパネルユニットのプレキャストパネルの内側に主筋等の配置を行った後コンクリートを打設することで、橋脚の構築を好適に行える。
第4の発明は、構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられたパネルユニットを地組する工程(a)と、前記パネルユニットを前記構造物の構築箇所に移設する工程(b)と、前記パネルユニットを埋設型枠として用い、前記プレキャストパネルの内側にコンクリートを打設する工程(c)と、を有し、前記架台は、前記構造物の周方向に間隔を空けて配置される複数の鉛直材と、前記複数の鉛直材を取付ける水平材と、を有し、前記工程(b)において、前記パネルユニットを前記構造物の構築箇所に設置した後、前記水平材を撤去することを特徴とする構造物の構築方法である。
第3、第4の発明は、パネルユニットを用いた構造物の構築方法である。
図1は、本発明の実施形態に係るパネルユニット1を用いて構築される橋脚100の一部を示す図である。橋脚100は柱状の構造物であり、上下に積層したパネルユニット1を埋設型枠とし、その内部にコンクリートを打設することで構築される。
本実施形態では、橋脚100を構築するに当たって、橋脚近傍の地組ヤードでパネルユニット1の地組を行う。ここでは、まず図2(a)に平面を示すように、帯鉄筋11や中間帯鉄筋12などを含む橋脚100の補強筋10を組み立てる。帯鉄筋11は橋脚100の周方向に沿って環状に設けられるせん断補強筋であり、中間帯鉄筋12は帯鉄筋11のはらみ出しを抑制する。
4:主筋
5:コンクリート
10:補強筋
11:帯鉄筋
12:中間帯鉄筋
20、20a:架台
21:鉛直材
22:水平材
31:プレキャストパネル
32:接続部
33、33a、33b:連結部
34:仮固定材
35:接着材
36、331:充填材
100:橋脚
311、311a:切欠き
Claims (5)
- 構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、
前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられ、
複数の前記プレキャストパネルが水平方向に並べて取付けられ、隣り合う前記プレキャストパネルの対向する端部の間に充填材が設けられ、
前記端部は切欠きを有し、隣り合う前記プレキャストパネルの対向する端部を突き合わせることによって前記充填材を充填するための溝が前記切欠きにより前記プレキャストパネルの内面に形成されたことを特徴とするパネルユニット。 - 構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、
前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられ、
前記プレキャストパネルの上端部は、前記プレキャストパネルの外面の上端が内面の上端よりも高くなるように傾斜し、
前記プレキャストパネルの下端部は、前記プレキャストパネルの外面の上端が内面の上端よりも低くなるように傾斜することを特徴とするパネルユニット。 - 前記構造物は橋脚であり、
前記補強筋は前記橋脚の帯鉄筋を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のパネルユニット。 - 構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられたパネルユニットを地組する工程(a)と、
前記パネルユニットを前記構造物の構築箇所に移設する工程(b)と、
前記パネルユニットを埋設型枠として用い、前記プレキャストパネルの内側にコンクリートを打設する工程(c)と、
を有し、
前記工程(b)において、前記パネルユニットが上下に積層され、
前記工程(c)の後、下段の前記パネルユニットの前記プレキャストパネルの上端部、上段の前記パネルユニットの前記プレキャストパネルの下端部、および前記上端部と前記下端部の間に露出する前記コンクリートの表面に接着材を設けた後、前記上端部と前記下端部の間に充填材を充填することを特徴とする構造物の構築方法。 - 構造物の構築時に前記構造物の構築箇所に移設し埋設型枠として用いるパネルユニットであって、前記構造物の補強筋が架台に固定され、前記補強筋を囲むように前記架台に複数のプレキャストパネルが取付けられたパネルユニットを地組する工程(a)と、
前記パネルユニットを前記構造物の構築箇所に移設する工程(b)と、
前記パネルユニットを埋設型枠として用い、前記プレキャストパネルの内側にコンクリートを打設する工程(c)と、
を有し、
前記架台は、前記構造物の周方向に間隔を空けて配置される複数の鉛直材と、前記複数の鉛直材を取付ける水平材と、を有し、
前記工程(b)において、前記パネルユニットを前記構造物の構築箇所に設置した後、前記水平材を撤去することを特徴とする構造物の構築方法。
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Citations (2)
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2020
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