JP7302419B2 - ワークの位置決め機構 - Google Patents
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Description
型締め動作に連動してワークがピンに向かって相対変位すると、ワークの孔にピンが挿通されることでワークの位置決めが行われる。
ダイプレート23には、可動型12に設けられた複数のパンチに対応する複数のダイ(共に図示略)が固定されている。
図1に示すように、ダイセット21、バッキングプレート22、及びダイプレート23には、第1孔31、第2孔32、及び第3孔33がそれぞれ形成されている。第2孔32及び第3孔33は、バッキングプレート22及びダイプレート23を上下方向に貫通している。これら孔31,32,33は、いずれも円孔であり、同一軸線上に位置している。
第3孔33の上端部には、同上端部よりも下側の部分である一般部33aよりも内径が拡大された拡大部33bが形成されている。
次に、ピン40の構成について詳細に説明する。なお、以降において、ピン40の軸方向における可動型12側(同図の上側)を先端側とし、先端側とは反対側(同図の下側)を基端側として説明する。
ボルト41は、円柱状の軸部42と、軸部42の基端側に設けられた円環状の座43と、軸部42の先端部に設けられた雄ねじ部44とを有している。軸部42の外径は、第2孔32の内径よりも小さく、軸方向全体にわたって同一である。座43の外径は、第1孔31の内径よりも小さく、且つ第2孔32の内径よりも大きい。雄ねじ部44の外径は、軸部42の外径よりも小さい。
ピン40は、ダイセット21側から収容部30に挿通して収容されている。
ボールリテーナ70は、ブッシュ60内に収容される円筒状の筒体71と、筒体71の周壁71aに形成された複数の支持孔71bによって転動自在に支持された複数のボール72とを有している。
ボールリテーナ70、筒体71、及びボール72が、本発明に係る保持部材、筒体、及び転動体にそれぞれ相当する。
ストッパプレート61の内径は、ボールリテーナ70の筒体71の外径よりも小さい。
ストッパプレート61がボールリテーナ70の筒体71の先端面に当接することで、ボールリテーナ70の先端側への移動が阻止されている。ストッパプレート61が本発明に係る阻止部に相当する。
図2(a)~図2(e)に実線にて示すように、可動型12が下降する型締め動作に連動してストリッパプレート12aにより押圧されることにより、ワークWがピン40に向かって変位すると、ワークWの孔Waにピン40が挿通されることでワークWの位置決めが行われる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(3)収容部30内には、筒体71の先端に当接することでボールリテーナ70の先端側への移動を阻止するストッパプレート61が設けられている。
上記実施形態は、例えば以下のように変更して実施することもできる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ボールリテーナ70に代えて、ローラリテーナを保持部材として採用することもできる。この場合、ローラが本発明に係る転動体に相当する。
・本発明において、ボールリテーナ70やローラリテーナは必須の構成ではない。例えば、図4に示すように、ボールリテーナ70を省略するとともに、ブッシュ60、第2付勢部材52、拡大部33bを省略することもできる。この場合、パイロットピン45は、その基端側から順に、基端部49、本体部46及び先端部47を有している。基端部49の外径は、その基端において軸部42の外径と同一である。また、基端部49の外径は、先端側に向けて徐々に拡径されている。
Claims (3)
- 固定型と可動型とによってこれら型の間に送られるワークをプレス成形するプレス装置に適用され、前記固定型及び前記可動型のいずれか一方の型に設けられ、他方の型に向かって突出するとともに、型締め動作に連動して前記ワークの孔に挿通されることで前記ワークの位置決めを行うピンを備える位置決め機構において、
前記ピンの軸方向における前記他方の型側及び反対側を先端側及び基端側とするとき、
前記一方の型には、前記ピンを収容する収容部が設けられており、
前記収容部内には、前記ピンを先端側に向けて付勢する付勢部材が設けられており、
前記ピンは、小径部と、前記小径部の先端側に設けられ、前記小径部よりも外径の大きい大径部と、先細状の先端部と、を有しており、
前記収容部には、前記ピンを囲む筒体を含む規制部が設けられており、
前記規制部は、前記ピンが、最も先端側に位置する先端位置と、前記他方の型により前記ピンが押圧されて基端側に向かって移動している途中の中間位置との間にあるときには、前記ピンの外周面との間の隙間を利用して前記収容部に対する前記ピンの傾動を許容する一方、前記ピンが、前記中間位置と、最も基端側に位置する基端位置との間にあるときには、前記大径部の外周面に干渉することで前記ピンの傾動を規制するように構成されている、
ワークの位置決め機構。 - 前記付勢部材を第1付勢部材とするとき、
前記収容部は、縮径部と、前記縮径部の先端側に設けられ、前記縮径部よりも内径の大きい拡径部とを有しており、
前記規制部は、前記縮径部と、前記縮径部内に収容される筒体及び前記筒体の周壁によって転動自在に支持され、前記大径部を保持する複数の転動体を有する保持部材と、前記保持部材を先端側に向けて付勢する第2付勢部材と、を有しており、
前記ピンが前記先端位置と前記中間位置との間にあるときには、前記大径部の基端が、前記縮径部の先端よりも先端側に位置することで前記転動体の外周側への変位を伴って前記ピンの傾動が許容される一方、
前記ピンが前記中間位置と前記基端位置との間にあるときには、前記大径部の基端が、前記縮径部の先端よりも基端側に位置することで前記転動体が前記縮径部と前記大径部とによって挟まれて前記ピンの傾動が規制される、
請求項1に記載のワークの位置決め機構。 - 前記収容部内には、前記筒体の先端に当接することで前記保持部材の先端側への移動を阻止する阻止部が設けられている、
請求項2に記載のワークの位置決め機構。
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