JP7300167B2 - 水処理装置、排ガス処理装置、排ガス処理システム、水処理方法及び排ガス処理方法 - Google Patents

水処理装置、排ガス処理装置、排ガス処理システム、水処理方法及び排ガス処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、水処理装置、排ガス処理装置、排ガス処理システム、水処理方法及び排ガス処理方法に関する。
ヒトの体内において亜硝酸イオンが発がん性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがあることが指摘されている。また、ヒトの体内において硝酸イオンは亜硝酸イオンに転換される。このため、水道水中や排水中の亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度は規制されている。このような規制に従うために水道水中や排水中の亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度を低減させる研究が進められている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、排ガス中のNOxは、光化学スモッグなどの原因となる大気汚染物質として知られている。排ガス中のNOxを除去する方法として、排ガスに含まれるNOをオゾンガスによりNO2に酸化し、湿式反応器においてNO2を含むガスを還元剤を含む水溶液と気液接触させてNO2をN2に還元する排ガス処理方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。また、排ガス中のNOxを除去する触媒が知られている(例えば、特許文献4)。
特開2016-128144号公報 特開2010-029749号公報 WO2005/065805A1 WO2017/212944A1
亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度を低減させる従来の方法では水処理に長時間を必要とするか又は大規模な水処理装置を必要とする。また、従来のNOx除去方法では、排ガスの温度管理又は還元剤が必要である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、亜硝酸イオン濃度又は硝酸イオン濃度を低減することができる水処理装置を提供する。
本発明は、内壁面を有する管状の第1反応器と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器中に供給するように設けられた第1水供給部と、第1反応器中に不活性ガスを供給するように設けられた第1ガス供給部と、第1反応器中にプラズマを生成するように設けられた第1プラズマ生成部とを備え、第1水供給部及び第1反応器は、第1水供給部が供給した水が第1反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする水処理装置を提供する。
亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器の内壁面を膜状に流し、第1反応器中の不活性ガスにプラズマを生成することにより、亜硝酸イオン濃度又は硝酸イオン濃度を低減することができる。このことは本願発明者等が行った実験により明らかになった。
本発明の一実施形態の水処理装置の概略断面図である。 本発明の一実施形態の排ガス処理装置の概略断面図である。 本発明の一実施形態の排ガス処理システムの概略構成図である。 図3の破線で囲んだ範囲Aにおける排ガス処理システムの概略断面図である。 本発明の一実施形態の排ガス処理システムの概略断面図である。 排ガス浄化・水浄化実験の実験結果を示すグラフである。 排ガス浄化・水浄化実験の実験結果を示すグラフである。 比較実験の実験結果を示すグラフである。 比較実験の実験結果を示すグラフである。
本発明の水処理装置は、内壁面を有する管状の第1反応器と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器中に供給するように設けられた第1水供給部と、第1反応器中に不活性ガスを供給するように設けられた第1ガス供給部と、第1反応器中にプラズマを生成するように設けられた第1プラズマ生成部とを備え、第1水供給部及び第1反応器は、第1水供給部が供給した水が第1反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする。
前記不活性ガスはアルゴンガスであることが好ましい。
第1ガス供給部は、第1反応器を流れた後の不活性ガスが再び第1反応器に供給されるように設けられた第1循環流路と、第1循環流路に設けられた混入ガス除去部とを備えることが好ましく、混入ガス除去部は、第1反応器における化学反応で生成したガスを除去するように設けられたことが好ましい。このことにより、不活性ガス中に混入したガスを除去することができ、不活性ガスを繰り返し使用することができる。
第1水供給部は、第1反応器を流れた後の水が再び第1反応器に供給されるように設けられた第2循環流路を備えることが好ましい。このことにより、処理対象である水をプラズマで繰り返し処理することができ、亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度を低減することができる。
本発明は、内壁面を有する管状の第2反応器と、水を第2反応器中に供給するように設けられた第2水供給部と、NOx及び酸素ガスを含む排ガスを第2反応器中に供給するように設けられた第2ガス供給部と、第2反応器中にプラズマを生成するように設けられた第2プラズマ生成部とを備え、第2水供給部及び第2反応器は、第2水供給部が供給した水が第2反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする排ガス処理装置も提供する。反応器中にプラズマを発生させると、水および排ガスに含まれる酸素ガスなどからオゾン、ラジカルなどの酸化活性種が生成すると考えられる。この酸化活性種によりNOが酸化されNO2へ変換されると考えられる。水への溶解性を有するNO2は、反応器における気液接触により水に溶解し、水中の亜硝酸イオン又は硝酸イオンになると考えられる。このため、排ガスのNOx濃度を低減させることができる。
本発明は、本発明の水処理装置と、本発明の排ガス処理装置とを備え、第1水供給部は、第2反応器を流れた後の水が第1反応器に供給されるように設けられた水流路を備える排ガス処理システムも提供する。このことにより、排ガス処理及び水処理の一連の処理を継続的に行うことができる。
本発明は、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を膜状に流しながら膜状の水に隣接する不活性ガス中にプラズマを発生させるステップを備える水処理方法も提供する。
本発明は、水を膜状に流しながら膜状の水に隣接しNOx及び酸素ガスを含む排ガス中にプラズマを発生させるステップを備える排ガス処理方法も提供する。
前記排ガスは、硫黄酸化物、粒子状物質及び揮発性有機化合物のうち少なくとも1つを含んでもよい。
本発明の排ガス処理方法は、前記NOxから生成された亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を膜状に流しながら膜状の水に隣接する不活性ガス中にプラズマを発生させるステップを備えることが好ましい。
以下、複数の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
第1実施形態
第1実施形態は、水処理装置及び水処理方法に関する。図1は本実施形態の水処理装置の概略断面図である。
本実施形態の水処理装置60は、内壁面を有する管状の反応器2と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水9を反応器2中に供給するように設けられた水供給部3と、反応器2中に不活性ガスを供給するように設けられたガス供給部4と、反応器2中にプラズマを生成するように設けられたプラズマ生成部5とを備え、水供給部3及び反応器2は、水供給部3が供給した水が反応器2の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする。
本実施形態の水処理方法は、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を膜状に流しながら膜状の水に隣接する不活性ガス中にプラズマを発生させるステップを備える。
水処理装置60は、水の亜硝酸イオン(NO2 -)濃度又は硝酸イオン(NO3 -)濃度を低減させる装置であり、水処理方法はその方法である。
水処理装置60・水処理方法の処理対象となる水は、例えば、浄水処理対象となる水であってもよく、下水処理対象となる水であってもよく、燃焼排ガス中のNOxを亜硝酸イオン又は硝酸イオンとして溶け込ませた水であってもよい。
反応器2は、その内部でプラズマを発生させ、水の亜硝酸イオン濃度又は硝酸イオン濃度を低減させる化学反応を進行させるように設けられた部材又は部分である。反応器2は管形状を有する。反応器2は、円筒形状を有してもよく、角筒形状を有してもよい。また、反応器2は直管形状を有することができる。また、反応器2は、例えば、5mm以上50mm以下の内径を有することができる。また、反応器2のプラズマが生成される部分の長さは、例えば、100mm以上2000mm以下とすることができる。反応器2の材質は、ガラスなどの絶縁体とすることができる。反応器2は、例えば石英管とすることができる。管形状を有する反応器2の内部は、処理対象となる水の流路及び不活性ガスの流路となる。
水供給部3は、処理対象となる水(亜硝酸イオン及び硝酸イオンのうち少なくとも1つを含む水)を反応器2中に供給するように設けられた部分である。また、水供給部3及び反応器2は、水供給部3が供給した水が反応器2の内壁面を膜状に流れるように設けられる。つまり、反応器2の内壁面に水膜10が形成される。
例えば、水供給部3は、鉛直に設置した直管形状の反応器2の上部に配置された水供給タンク11を備えることができる。水供給タンク11はオーバーフロー管53を備え、ポンプ25を用いて水供給口54から処理対象の水が水供給タンク11に供給されるように設けられる。オーバーフロー管53は、反応器2に接続されている。
ポンプ25を用いて水供給タンク11に水を供給すると、水供給タンク11に溜まった水の水面が上昇する。オーバーフロー管53の上端よりも水面が高くなると、水供給タンク11内の水がオーバーフロー管53の上端の開口の周縁からオーバーフロー管53に流入する。この際、オーバーフロー管53に流入した水がオーバーフロー管53の内壁面を伝って流れるように、ポンプ25を用いて水供給タンク11へ供給する水の量を調節する。オーバーフロー管53の内壁面を伝って流れる水は、反応器2に流入し反応器2の内壁面を膜状に流れ水膜10が形成される。
水供給部3は、反応器2を流れた後の水が再び反応器2に供給されるように設けられた水循環流路を備えることができる。このことにより、処理対象である水を循環させることができ、処理対象である水に対しプラズマ処理を繰り返し施すことができる。
ガス供給部4は、反応器2中に不活性ガスを供給するように設けられた部分である。不活性ガスは例えばアルゴンガス、ヘリウムガスなどである。ガス供給部4は、例えばガスボンベ15から不活性ガスを反応器2へ供給するように設けることができる。反応器2へ供給された不活性ガスは、反応器2において内壁面を膜状に流れる水の内側を流れる。従って、反応器2中において水と不活性ガスは隣接して流れる。不活性ガスが反応器2を流れる方向は、反応器2の内壁面を水が流れる方向と同じ方向であってもよく、逆の方向であってもよい。
ガス供給部4は、反応器2を流れた後の不活性ガスが再び反応器2に供給されるように設けられた気体循環流路6及び気体用ポンプ24を備えることができる。このことにより不活性ガスを循環させることができ、運転コストを低減することができる。
水処理装置60は、気体循環流路6に混合ガス除去部7を有することができる。混入ガス除去部7は、反応器2における化学反応で生成したガスを除去するように設けられる。例えば、反応器2における化学反応で酸素ガスが発生する場合、混入ガス除去部7は、酸素吸収剤を有することができる。また、混入ガス除去部7は、吸着剤を有することができ、吸着分離法により不活性ガスと酸素ガスとを分離するように設けられてもよい。例えば、反応器2における化学反応で窒素ガスが発生する場合、混入ガス除去部7は、吸着剤を有することができ、吸着分離法により不活性ガスと窒素ガスとを分離するように設けられてもよい。
反応器2を流れた後の水及び不活性ガスは水-気体分離タンク31に流入し、不活性ガスと水とに分離される。水-気体分離タンク31で分離された水は、水循環流路を介して再び反応器2へ供給されてもよく、処理済の水を溜めるタンクへ送られてもよい。水-気体分離タンク31で分離された不活性ガスは、気体循環流路6を介して再び反応器2へ供給されてもよく、排気されてもよい。
水-気体分離タンク31又は水循環流路にフィルターが設置されていてもよい。このことにより、循環させる水に含まれる粒子状物質などを除去することができる。
プラズマ生成部5は、反応器2中にプラズマを生成するように設けられた部分である。例えば、ガス供給部4から反応器2へアルゴンガスが供給される場合、反応器2中にはアルゴンプラズマが生成され、ガス供給部4から反応器2へヘリウムガスが供給される場合、反応器2中にはヘリウムプラズマが生成される。プラズマ生成部5は、反応器2の内壁を伝って流れる膜状の水(水膜10)の中の気泡中にプラズマを生成するように設けることもできる。
プラズマ生成部5は、第1電極18と、第2電極19と、第1電極18と第2電極19との間に電界を発生させるように設けられた電源部20とを備えることができる。第1電極18は、例えば、管状の反応器2の中心軸に配置されたワイヤ電極とすることができる。ワイヤ電極の材質は例えばステンレス鋼とすることができる。第2電極19は、管状の反応器2の外周面上に設けられた外周面電極とすることができる。第2電極19は反応器2を囲むように設けられ、第2電極19により囲まれた反応器2の中心軸に第1電極18が配置される。第2電極19は、金属層であってもよく、金属メッシュであってもよい。第2電極2の材質は、例えば、銀、銅、アルミニウムなどである。
このような第1電極18と第2電極19の間に電源部20を用いて電界を発生させることにより反応器2中にプラズマを発生させることができる。電源部20は、第1電極18と第2電極19との間に電圧(直流電圧、パルス電圧、低周波電圧、高周波電圧又はマイクロ波電圧)を印加するように設けられてもよく、第1電極18及び第2電極19のうち一方をアース(又はグラウンド)に接続し、他方とアース(又はグラウンド)との間に電圧(直流電圧、パルス電圧、低周波電圧、高周波電圧又はマイクロ波電圧)を印加するように設けられてもよい。また、電源部20は、第1電極18が正極となり第2電極19が負極となる(第1電極18の電位が第2電極の電位よりも高くなる)ように電圧を印加することができる。また、反応器2のプラズマが生成される部分の長さは、例えば、100mm以上2000mm以下とすることができる。
水供給部3を用いて反応器2の内壁面を伝うように亜硝酸イオン及び硝酸イオンのうち少なくとも一方を含む水を流し、ガス供給部4を用いて反応器2に不活性ガスを供給し反応器2中に不活性ガスを流す。この状態において、電源部20を用いて第1電極18と第2電極19との間に電界を生じさせることにより、不活性ガスが流れている反応器2中にプラズマを発生させることができる。また、反応器2の内壁面を流れる水と不活性ガスとの気液界面や水膜10中の不活性ガスの気泡中などにプラズマを発生させることができる。このようなプラズマを発生させると、水の亜硝酸イオン濃度又は硝酸イオン濃度を低減することができる。このことは、本願発明者等が行った実験により明らかになった。
水の亜硝酸イオン濃度又は硝酸イオン濃度が低減する理由は明らかではないが、プラズマを発生させることにより生じる活性種により亜硝酸イオン又は硝酸イオンが窒素ガスへ還元されていることが考えられる。
また、ガラス製の反応器2を用いている場合、反応器2中にプラズマを発生させることにより、反応器2の内壁面が親水性になり、水膜10の厚さが均一になる。このことにより、活性種と亜硝酸イオン又は硝酸イオンとの反応を効率よく進行させることができる。
第2実施形態
第2実施形態は、排ガス処理装置及び排ガス処理方法に関する。図2は本実施形態の排ガス処理装置の概略断面図である。
本実施形態の排ガス処理装置70は、内壁面を有する管状の反応器2と、水を反応器2中に供給するように設けられた水供給部3と、NOx及び酸素ガスを含む排ガスを反応器2中に供給するように設けられたガス供給部4と、反応器2中にプラズマを生成するように設けられたプラズマ生成部5とを備え、水供給部3及び反応器2は、水供給部3が供給した水が反応器2の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする。
本実施形態の排ガス処理方法は、水を膜状に流しながら膜状の水に隣接しNOx及び酸素ガスを含む排ガス中にプラズマを発生させるステップを備える。
第2実施形態の排ガス処理装置70の基本的構成は、第1実施形態の水処理装置60と同じであるが、水供給部3及びガス供給部4が一部異なる。
第1実施形態において、水供給部3は亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも一方を含む水を反応器2へ供給していたが、第2実施形態においては、水供給部3は、亜硝酸イオン及び硝酸イオンを含まない水、又は亜硝酸イオン濃度または硝酸イオン濃度が低い水を反応器2へ供給することが好ましい。
水供給部3は反応器2を流れた後の水が再び反応器2へ供給されるように設けられた水循環流路8および液体用ポンプ25を有することが好ましい。このことにより、排ガス中のNOxを亜硝酸イオン又は硝酸イオンとして吸収した水の排出量を減らすことができる。
第1実施形態において、ガス供給部4は不活性ガスを反応器2へ供給するように設けられていたが、第2実施形態においては、ガス供給部4は、NOx及び酸素ガスを含む排ガスを反応器2へ供給するように設けられる。例えば、ガス供給部4は、燃焼排ガスを反応器2へ供給するように設けられる。燃焼排ガスに含まれるNOxのうち約95%がNOであり約5%がNO2である。また、NOは水への溶解性を有さないが、NO2は水への溶解性を有する。排ガスには、NOx及び酸素ガスの他に、窒素ガス、SOx、CO2、CO、H2O、O2、粒子状物質、揮発性有機化合物などが含まれてもよい。ガス供給部4は、燃料が燃焼することにより生じる燃焼排ガスの流れを利用して排ガスを反応器2に供給するように設けることができる。
また、ガス供給部4は、燃焼排ガスを再現した模擬排ガスを反応器2へ供給するように設けられてもよい。
例えば、水供給部3を用いて反応器2の内壁面を伝うように水を流し、ガス供給部4を用いて反応器2に燃焼排ガスを供給し反応器2中に燃焼排ガスを流す。この状態において、電源部20を用いて第1電極18と第2電極19との間に電界を生じさせることにより、燃焼排ガス及び水が流れている反応器2中に空気プラズマを発生させることができる。また、反応器2の内壁面を流れる水と燃焼排ガスとの気液界面や水膜10中の燃焼排ガスの気泡中などにプラズマを発生させることができる。このようなプラズマを発生させると、排ガス中のNOxを硝酸イオン又は亜硝酸イオンとして水に溶解させることができ、燃焼排ガスのNOx濃度を低減することができる。また、排ガス中のSOxも水に溶解させ硫酸イオン又は亜硫酸イオンとすることができ、SOx濃度も低減することができる。このことは、本願発明者等が行った実験により明らかになった。
反応器2中に空気プラズマを発生させると、水および燃焼排ガスに含まれる酸素ガスなどからオゾン、ラジカルなどの酸化活性種が生成すると考えられる。この酸化活性種によりNOが酸化されNO2へ変換されると考えられる。水への溶解性を有するNO2は、反応器2における気液接触により水に溶解し、水中の亜硝酸イオン又は硝酸イオンになると考えられる。このため、燃焼排ガスのNOx濃度が低減すると考えられる。また、水中の亜硝酸イオン又は硝酸イオンは、第1実施形態で説明した水処理装置60又は水処理方法で除去することが可能である。
燃焼排ガスに含まれる揮発性有機化合物は、プラズマを発生させることにより生成する酸化活性種により酸化されると考えられる。
また、ガラス製の反応器2を用いている場合、反応器2中にプラズマを発生させることにより、反応器2の内壁面が親水性になり、水膜10の厚さが均一になる。このことにより、気液界面の面積を広くすることができ、燃焼排ガス中のNO2、SOxなどを効率よく水膜10に溶解させることができる。
電源部20は、第1電極18が正極となり第2電極19が負極となる(第1電極18の電位が第2電極の電位よりも高くなる)ように電圧を印加することができる。このことにより、燃焼排ガスに含まれる粒子状物質をプラズマ中でプラスに帯電させ、粒子状物質を第2電極19に向かって移動させることができ、粒子状物質を水膜10中へ移動させることができる。このため、排ガス中の粒子状物質を除去することができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。また、第1実施形態についての記載は矛盾がない限り第2実施形態についても当てはまる。
第3実施形態
第3実施形態は、排ガス処理システムに関する。図3は本実施形態の排ガス処理システムの概略構成図であり、図4は図3の破線で囲んだ範囲Aにおける排ガス処理システムの概略断面図である。
本実施形態の排ガス処理システム80は、ガス供給部4により反応器2に供給する気体を切り替えることにより水処理装置60にもなり、排ガス処理装置70にもなる。例えば、バルブ13a、13c、13dを開けてバルブ13b、13eを閉じた状態で流量調節器14a、14bで流量を調節しながら燃焼排ガスを再現した模擬排ガスを反応器2へ供給することができる。この状態で、水供給部3により反応器2へ水を供給し、電源部20を用いて第1電極18と第2電極19との間に電界を生じさせ、反応器2中に空気プラズマを生成することができる。このことにより、排ガス中のNOxが硝酸イオン又は亜硝酸イオンとして水に溶解し、排ガス中のNOxを除去することができる。また、排ガス中のSOxも水に溶解させ硫酸イオン又は亜硫酸イオンとすることができ、排ガス中のSOxを除去することができる。
反応器2を流れた後の排ガスは、NOx分析器41、N2O分析器42、SO2分析器43を用いて分析することができる。
反応器2を流れた後の水は水循環流路8を介して再び反応器2へ供給される。このため、排ガス処理の時間が長くなるにつれ水の亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度は高くなっていく。
その後、バルブ13b、13dを開けバルブ13a、13c、13eを閉めた状態で流量調節器14bで流量を調節しながら不活性ガスであるアルゴンガスを反応器2へ供給することができる。このことにより、反応器2中の気体が模擬排ガスからアルゴンガスへ変わるため、反応器2中の空気プラズマがアルゴンプラズマへと変わる。アルゴンプラズマを発生させると、反応器2を流れる水の亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度は徐々に低下する。
反応器2を流れた後のアルゴンガスは、NOx分析器41、N2O分析器42、SO2分析器43を用いて分析してもよく、気体循環流路6及び気体用ポンプ24を用いて再び反応器2へ供給してもよい。
その他の構成は第1又は第2実施形態と同様である。また、第1又は第2実施形態についての記載は矛盾がない限り第3実施形態についても当てはまる。
第4実施形態
第4実施形態は、排ガス処理システムに関する。図5は本実施形態の排ガス処理システムの概略断面図である。
第4実施形態では、排ガス処理システム80は、排ガス処理装置70と水処理装置60の両方を備える。この排ガス処理システム80の稼働状態について説明する。
例えば、ガス供給部4aにより排ガスを反応器2aへ供給し、水供給部3aにより反応器2aへ水を供給する。この状態において電源部20aを用いて第1電極18aと第2電極19aとの間に電界を生じさせ、反応器2a中に空気プラズマを生成することができる。このことにより、排ガス中のNOxが硝酸イオン又は亜硝酸イオンとして水に溶解し、排ガス中のNOxを除去することができる。また、排ガス中のSOxも水に溶解させ硫酸イオン又は亜硫酸イオンとすることができ、排ガス中のSOxを除去することができる。
反応器2aを流れた後の排ガス及び水は、水-気体分離タンク31aに流入し排ガスと水とに分離される。分離された排ガスはNOx及びSOxが除去されているため外部へ排気することができる。
水-気体分離タンク31aで分離された硝酸イオン及び亜硝酸イオンを含む水は水供給部3bにより反応器2bへ供給される。また、ガス供給部4bにより不活性ガスであるアルゴンガスが反応器2bへ供給される。この状態において電源部20bを用いて第1電極18bと第2電極19bとの間に電界を生じさせ、反応器2b中にアルゴンプラズマを発生させることができる。アルゴンプラズマを発生させると、反応器2bを流れる水の亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度は低下する。
反応器2bを流れた後の水は、水-気体分離タンク31bに流入し排ガスと水とに分離される。水-気体分離タンク31bで分離された水は亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度が低下しているため、河川などへ排水することが可能である。
水-気体分離タンク31bで分離されたアルゴンガスは、気体循環流路6及び気体用ポンプ24を用いて再び反応器2bへ供給することができる。図5に示した排ガス処理システム80では、ガス供給部4bは循環させたアルゴンガスを反応器2bに供給しているが、ガス供給部4bはガスボンベからアルゴンガスを反応器2bに供給することができる。
その他の構成は第1~第3実施形態と同様である。また、第1~第3実施形態についての記載は矛盾がない限り第4実施形態についても当てはまる。また、反応器2についての記載は、矛盾がない限り反応器2a、2bについて適用することができ、ガス供給部4についての記載は、矛盾がない限りガス供給部4a、4bについて適用することができ、水供給部3についての記載は、矛盾がない限り水供給部3a、3bについて適用することができる。その他の構成要素についても同様である。
排ガス浄化・水浄化実験
図3、図4に示したような排ガス処理システムを用いて排ガス浄化・水浄化実験を行った。
反応器2には、内径20mm、外径25mmの石英ガラス管を用いた。第1電極18(放電極)には、直径2mmのステンレス鋼ワイヤを用いた。第2電極19(接地電極)は、石英ガラス管の外周面上に銀ペーストを塗布することにより形成した。石英ガラス管の長さ方向における第2電極19の長さは260mmとした。また、電源部20にはIGBT高電圧パルス電源を用いた。
実験中において反応器2を流れた後の気体をNOx分析器41、N2O分析器42、SO2分析器43を用いて分析した。また、水質測定用試薬を用いて反応器2を流れた後の水の硝酸イオン濃度及び亜硝酸イオン濃度を測定した。
バルブ13a、13c、13dを開けてバルブ13b、13eを閉じた状態で流量調節器14a、14bで空気、NO、SO2の流量を調節しながら(供給流量:4L/min)模擬燃焼排ガスを再現し反応器2へ供給した。模擬燃焼排ガスのNOx濃度は98.8ppmであり、NO濃度は98.5ppmであり、SO2濃度は93.9ppmであった。
また、反応器2の上方に設置された水供給タンク11のオーバーフロー管53に純水を流入させることにより反応器2の内壁面に水膜10を形成した。また、反応器2を流れる水の流量が200ml/minとなるように水供給量を調節した。また、水循環流路8及び液体用ポンプ25を用いて反応器2を流れた水が再び反応器2へ供給されるように水を循環させた。
この状態において、電源部20を用いて第1電極18と第2電極19との間に高電圧パルス(周波数:210Hz、電圧:30kV)を印加することによって反応器2中に非平衡プラズマ(空気プラズマ)を発生させた。この状態を10分間維持した後、バルブ13b、13dを開けバルブ13a、13c、13eを閉めた状態で流量調節器14bで流量を調節しながら(供給流量:4L/min)不活性ガスであるアルゴンガスを反応器2へ供給した。このことにより、反応器2中のプラズマがアルゴンプラズマに変わった。この状態を60分間維持した。
ガス分析結果を図6に示す。空気プラズマを発生させると、NOx濃度、NO濃度、NO2濃度、SO2濃度は低下し、プラズマを発生させてから10分後にはNOx濃度が0.9ppmとなり、SO2濃度が0.5ppmとなった。また、NOx除去率、SO2除去率は、共に95%を超えた。また、N2Oが約10ppm発生した。NOx及びSO2は、水膜10に硝酸イオン、亜硝酸イオン及び硫酸イオン、亜硫酸イオンとして吸収されたと考えられる。また、反応器2に供給する気体をアルゴンガスに切り替えても、NOx、NO、SO2などはほとんど検出されなかった。このため、水膜10に吸収されたNOx、SO2はアルゴンプラズマによりアルゴン中に放出されないことがわかった。
硝酸イオン・亜硝酸イオン測定結果を図7に示す。空気プラズマを維持した10分間において硝酸イオン濃度は約17mg/Lまで上昇し、亜硝酸イオン濃度は約2.1mg/Lまで上昇した。これらの硝酸イオン及び亜硝酸イオンは排ガス中のNOxが水に溶解することにより生成したと考えられる。
反応器2に供給する気体をアルゴンガスに切り替えてから10分後では、硝酸イオン濃度及び亜硝酸イオン濃度は共に上昇した。この上昇は、反応器2を流れた水が分析のためのサンプリング部に到達するまでに時間がかかるため生じたと考えられる。その後、硝酸イオン濃度及び亜硝酸イオン濃度はともに減少し,最大値から70分時までの減少率は,硝酸イオンにおいて49.2%、亜硝酸イオンにおいて46.3%であった。
比較実験
排ガス浄化・水浄化実験における硝酸イオン濃度の減少及び亜硝酸イオン濃度の減少がアルゴンプラズマによるものかを確認するため、アルゴンプラズマを発生させないこと以外は排ガス浄化・水浄化実験と同様の方法で実験を行った。
比較実験では、反応器2へ供給する前の模擬燃焼排ガスのNOx濃度は97.3ppmであり、NO濃度は96.5ppmであり、SO2濃度は92.1ppmであった。また、実験開始から10分間は空気プラズマを発生させたが、10分以降は放電を停止しアルゴンガスを反応器2へ供給した。
ガス分析結果を図8に示す。比較実験でのガス分析結果は、図6に示した排ガス浄化・水浄化実験のガス分析結果とほぼ同様の結果であった。
硝酸イオン・亜硝酸イオン測定結果を図9に示す。実験開始から10分~20分で硝酸イオン濃度は約17mg/Lまで上昇し、その後はほぼ一定であった。また、実験開始から10分~20分で亜硝酸イオン濃度は約1.9mg/Lまで上昇し、その後はほぼ一定であった。このため、比較実験では、水中の硝酸イオン及び亜硝酸イオンは除去できていないことがわかった。
排ガス浄化・水浄化実験の実験結果及び比較実験の実験結果から、アルゴンプラズマによって水中の硝酸・亜硝酸イオンが除去されることが確認された。なお、硫酸イオン、亜硫酸イオンが脱硝に寄与している可能性もある。
2、2a、2b:反応器 3、3a、3b:水供給部 4、4a、4b:ガス供給部 5、5a、5b:プラズマ生成部 6:気体循環流路 7:混入ガス除去部 8:水循環流路 9:水 10、10a、10b:水膜 11:水供給タンク 12:気体流路 13、13a~13h:バルブ 14、14a、14b:流量調節器 15、15a~15c:ガスボンベ 18、18a、18b:第1電極 19、19a、19b:第2電極 20、20a、20b:電源部 24:気体用ポンプ 25:液体用ポンプ 28:流量計 31、31a、31b:水-気体分離タンク 32:水タンク 33:水流路 35:オシロスコープ 36:ヒーター 41:NOx分析器 42:N2O分析器 43:SO2分析器 45:固定部材 46:流路部材 48:排ガス流路 49:排ガス供給部 51:不活性ガス流路 52:不活性ガス供給部 53、53a、53b:オーバーフロー管 54:水供給口 60:水処理装置 70:排ガス処理装置 80:処理システム

Claims (7)

  1. 内壁面を有する管状の第1反応器と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器中に供給するように設けられた第1水供給部と、第1反応器中にアルゴンガス又はヘリウムガスを供給するように設けられた第1ガス供給部と、第1反応器中にアルゴンプラズマ又はヘリウムプラズマを生成するように設けられた第1プラズマ生成部とを備え、
    第1水供給部及び第1反応器は、第1水供給部が供給した水が第1反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられたことを特徴とする水処理装置。
  2. 内壁面を有する管状の第1反応器と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器中に供給するように設けられた第1水供給部と、第1反応器中に不活性ガスを供給するように設けられた第1ガス供給部と、第1反応器中にプラズマを生成するように設けられた第1プラズマ生成部とを備え、
    第1水供給部及び第1反応器は、第1水供給部が供給した水が第1反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられ、
    第1ガス供給部は、第1反応器を流れた後の不活性ガスが再び第1反応器に供給されるように設けられた第1循環流路と、第1循環流路に設けられた混入ガス除去部とを備え、
    前記混入ガス除去部は、第1反応器における化学反応で生成したガスを除去するように設けられた水処理装置。
  3. 第1水供給部は、第1反応器を流れた後の水が再び第1反応器に供給されるように設けられた第2循環流路を備える請求項1又は2に記載の水処理装置。
  4. 処理装置と、ガス処理装置とを備え、
    前記水処理装置は、内壁面を有する管状の第1反応器と、亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を第1反応器中に供給するように設けられた第1水供給部と、第1反応器中に不活性ガスを供給するように設けられた第1ガス供給部と、第1反応器中にプラズマを生成するように設けられた第1プラズマ生成部とを備え、
    第1水供給部及び第1反応器は、第1水供給部が供給した水が第1反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられ、
    前記排ガス処理装置は、内壁面を有する管状の第2反応器と、水を第2反応器中に供給するように設けられた第2水供給部と、NOx及び酸素ガスを含む排ガスを第2反応器中に供給するように設けられた第2ガス供給部と、第2反応器中にプラズマを生成するように設けられた第2プラズマ生成部とを備え、第2水供給部及び第2反応器は、第2水供給部が供給した水が第2反応器の内壁面を膜状に流れるように設けられ、
    第1水供給部は、第2反応器を流れた後の水が第1反応器に供給されるように設けられた水流路を備える排ガス処理システム。
  5. 亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を膜状に流しながら膜状の水に隣接するアルゴンガス又はヘリウムガス中にアルゴンプラズマ又はヘリウムプラズマを発生させるステップを備える水処理方法。
  6. 水を膜状に流しながら膜状の水に隣接しNOx及び酸素ガスを含む排ガス中にプラズマを発生させるステップと、
    前記NOxから生成された亜硝酸イオン及び硝酸イオンの少なくとも1つを含む水を膜状に流しながら膜状の水に隣接する不活性ガス中にプラズマを発生させるステップとを備える排ガス処理方法。
  7. 前記排ガスは、硫黄酸化物、粒子状物質及び揮発性有機化合物のうち少なくとも1つを含む請求項に記載の排ガス処理方法。
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