JP7298834B2 - 多層付着物測定装置および多層付着物測定方法 - Google Patents
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Description
粉体層の主成分のひとつは例えばヘマタイト(Fe2O3)であり、例えば上流側にある給水加熱器のドレン系統などから輸送されてくる給水中の鉄が付着したものである。一方、硬質スケールの主成分は例えばマグネタイト(Fe3O4)であり、伝熱管など母材の自己酸化による自己酸化層で緻密な組織である。
すなわち、本発明にかかる多層付着物測定装置は、金属表面上に、第1層と、該第1層上に該第1層と電気抵抗率が三桁以上異なる第2層とが付着されて乾燥した多層付着物用の多層付着物測定装置であって、前記金属表面と電気的に接続された参照電極と、前記第1層および前記第2層に挿入可能な探針電極と、前記参照電極と前記探針電極との間で計測される電位差から算出される電気抵抗値と前記探針電極の挿入深さから前記第1層と前記第2層の厚さを判定する判定部と、前記探針電極に対して前記多層付着物の位置を該多層付着物の厚さ方向に移動させる位置決め装置と、備え、前記判定部は、前記電気抵抗値によって、前記第2層の表面を検出する。
図1には、本実施形態に係る多層付着物測定装置および多層付着物測定方法を適用する発電プラント1の概略構成が示されている。
多層付着物測定装置20は、探針(探針電極)22と、探針22が固定された台座24と、台座24に支持されるとともに探針22に接続された計測線26を収納する計測線収納箱28と、台座24の背面に取り付けられ台座24の位置を固定するシャフト29と、試料台25の高さ方向(紙面の上下方向)位置をμmオーダの精度でスケールScの厚さ方向に移動させる位置決め装置31と、位置決め装置31に支持固定されて計測対象の伝熱管9内表面と探針22の先端との距離をゼロより小さくならないよう管理するストッパ22sと、伝熱管9と電気的に接続された参照電極(図示せず)と、シャフト29とストッパ22sを支持する支持具30と、計測線26から送信されたデータを処理するとともに、制御線を通して位置決め装置31を制御する計測部32とを備えている。
ストッパ22sは、探針22と交差することなく平行になるよう支持固定されていて、ストッパ22sが試料台25に接触するときに、探針22の先端が計測対象の伝熱管9内表面に接触して、探針22の先端と伝熱管9内表面との距離がゼロになるよう調整されている。位置決め装置31は、試料台25を支持し、探針22の先端と試料台25の間をμmオーダの精度で移動させて固定することができる。探針22を固定し、試料台25を移動させる構成とすることで、切欠Cの試料台25への設置固定位置を調整することで、容易に探針22による計測位置を確定することができる。
以上の構成により、探針22の長手方向に台座24と位置決め装置31が移動可能となっている。
また、図5に示すように、探針22の先端部分は鋭角に細くなり、探針22の先端の直径φDは例えば2μm~10μmとされる。
切欠Cに付着したスケールSc(多層部分となる自己酸化層34及び粉体層35)は乾燥されていて、スケールScに水分を含まないようにしている。このため自己酸化層34及び粉体層35中に水分が侵入して電気抵抗が変化する影響を受けずに、正確に各層の厚さを計測することができる。なお、乾燥方法は、例えば通気性の良い環境で、自然乾燥を24時間以上行うことでもよい。
参照電極(図示せず)と伝熱管9とを電気的に接続する方法は特に特定されないが、例えば、参照電極に銅線を接続し、銅線を伝熱管9にワニ口クリップで止めることで良い。位置決め装置31で試料台25を探針22の先端側へと移動させ、多層付着物測定装置20では計測部32で制御線を通して位置決め装置31を制御し、試料台25を駆動させて進退させることにより探針22の先端(もしくは台座24)との相対位置を規定位置へと移動させる。試料台25はμmオーダの精度で移動させて、その試料台25の位置(台座24に取り付け支持された探針22の先端との相対位置)を規定された位置で探針22の挿入が停止され、この位置で探針22と参照電極との電位差を計測する。
計測された電位差は計測線26から計測部32へ送信されてデータを処理することで電気抵抗値が計測され、試料台25の位置から算定した探針22の先端の位置情報とともに収納される。
以上により、探針22の先端は、伝熱管9の内表面、伝熱管9の内表面側に形成される自己酸化層34または粉体層35のいずれかの位置にあり、各位置での参照電極(伝熱管9に接続)と探針22の先端の間の電気抵抗を計測してデータを得ることができる。
同図に示すように、探針22の先端が初期位置とされている場合は、探針22の先端は粉体層35にも接触しておらず、粉体層35の外側(空気)に位置しているので、電気抵抗値は計測レンジを超えた値を示す。
第1電気抵抗値R1から第2電気抵抗値R2まで漸次減少した電気抵抗値は、粉体層35の厚さに起因する電気抵抗の減少である。したがって、第1深さt1と第2深さt2との差分が粉体層35の厚さとなる。
ここで、粉体層35と自己酸化層34とは電気抵抗値が三桁以上異なるので、粉体層35と自己酸化層34との界面の位置で少なくとも一桁以上の急激な電気抵抗値の変化を計測することになり、界面の位置を判断し易い。
探針22が粉体層35及び自己酸化層34を貫通して伝熱管9の内表面に到達するまでの電気抵抗値を順次計測する。また粉体層35に探針22の先端が位置したときの電気抵抗値を計測し、さらに、探針22が粉体層35を貫通して自己酸化層34に探針22の先端が位置したときの電気抵抗値を計測することで、電気抵抗値の急な変化から伝熱管9の内表面と自己酸化層34と粉体層35とを区別することができる。図6の縦軸のように電気抵抗値の変化は対数で表記して比較すると判り易く、また自己酸化層34と粉体層35は電気抵抗値が三桁以上異なるので、各層の区別が付き易い。そして、自己酸化層34における電気抵抗値を計測して急な変化をしたときの探針22の先端と伝熱管9の内表面との距離と、粉体層35を計測したときの探針22の先端と伝熱管9の内表面との距離とから、自己酸化層34および粉体層35の厚さを得ることができる。このように、探針22を突き刺して電気抵抗値および距離を得ることとしたので、自己酸化層34の上に形成された粉体層が形状崩壊することなく、正確に各層の厚さを計測することができる。
また、探針22の先端に対する伝熱管9の内表面の位置を移動させて近接させ、探針22の先端が伝熱管9の内表面に達した後においても、位置決め装置31により試料台25に設けた切欠Cを探針22に向けて移動し続けると、装置が故障したり、探針22が破損するおそれがある。これに対して、切欠C(多層付着物)とこれを支持する試料台25との間の部分などに荷重計測器40を設けても良い。荷重計測器40により切欠Cと試料台25の間に加わる荷重を計測し、予め定められた荷重になった場合は位置決め装置31を停止させるようにする。なお、荷重計測器としては、ロードセルなどを用いることができる。
2 ボイラ
3 熱交換器
4 過熱器
6 蒸気タービン
7 復水器
8 発電機
9 伝熱管
10 給水系統
12 復水ポンプ
13 給水ヒータ
14 給水ポンプ
15 給水弁
20 多層付着物測定装置
22 探針(探針電極)
22s ストッパ
23 探針支持部
24 台座
24a 取付面
26 計測線
28 計測線収納箱
29 シャフト
31 位置決め装置
32 計測部
37 定電流源
38 電圧測定回路
40 荷重計測器
41 制御線
42 計測線
C 切欠(多層付着物)
Sc スケール
W 給水
Claims (4)
- 金属表面上に、第1層と、該第1層上に該第1層と電気抵抗率が三桁以上異なる第2層とが付着されて乾燥した多層付着物用の多層付着物測定装置であって、
前記金属表面と電気的に接続された参照電極と、前記第1層および前記第2層に挿入可能な探針電極と、前記参照電極と前記探針電極との間で計測される電位差から算出される電気抵抗値と前記探針電極の挿入深さから前記第1層と前記第2層の厚さを判定する判定部と、前記探針電極に対して前記多層付着物の位置を該多層付着物の厚さ方向に移動させる位置決め装置と、
を備え、
前記判定部は、前記電気抵抗値によって、前記第2層の表面を検出する多層付着物測定装置。 - 前記多層付着物の前記金属表面は、熱交換器に設置され、内部に水または蒸気が流れる伝熱管の内表面とされ、
前記第1層は、自己酸化層とされ、
前記第2層は、粉体層とされている請求項1に記載の多層付着物測定装置。 - 前記多層付着物と前記位置決め装置の間に荷重計測器を設け、前記荷重計測器による荷重が予め定められた荷重になった場合は位置決め装置を停止させる請求項1または2に記載の多層付着物測定装置。
- 金属表面上に、第1層と、該第1層上に該第1層と電気抵抗率が三桁以上異なる第2層とが付着されて乾燥した多層付着物を測定する多層付着物測定方法であって、
前記第1層及び前記第2層に探針電極を挿入しながら計測される電位差から電気抵抗を算出し、
該電気抵抗値より探針電極がどの層に位置しているか、かつ前記第2層の表面に位置しているかを判定し、
前記探針電極に対して前記多層付着物を移動させた距離から層の厚さを計測する多層付着物測定方法。
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